マガジンアルクに掲載されました

 

3,000社採用、250万人が利用する英語教材のアルクが発行する「マガジンアルク」9-10月号に、虹のスタディツアーが掲載されました。

もうクラブアルク会員の皆さまの手元には届いてる頃ですね。

45ページの「HERE GOES! スタディツアー」を開いてみてください。

様々なスタディツアーが紹介されるこのページでは、勉強した英語をまずは実践でアウトプットするために、普通の旅行パックではなく目的をもったスタディツアーに参加することで、より深く文化や社会問題を体験することを提案しています。

今号では、チベット難民社会やスラムの現実を知る「新たな自分と世界を知るインド10日間の旅」として、虹のスタディツアーが紹介されています。

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ツアー参加者の感想は、今年の春のスタディツアーに参加した立命館アジア太平洋大学の田村友佳さんに登場してもらいました。

田村さんは、この10月よりレインボーチルドレンのインターンとして、インドに半年間駐在してもらいます。

彼女には、チベット奨学生の学生たちのキャンパス訪問や、スラムでの学校運営、そして予定している現地スラムツアーの立ち上げなど、年に2回の訪問だけではなかなか進まないことを手伝ってもらう予定です。

定期的に現地レポートも発信する予定ですので、お楽しみに。

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図711

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2015春スタディツアー vol.8 (3日目)【インドの家庭料理、初体験!】

2015年3月7日(土)②

前回からの続きです。

午前中はグジャラティスクールで、スラムプロジェクトのミッションを遂行。
3/11に再度訪問予定だが、今日出来るだけのことはやっておいて、お昼にはスラムを後にする。

午後はデリー支部長のサージャンの自宅へ。
インドの家庭料理をご馳走してくれるとのこと。

何度もインドには来てるけど、生の家庭料理は初体験!
楽しみ〜!(^^)

ところで、サージャンの自宅って、どんなところなんだろう?
どうやら自宅は、シャディプールのスラムから歩いていける距離らしい。

街中の商店街を抜けて、細く暗い路地を入って行く。
路地の突き当たりにあるビルに到着。
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ヘェ〜、ここがサージャンの自宅なんだぁ!

以前から話では聞いてはいたけど、サージャンはビルを一棟持っている。
そして、この上層階に家族と一緒に暮らしている。
他の部屋は賃貸として、他の人に貸しているらしい。

階段を上って行く途中、このビルの住人がナマステ!と笑顔で挨拶してくれる。

見知らぬ日本人の突然の訪問。
にもかかわらず、住人の方々は自然と筋肉が弛んでくるような微笑みで話しかけてくる。
まるで自分は、ここの家族の一員なのかと錯覚するような笑顔だ。

日本での自分自身を振り返ってみる。
私自身、日本での挨拶は笑顔で出来ているだろうか。
見知らぬ人や外国人とコミュニケーションを取る際に、相手が心地良いと思える表情で挨拶できているだろうか。

人間社会において、コミュニケーションの一番の基本は挨拶だ。
その挨拶を笑顔で行おうと意識するだけでも、世の中を変えることにつながる社会貢献活動だろう。
まずは身の周りで手軽にできることからやろうとする意識が大事なんだと、ここでも気付かされる。

サージャンのビルは現在5階建。
そして、将来的にはさらに上の階に部屋を増築するとのこと。

んん!?増築!?
インドではそんなことできるの!?

日本の建築基準法では、増改築には公道に2メートル以上接していないといけない。
それに当てはめたら、サージャン宅は間違いなく再建築不可物件。
日本の役所建築指導課の人が聞いたらビックリやわ。
※日本では建築基準法の規制に加えて、消防法、都市計画法、宅地造成等規制法、水道法や下水道法、浄化槽法…って、まだまだあります、品確法、建築士法、建設業法、バリアフリー法など、さまざまな建築関連法規の規制を受けます。
こうして見ると、ホント日本ってルールの多い国ですね(^^;;

さて、ここでサージャンファミリーのご紹介。
まずは、とーっても頼りになるレイチルのデリー支部長、Sajan(サージャン)
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ホーリー祭りでは身体を張って女性陣を守ってくれた、正義感あふれる長男Moni(モニ)
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現在ヨーロッパに留学中の長女Priya(プリヤ)
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ファッションデザイナーとして活躍中の次女Preeti(プリーティ)
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笑顔が素敵な奥さんのOm(オム)
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そしてみんなのアイドル、愛犬のMax(マックス)
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サージャンファミリーって、みんな美男美女(+美犬!?)の一家なんだね!

ランチの準備が出来るまで、屋上で一休み。
こんな眺めの良い家に住んでるサージャンが、羨ましい!
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屋上のベッドに横になる。
イヤー、サイコー!気持ちイイー!
ゆっくりと流れるインド時間を堪能する。
おっと石川さん、そのまま爆睡しちゃダメですよ!
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ランチが出来るまで、サージャン宅を堪能しながら各々時間を過ごす。
インドにはもう4回来ているが、インドの家庭にお邪魔するのは初体験。
インドをより深く知るのには、これは貴重な体験だわ。

モニの部屋にお邪魔する。
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モニは将来日本と取引をする仕事をするために、只今日本語を勉強中。
机の上や壁には日本語の文字。
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外国人が日本語を勉強するって、めっちゃ大変だろうなぁ。
日本語にはひらがな、カタカナ、さらに漢字まであるし。
英語なんてアルファベット26文字しかないやん。
そう考えたら、日本語をペラペラ喋れる日本人が、英語を喋れないっていうのがおかしいよね。
うん!そうだよ、英語なんて簡単、簡単!(←なのに、私は喋れない)

難しい日本語を日々必死に勉強しているモニの姿を思い浮かべると、英語を喋れない自分、イヤ、喋れるように努力してない自分が恥ずかしくなってきた。

よっしゃあ!
次のツアーまでには(カタコトでも)英語を喋れるようになってやる〜!_φ( ̄ー ̄ )

あっ、勢いで日本国民1億2千万人の皆様に宣言しちゃった!あはは(笑)
でも、日本語もよく聞き取れてないのに、宣言しちゃって大丈夫か?俺!?(←ボランティアで英語を教えてくれる、奇特な家庭教師急募!(^^;;)

モニの部屋では、クリエイターのレイくんが得意のギターで熱唱中。
レイくん、カッコイイぞ〜!
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下のリビングでは、サージャンの昔の写真を見せてもらう。
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えぇ!?これサージャン!?
メッチャ若くてイイ男!
しかも痩せててお腹が出てない!(笑)
奥さんのオムもキレイ!
子供の頃のモニもカワイイ!

image(←サージャン、オム、モニ)
image(←俳優駆け出し時代)
image(←軍隊時代)
image(←旧オフィスにて)

キッチンでは奥さんのオムによる、チャパティクッキング教室が開催中!
女性陣の目は真剣そのもの。
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カレーの味付けはサージャン担当。
シェフ!美味しいカレーをよろしくお願いします!
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しばらくすると、サージャンファミリーの愛情たっぷりランチが完成!
そのカレーのお味はというと…

う、美味ぁーーーい!*\(^o^)/*

これが本場インドの家庭料理の味なんだね!
このスイーツも美味しいよ!
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楽しい時間はあっちゅー間に過ぎていく。
ところでこんなノンビリしてるけど、時間は大丈夫?
今日の夕方には、長距離バスに乗ってダラムサラに向かう予定になってるんだけど。
※本来は前もって今日の朝出発の飛行機のチケットを手配していましたが、出発直前になって航空会社から欠航の連絡が入りました。なので、急きょバスのチケットを手配した経緯があります。ホント、インドでは何が起こるかわからない。瞬時にその場で解決策を迫られる。これもインドの洗礼ですね(^^;;

何度バスの時間を確認してもサージャンは「大丈夫!大丈夫!」とサラッと聞き流すだけ。
インド時間って、こんな感覚なの!?
一度荷物を取りにホテルに帰らなきゃいけないけど、ホントにホントに大丈夫!?

結局、時間ギリギリまでサージャン宅で宴を楽しむ。
気が付けば時計の針は16時20分。
インド時間恐るべし!
バスの出発時間はたしか17時00分って聞いてたけど、これってヤバくね!?

急いでサージャン宅を後にする。
ビルの上からサージャンファミリーのお見送り。
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※今後、スラムツアーがスタートしたら、参加者はサージャン宅に招待される企画が持ち上がってます!お楽しみに!

ご馳走サマでした〜!
またお邪魔しま〜す!

タイミングの悪いことに、外は土砂降りのスコール。
時間もないのでオートリキシャでホテルに直行。
それっ!急げ〜!

17時前にホテルに到着。

荷物を抱えて手配していたマイクロバスに乗ってダラムサラ行きのバス停へ。
しかし、向かう途中ですでにバスの出発時刻17時を過ぎている…。

17時20分、バス停に到着。

バスは?バスは?バスは…?
あ、あった!良かった〜!*\(^o^)/*

出発時間を再度サージャンに確認したら、どうやら17時30分の出発だったみたい。
なんだ〜、それならちゃんと教えてよ〜!
ホント、ドキドキしっ放しだったよ!

無事にダラムサラ行きのバスに乗車。
前回と違って、ちゃんと席がリクライニングするぞ!
私のギックリ腰ちゃんも何とか持ちそうだ。
さぁ!これからダラムサラまで長旅の始まりだぁ〜!

バスはひたすら北上して、一路天空の地ダラムサラを目指してひた走る。
途中休憩所に止まると、売り子がバスの中に入ってきた。
そして、乗客にホレホレと勝手にお菓子を配っていく。

ん?これって、サービス!?
タダでもらっちゃっていいの!?

ってそんな訳ない、後からちゃんとお金を請求された(笑)
でも種類を選ばせることもせず、強引に押しつけてるだけやん(^^;;
これって新手の詐欺じゃないの!?
オレオレ詐欺じゃなくて、ホレホレ詐欺だー!

結局、今日の晩飯はこのお菓子とミネラルウォーター。
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夜中に何度も立ち寄る休憩所。
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少し肌寒くなってきているので、一杯のコーヒーを飲んで体を温める。

日の出までにはまだ時間がある。
辺りはまだ暗い。
夜空を見上げると、月には暈(かさ)が被っていた。
今日の天気は悪そうだ。

デリーを出発して、はや12時間が経過。
もうすぐダラムサラに到着するかなという時、いきなりひょうが降ってきた!
窓の外を見ると、ありゃ?雪が積もってる。
こりゃバスの中でも寒い訳だ。
同じインドなのに、デリーとダラムサラでははっきりと体感できるほど気温差がある。

私たちが向かっているダラムサラのマクロードガンジーは標高2,000メートル超。
富士山で言うと、五合目あたりか。
高低差もあるので、高山病になる可能性もあるから注意しておかないと!
image(←たとえ突っ込みのスペシャリスト)
※ちなみに標高が100mあがると気温は0.6℃下がると言われています。標高0mの地上と比べると、標高2000mの場所では12℃ほど気温が下がります。地上が熱帯夜の25℃だと仮定すると標高2000mでは25℃マイナス12℃で、現地は13℃という計算。これはもう、夏の気温というよりは冬の昼間といった気温ですね。ダラムサラを訪れる方は、コンパクトに持ち運べるダウンジャケットを持参すると重宝しますよ。
レイチルではツアー参加者に、ユニクロのウルトラライトダウンを持参することを毎回オススメしています。
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柳井社長!これからも宣伝しますので、ぜひレイチルとコラボしてください!(笑)

バスは山道で止まったまま、何故か動かない。
どうしたのだろうと待っていると、どうやら悪天候のせいで、この先バスでは行けないらしい。

急きょ上のマクロードガンジーからタクシーが迎えに来る。
1台につき200Rs(約400円)払って終点まで登っていく。
まだ夜も明けていないのに、観光客相手のお仕事は忙しい。
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早朝小雨の降る中、やっと目的地のダラムサラに到着。
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ダラムサラに帰ってきたよ〜!(≧▽≦)

今回のダラムサラ滞在予定は3日間。
ここはヒマラヤ山脈など素晴らしい景色が望める場所だけに、晴れてくれるといいな。
image(←2014春スタディツアーにて)

ここダラムサラは中央チベット政権(CTA)やダライラマ法主公邸があり、チベット亡命社会の中心地。
中国の侵略行為によって、多くの亡命チベット人が難民として生きることを強いられている。
世界的な社会問題であるチベット問題に対して、『教育』を通じて問題解決に取り組んでいるのがレインボーチルドレンのチベットプロジェクト。
高度な教育を受けて社会に巣立って行った子供たちが、将来世界で活躍するリーダーとして自らの手でチベット問題を解決していく。

長い年月をかけ世界を変えようと活動しているのが、チベットプロジェクトなんです。
※インド旅日記は私個人の日記なので、ちょっと面白おかしく書いています(^^;;
でもレインボーチルドレンって、ホントはマジメな団体なんですよ(笑)
チベット問題やチベットプロジェクトの詳細をよくご存知ない方は、ぜひコチラをご覧ください。

【シェア拡散希望•ネパール緊急支援】
レインボーチルドレンで運営する奨学金の大学生、ペマちゃんはカトマンズのチベット難民キャンプ出身です。幸い両親は無事でしたが、国や大きな団体レベルの支援が行き届かない難民キャンプは、これからの復興の期間において大変な苦労をすることが予想されます。
今回ペマちゃんを通じて、支援金に限定したチベット難民キャンプ支援を行います。被災されたチベット難民のために、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
現地の状況や、支援方法の詳細はコチラです。

つづく…

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やっぱり人と人とのエピソードが、一番魂が震え、刻まれる経験なんだな

 

東京支部長 三村優子

【スラム編】

シャディプールの駅を降りて、砂埃の立つ道を一列で歩く。
見覚えのあるDhol(ドール)太鼓のお店の看板が見えると、スラムへの入口はもうすぐそこだ。

スラムに入るとすぐに子供たちが集まってくる。スラムの人たちは基本的に他所から来た人間には心を開いたり、笑顔で挨拶したりしないと、ある別の文献で読んだ。
だが、少なくともこのスラムでわたしが出逢った人たちは、子供から大人まで、今回もやっぱり『ヘーロー』『ナマステ〜』とみずから笑顔で声をかけてくれるひとが多い。

学校の入口が見えると、もう既に頬はゆるんで抑えきれない。
可愛い元気な子供たち。
また会えて、ほんとに、ほんとに嬉しい!

洗っても洗ってもなかなかとれなかったHoliの洗礼による色やにおいも、ようやくほぼとれた、、と思っていたのだけれど、
まだHoliの熱が冷めやらぬ子供たちは、レイくんのカラフルモヒカンを見て思い出したかのように『ハッピーホーリー!!』と口々に言いながら、各々で色粉を家に取りに走った。
呪詛のようにも聞こえていた『ハッピーホーリー!』ということばに、ゴクリと生唾を飲んで覚悟したのだが、
わたしの覚悟とは裏腹に、
その小さな手は、優しくわたしの頬や額に触れた。そして、『ハッピーホーリー、ディーディー!』と力強く胸に飛び込んでハグしてくれた。
マトゥラーでのHoliのあとだっただけに、なんだか涙が出るほどジーンとこみあげてくるものがあり。
口に入りそうになった粉をタオルで拭こうとしていると、面倒見のいぃ感じの女の子がそっとわたしの手を止めた。
『ディーディー、わたしに任せて!』
教室の隅に積み重なった箱をかき分け、誰のものともわからないパーカーを引っ張り出してきて、その袖でわたしの口元を拭いてくれる。
拭いているときの手つきと眼差しは、まるでお母さんが子供にするかのよう。
このスラムでは赤ん坊の面倒も、慣れた手つきでお兄ちゃんお姉ちゃんが当たり前のように見ている。
コスモス=秩序が、コミュニティには自然と生まれているのだ。
それはルールや慣習という後付けされていくものではなく、人が誰でも持っている母性や思いやりによって生まれているものなんだということを、小さな子供たちの姿から教えられる。

Holiを通して、インドの持つカオスとコスモス、その陰陽を体験し、このスラムスクールでやっとHoli体験が完結したように感じた。
すべてはきっとお膳立て通りに。
貴重な体験ができたこと、心から感謝だ。

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*****

今回のスラムスクール訪問には、レインボーチルドレンとしては大きく2つの目的あった。
ひとつは、お絵描きの道具と化していたPCにネットを繋げること。
もうひとつは、キッズカメラプロジェクト。

どちらも、この閉鎖的なスラムという環境から、子供たち自身が外の世界へとアウトプットしていける第一歩となるチャンス。

お絵描きをPCで楽しむだけでも、わたしは充分にそこに意味はあると思う。
だけどたとえば、その絵をたくさんの他の誰かに見てもらえたとしたら、そこに秘められた可能性はまだ誰にもわからない。

普段見ている景色、
感じたこと、
心に秘めた想い、
『僕は、わたしは、これが好きなんだよ』『おもしろいと思ったよ』
『可愛いと思ったよ』
『綺麗だと思ったよ』
シャッターを切る瞬間、きっと子供たちがそこに無意識に込めた想いがある。
写真はそんな子供たちの想いをきっとわかりやすく視覚化してくれるはずだ。
そして、それは彼らの目から見た、彼らの風景だから、装飾されることのないリアルな一コマだと思う。
その想いを発信したとき、どこで、どんな共振が起きるのか、まだ誰にもわからない。

可能性は、きっと無限。

日本全国から集まった、デジタルカメラ。
皆さんの温かいこころをしっかり受け取ったことがわかるくらい、
わたしたちの説明を聞いている第一陣のキッズカメラマン達は、カメラを大切に握りしめ、目をキラキラさせて力強く頷いていた。

半年後、どんな彼らの想いがカメラに詰まっているか、こころから楽しみでならない。
わたしたちはその想いを、ひとつの虹の架け橋として、子供たちだけでは難しい部分を精一杯サポートしたい。

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先発メンバーに入らなかった他の子供たちにも、今回は不思議な変化が見受けられた。
キッズカメラプロジェクトのこと、確か知らないはずなのに、どういうわけか、
半年前は『撮って!撮って!』だった子供たちが、『撮らせて!撮らせて!』になっていたのだ。
わたしも、教室の壁側に促され、モデルばりのポーズをいくつも指示されて撮ってもらった。
撮られるのが好きな女の子はお洒落をしてきて、自慢の衣装を広げ、ポーズをキメる。
その子を囲みみんなで撮影タイム。

腕にタトゥーを入れ、髪も一部だけ染めた男の子が後半ずっと側にいた。
わたしのスマホを使って、たくさん写真を撮っていた。
斜めアングルや、わたしと手を繋いだ写真やほっぺにキスしながらのセルフィーなど、、なかなかおませな彼だった、笑。

その彼が、帰り際わたしの所に来て、なにやら神妙な顔で、ストラップで首から下げたわたしのスマホを指差して何かを伝えようとしている。
『ん?写真撮りたいの?』
そうじゃない、と首を振った彼は、わたしのスマホをかばんの中に入れようとした。
『盗られるから、しまって。』
彼は英語があまり話せないのでジェスチャーで一生懸命注意を促してくれていたのだ。
日本で子供から『盗られるからしまって。』と言われるようなことはまずない。
このちょっとしたやり取りのなかにも、彼らが普段見ている世界、知っている世界を教えられ、ハッとさせられた。
ありがとう。

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地球という、大きな世界。
国境で分けられた、世界。
コミュニティに分けられた、世界。
ひとり、ひとり、という、世界。

どの世界を知ることも、すべてはじぶんを知ることに繋がっているんだ。
じぶんを知ることは、世界を知ることに繋がっているんだ。
知ることに、わたしは優先順位などないと思っている。
一番最適な方法で、最適なタイミングで、
最適な順番で、知る機会は訪れている。
プロセスは誰一人同じではない。
だからわたしは、じぶんの出逢う『世界』に、
今は自信を持ってこれでいいと選択することができる。

そして、このスタディーツアーに2回参加して分かったことは、
わたしはやっぱり人と人とのエピソードが、一番魂が震え、刻まれる経験なんだなということ。
これからも、たくさんの人に出逢い続けたい!

最後に、
ツアーしょっぱなから波乱万丈だった旅を一緒に明るく乗り越えてくれたツアーメンバーのみんな、
デリーではわたしたちと行動を共にし、家に招いておもてなししてくれたサージャンとそのファミリー、
このツアーで再会を果たせたみなさん、
デリー&ダラムサラでできた友のみんな、
こころ固くならず共に過ごしてくれる
代表の石川さん、副代表の北條さんに
心から、心からの敬意と感謝をこめて。
本当にありがとうございます。

じぶんのものにしようとするこころがなければ、きっと誰もが笑顔になる

 

東京支部長 三村優子

【ダラムサラ&チベット奨学生ミーティング編】

わたしにとって、レインボーチルドレンスタディーツアーでの大切な学びのひとつ、それはチベット問題に触れること。

2度めの訪問となった、
大好きな街、ダラムサラでの数日間。

実はわたしは山より海派なのだ。
なのにどうしてだろう。
青空と雪山のコントラスト、
切り開いた斜面に立ち並ぶ建物のカラフルな屋根、風にたなびくタルチョ、
草むらを駆け回る犬達、、、
このダラムサラの景色は、わたしにとってはもはや完璧と言えるくらいの美しさと安らぎを持った景色だ。
もう一度、またここの空気が吸えて、こころとからだが喜んでいるのがわかった。

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ここダラムサラでは、前回のダライ・ラマティーチングに続き、 大きなイベントに参加できることがわかっていた。

3.10 Tibetan Uprising Day
チベット民族蜂起記念日。
チベット系民族がチベットの首都ラサにおいて、中国共産党の抑圧に対し平和蜂起を行った事件に対する記念日。
この日は世界各地で自由を叫ぶパレードが行われる。

明日、突然日本語は使ってはいけません、と言われたら、
あなたは、日本人ではありません、日本という国は無くなりました、文化から根こそぎ忘れなさいと言われたら。
もしも反発しようものなら、投獄され拷問され、強制労働させられ、死さえ訪れることも不思議ではないとしたら。
子供であろうが、女性であろうが、関係ない。
わたしたちはどうするだろうか?

5000m級のヒマラヤの雪山を、家族と離れ数週間歩き続けて亡命してくる子供たちがいる。
海派のわたしが、ここダラムサラの景色に美しさと安堵を覚えるのは、単なる風景としての美しさだけではなく、誰かの強く生きる希望が秘められているからなのかもしれないと思った。

今回、Tibetan Uprising Dayの日に、わたしにはひとつしたいことがあった。
それは、チベットの民族衣装、チュパを身に纏うこと。
わたしはチベット人ではない。
チベット語も話せない。
仏教に対する深い信仰や知識もない。
だから、日常の一部である民族衣装を身に纏うことで、わたしなりのチベット文化への敬意を表したかった。

チベタン家族が営むお店に訪れ、チュパを作りたいというと、そこのお母さんはとても喜んで、店の奥にいる女の子を呼んだ。
日本でいうとまだ中学生くらいだろうか、透き通るような肌の笑顔がキラキラした娘さんが、『どんな色が好き?』と聞いてくれた。
『あなたにお任せしたい。』というと、少し興奮しながら、数ある中から組み合わせを選んでくれた。
『とても似合うわ!』と姿見鏡とわたしを交互に見ながら、お母さんと娘さんはわたしのチュパ姿を満面の笑みで見てくれた。
スカートの裾あげが必要で、時間がなかったにも関わらず、お母さんは今日中に仕上げてくれると言ってくれた。
『忙しいのに大丈夫?』と聞くと、うううんと首を振って、『今日できれば、あなたはこれを着てアップライジングデイに参加できるでしょう?』と、何も言っていなかったのに、お母さんには気持ちが伝わっていたのが嬉しかった。
本当に本当にありがとう。
これは今回特に心に残った交流のひとつだ。

***

チベット奨学生との交流も、前回よりさらに距離が近づいた気がした。
とてもシャイなチベットの学生。
けれど、胸に秘めた夢や、相手を受け容れるこころの器のようなものは、とてもとても大きくて深い。
そして、ものごとに対して、とてもまっすぐな疑いのない目をしていて、話しているとわたしも学生に戻ったような、そんな感覚になった。
わたしのなかにも、ちゃんと共鳴できる部分があるんだな、と嬉しかった。

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***

どの国に生まれて、どのような歴史を経験して、
それは魂がみずから選んだのかもしれない。
国と国、国境で区切られた三次元世界での『区別』というもののひとつ。

どことも陸で繋がらない、日本という島国に生まれたわたしたち。
一方、奪われたり弾圧される歴史を辿った国の人々と出逢うことは、
わたしたちにどんなことを教えてくれるのか。

アップライジングデイでチベットの人々が叫んでいた『We are free!!』ということば。
暴力ではなく、自らの命を焼いてまで訴えなければいけなかった人々の体験を、
こうして何かのきっかけで触れることになったわたしたちはそれをどう捉えるのか。

良いこと、
悪いこと、
だけで終わらせるのではなく、

世界は誰かのものではなく、
なにかのコントロールを受けるものではなく、ひとつなんだ、ということ。
わざわざこうして『分かれて』いるのは、
追体験によってみずからを知るということ。
世界を知る、相手を知るということは、
みずからを知ることに繋がっているんだと、改めてわたしは感じた。
これが今回のわたしの大きな学びのひとつ。

***

チュパを着た日本人のわたしを、本当に嬉しそうに見てくれたチベットの人たちの笑顔、
わたしは彼女たちが着物を着たとしたら、きっと同じ笑顔になるだろう。

シンプルだけど、それが自然に相手を認め合っている、受け容れていることなのではないだろうか。
じぶんのもの、なんて、本当はこの世界にひとつもないんだ。
じぶんのものにしようとするこころがなければ、きっと誰もが笑顔になる、本当はそうなんだと思う。

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彼にありがとうって、もう一度言いたい。

 

東京支部長 三村優子

【holi編】

昨年秋のスタディツアーの記憶も新しいまま、2度目の渡印となった春のスタディツアー。
はじめてのインドが、わたしにとってIncredibleなことの連続だったのに対して、
2度目のインドは、その喧騒さえ裏腹に、なんだか「また帰ってきた」ような穏やかな気分になった。

ツアーの初日を除いてはー。

ツアーの最初のビッグイベントはHoli。
誰彼ともなく色粉や色水を掛け合い、『Happy Holi!!』と抱き合うこの春のお祭り、、、と聞くと、
なんだかほのぼのと楽しいイベントのように思える。

が、わたしは事前にツーリストや女性にとってはいかに危険な側面を持っているかを友人から重々聞かされていたので、今回ツアーのメンバーでの女性代表としては、口を挟まずにはいられなかった。

そうして念には念を入れて、組んだはずのマトゥラーでのスケジュール。
も、こうしてここインドでは脆くも『予想外』の出来事というのは次から次へと起こるわけで。

詳しくは割愛するが、
大量の何か良からぬ匂いのする色粉と、色水をほぼ無抵抗で全身に浴び、
目も開かない、息もできない、
魂を抜かれたような半ば茫然自失の状態で、帰還したあとも、その夜は悪夢にうなされるというオマケつき。

そんな危険なことわざわざ経験する必要なかったのでは?という声が聞こえそうだ。
確かに、それを知って自ら志願したわけではない。
むしろそうなることを想定して避けるためのスケジュールを組んでいた、にも関わらずだ。

あとから、思ったこと。
必要ない体験はやっぱりしないのだよ、ということ。

このHoli、元々は春の収穫を祝うためのお祭りなのだが、家に入ってくる悪魔祓いの意味もあるのだという。
『わたし』という入れ物のなかに、わたし自身が無意識に『良くないこと』として閉じ込めているなにか、それらをこの伝統的なビッグフェスティバルを通して、根こそぎ引き摺り出されたようなそんな経験だった。

そんなHoliは、もちろん初めての経験だったのだけど、わたしが初めてインドを訪れる半年ほど前に、すでに夢でHoliに参加している夢を見ていたのだ。
ただしそれは、もっとほのぼのとしていて、子供のわたしが、夢のなかでのお友達と一緒に、色水の入った水風船をぶつけ合ってはしゃいでいる、というものだ。
実際には、水すら入っていない空っぽのバケツをぶつけてくる子供までいて、痛い目にあったわけだが、
そんな中でも忘れられない一期一会があった。

サングラスを忘れたわたしは、寺院に向かうストリートのものの数10m歩いた時点ですでに目の中に粉を入れられて目が開けられず悶絶していた。
追い討ちをかけるかのように次々と知らない誰かが突然わたしの顔に力一杯粉を擦り付けていく、、見えないので怖い。
そのとき、すっとわたしの左肩を誰かが抱いた。このときもはや無抵抗。誰かなんて考える余地はない。
霞む目でなんとかツアーメンバーの姿についていく。
誰かが近寄って来ようとすると、左肩の手がグッとかばうように強くなり、聞き慣れない少年の声で『やめておけ。目が見えなくなっているんだ!』そんな感じのことを言っている声が聞こえた。
『目が痛い』とその声に咄嗟に伝えると、『水で洗うかい?』と返ってきた。
信用できないから、『いらない』と返す。
その手が引き離されたのは、ガイドのサージャンがリキシャに乗り込むのを指示したときだった。
リキシャが動き出す瞬間、『マダム!マダム!』とさっきの声が聞こえ、やっと視力を取り戻してきた目で声の主を見る。
綺麗な目をした10代後半くらいの少年だった。
『マダム!ドンミスユアモバイル!』
指差す方を見ると、リキシャの座席にわたしのカバンからスマホが落ちていた。
『テンキュー』一言だけ無表情で返すと、彼は笑顔で手を振っていた。

その後、寺院に続く道でもみくちゃにされ、再三に渡る色粉色水の洗礼を受け、
結局寺院にも入れず少し高くなった道端のコンクリートに避難して身を潜めて私たちは座っていた。
わたしは日本でも満員電車など人の混み合う場所で過呼吸を起こしやすいので、
過呼吸が出ないように必死で息を殺していた。
すると、スッとわたしの左隣に誰かが座った。ふと見るとさっきの少年。
まさかの再会。
『ユアモバイル イズ セーフ?』
『・・・イェス。テンキュー。』
黙ったまんま、彼は座ってわたしを見ている。
『・・・フェアラユー フロム?』
『ジャパン セ』
『ジャパン・・・オーケー』
それ以上は何も語らない。
ただ隣で座っているだけ。
混沌の中で、その時だけ周囲の音が遠ざかり、静かで穏やかな空気が流れていた。
とても不思議な感覚だった。

すぐにガイドのサージャンの指示でまたわたしたちは動きだす。
『テイクケア』
『テンキューバイ』

誰も信用なんかできないと思っていたときに出会った、ほんとのほんとに一期一会。
彼の名前すら聞けなかったけど、
今でもハッキリと瞳を覚えている。
こんな時だからこその、忘れられない出逢い。
彼にありがとうって、もう一度言いたい。

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いつかは行きたいなぁ…なんて夢のように思っていた場所、インド。

 

第7回スタディツアー2015年春 感想文

立命館アジア太平洋大学(APU)田村友佳

 

いつかは行きたいなぁ…なんて夢のように思っていた場所、インド。大学で知り合った愉快なインド人の友人たちに魅せられ、また母親からレインボーチルドレンの活動を聞いていて興味があったこともあり、行くなら今しかない!そんな勢いで参加した。

このスタディツアーを振り返ると、私のなかに影響を残した3つの軸がある。ホーリー、スラムでの子供たちとの時間、そしてダラムサラでのUprising Festivalだ。この3つの出来事が私に大きな影響を与えたインドでの日々を語る際に欠かせない要素である。

 

ずっと楽しみにしていた初日のホーリー祭りでの、インド人を嫌いになりかけた貴重な経験。決して忘れない。熱気に満ちて、泥臭くて賑やかで、押し押されて通ったクレイジーで色鮮やかな道から、明るくて陽気ででもそれだけでは語れないインド人の国民性の一部が見えた気がした。ホーリーだけはまだ言葉に上手く表せない。この溢れんばかりの経験を伝えたくても、ホーリーに飛び込むこと以外、同じ思いを共有することは不可能だと思うからだ。あの経験は私にとって何だったのだろうか(笑)。

 

3

二日に渡って訪れたスラムでの豊かな時間も忘れられない。曲がりくねった狭い小道を進んで辿りつく学校。この小さな小さな学校にたくさんの子どもたちが学んでいる。「日本人のお客さんがきた!」とぱぁーっと輝く子どもたちと鳴りやまないドラムに合わせてはじける子どもたち。恥ずかしがってはいられない。言葉は通じなくても、ビートに乗って汗を流して、心通わせた瞬間だった。ドラムが一つあればこうやって踊りだせる子どもたち。その時間を心から楽しんで踊る彼らを見ていて、彼らが彼ららしくいれるこの場を守って、持続させていかなければいけないと思った。

 

この旅で最も印象的だったのは、ダラムサラを訪れた3月10日のUprising Festivalだ。思いがけない経験だった。人々の〝We want freedom” という声が今でも耳に残っている。チベットの焼身自殺のことは、高校生の頃からメディアを通してよく目にしていた。なんでこんなことをしないといけない現実があるんやろう?と思いながらも、見過ごしていた問題だった。今回の旅でチベット問題は一気に身近なものになったと思う。焼身自殺された人々の顔写真を見たとき、声をあげて行進する人々の真剣な眼差しを全身で受けたとき、足が震えた。何とも言えないもどかしさと悔しさ、なんでなん?という憤りにも似た想いが何度も交差する。チベットの文化や信仰、そしてチベット人であるというアイデンティティ、それらが破壊されている現状を目の当たりにして、もうこれ以上は見過ごせない、そう思った。チベットはチベットだと声を大きく言える日は来るのだろうか。私にとって、新たなる考えるべき課題となったが、チベット問題に取り組むには裏にある大きな力があまりにも強く立ちはだかっている。それを思うと私に何ができるのか…と無力感でいっぱいになる。私はこの世界において、小さな存在でしかないけれど、まず一つひとつ知ることから始めたい。チベット問題に関しては、大学にいる間にしっかり勉強したいと考えている。チベット難民の学生が自立してこの問題を解決していけるような支援をしているレインボーチルドレンの活動が如何に意味のあるものか実感したと同時に、出会った学生たちの豊かな未来を祈ってやまない。同学年である私も彼らに負けずに、この世界に立ち向かっていきたいと奮い立たされた。

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ホーリーのクレイジーさもあれば、深く静かな思想や多様性を受け入れる大きな懐もある。どこへ行っても惹きつけられるインド。不思議なのはふっと振り返れば、この旅の中で出会った人々の姿と過ごした時間が今でも鮮明に思い浮かぶこと。少ししか話していなくても、ナマステと挨拶を交わしただけでも彼らはぐっと私の心のなかに入ってきて離さない。インドは一度行くとハマってしまうか、もう二度と行かないかの二択に分かれるとよく聞くが、インドに滞在中、私は一度でもう十分かなぁと感じていた。しかし、日本に帰ってきた今、インドを想う自分がいる。私を娘だと迎えてくれて、いつでも帰ってきなさいと待っていてくれるインドの家族、「お母さん!」と呼んでくるスラムの子どもたち、次はカシミールに行きなさいとやたらめったら推してくるダラムサラのおじさん達…。また会いたい。美味しいチャイとともに話をしたい。そう思える人たちがたくさんいる。

2

最後に、代表の石川さん、北条さん、そして一緒に旅をしてくださった愉快なメンバーに心から感謝します。

I love chai! アイラブチャイ!

 

I love chai!

社会人 佐藤岳大

 私がいつも思っている事は、良き出会いが良き人生を作る、という事だ。
そして、この旅は間違いなく私にとって、良い人生、良い仲間、良い経験を与えてくれたと思う。
今、日本に居て、写真を見ながらインドを想う。まだ帰国して一ヶ月ぐらいしか経たないけれど、本当にあのインドでの一週間が懐かしく、そしてインドのたくさんの友達に会いたい。1日に何杯もの激甘のチャイが飲みたいと思いふけっている。ダラムサラでのトレッキング中のチャイは本当に美味しかった。
私にとって、インドは鬼門というか、越えられない壁というか、とりあえずインドにびびっていた(笑)旅が好きなのでいろんな所に出掛けて行くけれど、なぜかインドだけは遠ざけてきていて…
インドに行った友達からは100%お腹壊すとか、騙されるとか、あることないこと(笑)
ニュースになってる事件とか見るとやっぱり怖くて…
そんなにびびっていたのに、一瞬たりとも退屈しない旅がインドにはあった。
今では本当にインドが大好き!人生を変える旅、は伊達じゃない!

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初日からクライマックスじゃないけど(笑)インド初日のホーリーはヤバすぎだった!本当に、本当に楽しすぎて、もう旅がおしまいでもいいくらい(笑)
ホーリーを模したcolor runとか参加したけど、その比じゃないくらいCrazy and Happy!
その日は人種や身分なんか関係なくて、大人も、子供も、男も、女も、そう、まさに老若男女!みんなでバカ騒ぎ!
もちろん日本人である私もHappy holy!って抱きついたり、笑顔で国際交流。
なんて言ってると女性陣から反論を受けそうですが…
やっぱり、年に一度の無礼講ってのもあって、無法地帯(笑)もう本当に何でもアリ!みたいな、そういう意味では女性陣は楽しめなかったかな?
でも、年に一度、すべての人がHappyを願う事、虹色の中で笑顔でバカ騒ぎ出来るなんて、なんか素敵じゃない?
ホーリーはインドをオススメする上で欠かせない一つ。
ホーリーが楽しすぎて、忘れてましたが、study tourです(笑)
でも、旅の最初にインド人と笑顔でバカ騒ぎできて良かった。インド人がどんな感じなのか、とか、やっぱり笑顔は共通言語だなって思えたし、この後のstudy tourに対する心持ちが違ったと思う。みんな楽しい事が大好きだし、バカ騒ぎも大好き、時には辛い事もあるだろうけど、みんな楽しく生きてる。自分と同じなんだ、って。
ダラムサラってどこ?インドの中のチベット?
チベットなら山が綺麗なんだろうなぁ、ってぐらいしか思ってなくて
実際、ダラムサラは本当に山がすごく綺麗な所、山男としては幸せすぎる。
でも、それだけではなくて、ダラムサラに滞在するうちに思い出した事、そして、教えてもらった事、それはダラムサラの人々はチベットを追われて逃げて来た難民であるということ。
ダラムサラでのup risingパレードは強烈だった。抗議の為に焼身自殺もあるという。日本では最近原発事故で住む場所を追われるという事があるが、基本的には住む場所は自由だ。もちろん故郷にも帰れる。しかし、彼らはそうは出来ない。そんな中でも故郷を想い、勉学に励む人がいることを知った。
また、決して衛生的ではない所で生活し、そんな中でも自分の夢に向かってキラキラした目で一生懸命に勉強する子供達がいる事を知った。

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そして、その誰もが同じ人間であるという事。

私はこの恵まれた日本に生まれて幸せだと思う。
それと同時に、私達だから出来ることもあるのだと思う。同じ地球に住む友の夢をささやかながら応援出来たら…
多くの人を笑顔にする事、そんな人生を送れたらと思います。

2015春スタディツアー vol.7 (3日目)【スラムの人々とのつながりから学ぶこと】

いきなりですが、告知させてください♪ \(^_^=^_^)/ 

【イベント案内】【5/17(日)東京:水天宮】【参加費無料】
【レイチル大学vol.1 インドの難民とスラムの子供たちの未来とは?】

本年度より開校することになりましたレイチル大学!
レイチル大学とは、レインボーチルドレン大学の愛称です。
(可愛らしい名前でしょ?皆さん覚えてくださいね!)

第1回目の講義は3月のスタディツアーの報告と、各プロジェクトの進捗についての説明をします。
レインボーチルドレンのプロジェクト報告を通して、インドにおける難民、都市型スラム、ストリートチルドレン、女性蔑視、児童労働、教育環境、カースト制度等の問題を学び、一緒に考えていきます。

でも実際の大学の講義のように堅苦しいものではなく、オープンに、お菓子をつまみながら、レインボーチルドレンのミッションである「教育は世界を変える!ひとつの地球へ」について、考える機会となれば幸いです。
ネットだけの情報ではなく、レインボーチルドレンのリアルな生の息吹を感じに来ませんか?

5/17(日)14:00-16:00 東京メトロ水天宮駅徒歩3分ソーシャルビジネスラボ
詳細は公式ブログ http://rainbowchildren.holy.jp/archives/4922
お申込みはFacebookページ https://www.facebook.com/events/295245950675950/
皆さまのお越しをお待ちしております!
Original_without_effects_on_transparent_background_1024 レイチル大学vol.1

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2015年3月7日(土)①

ムニャムニャ…
あれ…まだ5時半か…

世界一カラフルで、クレイジーなホーリー体験をした翌朝。

異常な興奮体験をしたせいだろうか、朝早くにもかかわらず目が覚めてしまった。
今日は出来るだけ睡眠を取って、体力を回復しとかなきゃいけないんだけど。
その後二度寝することもできず、結局チェックアウトする準備のために早起きする。

ホテルの外に出ると、柔らかな朝の光が目の奥まで差し込んでくる。
今日のお天気は快晴。
空は抜けるように青く冴え渡っている。
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しかし、身体に感じる疲労感。
昨日、嵐のような一日を過ごした代償だろう。
まるで、朝から15ランウドを戦い抜いたボクサーのようだ。
スタディツアーはまだ始まったばかりなのに…(^^;;

今日の夕方には、インド北部のダラムサラへ出発する予定になっている。
現地までは夜行バスで12時間以上かかる、長い長い旅だ。
その前にシャディプールのグジャラティスクールに通う、スラムの子供たちに会いに行く。

7時半から始まるモーニングを食べようと、ホテルの地下1階へ。
みんなも食べに集まってきた。
表情を伺うと、早くも疲れがたまっているように見える。
今回のツアー、みんな無事に乗り切れるかな?

食事をしながら朝のミーティング。
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今日の午前中はスラムに行って、『Kids Camera Project』用のカメラを子供たちに渡す予定。
支援者の想いの詰まったデジタルカメラたち。

ふわぁ〜、よく寝た…
ん?ここは日本じゃないのか?
なぜか英語バージョンに切り替えられてるぞ?
どうやらまた活躍できるみたいだな?
よっしゃ、まだまだワシは現役だってとこを見せてやろうかな!

はるばる遠くインドまでの長旅を終えて、今度はスラムの子供たちの手によって息を吹き返す。
仕様を日本語から英語表示に、そしてここでもちゃんと動くか、みんなで最終チェック。
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日本出発前に急きょ決まった『Kids Camera Project』
告知して出発までの短期間にもかかわらず、全国から46台ものカメラが集まった。

支援者のみなさんが、大切なお金を出して購入したカメラ。
支援者のみなさんの、当時楽しかった瞬間をたくさん切り取ってきたカメラ。
日本では眠ってしまっていたカメラだけど、1台1台にはたくさんの歴史と思い出が詰まっている。

そんな大事なデジカメを、スラムの子供たちに提供してくれた。
その行為には、どんな想いが込められているのだろう。
皆さんのあたたかいご好意に応えるためにも、今後このプロジェクトは大きく育てていきたい。

ひらけ未来のトビラ『Kids Camera Project』とは
レインボーチルドレンでは、前回支援を決定した首都デリーのグジャラティスクールの子供たちに、日本で使わなくなったデジカメを贈り、子供たちが撮影した写真を日本で紹介したいと考えています。
良い作品は全国各地で写真展を開催することもできますし、人気投票をして子どもたちのモチベーションにつなげることもできると考えます。
写真展の収益はグジャラティスクールの経営資金に充当することもできます。
不安定なスラム学校の経営を支える、大きな柱となるかも知れないこの『Kids Camera Project』
日本の皆さんが使わなくなった眠っているカメラが、スラムの子どもたちの未来の扉を開ける可能性を秘めています。
Kids Camera ロゴ2

食事を終えてチェックアウトの準備をしていると、ホテルまでサージャンが迎えに来た。
スラムから帰ってくるまで、荷物はホテルに預かってもらえるという。
サージャンの先導で、みんなで地下鉄に乗ってシャディプールのグジャラティスクールへ。
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スラムの入り口に到着。
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スラムの入り口から学校までの道のり。
細く曲がりくねった路地は、初めての人には迷路にしか見えないだろう。
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初めて来た時は、私自身もまるで迷路だと思った。
しかし、今となっては何度も通っている道なので、自分の家の周りを歩いているように感じる。
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足元はぬかるんでいて滑りやすいが、懐かしさのあまり軽快な足取りで歩いていく。
前回ズボッとぬかるみにハマった場所もちゃんと覚えていたので、ノープロブレム!
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学校へ向かう途中、スラムの人々が笑顔でナマステ!と挨拶してくれる。
周りには、無邪気にはしゃぐ子供たち。
劣悪な環境で日々生活しているはずなのに、そんなことなど彼らの笑顔からは微塵も感じられない。
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ここスラムを訪れると、人間が感じる『幸せ』についての定義を思い出させてくれる。

『幸せ』って何だろう?
ふと、頭の中にそんな疑問が芽生える。
明らかに不衛生なスラムの現実を目の前にして、それでも楽しそうにはしゃぐ子供たちの姿。
今はっきり言えることは、幸せとは『状態』ではなくて、『感情』から生まれてくるものだということ。
他人から見たらどんなにひどい環境であっても、そこで生きている人の瞳が輝き、心が満たされているのであれば、その人の今は幸せなんだ。

日本で何不自由なく生活している私たち日本人。
ここに住むスラムの人たちは、日本人を見て興味や憧れの感情は抱くことはあるかもしれない。
しかし、物には溢れているが濁った目をした日本人見て、幸せそうだなぁと思うスラムの人ははたしているだろうか。

悪臭の漂う中でも、生き生きとした目を輝かせながらはしゃぐ子供たち。
そんな子供たちを見ると、幸せの素というのは自分の心の中にいくらでもあるのだと教えてくれる。
幸せと感じるためには、自分で幸せの種を撒き、水をやり、たくさんの陽の光を浴びせ、幸せの花を自分の心の中に咲かせればいい。
現地のスラムの人たちとの触れ合いは、そうしたことを気付かせてくれるとても貴重な体験だ。
2014春スタディツアーvol.6 (2日目)【スラムツアー体験!①】より

日本人として生まれ、恵まれた環境で生きる。
世界から見たら、物に溢れ何不自由なく生活している私たち日本人。
なのに日本人の自殺者はここ10年、連続3万人前後を推移しているとマスコミでも報じられ問題になっている。
さらに、いじめによる自殺者も後を絶たない。
※WHOの世界基準だと、日本の自殺者は毎年11万人ということになっています。1日あたりに換算すると、実に300人以上。これは他の先進国の10倍です。この事実とマスコミとの情報の食い違いには、遺書の存在が大きく関わっています。
政府としては遺書がない場合は自殺にカウントされず、変死として処理されるという衝撃的な事実があります(日本には実際年間15万人ほどの変死者がいる)。死に急ぎ、遺書も書かずに亡くなっている方を考慮すると、実際には3万人以上の自殺者がいるのは想像に難くありません。また先進主要国(G7)で、20代と30代の死因のトップが自殺などという国は日本だけです。
死にたくはない、生きたいけれど死ななければいけない状況、よって「死ぬしかない」という結論に至ってしまっている。でもこうした思考回路に陥ってしまうのはどこかおかしい、何か間違っているのではないか。死ぬしかないと思うような状況を改善するよりも、どんな状況でも幸せだと感じる『豊かな心を育む』ことに目を向けることが大事なのではないか。スラムで生きる人々を目の当たりにした私には、そんな気がしてなりません。

しばらく歩くと、目指すグジャラティスクールに到着。
ここの1階と2階で、子供たちは学んでいる。
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スラムの子供たちとは、半年ぶりの再会。
前回の訪問時に盛り上げてくれたドラマーのVickyが近寄ってきて「久しぶり!」とハイタッチしてきた。
なんかホントに仲間として受け入れられているようで、とても嬉しい。
image(←いつもノリノリのビートを奏でてくれるVicky)
他の子供たちも、笑顔でお出迎え。
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みんな!久しぶり!*\(^o^)/*
image(←もはや死語)

んがっ!
子供たちからは、まさかの色粉での歓迎!

えぇ〜!ホーリーは昨日で終わったんじゃないの!?
ホーリーは昨日十分堪能したからもういいよ〜!
今日は心の準備してきてないから〜!(>_<)

しかし、子供たちの好意を前にすると、断る訳にいかない。
image(←無意味な抵抗)

カーン!

と、ここスラムでも、想定外のホーリー第2ラウンドのゴングが鳴ってしまった。
子供たちからの熱烈な歓迎。
他のメンバーの顔にも、次々とカラフルな色粉が塗りこめられていく。
でも、こうして歓迎されてるっていうのは、ホント嬉しいことだよね!
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さて、今回のスラム訪問では、とにかくやることがテンコ盛り。
前回の学校建設プロジェクトの変更で、スポンサーの皆様に約束したミッションを一つづつ遂行していかなければならない。
スラムプロジェクト変更のお知らせについての詳細はコチラ
図1

今日はスラムに滞在する時間が限られている。
なので、いつもの子供たちからのプレゼンタイムは省略してもらうように、ネルー校長には訪問前に通達済み。

まずは前回のクラウドファンディング、READY FORのギフトであるネームプレートを設置。
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そして、ネルー校長と校舎2階のバルコニーでミーティング。
ひそかに水面下で動いていた、スラムツアー企画。
サージャンがボランティアで参加してくれることが、今回正式に決定。
これから本格的に動き出す。
その他サージャンのオプショナルツアーの売上の幾らかを、レイチルに寄付してくれるとのこと。
ありがとう!サージャン!*\(^o^)/*
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Kids Camera Projectに関しては、子供たちが撮った写真をSDカードに保存。
そして、次回訪れた際に新しいものと交換して持ち帰る。

今回他のキッズカメラマンの指導役を引き受けてくれたのは、このスラム出身で現在デリー大学への進学に向けて努力している若者2人。
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※彼らが大学に行くために苦労したことや大学で何を学びたいかをインタビューした模様は、後日ブログで報告する予定です。

スラムの子供たちが撮った写真は、日本で展示会などのイベントでお披露目。
その写真を商品化したり、イベントで得た収益をスラムの運営資金に充当していく計画だ。
また、ネット上に写真をアップして、人気投票なんかもやってみたい。
※その他、子供たちの未来を切り開いていく良い活用方法を随時募集中です。みなさま、ぜひご提案ください!

あくまで私たちのプロジェクトの趣旨は、『手放す支援』
いつの日か、彼らが自分たちの力だけで自立して生きていけるようにするのが、我らがレイチルの活動。
その日まで私たちは、彼らに手を差し伸べていく。
Kids Camera Projectも、子供たちが将来自らの力で生きて行く際の、一つのきっかけにつながればと思う。

ただ単に、自分たち団体のエゴの押し付けにならないように気をつけなければならない。
あくまで主役は彼らなのだ。

ふと教室の中を覗くと、いつものように子供たちのダンスバトルが勃発していた。

ありゃ!?
今日は歓迎会はいいよと伝えていたのに。
いつの間にかドラマーのVickyが乱入してきて、みんなで踊りまくっている。
結局、子供たちは踊ることが大好きなんだね。
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子供たちからの、いつものアツイおもてなし。
言葉を交わさなくても、ダンスを一緒に踊ることで打ち解けていくコミュニケーション。
Vickyの叩く軽快なドラムの音に合わせて、子供たちは感情を全身で表現している。
ノリノリのVickyは、私たちをドラムの上に座らせる!さらに肩車まで!
ワォー!*\(^o^)/*
image  image

結局、予定していたミッションを遂行する時間もなくなり、残りは次回訪問の3/11に繰り越し。
今日出来るだけのミッションを遂行して、スラムを後にする。

午後はサージャンの自宅へ。
インドの家庭料理をご馳走してくれるとのこと。

何度もインドには来てるけど、生の家庭料理は初体験!
こりゃ楽しみ〜!(^^)

つづく…

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2015春スタディツアー vol.6 (2日目)【狂喜乱舞!世界一カラフルでクレイジーなインドの「ホーリー祭!」④】

2015年3月6日(金)④

前回からの続きです。

大変な思いをしたけど、これも貴重な体験だったね〜!
今となっては、私たちがスマイルゾンビだわ(笑)
あはは〜!d(⌒o⌒)b

みんなの顔には、やっと笑顔が戻っていた。
みんな無事で帰ってこれたことが一番。
みんなホント良かった、良かった!(^^)

みんなん!?

あ、みんなじゃなかった!
そういえば、忘れてた!
北條さんがいないじゃないか!(笑)

そう。

みんなが『安堵感』に包まれている頃、
ひとり『悲壮感』に包まれている、アラフォーオヤジがいた。

その北條さんはというと…

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ホント、どうしたらいいんだろう…

バスを停めた場所に、みんな無事に戻っていた頃。
ひとりはぐれたアラフォーオヤジは、異国の地で途方に暮れていた。

あ、そうだ!
もしかしたらみんな、先にバスに戻っているかも知れない!(←不思議な第六感)

そう思って、バスを停めた場所を探しに行く。

こっちだったかな?
と、完全に感覚だけで探し歩く。
しかし、周りの景色など見る余裕もなく揉みくちゃにされながらやってきた道。
正確な道など、覚えているはずもない。

あっちかな?いや、こっちかな?
フラフラと彷徨いながら探し歩く。
そのうち今自分が何処まで来たのか、さらに来た道さえもわからなくなっていた。

ヤバッ!戻ることさえも出来なくなってる!

あれ?俺は今、どっから来たんだっけ!?
ここは何処!?さらに迷子になってるー!?
レインボーマン、ホンマにピーーーンチ!!!(>_<)

辺りには、笑顔ではしゃぎ回るスマイルキッズゾンビたち。
子供たちの手には、この日のために用意したのであろう、最新鋭の色水鉄砲!

前方に獲物を発見!撃てーーー!!
ビ、ビ、ビ、ビシャーーー!
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なに!?この威力!
水鉄砲ってこんなに進化してるの!?

彼らのチームワークも侮れない。
織田徳川連合軍の鉄砲隊も真っ青だ。
image(←1575年長篠の合戦。当時最強の武田軍の騎馬隊を撃破)

キッズゾンビたちの中には、色水鉄砲なんて使わず、バケツに入った色水をそのまま浴びせてくる子供もいる。
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ま、まさか!?
それごと!?

ドバァー!

もはや抵抗する気力もない。
私はみんなが楽しむための、標的と化していた。

時計を見ると、みんなとはぐれてから早3時間が経過。
子供たちの味方レインボーマンも、さすがに心折れ始めていた。

もう粉もいらん…
泡もいらん…
水かけるのもやめてくれ…

歩き疲れて、その場にしゃがみこむ。

そんな私の気持ちなんて、お構いなしのスマイルゾンビたち。
無邪気に「ハッピー、ホーリー!」と笑顔で色粉を塗りこんでくる。

だ、か、ら…
俺は今、ハッピーなんかじゃないんだってば…

みんなと合流するために、考え付く対策はすべてやった。
でも、どれも解決にはつながらず。

カラフルに染まった道端には、牛が座って休んでいる。
インドではシヴァ神の乗り物として神聖視されている牛。

おぬしも大変よのぉ〜。
でも、ホーリーは無礼講の日じゃから、諦めなされ。
ワシを見てみい。
日ごろ崇められてるワシでさえ、今日はこのザマじゃ。
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ヒンドゥー教徒から聖牛崇拝されている牛も、今日は諦めの境地か。

なにが『ハッピー』なんだか…
このまま『ヒッピー』としてインドで生きてくか…
イヤ、やっぱりおウチに帰りたい…(T_T)

ほとんど英語も喋れないので、誰にも話しかけられない。
大きな孤独と不安に襲われて、私は座り込んだまま動けなくなっていた。

しかし、人間とはたくましい生き物である。
一度ドン底まで沈んだら、あとは這い上がるように思考が働いてくる。

みんなと会えないなら、ひとりでこの状況を打破するしかない。
フツフツと心の奥底から、闘志の炎が燃え上がってきた。

このままずっと落ち込んでても、何も変わらない。
問題は、これからどうするかだ!

とりあえずお金は持ってきている。
デリーのホテルからここまで車で4時間以上かけて来た。
けど、最悪でもオートリキシャに乗って北に向かえば、何とかホテルにたどり着けるかもしれない!

そうだろ!?
チベット難民の子供たちだって、困難な環境でも未来に向かって明るく生きてるじゃないか!
レインボーチルドレンの奨学生たちはコチラ↓
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よし!生きて帰るぞ!
自分の未来は、自分で切り開け!
困難な状況に、立ち向かうんだ!
逃げちゃ駄目だ!
逃げちゃ駄目だ!
逃げちゃ駄目だ!
image(←エヴァ初号機のパイロット、碇シンジくんも応援)

そう思うと、なぜか元気が出てきて身体に力がみなぎってきた。
何度電話を掛けてみてもつながらなかったけど、ダメ元だ!
もう一度サージャンに電話を入れてみる。

プルルルルー。ガチャ!
アー、ナオキサーン!イマドコー?

サ、サージャン!?やっとつながったー!
今何処って、自分が何処にいるかもわからないんだ!
実は迷子になっちゃってて…

ソシタラ、トリアエズ オートリキシャ ヲ ツカマエテ!
ソノアト ドライバー ニ デンワ ヲ カワッテモラッテ!
カレ ニ イキサキ ヲ イウヨ!

電話を切るやいなや、すぐにオートリキシャが走っていそうな大通りを探す。

んがっ!
こんな時に限って、まったく見つけられない。

ふと、目に飛び込んできたのは…

ん!?あれはパトカー!?
よし!アレだ!

急いでパトカーに駆け寄り、つたない英語でポリスマンに訴える。

アーユーポリスマン?
ヘルプミー!
プリーズ!トークウィズマイフレンド!オンザホーン!!

まさに千載一遇のチャンス!
この好機を逃してなるものか!

自分の英語力では伝わらないかもしれない。
とにかくサージャンと話をさせよう!
ポリスマンに喋り始めると同時に、右手はサージャンにリダイヤルしていた。

あ、サージャン!?
オートリキシャ捕まらないから、ポリスマン捕まえた!
だから、彼と話して!

必死のパッチで喋る日本人。
唖然としている『捕まえられた』ポリスマン(←普段は捕まえるのがお仕事)
※必死のパッチとは、関西エリアにおける「一所(生)懸命」の最上級語です。

サージャンからの説明で、状況を把握したポリスマン。
案内してやるから、後ろから歩いてついて来いと言う。

あら?
パトカーで送ってくれないの?
まぁ、そこまで甘えたらあかんね。

パトカーに付いて行こうとすると、タイミング良くオートリキシャが通る。

ポリスマンに強引に止められるオートリキシャ。
強制的に私を乗せて、代わりにポリスマンが行き先を告げてくれた。

やったー!助かった!
これでみんなと合流出来る!
ありがとー!ポリスマン!*\(^o^)/*

オートリキシャに揺られること10分。
その間、走り行くオートリキシャに向かって投げつけられる色粉や色水。

でも、今はみんなと合流できる嬉しさで頭がいっぱい!
気分はやっとハッピー、ホーリー!

Hey!Come on!
もっと楽しもうぜ〜!
写真、撮ってあげるよ〜!
YEAH〜!*\(^o^)/*
image(←オートリキシャは格好の標的にされる)

ほんの数十分前の気分とは、エライ違いである。

色まみれになりながらドライブを楽しんでいると、みんなの待つ場所に到着。

やっと着いたー!
サージャン!石川さん!
会いたかったよ〜!(≧∇≦)

私以外はみんな揃っていた。
ホント、一人で迷惑かけて申し訳ない…m(_ _)m

全員揃ったところで、記念撮影。
激しい戦いの中を生き残った、みんなの勇姿をご覧ください。
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着替えを終えてバスに乗り込み、デリーのホテルへと向かう。

途中、街道沿いのお店でやっと食事タイム。
しかし、空腹感よりも疲労感がドッと襲ってくる。
まるでお通夜のような食事会(笑)
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お腹も満たされた後は、車内で爆睡。
気がついたら夕方、ホテルに到着していた。

いや〜、今日はホント長い一日だったわぁ!(^^;;

それにしても、みんな無事に帰ってこれて何より。
一時はめっちゃ落ち込んだりどうなることかと思った。
けど、終わってみれば文字通り『ハッピー、ホーリー!』
でも、参加するのはもういいかな(笑)

こんなに身体がしんどいのは、今回のツアーが初めてだ。
もうツアー最終日じゃないの?と思うくらいの疲労感。

しかし、インドの旅が始まって、まだ2日目。
毎回、インド流のハードな『おもてなし』を体験するスタディツアー。
明日以降も、どんなインドの洗礼が待ち受けているのやら…

つづく…

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2015春スタディツアー vol.5 (2日目)【狂喜乱舞!世界一カラフルでクレイジーなインドの「ホーリー祭!」③】 

2015年3月6日(金)③

前回からの続きです。

ホント、どうしたらいいんだろう…

ホーリー祭りの最中にみんなとはぐれてしまい、さらに迷子になってしまったアラフォーオヤジ。
サージャンや石川さんに電話しても、何故かつながらない。

独り途方に暮れている間、他のメンバーたちはというと…
何と彼らも、トンデモナイ事態に巻き込まれていたのだった!

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それでは、場面を切り替えてみましょう!

北條:石川さ〜ん!そちらの様子はどうだったんですか〜?
ペンを回しますので、実況中継をお願いしま〜す!

石川:はい!こちら石川です!
こちらもトンデモナイ状況が、繰り広げられていました!
こちらの実況は、ワタクシ石川がお送りします!

サージャンを先頭に、荒れ狂う人混みを突き進んで行く。
流れに身を任せ、何とかメイン会場の入り口までやってきた。

寺院の中に入ろうとしたが、靴を脱いで入らないといけないようだ。
下を見ると、脱ぎ捨てられた靴が散乱しまくっている。

やっとメイン会場までたどり着いたものの、一度靴を脱いだら二度と戻ってこないと確信。
せっかくの機会だが、寺院の中に入ることは断念した。

我先にと、寺院の中に入ろうと押し寄せる人々。
その流れに逆流して、ムリヤリ人混みを脱出。
ぐるっと出口の方へ回る。

ふと周りのメンバーを確認すると、
あれ!?北條さんがいない!?∑(゚Д゚)

とりあえず出口から流れに沿って、路地の突き当たりまで移動。

北條さんもそのうち来るだろうと、ここで北條さんを待つことにする。
今日はお休みの商店のシャッターの前。
流れていくスマイルゾンビの濁流に、流されないように。見つからないように。

でも、次から次に襲いかかってくるスマイルゾンビたち。
そしてやっぱり女性が狙われる。

とにかく女性は守らなきゃ!(←レインボーチルドレンは弱者の味方)

女性たちをストールで覆い隠して、ここに女性がいるのを分からなくする。

それでもスマイルゾンビたちは、女性を見付けるやいなや、彼女たちの隣に座りこんでくる。
それと闘う、我が男性陣たち。

「おい!こら!嫌がってるだろ!」
「だから、やめろって!」

ヤバイ、これではエンドレスの闘い。
終わりがない。
早く北條さんと合流して、ここを脱出しないと!

しかし、待てども待てども北條さんが来る気配がない。
この間、サージャンがもう一度探しに寺院の方へ。
しかし間もなくして、首を横に振って帰ってきた。

北條さんを見捨てて前に進める訳もない、でもこのままここにいても攻撃を受け続けるだけ。
どうするべきか!?決断しなければ!

北條さんを見つけなきゃいけないのはわかっている。
しかし、この群衆の中でこのまま立ち止まっているのも危険な状況。

お母さーん、オウチに帰りたいよー…(T_T)
と、女性たちは放心状態。

ボディーガードの男性陣にも、苛立ちがつのってくる。

「あっ!そう言えば北條さんの携帯は!?」
「あかん!俺もサージャンもバスに置いてきてる!」
「どこいったんや!北條さん!!」

寺院の方から流れてくる人混みの中に北條さんの姿を見つけようとするけど、期待は薄い。
この濁流の中では、北條さんがいたとしても分かる確率は半分もない!?
みんな色まみれで、きっと見分けもつかないだろう。

「あかん!一旦バスに戻ろう!」
「まずは女性たちを安全なとこに移動させて、北條さんをまた探しに来よう!!」

30分くらい待ったところで、苦渋の決断。
北條さんを(一時)見捨てることに。

頼む!北條さん!
戻って来るまで生きててくれ!

僕たちは我が身の危険を感じ、仕方なく移動。
とにかく自分たちの安全を第一に考えることだけで、頭がいっぱいだった。
まずは女性たちを避難させることが先決だ。(←ドラマでよくある「俺のことはいいから、みんな先に行ってくれ!」の本人いないバージョン)

女性四人と男性五人の隊列は、屈強なサージャンを先頭にその後サージャンに隠れるように女性たちが続く。
その周りを残り男性四人でガードしながら濁流を突き進んでいく。

しかし、先頭サージャンの死角をついて、スマイルゾンビたちは隊列の崩れをたくみについてくる。
女性たちは再び攻撃にさらされる。
一歩一歩前に進む度に繰り広げられる、レインボーチームとスマイルゾンビとの戦い。

すると、前方にさらにやばそうな狂乱状態の10人くらいのグループが目に入ってきた。
※このホーリーの日は普段お酒を飲まないヒンドゥー教徒もお酒を飲んだり、中には薬をやっていたりする者もいます。

集団で騒いでいる光景は、明らかに今までのスマイルゾンビたちと様子が違う。

彼らの近くを通り抜けようとすると突然、メンバーの女性3人がその集団に強引に引き寄せられた!

グイッ!ガッ!
グリグリグリッ!
(◎_◎;)

強引に頭に色粉を塗りつけられ、身体中にもムリヤリなすりつけられる!

嫌がる彼女たちは逃げようとするが、男たちに押さえつけられ、なすがまま。
さらに次々と彼女たちの身体に伸びてくる何本もの男たちの手!

ピピーッ!レッドカード!
これはあかん!!w(°0°)w
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嫌がる女性たちを見たモニが、ブチ切れて男たちに殴りかかる!
巨漢サージャンも殴り込む!
さらに奥さんのオムまで飛び込んでいったー!

ウォ、ウォ、ウォリャー!!

サージャンは3人ほどを相手に押し戻し、凄む威圧感で相手をたじろかせる!
その横から、オムが蹴り入れる(笑)

ボカッ!ドカッ!ドスッ!

スマイルゾンビ10名 VS サージャン一家3名。
人数的にこちらは不利なはず。
なのにサージャンファミリーの迫力に、男たちは恐れおののき退散していく。

いつも優しい笑顔で接してくるサージャンファミリーだが、この時の形相はまさに大魔神!
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恐るべし、サージャンファミリー!
イヤイヤ、なんと正義感あふれるサージャンファミリー!
レインボーチルドレンの守り神降臨だ!

一方、その横ではレイくんVS別の10名の乱闘!
レイくんは囲まれてシャツを破られ脱がされ引き回される。
こっちもヤバイ状態!

レイくん!逃げて!こっちこっち!

僕がレイくんを引き戻す。
レイくんを何とか救出成功。

危なかった〜!(^^;;

この最悪の状況は脱出!
しかし、安全を確保するにはバスを停めた場所まで、歩いて向かわなければならない。

歩いて行けば待ち受けているのは、あの『ハッピー、ホーリー!』の嵐。
また同じように強引に襲われる危険がある。
だからと言ってオートリキシャに乗っても、格好の標的になるだけ。
結局、色粉を投げつけられても逃げ場のないオートリキシャに乗っていくしか、選択肢はなかった。

オートリキシャに乗り込み、バスを停めた場所に向けて走り出す。
街を走り抜けて行くオートリキシャは、スマイルゾンビたちにとっては自分たちが楽しむための格好のエサ。

『ハッピー、ホーリー!』

キタ━(゚∀゚)━!!
次々と色粉や色水が投げつけられる。
道幅の狭いところでは、車内に手を伸ばし、直接なすりつけてくる。

ウワァ!ヒェー!ヾ(;☆ω☆)ノ

オートリキシャ乗った後も、決して安全ではない。
窓もさえぎる囲いもなく、抵抗虚しくされるがまま状態。

すると、スマイルゾンビたちの度を越えた攻撃に、ついにモニがブチ切れる!
モニの正義の魂に、再び火がついた!

アムロ行きます!じゃなくて、モニ行きます!
モニ、発進!ウォリャー!!
image(←こっちは地球を守るアムロ)

勢い良くオートリキシャを飛び降りて、スマイルゾンビたちに殴りかかっていく!
ってモニ、スゴ過ぎ!(^^;;

勇猛果敢に僕たちを守ってくれる、正義感の強いモニ。
それでも僕たちの顔や身体は、さらにカラフルな色粉に染まっていく。

あちこちから標的にされるオートリキシャ。
しかし、バスを停めた場所まで、このまま走り続けるしかなかった。

やっと着いた!

バスに戻った時はみんなホーリー祭りを楽しんだなんて、とても言える状態ではなかった。
それよりも、無事に帰ってこれた安堵感。

生きて帰れて良かった〜!(←みんなのホンネ)
※なぜなら過激なホーリー祭りは、参加者が亡くなってしまったなんて記事が、毎年新聞に載るくらいです。

ホーリー祭りに『参加』するには相当な覚悟がいる。
『見学』するだけで十分だ。
イヤ、見学するのももういいかな(^^;;

スマイルゾンビたちに囲まれていた状態では、写真なんて撮る余裕もなかった。
でも、ここなら安心。
スマイルゾンビたちと戦った達成感に満たされながら、写真撮影タイム。
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大変な思いをしたけど、これも貴重な体験だったね〜!
今となっては、私たちがスマイルゾンビだわ(笑)
あはは〜!d(⌒o⌒)b

みんなの顔には、やっと笑顔が戻っていた。
みんな無事で帰ってこれたことが一番。
みんなホント良かった、良かった!(^^)

みんな…ん!?

あ、みんなじゃなかった!
そういえば、忘れてた!
北條さんがいないじゃないか!(笑)

そう。

みんなが『安堵感』に包まれている頃、
ひとり『悲壮感』に包まれている、アラフォーオヤジがいた。

その北條さんはというと…

みんなを探し歩いている間に、来た道もわからなくなって、さらに迷子になっていた。

果たして、みんなと無事に再会できるの!?

つづく…

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