スラムプロジェクトの変更について


 

レインボーチルドレン(特定非営利活動法人Rainbow Children Japan) は、スラムプロジェクトに於いてスラムでの新しい学校建設の計画を変更し、既存の学校に対する経営支援およびIT教育支援および高等教育支援へとプロジェクトを変更することを決定致しました。「世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設」においてご支援を頂きましたスポンサーの皆様へ、計画変更のお詫びとともにこれまでの経緯、変更の理由、今後の計画についてご説明申し上げます。

 

S.C.E.DTRUST
現地NGO S.C.E.D.TRUST

【変更までの経緯】

▼緊急SOS

9月にデリーのスラム学校(グジャラティスクール)のネルー校長先生から緊急連絡が入りました。これまで13年にわたり支援を受けてきたベルギーの団体から突然に支援先変更の通知があり、緊急事態に陥っているとのことでした。経営資金が途絶え、既に先生たちへの給与支払いがストップし、10月よりは子どもたちへの給食もストップしてしまうとのこと。グジャラティスクールはこれまで何度も通って絆を深めてきた子どもたちがいるスラムの学校で、ネルー校長先生は今回学校建設計画にあたりメーラトでの建設を推薦した本人であり、現地NGOメンバーとして学校建設計画の中心となっていた人物です。

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吉田氏とスラムの家族たち

▼事前調査

日本からの現地への事実確認・実態把握のやり取りと並行して、スラム写真家の吉田氏が現地に到着し現状把握に努めました。今回の学校建設着手を目前にしてメーラトとデリーのスラムに関しての総合的な調査をスラム写真家の吉田氏に依頼していたため、我々団体が到着する3週間前より現地に入り約1カ月間の調査を予定していたのです。吉田氏は実際にアジア各地のスラムで現地の家に滞在し寝食を共にしてきたスラムの専門家です。スラムの住人の目線で捉えた吉田氏の現地レポートの結果は、ネルー校長からのSOS内容と同じでした。このままでは廃校に追い込まれる可能性が濃厚だということ、彼が過去見てきた、支援が途切れた後に廃墟となっているアジア各地の学校と同じ道をたどる可能性があるということでした。

▼問題意識

今回スラムへの学校建設プロジェクトをすすめていくにあたり、日本の慈善団体やNPO・NGOがアジア各地に数千と建設してきた学校の中で、決して少なくない数の学校が今では単なる集会所となり、物置となり、廃墟となっている事実について当初から問題意識をもっていました。今回メーラトで予定している学校建設に関しては決してそうはなってならないとの思いから、現地が本当に学校建設を望んでいるのか(子ども、大人、地域として)、本当に学校建設が必要なのかを確認するために吉田氏に調査を依頼していました。

▼視察出発前計画

建設決定の前に現地視察の際に確認したかったのは以下の2点です。1点は、スポンサーの皆さまよりお預かりした学校建設のための資金が、メーラトが本当に必要としている支援となるのかどうか。もう1点は、これまで絆を深めてきたグジャラティスクールが目の前で同じような事態に陥ろうとする時に、別の地で新たな学校建設計画を進めることが正しいのかどうか。このことを現地で確認するために、デリー・メーラト両方のスラムで現地を見て、当事者の話を聞いて、また吉田氏よりの調査結果と併せて現地で判断することにしました。またグジャラティスクールの緊急支援として、ツアー参加者15名より給食代の募金を募り、現地へ届ける準備も並行しました。

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世界最大級のスラム

▼現地視察と変更の決定

スラムスペシャルと題して開催された今回のスタディツアー。ファンディング成立後初めての現地視察となった今回のツアーは、一般参加者も含めて10/3から10/14まで12日間を様々なスラムを訪問してきました。メーラト、デリーのスラムは勿論、ムンバイの世界最大級のスラム、首都デリーでも異なるスラムを訪問し、なるべく多くの比較対象をもつことでスラム支援の判断材料を整えることが目的でした。またグジャラティスクールの子どもたちが通う公立学校、私立学校も訪問し、校長先生や教師から話を伺い、授業見学も実施してきました。これはスラムの教育支援をする上で、インドの教育事情を把握し、スラムの子どもたちが通っているスラム外の学校を直に見ることは貴重な機会となりました。
それらの判断材料も合わせ、メーラト・デリーの両スラムを視察した結果、メーラトでの学校建設は今回は着手すべきでないと判断、それよりも団体のビジョンを達成するためにはメーラトでの新しい学校建設の計画を変更し、デリーのグジャラティスクールに対する支援へとプロジェクトを変更することを優先すべきだという結論に至りました。

 

【変更の理由】

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メーラトの劣悪な環境

▼事前調査より判明したこと

吉田氏の事前調査で判明したことは、メーラトにはほぼ使われていない学校が二つあり、必要なのは学校という建物ではなく教育に対する親たちの意識改革や啓蒙教育であることが分かりました。教会が建てた学校と現地団体が建てた学校が存在しますが、約300人いる子どもの中で片方の学校に通うのはたったの20人程度であり、1週間メーラトに滞在した吉田氏も、学校はあるにもかかわらず開いているのを見たことがないというのが現状でした。また、ゴミ山に隣接して形成されたスラムのため衛生環境が極端に悪く、水を含めた衛生対策や親を含めたモラル教育が優先項目であるということでした。結果、レインボーチルドレンのプロジェクトとしてメーラトでの新たな施設としての学校建設は不要との調査結果でした。

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メーラトのゴミ山と子どもたち
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メーラトの学校にて

▼メーラト現地視察での判断

学校を見学したところ、机やイスはないが広さは十分確保されており、子どもが来てくれれば教育できる環境は十分にあると判断しました。問題は子どもを通わせるように親たちを説得することです。ただ、ゴミ山で日銭を稼ぐことがこのスラムの形成理由でもあり、説得にはかなり時間がかかると予想されました。また、ゴミ山スラムゆえの衛生問題が大きく横たわっており、水や食べ物からの健康被害やトイレ・下水といった問題に対する支援のほうが優先項目であることが分かりました。これに関しては、既存の支援団体やちょうど設立目前であることが確認できた現地NGOが取り組んでいく方が望ましく、よって現時点でのメーラトでの新たな学校建設は必要ないと判断しました。必要のない学校施設を作っても使われない可能性が濃厚だということが現地で確認できたのです。
あと、ネルー校長がなぜこのメーラトを学校建設地として推薦したのかについては、学校建設と水道・電気などのインフラをセットにして地方政府に陳情したことが窺われ、長年デリーにおいてスラム支援をしてきたネルー校長の、デリーより酷い状況であるメーラトに対しての気持ちの現れだと理解しました。それはメーラト現地に行って、目で見て、手で触れて、耳で聞いて、鼻で嗅いで、初めて理解できたものでした。それほどメーラトの状況は他と比べて酷いものであったと言えます。

 

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グジャラティスクールではラブレインボー教室を開催

▼デリー現地視察での判断

2000人の子どもたちが住むシャディプールのスラムにおいて現在600名以上の子どもたちをグジャラティスクールで教え、13年間にわたり子どもたちに関わってきたネルー校長と奥様のジョセフィン先生の果たしてきた役割は大きいと再認識しました。文具代が払えないために公立学校へ行けない子どもたちに、マナーを含めた基礎教育と給食を無償で提供し、全てのスラムの子どもたちが初等教育を受けられるように活動してこられました。学校に行かせることが理解できなかった親の説得や、公立学校へ行くために必要なIDの整備、そして過去82名の生徒を私立学校にも送り出してきました。

ネット接続のないパソコン
ネット接続のないパソコン

でも問題は、今まで経営資金のほぼ全てをベルギーの支援に頼ってきたことだと言えます。前回春に訪問した時点まではスラム内にもう一つの学校(リトルキングダムスクール)も運営していましたが、今回のベルギー支援打ち切りにより既に閉鎖されていました。そして驚いたのは、スラムからデリー大学に通うある生徒が平日フルタイムで働きながら土日に大学で学んでいるという事実でした。過去何千人という子どもたちを教えてきた中でも恐らくトップクラスの成績の青年です。将来が非常に有望ですが、果たしてその環境で十分に学べるのでしょうか。疑問が残りました。また、グジャラティスクールの子どもたちは設置された4台のパソコンで器用に絵を描いて見せてくれる場面がありました。でもインターネットが繋がっていない環境で、ただパソコンに慣れ親しむだけという使い方に過ぎないのす。このパソコンが外の世界に繋がったら子どもたちの世界はどれだけ広がるだろうと感じました。

 

公立学校にて
公立学校にて

▼公立学校と私立学校見学での判断

インドでは公立学校は授業料・教科書・制服は無料です。IDがあり希望すれば誰でも通うことができます。ノートや筆記用具だけが自己負担となります。公立学校は人口の多さより女子は午前・男子は午後という形態をとっており、学校で十分に学ぶ時間はとれませんが、たくさんの宿題が出されます。子どもの頑張り次第で大学まで進学する学力をつけることも十分に可能です。事実大学へ進学する生徒もたくさんいますし、デリーで最も学力の高い学校は私立ではなく公立学校であることも後で知りました。見学した公立学校の先生たちはとても優秀だとも感じました。新しいモディ政権の政策により、公立学校での教育がこれから拡充されていく流れにあることも大事な要素です。

私立学校にて
私立学校にて

私立学校はそれなりの授業料がかかりますが、午前午後とも授業を受けることが可能です。比較的裕福な家庭の子どもたちが通うこともあり、ほぼ100%が大学へ進学します。見学した私立学校では、勉強だけでなくマナーや道徳教育にも力を入れており、学校ごとに特色があるようです。また、スラム出身だからと言って他の子どもたちから差別を受けたりいじめを受けることは全くないそうです。この点については多少の不安があったので安心できました。もともとがインド社会は民族・宗教・言語・カーストの多様性社会であるため、出自を問わず実力があれば評価されるという土壌が整いつつあるようです。また、公立はヒンディー語での授業、私立は英語での授業という違いがあります。語学については英語を習得することが就職にも有利であることは間違いないですが、英語が飛び交うインドにおいては日本での科目授業のそれほどは問題にならないとも言えます。シャディプールのスラムからは費用的な理由から公立学校に通うことになりますが、公立の午前午後のみという授業形態から、グジャラティスクールのような補完的な役割をするアフタースクールが必要だということが理解できました。

 

▼もともとの学校建設までの経緯

年に二回グジャラティスクールの子どもたちを訪ね、授業をプレゼントして絆を深めてきた中で、この子どもたちのためになる支援をしたいと考えたのがスタートでした。現在の小さな小さな二階建ての校舎を増築してもっと多くの子どもたちが学べる環境を作りたいという提案に、ネルー校長は別のメーラトでの学校建設を薦めました。理由は、シャディプールは政府が既に土地の売却を済ませている為いつ立ち退きになるか分からないということ、またグジャラティスクールよりメーラトの方が支援を必要としているということ(この時点ではベルギーの支援は安定して見えました)、でした。レインボーチルドレンとしては相手が望まない支援でなく、広くインドのスラムという問題に対して学校建設という解決方法を選択し、メーラトの学校建設プロジェクトが始まりました。

▼総合的な判断

今回現地を視察して導かれた結論は、メーラトにおける新たな学校建設は必要ないとの判断です。デリーのグジャラート校の存続危機により、スラムプロジェクトの支援先をデリーのグジャラティスクールへ変更し、継続的な支援をしていくという団体方針の決定に至りました。

 『スラムから大学へ!~レインボーチルドレンの高等教育支援第2プロジェクト』

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Slum Children E.D.TRUSTとの緊急ミーティング

【グジャラティスクールとの協議決定内容】

インド滞在の最終10/11にネルー校長と奥様のジョセフィン先生と協議しました。グジャラティスクールを運営する現地NGOのSLUM CHILDREN EDUCATIONAL AND DEVELOPMENT TRUSTの代表者はジョセフィン先生です。

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長時間に及んだ協議の様子

緊急運営支援 (協議決定)

緊急対応として3ヶ月(10-12月)の運営資金を支援する。年末にレポートの提出を義務付け追加3ヶ月の支援を続行するかを決定するが、最大6ヶ月で打ちきりとする(1-3月迄)。その期間をRainbow Children Schoolとする。それまでにグジャラティスクール自身が安定運営をできる方策を見出だすこと。外部からの支援に全てを頼る体制ではなく、自立体制を目指していくこと。レインボーチルドレンはそのためのサポートをしていく。(提案あり下記)

奨学金支援 (協議決定) 

レインボーチルドレンは高等教育を支援する団体です。グジャラティスクールの来年の12年卒業生に対して、大学進学の奨学金を2015年よりスタートする(来年の卒業生は7名)。全日制大学への進学は最低82%のインド統一試験結果が必要となるので、クリアすることが条件となる。初年度にもし対象者がいない場合のオプションとしては、ディプロマ対象の専門学校も検討する。

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チベットの学生たち

▼デリーの大学に通うチベット奨学生を先生として派遣 (帰国後決定)

チベットプロジェクト(Rainbow Children Scholarship)ですでに大学進学をサポートしているチベットの秀才学生たちを、グジャラティスクールへ週1回程度教師派遣することを検討する。現在の12年生の公立学校での勉強時間不足を補い、また大学進学の82%のスコアを獲得するための試験対策強化のため。その場合チベットの学生へアルバイト代報酬を支払う。

▼インターネット接続によるIT教育支援 (帰国後決定)

グジャラティスクールのパソコンをネット接続する支援も検討する。スラムから外の世界に子どもたちをつなげ、将来の夢を創造する。またeラーニングの導入や、勉強におけるDVD学習や教材の動画ダウンロード、Skypeでの進学強化へも応用が可能。日本の学校や学生とオンラインで繋がることも可能。無線Wi-Fi設置に月千ルピー程度必要。

▼インド政府の給食無償提供について (提案事項)

給食に関してはインドでは申請すると国が無料で支援する仕組みがあり、申請するようサージャン(デリー支部長)から提案。そうなると運営経費は先生給与だけとなり運営がかなり楽になります。→国への申請案件であり現在未定

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ダラヴィスラムツアーのNGO

スラムツアーの立ち上げについて(提案事項)(団体決定)

今回ムンバイで現地NGOが主催する世界最大級のダラヴィスラムツアーに参加できたことはとても勉強になりました。世界へダラヴィの現状を知ってもらうことが支援につながり、主に子どもたちの教育支援へと形を変えていました。この経験を参考にして、レインボーチルドレンでもグジャラティスクールのあるシャディプールでスラムツアーを立ち上げます。首都デリーで50ほどあるスラムの中でも最大級のスラムです。デリーはあらゆるインド旅行の玄関口であり滞在する場所ですので、日本からも諸外国からもアクセスに優れています。年2回のスタディツアーだけでなく日本からの希望者はいつでも見学することが可能となり、もちろん世界中から見学に訪れてもらうことを視野に入れています。運営主体はレインボーチルドレン、スラムツアーのコーディネートはデリー支部で設計していきます。見学ツアー参加費は、グジャラティスクールの運営資金や大学奨学金等に充当します。自らの資源で自立していくための経営サポートです。ツアー立ち上げに、専用サイト構築、宣伝動画作成、事務所整備、スタッフ育成、ユニフォーム作成、等に50万円の予算を予定します。

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最後はがっちりと握手で終わりました。左から北條副代表、石川代表、ジョセフィン代表、キングCEO,ネルー校長

以上ですが、今回メーラトでの学校建設を試みたことで、レインボーチルドレンの方針・強みが明確になり、団体としては意義のある結果となりました。
もともと学校建設をする前提として大学進学までの高等教育支援とのつながりを模索していたのですが、初等教育を担うグジャラティスクールと高等教育を担うレインボーチルドレンがタッグを組むことで、スラムでの強力な教育支援体制を確立できると考えます。たくさんの大学卒業生を輩出することで(大卒は企業就職率100%)、スラムの子どもたちに夢と希望を与えることができればと考えます。
また、第1プロジェクトであるチベットプロジェクトの奨学生たちと、第2プロジェクトであるスラムプロジェクトの子どもたちが繋がることによって、「レインボープロジェクト」がさらに前進する形となりました。

 『スラムから大学へ!~レインボーチルドレンの高等教育支援第2プロジェクト』

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スラムの子どもたちから日本のスポンサーの皆様へのお礼

【資金計画について】

READYFORより手数料を差し引いて振り込まれた資金が1,712,872円。
スポンサーへの引換券経費290,867円を差し引き、残1,422,005円がプロジェクト運営予算です。

▼グジャラティスクールの最大6か月の運営資金386,400円(Rs192,000)
▼グジャラティスクールのインターネット接続に年間24,000円(Rs12,000)
▼グジャラティスクールに派遣するチベット学生への報酬で年間120,000円(Rs60,000)
▼グジャラティスクールから大学への進学奨学金4年間で約280,000円×1名分
▼シャディプールのスラムツアー立ち上げ予算約500,000円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計1,310,400円を資金計画とします。

*2年目よりのインターネット接続、チベット学生への報酬は、一般会計より計上します
*2名目よりの大学奨学金は、一般会計より計上します
*スラムツアーよりの収益は、グジャラティスクールの運営資金他上記項目を補てんします

これによりグジャラティスクールの6か月間のつなぎ運営資金、継続的に自主運営するための基盤づくり、子どもたちへのIT教育支援、チベット学生による進学授業、そしてまずは1名の子どもが来年より大学へ進学し4年間学業だけに集中できる環境を提供することができます。
これはレインボーチルドレンにとっても、学校建設という初等教育からスタートして10年以上かかることが1年で実現することを意味します。さらにチベットプロジェクトと交流することにより、学習環境において不利なスラムの子どもたちが大学へ進学できる確率が格段に高まります。二つのプロジェクトが繋がります。

 

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【スポンサーの皆様へ】

今回このような事情で学校建設計画を変更することととなり、誠に申し訳ございません。団体として学校を建設しようとプロジェクトを始めた経緯、また現地での状況が変化したこと、それに対し真摯に対応策を考え行動したことに偽りはございません。レインボーチルドレンの活動ビジョンである高等教育支援を常に念頭におき、現地スラムに対して真に意味のある支援を追求して参りました。結果として形態は変わりましたが、グジャラティスクールを一時期レインボーチルドレンスクールとして運営支援し、その後も経営支援を継続することで間接的に学校を運営し、またスラムから大学進学という奨学金支援を決定することができたことについて、双方にとって望ましい解答を得ることができたと考えております。
また、グジャラティスクールへの6か月以上先の運営資金支援はないものとして学校側へ努力を促していますが、その努力結果によって部分的な支援を継続していく準備はあります。その場合はレインボーチルドレンの一般会計より可能な範囲で支援内容を決定しますが、スラムツアーの立ち上げを急ぎ早期に収益化につなげていきたいと考えます。
何卒、ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

年末に学校側から提出を受けるレポート、および来年3月の春スタディツアーでの半年後の現地の様子については、サポーターの皆様へ必ず報告致します。

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【返金受付について】

今回の計画変更および資金計画について、ご賛同を頂けない場合は返金の受付を致します。
大変お手数ですが、返金希望先の指定とともに下記までご連絡くださいます様よろしくお願い致します。

(受付窓口) alico3113161@gmail.com レインボーチルドレン代表石川まで
(返金受付期限) 2014年11月30日まで

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【引換券について】

高級チャイ、地球へのラブレターTシャツ、呼ばれて行く国インドDVDについては順次発送しております。サンクス動画についても近日メールにてご案内予定です。
完成した学校に掲示する予定であったネームプレートについては、グジャラティスクールに次回3月訪問時に掲示する予定です。

今後とも、レインボーチルドレンの活動へのご理解、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

レインボーチルドレン代表 石川辰雄

『スラムから大学へ!~レインボーチルドレンの高等教育支援第2プロジェクト』