『ボランティア体験記』Semmelweis University 東藤 文慧


 子供時代のほとんどを発展途上国で過ごした私にとって、インドを語る上で欠かせない「貧困」や「格差」は決して珍しいものではありませんが、同時に特別な思い入れのあるものでもあります。特に、教育機会の均等は貧困の連鎖を断ち切るための伴であり、私も兼ねてより途上国の教育現場には関心を持っていました。平等な教育機会は、子供たちが自身の将来を自分自身の努力で掴みとるためには必要不可欠です。だからこそ、グルガオンに駐在中の両親を訪ねて夏休みをインドで過ごすと決めた時、スラムスクールでのボランティアを希望しました。

 インドでは公立の学校であれば学費は無料ですが、学校に行くためには給食費、制服代、教科書や参考書代などが必要です。スラムに暮らす家庭にとっては重い負担ですので、子沢山のスラムの家庭において、子供の全員を継続的に学校に通わせることはほぼほぼ不可能です。また、スラムでは就学年齢の子供たちは立派な働き手です。内職の手伝い、掃除や洗濯、弟や妹の子守、水道の通っていない家であれば水汲み、子供たちの仕事は山積みです。決して、親も子供に教育を受けさせたくないわけではないのですが、それだけの余裕がありませんし、インドに根強く残るカースト差別の影響もあり、学校も受け入れに消極的なのが実情です。しかし全日制の公立の学校は無理でも、一日二時間だけなら自由に使える時間がある子もいます。その子たちが、英語や数学を学びにスラムスクールに来ているのです。


 私は大抵いつも前半に英語や数学を、後半に衛生に関する授業を行っていました。一日二時間だけの授業で、かつ家事や内職が忙しく、休みがちの子も多い中、3桁×2桁の掛け算や英語での自己紹介が出来るレベルの子も多数いましたので、スラムスクールは確かに子供たちにとって学びの場であることは間違いありません。しかしながら、政府の補助金もなく、有志ボランティアや寄付でスラムスクールを運営しているのである程度は仕方のないことですが、人員、教材や時間不足のため、5、6歳の子も、13、14歳の子も同じことをやらざるを得なく、年相応の教育が満足に受けられているとは言いがたい状況です。

first aid の授業

 私は大学では医学を専攻しているので、通常の授業とは別に衛生や保健に関する授業もしていました。『手洗いの仕方』、『熱中症の症状と対策』、『first aid』『水の衛生』や『蚊による伝染病と対策』など、テーマを決めて話したり、クイズ形式にしたり、実演してみたりと子供達が楽しみながらできる参加型の授業にしていました。インドの夏は40度を超える猛暑が続き、当然スラムには冷房設備もないため、体調を崩す子供も少なくないのですが、多少具合が悪くても金銭的な問題で病院に行きづらかったり、救急車をよんでも来てもらえなかったりします。だからこそ、熱中症の予防や、熱中症を疑われる場合の簡単な応急処置のやり方などを教えました。応急処置とはいっても、熱中症を疑われる場合、日陰に運び、寝かせ、脚の位置を頭より高くし、首、脇、脚の付け根を冷やすなど、日本の小中学校でも教えていることでしたが、知らない子が多かったので良い機会になったと思います。

dream の授業

 最終日は何か子供たちの思い出に残ることをしたいと思い、子供たちと相談して、将来の夢というテーマで寄せ書きをしてクラスルームの壁に貼ることにしました。医師、弁護士、学校の先生、ヨガのインストラクター、エンジニア、小説家や警察、それぞれが多種多様な夢を書いていました。しかし、授業の終わりに、もう一人のボランティアであり、フランスの学校の先生でもある方に言われました。叶わないとわかっている夢を書かせるのは、酷なのではないだろうかと。確かに、インドはある意味日本以上に学歴社会です。この子たちが将来希望通りの職業に就ける確率は決して高くはないのかもしれません。ですが、私は夢は確率論で考えるものだとは思っていません。子供たちはスラムスクールで学び、遊び、教えあい、レインボーチルドレン、サンタン、ジョン、未来のボランティアの方に助けられながら、夢に向かって努力していくと信じています。

bye-bye

 最後になりますが、貴重な機会を頂いたことを感謝するとともに、子供たちの行く道に幸多からんことを願い、体験記とさせていただきます。

  

【2019夏インターン体験レポート②デリー編】Knox College 冨髙 碧惟

 

デリー編

デリーではスラムスクールで先生としてクラスを約2週間担当しました。最初に、そもそもなぜインドのスラムスクールでボランティアをしようと思ったのかを少し説明します。先程お話したように、私は途上国の教育開発に興味があるため、大学在学中に最低でも一度は現場に入ってみたいと考えていました。そうすることで現場には何が必要なのか、私は何ができるのかということを知りたいと思っていたからです。将来的には国際機関に身を起き、現場と中央機関を行き来しながら教育開発に携わりたいと考えています。アジア圏の途上国には観光で幼い頃に何度か訪れたことはありますが、スラムには行ったことがなく、日本やアメリカなどの整備された国ではない場所で私がどの程度環境に適応して生活できるのか、また楽しめるのかを確かめたいとも思っていました。

途上国の教育系ボランティアに行った人は大抵、「子どもたちの学ぶ意欲の強さに驚かされた」と言っているので、私もここで同じようなことを言うのは自分の経験をその他大勢の人々の経験に埋れさせるようで若干抵抗がありますが、実際私も子どもたちの学習への熱意に心が揺さぶられました。今回のスラムスクールにいた子ども達の場合、教育を当たり前に受けることができない環境と、良くも悪くも成績や試験などといったストレスがない故に「学ぶ喜び」だけを感じることができる環境があるから、あの学びへの意欲が生まれているのだと思います。授業の時間いっぱい、それぞれの生徒が100%のエネルギーでぶつかってきて、それぞれに私も100%で返すので、2時間の授業でも終わった後には毎回ヘトヘトになりました。

授業を行う中で実感したのは、圧倒的な人員不足と教材不足でした。スラムスクールを運営するインド人のサンタンは、reading, listening, writing, speakingの4技能を授業を通して伸ばそうとしており、授業内容もその意図に沿ったものになっていました。writingやspeakingはどちらにしろある程度個別指導が必要となることはどこに行っても同じことかとは思いますが、readingは生徒全員が統一された教科書を持っていなければ授業を進めることは困難を極めます。今回のスラムスクールは授業は任意参加であったため、毎回の授業に誰がくるのかを把握することができませんでした。運営資金不足の問題もあって、教科書が人数分用意されておらず、readingは各自が読めそうな本を読んで、内容が分からなければ質問する、という形式をとっていました。しかし、教室内に置かれている本は「英語をきちんと勉強した中高生向け」のものが多く、文法も理解できていない5歳〜13歳の生徒達には難しすぎる内容でした。授業時間を利用して文法を生徒全体に教えようとすると、生徒の理解度にも差があるために半分ほどは置いてきぼりになってしまいます。結局、クラス全員が授業についてくることを目的とすると、アルファベットを言ったり動物の名前を覚えたり数字を読んだりと、基本的なものでみんなができることをする日が多くなってしまったのをとても後悔しています。先ほども述べたように、授業に参加するのが誰かを事前に把握することができないため、生徒のニーズにあった授業を準備することが難しかったのも敗因の1つです。子供達のキラキラした目、熱意を目の前にして、それにちゃんと答えることができなかったのが悔しかったです。きちんとカリキュラムを作成し、子ども達が共通の教科書をもつことができれば状況はかなり改善するとは思いますが、それは資金的にも厳しい上に、スラムスクールに来ることを強制させない限り実現は難しいと思っています。

授業に行くときはいつもスラムの中を横切って教室まで行っていたのと、サンタンが実施するスラムツアーにも参加したので、スラムに住む人々の生活を見ることができました。その中で意外だったのは、チキンマーケットや服屋さんやお菓子屋さん、軽食屋さんなどが存在し、スラム内で人々の生活が成立しているということです。また、チキンマーケットやリサイクル工場など、外部との繋がりを利用したビジネスも存在し、そういったビジネスがお金をスラムの中にもたらしていました。私の知識不足による個人的な偏見ですが、スラムといえば布やトタンを繋ぎ合わせただけの家が立ち並び、生活するのに最低限必要なお店しかないものと思っていました。しかし、実際は小規模ながらもビジネスが行われ、作りは質素ではありますがコンクリートや煉瓦造りの家も存在しました。そのスラムが、インドの中でも規模の大きいスラムであるからこそだったのかもしれませんが、スラムも様々な形で成り立っているのだということを学びました。

私が途上国の教育開発分野に関わりたい理由の1つとして、人々が追求したいことを追求できる社会を実現するために「機会の平等」は、ある程度保証されるべきものであり、教育はそれを実現するために重要な鍵となると信じているから、という個人的な考えがあります。また、教育を受けることで人は自分自身の生活を変える力、新たな世界に踏み出す機会を得ることができるとも考えています。途上国における教育問題の1つとして、親が教育の必要性を理解していないために子どもを学校に行かせずに働かし、結果として学校への出席率が低くなるというものがあります。それに関して私は安直にも、親が教育の必要性を理解するためのワークショップを開いたりして親への教育を行えば解決するものであると考え、その問題を特に重要視していませんでした。しかし、スラム内で生活が完結している人々をみると、教育の必要性を感じないというのも十分に理解できました。彼らにとっては目の前の生活が全てであって、次の日の食事を得るための労働の方が、この先使うかもわからない、結果が数年後にもなる教育よりも遥かに重要であり、教育のために労働力を割けというのは、「先進国」に住む人間の価値観の押し付けではないのかと思わずにはいられませんでした。もちろん、教育は重要で人の可能性を広げるものであるとは思いますが、必ずしも全ての人が教育を「受けなければならない」というものではないのかもしれないと感じました。

 

 

ダラムサラとデリーでの経験を通して、私は教育分野が好きであることを実感することができました。また、自分自身の知識と経験不足を痛感したので、これから教育や開発、国のシステムなどについてより深く学んでいきたいと思っています。また、今後も他の国を訪れて様々な教育の在り方やスラムの形をみることで、教育というものが実際にどのようにして人々の生活の役に立つのか、人々の人生を豊かにするのかを知りたいです。本には教育の必要性についていくらでも書かれていますが、よく言われるように実際に訪れてみなければ分からないことはたくさんあります。私自身がこれから先、教育という分野でやっていくためにも今回スラムの学校で教えたことで生じた疑問を、実際の体験によって解消、または深掘りしたいと思っています。他人の見聞によって出された結論ではなく、自分自身が実際に経験することで私の結論を導き出したいです。

 

 

【2019夏インターン体験レポート①ダラムサラ編】Knox College 冨髙 碧惟

 

インドで過ごした3週間という短い期間に、複数の教育の現場を訪れ様々な人と関わり話したことで、私は教育への理解を深めるとともに教育の分野が好きだということを再認識しました。インターンとして活動をした3週間のうち、1週間をチベット亡命政府があるインドのダラムサラで、2週間をデリーでスラムスクールのボランティアをして過ごしました。私は途上国の教育開発に高校生の時から興味を持っており、教育開発へのアプローチ方法を学ぶためにアメリカのリベラルアーツという種類の大学に進学しました。アメリカでの1年目が終わって迎えた夏休み、教育への理解を深めたい、途上国の教育の現場に入って自分が何をできるのかを知りたい、という思いでレインボーチルドレンのインターンに応募しました。

 

ダラムサラ編

私がダラムサラを訪れたのは、レインボーチルドレンの奨学生数人に会い、インタビューという形で近況報告を聞くことが当初の目的でした。しかし、ダラムサラで過ごした1週間の間に実際に経験したことは奨学生とのインタビューのみに止まらず、教育省を訪れて職員の方々とお話したことを始め、ダラムサラにあるサラ大学を訪れたり、チベット子供村で校長先生とお話をして授業見学をしたり、Students for Tibetの事務所を訪れてチベット問題について学ぶなど、大変実りの多いものとなりました。そして、行く先々でダラムサラの人々の温かさに触れるとともに、チベット料理の美味しさや涼しく過ごしやすい気候、綺麗な街に大変魅了され、ダラムサラが大好きになりました。今まで8カ国ほど訪れたことがありますが、他の国をダラムサラほど好きになったことはありませんでした。

今回のダラムサラでの滞在で最も心に残っているのは、チベット亡命政府の教育省を訪れたことです。レインボーチルドレンは教育省と提携して奨学金事業を行なっていた関係で、教育省の奨学金を担当する部署と良好な関係にあります。そこで、ダラムサラでの教育の現状やチベット亡命政府としての教育ビジョン、教育政策の内容などについてインタビューをしたいと思い、その部署の方に連絡を取ってみるとそれを快諾してくれたのでした。メールでやりとりをしてくださっていたご本人とのみお話をするものと思っていたのですが、当日教育省を訪れると、職員の方が教育省全体を案内してくださり、多くの職員の方とお話をする機会を得ました。訪れた先々のオフィスでは、お仕事中にも関わらず、職員の方々がにこやかに迎え入れてくださり部署の役割の説明を丁寧にしてくださいました。教科書の編集・出版に関わる部署では教科書を作る際に基準とする考えについて、カウンセリングに関する部署では学生の進路サポートをどのように行なっているかについてお話を伺いました。複数の部署を訪れたのですが、その中で最も印象に残っているのは教育政策に関する部署です。私は、途上国の教育開発の中でも教育政策に特に興味があるため、大変貴重な機会となりました。中国政府による弾圧と迫害を逃れ、インドに亡命政府を樹立してから約60年の間、チベット亡命政府はインドの教育政策に基づいてカリキュラムを作ったり教科書を発行していました。しかし、2014年になって初めてチベット亡命政府がチベット人のための教育政策を作り、それ以降はそれにしたがって教育が形作られてきました。文化や民族、言語の存続が危ぶまれる状況下で、それらを保護・発展させていくためにダラムサラの人々はチベット語で学ぶことを最優先としています。お話の最中、職員の方は、亡命政府は日本の、全て日本語で学ぶところを大変評価しているとおっしゃいました。近年、日本では、グローバル化の影響で英語教育が積極的に取り入られるようになり、英語などの外国語を使えることが評価されるようになりました。特に、私は海外大学に進学した身として国内外で留学生コミュニティに属しているので、母国語しか使えないことを恥じる風潮さえも感じることがあります。そのため、「日本人は全てを日本語で学ぶ」という職員の方の言葉を聞いた瞬間は褒め言葉に聞こえず苦笑したのですが、それがチベット亡命政府には高く評価されているということを知り、そういう視点もあるのか、と驚くと同時にそれに考え至らなかった自分を恥じずにはいられませんでした。教育政策の部署の職員の方と30分ほどお時間をいただいてお話をする中で、多くの発見と学びを得ることができました。また、事前にアポイントメントを取っていなかったにも関わらず、教育大臣ともお話する機会をいただき、現在の教育課題や教育省としての展望についてお話を伺いました。

他にも、学生団体である”Students for Tibet”の事務所を訪れて、オフィスにいた方とチベット問題について2時間ほど話したことも印象的な出来事でした。もともとチベット問題については高校の政治経済の授業で軽く触れた程度で、知識はほとんどありませんでした。しかし、ダラムサラに行くことが決定してから自分なりに調べて学ぶ中で、チベット問題に関して中国とその他の国の認識のズレがあまりにも大きいことを知ったのです。私は、大学では中国からの留学生と仲が良く、休日は一緒にフットサルをしたりして過ごしています。私の場合は普段は国際政治に関してはあまり話さないので、政治意見の食い違いによる「日本人」と「中国人」という違いを意識せずに過ごしています。それもあって、チベット問題のことについて中国人の友達と話した時に、お互いの意見が正反対であることに大きな衝撃を受けました。そういった経験を大学でした上で、Students for Tibetのオフィス訪れ、実際にチベットからヒマラヤ山脈を越えてダラムサラに亡命した人の話を聞けたのはとても意義のあることであったと思います。チベット問題に限らず、国家間の問題に関しては誰が話しても多少なりともバイアスはかかるため、絶対的事実を知ることは大変難しいとは思います。しかし、多くの人の話をきき、本を読み、学ぶことでそれに近づいていきたいと強く思います。大学でも、私がダラムサラで聞き学んだことを1つの意見として中国人の友達に共有し、お互いにこの問題について考え続けていこうと思います。

ダラムサラでは訪れた先々で、質問をすれば時間を取って丁寧に答えてくださり、ダラムサラの人々の温かさに触れました。教育やチベット問題に関して学ぶ中で、国が異なれば考え方やシステムも全く異なるということも実感しました。そして、私自身の英語の捉え方に関しても大きな意味をもつ滞在となりました。私は、高校卒業までは地方の公立校に通っていましたが、昨年の秋からアメリカの大学に通っています。もともと英語が好きで、高校生の時には電車に乗っている外国人観光客の方によく話しかけていました。英語が橋となって自分と異なる文化圏にいる人を結んでくれる感覚がとても好きだったのです。しかし、アメリカでは英語は使えて当たり前のものであり、発音や文法、言い回しなど自分ができないところばかりに目がいくようになりました。人と話すたびに自分の英語力の低さに劣等感やもどかしさを抱くようになり、自分と人を繋ぐ橋だった英語はいつのまにか、自分と人の間に立ちはだかる壁になっていました。好きだった英語にストレスを感じるようになっていたのです。そんな中、ダラムサラでは英語によって新たな知識や経験、出会いを得ることができ、それは約1年ぶりに「自分と人を繋ぐ橋としての英語」を取り戻した瞬間でした。全く違う環境で育ってきた人たちと経験や知識を共有することができることへの、内から湧き出るようなワクワクと喜び。これがきっかけで自分が英語が好きだということも思い出すことができました。教育やチベット問題、英語など、今回学んだことを今年の夏だけで終わらすのではなく、今後も活かせるような活動をしていきたいです。

 

デリー編へ続く

 

「獣医学生がインドの友人のためにスラムに学校を高める建てよう!」をご寄付いただいた皆様へ

 

 黒澤くんのクラウドファンディングへご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました。黒澤くんが7月のインド渡航より無事に帰国し、最終レポートとして寄付者へ発信した内容をここに掲載します(トップ画像はサンタンより新しい教室の写真を送ってもらったもの、文中の文章と写真はすべて黒澤くん発信のものです)。

 今後はこの教室と子どもたちの様子や元奨学生サンタンの活動の報告はレインボーチルドレンで引き継いで行っていきます。

 


 先日、インドから帰国し、無事にインドでのプロジェクトが終わり、残りはリターン品を送付するだけになりました。リターン品お待ちの方々、もうしばらくお待ちください。

 まず初めに、プロジェクト自体が全体的に遅く進んでしまい、皆様にご迷惑おかけして申し訳ありません。自分の見通しの甘さが原因でした。今まで、皆様からお金を集めて何かを成し遂げるという経験をしたこともなく、また初挑戦が海外、さらにインドということで様々な問題が生じてしまった結果です。しかし、最後まで温かく見守っていただきありがとうございます。

 もう一つ、謝罪しなければならないことがあり、それはプロジェクト内容の変更です。当初は、動物を飼育する予定でしたが、予算の都合上、飼育スペースが外になり夏の猛暑に耐えられない可能性があること、また内装のホワイトボード等の予算が足りなかったこと、これらを考慮し、動物の飼育は断念し、内装へと予算を回すことにしました。勝手に判断し、申し訳ございません。

 自分自身は、7月5日にインドに到着し、7月14日インドを発ちました。当初の予定では、6月中には、学校が建設終わっており、写真撮影とリターン品の受け取りのための渡航でしたが、現地に赴くと、建物は建っていましたが、塗装等はなされていなく、まだ教室とは言えない状況でした。自分も手伝い、少しずつ進み、インドを発つ前日7月13日に何とか作業が終わり、子供たちに初めての授業を実施することができました。

 今回の渡航で、スラムの子供たちは、みなとても賢く、学習意欲もとても高いと感じました。皆、真剣に授業を受け、吸収しています。英語で簡単なコミュニケーションをとれる子供たちも沢山います。

しかし、彼らはほかの一般家庭のインドの子供たちと比べると教育環境がよくなく、高校以降は進学することが厳しいそうです。また、スラムの子供たちは両親の仕事のお手伝いや、年下の兄弟の世話をしなければならないので、小学校も通えない子たちもいます。

学びたいのに学べない、そしてそのためにまともな職に就けずスラムから抜け出せない。こんな状況を変えたいとサンタンは思い、今回のプロジェクトが始まりました。

 結果、皆様のおかげで56万1千円が集まり、友人の夢のための最初の一歩を手助けすることができました。本当にありがとうございます。2万5千人以上が住む大きなスラムに、小さな小さな学校が建てることができました。

このことが、子供たちの将来にどう影響を及ぼすかわかりません。何も変わらないかもしれないし、何か変わるかもしれない。しかし、真摯に学ぶ姿や子供たちの笑顔を思い出すと、彼らの将来が少しでも選択肢が増え、少しでも幸せな将来を送れることを願わずにはいられません。皆様のご協力、心から感謝いたします。

帯広畜産大学6年黒澤拓斗

 

 

 

【スラムで考えたこと】国際基督教大学4年藤本律沙

私がスラムの学校でボランティアをしようと思ったのは、自分が「貧困」だと思っている現場を自分の目で確かめたかったからです。私は幼い頃から世界平和や貧困、戦争などのトピックに興味があり、大学でも発展途上国の開発支援について勉強してきました。しかし大学在学中、貧困や戦争に苦しむ人たちを助けたいと公言していながら、実際机の上の勉強だけしかして来ずに現状を知らない自分を歯がゆく思い、しかし貧困の現場を目の当たりにすることには怖さを覚えていました。
大学を卒業する前に、貧困の現場を見ることが、自分の将来の方向性を考える上で重要だと考えました。幼い頃にマザーテレサの漫画を読んだことがあり、自分の中で最初に思い浮かぶ貧困の現場がインドだったこと、以前インドを訪れた時に貧困の現場にいくことができなかったこと、今後教育関係の道に進むことから、インドの貧困を教育の視点から見ることのできるこの団体でのボランティアを決意しました。

インドのスラムで2週間ボランティアをしてわかったことは、自分は何もわからないということです。現地のスタッフの話を通して、インドの貧困と一言で言っても、政治的、経済的、社会的、文化的など様々な問題が複雑に絡まっており、その絡まりは簡単には解けないということを知りました。また、スラムは様々な人との関わりがあり、スラムの人々だけがより良く生きることのできる状況になれば良いということではありません。さらに、私が関わったのは、数十人の生徒と、学校のそばで暮らしているわずかな人々だけです。学校の生徒は皆熱心に勉強をしていましたが、学校に来ない子どももたくさん見かけました。スラムを歩いていると多くの人が私に手を振ったり笑いかけてくれましたが、中には笑顔を向けても笑い返してくれない人も少なからずいました。以前、私は貧困の中にある人は可哀そうと思っていましたが、スラムの人たちが一生懸命に生きている現場を見て、経済的な格差だけを見て可哀そうと思うのはただの上から目線な考え方でしかないことを思い知らされ、自分が恥ずかしくなりました。

私は生まれてから日本で何不自由なく過ごし、スラムの人々は生まれてからスラムの中で過ごしてきた。相手に寄り添う、理解する、と言っても、彼らの人生を歩んできていない私は完全に寄り添い理解することは一生不可能であるということを思い知らされました。そのような現状に向き合い続けるには、人生を掛けた覚悟が必要だということ、そして、人生を掛けて向き合い続けようとしているスタッフの姿に胸を打たれました。

この2週間の経験は、私のこれからの歩みに大きな影響を受けました。どのような将来を選択するとしても、自分のすることを自己満足で終わらせず、相手の立場に立って考え続ける謙虚さと忍耐を持って人々と関わっていきたいと思っています。
ボランティア活動を支援してくださった石川さん、美輪さん、三村さん、また、現地のスタッフの方々に、感謝を申し上げたいと思います。貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

アサヒワンビールクラブ様より寄付をいただきました

この度、アサヒワンビールクラブ様より、2年分20万円の寄付をいただきました。アサヒビール社員(ワンビールクラブ)の皆さま、ありがとうございました。

アサヒワンビールクラブは2002年4月に導入された社員による新しい募金制度です。「ビール一杯分の社会貢献を」を合言葉に社員の自発的な意思により毎月1口200円から積み立てて、さまざまな社会貢献活動をされている団体へ寄付をしています。

アサヒグループホールディングスHPより

ワンビールクラブは16年前アサヒビール社員8人により、「一杯飲んだつもりで、小さくても意義のある活動をしいている団体に寄付を!」そんな思いから始まった社会貢献活動です。(現在グループ会社に広がり1200人超) 今回、皆さまの活動を知り、皆さまとその感動をわかちあえたことをワンビールクラブの会員一同、大変うれしく思っております。時代の変化により、ワンビールクラブは本年12月(2018年12月)をもちまして解散しますが、アサヒの商品や自動販売機を見かけた際、ワンビールクラブのことを思い出していただければ幸いです。

担当者の方より

有志8名から始まった活動が1200人以上の大きな取り組みへと広がり、これまで多くの団体や活動へ寄付をしてこられたワンビールクラブさま。昨年末でその取り組みが終了なさったことは残念ですが、その16年の取り組みは大きな支えとなって、これからもそれぞれの寄付先の活動の中で社会のために活かされていくことと思います。

レインボーチルドレンでは運営するレインボーチルドレン奨学金にすべてを充当し、チベット難民の若者の高等教育、そして未来のリーダー育成のために大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。

ワンビールクラブHP(2017年度まで掲載)

https://www.asahigroup-holdings.com/csr/philanthropy/social/social_beer.html

これまで頂いた寄付やご支援についてはこちらの協力企業・個人一覧へ掲載させていただいております。

第5期年次会計報告書(2018年4月末)

 

第5期決算終了の報告

この度、第5期の決算を終えまして、所轄庁への事業報告および税務申告・納税(収益事業は今期減免申請)を完了しましたことを報告申し上げます。

活動を支えて下さっている支援者の皆さまに深く御礼申し上げます。

 

所轄庁報告様式について

所轄庁(奈良県庁)へ報告を済ませた、事業報告書、貸借対照表(B/S)および活動計算書(P/L)を、過去4期分と共に掲載しております。

情報公開ページへ >

 

年次会計報告書について

財務諸表の主要指標をダイジェストとして説明致します。

1.経常収益

受取寄附金の内訳は次のようになります。

一般個人寄付 815,400
特定個人寄付 3,260,049
個人都度寄付計 4,075,449
ロボットペイメント(旧クラウドペイメント) 220,403
かざして募金 198,631
ヤフー募金 44,289
LIFULL SOCIAL FUNDING(旧JGマーケティング) 24,420
Readyfor 1,388,492
JAMMIN 101,330
クラウドファンディング計 1,876,235
みらいの貯金箱 45,069
阪急H2Oサンタ 291,136
募金箱計 336,205
寄附金合計(円) 6,389,219

物品販売事業収益(収益事業)の内訳は次のようになります。

BASE Shopチャリティ収益(2017年度は停止) 0
 事業収益合計(円) 0

雑収益の内訳は以下のようになります。

gooddo いいね・楽天買い物等獲得金 764,476
受取利息 12
経常収益合計(円) 7,153,707

※クラウドファンディングの5項目については、広義の〔インターネットを介した不特定多数よりの資金調達〕としてまとめています。

 

2.事業費

事業費の内訳は以下のようになります。

レインボーチルドレン奨学金 6,115,204
奨学金事業支出計 6,115,204
BeTheChangeProject2018に係る事業経費 1,351,408
奨学金事業に係るその他事業経費 310,081
 事業費合計(円) 7,776,693

※管理費項目となる人件費・旅費交通費・会議費等、団体管理のための費用は支出しておりません(メンバーの年2回インドへの渡航費もすべて自費ボランティアで活動しています)。

※BeTheChangeProject2018の経費に関しては、クラウドファンディング手数料を除いています。Readyforより振り込まれた実額以降の経費を表します。

 

3.対前年の変化

  • 受取寄附金の減少(対前年マイナス4%)

マンスリサポーター、かざして募金(ソフトバンク)・ヤフーネット募金等の定期寄付は、ほぼ横ばいであった。個人の銀行振込・ゆうちょ振込の都度寄付もほぼ変わらなかったが、前年度のルピー募金2,645,295円(2016.12.9付レート)という特殊要因がなくなり、微減となった。

みらいの貯金箱(募金箱)については年末回収を行わず、収入金額としては減少した。その分翌年度の回収金額に寄与するものとして期待したい。また、阪急百貨店を経営するH2Oリテイリングが展開するH2Oサンタへの継続的な参加により、安定した募金額に繋がった。

またBe The Chanege Project 2018において、Readyforにてクラウドファンディングを実施し、総勢165人より1,388,492円の収入を得た。次年度はメインとなるチベット難民奨学金事業へ継続的に寄付を頂けるように取り組みたい。

  • 物品販売事業収益の停止(対前年マイナス100%)

EC物販事業はこれまでの方式を転換する時期となった。従来のチベットやインドより買い付けてきたアイテムの単なる販売を1年間停止し、新年度に行う収益事業の準備期間とした。これは収支がマイナスであっても年間7万円を超える住民税が賦課されることを避けるため、年度として収益事業を停止する届出・申告を行ったものである。新年度途中よりの再開を準備中であり、今後も寄付以外の収益事業には力を入れていきたい。

  • 経常収益の減少(対前年マイナス27%)

前年度におこなったプロボノ助成金がゼロであったため(昨年度は300万円)その金額が減少値となった。基本的にメインの奨学金事業そのものへ助成金を受けることできないので、恒常的に助成を受けることは考えにくい。ただ、プロジェクト単位や、内部管理や設備システム投資に関して該当する助成金があれば、今後も積極的に活用していきたいと考える。

  • 奨学金支援事業支出の増加(対前年2%)

2017年度は合計100名のチベット奨学生がインドの大学・大学院で学ぶことができた。また、スラムにおける奨学生もデリーの大学院を修了した。結果、レインボー奨学金奨学生は合計101名となった。
しかし、前年度にルピー募金による前納を行っていたため、対象奨学生の増加がそのまま奨学金支出とはならず、事業支出としては若干の増加となった。

  • 事業費合計支出の減少(対前年マイナス28%)

上記、プロボノ助成-納品が減少した分が合計支出の減少につながった。しかし、当初目標の100名を達成した奨学金事業においてはチベット難民学生100名・スラムの学生1名の大学・大学院進学という社会的インパクトを生み出し、さらに卒業した学生が立ち上げたスラムの学校で学ぶ約40名の子どもたちの初等教育支援が実現された。高等教育支援は支援単価が高く支援数そのものは大きくできないが、卒業後に生み出される社会的インパクト期待は無限である。新年度は、法人として5期取り組んできた成果を卒業生の進路や就職先として報告できるタイミングでもあるので、大きく期待するとともに彼ら彼女らが様々なリーダーとして活躍する未来に希望を描きたい。

 


 

メインとなる奨学金事業は当初目標であった在学100名を達成しました。今後は卒業生を輩出しつつ、卒業後やその先の進路を踏まえた取り組みに移行していくフェーズとなります。高等教育を通じた未来のリーダー育成のためには、プロジェクトの内容をもっともっと進化させていく必要があります。それには、さらに多くの支援者の皆さまに支えていただかねばなりません。これからも、世界を変えていくリーダーの卵たちを応援いただきます様、宜しくお願い申し上げます。

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  • 100名の奨学生を支えるためには、600名のマンスリーサポーターが必要です(インドの大学費用年間約7万円、月千円サポーターとして計算)。ご支援をよろしくお願い申し上げます。

  • みらいの貯金箱(募金箱)を全国に100個設置を目標にしています。設置にご協力いただける貯金箱サポーターを募集しています。


 

Gochiso食リポ@Zaffranスパイスバル(大阪・茶屋町)

 

今年から参加しているGochiso(ゴチソー)を利用して、2店目のレストランに行ってきました。

Gochisoとは

Gochisoはより豊かな外食体験を提供するプラットフォームです。ユーザーはレストランで食事をすると、1000円分〜5000円分のポイントを獲得できます。ポイントは、現金やお得なサービス券として、次回の食事でのご利用、もしくはNPO/NGOに寄付する事ができます。さらに、ポイントをキャッシュバックに使うのも可能です。

 

現在、大阪と関西圏を中心に100店舗以上のレストランが参加しているので、Gochisoのサイト内で「場所」や「希望する料理ジャンル」「予約可能時間」「用途」によって検索して、候補を探していきます。

今回は「日曜日の昼飲み」というのがテーマでしたので、大阪市内で色々とつまみながらアルコールも飲めるお店をピックアップして、茶屋町のZaffranスパイスバルさんに行ってきました。

Zaffranスパイスバル
〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町6-25
TEL 0663722812
Lunch&Cafe 11:00-22:00
Bar 17:00-22:00

“世界中で愛されているスパイス料理で、健康美女・美男子を応援したい!”
がコンセプトということで、健康美女・美男子で行ってきました。笑

真ん中はたまたま来店していたGochisoのCEO・フィリップさんです

数あるスパイス料理の中から、オーダーしたのがこちらの料理です。

左上から、ビーツドレッシングのサラダ、キーマサモサ、カッテージチーズと野菜のグリル、カレー風味のペンネ、キーマカレー、海老カレー、タンドリーミックスです。

スパイス専門店だけあって、絶品のカレーはもちろん、スパイスの効いた美味しい料理をたくさんいただききました。そして、スタッフの梅原さんのご好意で、夜しか提供していないタンドール(釜)に炭が入り、タンドリーミックスを食べることができました。

インドでよく見かけるタンドール

タンドールを使った炭焼き料理はこちらの名物で、120センチの串で焼き上げるロングスパイスバーは大迫力です!!
(食べるのに夢中で写真を忘れていました。。)

代わりに釜の前で記念写真

夏にぴったりな美味しいスパイス料理と美味しいお酒をありがとうございました!

 

そして、5月よりGochisoのシステムがより使いやすい仕組みに変更されていました。

Gochisoの仕組み

1. ご来店の時間を記録するためレストランのページでチェックインしてください

2. 食事代を確認するため、受け取ったレシートをアップロード

3. レシートが確認された次第、ポイントがユーザーのアカウントに付与されます

Discover

 

Gochisoサイトでのチェックインやレシートのアップロードは簡単で、ワンタッチで完了します。今回は6人で15,000円の会計でしたが、2000ポイント=2000円がリアルタイムでレインボーチルドレンのGochiso口座に加算されました!

獲得ポイントはNPO・NGOへの寄付の他にも、次回利用時の割引やキャッシュバックも可能です。

美味しいは世界を変える。

 

これからもGochisoを利用して世界を変える(レインボーチルドレンは“教育は世界を変える!”)取り組みを広げていこうと思います。

Gochisoのレインボーチルドレンのページはこちら ⇓(画像をクリック)

 

Auto Donateボタンを押すと、
次から自動的にレインボーチルドレンへ
ポイントが寄付されるよ!

 

 

インドの学校へ教師用定規の寄贈を受けました!

 

昔学校の黒板で使っていた大きな定規たち。

ブルーの分度器、ホワイトの二等辺三角形と直角三角形の教師用定規が8個づつ、レインボーチルドレンに届きました。

新古品でしばらく倉庫に眠っていたため埃がかぶっていましたが、軽く水拭きするとピカピカの状態になりました。

使用にはまったく問題ありません。バリバリの現役で通用します。

こちらは、以前こういった学校関係の文具を扱っていた方(匿名希望)より、廃棄するより何処かで役立てて欲しいとご連絡をいただきました。

10年前の学校納入価格はひとつ2万円ほど。現在でもネット価格で1万円前後する高級品なんですね。特に分度器は途上国ではなかなか手に入らない貴重なものだそうです。

今回寄贈を受けた分だけでも50万円分近い価値がありますが、実はこの何倍もの量を持ってきてくださいました。でもインドへの運搬を考えると、きちんと責任を持って受け入れができるのはこれだけだと判断しました。残念ながら残り(200万円分近く?!)は焼却場へ運ばれていきました。。。

世界のどこかで必要とされるものが、一方で不要となって廃棄されてしまう現実に心が痛いですが、せめてこの24個の定規たちは海を渡って、子どもたちの教育に役立てて欲しいと願います。

レインボーチルドレンではインドへ大量に運ぶことは難しいですが、こうした教育現場に役立つものをお持ちでしたら、一度ご相談ください。

 

大人の社会科見学inグランフロント大阪ナレッジサロン

 

昨日はサービスグラント主催の「大人の社会科見学 in OSAKA 特別版」に参加してきました。

プロボノのホントのところ
経済、環境、福祉・・・私たちの身の周りにある、知っていそうで知らない様々な社会問題。その”ホント”のところはどうなのでしょう?社会問題の最前線で活動にあたるNPOなど各分野のスペシャリストをゲストに、その深い知識と洞察を得て、みんなで「楽しく」「まじめに」”ホント”のところを見つめる、目からウロコの「大人の社会科見学 in OSAKA」。今回は大人の社会科見学 in OSAKAの特別企画として、これまでにプロボノワーカーが支援した団体の中から国際交流、音楽、スポーツ、地域福祉など異なる分野の5つの団体にお越しいただくスペシャル企画となっています。5つの団体には、日頃の活動を紹介いただくことに加え、プロボノによる支援の成果や団体の未来について、プロボノワーカーとともに、ブースセッションを繰り広げていただきます。プロボノの主役であるNPO、プロボノワーカー 、両者のリアルボイスを一気に聴けるソーシャルな午後を過ごしてみませんか?

今回登壇した団体は、サービスグラントでプロボノ支援を受けたことのあるレインボーチルドレン、音楽サポートネット音結バスケノワ伊丹、 西山田ふらっとサロン、 SASAE愛太子 の5つです。

参加者は既にプロボノワーカーとして経験のある方、これから登録して活動しようという方、総勢30名ほどの皆さまでした。

第1部は、5つの団体よりそれぞれ15分程度の団体紹介タイム。レインボーチルドレンは1番目の発表です。

 

久しぶりにステージでマイクを握って緊張しましたが、キーナンバー「101」について説明しました。101はレインボーチルドレン奨学金でインドの大学に通う奨学生の数です。

そして、昨年の春までの半年間で受けたプロボノ支援について、概略を説明しました。

皆さん真剣な面持ちで聞いてくださっています。

隣ではトークの内容に合わせて、みーにゃんさんが模造紙にまとめていってくださいました。

第1部の内容がこちらです。聞きながらライブで記入された内容は、かわいいイラストと視覚化された情報でまとめられました。すごい!

そして、こちらは第2部です。ブースセッションを2回転する構成で、5団体の内2つを選んで聞きに行けるという仕組みでした。

第2部は、実際にレインボーチルドレンを支援くださったプロボノチームを代表して渡辺さんが司会を務めてくださいました。

第1部で参加者の皆様からいただいた質問票をもとにしたQ&Aコーナー、プロボノワーカー視点での渡辺さんからの質問、第2部に集まってくださった皆さまからの質問に答えていく形式で、第1部より掘り下げた内容になったと思います。

左から北條(副代表)、石川、渡辺さん、三村(副代表)

実はみーにゃさんが第2部もずっと模造紙を書き続けてくれました。下半分は第2部のQ&Aがすべて詰め込まれて隙間がない状態になりました。みーにゃさん、ありがとうございました。模造紙は記念に持ち帰りました。そして渡辺さん、司会進行ありがとうございました。

~参加者アンケートより

参加者A さん
 すごく勉強になり、皆さんにエネルギーをもらい、みんな思っていることは同じで、力を集めるとこんなことができると勇気をもらいました。ありがとうございました。また参加したいです。

参加者B さん
どのような形でプロボノというものが取り組まれているのか、知ることができてよかったです。

今回はレインボーチルドレンにとってもプロボノ支援の内容を再確認するいい機会となりましたが、参加者にとっても実際にプロボノ支援を受けた団体の生の声を聞ける機会となり、お互いにいい時間の共有ができたと思います。

自身の知識・経験・技能を社会貢献に役立てていこうというプロボノワーカー(とこれからという卵の方も)と、そういったリソースが不足しがちなNPO等のマッチングが、今後もサービスグラントを通じて沢山実現していくことを願ってやみません。

近いうちにまたレインボーチルドレンでも新たなプロボノチームを結成したいと思います。その際はよろしくお願い致します!