レインボーチルドレン奨学金

レインボーチルドレン奨学金は、高等教育支援(大学・大学院)を通じて社会を変える当事者(イノベーター)を育成しています。

2012年にスタートしたレインボーチルドレン奨学金では、現在66名(第2期生から第5期生)がインドの大学・大学院で学んでいます。

  • チベットプロジェクト・・・65名
    (チベット難民対象)
  • スラムプロジェクト  ・・・1名
    (インドのスラム対象)

目標は2017年に100名在学を達成することです。

  • 延べ奨学生数156名
  • 卒業生数13名

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中央チベット政権(CTA)教育省との協働

最初に訪問した2012年当時、毎年チベット人高校(インド・ネパール・ブータン)を卒業する約1500名の内、奨学金を受けて大学以上へ進学ができる約200名の内訳は、

  • ダライ・ラマ法王基金の奨学金から約100名
  • 諸外国からの支援による奨学金から約100名

となっていました。

奨学金状況2014
2014年 中央チベット政権(CTA)教育省

難民社会では、自力で大学まで進学することはほぼ不可能であり、奨学金を受給できるかどうかが進学の分かれ道となっています。ただし、現状では狭き門です。

チベット難民進学率
世界の進学率(2012年、出典:UNESCO)とチベット難民の進学率(2014年、CTA)の比較

世界的にみても最下位グループとなる現状では、子どもたちの未来を担う教職はおろか、難民社会を支えていく高度な専門的人材が枯渇し、守ろうとしているチベット文化を後世へ繋いでいくことができなくなります。

そこで、2012年にレインボーチルドレン奨学金(Rainbow Children Scholarship)を創設し、100名の奨学生をサポートすることを目標にプロジェクトをスタートしました。

チベット学生を継続して支える >

 

レインボーチルドレン奨学金制度

【選定条件】

①孤児もしくは片親がいない子ども
②一定以下の貧困家庭
③統一試験で60%クリア(10年生12年生時にインド統一試験がある)
の条件を満たした生徒から年度の追加枠数を成績上位から選定する。
【年間費用】
インドの大学に通うための年間費用は約7万円(学費・寮費)(学校により異なる)
【年間査定】
①大学の試験で50%以上(未満は単位を落とす)
②出席率75%以上
いずれか満たさない場合は奨学金停止とする。

 

奨学生ミーティング2016秋

年に2回行う現地での奨学生ミーティングは、デリーとダラムサラの2ヶ所で開催しています。2016秋の奨学生ミーティングでは、互いの文化を交流することを目的にワークショップを通して深い交流ができました。

 

2016年秋、スラムから奨学生第1号が誕生しました

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2016秋、スラム出身で自力でデリー大学を卒業し、スラムの子どもたちのために夢を追いかけるサンタン君の大学院(MBA)支援が始まりました。デリーのスラム中に学校をつくる夢を応援します。

夢をめざして、がんばれ未来のリーダーたち!!

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最近の活動報告より

昨日5月20日(土)、阪急百貨店うめだ本店9階の祝祭広場で、スラムプロジェクトについてお話させていた ...
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先週の日曜日、神戸ヨガフェスへ出店してきました。 神戸は快晴でポカポカ陽気、とっても気持ちいいイベン ...
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今年の春は20台のカメラを持って、インドへ向かいました。 10台はペトンスクール(初等部)へ、残り5 ...
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神戸発のヨガフェス、"Come Join Yoga Fest Kobe"! 第3回目の開催となる、2 ...
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4月1日より9日間開催した「五感で感じるインド展」はお陰様で、無事盛況のうちに終了することができまし ...
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レインボーチルドレンとは

レインボーチルドレンは、インド・チベットの若い世代から未来のリーダーを育成する奨学金を運営するNGOです。

現在インドでの活動をメインに、2つのプロジェクトに取り組んでいます。

2つのプロジェクト

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チベットプロジェクト」~難民から大学進学のための奨学金運営
インドの中のチベット、チベット難民の子どもたち65名が、現在インドの大学で学んでいます。2017年には100名在学を達成する計画です。
スラムプロジェクト」~スラムの子どもたちへの教育支援
インドの首都デリー最大のスラムから、デリー中のスラムの子どもたちへ教育を届けるために、スラム出身の若きリーダーの育成に取り組んでいます。

 

教育は世界を変える!

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▼レインボーチルドレンの目標~Our Vision
貧困・環境等の理由から生まれもった輝きを活かせない、世界の子どもたちを支援します。
▼レインボーチルドレンの使命~Our Mission
支援を受けた子どもたちが、自分の力では取りのぞくことができない外的要因をクリアし、社会のために使命を果たすサポートをします。そして子どもたちの世代で、国境のない世界を実現するという大きな目標を達成できればと強く願います。
‘ Education is the most powerful weapon which WE can use to change the world ‘
▼レインボーチルドレンが大切にするもの~Our Values
利他  altruism+compassion
無償の愛 unconditional love
ひとつの地球  without borders

 

目指すのは、ひとつの地球

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今地球上には様々な問題が存在します。戦争、人口問題、環境問題、資源とエネルギーの問題、都市問題など数えるとキリがありません。グローバル化は更に格差、貧困を生み出し、このまま進むと取り返しのつかないことになるという危機感がありながら、確かな処方箋を出せずにいます。地球レベルでは解決方法があっても、権利や主張が絡み合い、簡単には物事が進まないのです。問題は非常に複雑です。

NPOレインボーチルドレン

しかし、どうでしょう。地球儀を見ながら考えると、「こうしたら良いのに」と簡単に解決法が浮かびませんか?難しくしているのは人間が勝手に引いた線なのです。国、民族、宗教でこちらとあちらに分け、先進国と新興国と途上国であちらとこちらに分ける。そのことが争いや支配を生み、対立を生み、問題を難しくさせるのです。

「認め合う」 「分かち合う」

このたった2つができるだけで、今の地球は何万倍もいい星になると考えます。多様性を認め合い、自分のことだけを考えず他と分かち合うこと。これだけで殆んどの問題が解決できるのではないでしょうか。

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レインボーチルドレンは、

  • 慈悲の文化と利他の精神が浸透するチベット
  • 分かち合うコミュニティを形成するスラム

はその解決の鍵を握っていると考えます。

また、インドという国は、多様な民族、宗教、文化、価値観、身分制度など様々な線が引かれた中で成り立っている国です。世界一複雑な多様性を内包しつつ調和するインドは、これからの地球上の様々な問題を解決するモデルになるのではないでしょうか。

事実、チベットもスラムも精神的な幸福度は日本人を上回っています。心の豊かさは我々日本人が学ぶべき立場にあると考えます。そして、そこから育つ次世代の子どもたちは、ひとつの地球として考えることのできる、未来の各分野のリーダーになるポテンシャルを持っていると考えています。

 

高等教育を通じたリーダー育成

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高等教育とは中等教育(日本では高校・義務教育)終了後の、大学または大学院を指します。

レインボーチルドレンでは、現在変えられない社会的問題を自ら変えていく、未来のリーダーたちを育成することを目標としています。

地球上の様々な問題は、直接我々の手で問題を解決することは難しいかも知れませんが、子どもたちの未来で解決することは可能かも知れません。子どもたちの未来に投資をするのです。そのことが遠回りのように見えて、実は近道だと考えています。

また、国際協力の場合、我々先進国の価値観を押し付けるのではなく、支援を受ける側が自分たちの手で選択をしていくことが重要だと考えています。社会的問題解決を自分たちの手で選択するためには、人材の育成が不可欠です。そのための高等教育なのです。

教育は世界を変える!

(レインボーチルドレン奨学金の大学生たち、現在66名)


虹に込めた名前の意味