2016秋のスタツア感想文⑤~はるかの場合(ヨガインストラクター・東京)


 

私はヨガをインドで修行しているので、インドには頻繁に行っていますが、デリーのスラムに行ったりチベットの首相や学生と交流することは、今までのインドとはきっと違った体験ができると思い参加しました。

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ツアーは思った以上の詰め詰めなスケジュールでハードでしたが、石川代表が2週間で1ヶ月くらいの濃い体験をするでしょうという、始めの予言めいた発言が耳に残りました。

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始めて行くバラナシはとても印象的な街でした。不浄の地とされる反対岸にあるマザースクールにも訪問しました。真剣な眼差しで勉強する子ども達とボランティアで学校の運営されている人々の姿が清々しく美しいと思いました。

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次の予定はデリーのスラム訪問です。正直言ってインドのスラム、どんな汚さ?カオス?想像を絶するものになるだろうと予想していましたが、実際はその逆で、そこには普通の人々の暮らしがありました。学校へ訪問し感じた事、それはここの子ども達も純粋さでした。そこには希望と喜びがありました。

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次の日にはダラムサラへ移動し、ペトンスクールを見学に行き、環境問題、コンピュータ、各授業のレベルの高さに驚きました。

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サラ大学の学生達にいつかチベットに帰りたい?と聞くと皆即答、「absolutely!ぜったいに!」と声を揃えて目を輝かせていたのが印象的でした。チベットからついこないだの冬に亡命してきた学生もいて、彼らのバックに雄大なチベットの大地が見えたような気がしました。

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センゲ首相もチベットの若い世代の教育を最優先に考えているとおっしゃっていました。高い水準の教育により、各分野に強いリーダーを育て、言語の保存をすること、アイデンティティを確立することが、チベットの存続に繋がり、いつの日か独立へ、という思いは首相から学生達へ思いが完全に一致していて、揺るぎない可能性を感じました。

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未来のリーダーを育てることがチベットの未来へ繋がる、レイチルの奨学生支援やその他の活動の重要性を知り、新しい視点を得る事が出来た旅となりました。

Haruka Tara

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