ファミリーデイ@ソフトバンク本社へ行ってきました

 

先週末の連休に、東京汐留にあるソフトバンク様本社で行われたファミリーデイへ出展してきました。社員およびその家族向けのクローズドなイベントで、当日は雨模様でしたが来場者は約1000人という大盛況でした。

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レインボーチルドレンでは、香り玉・ぬりえ・キッズカメラの3つの教室と、チャリティの販売を行いました。若いファミリーが殆んどとのことで、簡単にできるお子様向けの教室の準備をしました。

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「香り玉をつくろう♪」コーナーは大盛況で、全員夕方の終了まで昼ごはんを食べれない状態でした。ちびっ子に大人気。楽しんでもらえました。

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参加した10団体は、それぞれ会議室をお借りしてのブース作りです。(この写真見たら子どもが逃げちゃいますね笑)

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設営の様子。3つのコーナーと、チャリティ商品で大混雑。

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香り玉コーナーと、香り玉プロジェクトのたかこ先生。後にここは一番人気のコーナーとなります。

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チャリティのコーナーには、つい先日インドで仕入れてきたばかりのアイテムが並びました。

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タイルアーティストまいさんのレインボータイルも並びました。

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販売用の香り玉もあります。

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チベットやインドのアイテムです。

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こちら男の子向けには、キッズカメラをお試しで準備。

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副代表の北條さんも、アザラシのアニマル帽子でスタンバイです。

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代表もシロクマの帽子とキャラクターの棒をもって呼び込みです。

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春のスタツアに参加したぬいぐるみたちも手伝いに来てくれました。インド帰りのロージー(かえる)とポポちゃんです。iPadでは、ツアーで撮影した香り玉教室や青空教室、ぬいぐるみツアーの動画が流れています。

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ここから先はお子さんの顔がみえないように。。。キャラクターのモモちゃんは塗り絵コーナーで一番人気でした。

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キャラクター5人分をそろえました。最初にどのキャラを塗りたいか、お子さんに選んでもらいます。

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この子もモモちゃんを選んでますね♪

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この子もモモちゃん。

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この子も。ちなみに2番人気はお坊さんのテンドンくんでした。

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香り玉は、ストラップかネックレスのどちらかのヒモを選んでもらって、毛糸の袋にポマンダー、ヒモ、ビーズを取り付けて、最後に好みのアロマオイルを垂らしてオリジナルの完成です。

香り玉教室は、4時間でなんと52名が参加したのでフル回転でした。参加したお子さんには完成した香り玉と一緒に写真を撮らせてもらいました。

満足そうな笑顔と、恥ずかしそうな笑顔、嬉しい笑顔、、、たくさんの笑顔がうまれました。

お見せできないのが残念です。

代わりと言っては何ですが、お子様向けにアニマル帽子を被ってテンションが上がったスタッフの写真でお楽しみください。

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ペッパーや、ふてニャン、お父さんも参加して、楽しいイベントでした。

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またにゃん!

ソフトバンクグループの皆さま、ありがとうございました。

2016春のスタツア感想文⑤~Amberの場合(アメリカ人・神奈川)

 

When I decided to join the tour, I made the decision suddenly and without hesitation. My normal fears and anxieties were silent; it was as if someone were pushing me from behind saying “Go”. I didn’t know at that time how much I would be affected by the trip.

When we arrived in Delhi, I admit I was stunned at first; the dust, the garbage, the 5 am singing coming from the streets. As we met the people of Delhi, these feelings faded and the message became clear: Education changes the world. Literacy changes the lives of the children under the bridge, learning social values changes the lives of the people living in temporary shelters. Education is the most powerful tool in the world.

In Dharamsala, my heart grew bigger. The Tibetan people’s drive to preserve their culture while living in exile should be deeply respected worldwide. Hearing their personal stories, watching them create intricate, beautiful artwork, and feeling the energy of the crowd attending the ceremony for Dorjee Tsering are permanently etched in my memory. I never expected that I would be so deeply moved by their struggle. I truly believe they need to be supported by the people of the world.

My opinions on human rights have changed and my heart has grown, but not just from the Indian and Tibetan people we met. Rainbow Children and everyone involved on the tour were a big part in this change as well. I really needed a new perspective in my life and I’m excited to put more of my energy into worldwide change. I want to thank everyone in the group for their patience with my poor Japanese skill! I look forward to meeting everyone again!

 

私が何かのイベントに参加しようとする時、大抵の場合はためらうのですが、今回はそういった感情はなく、躊躇せずこのツアーに参加しようと決めました。

それは、あたかも誰かが私の後ろから”行け!”と後押ししてくれいるかのようで、私の恐怖と不安という感情は平静を保っていました。

ツアーに参加しようと決めたその時は、このツアーで私がこんなにも影響を受けるとは知りもしませんでした。

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デリーに着いた時、まず砂埃や散乱するゴミ、朝の5時に路上で歌い始める人達といった環境の違いに度肝を抜かれました。

けれども、デリーで先生や子ども達と出会うにつれてその驚きも徐々に薄れ、教育が世界を変えるという言葉が明確になりました。

識字率が橋の下で生活する子どもたちの生活を変え、道徳教育が仮設住宅で暮らす人たちの生活を変えるということです。

私は教育が世界でもっとも強力なツールであると言うことを感じました。

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ダラムサラで私の心は大きく成長しました。

チベットの人達は、亡命先でも彼らの文化の保護に取り組み、我々は心から彼らの文化を尊重すべきだと感じました。

チベット人の個人的な物語を聞き、とても繊細な工芸品や美術を拝見し、Dorjee Tseringの葬式のために集まった民衆たちのエネルギーを体感したことは、生涯忘れることはないでしょう。

抗議活動によって私の心が動かされると言う事は一度も考えたことがありませんでした。

彼らは世界中の人たちから支援を必要としていると心から実感しました。

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人権に対する私の考え方は変わり、心は成長しましたが、それは出会ったインドやチベットの人達からだけではなく、レインボーチルドレンの人達やこのツアーに関わった人達からも同様に大きな影響を受けました。

私の人生において新しい視点、観点を必要としていましたが、今は世界規模の変化のために私のエネルギーをもっと注ぎたいと奮起しています。

私の乏しい日本語能力に耐えてくれたグループのみなさんに感謝したいです。

また、みなさんと再会できる事を楽しみにしています!

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お土産チャリティ第一弾!ヒマラヤ水晶2タイプ

 

今週帰国した「春のスタディツアー」で仕入れてきた限定お土産チャリティを、BASEチャリティショップにアップしました。

第1弾は、ヒマラヤ水晶(マラ)です。

昨年はインド国内の商品価格上昇と急激な円安により、一時取り扱いを中止していました。

しかし、再入荷の問合せの声が多く、今回限定12個(中玉4個、小玉8個)を仕入れて参りました。入荷をお持ちだった方は、お急ぎください。


 

レインボーチルドレンでは、
①チベット(ダラムサラ)やインドで適正価格で仕入れた商品を
②日本において適正価格でチャリティとして販売し
③販売純利益の100%をチベットの奨学金に充当しています。

現在、現地までの渡航費用、国内での商品化のための費用等を個人ボランティアでまかなっているため、販売収益の殆どが奨学金に充てられる仕組みになっています。

ダラムサラ現地での商品購入や材料の購入は、
①それで生計を立てるチベットの人々の生活を支えることにつながり、
②チベットの伝統芸術文化を守ることにもつながります。
③そして、日本で入手困難なこれらのアイテムを手にされた皆様には、笑顔をお届けします。
④その結果、皆様が購入されたお金はチベットの子どもたちの奨学金として教育を支えます。

アイテムの購入が教育支援につながるチャリティ商品です。

インドの大学に進学するには、学費と寮費を含めて年間一人当たり約8万円がかかります。
奨学金プロジェクトは2017年までに常時100名在学を達成する計画です。(予算約800万円)

 


水晶の中でも特にエネルギーが強いといわれるヒマラヤ産のクリスタルのマラです。
ひとつひとつ手作りでラウンドにされた水晶は少々のインクリュージョンが含まれているものもありますが、マシン・メイドのものとはちがう温かみを感じさせます。
ナチュラルな味わいを愛していただける方にお勧めいたします。

水晶はあらゆるものの「浄化」と「幸運」を司るオールマイティな石です。
ネックレスやブレスレットとしてお使いいただけます。

マラ(サンスクリット語で花輪の意味)はチベット仏教の数珠です。
回数をカウントするためのツールであり、通常マントラを唱えながら瞑想するために使用します。使用法は、親指で時計回りに回しながら108回マントラ(もしくは神様の名前)を唱えます。チベットでは、各108回ごとに米を一粒並べてカウントします。また100ラウンド、1000ラウンドをカウントするためにドルジェとベルを使用します。(マントラカウンターは別ページで販売しています)

【商品詳細】
8.5mmの水晶×108個(全長45.0㎝*白色のフサ部分をのぞく)
7.0mmの水晶×108個(全長35.5㎝*黄色のフサ部分をのぞく)
ヒマラヤ(マナリ)産、グジャラートでハンド加工

2016年ダライ・ラマ法王14世来日法話

 

(2016年11月横浜講演)

ダライ・ラマ法王 横浜講演 2016 『思いやりのこころ―幸せへの鍵』2016年11月17日(木)開催についてはこちらからお申込みください。


(2016年5月大阪講演)

追加募集は締め切られました

ぜひ当日の内容を、インターネット中継でご視聴ください。

ダライ・ラマ法王2016年来日法話「入菩薩行論・文殊菩薩の許可灌頂」
チケット販売のお知らせ(外国団体のキャンセルのため)

現在、外国団体からキャンセルがあったため、ダライ・ラマ法王2016年来日法話「入菩薩行論・文殊菩薩の許可灌頂」のチケットの販売を行っております。ご希望の方は以下の手順に従ってお申込みください。

お申込み手順

  1. チケット申込書」をダウンロードして必要事項をご記入ください。
    ⇒ チケット申込書ダウンロード
  2. ■ファックスの場合:
    必要事項を記入した「チケット申込書」をダライ・ラマ法王日本代表部事務所へお送りください。
    ◎ファックス番号:03-3565-1360
  3. ■Eメールの場合:
    チケット申込書」にある必要事項をメールでチケット受付専用アドレスへお送りください。
    ◎チケット専用アドレス:osaka2016@tibethouse.jp
  4. チケット代金をお振込み下さい。
    全席指定 B席(1階) 30,000円 / C席(1階)25,000円 / F席(2階)20,000円  (消費税込)
    ※ 振込先の口座情報は「チケット申込書」をご参照下さい。
  5. チケット代金お振込み時の「振込控え」をファックスまたは、Eメールでお送りください。
  6. チケットは、会場の受付でお渡しします。その際、上記の「振込控え」のご提示が必要となりますので、お忘れのないようお持ちください。
  • お振込みをされた方から優先致します。
  • 満席になり次第締め切らせて頂きます。
  • チケットのお申込みは、勝手ながら2016年5月6日(金)までとさせていただきますので、お申込みおよびチケット代金のお振込みをこちらの期日までにお願いいたします。

(追記ここまで/チベットハウスより転載)


ダライ・ラマ法王2016年来日法話「入菩薩行論・文殊菩薩の許可灌頂」
チケット販売について(一般席)

 

日頃よりダライ・ラマ法王、並びにチベット亡命政権の活動に深いご理解とご支援を賜り、心より御礼を申し上げます。来たる2016年5月10日(火)~13日(金)、ダライ・ラマ法王の法話「入菩薩行論・文殊菩薩の許可灌頂」が大阪国際会議場にて開催することが決定いたしました。

開催日程

  • 2016年5月10日(火)~13日(金)午前9時30分~15時迄
    午前の部:9時30分~11時30分(4日間)
    午後の部:13時~15時(4日間)
    尚、開場は開演の1時間前です。(セキュリティチェックにご協力ください)
  • 会場:大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪) ⇒ アクセス
  • 警備の都合上、ご入場の際に金属探知機等による身体及び手荷物チェックをさせていただきます。
  • 乳幼児の同伴はご遠慮下さい。

 

一般席チケット販売について

一般席チケットをご購入ご希望の方は、チケットぴあ、ローソンにて発売中です。

発売期間
2016年2月28日(日)午前10時~2016/4/30(土) 23:59
予定枚数終了としました。
チケットぴあ
Pコード:631-623
電話予約:0570-02-9999
http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1600320&rlsCd=001
ローソンチケット
Lコード:55805
一般発売予約TEL:0570-084-005 (Lコード必要)
http://l-tike.com/dalai-lama/ (パソコン・携帯共通)
問い合わせ先
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス・ジャパン)
〒160-0031
東京都新宿区西落合3-26-1
TEL: 03-5988-3576
FAX: 03-3565-1360
lohhdl@tibethouse.jp

ダライ・ラマ法王来日法話インターネット中継

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http://dalailamajapanese.com/live-japanese

ダライ・ラマ法王による大阪での『入菩薩行論』の法話の模様が、日本語の同時通訳でインターネット中継されます。期間は2016年5月10日から13日まで。時刻は連日、9:30から11:30と13:00から15:00。

法王はチベット語で話されますが、こちらのページから日本語通訳で視聴ができます。

ライブ中継配信時間
2016年
5月10日:午前 9:30 – 11:30、 午後 1:00 – 3:00
5月11日:午前 9:30 – 11:30、 午後 1:00 – 3:00
5月12日:午前 9:30 – 11:30、 午後 1:00 – 3:00
5月13日:午前 9:30 – 11:30、 午後 1:00 – 3:00

 

20キロの虹の文房具、ヒマラヤを越えてインドへ

 

去年秋から始めた「レインボーペンシルプロジェクト」。

インドの子どもたちに色鉛筆や文房具を贈る活動です。

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メンバーのあかりさんが知人への呼びかけや特設ページで呼びかけて、たくさんの方にご協力いただき、約20キロの文房具が集まりました。

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みなさんの想い、必ず届けてきますね!

本当にありがとうございます!

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青空教室の子どもたち

阪急うめだ本店H2Oサンタ・チャリティトークイベントのご報告

NPOレインボーチルドレン H2Oサンタチャリティートークショー

 

昨日2/13、阪急うめだ本店9階の祝祭広場で、スラムプロジェクトについてお話させていただきました。

NPOレインボーチルドレン チャリティートークショー

バレンタインチョコ博覧会で大賑わいの催事会場横ということもあって、祝祭広場はたくさんの来場者であふれていました。

NPOレインボーチルドレン チャリティートークショー

そんな中、11時から17時までブースを出させて頂き、13時と16時に30分ほどのトークセッションをさせていただきました。

NPOレインボーチルドレン チャリティートークショー

足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました。また、偶然でしたが耳を傾けてレインボーチルドレンの話を聞いてくださった皆さま、ありがとうございました。そして、ブースにお寄りくださったり、募金をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

NPOレインボーチルドレン チャリティートークショー

この様子は、H2Oサンタホームページの「2月13日(土)チャリティートークイベントのご報告」でもご紹介いただいております。

今回は「スラムプロジェクト」がテーマでしたが、また年内にチャリティトークに登場する予定です。いずれ、「チベットプロジェクト」についてもお伝えする機会を持てればと思います。

 

【お知らせ】

世界にひとつだけのブライス」H2Oサンタ チャリティーオークション&第3回H2Oサンタ NPOフェスティバル開催決定のお知らせ

◎場所:阪急百貨店うめだ本店 9階祝祭広場
◎期間:2016年2月24日(水)~2月29日(月)〔催し最終日は午後6時まで〕
※共催 株式会社クロスワールドコネクションズ(CWC)

今回は春のスタディツアー(2/27-3/8)と重なり、第3回H2OサンタNPOフェスティバルには参加できないのですが、夏に開催が予定されている第4回H2OサンタNPOフェスティバルには参加する予定です。その時にはブースでのチャリティアイテムの販売も可能ですので、たくさんの方にお越しいただければと思います。詳細は後日ご案内致します。

 

【フォトギャラリー】

ゆうかのインド奮闘記⑧ チベット人学生との交流からふと思う

 

ナマステ!現地インターンのゆうかです。

先日、サラ大学に一週間ほど滞在し、レインボーチルドレンが支援する学生たちに会いにいきました。

サラ大学(College for Higher Tibetan Studies)とは、ダラムサラの麓に位置するチベットの文化や言語、宗教を次の世代へ継承していくために創設された大学です。

実際にチベット本土から亡命してきた人も学生のなかには数多くいます。

 

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学生との面談や教員の方々との雑談、放課後の何気ない交流などを通して、チベット社会がさらに深く見えた日々。今日は、サラ大学での滞在を通して感じたことを綴ります。

 

 

”家族にも伝えず、国を離れてきたこと”

「国境を越えたときに初めて家族に連絡できた」

 

”追いかけてくる親を振り払ってまで、山を越えたいという意思”

「教育を受けたい、チベット語を学びたい。ただその一心だった」

 

”死と向き合わせで越えたヒマラヤ” 

「いつ中国政府に見つかってしまうかわからないその恐怖で、凍傷しかけた手足に気付いたのは国境を越えた時だった」

 

”親や兄弟がまだ投獄されていること”

「家族とは1年に一度連絡が取れたらいい。話したいことはたくさんある。けれど、今どこにいるかさえ伝えられないんだよ」

 

 

彼らと交わす言葉一つひとつが胸に突き刺さる。

本やドキュメンタリーを通して知っていても、実際に学生から聞くことはまた異なる重みがありました。

この短期間に彼らが歩んできた人生を十分に受け止められる自信など到底なく、彼らの発する言葉一つ一つにただただ全身全霊で向き合うことに集中していました。

学びに対する熱い想い。

チベットの文化を守りたい。その一心で勉学に向き合う姿。

心から彼らを敬う想いを抱いてやまない。同じ学生として触発されて仕方ない。

 

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彼らの私生活にも驚きました。

空き時間には何をしているの?と尋ねると、

「詩を読んでいる」「詩を書いている」

そんな答えが多くの学生から返ってくるのです。

 

「IC(Identity Certificate)はただの名前が書かれた身分証明書であり、自分の国はどこにも記されない。無国籍と書いてあるだけ。この地球に生まれたのに、どこにも属していないかのような感覚をもつことがあるんだ。」

 

そんな胸中を明かしてくれた学生もいました。

彼も日々、詩や物語を書いているそうです。

内に秘めたこの溢れんばかりの想いを外に吐き出す手段の一つが詩なのでしょうか。

 

いつか彼らの紡いだ言葉に触れてみたい。

いつか彼の書く物語を読んでみたい。

サラの学生は言葉で伝えることに長けた学生が多いことに気づきました。ただ話している時でさえその情景が目に浮かぶ言葉の豊かさ。

失われようとしているチベット、チベットの言葉、文化がこんなに豊かに彼らの中に生きているということ。

 

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本土では日に日に弾圧が強まり、チベット語を学ぶ機会はほぼありません。チベット語を話すだけで、罰金を払わなければいけない地域も存在します。こうした状況に焦りを感じながらも、こうして前に進もうとしている学生がいることが何よりもの希望です。

 

彼らがいかにチベット社会にとって貴重な人材であるのか、チベット社会のことを深く知るようになり改めて感じています。

10,000いいね!ありがとうございます!!【達成記念プレゼントあり】

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Facebookページで10000いいね!を達成しました。

1万名の皆さま、本当にありがとうございます。

そして、無料で1万名の皆さまとつながる手段を提供してくれたfacebookに、心より感謝申し上げます。

3年前の当時はまだ正式なホームページもありませんでした。準備中であったNPO法人では寄付のすべてを奨学金に充当する方針として、経費はゼロで立ち上げていくことに決めました。そこで経費がかからず無料で広報ができるFacebookページを活動広報の場として、いいね!数を指標のひとつとしてスタートしました。

そして、初期経費や会費がかかるものはすべて見送り、NPO法人の認証・登記手続きはすべて個人で行い、ホームページは無料ホームページ作成のWixで作成し(最初のサイトはコチラ)、奨学金の原資となるチャリティ販売を無料ECサイトのBASEで登録し、直後にgooddoと出会うことで皆さまから応援いただける場をいただき、一歩づつ歩みだしました。

それからこれまで、レインボーチルドレンの活動に対し、
純粋に「いいね!」と言っていただけることの積み重ねを大事にして、
3年間で沢山の方へ活動報告をお届けして参りました。

インターネット上なので普段は顔が見えない1万人です。
でも、ステージに立ってその1万人の皆さまを前にした場面を想像すると震えます。
1万人の皆さまから「頑張れよ!!」
と言っていただいているシーンを想像すると鳥肌が立ちます
もともとかなりのプラス思考なので、そういうヴィジョンをイメージしながら
今後の活動のパワーに変換していきたいと思います。

これからも、
チベットプロジェクト」「スラムプロジェクト」「ネパールプロジェクト
の3つのプロジェクトから、
「認め合い」「分かち合う」ことができるひとつの地球を目指して
未来を変えていくリーダーの育成に邁進していきたいと考えます。

「教育は世界を変える!」
これからも応援をよろしくお願いいたします。


 

<達成記念アーカイブ>

2013年2月9日:FBページ開設

【1年目】 2014年2月18日2000いいね!達成

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【2年目】 2015年2月8日5000いいね!達成

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【2年半】 2015年9月18日8848いいね!達成

図1 (3)

【3年目】 2016年1月26日10000いいね!達成

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10000いいね!達成記念プレゼント

今年も10000いいね!達成を記念しまして、プレゼントを企画しました。

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制作過程①:全員集合の下書き
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制作過程②:焼いた状態
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制作過程③:テンドンくんの素焼き箇所にこれからアクリルを重ねます
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制作過程④:シャンティちゃんの下書き

今年より登場したレインボーチルドレンのキャラクターたちの『マグネットタイル』を1名様へプレゼントさせていただきます。

現在制作中のテンドンくん、ラナちゃん、ナンくん、シャンティちゃん、モモちゃんがあなたの元へやってきます!

このキャラクターはメンバーのWEBデザイナー冨田あかりがデザインし、マグネットタイルはタイルアーティストの藤田麻衣が制作したものです。

  • デザイン制作動画編集・出張ヨガ教室 癒しの種 (代表:冨田あかり)
  • Tile Design 工房 Solandy (代表:藤田麻衣)

 

<応募・当選条件>

のFacebook投稿記事を『両方ともシェア』くださった皆さまの中から、抽選で選ばせていただきます。当選は1名様です。

(但し、写真&コメントの掲載許可を頂ける方に限ります)(個人設定の関係でシェアが判定できない場合がありますのでご容赦ください)

当選の方には直接ご連絡させて頂きますので、
楽しみにお待ちください。
どしどしシェアをお願い申し上げます!


 

(2016.1.28追記)

Solandyでタイルの制作が進んでいます。

 

この絵付け方法は、スペインタイルのクエルダセカ技法というそうです。

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全員の絵付けが完成しました。

次の工程は焼きに入り、仕上がりを待ちます。

チベットは日本の恩人って本当?

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遥か海を越えた両国の友好には、歴史の裏に隠された2つの知られざる物語があった―。

この冬上映中の<日本・トルコ合作映画>海難1890では、日本トルコ友好125周年を迎え(2015年)、日本とトルコの友好が描かれています。

そんな深い絆の物語が、日本とチベットの間にもあったことをご存知ですか?

第二次世界大戦でチベットは日本を守った?

第二次世界大戦中はチベット政府は日本に同情的な立場から、羊毛を経済制裁で苦しむ日本へ輸出し、連合国側の補給路確保要請もチベットは中立を通し拒否した。しかし後に米英ソの後ろ盾で日本に対抗した中国が国連の常任理事国になった事で、後に中国によるチベット侵攻は国連で議論されなくなる。(ウィキペディアより)

まず、太平洋戦争の開戦前、経済封鎖され困窮していた日本に「同じ仏教国が苦しい思いをしているから」と、チベット政府は「大量の羊毛」を支援してくれました。これは義侠心に駆られた一部の富豪が個人的に行ったことで、チベット政府は関係ないとする説もあります。しかし、現在も世界的な自然災害などで日本から義捐金を送る時などは、多くが民間の日本人としての行動です。チベットから日本に対するひとつのご恩だと考えます。

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ダライ・ラマ13世

そして、第二次世界大戦の時、連合軍側の「物資を中国に送るためにチベットを通過させてほしい」との要求に対して、日本との関係を重んじ、ダライ・ラマ13世は最後まで中立を貫き拒否しました。これは中立という立場を守ったのであり、日本を守るための行動ではなかったとする説もありますが、果たして事実はどうでしょうか。今は亡きダライ・ラマ13世に聞かないと分からないですが、次の章でもその背景が推察できます。友好国である日本を守りたい、しかし連合国に敵対する軍力もない、せめて中立を貫き連合国側に加担することを避けたかった、というのが事実ではないでしょうか。

しかし、あの大戦の状況の中で連合国側に対して中立の強い態度を示した国が、アジアの中で他にあったでしょうか。その殆んどが欧米の植民地とされその支配下に置かれていた時代に、それを覆していった日本に対する中立固持は、友好の証しだと考えることができると思います。

また、この中立を貫いた事実が、やがてチベットに悲劇をもたらす結果となったとも言われています。

チベット国旗は日本人が作った?

チベットに滞在していた日本人チベット研究者・青木文教は自著『祕密之國 西藏遊記』(内外出版、1920年(大正9年)発行)において、チベット軍の司令官と青木が戯れとして、それまでの軍旗でも使われていたチベットの記号(雪山・唐獅子・日・月)と、大日本帝国陸軍が軍旗として考案・使用していた旭日旗に擬似する意匠(旭日)を組み合わせ、新しく図案を作ったものがたまたま新しい「軍旗」として採用されたと記している。(ウィキペディアより)

チベット国旗

チベットの国旗は旗の正面に位置する白い雪山の前面で、2頭のスノー・ライオン(唐獅子)が 3つの宝石を支えているものです。民族独立を果たしたいという願いと、日露戦争や日清戦争での日本の活躍に憧れを抱いていた、ダライ・ラマ13世の信頼が厚かった青木文教が、日本の旭日旗 のデザインに着眼してチベットの国旗を作成したとされています。

青木 文教  旧名・仏教大学(現・龍谷大学)在学時の1910年(明治43年)、チベットに派遣され、1912年(大正元年)にラサ入りを果たす。チベット仏教を研究し、主にチベットの市井で多くのチベット仏教に関する文物を収集した。雪山獅子旗のデザインもする。そして、文教がチベットを離れる最後の一夜はダライ・ラマ13世と就寝したなど、深く現地に溶け込んだ。(ウィキペディアより)

ラサ憧憬: 青木文教とチベット 高本 康子 (著)
ラサ憧憬: 青木文教とチベット 高本 康子 (著)

その姿から雪山獅子旗と呼ばれるチベット国旗の現在のデザインは、日本人によるものだったのですね。そして、青木文教とダライ・ラマ13世との親交の様子を窺うと、前章でその後に中立を貫いたダライ・ラマ13世の想いが浮かぶような気がしませんか?

日本人とチベット人だけが持つ遺伝子について

日本人とチベット人だけが持つ遺伝子について

最後は以前に書いたこの記事です。2000以上のいいねを頂いている記事ですので、一度は目にされたことがあるかも知れません。羊毛のこと、連合国軍の要請に対して中立を貫いたこと、国旗のこと、すべては兄弟の遺伝子をもつ日本とチベットの魂の物語のように思えます。

友好や、絆という関係よりもっと深くて強い、魂のつながりが日本とチベットをつないでいるのだと思えてなりません。

そこにあるのは、平和の遺伝子。

皆さんも、ふと懐かしく思える顔や風景に会いに、チベットやダラムサラを訪れてみませんか?

日本人として生まれたからこそできることに、気付くかも知れません。

 

日本はチベットに恩がある。これもチベットの利他のこころでしょうか。アメリカや中国という大国にも屈せず、平和的解決を貫く姿。Rainbow Children の活動もその恩返しの一助となればと思います。

Posted by レインボーチルドレン(特定非営利活動法人Rainbow Children Japan) on 2013年5月1日

 

チベット960