メールマガジン「レイチル通信」登録

NPOレインボーチルドレン レイチル通信

 

2016年より新たにメールマガジン「レイチル通信」を始めることになりました。

今までレインボーチルドレンでは、Facebookページをメインとして情報発信をして参りました。おかげさまでプロジェクトの数も増え、お伝えしたい情報が次第に多くなってきました。多い日では一日に3回のFacebook投稿をすることもあります。でも、楽しみにしてくださっている皆さますべてに、それらの投稿を確実にお届けできていないのが、残念ながらFacebook上での実状です。

レインボーチルドレンでは、マンスリーサポーター様へは勿論ですが、クリックひとつの応援から参加いただいているすべての皆さまへ、活動内容を報告していきたいと考えています。そして、もっとチベットやインド、ネパールの現状を知ってもらいたいと思っています。

そこで、すべての皆さまへもれなく確実に情報をお届けするために、メールマガジンを発行することにいたしました。

 

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【申込み方法】 フォームにEメールアドレス(PCメール)を入力頂くだけです。直後に届く登録確認メール文中のリンク部分をクリックすると、登録が完了します。

【発行頻度】月2回程度

【内容】

  • 最近の活動内容、お知らせ
  • イベントのお知らせ
  • 現地インドやチベット、ネパールからのレポート
  • レイチル通信だけの特別情報(メンバーが交代で執筆します)
  • 未公開秘蔵写真 等

ご登録いただくと、月2回のメールマガジンで、直近の活動内容をまとめて知ることができます。回を追うごとに競争率が高くなっている、虹のスタディツアー(年2回)の募集も、優先案内で見逃すことはありません。ツアー後に新着アイテムが投入されるBASEショップでも、優待価格で購入ができます。

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【レイチル通信会員特典】

  • チャリティショップBASEの10%割引きクーポンを定期的に提供
  • 各種イベントの優先ご案内
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【ご登録の注意】

  • 登録確認メールにあるURLをクリックいただいて初めてレイチル通信のご登録が完了しますので、必ず登録確認メールのご確認をお願いします。
  • @docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpをはじめとした携帯電話会社のメールアドレスではご利用いただけません。パソコン向けメールアドレスにてご登録ください。
  • 迷惑メール対策をされている場合、メールマガジンが届かない場合がございます。「@rainbowchildren.holy.jp」よりメールが受信できるよう、設定のご変更をお願いいたします。
  • HTML版の受信には、大きなサイズのデータ通信やパケット通信が発生します。ご利用になっているインターネットプロバイダやスマートフォンのご契約プランによっては、通信料金が高額となってしまうことがありますので、ご注意ください。
  • 配信の停止を希望される場合は、メール本文にある「配信停止」というメニューから停止手続きを行ってください。

TIBET CLIMATE ACTION

 

「この青い惑星は私たちの唯一の住処であり、チベットはその屋根です」

-ダライ・ラマ14世-


 

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2,500万平方キロメートルに広がるチベット高原の海抜は平均4,000メートル以上。チベットは、地球上で最も高く、広い高原地帯です。
そして、アジアの給水塔と呼ばれ、世界人口の4割に当たる13億人の暮らしがチベットを源流とした河川によって支えられています。

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また、世界で3番目に大規模な氷の蓄積と、46,000個の氷河があり、いわば第三の極です。

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現在、チベット高原の約7割を覆う永久凍土の劣化が進み、123億トンの二酸化炭素を蓄えた山岳永久凍土の劣化によって植生が喪失し、大気中に大量の二酸化炭素が放出され、地球温暖化の加速につながっています。

現在のペースでは2050年までに氷河の3分の2が消失するとされています。
永久凍土は地球を健全な状態を保つのに極めて大切なもので、水の供給と降雨にも影響を与えます。

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また、国連開発計画(UNDP)によれば、チベットの草原は毎年2,330平方キロメートルのペースで失われ、砂漠化が深刻になっています。
世界各国の政府のあいだでは、乾燥地の持続可能性の鍵を握るのは遊牧民の牧草地の移動だという認識がますます広がっています。
チベットの遊牧民は高地の牧草地の保全に関する専門知識を持っている優れた管理人です。その知識と経験は気候変動による環境問題の緩和と改善に生かされるでしょう。
ところが、現在はチベットの遊牧民の自由と地理的移動は制限され、今日までに200万人以上の遊牧民が強制移住の対象になっています。

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中国人科学者による最近の研究によれば、世界の気候システムにチベット高原は極めて重要な役割を果たしており、チベット高原を覆う積雪層が薄くなれば、ヨーロッパと北東アジアを襲う夏期の熱波はさらに強烈となることが研究で明らかにされています。

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チベット高原の環境保護は、チベット人だけのためのものではありません。
それは、世界全体の健全な環境と持続可能性のためのものです。

<参考・引用元>
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所HP
>世界の屋根-チベットの気候変動より
http://www.tibethouse.jp/about/information/climate_change/


 

COP21(国連気候変動会議)から始まった【TIBET CLIMATE ACTION】を
Rainbow Children Japanはサポートいたします。

We support ‪#‎climateaction‬ for ‪#‎Tibet‬ – the ‪#‎RoofOfTheWorld‬ at ‪#‎COP21

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キッズカメラProject 本格始動!!☆★☆

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~ひらけ未来のトビラ~Kids Camera Project が大きく動き始めました

今年春ツアーの直前に不使用デジカメの募集をしてから、約半年。

インドのムンバイ・コルカタのスラムや貧民街で始まった「スラムの子ども×カメラ」のムーブメントは、レインボーチルドレンのデリー、ダラムサラ、カトマンズの活動で広がり、そしてさらに国境を越えてアジアに広がっていく可能性を見せています。

ひらけ未来のトビラ!

キッズカメラプロジェクトとは?

キッズカメラProjectは、2015年2月、支援しているデリーのスラムの子どもたちに、日本で使わなくなったデジカメを贈り、子どもたちが撮影した写真を日本で紹介したいと考えてスタートしました。日本で眠っているカメラが、スラムの子どもたちの未来の扉を開ける可能性を秘めている。不安定なスラム学校の経営を支える可能性を持っている。ヒントはインドの別の都市で起きているムーブメント。3大都市のひとつ、コルカタとムンバイのスラム地区で始まった2つの取り組みでした。

  • Kids with Cameras

映画「未来を写した子どもたち」予告編2分32秒(ロス・カウフマン監督)
インド・コルカタの売春窟に暮らしながら取材をするカメラマンのザナ・ブリスキーは、ここで暮らす子どもたちに出会った。渡したカメラで思い思いに写真を撮る子どもたちに感銘を受けたザナは、彼らを売春窟から救い出そうと決意。学費を集めるために、子どもたちの撮った作品の写真展を開くことにする。

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これまでの流れ

今年の2月から9月までの取り組みを紹介します。

  1. 急募!不要なデジカメを送ってください。」(2015.2.17) この募集告知は1,100以上のいいねが集まり、わずか2週間で全国より46台のカメラが寄せられました。協力者はこちら
  2. 2015春スタディツアー報告スラム訪問」(2015.3.6) 最初に訪問したデリーのスラムでは、インドへ持ち込んだ10台を子どもたちに渡しました。
  3. そして、次に訪れたダラムサラのペトンスクールでは、写真部に次回10台をプレゼントすることが決定しました。(2015.3.9)
  4. 震災直後に訪れたネパール・カトマンズの難民キャンプでも、震災後の様子を記録してもらうために2台のカメラをプレゼントしました。 (2015.5.19-22)
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2.デリーのスラムの子どもたち
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3.ペトンスクールの校長先生に説明
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4.ネパール・ジャワラケル難民キャンプのちびっこにも

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そして、今回の秋スタディツアーでは2つの大きな流れが生まれました

ペトンスクール写真部@ダラムサラ、インド

前回約束した写真部へ11台のカメラをプレゼントをしました。たった2台のカメラを使いまわしていた写真部のみなさんに自分専用機が誕生しました。

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そして驚いたのが、数日後に開催されるペトンスクール開校10周年の式典会場で展示される、写真部の作品を見せてもらったのですが、凄い感性なんです!そのまま写真集にできると思ったほど。それもそのはずペトンスクールでは週2回の特別授業で、ナショナルジオグラフィックを用いて英語や科学を学んでいるとのこと。いい写真をたくさん見てるんですね。大事なことです。

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校長先生と写真部の作品
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写真部の作品

この作品たちは、展示が終わると海を渡って日本へ届きます!近日皆さまへもご紹介できる予定です。これからのペトンスクール・写真部の活動に期待大!!です。

ペトンスクールはチベット亡命政府・教育省の直轄として2005年に設立された学校で、現地ではモデルスクールとも呼ばれています。政府の定めた①自由②利他③文化継承④改革のポリシーによって運営がされていますが、伝統と近代的な教育の両立を目指す教育プログラムから、モダンスクールとも呼ばれたりします。ほぼ全寮制で、授業前には清掃、ヨガ、お祈り、チベット問答をこなし、授業開始は全員で瞑想から始まり、放課後はゲームや音楽を楽しむなどユニークな運営がされています。また、他のチベット学校とは異なり、幼稚園から始まる最初の6年はチベット語での授業が行われ、英語での授業は4年生からと、伝統の価値を重視した運営がされています。

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SRONGTSEN BHRIKUTI BORDING HIGH SCHHOL@カトマンズ・ネパール

カトマンズで一番被害が大きかったチベット学校を訪問したときに、その出会いがありました。一通り学内の視察を終え、ティータイムで通された部屋が運命の場所でした。

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前日に竣工式が終わった国連UNHCRが建てた新しい竹の教室を出て、
ティータイムに案内された部屋の、後ろの壁には一面に、、
ティータイムに案内された部屋の、後ろの壁には一面に、、

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子どもたちが撮った写真が並んでいたのです!

この”The Bubble Project”はスペインのクララ・ガルシアさんという写真アーティストが、震災後に訪れて生徒たちとワークショップをしたときのものでした。クララさんはNGO対象のウェブ開発者で、IEFC (国際非常時食糧委員会)の人類学ドキュメンタリー写真の担当です。タイのビルマ難民や、ミャンマーの修道院でもワークショップ活動をされています。ネパールでの活動がYouTubeでも紹介されています。

校長先生にその時の話を伺うと、ワークショップだけで完結したらしいのですが、写真に写る子どもたちの楽しそうな顔を見てつい尋ねてみました。

「もし、子どもたちにカメラがあったらどうでしょう?」

「それは素晴らしいことです。写真部はないのですが、生徒たちの文化的活動はすべて生徒会が運営していますので、彼らにカメラを任せることができます。」

「では、生徒会にカメラを10台プレゼントしましょう!」

校長先生(一番左)お待ち下さいね!
校長先生(一番左)お待ち下さいね!

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*キッズカメラProjectについてのお問合せはこちらから。

お問合せボタン

 

そして、帰国後も素敵な流れが続いています

新たな展開!300台のカメラ~by 株式会社アイデム様

この度、株式会社アイデム様より、300台のデジタルカメラを寄贈していただくことになりました。社員様が使用する現役カメラを一斉入れ替えすることになり、引退したカメラの活用先として当団体にお声掛け下さったのです。この300台が海を越えて海外の子どもたちの笑顔につながるのであれば、という願いを託されました。キッズカメラプロジェクトを見つけて頂きまして、本当にありがとうございました。

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佐野さん、ありがとうございました。
コーポレート機構統括部の佐野さん、ありがとうございました。

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国境を越えアジアでの活用へ~with 学生団体

その流れを受けて、この秋に接点のあった学生団体にキッズカメラ運用の相談をしたところ、各団体の海外の支援先でのキッズカメラプロジェクト展開が決定しました!

  • 慶応大学S.A.L.
    10以上の海外プロジェクトで国際問題を啓発する8年目の団体
    http://salkeio.com/

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  • 上智大学めぐこ
    インドとフィリピンの初等教育を支援する創立40年の団体
    http://meguko.net/

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これまでのインド・チベット・ネパールという三ヶ国・地域だけでなく、フィリピン、カンボジアなど他のアジア地域で「子ども×カメラ」のムーブメントが広がっていくことになります。

これからの展開が楽しみです!

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キッズカメラProjectが目指すもの

レインボーチルドレンはアジアを中心に、高等教育を通じた未来のリーダー育成に取り組む国際協力NPOです。子どもたちの世代で、国境のないひとつの地球を実現するという大きな目標に向かって取り組んでいます。

現在の地球は、国や民族や肌の色、宗教でこちらとあちらに分け、先進国と新興国と途上国であちらとこちらに分ける。そのことが争いや支配を生み、対立を生み、問題を難しくさせている、そう感じてなりません。

「認め合うこ」 「分かち合うこと」

このたった2つができるだけで、今の地球は何万倍もいい星になると考えています。多様性を認め合い、自分のことだけを考えず他と分かち合うこと。これだけで殆んどの問題が解決できるのではないでしょうか。

このプロジェクトは、国や地域を問わず、

  • 写真は、スラムなど劣悪な環境、難民社会など、見たことがない人にも世の中のリアルを伝える力を持っていること、それが社会への問題提起となって生活の質の向上へ向けての一歩になりうること。
  • 写真を通して離れた国でもみなが共に生きていることをより実感できること。
  • カメラが娯楽、趣味、仕事、などの単独の目的から、国際社会貢献というグローバルに役立つ可能性や価値を持っていること。
  • 今までカメラを買ったひとが生み出していた感動を、カメラを買うことのなかった子供たちに積極的にこちらから提供することで、感動する人々を増やしていけること。

など、様々な可能性を秘めています。レインボーチルドレンのメインプロジェクトのひとつとして、大きく育てていきたいと考えています。

競生ではなく共生へ、教育と同時に共育をめざして~

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企業・団体様へお願い

今後キッズカメラプロジェクトは対象国・地域を広げていきます。

海外では、プロジェクトへ参加する学生団体・NPO・NGOを募集します。

国内では、写真展示写真集などで、海外の子どもたちの瞳が写した世界の現実を日本へ紹介していく予定です。写真展示における展示会場や機材の提供、写真集における制作費やノウハウの提供、またイベント共催や協賛など、皆さまのお力をお借りすることができればと考えております。

収益は各団体が支援する子どもたちの教育支援として使わせていただきます。

お問合せはこちらまでお願い申し上げます。

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ひらけ未来のトビラ!!

図4