インド駐在ボランティアの三輪です。
昨年10月6日~8日とネパールのポカラに行ってきました。
インドがダシャーラで休みだったので、連休を利用して行ってきました。
以前の職場でポカラに4ヶ月程滞在した経験があり、その時にものすごぐ良い街だと感じて気に入っていたので、是非また訪れたいと思ってました!ってことで里帰りをしてきました。
ポカラはパックパッカーの聖地!
いろんな国の人達が集まって、美味しいお店いっぱい!
人もいい人ばかりでとても落ち着きます!
街から見れるヒマラヤ山脈の景色が最高です。
朝日を見るスポットもあります。
他にもヒマラヤ山脈へのトレッキング、ラフティング、パラグライダー、バンジージャンプ等、アクティビティもいっぱいです。
そのポカラで今回は2つのチベットキャンプ(居住区)を訪れました。
”Tashi Palkhel Tibetan settlement” と ”Tashiling Tibetan settlement” です。 ”Tashi Palkhel” は街中から離れたHemjaという地域あり、”Tashling” はポカラの市街地の南にあります。
観光客を積極的に呼び込もうとしていて、ポカラの観光スポットの1つになっています。チベットの方の生活が見れたり、チベットの民芸品が買えたり、チベット難民の歴史が見れるようになっているオススメの場所です。みなさんポカラに来たら是非訪れてください!!
さて、最初に訪れたのは ”Tashi Palkhel Tibetan settlement” です。
ポカラの市街地から離れたHemjaという地域にあり、ポカラ街中より標高が高いです。セティ川が近くを流れていて、気持ちが良い所です。
セティ川が近くを流れています。
ただ、こんな場所にチベット人居住区があったなんて全く知らなかったです。
僕も以前、何度もこの前の道を通り過ぎていたのですが、全く気づかなかったです。ただよく見れば、チベット文化が感じれらる建物が建っていました。
居住区の入り口?わかりずらい。。
ここには約650名のチベット人、150の家族が住んでいます。
チベット寺院、市民の集会所、コミュニティの事務所、小学校があります。チベット難民のみんながここで集まって生活しています。観光地として、民芸品売り場やカフェなんかもありました。
チベット寺院の入り口。
チベット人コミュニティの事務所。
チベット人の小学校。
観光客用?のカフェ。
チベット人の集会所。
民芸品売り場。
民芸品を売って自分達の生活費を稼いでいます。
週一回ここでお祈りをします。
お祈りの場所からの景色。チベット寺院が見れます。眺め最高です!
このチベット居住区の人達の生活はとても厳しいです。
小学校は居住区の中にあるのですが、中学高校はポカラの街中の学校へ行っています(車で45分はかかります)。
そして、大学となるとネパール国内では行けず、インドに行くしかないのです。
ネパールでは高等教育を受けれません。
インドへ行くとなると費用も大きくかかってしまい、ますます苦しい状況です。
あとで紹介するペマさん(レインボーチルドレン奨学金3期生)のお姉さんはネパール出身ですが、インドの大学行ってました。。
なるほど、こういう状況なんだなと改めて感じました。
さらに難民であるチベットの方々は仕事にほとんど就けず、働く機会がないのです。
自分達の村で野菜を作ったり、鳥を飼ったりして食料を調達してました。
他には、自分達で民芸品を作って売っています。
ただ、この ”Tashi Palkhel” は観光地であるポカラの街中とは違い、ここには観光客がほとんど来ません。そのため民芸品の売り上げもよくないそうです。
僕がいた時も僕をのぞけば観光客は3人だけでした。。。
大道路から見える ”Tashi Palkhel” チベット居住区にある建物。
それでは、もう1つのチベット人居住区 ”Tashiling Tibetan settlement” へ行ってみたいと思います。
その②へ続く