Vol.23 (4日目)【マクロードガンジの朝】

(4日目)【マクロードガンジの朝】

2013年10月25日(金) 【マクロードガンジの朝】

前回からのつづきです…

昨日の夜は酔っ払って死にそうだったが、爆睡したら少しましになった。調子に乗って飲むもんじゃないな…と反省。

天気は曇り空。これから晴れたらいいけれど。

シャワー浴びようと準備すると、あれ?浴室に石鹸がない。
早速石川さんが朝から店に買い出し!すいませ~ん!(*_*)

★石鹸
石鹸の置いていないホテルもあるので、一応持参した方がいいですね☆

洗濯物を125ルピー(約250円)でホテルにお願いして、そのまま腹ごしらえの路上モーニングへ。

★洗濯
衣類の洗濯はロープを持参して自分で洗ってもいいのですが、ホテルで安くできる場合もありますので、お願いすると楽でいいですよ!☆

ベジモモ×6個で20ルピー(約40円)、チャイ×2とオムレツパン×2で60ルピー(約120円)。
1人40ルピー(約80円)の激安モーニング!
偶然見つけた、一度蒸した後に焼くベジモモ。
これ美味い!ハマった!オススメ!
昨日の昼間にもレストランでモモは食べたが、こちらのおばちゃんお手製のベジモモの方が、比較にならないほど数倍美味い!

街で見かけるお猿さんも、美味しそうなベジモモを上から狙ってます(笑)

★モモ
『モモ』はチベット料理の一つで、小麦粉の皮にお肉の具材を包んで蒸した餃子のようなもの。
肉まん生地のようなフワッとした生地に、中には高菜や小松菜に似た野菜を炒めたものが入っている。
ベジモモは中身が野菜のみで、とてもヘルシー!お店によって味はそれぞれ違いますが、こちらに訪れた際には絶対食べないと損ですよ☆

今日は10時から中央チベット政権(日本でいう国会議事堂)で教育省とのアポイント。
早速レインボーチルドレンとしての活動開始です!

つづく…。

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Vol.22 (3日目)【チベット人の仲間と食事会】

(3日目)【チベット人の仲間と食事会】

2013年10月24日(木) 【チベット人の仲間と食事会】

前回からのつづきです…

昼間にチャリティ商品の仕入れをした後、夜はチベット人のトゥプテン(通訳)とロブサン(プロモーター、イベント企画)と今年の奨学生1人、そこに高僧のゲシェラが合流しての食事会。

トゥプテン(通訳)は日本語ペラペラ!昔日本で6年間仕事で来ていたらしい。
チベット人と日本人のDNAは非常に似ているだけに、ここまで流暢に話せると、ばっと見は日本人と間違うほど。
トゥプテンは人柄も素敵で、現地で通訳を頼むなら、彼はおすすめです!

ロブサン(プロモーター)は超濃過ぎ(笑)!
面白おかしく話すロブサンの人柄に触れて、チベット人に対する印象がガラリと変わった。
どこの国でも、男は単純でアホで変わらないということ(笑)(^^;;
内容はあまりにチョメチョメなので、ここでは話せないけど(笑)
でも彼は仕事もできる。チベット人で彼を知らない人はいないらしい。
ミスチベットのイベント開催や音楽祭、海外でのイベント企画をこなすやり手のプロモーター。

高僧のゲシェラは、長年チベット仏教を教える立場の偉い方。
ただ、途中テーブルの下でずーっとゲシェラに手を握られ、どうしていいかわからず身体が硬直(笑)
坊さんは酒もタバコも女もやらない。
も、もしかして…そっち系!?
助けて〜石川さん!(笑)
って、後で聞いたらゲシェラ流のスキンシップだったらしく、ホッと一安心(笑)(^^;;

食事中、石川さんがロブサンに持ってきたお土産の赤ワインを飲んだら、えらいことに!

普段私はお酒を飲まないので、一気に酔いが回る。
寒気と気持ち悪さが襲う。
トイレに駆け込むが吐けそうで吐けない。
足が震えて力が入らない。
目の視点も合わず。
こりゃホンママズイ!とかなり焦る!

食事会も終わり、フラフラになって石川さんに補助されながら、やっと歩いてホテルに到着。

気持ち悪くてトイレに駆け込むと、上からでなく下から大量に出た(笑)
朝からきたない話ですみません!m(_ _)m

気分的に少し楽になって、石川さんに誘導されてそのままベットで爆睡。

石川さん、インドまで来て迷惑かけてすいません!m(_ _)m

つづく…。

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Vol.21 (3日目)【チャリティ商品】

3日目【チャリティ商品】

2013年10月23日(水) 【チャリティ商品】

前回からのつづきです…

ダラムサラのマクロードガンジに到着して、石川さんが前回宿泊したホテル、Mount Viewへ。

天候も回復し、ホテルからの景色も素晴らしい。1泊450ルピー/人(約900円)で決定!
ここで二泊の予定。

荷物を部屋に置き、オシャレなカフェでチャイタイム。
チャイ40ルピー(約80円)。

ここダラムサラでまずは20000円を換金。
12200ルピー。@1.6円/RS也。
空港で換金した時よりも、はるかにお得~!(^^)

早速、売上が全額奨学金となるチャリティ商品の仕入れにいく。
一つ一つが手作りのアクセサリー。
全てが一点もので、作った人の思いが込められている。

街を歩いているチベット人を間近で見ると、ホント私たち日本人とよく似ているなあと感心。

遺伝子的にも、日本人は世界的にも稀な古代血統とされるY染色体DNAのD系統が多く、このDNAは同じアジアではチベット人だけが持っているという。

このDNAは日本とお隣の中国や朝鮮にもなく、世界のどこにもほとんど存在しないと聞けば、自然と親近感が湧いてくる。

チベット人の思いに共感できたりするのは、実は遺伝子的に当たり前のことなのかな?

お腹も空いていたので、ランチはがっつりいっちゃいましょう~!
McLlo Restrantにて、CHOWCHOW(麺)とMOMOS(ギョウザ)ランチ。

食事中晴れていた天気が一気に霧が覆う。肌寒い。
山の天気は変わりやすいなぁ。

食後、1Fのチケットショップで早めに明後日の帰りのチケットを予約。

帰りは寝台列車ではなく、せっかくなのでいろんな体験をするためにもバスでデリーまで帰ることにする。

帰りも長旅になるので、デリーまでエアコン付きのデラックスタイプを予約。800ルピー(約1600円)。

座席がフラットになって寝られるらしいが、はたして快適かどうかが心配...

ランチ後、再度チャリティー商品の仕入れへ。

チベットと仏教の関わりは深い。

仏像の置物やアクセサリー、ストールやお香、天然石、民芸品などがところ狭しと並んでいる。

石川さんが前回購入したお店で、マンダラアートの仕入れ。

前回もこのお店で商品を購入しており、お店の従業員とも顔なじみの様子。

他にもペンダントトップを購入。

一旦商品を置きにホテルに戻ったが、部屋に着いた途端、ものすごい豪雨。

外は雨季に逆もどり。

この雨じゃ今日はもう、仕入れに行くのは無理やなぁ。

それにしてもチャリティ商品として購入してもらえるものって、一体どんなものが喜ばれるのだろう?

もし興味のある方でご要望があれば、どんどんリクエストくださいね!

次回の仕入れの参考にさせていただきます!(^^)

ちなみに今回仕入れてきたチャリティ商品は、こちらのサイトにて販売中!(^^)/
※販売収益はその100%をRainbow Children Scholarshipで運営する、
チベット難民の子どもたちの大学進学のための奨学金に充当させていただきます。
http://rainbowchild.thebase.in/

つづく…。

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Vol.20 コラム ちびっとチベット情報【チベット問題2】

コラム【チベット問題2】

2013年10月22日(火) ちびっとチベット情報【チベット問題2】

★チベット問題とは

ヒマラヤ山脈の北側に広がる、平均海抜4500mの「チベット高原」。

そのほとんどが、かつてラサを都とする独立国「チベット」でした。

今、チベットという国はありません。

「世界の屋根」と呼ばれる高原地帯で、牧畜や農耕をなりわいとし、主に仏教を信仰する「チベット人」が600万人ほど暮らしています。

なぜ、「チベット」はなくなってしまったのでしょう?

1949年、東隣りに中華人民共和国という国ができました。

毛沢東という指導者が北京で「チベットを解放するぞ!」と宣言したのが、『チベットの終わり』の始まりです。

圧倒的な武力でチベットはすぐに陥落し、1959年、指導者のダライ・ラマ14世がインドに亡命。

北インドのダラムサラにチベット亡命政府を樹立しました。

チベットは、チベット自治区と四川省などに組み入れられ、現在では中国の一部になっています。

一方、15万人余りのチベット人が亡命し、今もインドやネパールの難民居留地で暮らしています。

そして今、チベットの中では?

◇チベットのここが問題!◇

★人権がおろそかにされています
思想信条を理由に投獄されたり、刑務所で拷問されたり、マトモな裁判もなしに、死刑にされたりします。

★中国人(漢民族)の移民が多すぎます
政府が入植を奨励しており、すでにチベット人は少数派になってしまいました。
もともと600万人しかいないため、民族としての存亡が危ぶまれています。

★チベット人にとって不利な社会
社会の上層部は中国人が支配。
教育水準の低さや中国語の能力などで、チベット人は何かと不利な扱いを受けています。

★信仰の自由がありません
ダライ・ラマ法王を批判しない僧侶は、寺院から追放されます。
一方、中国政府が勝手に高僧を任命して、信仰を強制しています。

★環境を壊しすぎています
乱伐、乱開発でチベットの自然が破壊されました。
核兵器を作り、核廃棄物の捨て場にしている疑いがあります。

こういった状況に置かれても、ほとんどのチベット人たちはダライ・ラマ法王の教えを守り「非暴力」を貫いています。

現在、チベット亡命政府と中国政府の「交渉」が続いていますが、時間が経てば経つほど、チベット人にとって状況は悪くなります。

2006年7月には、ラサまで青蔵鉄道が開通しました。

ますます多くの中国人が流れ込み、状況の悪化が加速されるのは間違いありません。
(DVD:ヒマラヤを越える子供たちより抜粋)

※参考までに、チベット問題の歴史をまとめた動画がありましたので、紹介しておきます。
日本だけでなく、国際的にもあまり知られていないのが、チベット問題なんですね。
「日本人が知らない中国のチベット侵略」(4分55秒)
http://bit.ly/1e3k6wE

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Vol.19 (3日目)【マクロードガンジ到着!】

【3日目 マクロードガンジ到着!】

2013年10月21日(月) 【マクロードガンジ到着!】

前回からのつづきです…

オールドデリーを出発し、ダラムサラの最寄り駅であるパタンコートまで約10時間。

初の寝台列車の旅で興奮して遅くまで起きていてしまった(*_*)。

ベッドで横になることはできたが、熟睡はできず。朝5時には起床。

車内アナウンスもよくわからず。

降りる駅を乗り過ごしたら大変!大変!

「I want to get off at pattern court Station」
「Next station, pattern coat?」

中学生レベルの知ってる単語ならべて、隣のインド人に身振り手振りで必死のボディーランゲージ(笑)

なんとか通じたみたいで、ほぼ予定通りの早期6時過ぎにパタンコートに到着。

駅前で止まっているタクシードライバーと料金交渉。

ダラムサラ向けてタクシーで2時間くらい。曇り空で雨が心配。

車は舗装されていない山の中を走って行く。

揺れる揺れる!おケツ痛〜!(>_<)

途中チャイタイムで休憩。1杯7ルピー(約14円)。

こんな山奥でも商売ってできるんやなぁ。

凸凹山路をひたすら走り、朝9時頃ダラムサラのマクロードガンジに到着。

マクロードガンジは想像以上に活気があり、街が開けていてびっくり。

行き交う人々からは、チベット難民としての悲壮感は感じられない。

西洋人の観光客も多数。

オシャレなカフェもあり。

かつてイギリス人がピクニックを楽しんだ高地は、今やインド国内外から多くの人がやってくる避暑地。

しっかり観光地としても成り立っていると感じた。

ここがレインボーチルドレンのチベットプロジェクトの活動拠点。

祖国を奪われ、ここダラムサラで暮らす、チベットの未来を担う子供たち。

はたしてどんな出会いが待っているのだろう。

★マクロード・ガンジ【ダラムサラ】
中国人民解放軍がチベットを軍事制圧したチベット動乱によって、1959年3月にラサを追われたダライラマ14世。インド政府はダラムサラを避難の地として提供し、1960年に当地でチベット亡命政府が発足しました。
「リトル・ラサ」と呼ばれるマクロード・ガンジはダラムサラ郊外の標高2,082mの山間にあります。
マクロードガンジの中心にある小さな広場からバザールに入ると、民芸品を売る店が並び、チベット料理のレストランが軒を連ねています。バザールの道をさらに進むと、チベット寺院があり、丘の上の邸宅はノーベル平和賞を受賞した、ダライ・ラマの法主公邸です☆

つづく…。

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Vol.18 (2日目)【ダラムサラへ出発!】

【2日目 ダラムサラへ出発!】

2013年10月19日(土) 【ダラムサラへ出発!】

前回からのつづきです…

デリーでの観光を満喫し、ホテルに到着。

シャワーを浴び、チェックアウトを終えて、いよいよ北インドのダラムサラへ向けて出発!

ダラムサラは、チベット難民の精神的な支えとなっている地。

そしてレインボーチルドレンのチベットプロジェクトの活動拠点。

ホテルから出発駅のオールドデリーまで、タクシー送迎してもらう。

見ず知らずの土地では、こうした単純な移動でさえも一苦労するものだが、こうしてスムーズに事が運ぶ段取りを組んでくれる、サージャンに感謝!

タクシーに乗ってオールドデリー駅に到着。

駅はものすごい数のインド人で溢れかえっている。

人々の熱気のせいだろうか、自然と汗が滴り落ちてきて、蒸し暑い。

せっかく出発前にシャワー浴びてきたのに、もう汗だく。

石川さんがあらかじめ、ネットで寝台列車を予約済み。

この段取りの良さ、さすがである。

オールドデリー20:10出発の寝台列車。目的地ダラムサラの最寄り駅であるパタンコートまで、10時間。

明日の早朝06:10に到着予定。

余裕もって出発時間前にホームに行く。

列車はすでに到着しているが、指定座席のA1の車両がどこだかわからず。

ど、どこなんだ!?指定の車両は!?

インドの長距離列車は20両ぐらいあり、長い長〜いホームをあっちに行ったりこっちに行ったり右往左往。

ホームで私たちを見ていた外人が、「指定の列車はまだ来てないよ、連結するよ」と親切に教えてくれた。

なるほど!見つからなくて当たり前だのクラッカー!(古っ!)

発車時刻ちょい前に列車が到着してすでに止まっている列車に連結。

これで一つの列車なんだから、ホンマ長〜い!

指定座席のある車両は...あっ、あった!探していたA1車両発見!

車内に乗り込みやっと座席が見つかり一安心。

座席は二段ベッドでシーツと毛布は無料配布。

車掌がチケットを確認して、定時から15分遅れで出発。

車内でチャイとスナック菓子を購入。

これ、今日の晩飯(笑)(^^)

石川さんと明日の予定を確認し、明日に向けて早めに就寝…(_ _).。o○

...のはずが、初めての寝台列車に興奮して寝られず(^^;;

遠足前の子供かっ!(笑)

午前0時を過ぎてもまだ眠くならず。

すると真夜中に、たしか空いていたはずの隣のベッドに人の気配が!

ゴソゴソと荷物を物色して、手際良くベッドメイキングをしたかと思うと、勝手に寝始めた!

どうやら寝台を取っていなかった他の乗客が寝に来たようだ。

インドでは寝る時もトラブルに巻き込まれないよう、貴重品は肌身離さず持っておきましょうね!(^^;;

つづく…。

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Vol.17 (2日目)【物乞い】

【2日目 物乞い】

2013年10月18日(金) 【物乞い】

前回からのつづきです…

デリー観光を満喫し、タクシーでホテルに戻る途中、ストリートチルドレンに遭遇。

タクシーが交差点の信号で止まった瞬間、子供が駆け寄り、窓の外から物乞いしてくる。

年齢は小学校低学年くらいだろうか。

窓ガラス越しにこちらを見つめる、真っ直ぐな眼差し。

決して目をそむけることなく、じっとこちらを見つめている。

自分が同じ年齢の頃、こんな眼差しで人を見つめたことがあっただろうか?

私が育ってきた環境は決して裕福な家庭ではなかったが、でも生きていくのに不自由な生活を強いられることもなかった。

日本では、普通に生活できることが当たり前だった。

この少年と、子供の頃の自分との大きな違いとは?

それまで生きてきた時間は一緒だった。

違うのは、生きてきた環境の違い。

窓ガラス一枚隔てた、世界の違い。

こうして必死で生きる少年の眼差しに対して、かける言葉が見つからなかった。

★子供の物乞い
今回インドのスラム街の子供たちに会う機会を得て、今まで自分が知らなかった事実を知って、いろいろと考えさせられた。
子供たちは物乞いをしたくてしているのではなく、親がさせている現実。
子供は学校に行って勉強したいのに、親が生活のために子供を物乞いさせている現実。
親は、子供が学校に行こうとすると怒る。
読み書きができないので、普通の仕事に就くことができない、スラムの親たち。
自分は働かず、でも食べなきゃいけない、飲まなきゃいけない、生きていかなきゃいけない。
だから子供を使って稼がざるを得ない現実。
スラムで育った自分も、親からそうやって育てられてきたように。
廃止されたはずのカースト制度が、根強く世襲されている。
でも子ども自身は、自分が勉強して読み書きできるようにさえなれば、自分の将来は変えられる。
子供はこの生活環境を、自分の未来を、自ら変えられる可能性を秘めている。
自分だけのことを考えたら学校に行くが、親のことを考えたら学校に行くよりお金を稼ぎに行かなきゃならない。
子供は学校に行きたいと思っているが、親が学校に行くより仕事しろと強要する。
子供も辛い立場なのだ。

★『教育は未来を変える』
貧困から抜け出す子供が一人でも多くなれば、環境が変わり、社会が変わり、国も変わっていく。
国が変わっていったら、世界までもが変わる。
子供にとって、学べる環境があることの重要性。
日本人に生まれさえすれば、当たり前に受けられる学校の義務教育。
しかし、その当たり前を経験することができないスラムの子供たち。
教育というものがどれほど大切なことなのか、今回身を持って体験してきた今回のインドの旅。
自分ができないことをやろうとしても、できるわけがないのだが、できるのにやってないことはないだろうか。
『できないのか、やってないだけなのか』
現在、インド支部長のサージャンとともに『Rainbow Children School(仮称)』の建設を実現化させる構想が進行中です。

つづく…。

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Vol.16 (2日目)【クトゥブ•ミーナールと複合建築群(世界遺産)】

【2日目 クトゥブ•ミーナールと複合建築群(世界遺産)】2

2013年10月17日(木) 【クトゥブ•ミーナールと複合建築群(世界遺産)】

前回からのつづきです…

美味しいランチをたいらげて、体力も回復!

お腹いっぱいで、歩くのがツライ(^^;;

本日最後の観光スポット、世界遺産のクトゥブ•ミーナールと複合建築群へ。

ここは、もう一度じっくり回りたいと思ったほど、オススメの観光スポット。

クトゥブ•ミーナールは『勝利の塔』と呼ばれ、高さ約73mにも及ぶインド最大のレンガ造りの塔。

自分が塔の前に立ち、全体像を撮影した写真を見ると、石塔のその大きさに思わず目を見張る。

現在のように建設機材のない時代に、人力でこれほどの高さまでレンガを積み上げる技術。

当時、一番上で作業していた職人さん、さぞかし怖かっただろうなぁ!(>_<)

周囲の石像建築の模様を一つ一つじっくり眺めていると、栄華を極めた当時の王朝にタイムスリップ!

まさに古代のロマン!

洗練された細やかなデザインに、こころ奪われる。

到着した時刻も、いい感じの西日の差してくる夕方。

遺跡そのものが芸術品となって、ちょっとロマンチック。

思わずモデル気分でパチリ!(笑)

【2日目 クトゥブ•ミーナールと複合建築群(世界遺産)】1

さすが世界遺産。この塔は見れば見るほど圧倒されます。

遠くから見ても良し、近くから見あげても見応えがあります。

塔の内部には階段があり、かつてはそれを登って頂部まで行くことができましたが、過去に見学中の子供たちが転落死する事故があり、以降は閉鎖されています。

暑すぎない朝か夕方にゆっくり回りたい場所。

特に夕方は、遺跡群に西日が差してさらに美しく輝き、とてもいい感じですよ〜!(^^)

★クトゥブ•ミーナールと複合建築群(世界遺産)
デリー観光のハイライトであり、ヒンドゥー教建築とイスラム教建築が融合し、インド独自の建築スタイルが産声をあげた記念すべき遺跡群。
遺跡群の目玉である、高さ約73mのクトゥブ•ミーナールは、1199年、のちに奴隷王朝の君主となるクトゥブッディーン•アイバクが、北インドのヒンドゥー教徒を征服して建てたもの。各階それぞれ違う彫刻や装飾を採用し、バラエティに富んだデザインになっている。これはヒンドゥー教世界にイスラム教が進出したことを示し、歴史的にも重要な意味を持つ。1993年にユネスコの世界遺産に登録。

つづく…。

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Vol.15 (2日目)【インド初カレー!】

【2日目 インド初カレー!】

2013年10月16日(水)【2日目 インド初カレー!】

前回からのつづきです…

あまりの暑さに熱中症気味になり、休憩も兼ねてランチタイムへ。

ドライバーに、「ゆっくりと食事できるところにお願い!」と伝えると、程なくレストランの駐車場に到着。

レストランというより地元のショッピングセンターのような感じか。

ドライバーの後について、建物の中をずんずんと進んでいく。

インドの置物やインド綿などのお土産屋さんが、所狭しと並んでいる。

店の前を通るたびに「コンニチハ!ニホンジンデスカ?コレヤスイヨ!」と、日本語で売り込みの嵐。

商品が山積みされた迷路のような店内を、ドライバーの後に続いてついて行く。

店員もピッタリ横についたままいつまでも離れない。

「Hi!トモダチ!トモダチ!ドコカラキタノ?」

話しかけられても、暑さと腹ペコで相手できません(^^;;

日本人はネギカモに見えるんだろうなぁ…

はたしてこんなところでゆっくり食事できるんかいな…?

と不安に思っていると、建物の最上階の一番奥にある、小さな扉の前に到着。

へ!?ここ!?

恐る恐る中に入ると…

意外や意外!

オシャレなレストランじゃないですか!

内装は、地元東京のインド料理屋よりも全然オシャレですよ!(^^)

食べに来ているお客さんは、インド人よりも、外国人が多い。

恐らく観光客相手のレストランなんだろうけれど、オシャレだしゆっくりできそうなのでOK!(^^)

後ろに座って食事していた男性(韓国から一人旅で来たらしい)に聞いたら、ガイドブックに載っているほどのお店だそう。

さっそくインド初のカレーを注文!

価格は日本と同じくらいだが、オシャレ&キーマカレーが美味だったので、こころもお腹も大満足!

誰か他の人に聞かれても、ここならオススメできるかな?

ちなみにお店の名前は、『Taste of INDEA』です(^^)

★インドカレー
もともとタミル語で「汁」や「具」を意味するKariが語源のカレー。
インドのカレーは、豆と野菜のカレー、肉、野菜だけのカレー、豆だけのカレーというように、基本的に1、2種類の具材しか使わない。
ベジタリアンとノンベジタリアンといったスタイルがあるので、その日の気分や体調に合わせて、いろいろ試すのも面白いですね!

つづく…。

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Vol.14 (2日目)【バハーイー•ハウス•オブ•ワーシップ】

【2日目 バハーイー•ハウス•オブ•ワーシップ】

2013年10月15日(火) 【バハーイー•ハウス•オブ•ワーシップ】

前回からのつづきです…

スラム訪問が延期になり、急遽デリー市内の有名寺院などの観光スポットをいくつか回る。

街に点在している歴史的建造物は世界遺産に登録されているものもあり、その壮大なスケールに圧倒される。

この日は天気も良く、青空が広がっていて最高の観光日和。遺跡そのものが芸術品となって、なかなか見応えがあった。

★バハーイー•ハウス•オブ•ワーシップ
インドでは様々な宗教が混在して信仰されているため、宗教的な名所がたくさんあります。バハーイー•ハウス•オブ•ワーシップは、バハーイー教という、19世紀半ばにイランで興った、イスラム系新興宗教の寺院です。
また、池に浮かぶ蓮の花の形に似ていることから、通称ロータステンプルとも呼ばれています。
インドで一番多いのはヒンドゥー教徒ですが、様々な宗教が共存するインドらしく、宗教や人種に関係なく、誰もが祈りをささげたり瞑想できる場所となっています。
バハーイー教は、19世紀半ばにイランでバハーウッラーが創始した一神教。
イスラム教の十二イマーム派から分派したバーブ教から発展したものですが、イスラム教とは別の宗教であると考えられています。イランでは布教を禁止され、イスラエルに本部を持ち、現在はアメリカ合衆国などの拠点を通じて世界中に広がっています。日本にも支部があるそうです。
教義は、人類の平和と統一。男女平等、一夫一婦制、偏見の除去、教育の普及などを推進。
現在、360ヶ国に信徒がおり、2112もの宗教団体によって支えられていて、キリスト教に次いで世界で2番目に広く信仰されている宗教だと言われています。

名前がうる覚えだったので、石川さんと2人で「インドのオペラハウス!」と呼んでました(笑)

入口でかばんチェックがあります。
外観が見たかっただけ(気温もめっちゃ暑く、お腹も空いていた(^^;;)ので、中には入らず外観の写真だけバシャバシャ撮って、いざ!ランチへ!(^^)

つづく…。

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