急募!【ネパール緊急支援募金箱】設置していただける方を募集します。

 

今回ネパールを襲った未曾有の大地震。

国連は、ネパールにおいて1934年以来もっとも大きな地震となったという見方を示しました。
今回の大地震では、多数の死者やけが人の他、倒壊した建物の瓦礫の下には未だ多くの行方不明者がいるとみられています。
地震によって損傷した建物が余震で倒壊する恐れもあり、命からがら助かった人々は、現在も各地で数千人が屋外で寝泊まりする生活を続けています。

震源に近い地方の被害状況については、道路が寸断され通信も途切れ途切れになっているため、現時点でほとんど情報が入っていないそうです。
地方の被害状況が明らかになれば、犠牲者の数はさらに増える可能性もあります。

国連の発表では、全国75地区のうち35地区が被災。
すなわち国土の約半分が被災したと見ています。
面積でわかりやすくいうと、日本の北海道全域とほぼ同じ広さが被災した状態です。

現地空港の混乱により日本からは1日遅れの28日、国際緊急援助隊・救助チームが首都カトマンズに到着しました。
世界各国からも次々とレスキュー隊が到着し、これから救助活動が本格化しようとしています。

しかし、生き埋めになった人の生存率が急激に下がるとされる、地震発生72時間が過ぎていきます。
これから入ってくる情報は目を覆いたくなるような映像や、耳を塞ぎたくなるような情報が入ってくるかもしれません。

1116レインボーチルドレンは2012年よりチベット難民の奨学金支援を行っています。運営する奨学金の大学生の1人、ペマちゃんはカトマンズのチベット難民キャンプ出身です。
幸いなことに現地の両親ともに無事でしたとの報告を受けていますが、他にも多くのチベット難民がこの地で被災しました。
そこで今回の大地震発生に際して、レインボーチルドレンはネパール緊急支援として、即座にチベット難民キャンプに義捐金を贈るサイトを開設しました。
【ネパール緊急支援】(チベット難民キャンプ)
http://rainbowchildren.holy.jp/archives/5352

また、多くの社会貢献団体が登録しているgooddoでは、緊急支援に動いているgooddo参加のNGO,NPO団体に呼びかけて、それぞれの団体情報がまとめられたサイトを開設していただきました。
【緊急支援】ネパールでM7.8の地震発生。上空からの撮影で現地の様子が明らかに…
http://gooddo.jp/video/?p=3941

そしてこれらネットでの支援に加えて、今回さらにペマちゃんを通じて支援を行う募金箱を設置することを決定しました。
ネパールで被災した、チベット難民キャンプの方々をより多く救済するための募金箱です。
募金箱は、レインボーチルドレンのメインプロジェクトで使用している『みらいの貯金箱』で代用します。
同時にすでに全国に設置している『みらいの貯金箱』も、ネパール緊急支援の募金箱に使途を変更します。
『みらいの貯金箱』
http://rainbowchildren.holy.jp/miraityokin

みらいの貯金箱2

理由は、今回のような未曾有の大地震において行われる国や大きな団体レベルの支援は、首都を中心に行われなかなか難民キャンプまで行き届きません。
これからの復興の期間においても、難民である彼らは大変な苦労をすることが予想されるからです。

ネパールはただでさえ貧しい国です。
ネパールに住むチベット難民キャンプの人々は、今回の大地震によってさらに過酷な生活を強いられてしまう…

そこで、ぜひ皆さまのお力をお貸しください。
被災された方々を救う募金箱をより多く設置するために、ご協力をお願い申し上げます。

※個数は現在85個あります。
募金箱設置にご協力いただける方はコチラ↓から必要事項を送信ください。http://goo.gl/forms/yXxk3Sw9HG

この件に関する問い合わせはコチラまで。

※緊急対応体制のため、設置ご協力サポーター様の「みらいの貯金箱ページ」への情報記載は後日まとめてとなりますことを予めご了承ください。必ずご紹介させて頂きます。また、faceebookページでは速報としてお名前とホームページ等の情報を紹介させて頂いております。

2015春スタディツアー vol.8 (3日目)【インドの家庭料理、初体験!】

2015年3月7日(土)②

前回からの続きです。

午前中はグジャラティスクールで、スラムプロジェクトのミッションを遂行。
3/11に再度訪問予定だが、今日出来るだけのことはやっておいて、お昼にはスラムを後にする。

午後はデリー支部長のサージャンの自宅へ。
インドの家庭料理をご馳走してくれるとのこと。

何度もインドには来てるけど、生の家庭料理は初体験!
楽しみ〜!(^^)

ところで、サージャンの自宅って、どんなところなんだろう?
どうやら自宅は、シャディプールのスラムから歩いていける距離らしい。

街中の商店街を抜けて、細く暗い路地を入って行く。
路地の突き当たりにあるビルに到着。
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ヘェ〜、ここがサージャンの自宅なんだぁ!

以前から話では聞いてはいたけど、サージャンはビルを一棟持っている。
そして、この上層階に家族と一緒に暮らしている。
他の部屋は賃貸として、他の人に貸しているらしい。

階段を上って行く途中、このビルの住人がナマステ!と笑顔で挨拶してくれる。

見知らぬ日本人の突然の訪問。
にもかかわらず、住人の方々は自然と筋肉が弛んでくるような微笑みで話しかけてくる。
まるで自分は、ここの家族の一員なのかと錯覚するような笑顔だ。

日本での自分自身を振り返ってみる。
私自身、日本での挨拶は笑顔で出来ているだろうか。
見知らぬ人や外国人とコミュニケーションを取る際に、相手が心地良いと思える表情で挨拶できているだろうか。

人間社会において、コミュニケーションの一番の基本は挨拶だ。
その挨拶を笑顔で行おうと意識するだけでも、世の中を変えることにつながる社会貢献活動だろう。
まずは身の周りで手軽にできることからやろうとする意識が大事なんだと、ここでも気付かされる。

サージャンのビルは現在5階建。
そして、将来的にはさらに上の階に部屋を増築するとのこと。

んん!?増築!?
インドではそんなことできるの!?

日本の建築基準法では、増改築には公道に2メートル以上接していないといけない。
それに当てはめたら、サージャン宅は間違いなく再建築不可物件。
日本の役所建築指導課の人が聞いたらビックリやわ。
※日本では建築基準法の規制に加えて、消防法、都市計画法、宅地造成等規制法、水道法や下水道法、浄化槽法…って、まだまだあります、品確法、建築士法、建設業法、バリアフリー法など、さまざまな建築関連法規の規制を受けます。
こうして見ると、ホント日本ってルールの多い国ですね(^^;;

さて、ここでサージャンファミリーのご紹介。
まずは、とーっても頼りになるレイチルのデリー支部長、Sajan(サージャン)
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ホーリー祭りでは身体を張って女性陣を守ってくれた、正義感あふれる長男Moni(モニ)
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現在ヨーロッパに留学中の長女Priya(プリヤ)
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ファッションデザイナーとして活躍中の次女Preeti(プリーティ)
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笑顔が素敵な奥さんのOm(オム)
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そしてみんなのアイドル、愛犬のMax(マックス)
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サージャンファミリーって、みんな美男美女(+美犬!?)の一家なんだね!

ランチの準備が出来るまで、屋上で一休み。
こんな眺めの良い家に住んでるサージャンが、羨ましい!
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屋上のベッドに横になる。
イヤー、サイコー!気持ちイイー!
ゆっくりと流れるインド時間を堪能する。
おっと石川さん、そのまま爆睡しちゃダメですよ!
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ランチが出来るまで、サージャン宅を堪能しながら各々時間を過ごす。
インドにはもう4回来ているが、インドの家庭にお邪魔するのは初体験。
インドをより深く知るのには、これは貴重な体験だわ。

モニの部屋にお邪魔する。
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モニは将来日本と取引をする仕事をするために、只今日本語を勉強中。
机の上や壁には日本語の文字。
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外国人が日本語を勉強するって、めっちゃ大変だろうなぁ。
日本語にはひらがな、カタカナ、さらに漢字まであるし。
英語なんてアルファベット26文字しかないやん。
そう考えたら、日本語をペラペラ喋れる日本人が、英語を喋れないっていうのがおかしいよね。
うん!そうだよ、英語なんて簡単、簡単!(←なのに、私は喋れない)

難しい日本語を日々必死に勉強しているモニの姿を思い浮かべると、英語を喋れない自分、イヤ、喋れるように努力してない自分が恥ずかしくなってきた。

よっしゃあ!
次のツアーまでには(カタコトでも)英語を喋れるようになってやる〜!_φ( ̄ー ̄ )

あっ、勢いで日本国民1億2千万人の皆様に宣言しちゃった!あはは(笑)
でも、日本語もよく聞き取れてないのに、宣言しちゃって大丈夫か?俺!?(←ボランティアで英語を教えてくれる、奇特な家庭教師急募!(^^;;)

モニの部屋では、クリエイターのレイくんが得意のギターで熱唱中。
レイくん、カッコイイぞ〜!
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下のリビングでは、サージャンの昔の写真を見せてもらう。
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えぇ!?これサージャン!?
メッチャ若くてイイ男!
しかも痩せててお腹が出てない!(笑)
奥さんのオムもキレイ!
子供の頃のモニもカワイイ!

image(←サージャン、オム、モニ)
image(←俳優駆け出し時代)
image(←軍隊時代)
image(←旧オフィスにて)

キッチンでは奥さんのオムによる、チャパティクッキング教室が開催中!
女性陣の目は真剣そのもの。
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カレーの味付けはサージャン担当。
シェフ!美味しいカレーをよろしくお願いします!
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しばらくすると、サージャンファミリーの愛情たっぷりランチが完成!
そのカレーのお味はというと…

う、美味ぁーーーい!*\(^o^)/*

これが本場インドの家庭料理の味なんだね!
このスイーツも美味しいよ!
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楽しい時間はあっちゅー間に過ぎていく。
ところでこんなノンビリしてるけど、時間は大丈夫?
今日の夕方には、長距離バスに乗ってダラムサラに向かう予定になってるんだけど。
※本来は前もって今日の朝出発の飛行機のチケットを手配していましたが、出発直前になって航空会社から欠航の連絡が入りました。なので、急きょバスのチケットを手配した経緯があります。ホント、インドでは何が起こるかわからない。瞬時にその場で解決策を迫られる。これもインドの洗礼ですね(^^;;

何度バスの時間を確認してもサージャンは「大丈夫!大丈夫!」とサラッと聞き流すだけ。
インド時間って、こんな感覚なの!?
一度荷物を取りにホテルに帰らなきゃいけないけど、ホントにホントに大丈夫!?

結局、時間ギリギリまでサージャン宅で宴を楽しむ。
気が付けば時計の針は16時20分。
インド時間恐るべし!
バスの出発時間はたしか17時00分って聞いてたけど、これってヤバくね!?

急いでサージャン宅を後にする。
ビルの上からサージャンファミリーのお見送り。
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※今後、スラムツアーがスタートしたら、参加者はサージャン宅に招待される企画が持ち上がってます!お楽しみに!

ご馳走サマでした〜!
またお邪魔しま〜す!

タイミングの悪いことに、外は土砂降りのスコール。
時間もないのでオートリキシャでホテルに直行。
それっ!急げ〜!

17時前にホテルに到着。

荷物を抱えて手配していたマイクロバスに乗ってダラムサラ行きのバス停へ。
しかし、向かう途中ですでにバスの出発時刻17時を過ぎている…。

17時20分、バス停に到着。

バスは?バスは?バスは…?
あ、あった!良かった〜!*\(^o^)/*

出発時間を再度サージャンに確認したら、どうやら17時30分の出発だったみたい。
なんだ〜、それならちゃんと教えてよ〜!
ホント、ドキドキしっ放しだったよ!

無事にダラムサラ行きのバスに乗車。
前回と違って、ちゃんと席がリクライニングするぞ!
私のギックリ腰ちゃんも何とか持ちそうだ。
さぁ!これからダラムサラまで長旅の始まりだぁ〜!

バスはひたすら北上して、一路天空の地ダラムサラを目指してひた走る。
途中休憩所に止まると、売り子がバスの中に入ってきた。
そして、乗客にホレホレと勝手にお菓子を配っていく。

ん?これって、サービス!?
タダでもらっちゃっていいの!?

ってそんな訳ない、後からちゃんとお金を請求された(笑)
でも種類を選ばせることもせず、強引に押しつけてるだけやん(^^;;
これって新手の詐欺じゃないの!?
オレオレ詐欺じゃなくて、ホレホレ詐欺だー!

結局、今日の晩飯はこのお菓子とミネラルウォーター。
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夜中に何度も立ち寄る休憩所。
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少し肌寒くなってきているので、一杯のコーヒーを飲んで体を温める。

日の出までにはまだ時間がある。
辺りはまだ暗い。
夜空を見上げると、月には暈(かさ)が被っていた。
今日の天気は悪そうだ。

デリーを出発して、はや12時間が経過。
もうすぐダラムサラに到着するかなという時、いきなりひょうが降ってきた!
窓の外を見ると、ありゃ?雪が積もってる。
こりゃバスの中でも寒い訳だ。
同じインドなのに、デリーとダラムサラでははっきりと体感できるほど気温差がある。

私たちが向かっているダラムサラのマクロードガンジーは標高2,000メートル超。
富士山で言うと、五合目あたりか。
高低差もあるので、高山病になる可能性もあるから注意しておかないと!
image(←たとえ突っ込みのスペシャリスト)
※ちなみに標高が100mあがると気温は0.6℃下がると言われています。標高0mの地上と比べると、標高2000mの場所では12℃ほど気温が下がります。地上が熱帯夜の25℃だと仮定すると標高2000mでは25℃マイナス12℃で、現地は13℃という計算。これはもう、夏の気温というよりは冬の昼間といった気温ですね。ダラムサラを訪れる方は、コンパクトに持ち運べるダウンジャケットを持参すると重宝しますよ。
レイチルではツアー参加者に、ユニクロのウルトラライトダウンを持参することを毎回オススメしています。
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柳井社長!これからも宣伝しますので、ぜひレイチルとコラボしてください!(笑)

バスは山道で止まったまま、何故か動かない。
どうしたのだろうと待っていると、どうやら悪天候のせいで、この先バスでは行けないらしい。

急きょ上のマクロードガンジーからタクシーが迎えに来る。
1台につき200Rs(約400円)払って終点まで登っていく。
まだ夜も明けていないのに、観光客相手のお仕事は忙しい。
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早朝小雨の降る中、やっと目的地のダラムサラに到着。
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ダラムサラに帰ってきたよ〜!(≧▽≦)

今回のダラムサラ滞在予定は3日間。
ここはヒマラヤ山脈など素晴らしい景色が望める場所だけに、晴れてくれるといいな。
image(←2014春スタディツアーにて)

ここダラムサラは中央チベット政権(CTA)やダライラマ法主公邸があり、チベット亡命社会の中心地。
中国の侵略行為によって、多くの亡命チベット人が難民として生きることを強いられている。
世界的な社会問題であるチベット問題に対して、『教育』を通じて問題解決に取り組んでいるのがレインボーチルドレンのチベットプロジェクト。
高度な教育を受けて社会に巣立って行った子供たちが、将来世界で活躍するリーダーとして自らの手でチベット問題を解決していく。

長い年月をかけ世界を変えようと活動しているのが、チベットプロジェクトなんです。
※インド旅日記は私個人の日記なので、ちょっと面白おかしく書いています(^^;;
でもレインボーチルドレンって、ホントはマジメな団体なんですよ(笑)
チベット問題やチベットプロジェクトの詳細をよくご存知ない方は、ぜひコチラをご覧ください。

【シェア拡散希望•ネパール緊急支援】
レインボーチルドレンで運営する奨学金の大学生、ペマちゃんはカトマンズのチベット難民キャンプ出身です。幸い両親は無事でしたが、国や大きな団体レベルの支援が行き届かない難民キャンプは、これからの復興の期間において大変な苦労をすることが予想されます。
今回ペマちゃんを通じて、支援金に限定したチベット難民キャンプ支援を行います。被災されたチベット難民のために、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
現地の状況や、支援方法の詳細はコチラです。

つづく…

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毎日の応援クリックだけで、日本からでも年間4~5人の有望な奨学生を救うことができます!
一日一クリック!手軽な社会貢献に、ぜひご協力ください!(^^)
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※「シェア数×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります。シェアはコチラから。

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2015春スタディツアー vol.7 (3日目)【スラムの人々とのつながりから学ぶこと】

いきなりですが、告知させてください♪ \(^_^=^_^)/ 

【イベント案内】【5/17(日)東京:水天宮】【参加費無料】
【レイチル大学vol.1 インドの難民とスラムの子供たちの未来とは?】

本年度より開校することになりましたレイチル大学!
レイチル大学とは、レインボーチルドレン大学の愛称です。
(可愛らしい名前でしょ?皆さん覚えてくださいね!)

第1回目の講義は3月のスタディツアーの報告と、各プロジェクトの進捗についての説明をします。
レインボーチルドレンのプロジェクト報告を通して、インドにおける難民、都市型スラム、ストリートチルドレン、女性蔑視、児童労働、教育環境、カースト制度等の問題を学び、一緒に考えていきます。

でも実際の大学の講義のように堅苦しいものではなく、オープンに、お菓子をつまみながら、レインボーチルドレンのミッションである「教育は世界を変える!ひとつの地球へ」について、考える機会となれば幸いです。
ネットだけの情報ではなく、レインボーチルドレンのリアルな生の息吹を感じに来ませんか?

5/17(日)14:00-16:00 東京メトロ水天宮駅徒歩3分ソーシャルビジネスラボ
詳細は公式ブログ http://rainbowchildren.holy.jp/archives/4922
お申込みはFacebookページ https://www.facebook.com/events/295245950675950/
皆さまのお越しをお待ちしております!
Original_without_effects_on_transparent_background_1024 レイチル大学vol.1

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2015年3月7日(土)①

ムニャムニャ…
あれ…まだ5時半か…

世界一カラフルで、クレイジーなホーリー体験をした翌朝。

異常な興奮体験をしたせいだろうか、朝早くにもかかわらず目が覚めてしまった。
今日は出来るだけ睡眠を取って、体力を回復しとかなきゃいけないんだけど。
その後二度寝することもできず、結局チェックアウトする準備のために早起きする。

ホテルの外に出ると、柔らかな朝の光が目の奥まで差し込んでくる。
今日のお天気は快晴。
空は抜けるように青く冴え渡っている。
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しかし、身体に感じる疲労感。
昨日、嵐のような一日を過ごした代償だろう。
まるで、朝から15ランウドを戦い抜いたボクサーのようだ。
スタディツアーはまだ始まったばかりなのに…(^^;;

今日の夕方には、インド北部のダラムサラへ出発する予定になっている。
現地までは夜行バスで12時間以上かかる、長い長い旅だ。
その前にシャディプールのグジャラティスクールに通う、スラムの子供たちに会いに行く。

7時半から始まるモーニングを食べようと、ホテルの地下1階へ。
みんなも食べに集まってきた。
表情を伺うと、早くも疲れがたまっているように見える。
今回のツアー、みんな無事に乗り切れるかな?

食事をしながら朝のミーティング。
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今日の午前中はスラムに行って、『Kids Camera Project』用のカメラを子供たちに渡す予定。
支援者の想いの詰まったデジタルカメラたち。

ふわぁ〜、よく寝た…
ん?ここは日本じゃないのか?
なぜか英語バージョンに切り替えられてるぞ?
どうやらまた活躍できるみたいだな?
よっしゃ、まだまだワシは現役だってとこを見せてやろうかな!

はるばる遠くインドまでの長旅を終えて、今度はスラムの子供たちの手によって息を吹き返す。
仕様を日本語から英語表示に、そしてここでもちゃんと動くか、みんなで最終チェック。
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日本出発前に急きょ決まった『Kids Camera Project』
告知して出発までの短期間にもかかわらず、全国から46台ものカメラが集まった。

支援者のみなさんが、大切なお金を出して購入したカメラ。
支援者のみなさんの、当時楽しかった瞬間をたくさん切り取ってきたカメラ。
日本では眠ってしまっていたカメラだけど、1台1台にはたくさんの歴史と思い出が詰まっている。

そんな大事なデジカメを、スラムの子供たちに提供してくれた。
その行為には、どんな想いが込められているのだろう。
皆さんのあたたかいご好意に応えるためにも、今後このプロジェクトは大きく育てていきたい。

ひらけ未来のトビラ『Kids Camera Project』とは
レインボーチルドレンでは、前回支援を決定した首都デリーのグジャラティスクールの子供たちに、日本で使わなくなったデジカメを贈り、子供たちが撮影した写真を日本で紹介したいと考えています。
良い作品は全国各地で写真展を開催することもできますし、人気投票をして子どもたちのモチベーションにつなげることもできると考えます。
写真展の収益はグジャラティスクールの経営資金に充当することもできます。
不安定なスラム学校の経営を支える、大きな柱となるかも知れないこの『Kids Camera Project』
日本の皆さんが使わなくなった眠っているカメラが、スラムの子どもたちの未来の扉を開ける可能性を秘めています。
Kids Camera ロゴ2

食事を終えてチェックアウトの準備をしていると、ホテルまでサージャンが迎えに来た。
スラムから帰ってくるまで、荷物はホテルに預かってもらえるという。
サージャンの先導で、みんなで地下鉄に乗ってシャディプールのグジャラティスクールへ。
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スラムの入り口に到着。
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スラムの入り口から学校までの道のり。
細く曲がりくねった路地は、初めての人には迷路にしか見えないだろう。
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初めて来た時は、私自身もまるで迷路だと思った。
しかし、今となっては何度も通っている道なので、自分の家の周りを歩いているように感じる。
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足元はぬかるんでいて滑りやすいが、懐かしさのあまり軽快な足取りで歩いていく。
前回ズボッとぬかるみにハマった場所もちゃんと覚えていたので、ノープロブレム!
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学校へ向かう途中、スラムの人々が笑顔でナマステ!と挨拶してくれる。
周りには、無邪気にはしゃぐ子供たち。
劣悪な環境で日々生活しているはずなのに、そんなことなど彼らの笑顔からは微塵も感じられない。
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ここスラムを訪れると、人間が感じる『幸せ』についての定義を思い出させてくれる。

『幸せ』って何だろう?
ふと、頭の中にそんな疑問が芽生える。
明らかに不衛生なスラムの現実を目の前にして、それでも楽しそうにはしゃぐ子供たちの姿。
今はっきり言えることは、幸せとは『状態』ではなくて、『感情』から生まれてくるものだということ。
他人から見たらどんなにひどい環境であっても、そこで生きている人の瞳が輝き、心が満たされているのであれば、その人の今は幸せなんだ。

日本で何不自由なく生活している私たち日本人。
ここに住むスラムの人たちは、日本人を見て興味や憧れの感情は抱くことはあるかもしれない。
しかし、物には溢れているが濁った目をした日本人見て、幸せそうだなぁと思うスラムの人ははたしているだろうか。

悪臭の漂う中でも、生き生きとした目を輝かせながらはしゃぐ子供たち。
そんな子供たちを見ると、幸せの素というのは自分の心の中にいくらでもあるのだと教えてくれる。
幸せと感じるためには、自分で幸せの種を撒き、水をやり、たくさんの陽の光を浴びせ、幸せの花を自分の心の中に咲かせればいい。
現地のスラムの人たちとの触れ合いは、そうしたことを気付かせてくれるとても貴重な体験だ。
2014春スタディツアーvol.6 (2日目)【スラムツアー体験!①】より

日本人として生まれ、恵まれた環境で生きる。
世界から見たら、物に溢れ何不自由なく生活している私たち日本人。
なのに日本人の自殺者はここ10年、連続3万人前後を推移しているとマスコミでも報じられ問題になっている。
さらに、いじめによる自殺者も後を絶たない。
※WHOの世界基準だと、日本の自殺者は毎年11万人ということになっています。1日あたりに換算すると、実に300人以上。これは他の先進国の10倍です。この事実とマスコミとの情報の食い違いには、遺書の存在が大きく関わっています。
政府としては遺書がない場合は自殺にカウントされず、変死として処理されるという衝撃的な事実があります(日本には実際年間15万人ほどの変死者がいる)。死に急ぎ、遺書も書かずに亡くなっている方を考慮すると、実際には3万人以上の自殺者がいるのは想像に難くありません。また先進主要国(G7)で、20代と30代の死因のトップが自殺などという国は日本だけです。
死にたくはない、生きたいけれど死ななければいけない状況、よって「死ぬしかない」という結論に至ってしまっている。でもこうした思考回路に陥ってしまうのはどこかおかしい、何か間違っているのではないか。死ぬしかないと思うような状況を改善するよりも、どんな状況でも幸せだと感じる『豊かな心を育む』ことに目を向けることが大事なのではないか。スラムで生きる人々を目の当たりにした私には、そんな気がしてなりません。

しばらく歩くと、目指すグジャラティスクールに到着。
ここの1階と2階で、子供たちは学んでいる。
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スラムの子供たちとは、半年ぶりの再会。
前回の訪問時に盛り上げてくれたドラマーのVickyが近寄ってきて「久しぶり!」とハイタッチしてきた。
なんかホントに仲間として受け入れられているようで、とても嬉しい。
image(←いつもノリノリのビートを奏でてくれるVicky)
他の子供たちも、笑顔でお出迎え。
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みんな!久しぶり!*\(^o^)/*
image(←もはや死語)

んがっ!
子供たちからは、まさかの色粉での歓迎!

えぇ〜!ホーリーは昨日で終わったんじゃないの!?
ホーリーは昨日十分堪能したからもういいよ〜!
今日は心の準備してきてないから〜!(>_<)

しかし、子供たちの好意を前にすると、断る訳にいかない。
image(←無意味な抵抗)

カーン!

と、ここスラムでも、想定外のホーリー第2ラウンドのゴングが鳴ってしまった。
子供たちからの熱烈な歓迎。
他のメンバーの顔にも、次々とカラフルな色粉が塗りこめられていく。
でも、こうして歓迎されてるっていうのは、ホント嬉しいことだよね!
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さて、今回のスラム訪問では、とにかくやることがテンコ盛り。
前回の学校建設プロジェクトの変更で、スポンサーの皆様に約束したミッションを一つづつ遂行していかなければならない。
スラムプロジェクト変更のお知らせについての詳細はコチラ
図1

今日はスラムに滞在する時間が限られている。
なので、いつもの子供たちからのプレゼンタイムは省略してもらうように、ネルー校長には訪問前に通達済み。

まずは前回のクラウドファンディング、READY FORのギフトであるネームプレートを設置。
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そして、ネルー校長と校舎2階のバルコニーでミーティング。
ひそかに水面下で動いていた、スラムツアー企画。
サージャンがボランティアで参加してくれることが、今回正式に決定。
これから本格的に動き出す。
その他サージャンのオプショナルツアーの売上の幾らかを、レイチルに寄付してくれるとのこと。
ありがとう!サージャン!*\(^o^)/*
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Kids Camera Projectに関しては、子供たちが撮った写真をSDカードに保存。
そして、次回訪れた際に新しいものと交換して持ち帰る。

今回他のキッズカメラマンの指導役を引き受けてくれたのは、このスラム出身で現在デリー大学への進学に向けて努力している若者2人。
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※彼らが大学に行くために苦労したことや大学で何を学びたいかをインタビューした模様は、後日ブログで報告する予定です。

スラムの子供たちが撮った写真は、日本で展示会などのイベントでお披露目。
その写真を商品化したり、イベントで得た収益をスラムの運営資金に充当していく計画だ。
また、ネット上に写真をアップして、人気投票なんかもやってみたい。
※その他、子供たちの未来を切り開いていく良い活用方法を随時募集中です。みなさま、ぜひご提案ください!

あくまで私たちのプロジェクトの趣旨は、『手放す支援』
いつの日か、彼らが自分たちの力だけで自立して生きていけるようにするのが、我らがレイチルの活動。
その日まで私たちは、彼らに手を差し伸べていく。
Kids Camera Projectも、子供たちが将来自らの力で生きて行く際の、一つのきっかけにつながればと思う。

ただ単に、自分たち団体のエゴの押し付けにならないように気をつけなければならない。
あくまで主役は彼らなのだ。

ふと教室の中を覗くと、いつものように子供たちのダンスバトルが勃発していた。

ありゃ!?
今日は歓迎会はいいよと伝えていたのに。
いつの間にかドラマーのVickyが乱入してきて、みんなで踊りまくっている。
結局、子供たちは踊ることが大好きなんだね。
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子供たちからの、いつものアツイおもてなし。
言葉を交わさなくても、ダンスを一緒に踊ることで打ち解けていくコミュニケーション。
Vickyの叩く軽快なドラムの音に合わせて、子供たちは感情を全身で表現している。
ノリノリのVickyは、私たちをドラムの上に座らせる!さらに肩車まで!
ワォー!*\(^o^)/*
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結局、予定していたミッションを遂行する時間もなくなり、残りは次回訪問の3/11に繰り越し。
今日出来るだけのミッションを遂行して、スラムを後にする。

午後はサージャンの自宅へ。
インドの家庭料理をご馳走してくれるとのこと。

何度もインドには来てるけど、生の家庭料理は初体験!
こりゃ楽しみ〜!(^^)

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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さらに、下記リンクの投稿をシェアするだけで「シェア数×10円」が、インドの難民とスラムの子どもたちが大学にいくための奨学金に変わります!
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2015春スタディツアー vol.6 (2日目)【狂喜乱舞!世界一カラフルでクレイジーなインドの「ホーリー祭!」④】

2015年3月6日(金)④

前回からの続きです。

大変な思いをしたけど、これも貴重な体験だったね〜!
今となっては、私たちがスマイルゾンビだわ(笑)
あはは〜!d(⌒o⌒)b

みんなの顔には、やっと笑顔が戻っていた。
みんな無事で帰ってこれたことが一番。
みんなホント良かった、良かった!(^^)

みんなん!?

あ、みんなじゃなかった!
そういえば、忘れてた!
北條さんがいないじゃないか!(笑)

そう。

みんなが『安堵感』に包まれている頃、
ひとり『悲壮感』に包まれている、アラフォーオヤジがいた。

その北條さんはというと…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ホント、どうしたらいいんだろう…

バスを停めた場所に、みんな無事に戻っていた頃。
ひとりはぐれたアラフォーオヤジは、異国の地で途方に暮れていた。

あ、そうだ!
もしかしたらみんな、先にバスに戻っているかも知れない!(←不思議な第六感)

そう思って、バスを停めた場所を探しに行く。

こっちだったかな?
と、完全に感覚だけで探し歩く。
しかし、周りの景色など見る余裕もなく揉みくちゃにされながらやってきた道。
正確な道など、覚えているはずもない。

あっちかな?いや、こっちかな?
フラフラと彷徨いながら探し歩く。
そのうち今自分が何処まで来たのか、さらに来た道さえもわからなくなっていた。

ヤバッ!戻ることさえも出来なくなってる!

あれ?俺は今、どっから来たんだっけ!?
ここは何処!?さらに迷子になってるー!?
レインボーマン、ホンマにピーーーンチ!!!(>_<)

辺りには、笑顔ではしゃぎ回るスマイルキッズゾンビたち。
子供たちの手には、この日のために用意したのであろう、最新鋭の色水鉄砲!

前方に獲物を発見!撃てーーー!!
ビ、ビ、ビ、ビシャーーー!
image image

なに!?この威力!
水鉄砲ってこんなに進化してるの!?

彼らのチームワークも侮れない。
織田徳川連合軍の鉄砲隊も真っ青だ。
image(←1575年長篠の合戦。当時最強の武田軍の騎馬隊を撃破)

キッズゾンビたちの中には、色水鉄砲なんて使わず、バケツに入った色水をそのまま浴びせてくる子供もいる。
image image

ま、まさか!?
それごと!?

ドバァー!

もはや抵抗する気力もない。
私はみんなが楽しむための、標的と化していた。

時計を見ると、みんなとはぐれてから早3時間が経過。
子供たちの味方レインボーマンも、さすがに心折れ始めていた。

もう粉もいらん…
泡もいらん…
水かけるのもやめてくれ…

歩き疲れて、その場にしゃがみこむ。

そんな私の気持ちなんて、お構いなしのスマイルゾンビたち。
無邪気に「ハッピー、ホーリー!」と笑顔で色粉を塗りこんでくる。

だ、か、ら…
俺は今、ハッピーなんかじゃないんだってば…

みんなと合流するために、考え付く対策はすべてやった。
でも、どれも解決にはつながらず。

カラフルに染まった道端には、牛が座って休んでいる。
インドではシヴァ神の乗り物として神聖視されている牛。

おぬしも大変よのぉ〜。
でも、ホーリーは無礼講の日じゃから、諦めなされ。
ワシを見てみい。
日ごろ崇められてるワシでさえ、今日はこのザマじゃ。
image
ヒンドゥー教徒から聖牛崇拝されている牛も、今日は諦めの境地か。

なにが『ハッピー』なんだか…
このまま『ヒッピー』としてインドで生きてくか…
イヤ、やっぱりおウチに帰りたい…(T_T)

ほとんど英語も喋れないので、誰にも話しかけられない。
大きな孤独と不安に襲われて、私は座り込んだまま動けなくなっていた。

しかし、人間とはたくましい生き物である。
一度ドン底まで沈んだら、あとは這い上がるように思考が働いてくる。

みんなと会えないなら、ひとりでこの状況を打破するしかない。
フツフツと心の奥底から、闘志の炎が燃え上がってきた。

このままずっと落ち込んでても、何も変わらない。
問題は、これからどうするかだ!

とりあえずお金は持ってきている。
デリーのホテルからここまで車で4時間以上かけて来た。
けど、最悪でもオートリキシャに乗って北に向かえば、何とかホテルにたどり着けるかもしれない!

そうだろ!?
チベット難民の子供たちだって、困難な環境でも未来に向かって明るく生きてるじゃないか!
レインボーチルドレンの奨学生たちはコチラ↓
image

よし!生きて帰るぞ!
自分の未来は、自分で切り開け!
困難な状況に、立ち向かうんだ!
逃げちゃ駄目だ!
逃げちゃ駄目だ!
逃げちゃ駄目だ!
image(←エヴァ初号機のパイロット、碇シンジくんも応援)

そう思うと、なぜか元気が出てきて身体に力がみなぎってきた。
何度電話を掛けてみてもつながらなかったけど、ダメ元だ!
もう一度サージャンに電話を入れてみる。

プルルルルー。ガチャ!
アー、ナオキサーン!イマドコー?

サ、サージャン!?やっとつながったー!
今何処って、自分が何処にいるかもわからないんだ!
実は迷子になっちゃってて…

ソシタラ、トリアエズ オートリキシャ ヲ ツカマエテ!
ソノアト ドライバー ニ デンワ ヲ カワッテモラッテ!
カレ ニ イキサキ ヲ イウヨ!

電話を切るやいなや、すぐにオートリキシャが走っていそうな大通りを探す。

んがっ!
こんな時に限って、まったく見つけられない。

ふと、目に飛び込んできたのは…

ん!?あれはパトカー!?
よし!アレだ!

急いでパトカーに駆け寄り、つたない英語でポリスマンに訴える。

アーユーポリスマン?
ヘルプミー!
プリーズ!トークウィズマイフレンド!オンザホーン!!

まさに千載一遇のチャンス!
この好機を逃してなるものか!

自分の英語力では伝わらないかもしれない。
とにかくサージャンと話をさせよう!
ポリスマンに喋り始めると同時に、右手はサージャンにリダイヤルしていた。

あ、サージャン!?
オートリキシャ捕まらないから、ポリスマン捕まえた!
だから、彼と話して!

必死のパッチで喋る日本人。
唖然としている『捕まえられた』ポリスマン(←普段は捕まえるのがお仕事)
※必死のパッチとは、関西エリアにおける「一所(生)懸命」の最上級語です。

サージャンからの説明で、状況を把握したポリスマン。
案内してやるから、後ろから歩いてついて来いと言う。

あら?
パトカーで送ってくれないの?
まぁ、そこまで甘えたらあかんね。

パトカーに付いて行こうとすると、タイミング良くオートリキシャが通る。

ポリスマンに強引に止められるオートリキシャ。
強制的に私を乗せて、代わりにポリスマンが行き先を告げてくれた。

やったー!助かった!
これでみんなと合流出来る!
ありがとー!ポリスマン!*\(^o^)/*

オートリキシャに揺られること10分。
その間、走り行くオートリキシャに向かって投げつけられる色粉や色水。

でも、今はみんなと合流できる嬉しさで頭がいっぱい!
気分はやっとハッピー、ホーリー!

Hey!Come on!
もっと楽しもうぜ〜!
写真、撮ってあげるよ〜!
YEAH〜!*\(^o^)/*
image(←オートリキシャは格好の標的にされる)

ほんの数十分前の気分とは、エライ違いである。

色まみれになりながらドライブを楽しんでいると、みんなの待つ場所に到着。

やっと着いたー!
サージャン!石川さん!
会いたかったよ〜!(≧∇≦)

私以外はみんな揃っていた。
ホント、一人で迷惑かけて申し訳ない…m(_ _)m

全員揃ったところで、記念撮影。
激しい戦いの中を生き残った、みんなの勇姿をご覧ください。
image

着替えを終えてバスに乗り込み、デリーのホテルへと向かう。

途中、街道沿いのお店でやっと食事タイム。
しかし、空腹感よりも疲労感がドッと襲ってくる。
まるでお通夜のような食事会(笑)
image

お腹も満たされた後は、車内で爆睡。
気がついたら夕方、ホテルに到着していた。

いや〜、今日はホント長い一日だったわぁ!(^^;;

それにしても、みんな無事に帰ってこれて何より。
一時はめっちゃ落ち込んだりどうなることかと思った。
けど、終わってみれば文字通り『ハッピー、ホーリー!』
でも、参加するのはもういいかな(笑)

こんなに身体がしんどいのは、今回のツアーが初めてだ。
もうツアー最終日じゃないの?と思うくらいの疲労感。

しかし、インドの旅が始まって、まだ2日目。
毎回、インド流のハードな『おもてなし』を体験するスタディツアー。
明日以降も、どんなインドの洗礼が待ち受けているのやら…

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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2015春スタディツアー vol.5 (2日目)【狂喜乱舞!世界一カラフルでクレイジーなインドの「ホーリー祭!」③】 

2015年3月6日(金)③

前回からの続きです。

ホント、どうしたらいいんだろう…

ホーリー祭りの最中にみんなとはぐれてしまい、さらに迷子になってしまったアラフォーオヤジ。
サージャンや石川さんに電話しても、何故かつながらない。

独り途方に暮れている間、他のメンバーたちはというと…
何と彼らも、トンデモナイ事態に巻き込まれていたのだった!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それでは、場面を切り替えてみましょう!

北條:石川さ〜ん!そちらの様子はどうだったんですか〜?
ペンを回しますので、実況中継をお願いしま〜す!

石川:はい!こちら石川です!
こちらもトンデモナイ状況が、繰り広げられていました!
こちらの実況は、ワタクシ石川がお送りします!

サージャンを先頭に、荒れ狂う人混みを突き進んで行く。
流れに身を任せ、何とかメイン会場の入り口までやってきた。

寺院の中に入ろうとしたが、靴を脱いで入らないといけないようだ。
下を見ると、脱ぎ捨てられた靴が散乱しまくっている。

やっとメイン会場までたどり着いたものの、一度靴を脱いだら二度と戻ってこないと確信。
せっかくの機会だが、寺院の中に入ることは断念した。

我先にと、寺院の中に入ろうと押し寄せる人々。
その流れに逆流して、ムリヤリ人混みを脱出。
ぐるっと出口の方へ回る。

ふと周りのメンバーを確認すると、
あれ!?北條さんがいない!?∑(゚Д゚)

とりあえず出口から流れに沿って、路地の突き当たりまで移動。

北條さんもそのうち来るだろうと、ここで北條さんを待つことにする。
今日はお休みの商店のシャッターの前。
流れていくスマイルゾンビの濁流に、流されないように。見つからないように。

でも、次から次に襲いかかってくるスマイルゾンビたち。
そしてやっぱり女性が狙われる。

とにかく女性は守らなきゃ!(←レインボーチルドレンは弱者の味方)

女性たちをストールで覆い隠して、ここに女性がいるのを分からなくする。

それでもスマイルゾンビたちは、女性を見付けるやいなや、彼女たちの隣に座りこんでくる。
それと闘う、我が男性陣たち。

「おい!こら!嫌がってるだろ!」
「だから、やめろって!」

ヤバイ、これではエンドレスの闘い。
終わりがない。
早く北條さんと合流して、ここを脱出しないと!

しかし、待てども待てども北條さんが来る気配がない。
この間、サージャンがもう一度探しに寺院の方へ。
しかし間もなくして、首を横に振って帰ってきた。

北條さんを見捨てて前に進める訳もない、でもこのままここにいても攻撃を受け続けるだけ。
どうするべきか!?決断しなければ!

北條さんを見つけなきゃいけないのはわかっている。
しかし、この群衆の中でこのまま立ち止まっているのも危険な状況。

お母さーん、オウチに帰りたいよー…(T_T)
と、女性たちは放心状態。

ボディーガードの男性陣にも、苛立ちがつのってくる。

「あっ!そう言えば北條さんの携帯は!?」
「あかん!俺もサージャンもバスに置いてきてる!」
「どこいったんや!北條さん!!」

寺院の方から流れてくる人混みの中に北條さんの姿を見つけようとするけど、期待は薄い。
この濁流の中では、北條さんがいたとしても分かる確率は半分もない!?
みんな色まみれで、きっと見分けもつかないだろう。

「あかん!一旦バスに戻ろう!」
「まずは女性たちを安全なとこに移動させて、北條さんをまた探しに来よう!!」

30分くらい待ったところで、苦渋の決断。
北條さんを(一時)見捨てることに。

頼む!北條さん!
戻って来るまで生きててくれ!

僕たちは我が身の危険を感じ、仕方なく移動。
とにかく自分たちの安全を第一に考えることだけで、頭がいっぱいだった。
まずは女性たちを避難させることが先決だ。(←ドラマでよくある「俺のことはいいから、みんな先に行ってくれ!」の本人いないバージョン)

女性四人と男性五人の隊列は、屈強なサージャンを先頭にその後サージャンに隠れるように女性たちが続く。
その周りを残り男性四人でガードしながら濁流を突き進んでいく。

しかし、先頭サージャンの死角をついて、スマイルゾンビたちは隊列の崩れをたくみについてくる。
女性たちは再び攻撃にさらされる。
一歩一歩前に進む度に繰り広げられる、レインボーチームとスマイルゾンビとの戦い。

すると、前方にさらにやばそうな狂乱状態の10人くらいのグループが目に入ってきた。
※このホーリーの日は普段お酒を飲まないヒンドゥー教徒もお酒を飲んだり、中には薬をやっていたりする者もいます。

集団で騒いでいる光景は、明らかに今までのスマイルゾンビたちと様子が違う。

彼らの近くを通り抜けようとすると突然、メンバーの女性3人がその集団に強引に引き寄せられた!

グイッ!ガッ!
グリグリグリッ!
(◎_◎;)

強引に頭に色粉を塗りつけられ、身体中にもムリヤリなすりつけられる!

嫌がる彼女たちは逃げようとするが、男たちに押さえつけられ、なすがまま。
さらに次々と彼女たちの身体に伸びてくる何本もの男たちの手!

ピピーッ!レッドカード!
これはあかん!!w(°0°)w
image

嫌がる女性たちを見たモニが、ブチ切れて男たちに殴りかかる!
巨漢サージャンも殴り込む!
さらに奥さんのオムまで飛び込んでいったー!

ウォ、ウォ、ウォリャー!!

サージャンは3人ほどを相手に押し戻し、凄む威圧感で相手をたじろかせる!
その横から、オムが蹴り入れる(笑)

ボカッ!ドカッ!ドスッ!

スマイルゾンビ10名 VS サージャン一家3名。
人数的にこちらは不利なはず。
なのにサージャンファミリーの迫力に、男たちは恐れおののき退散していく。

いつも優しい笑顔で接してくるサージャンファミリーだが、この時の形相はまさに大魔神!
image

恐るべし、サージャンファミリー!
イヤイヤ、なんと正義感あふれるサージャンファミリー!
レインボーチルドレンの守り神降臨だ!

一方、その横ではレイくんVS別の10名の乱闘!
レイくんは囲まれてシャツを破られ脱がされ引き回される。
こっちもヤバイ状態!

レイくん!逃げて!こっちこっち!

僕がレイくんを引き戻す。
レイくんを何とか救出成功。

危なかった〜!(^^;;

この最悪の状況は脱出!
しかし、安全を確保するにはバスを停めた場所まで、歩いて向かわなければならない。

歩いて行けば待ち受けているのは、あの『ハッピー、ホーリー!』の嵐。
また同じように強引に襲われる危険がある。
だからと言ってオートリキシャに乗っても、格好の標的になるだけ。
結局、色粉を投げつけられても逃げ場のないオートリキシャに乗っていくしか、選択肢はなかった。

オートリキシャに乗り込み、バスを停めた場所に向けて走り出す。
街を走り抜けて行くオートリキシャは、スマイルゾンビたちにとっては自分たちが楽しむための格好のエサ。

『ハッピー、ホーリー!』

キタ━(゚∀゚)━!!
次々と色粉や色水が投げつけられる。
道幅の狭いところでは、車内に手を伸ばし、直接なすりつけてくる。

ウワァ!ヒェー!ヾ(;☆ω☆)ノ

オートリキシャ乗った後も、決して安全ではない。
窓もさえぎる囲いもなく、抵抗虚しくされるがまま状態。

すると、スマイルゾンビたちの度を越えた攻撃に、ついにモニがブチ切れる!
モニの正義の魂に、再び火がついた!

アムロ行きます!じゃなくて、モニ行きます!
モニ、発進!ウォリャー!!
image(←こっちは地球を守るアムロ)

勢い良くオートリキシャを飛び降りて、スマイルゾンビたちに殴りかかっていく!
ってモニ、スゴ過ぎ!(^^;;

勇猛果敢に僕たちを守ってくれる、正義感の強いモニ。
それでも僕たちの顔や身体は、さらにカラフルな色粉に染まっていく。

あちこちから標的にされるオートリキシャ。
しかし、バスを停めた場所まで、このまま走り続けるしかなかった。

やっと着いた!

バスに戻った時はみんなホーリー祭りを楽しんだなんて、とても言える状態ではなかった。
それよりも、無事に帰ってこれた安堵感。

生きて帰れて良かった〜!(←みんなのホンネ)
※なぜなら過激なホーリー祭りは、参加者が亡くなってしまったなんて記事が、毎年新聞に載るくらいです。

ホーリー祭りに『参加』するには相当な覚悟がいる。
『見学』するだけで十分だ。
イヤ、見学するのももういいかな(^^;;

スマイルゾンビたちに囲まれていた状態では、写真なんて撮る余裕もなかった。
でも、ここなら安心。
スマイルゾンビたちと戦った達成感に満たされながら、写真撮影タイム。
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大変な思いをしたけど、これも貴重な体験だったね〜!
今となっては、私たちがスマイルゾンビだわ(笑)
あはは〜!d(⌒o⌒)b

みんなの顔には、やっと笑顔が戻っていた。
みんな無事で帰ってこれたことが一番。
みんなホント良かった、良かった!(^^)

みんな…ん!?

あ、みんなじゃなかった!
そういえば、忘れてた!
北條さんがいないじゃないか!(笑)

そう。

みんなが『安堵感』に包まれている頃、
ひとり『悲壮感』に包まれている、アラフォーオヤジがいた。

その北條さんはというと…

みんなを探し歩いている間に、来た道もわからなくなって、さらに迷子になっていた。

果たして、みんなと無事に再会できるの!?

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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2015春スタディツアー vol.4 (2日目)【狂喜乱舞!世界一カラフルでクレイジーなインドの「ホーリー祭!」②】

2015年3月6日(金)②

前回からの続きです。

マトゥラーに到着した私たちは、バスから降りると、いきなりホーリー祭りの洗礼を受けた。

うわぁーーー! w(°0°)w
ぎゃぁーーーー!! 。・”(>0<)”・。
ひえぇーーーーー!!! ヾ(;☆ω☆)ノ

次々に彼らが笑いながら襲ってくる光景は、色とりどりの『スマイルゾンビ!』(←勝手に命名)
騒げば騒ぐほど、面白がって他のスマイルゾンビ達も集まってくる。
「ハッピー、ホーリー!!」
「YEAH〜〜!!HA HA HA HA〜〜!!」
どこからともなく湧いてくるスマイルゾンビ達は、キミョーな連帯感でどんどんつながっていく。
image

バスを停めるところから、私たちは狙われていたのかもしれない。
戦いのための準備をする間も無く、あっちゅー間にみんなに変身(笑)

サングラスやマスク、靴カバーを装備して、いざメイン会場へと向かう。
しかし、歩いている最中に前からも横からも後ろからも、あらゆるところから怒涛の色粉、泡スプレー、放水攻撃。
image(←突然後ろからのスプレー攻撃)

ぎゃー!わぁー!うぉー!ヾ(;☆ω☆)ノ

身を守るために日本から持参してきたアイテムは、今や何の役にも立たっていない。
メイン会場に行く道中が、すでに戦場と化していた。
もうこの時点で、すでにみんなテンションMAX!
image image
image

今回3人の女性がツアーに参加しているが、インドの男性は女性を見つけるやいなや、即狙い撃ちしてくる。
固まって歩いている私たちはすぐに観光客とわかり、スマイルゾンビたちは獲物を見つけたとばかりに、私たちを取り囲む。
image(←女性には容赦なく襲いかかる)

数人の男性から同時に攻撃されたら、女性はひとたまりもない。
強引に腕を掴まれ、顔や頭や身体中に色とりどりの粉をなすり付けられていく。
ドサクサに紛れて、彼女たちのお尻ワシヅカミしていく不届き者もいる。
image

ここはもう、無法地帯!!
サージャンが、このままメイン会場の寺院まで歩いて行くのはムリ!危険!と判断し、ちょうど通りかかったオートリキシャにみんな飛び乗った。

しかし、「ハッピー、ホーリー!」と狂喜乱舞するスマイルゾンビたちの攻撃は、さらに激しさを増していく。
無法地帯を走り抜ける私たちに向かって、色粉や色水鉄砲で攻撃してくる。
強引に車の中に手を突っ込んで、色粉をなすりつけてくる者もいる。
集中して連続奇襲攻撃を受けた優子さんは、早くも戦意喪失気味。
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せっかくオートリキシャに避難したと思ったのに、悲しいかな逆に逃げ場のない空間へと飛び込んでしまったようだ。
さらに激しさを増して、笑顔で私たちを襲ってくるスマイルゾンビたち。
あちこちから色粉をなすりつけようとする何本もの手。
色粉、泡スプレー、放水攻撃が室内にまで迫り来る。
image

タ、タスケテ〜!!。・”(>0<)”・。

息も出来ず、目も開けられない。
オートリキシャの中は、もはやカラフルな地獄絵図。
逃げ場がない空間だけに打つ手もなく、私たちはやられ放題だ。
笑顔で楽しむはずのホーリー祭りなのに、私たちの顔には笑顔なんてどこにもない。
んがんぐ…(T_T)
image

何とかメイン会場の近くまでやってきたものの、ここから先は道が細くなるのでオートリキシャを降りて歩いて行く。
集まってくる人の数も先ほどとは比べ物にならないくらい多く、グッと人との距離が狭くなる。
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ホーリーのおしくらまんじゅう状態に比べたら、日本のラッシュアワーなんてまだ可愛いもんだ。
揉みくちゃにされながら、お互いに色粉をなすり付け合う。

や、止めてくれ〜!
・゜゜・(/□\*)・゜゜・

自由に身動きできない状態に加え、周りから揉みくちゃにされる。
通勤電車の中で、自分の周りをすべてチカンに囲まれている感じとでも言おうか。
女性にとっては、恐ろしい状況この上ない。
私は男なので、逆に女性に揉みくちゃにされる体験って一度味わってみたいものだが(笑)
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もはや「ハッピー、ホーリー!」なんて、笑顔で楽しむ余裕なんてどこにもない。
それよりも、恐怖心すら芽生えてきた。
一応、警察官らしき人が棒を持って警備はしているが、叩かれてもお構いなしの状態である。
テンションMAX集団の心理状態とは、実に恐ろしいものだと目の当たりにする。
image
image

揉みくちゃにされながらも、何とかメイン会場の入り口まで到着。
この奥では、さらに過激なことが行われているのだろう。
ここからはさらに気を引き締めんと!みんなもね!大丈夫?

ん!?
ところでみんなは!?あれ!?
サージャン?石川さん?みんなどこ行ったの!?

ええーーー!∑(゚Д゚)
ここに来て、緊急事態が発生!!

さっきまで前を歩いていた他のメンバーがいない!
も、もしかして俺、はぐれてしまった!?
これはトンデモナイことになったゾ!
image(←ちなみに私は、隠れエヴァファン)

マ、マズイぞ!∑(@_@;)
この状況は非常にマズイ!
この人混みの中でみんなを見つけられるか!?
スマイルゾンビに囲まれて、独りぼっちで生き残る自信なんてないよ〜!

そうだ!とりあえず一番目立ってた、カラフルなモヒカン頭のレイくんを探そう!
って、ここではみんなカラフルで一緒やん!(^^;;

とにかくみんなを探さなきゃと、少しでも高いところに登る。
しかし、どこを探してもみんな同じにしか見えない(T_T)
目の前では、あちこちから投げつけられる様々な色粉が乱れ飛んでいく。
image image image  image

しばらく辺りを探してみたが見つからない。これじゃラチが明かない。
よし、とりあえずみんなと一緒だったオートリキシャを降りた所まで戻ろう!
私を心配して探しに来るメンバーを、逆に待つことにしよう!
急に居なくなった私のことを心配して、みんなきっと戻って来るに違いない!

独りぼっちになった私は、とりあえずオートリキシャを降りた所まで戻ってきた。
待つこと15分…そして30分が過ぎた…さらに1時間が過ぎた…。
いくら待っても、みんなが戻ってくる気配はない…。

何でみんな戻って来ないの!?
居なくなった俺のこと、誰も心配してない!?
もしかして、俺って存在感ゼロ!?(笑)

たまたま撮影のために持っていたiPhone。
途中何度もサージャンや石川さんに電話を掛けてみるが、返事はない。
ショートメールでもメッセージを連打で送ってみるが、反応なし。

ど、どうしよう…(T_T)

異国の地で、今自分がどこにいるかもわからない。
メンバーと連絡がつかず、まったくの独りぼっち。
そんな状況が、どんどん不安な気持ちを膨らませていく。

何で連絡つかないんだろう!?
通信障害でも発生してるのか!?
もしかして大量の色粉を浴びたせいで、iPhoneがおかしくなっちゃったのかも!?

とりあえず、ちゃんと電話はつながるか確かめてみよう。
パニクっている様子をひた隠し、電話口ではあくまで冷静を装って、
日本の実家にいる親父に国際電話を掛けてみた。

プルルルルー。
あ、オレオレ。元気でやってる?今インドからだよ。
ちゃんと日本につながるかなぁと思って掛けてみただけなんだけど。
お袋も元気?フンフン、それは良かった。
お土産買って行くから、それまでぽぽちゃんよろしくね。ほいじゃ…
プーップーッ。

どうやら電話の故障でも、通信障害でもないようだ。
親父に、実は今『インドで迷子になってて、泣きそうなんだ』なんて、恥ずかしくて言えるわけがない。

何で連絡取れないんだ!?
もしかしてみんなにも何かトラブルがあったのか!?
このまま会うことが出来なくて、俺は独りインドに取り残されるのか!?
俺の帰りを待っている『ぽぽちゃん』にも、もう二度と会うことが出来ないかも!?
ちなみに我が街のアイドル、愛娘のぽぽちゃん↓
image(←目に入れても痛くない)

独りぼっちで取り残されて、不安と悲しみで完全に打ちひしがれるアラフォーオヤジ。
その目の前を通り過ぎて行く、スマイルゾンビたち。
彼らは私の気持ちなんかおかまいなしに「ハッピー、ホーリー!」と笑顔で色粉を顔になすり付けていく。
みんな楽しそうに、笑いながら抱擁を求めてくる。
image

こっちは、泣きたい状況なのに…
こんな状況じゃ、笑えないよ…
こんな時、どうしたらいいんだろ…

『ごめんなさい、こんな時どんな顔したらいいのか、わからないの…』by綾波レイ
『笑えばいいと思うよ』by碇シンジ
image(←関係ないけど、エヴァファンには超有名シーン)

なんて、妄想している場合じゃあない。
あ、そうだ!もしかしたら、みんな先にバスに戻っているかも知れない!
そう思って、バスを停めた場所を探しに行く。

完全に感覚だけで探し歩く。
しかし、揉みくちゃにされながらやってきた道など、覚えているはずもない。
探しながら今自分がいる場所が何処なのか、来た道もわからなくなっていた。

あれ?俺は今、どっから来たんだっけ!?
ここは何処!?さらに迷子になってるー!!
レインボーマン、ホンマにピーーーンチ!!!(>_<)
image(←これは本家、愛の戦士レインボーマン)

その頃サージャンや石川さん、他のメンバーたちはというと…
何と彼らも、トンデモナイ事態に巻き込まれていたのだった。

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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2015春スタディツアー vol.3 (2日目)【狂喜乱舞!世界一カラフルでクレイジーなインドの「ホーリー祭!」①】

2015年3月6日(金)①

前回からの続きです。

空港から深夜ホテルに到着して仮眠も取ることもなく、マトゥラーに向かう準備をする。
大きな荷物はホテルに残して、貴重品のみ持参。
サージャンが手配しておいてくれたマイクロバスで、朝の5時にマトゥラーへと出発。

さぁ〜、今日はホーリー祭りだぞ〜!v(⌒o⌒)v

ホーリー祭りとは、ヒンドゥー教最大のお祭りであり、世界一カラフルで最高にクレイジーなお祭りである。
当日は普段お酒を飲まないヒンドゥー教徒もお酒を飲んだり、古くからある身分制度のカースト制も今日1日はまったく無視される日。

さらに当日は商店やレストラン、警察までもほとんど休業するとのこと。
いわゆる何でもありの無礼講の日となるのだ。
とにかくインド人にとってこのホーリー祭りは、年に一度の大イベントなのである。
※現在カースト制度は法律上廃止されています。しかし、実際には今でも彼らの意識の中に深く根付いていて、完全には撤廃されていないのが現状です

どんな過激なお祭りが目の前で繰り広げられるのだろうと、出発の準備をしている時から気持ちは高ぶっていく。
ただ、あくまで私たちの目的はホーリー祭りを『見学』することであって、『参加』するつもりはない。
なぜなら、観光客が参加するにはあまりにも危険なお祭りだと、サージャンから聞いているからだ。
観光客だけではなく、インド人でさえこの日は家から出ない人もいるらしい。

ホーリー祭りとは海外サイト『BuzzFeed』に掲載されていた、『死ぬ前に1度は体験してみたい世界のお祭り23選』の1つに取り上げられている。
それだけ世界的にも貴重な体験ができるお祭りなのである。
それこそ、一生の思い出になること間違いなし!
そんなホーリー祭りは、今回の『人生を変える旅』スタディツアーの初日の目玉企画。
果たして私たちは、死なずに(笑)無事に戻ってこれるのか!?

ホーリー祭(Holi)とは
ホーリー祭(Holi)とは、インドのヒンドゥー教最大の春祭りです。
「色かけ祭」とも呼ばれていて、誰彼構わず水や色粉、はたまたバケツに入ったペンキをかけまくります。
祭りが始まると友人知人はもとより通りがかった見知らぬ人にまで顔や身体に色粉を塗りつけたり、色水を掛け合ったりします。
色粉を塗りあった後は「ハッピー、ホーリー!」と言いながら抱き合います。
相手がオートバイに乗っていようと構わずに色水の入ったビニール袋を投げつけるし、そのビニール袋がビルの屋上や窓から道を歩いている人めがけて落ちてくることもあります。
旅行者は目立つためか格好のターゲットとなり、現場では見知らぬ青年に顔や頭に色粉を付けられ背中に色水を入れられ、あっという間に体中がカラフルに。
一度でも色粉や色水をくらうと「色粉&色水オッケーな人」とみなされ、次から次へと攻撃をくらってしまいます。
服装に関してですが、ホーリーの日にお気に入りの服を着て外出をしたら、もう二度と衣類として使い物にならなくなることは確実です。
<NAVERまとめより抜粋>

ホーリーの見学には私たちだけでなく、サージャンの奥さんのオームも一緒に同行する。
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ホテルを出たバスが、突然暗闇の中で止まる。
すると、1人のインド人の青年がバスに乗り込んできた。
ん?誰!?サージャンに確認すると、何と息子のモニだよとのこと。

へえー!この男性が前から言ってた、メッチャ頭の良い自慢の息子さんなんだぁ!
イイ男だねぇ!プヨプヨなお腹のサージャンとは、とても親子に見えないよ(笑)
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こうしてサージャン一家とツアーメンバーの合計10人で行く、マトゥラーホーリーツアーの長い1日が始まった。

私たちを乗せたバスは、薄暗いデリーの街を走っていく。
まだ夜も明けてないのに、すでに道路には何台も車が走っている。

プーッ!プップーッ!ププププーッ!

走行する車同士が、お互いにクラクションを鳴らしながら走っていく。
隙あらば我先にと、車の頭を突っ込んでくる。

そう、これこれ!
このやかましいクラクションを聞くと、インドに来たって感じるよ!

インドといえば、街中に鳴り響くクラクション。
インドでのクラクションは、もはやドライバー同士の挨拶代わりだ。
街のあちこちで、クラクションが街のBGMのように鳴り響いている。
ホント、インドの道路はいつも賑やかだなぁ。
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(昼間の道路の様子)

インドの生活では、当たり前のように見慣れた光景。
走行中衝突しないように、お互い知らせ合う意味があるのだろう。
でも日本でこんなに鳴らしまくってたら腹立ちまくりだろうし、さらに警音器使用制限違反で捕まるね(⌒_⌒;
※警音器使用制限違反
警音器とはいわゆる『クラクション』のことです。
日本では警笛を鳴らす行為は騒音問題の原因となるため、道路交通法によって警笛の使用についての制限が罰則付きで設けられています。
警笛は道路標識などで指定された警笛区間や危険な場合に限り使用するものであって、使える場所や機会が限られています。どこで使用できるかは日本では道路交通法54条で決められていてこれに違反した場合、2万円以下の罰金または科料に処すると記されています。
運転中に何気なくやってしまっている、青信号などで前車の発進を促す行為、低速走行の車に後車が警笛を鳴らす行為、後車が前車への抗議を表現するために警笛を鳴らす行為、車の到着を知らせるために警笛を鳴らす行為、いわゆるサンキューホーンなどは、上記の規制に違反し警笛の乱用(目的外使用)となります。
こうした行為は違法なので、日本では処罰の対象になるんですね。
日本の法律をそのまま当てはめたら、あっちゅー間にインドのドライバー達は全員、お縄を頂戴されちゃいます(笑)

横から無理矢理、車を入れてくるようなめちゃくちゃな運転。
ここで生活する上での自分たちのルール。
インド人は自分の主張は強引に押し付けるくらいはっきり言うけど、言いっ放しではない。
相手の意見にはちゃんと耳を傾ける。
そんな日本と真逆なインド文化。

無法地帯のように思えても、そこにはルールに縛られない中で、お互いが作り上げる生活に根付いたルールが存在する。
日本のように規則というものはキチンと守ろうとする国民性ではなく、単なるルールなんかには縛られないぞというのがインドという国だ。
こうしたクラクションが鳴り響く風景からも、インドの文化を垣間見られた気がした。

マトゥラーに向かってひたすら道路を南下していくと、やがて朝日が昇ってきた。
今日からインドでの生活が始まる。今回のインドの旅ではどんなハプニングが待ち構えているんだろうと、いつものワクワク感が芽生えてくる。
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高速道路の料金所で停車。
料金所のお兄ちゃんを見ると、仕事中なのにすでに顔は粉まみれ。
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料金を支払う際に車の中から粉を投げつけられたのだろう。
仕事中だからと言って今日はいちいち文句など言ってられないんだろうな。
今日はホーリー祭りなのに、お仕事ご苦労様です(^^)

途中ドライバーが道の左側に車を寄せた。
んん!?どした!?何でこんなところで止まる!?
道路の端っこには、自転車に乗ったオッチャンが高速道路で独りポツンと止まっていた。
ドライバーは窓を開けてオッチャンに話しかけると、車の窓から新聞を受け取る。
どうやら自転車のオッチャンはここで新聞を売っているようだ。

こんな何もないところで商売してるの!?
Wow!信じられなインド〜!∑(゚Д゚)

インド人は商売するのに場所を選んでなんていられないのね。
ここインドでは、日本人の常識はことごとく覆される。

再び車は走り出したが、しばらくするとまた車を左側によせた。
すると今度はドライバーが何度もエンジンをかけ直して、かかり具合をチェックしている。
どうやらエンジンの調子が悪いみたい。

ドライバーが車の外に出たので、私たちも一旦バスを降りる。
外に出て車の下をのぞいてみると、
ありゃ!?車の下から、ブラ〜んと何か部品のようなものがぶら下がってるぞ!?
しかも道路には、
ええー!?車の下からオイルが漏れ出て道路に広がってるーー!!
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こんな何もないところで車動かなくなっちゃうの!?
インド滞在初日から早くもハプニング!?
目的地のマトゥラーはまだまだ先だし、今日の予定はどうなっちゃうの!?
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けれど、こんな時でもハプニングを楽しもうとする気持ちが、インドの旅ではとても大切。
ウェルカム、ハプニングー!グーググーー!
image(←古っ!)

なぜかレイくんは、朝からハイテンション!
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バスの周りで騒いでいる普段見慣れない日本人を見て、地元のインド人たちが集まってきた。
せっかくなので彼らとも一緒に記念撮影、パチリ!
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みちこちゃん、ゆーかちゃん、岳くん、レイくんたちは、バスの上に乗って邪気にはしゃいで遊んでる。
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結果的にこの予期せぬトラブルによって、マトゥラーに到着する時刻が大幅に遅れることとなる。
さらに、このトラブルのせいでこれから想像を絶する体験をするハメになるとは、この時私たちは知る由もなかった
((((;゚Д゚)))))))

素早くサージャンが、今回バスを手配したツーリスト会社に電話する。
車はもう少しだけは動きそうなので、とりあえず近くの休憩所まで行くようだ。
なんとか途中の売店までやって来て、ここで代わりのバスを待つらしい。

この時間を利用してモーニングタイム。
サージャンの奥さんのオームや息子のモニと、食事しながらのコミュニケーション。
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売店で時間つぶして待っていると、代わりのバスがやってきた。
1時間以上代車の到着のためにここで足止めを食らったが、なんとか再出発。
とりあえず、ほっと一安心。
気合いを入れ直して、マトゥラーにレッツらゴー!
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朝からハプニングスタートとなったが、サージャンの素早い対応のおかげで再出発できた。
現地での突発的なトラブルにはホント頼りになるよ!サージャン!o(^▽^)o

いつどこで何が起こるかわからないインドという国。
でもそれを楽しむくらいの器を持つことが、インドを旅する際には必要だ。
そうすれば様々な体験が、貴重な人生経験へと変わっていく。
己の問題解決能力を磨くにはインドの旅は打ってつけだ。
インドに興味はあるけど不安な人、インドで安心できるアドバイザーを得たい人は、是非マンスリーサポーターへの登録を。
現地のスーパーアドバイザーのサージャンを紹介できますよ!

と、さりげなくレインボーチルドレンの仲間を募集(笑)
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9時半ごろ、なんとかマトゥラー到着。
予期せぬトラブルによって、かなり到着予定時刻を過ぎてしまった。
街はすでにホーリー一色。
狂喜乱舞するインド人の姿を見て、思わず武者震いする。
誰もが「ハッピー、ホーリー!」と叫びながら色とりどりの粉や水を掛けまくっている。
道のいたる所で色粉屋が粉を販売しているので、巻きまくっても粉は尽きることがない。
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すでに地元のインド人は、頭の先から足の先まで、誰もが皆んなレインボー状態!
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本来であれば乱れ舞うカラフルな粉を掛け合うインド人達の姿を、建物の上から安全に眺める予定だった。
しかし、もうこの時間では上から眺めることはできそうもない。
ちなみに前回マトゥラーで、サージャンがカメラで撮った時の様子。
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す、凄まじすぎる…∑(@_@;)
とりあえず、一番盛り上がっているメイン会場の寺院まで行くことにした。

バスを道の端っこに止めて、これからの戦いに備えてマスク、グラサン、靴カバーを持ってバスから降りる。

んがっ!

そこにいきなり「ハッピー、ホーリー!」と、インド人によるカラフルな粉の奇襲攻撃!

いきなりキタ━(゚∀゚)━!!!!
「ちょ、ちょっと待って待って!お兄さん!」(←今、日本の子供たちの間で大ブレーク中)
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まだホーリーの準備できてないから!
だ、だから、ちょっと待ってって言ってるのに!
ストップ!ストップーッ!..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ

でもスイッチバリバリ全開の彼らは、私の言うことなど素直に聞いてくれるはずもない。
彼らの怒濤の連続攻撃は容赦なく続く。
「ハッピー、ホーリー!」と、彼らは笑いながらカラフルな色粉を顔や体中になすり付けていく。

うわぁーーー!w(°0°)w
ぎゃぁーーーー!!。・”(>0<)”・。
ひえぇーーーーー!!!ヾ(;☆ω☆)ノ

次々に彼らが笑いながら襲ってくる光景は、色とりどりの『スマイルゾンビ!』(←勝手に命名)
騒げば騒ぐほど、面白がって他のスマイルゾンビ達も集まってくる。

バスが止まるところから、私たちは狙われていたのかもしれない。
戦いのための準備をする間も無く、あっちゅー間に他のみんなもレインボーマン&レインボーウーマンに変身してしまっていた。
※ホーリー祭りはその場にいるみんなで一緒に楽しむ感覚なので、街に滞在する限り彼らからの攻撃を避けるすべはありません。
身分も人種も関係なく、お互いに色粉などを掛けられたり顔に塗られたり。
この光景は通常の感覚で見ていたら、もうメチャクチャな光景です。
でも誰も怒ったりはしません。皆笑いながら楽しんでいます。
祭りが終わると皆その喜びをたたえ合って、街中で健闘を祝い合うようにお互い抱き合います。
もともとは豊作祈願のお祭りが起源といわれるホーリー祭り。
今では色粉や色水をお互いにメチャクチャに投げ合うことで、友好を深めたり日頃のうっぷんを晴らす日、とされているようです。

道中でのバスのトラブル、到着時刻大幅な遅れ。
神様のいたずらによって、私たちはホーリーを『見学』するのではなく、『参加』せざるを得ない状況へと導かれてしまった。

粉を浴びないように、あらかじめいろいろと日本からアイテム用意してきたのに…
この状況じゃ、全然何の役にも立たないやん(^^;;

しかし、この程度の奇襲攻撃は、これから始まるお祭り騒ぎの序章に過ぎなかったのである。

つづく…

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2015春スタディツアー vol.2 (1日目)【ナマステ!インディア!】

2015年3月5日(木)②

前回からの続きです。

長〜い行列に並ぶこと、約1時間。
やっとチェックインカウンターにて、持参したeチケットを提出。
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さて、搭乗時刻までに買い物を済ませなきゃ!
いつも中央チベット政府(CTA)教育省を訪問する度に、プレゼントをもらってばかりだった。
たまにはこちらも何かお土産渡さないとね。
私と石川さんが車で空港に向かっている間に、優子さんがお土産を買うお店を探しておいてくれた。

ん〜、何にしよう?
これも可愛いし、これもいいなぁ…あれも…よし、これにしよう!
今回は手ぬぐいと食品サンプルのマグネットを購入。
相手の喜ぶ顔を想像しながらのショッピングは、楽しいもんだ。

搭乗手続きを済ませ、飛行機は予定通り16時55分関西空港をTake-off。
さあ、今回も『人生を変える旅』に出発!!

機内で旅のネタをスマホに記録しようとすると、CAのオネーサンから「使っちゃダメダメ!」とおしかりを受ける。
機内モードにしてるから、大丈夫だよ!と言っても、まったく聞く耳を持ってくれない。
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どうやら中国東方航空の機内では、携帯やスマホの使用は全面禁止のようだ。
ちょっとでも触っていようものなら、CAのオネーサンにすぐ注意される。キビシ〜!(>△<)
けれど、パソコンの使用はOK。ただし、Wi-FiはOFFにしてね、とのこと。

ん!?パソコンのWi-FiがOFFかどうかなんて、見ただけではわからなくね?
なんかルールに縛られて、本質がズレている気がするんだけど( ̄□ ̄#)

それにしても腹減った〜!早く機内食、食べた〜い!
ランチ食べてないので、もうお腹はペコペコ()´д`()
そこへCAのオネーサンが機内食を運んでくる。

よし、キタキタ。がっつり食べたいので、ビーフorフィッシュに対してはビーフ!と答えよう!
ところがCAのオネーサン「ビーフ、フィニッシュ、ソーリー」との返答。がーん( ̄◇ ̄;)

まぁ、しょうがない。希望ではないが、フィッシュで。
しかし、おっと開けたら中身はなんと、う、うなぎ!?
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日本を出た途端、最初の食事が日本食とは。あはは(笑)
しかも、おやつに京都元伊勢の栗どらやきまで付いてる。
さらに日本そばまで付いてて、はるか日本上空でまさかのThe日本食。
残さずしっかり食ったら、もうお腹一杯、余は満足満足!(o^^o)
これでしばらく日本食とはおさらばじゃ〜。

約2時間半で、上海の浦東(プドン)空港に到着。
トランジットの手続きをした後、薄暗い通路を通り抜けていく。
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いつも通る道だけど、毎回ここのエスカレーターって動いてないんだよな(笑)何でだろ?
国際空港なんだから、もう少し設備にお金使ってもいいんじゃない?
20kg近いバックパック背負って昇るエスカレーターって、意外としんどいよ〜!(;´ρ`)

荷物検査した後は、いつもミーティングする店へ。
ここでお茶しながらみんなで自己紹介タイム。
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ツアーに参加したきっかけ、ツアーで何を得たいか、どうしたいかをみんなで共有する。
まったく縁もゆかりもなく、年代も違うのにこうして一緒に旅をすることになるとは。
ご縁って、ホント不思議なもんだ。
自己紹介を通して、各自のバックボーンがわかって、より親近感を覚える良い時間だった。

定刻通り21時、デリーに向けて上海出発。
1時間ほどで機内食が出てくる。
さっきガッツリ食べたので全然お腹空いてないが、とりあえず前回のようなブログのネタになるかも知れない。
同じようにフィッシュを注文。

んがっ!
正直、このフィッシュカレーは美味しくないわ…(x_x;)
食べ物を残すって抵抗があるが、ほとんど口にできず。
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毎回の食事は旅の楽しみの1つだけど、今回のツアーでは食事に恵まれるかな?

機内でARRIVAL CARD記入。
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インドの滞在先住所と電話番号を記入する欄があるので、前もってどこかに控えておくとGOOD。
何度もインドに来ていると、こうした作業も実にスムーズ。
最後に左下にサインして完了。

上海を出発して7時間半、AM2時過ぎにやっとデリー空港に到着。
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ゆーかちゃんが今回から新しく始まったETAでイミグレにチャレンジ!
しかしめっちゃ時間がかかって、1時間以上待つことになる。
ETAって、日本でわざわざビザの申請をしなくてすむけど、こんなに待つことになるならちょっと考えものだなぁ。
※今までインドのビザは申請センターに2回足を運ぶか郵送でやり取りをするなど、受け取りまでに時間と手間がかかりました。
しかし、今回始まったETAによってオンラインでインドビザの即日取得が可能になったことで、日本での時間の大幅な短縮になりました。
ただ今回のようにETAの人はインドに着いたら、まずはイミグレにダッシュして手続きする必要ありそうです。
せっかく通常のビザ申請よりも高いお金払って貴重な時間を買ったのに、現地で時間をかけてはもったいないですね。
まだ始まったばかりのシステムなので、これからもっと改善されていけば、よりインドへの旅が身近になりそうです。
ETAのメリットデメリットについては、こちらのブログも参考になさってください。
[吉報]インドビザがオンラインで取得可能になりました

ゆーかちゃんを待っている間、空港ではレイくんの写真撮影タイム(笑)
レイくんはどこに行っても人気者!
インド人による囲み取材が始まった。
ヒーイズ、ジャパニーズフェイマスシンガー!な〜んてね!v( ̄∇ ̄)ニヤッ
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※今回のツアーでレイくんは100人以上と写真を撮ってます(笑)

空港の外に出て、デリー支部長のサージャンの姿を探す。
もうすでに迎えにきているはずなんだけど、どこにいるんだろ?

あ、いた!いた!サージャン久しぶり!!

サージャンがプラカードを手に、奥さんのオームと一緒にお出迎えしてくれる。
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サージャンからは恒例の花の首飾り、奥さんのオームからは歓迎の意を表すティカを額につけてもらう。
今回サージャンにも買ってきたお土産、お好み焼きセットを渡す。喜んでくれるかな?
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サージャンが手配してくれていた車に乗って、AM3時半過ぎ空港出発。
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今回もお世話になるホテルサンスターハイツに到着した時は、もうAM4時を回っていた。

先に現地入りしてすでにホテルで寝ていたみちこちゃん。
初対面なのに、若いオナゴの寝起きをみんなで襲う(笑)
みちこちゃん、お休みのところごめんね、ごめんね〜!ヘ( ̄ー ̄)ノ
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サージャンが用意してくれたルピーに、とりあえず1万円分両替。5,000Rs。
あれ?前回は1万円で5,800Rsくらいはあったから、たった半年でかなり円安ルピー高になったんだ。
国内の物価もかなり上昇しているみたいだし、インドはこれからどんどん景気が良くなっていくんじゃないかな?

長旅の疲れもあるのでホテルで一休みしたいところだけど、すぐにマトゥラーへ行く準備をする。
今日は1年に1度のホーリー祭り。
インド中がカラフルに染まるデンジャラスな1日だ。
汚れても良いような服装に着替えて、さあ、戦場に突撃するぞ〜!!

と、この時はホーリー祭りを見学して、楽しい思い出が出来るだろうなくらいの認識だった。
しかしっ!!
そんな観光気分の私たちの想像をはるかに越える、トンデモない出来事がマトゥラーで待ち受けていたのである。

つづく…

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2015春スタディツアー vol.1 (1日目)【想定外の波乱の幕開け!】

皆さん、ご無沙汰してます!
\(^o^)/

今回も始まりました、スタディツアー、インド旅日記!!

今回も貴重な体験テンコ盛り!
ツアー中の様々なトラブルも、今となっては楽しい思い出です。

ツアーに参加いただけなかった方にも、このブログで同じようにツアー体験を味わってもらえると嬉しいですね!

さあ、それでは早速『人生を変える旅』に出発しましょう!(^-^)/

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2015年3月5日(木)①

痛っ!!いててててぇーーー!あぁ〜やばい、やっちまった…」

自宅でパッキングをしている最中、突然腰に激痛が走った。
明日から2015年春のスタディツアーだっていうのに、なんてこった!
床に座ろうにも、痛みのせいでまったく動くことができない。
電源の切れたロボットのように、ただその場にしばらく立ち尽くすしかなかった。

何でこんな時に…何もこんな大事な時にギックリ腰ちゃん、会いにこなくても良いのに(T_T)

インドにたどり着く前から、いきなりのアクシデント。
もしかしてこのアクシデントも、インドに呼ばれた人が受けるサダメなの!?

突然のギックリ腰ちゃんとの出会いは、実は初めてではない。
記念すべき最初の出会いは、なんと元気いっぱいで駆けずり回っていた小学校4年生(^^;;
何年かに一度は私に会いに来るので、もうかれこれ30年以上のお付き合いになる。
なので、今までの経験からそれなりの対応策は学んでます。

段々と痛みが落ち着いてきたら、ゆっくりと四つんばいになる。
その後横向きに寝て、腰を丸めた状態でしばらく安静にする。
少し動けるようになったら、赤ちゃんのように四つんばいのまま床をハイハイしながら移動。
タンスの奥から、何度もお世話になっているMyコルセットを取り出して腰に巻く。
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「暑いインド行くのに、コルセット巻いて行かなきゃいけないの?(>_<)」

今回のツアーも、ハンパない移動時間の旅が待っている。
インドまで往復20時間以上のフライト、デリーからダラムサラまで片道12時間以上、リシケシまで往復14時間以上のバス移動、ダラムサラからの帰りは12時間以上の列車の旅。
果たして、私の腰は過酷な振動に耐えられるのか!?
今回のスタディツアーは、想定外の波乱の幕開けとなった。

インドまでの往復チケットは、いつも通りエクスペディアで予約。
ただ、東京発のフライト料金が高かったため、結局みんな関西空港から上海経由でインドに向かうことになった。

翌日、JR代々木駅から23時50分発の高速バスで大阪に向かう。
予約したのは、JR高速バスのグランドリーム号。
この高速バスは通常よりもリクライニングが後ろに深く倒れてくれるので、若干腰にも優しいかも。
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ギックリ腰ちゃん、頼むからツアーが終わるまでおとなしくしといてね(^^;;

夜中痛みでうなされることもなく、翌朝8時に大阪駅に到着。

「うわぁ〜!ずいぶん変わったなぁ〜!!」

久々に見る大阪駅は、とてつもなく立派な駅ビルへと変貌していた。
私が住んでいた頃と比べると、随分様変わりしたものだ。
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早速石川さんに、大阪に着いたことをメールで連絡。
石川さんは一度会社に出社していて、9時30分に大阪のヨドバシカメラまで迎えに来てくれた。

「お久しぶりです!石川さん!お元気でしたか!?」

ってゆーか、先月FRJ2015に出席するために、うちに泊まって会ってますけどね(^^;;

さて、と。
まずは、ヨドバシでインド用の変換プラグを探す。
子供たちに渡すデジカメのバッテリーを現地でも充電できるように、一緒に買って持って行かなきゃいけない。
※インドはコンセントの差し込み形状がB,C,BF,SE,B3など複数あります。なので、自分が行く地域はどのタイプなのか自前に調べていく必要があります。海外によく行く人は、マルチタイプの変換プラグを1つ持っていると、重宝しますよ。
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今回レインボーチルドレンが新しく企画した『Kids Camera Project』
子どもたちの目線で撮ったスラムの日常は、どんなものなんだろう。
きっと、素敵な作品が出来上がってくるんじゃないかと、今からワクワクする。

ひらけ未来のトビラ『Kids Camera Project』
レインボーチルドレンでは、前回支援を決定した首都デリーのグジャラティスクールの子供たちに、日本で使わなくなったデジカメを贈り、子供たちが撮影した写真を日本で紹介したいと考えています。
良い作品は全国各地で写真展を開催することもできますし、人気投票をして子どもたちのモチベーションにつなげることもできると考えます。
写真展の収益はグジャラティスクールの経営資金に充当することもできます。
不安定なスラム学校の経営を支える、大きな柱となるかも知れないこの『Kids Camera Project』
日本の皆さんが使わなくなった眠っているカメラが、スラムの子どもたちの未来の扉を開ける可能性を秘めています。
Kids Camera ロゴ2

プロジェクトの告知をしたのは、このツアーの出発直前。
にもかかわらず、日本全国から45台ものデジカメが集まった。
レインボーチルドレンを応援してくれる人の心って、ホントあたたかい人が多い。
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今回デジカメを贈っていただいた皆様、ホント感謝感謝です。

子供たちが通うグジャラティスクールの形状は、B3タイプだった。
三つ叉コンセントと合わせて、いくつか購入。
ヨドバシのトラベルコーナーで、他にも旅行グッズを購入して、急いで奈良の高級旅館『石川邸』へ。
出発まで子供たちに渡すデジカメの準備をする。
子供たちが撮った写真がゴチャゴチャにならないように、キチンと管理して渡さないと。
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でも、長い時間をかけている余裕はない。
13時00分にはここを出発しないと、関空の待ち合わせ時間に間に合わないぞ。
大丈夫かな?

結局、出発ギリギリに準備完了。
関空に向けていざ、出発!
石川さんは自宅に戻る途中や関空に向かう車の中でも、お客さんと電話でやりとりしている。
通常の仕事+αでレインボーチルドレンの活動を並行して行うこのバイタリティー。
石川さん、ホント尊敬しますわー。

集合時間ちょい前に、関空到着。
駐車場に車を預ける。
2週間近く空港に止めてても、¥5,000ってめっちゃ安い!
出発ロビーに行くと、すでに他のメンバーは到着していた。

今回の参加メンバーは、全員で7名。
石川さんと私、2回目の参加となる新東京支部長の優子さん、同じく北海道から2回目の参加となるレイくん、初参加の岳くん、ゆーかちゃん、そしてすでにインドのムンバイ入りしているみちこちゃん。
皆さん、今回もよろしくお願いします(^o^)/
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それにしても、レイくんの髪型が前回にも増してパワーアップしてる!(笑)
レインボーカラーにモヒカンカットは、一人だけめっちゃ目立ってるよ!
日本に観光旅行に来ていた中国人も、レイくんを見ておめめまん丸。
これは良い記念になると、次から次へとレイくんに撮影のオファーが殺到!
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※今回のツアーでは、どこに行ってもレイくんの人気はすさまじいものでした。
他にもブログのネタを提供してくれた、いろんな意味での今回の主役でした(レイくんのネタは、後日ブログでアップしていきます)

16時55分発の中国東方航空のチェックインカウンターには、2時間前にもかかわらず多くのツアー客が並んでいた。
そのほとんどは中国の方。
これだけ多くの中国人が日本に旅行に来てるってことは、中国の経済成長は未だ大きく右肩上がりしているんだという証拠だろう。
たくさん買い物をしてお金を落としてくれる中国人は、日本にとってはありがたい方々なのかも知れない。
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なんてことを考えていると、後ろで並んでいた中国人のオバ様たちが、我が物顔で私たちを追い抜いていく。

「ちょ〜っと、待って待って、お兄さん、イヤイヤ、オバちゃん!ちゃんと並んでいるのに抜いていくって、なんですの〜!」
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中国には経済成長とともに、マナーの向上も期待します(^^;;

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.27 (10日目)【さらば!インド!】

とうとうこの日がやってきました!
本日は、2014秋スタディツアーの出発日!

んがっ!

半年前の春のスタディツアーのブログの投稿がまだ終わってない!!(笑)
実は今まで使っていたパソコン(Windows)が御臨終となってしまったため、保存していた写真や動画を投稿出来なくなってました。
今回Macを購入したんですが、アラフォー親父の脳ミソはカッチカチなので操作を覚えるのに四苦八苦!(>_<)

今日から2014秋スタディツアーのスタートですが、前回の2014春スタディツアーの最終回です(笑)

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2014年3月18日(火) 10日目-2

前回のブログ(6月末投稿)の続きです…

本日インド滞在最終日。
朝からタージマハルとアーグラー城の観光を終えて、10時前にはアーグラー城を出発しデリーへと向かう。

アーグラーからデリーまでは、車で約4時間。
一応、高速道路を走行するので乗り心地は悪くないが、ずっと単調な景色の中、ひたすら走り続ける。

インドはまだまだ未開の地がたくさん残っている。
経済成長著しいインド。
人口も中国を抜いて世界一になると言われており、この国がどこまで発展していくのか楽しみだ。
高速道路をかっ飛ばし、ひたすら北上する。
車の振動が心地よい眠りを誘い、みんな車内でお昼寝Time。

しばらく走った後、サービスエリアでトイレ休憩。
今日もめっちゃ良い天気に恵まれた。
日本の3月はまだまだ寒い日が続いているだろうが、こちらはもう動植物が活発に活動し始めている。

のんびり休憩後、再び高速道路を走り出す。
車の窓から眺める景色は、インド特有の光景だ。
バイクの4人乗り、定員オーバーの車、どこまでも続くまっすぐな高速道路をインドの人たちは何時間も走ろうとするパワーがすごい!

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今日はデリーで待ち合わせしているサージャンと、スラムで子供たちに勉強を教えているネルー校長と一緒に、JICAに訪問予定。
時間が少し早いので、前回食事した『テイストオブインディア』でランチしたいなあなんて思って場所を調べてみると、何と待ち合わせ場所の近くにあることを発見!
ドライバーに交渉して予定追加!

前回食事した時に美味しかったので、今回もまた来られて嬉しい!
ただ、店に着くまでに建物内の多くの勧誘を断らなければならないので気合で目指す。
「アイキャンノットスピークイングリッシュ!」連呼です(笑)

店に着くと早速注文。
きのう晩飯殆ど食べてないのでめっちゃ食った!
やっぱり美味い!
この店は変なもの出さないし、何よりも衛生面で安心できそうというのが一番大きい。
腹一杯で眠気MAX!!

帰りは店内をくまなく回って買い物してもらうために、階段を使って行くように言われる。
しかし私たちは買い物する気がないのでエレベーター利用しようとするが、店員はしつこく階段を使えという。
こんな時は毅然とした態度でNO!海外では自分の意思をしっかり持って伝えましょう!(^^)

車でJICAへ向かう。お店からは20分ほど。
その間、車の中で爆睡。
目的地に着いてネルー校長と合流。
建物の中に入ろうとしたらセキュリティチェックで止められる。
ここにはJICAはないとのこと。

え!?どこ!?
困ってあたふたしているとサージャンもやって来た。どうやらここではないらしい。
本来の目的地であるJIKAまで歩いて移動。
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しかし暑い!やっと到着。2Fの受付へ。
今回ミーティングの場を設けてくれたのは、インドJICAで働く上野絢子さん。

レインボーチルドレンからネルー校長をJICAに紹介したが、現地のNGOはJICAではなく大使館が窓口とのこと。
レインボーチルドレンとしても、JICAから支援してもらうためには奨学金支援活動だけではダメらしい。
詳しくは日本のJICAでコンサルを受けてくださいとアドバイスを受ける。

JICA16時30分終了。
ちーちゃんがミーティング中もかなり体調悪そうで、とりあえずホテルで休憩するためにむかう。

ホテルyug villa到着。
預けておいた荷物を受け取り部屋でゆっくり休憩。
このあと最後にデリーのお店を回ろうと思っていたが、さすがに体力的に限界。
仕方なく部屋でゆっくりする。
これからの予定は、夜中の24時に出発して27時のフライトまでのんびり過ごす。

振り返ってみると今回のスタディツアーも内容の濃いツアーだった。
観光も欲張って入れてしまい、長距離移動でかなり体力を消耗してしまったので、今回の反省点として次回に生かさなければ。

せっかくの最後の夜なので、散歩に出かける。
夜の町はこんな遅い時間でも賑やかだ。

屋台で何か食べようと思ったが、お腹一杯で全然食欲なし。
最後にチャイだけ飲む。
見たことある風景だなと思ったら、偶然にも今回のスタディツアーで最初に飲んだチャイと最後のチャイが同じ店。

本郷姉妹はホテルに着いた後、下痢と嘔吐でダウン。
近くの薬局屋で薬購入してくる。
やはり今回のスタディツアーは女性にとってはハードな日程だったようだ。

散歩から帰ってきてベッドでウトウト。
出発時間に目が覚める。
やばっ!悪寒がっ!寒いっ!
Tシャツ1枚で寝たのがまずかったようだ。最後の最後に油断した!

24時にホテル出発。空港へ。

体調が悪い本郷姉妹のことをチェックインカウンターに告げると、私たちを優先的に手続きしてくれた。
荷物検査が終了すると、姉妹は完全ダウン。
姉のちーちゃんは動けず。
車椅子を借りようと走り回るが中国東方航空じゃないとかしてくれない。
エアインディアはダメ!なんで!?
途方にくれていると、最初に相談した警備員が遠くから見ていてくれて、再度エアインディアの職員を説得してくれた。
やっと搭乗口に移動ができそうだ。

搭乗口の近くにあるリクライニングソファに横になる。
石川さんが通路側の席に変わってもらうように職員に交渉。
ちーちゃんたちの万が一のために、ドクターも要請。

ドクター到着。
脈拍測定。先ほど購入した薬を提示。
今回インドで何を飲んだり食べたりしたのか、聞かれる。
新しい薬を処方され、車椅子に乗って機内へ。

原因はどうやら購入した水だったらしい。
インドでは水道の水は飲めないので、購入するミネラルウォーターは貴重な水分源。
しかし購入して2日経った水はもはやミネラルウォーターではなくなっていたようだ。
ちーちゃんも飲んだ瞬間、やばいかなと思ったらしい。

現地では貴重な水なので大事に飲む気持ちはわからないでもないが、毎日新しい水を飲むこと。
身体に異変を感じたら我慢しないこと。
無理すると後で余計に事態は悪化してしまう。

二人の体調はその後は悪化することはなく夜中の3時20分、飛行機は無事出発。
「さらば!インド!半年後にまた来るよ!」

現地の生活や文化に直接触れる機会は非常に貴重な体験となりますが、体調を崩しては元も子もありません。
特にインドの旅は二人に一人は体調を崩すので、十分に注意が必要です。
今回のスタディツアーは入院しなければならないような最悪の事態は免れましたが、今後も気をつけなければいけないなとある意味よい勉強になりました。
ま、これも良き人生経験につながれば、良いんですけどね!

日本では決して得られない気付きを与えてくれる国インド。
一度きりの人生ですから、みなさんも貴重な体験をしにインドに行きませんか?
レインボーチルドレンでは年に2回、春と秋にスタディツアーを開催しています。
ブログを読んで少しでも心の琴線に触れた方、首を長〜くして参加をお待ちしていますよ!
ぜひ『人生を変える旅』となるような、貴重な体験をしまくっちゃってください!

2014春☆スタディツアー 完

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