2014春☆スタディツアー Vol.26 (10日目)【タージマハル&アーグラー城観光】


世界で最も美しいお墓といわれているタージマハルを見学してきました。

タージマハルは世界遺産の中でも群を抜いたその美しさだけでなく、建設にまつわる『愛と悲しみの物語』が人々のこころを捉えて離さず、世界中から多くの人々が一目見ようとやってきます。

前回のスタディツアーではせっかくインドを訪れたのに、遠くから眺めることしかできず、いつかは訪れたいと思っていただけに、今回はリベンジできて良かった良かった!

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2014年3月18日(火) 10日目-1

インド滞在は今日が最終日。
午前中は朝早くからタージマハルとアーグラー城を観光。
午後は4時間かけてまたデリーにトンボ帰り。
今日もハードな一日になりそうだ。

まずは朝6時半からやっている、ホテルの朝カレーバイキングで腹ごしらえ。
しかしここのカレー、めっちゃ辛〜!
口から火を吹き一日がスタート。

7時にドライバーがホテルに迎えに来た。
何故か一緒に日本語ガイドが同行してきている。

ついてきた男は「自分とドライバーは友達なんです。私はデリーで日本語を勉強しています。日本語でガイドしますよ。お金はいりません」と、片言の日本語で説明してきた。

代金は既にデリーでサージャンに払った中に入っているとのことなので、追加で支払う必要もないし、まぁいいか。
ただこういう時、日本人の感覚だと無料のボランティアと捉えがちだが、あくまでインド人はビジネス感覚で近づいてくる。
彼らにとって私たち日本人は、お金を落としてくれる最高のお客様。
観光地でのガイドは後々トラブルになることが多々あるので、十分注意が必要だ。

さあ、まずは世界遺産のタージマハルに出発!
前回のスタディツアーでは、タージマハルが定休日の日に訪れてしまったため、中には入れず遠くから眺めることしか出来なかった。
でも今回は目の前で見られるのでとても楽しみ。

タージマハルの中へはカメラと水の持ち込みはOKだが、タバコ、ライター、食べ物は禁止。
見つかると入口で没収されるので、予め車の中に置いていく。

車を降りてタージマハルの入り口まで広い公園の中を歩いていく。
朝早くからこの広大な広場で遊ぶ地元の人々の姿。
ここタージマハルは世界的観光地でもあり、現地の人の憩いの場でもある。
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入口でチケットを購入。
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タージマハルへの入場料は750ルピー(約1300円)
ただしプラス250ルピー払って1000ルピー(約1700円)のチケットを買えば、この後見学予定のアーグラー城にも使えるのでこちらを購入。
※近隣にいくつかある他の世界遺産もこのチケット1枚で観光することが出来ます。
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ガイドによると、チケット売り場の横でフリーウォーターがもらえるとのこと。
見学中の水分補給のためにと、わざわざ飲み水を持参する必要はない。
この無料サービスは嬉しい。
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セキュリティチェックのため入場口は女性と男性に分かれている。
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インドでは公共の場はどこでもチェックが厳しい。
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石川さんは予備のタバコをバックの中に入れっ放しにしていたため入口で没収された。
祐君は旅の記録を記入していた手帳まで没収されそうになって慌てたらしい。
持ち込むバックの中身は全てここでチェックされるので、本当に必要なもの以外は車の中に置いておく方が観光時間の短縮にもなる。
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念願のタージマハルへと向かう。
目の前のゲートの先には巨大な白亜の建造物。
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おお!これが世界一美しいお墓か!
タージマハルは、ムガル帝国の絶頂期に帝位した第五代皇帝サージャハーン帝が、妃であるムムターズマハルのために建てた霊廟だ。

22年もの歳月と2万人以上の職人を費やして完成させたタージマハル。
当時の日本では、関ヶ原の合戦が終わり徳川幕府が始まった頃。
22年という長い年月は考えただけでも気が遠くなっていく。
今とは比較にならない程度の技術で、これだけの建造物を造るのには相当大変なことだっただろう。
それだけサージャハーン帝の妃ムムターズマハルに対する愛情が深いものだったことがうかがえる。

しかしサージャハーン帝は晩年の8年間、アーグラー城の『囚われの塔』に幽閉され、この世界最大の愛のモニュメントを部屋の窓から眺めることしか出来なかったそうだ。
サージャハーン帝は亡き妃への想いを馳せながら息を引き取っていったという。

タージマハル建設にまつわる『愛と悲しみの物語』はコチラ↓
2013秋スタディツアー Vol.65 コラム ちびっとインド情報【タージマハル(世界遺産)】
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霊廟内は土足厳禁。
ふとガイドを見ると、霊廟内を汚さないように靴カバーを装着している。
お!それイイなぁ!と思いつつも、私たちはもちろん持っていないので、靴は脱いで持ちながら見学する。
次回タージマハルに来る時には、ビニール袋一枚持参してこよう。

サージャハーン帝と妃のムムターズマハルのお墓の前に到着。
しかし残念ながらお墓の写真撮影は禁止。
ここにサージャハーンとムムターズマハルは、寄り添うように今も眠っている。
何百年も後に、世界中から毎日たくさんの人が自分たちのお墓を訪れている光景を、二人はどんな思いで見ているのだろう。

壁面に施された植物の文様にはめ込まれた一つひとつの石は、水晶、めのう、サンゴ、碧玉、琥珀、るり、カーネリアン、ダイヤモンドといった宝石。
きわめて精緻な象嵌細工で、宝石の色や濃淡を計算し、植物の形に削り込み、同時にピッタリ合うように大理石を彫って、一つひとつはめ込まれている。
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建物の裏手に出るとヤムナー川がゆったりと流れている。
対岸には黒タージマハルが建設する予定だったメヘターブバーグが見える。
サージャン帝の壮大な夢が実現していたら、あそこにも多くの人が訪れる観光名所となっていたに違いない。
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※メヘターブバーグの詳細についてはコチラ↓
2013秋スタディツアー Vol.59 コラム ちびっとインド情報【アーグラー(Agra)観光】

ぐるっと見学コースを一周し終えて、出口へとむかう。
ずっと一緒について回っていたガイドが、ここぞとばかりしつこく話しかけてきた。
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「観光はもう終わりにして、これからお土産屋さんに行こう。お土産の大理石はもう買ったのか?実際に大理石でできた商品を作る体験をしてみないか?」と笑顔で話しかけてくるが目が笑ってない(^^;;

はは〜ん、なるほど。
わざわざ無料で私たちの日本語ガイドを引き受けたのは、そのお土産屋さんに連れて行って、お店から報酬を得るためだったのか(笑)

もしかして連れて行こうとしているお土産屋さんはここのことか?と前回のスタディツアーでトラブった店の写真をガイドに見せると、そうだ、ここだという(笑)

前回行って良い店だとは思わなかったので行くつもりはないとはっきり伝えると、もうお客になりそうもないと悟ったようだ。
次のアーグラー城はガイドとして一緒には行かない、ここでサヨナラだと言う。
あら、何てわかりやすい態度(笑)。

こちらとしても、うっとおしいガイドがいなくなって良かった。
ガイドは最後にチップを要求してきたが、お金に関しては前払いしているので毅然とした態度でNO!と対応すると、諦めて渋々帰っていった。

さて次は、車ですぐ近くのアーグラー城へ。
アーグラー城は、ムガル帝国第三代アクバル帝によって1573年に建てられた当時の帝国の力強さの象徴。
城というよりも重厚で無骨な城塞というイメージだ。
今でも敷地内の約80%は実際に軍用施設のため立ち入り禁止になっている。
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敷地内には皇帝一家の住居、モスクやバザール、個性的な庭園、一般市民の居住区まであり、一つの大きな街として機能していた。
17世紀のデリー遷都以降は荒廃したものの、現在は綺麗に修復されており、当時の華やかさを今に伝えている。

アーグラー城の詳細についてはコチラ↓
2013秋スタディツアー Vol.64 コラム ちびっとインド情報【アーグラー城(世界遺産)】

メインの『囚われの塔』からタージマハルを眺める。
タージマハルに眠る最愛の妃を、部屋の窓から眺めながら波乱万丈の生涯を閉じたサージャハーン帝は、毎日どんな思いで晩年を過ごしていたのだろう。
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本来ならゆっくりと敷地内を見学したいところだが、この後デリーに向かわないといけないので駆け足での見学。

アーグラー観光も終わったところで、さあ、これからまた長距離ドライブしながらデリーへ出発だ!

つづく…

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