スラム学校建設プロジェクトが、いよいよ始まります!

スラム学校建設プロジェクトの開始が近づいて参りました!

詳細はコチラ↓
▼日本初!スラムに学校をつくろう!@インド

インドのスラムに学校を建設するのは、日本初の試みです。
全てが手探り状態で進行していますが、同じように共感して頂ける方と次々とご縁がつながっています。

学校建設のコンセプトは、『みんなでスラムに学校を!』

支援の方法にはいくつかありますが、その引換券のうちの一つに、完成した学校の壁面に名前のプレートを設置というものがあります。

完成した学校の子どもたちが学ぶ教室の壁面に、ギフト購入者全員のお名前を書いたメモリアルプレートを設置します。
ステンレス製で永久に掲示されます。
完成後に訪れていつでも見学することができます。

この世に生まれた証として、あなたの人生の1ページを代々後世まで永久に残しませんか?

「おじいちゃん(orおばあちゃん)は、昔スラムの学校建設に協力してるんだよ」
って、将来お孫さんに鼻高々で自慢出来ます(笑)

皆様の応援ご協力、よろしくお願い申し上げます(^^)

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2014春☆スタディツアー Vol.16 (5日目)【マクロードガンジ到着!】

半年ぶりに、ダラムサラのマクロードガンジに帰ってきました!
今回はここで5日間を過ごします。

スケジュールも教育省とのミーティングを始め、チベット子供村(TCV)訪問、ノルブリンカ見学、チャリティ商品買い付け、ダライラマ法王のティーチング等イベントてんこ盛り!

今回は子供たちから、どれほどの元気をもらえるのでしょう。

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2014年3月13日(木) 5日目-2

私たちを乗せた小型飛行機は、なんとか墜落せずに無事にダラムサラに到着!
途中で行方不明とかならずに済んで良かった(^^;;

11時半過ぎにタクシーにそれぞれ分乗して、いざ出発!
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ここから目的地のマクロードガンジまではタクシーで約40〜50分。
700ルピー(約1200円)/1台也。

窓の外には、雪化粧したヒマラヤ山脈。
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世界最高峰であるエベレストを筆頭に、8000m級の独立峰を14も抱えている世界一高い山脈。
『世界の屋根』の雄大さを眺めていると、人間って大自然の前ではちっぽけな存在なんだなぁと気づかされる。

今日は最高の天気に恵まれているが、昨日までダラムサラは雨、雷、みぞれの嵐が一週間続いていて、天気は大荒れだったそうだ。
ところが、レインボーチルドレンの到着に合わせて、お天気が奇跡の回復!
メンバーの中に誰か、超晴れ男晴れ女でもいるのか?
イヤ、私たちの日頃の行いが良いからだろう!えへへ。
…って思考はあくまでポジティブに(^^)

大自然に囲まれた、素晴らしい景色の中をしばしドライブ。

窓を開けると、心地良い風が頬に当たる。
空気も綺麗だし、いやぁ〜ホント気持ちイイね〜!\(^o^)/

ただ、ドライバーのおっちゃんの運転が荒いのなんのって!
舗装はされているものの、ガードレールもない細い山道を、おっちゃんは車でカッ飛ばして行く。

「ナンビトたりとも、俺の前は走らせねぇ!」

と言わんばかりに、自分のドライビングテクニックを披露する。

ブロロロロロ〜ッ!

前を走っていた女性陣の車を抜き去って行く。

「へへ!すぐにバックミラーからも消し去ってやるぜ!」

おっちゃん気合い入ってる!
後ろを振り向くと、女性陣が乗った車は視界から消えていた。

よりによって同じメンバーの車と競争しなくても…
スリルよりも安全運転を心がけて欲しいんですが(^^;;

荒い運転のおかげで、外の風景を撮影してても画像はブレブレ。
何度も撮り直しするハメに。

ロウアーダラムサラの街並みを抜け、12時過ぎにホテルマウントビューに到着。

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帰ってきたよ〜!
今回はここで5日間お世話になります!

フロントのお兄ちゃんは、半年前に泊まった私のことを覚えていてくれた。
こんな些細な出来事がちょっと嬉しい。

前回も宿泊しているホテルなので、懐かしの我が家に帰ってきたようだ。
ちなみに今回用意してくれた部屋は、前回と同じ部屋!(笑)
ダラムサラ支部長のトゥプテンに、眺めのいい宿を予約しておいてねってお願いしてたけど、まさか部屋まで前回と同じになるとはね(^^;;

残念なのは、フリーWi-Fiと入り口に書いてあるのに何故か使えない。
理由を聞くと、先日基地局のケーブルが盗まれて、工事が終了するまで使えないらしい。
ケーブル強盗がいるなんて、ナンテコッタ!(>_<)
ちなみに、“パンナコッタ”はイタリア発祥の洋菓子で、生クリーム(パンナ)を煮た(コッタ)と言う意味です。
比較的高カロリーなので、食べ過ぎ注意!
って関係ないけど。

荷物を部屋に置いて、まずはダラムサラ初ランチへ。
店に向かう途中の両替所で、とりあえず1万円を両替。5,800ルピー也。

あれ?
デリーでサージャンに両替をお願いした時は5,850ルピーだったはず。
50ルピーもお得?
本来はデリーでのレートよりも、全然良いはずのダラムサラのレート。
しかしサージャンの好意は、それを超えちゃったよ!
恐るべし、サージャン銀行!
頼りになります、デリー支部長!(^^)

ランチは前回も寄ったMcLLo restaurantへ。
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みんなで好きなもの注文すると、いろいろ味見ができて楽しめる。
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チベット風餃子のモモ(momo)も、揚げモモや蒸しモモ、ベジモモといろいろと味比べ。
ドリンク込みで合計1,520ルピー。7人でワリカンにして、1人約220ルピー(約370円)。
これだけたらふく食べて、この値段。
大満足のダラムサラ初ランチだ。

食事中、ダラムサラ支部長のトゥプテンが、自分の友達だという僧侶を連れてやって来た。
トゥプテン久しぶり〜!
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相変わらず流暢な日本語で話すトゥプテン。
チベット人としてこちらで暮らしているのに、きちんと敬語も使い分けられているところがスゴイ。

日本語の敬語って、ホント難しいと思う。
場の状況をキチンと把握していないと、日本人でもおかしな敬語使う人いるし。

テレビタレントのボビーオロゴンなんて、

「オマエ、フザケンナヨ〜」

って、お前がフザケンナヨだよ(笑)
日本人だったら、会社で目上の人にそんな言い方したら、ぶん殴られるゾ。
ローラなんて半分は日本人なのに、敬語の意識ゼロ。
まあ、あれはネタだろうし、タレントとして面白いからいいけどね(^^;;

少しはトゥプテンの努力を見習って欲しいわ。
以前Facebookに投稿したトゥプテンの紹介動画で、彼の流暢な日本語を聞いてみてください。
こんなにスラスラと、自分の意思を外国の言葉で伝えるには、かなりの努力をしたはず!
▼トゥプテン紹介動画

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.15 (5日目)【天空の街、ダラムサラへ!】

今日からレインボーチルドレンのもう一つのプロジェクト、チベットプロジェクト編のスタートです!

拠点となるのは、デリー北方ヒマーシャル・プラデーシュ州の山地にあるダラムサラ。
ここには亡命チベット政府があり、チベットを去った十数万人のチベット難民の精神的な支えにもなっている所です。

チベットという独自文化を守るため、亡命政権である中央チベット政権(CTA)は、亡命当時から子供たちが高度な教育を受けられるように力を入れて取り組まれてきました。
チベット子供村(TCV)を中心とした先進的な教育は、世界各国から視察が訪れるほどです。
高校1年生の頃には、英語・チベット語・ヒンディー語・中国語の4ヶ国語を話し、英語でディベートを行うなど言語力だけで言うと日本の遥か先を進んでいます。

しかしせっかく高度な教育を受けても、経済的な理由のためにその先の高等教育(大学・専門学校)へ進学させることができる家庭は、ほとんどありません。
レインボーチルドレンでは、高度な教育を受けた将来有望なチベット難民の子どもたちのために、2012年に奨学金制度をスタートし、大学進学のための奨学金支援を行っています。

『チベット問題』という大きな課題を背負いながらも、未来を見つめる子供たち。

50年後に世の中で活躍するレインボーチルドレンの奨学生は、1000名を超えます。
私たちは、彼らがチベット問題だけでなく、世界の様々な社会問題を解決していくと信じています。

『教育は世界を変える!』

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2014年3月13日(木) 5日目-1

さあ、いよいよ今日からは、チベットの子供たちが待つダラムサラへ。
世界的な社会問題の解決を目指す、チベットプロジェクトの活動スタートです!

チベットプロジェクトでは、中央チベット政権(CTA)教育省の協力を得て、「Rainbow Children Scholarship」という奨学金制度を2012年にスタートしました。チベット難民の子どもたちの大学進学を支援する奨学金です。利他思想が浸透するチベットで、ダライラマ法王基金と共に未来のリーダーを育むためのプロジェクトです。2017年に100名の奨学生を目標にしています。
▼チベットプロジェクト詳細
▼チベット問題とは

腹が減っては戦は出来ぬ!
まずは朝食を食べに、地下一階の食堂へ。
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このホテルの食堂は、プールが併設されているという面白いつくり。
真夏の暑い日には、食事している横で、宿泊する子供たちはプールで泳いで遊んだりするのかなぁ。

朝食を食べた後、荷物を持ってロビーに集合。
サージャンが手配してくれた送迎車で、まずは空港に向かって出発!

途中、ガソリンスタンドで給油。
1Lあたり、55ルピー(約92円)。
日本よりちょっと安いくらいか。

平日なのになぜか道路は空いていて、予定より早めに空港へ到着。

空港の中へ入る前に、いつものようにパスポートとeチケット提示する。
今回のチケットは、あらかじめ石川さんが人数分まとめてプリントアウトしてくれてきているので、スマホを提示する必要はなし。
毎回この場面でトラブっているので、これだけでもかなりの時間短縮(^^)

チェックインカウンターで、機内持込みする荷物のタグを個数分もらう。
これがないと手荷物検査を受ける際にまた入り口まで戻らないといけないので、忘れずにもらっておかなきゃ。

チェックイン手続きは、グループということで別のカウンターに誘導される。
へぇ〜、こんなサービス受けられるんだ。
わざわざ混んでいるところ並ばなくていいし、空いていてラッキー!

手続きを終えると、空港の従業員は当たり前のように預けた荷物をボンボンと乱暴に投げていく。

あらら...唖然...
従業員は私たちが見ている状況でも、まったく気にする様子もなし。

空港関係者にとっては、いちいちお客の荷物なんて気にしていられないっていうのがインドなのか。
壊れものなんて入れておけないや(^^;;

搭乗時刻まで、時間を潰すため国内線のラウンジへ。
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一昨日も来たラウンジだが、ここのラウンジだけはWi-Fiを接続するまでに、一度ショートメールでやりとりする必要がある。
しかし、入力項目もいくつもあるし、いちいち作業が面倒くさい!
しかもSoftBankはつながるけど、docomoは海外でのショートメールのやりとりができず使えないらしい。

搭乗口から飛行機まではバスで移動。
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おお?これに乗っていくの?
ダラムサラへは、50人乗りの小型飛行機で移動だ。
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機内にはインド人ももちろん乗っているが、欧米人の観光客がチラホラ見受けられる。
初めてダラムサラを訪れた時、インド北部の山奥なのに、なんでこんなに欧米人がたくさんいるの!?とビックリしたものだ。

ダラムサラというところは、インド人だけでなく欧米諸国の人々にとっても避暑地でもあり、アジアの雰囲気を味わえるひとつの観光スポット。
しかもこの時期はダライラマ法王のティーチングが行われる時期なので、世界中から人が集まってくる。
この飛行機に一緒に乗っている人の中にも、ティーチングに参加する人がいるかもしれない。

9時半過ぎ、飛行機はダラムサラへ向けて出発!

機内は意外と冷えていて、ちょっと寒気がしてきた。
昨日バラナシから帰ってくる時は、機内はめっちゃ暑かったのにダラムサラへの機内はめっちゃ寒っ!

同じインドでこんなに気温が違うものか。
さすがデカインド!
急いでダウンを着込む。
足元も冷えるので、CAに言ってブランケットを借りる。

CAが軽食のメニューを配っていく。
メニュー見るとそれぞれ値段が書いてある。
あれ?この機内食は無料じゃないんだ(笑)(^^;;
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※ちなみに最初に配られるミネラルウォーター(250ml)は無料です。
現地でも水は貴重なので、GETしときます。

窓の外を見ると、雄大なヒマラヤ山脈が私たちを出迎えてくれる。
窓の下はすぐ地面。
こんな低いところ飛ぶんだ。
山にぶつかることなく、無事着きますように!

着陸体制に入る。
ドドドドドド〜ッ!
大型のジャンボジェット機と違って、小型飛行機の着陸って着陸時にはこんなに衝撃を受けるんだね。

デリーから2時間もかからず、11時過ぎに無事空港に到着!
めっちゃ天気が良くて、景色もサイコ〜!
この景色を目の当たりにできただけでも、ここまで来た価値はある!
気持ちイイ〜!*\(^o^)/*
活走路に降りて、ヒマラヤ山脈バックにパチリ!
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前回ダラムサラに来た時は、寝台列車を使って12時間近くかけてやっと着いた〜!って感じだった。
しかし飛行機使うと、ここまでたったの一時間半!ホンマにあっちゅーま!

ただ、飛行機での移動は確かに時間は短縮できるけど、インドの旅は非日常体験のできる列車での移動がひとつの貴重な体験になる。
個人的には、苦労してトラブルに見舞われながらもやっとたどり着いた〜っていうのが、インドの旅って感じがするんだけどなぁ。

あまりに順調に着いてしまったので、ちょっと拍子抜け。
何かモノタリナイ。

まるで、福神漬けの付いていないカレーのようだ。
イヤ、具が一切入っていないカレーとでも言おうか。
イヤイヤ、カナメの香辛料がまったく入っていないカレーのよう?
おっと、香辛料が入っていなかったら、そもそもカレーと言えるのか?(@_@)

インドの旅で、いちいちトラブるのがひとつの楽しみになっている自分がオカシイ(笑)
食べ物には飢えてないけど、ネタに飢えてる(^_^;

ギブミー トラブル!
ヘイ!カモ~ン!\(^o^)/

ちょっと旅の主旨が、ズレてきてます(笑)

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.14 (4日目)【さらば、ガンガー!さらば、バラナシ!】

バラナシでのマザーベイビースクール訪問、ボートトリップ、沐浴も終えて、とうとう出発の日。
3,000年の歴史を持つヒンドゥー教最大の聖地は、自分と向き合う最高の体験をプレゼントしてくれました。
インド全土から足を運んでくるここ聖なる川ガンガーは、もっとゆっくりと時間をかけて自分と向き合いたいところです。

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2014年3月12日(水) 4日目-3

バラナシでのBIGイベント、沐浴も無事完了。

実際にガンガーに潜って多くのことを考えさせられた体験は、自分にとって最高の人生経験につながることになるのは間違いない。

インドでの旅というのは、見たり聞いたりする刺激体験が、ホント毎日テンコ盛り!
しかし旅の本質は、非日常空間に身を置くことで、普段は気がつかない自分自身を隅々まで見つめ直すことができるというのが一番の収穫のような気がする。

12時にホテルのチェックアウト。
男性陣は一泊2部屋で3,000ルピーなので、男3人で割って一人1,000ルピー/泊。
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13時にマザーベイビースクールの手配でオートリキシャーが迎えに来てくれるというので、それまで屋上のレストランでドリンクのみながら休憩。

屋上のレストランで待っている途中、突然のスコール。
ものすごい土砂降りだが、いつも10分程で止むそう。
少し待っていたら、雨が上がりカラッとした天気に。

空いている時間を利用して、みんなで写真撮影。
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昨日は3.11という、日本人にとって重要な日であった。
屋上のレストランで、祈りの地ここガンガーから震災で亡くなった人へのメッセージを作成。
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このホテルのレストランからは、昨日訪れたマザーベイビースクールのあるガンガーの対岸が見渡せる。

ホテル側から見ると、向こう側に広がる対岸は、何ひとつない清らかな彼岸に見える。
しかし実は、不浄とされているので人が住まないだけだ。
その不浄の地に住まざるを得ない子供たちは、ここバラナシでも非常に生活レベルの低い子供たち。
そのようなところに日本人が学校を作り、子供たちへの教育に取り組むNPO法人オンザロードの活動。
情熱という人の強い思いが現実に形となり、一人の子供の未来を切り開いていく。
私たちもインドのスラムの子供たちが、自らの未来を切り開いていける学校というものを早く形にしていきたい。
※ついにレインボーチルドレンスクールの建設が、具体的に動き出しました!
詳細はコチラ↓

日本初!スラムに学校をつくろう!@インド

マザーベイビースクールの信川さんが迎えに来てくれて、オートリキシャーの乗り場まで誘導してくれる。

んがっ!先ほどのスコールで、足元はぐちゃぐちゃ。
こちらで生活している信川さん曰く、こんな日は裸足で歩くという。

は、裸足で!?

フンを踏まないようにいちいち気にして歩くよりも、気にせず汚れたら後でゆっくり足を洗えばいいと。
はは〜ん、なるほど!
発想の転換。
さすが日本のヤマトナデシコ、たくましい〜!(^^)

乗り場に向かう途中、子供たちがホーリー祭で使う色粉を購入していた。
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台の上には真っ赤、真っ黄色、真紫などの色粉が並んでいる。
17日のホーリー祭は、インドの年に一度の無礼講の日。
日本人口の10倍いるインド人が、上下関係や国や宗教民族の違いなんかも一切なく、祭り一色になって熱狂し暴れ踊りまくるトンデモナイお祭りなのだ。
当日はこのド派手な色水と色粉が、インド全土で飛び交うんだろうなぁ。

13時半過ぎ、3台のオートリキシャーに分乗して、デリー行きの飛行機に乗るために空港へと向かう。
信川さん、ここまでありがとうございました!
これからもレインボーチルドレンとのお付き合い、末長く宜しくお願い致します。
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空港までの道中、気がついたらいつの間にかウトウトと寝てしまっていた。
行きは凸凹道の振動や、目の前の光景にギャーギャー言ってたので寝る余裕なんてなかったのに。
帰りはまさかその凸凹道の振動が、心地良いゆりかごになるなんて!(笑)
物事ってどう考えるかによって、良くも悪くもなるものなんだ。
日本での日常生活でも、視点を変えたら大発見なんかがあるのかも!?

15時にババトプル(Babatpur)空港到着。

入場するにはチケットの詳細を入口で見せる必要があるので、デリーから来る時に使用したエクスペディアアプリを立ち上げ、行きと同じ画面を見せる。

んがっ!これじゃダメ!?
なんで!?行きは良かったのに!?

基本的には日付、名前、便名が一緒に載ってないとダメ?
空港や担当者によっては、スムーズに入ることが出来ないみたい。

「ほらほらこれ、Meの名前!んで、これが今日の日付、もうすぐ出発なんだから!OK?ってか、OKにしてよ!(>_<)」

こんなとこで時間かけるくらいなら、やはりEチケットはプリントアウトして見せるのが一番簡単かも。

交渉の末、何とか潜入成功。
出発前にロビーで、サモサを購入しプチランチ。
ところがプチどころか、かなりのボリューム。
晩飯予定しているカレー、食べられるかな?
※サモサとは、ゆでてつぶしたジャガイモと挽き肉やグリーンピースなどの具を各種の香辛料で味付けして、小麦粉と食塩と水で作った薄い皮で三角形に包み、食用油でさっくりと揚げたものです。
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ちーちゃんとともちゃんは、今回のツアー参加がギリギリに決まったためにチケットが別になってしまったので、先に別の飛行機に搭乗。
無事デリーで会いましょう!

私たちも搭乗口へ。
16時40分、また出発予定時刻より遅れているが、インドではいつものこと。
いちいち細かいこと気にしていられない。
ハイハイ、のんびり行きましょ〜。

席に座って荷物を足元に置くと、CAが、荷物は上の棚に入れてくれという。
なんでだろ?今までどの飛行機の時も一度もそんなこと言われたことないのに。
今回窓側だし、いちいち出し入れするの面倒クサイし、そもそも荷物は足元か棚の上のどちらかに置けばいいんやないの?

私は自分が納得しないと、テコでも動かない性格(^^;;
CAに足元に置いちゃいけない理由を聞くと、英語で説明してくれるが理解出来ず(笑)

しかし窓側を見て、な〜るほど!納得!
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※緊急時の事故を未然に防ぐために、非常口の席に座る人は他の人が転んだりしないよう、足元には荷物など何も置いてはいけないんですね。

シートベルトを締め、さあ、デリーに向けて出発!

さらば!ガンガー!(T_T)
さらば!バラナシ!(T_T)

滞在時間は短かったけど、たくさんの貴重な体験をありがとう!
また沐浴しにきます!
※ここで悲しいお知らせ。
私たちがバラナシを去って2日後の3月14日に、バラナシで日本人男性が首をしめられて殺されるというニュースが流れました。

インド北部ウッタルプラデシュ州の観光名所バラナシで14日、日本人男性が遺体で発見された。目撃証言によると、男性の遺体はガンジス川のほとりに座った状態で、首にはひものようなもので絞められた痕があった。地元警察は殺人事件と断定し、捜査を進めている。
警察などによると、男性は長崎県出身で、23歳とみられる。首都ニューデリーや同州アグラに立ち寄り、13日に鉄道でバラナシを訪れた。同日夜に地元住民が川べりにいる男性を目撃していた。
遺体の脇にあったかばんの中からは、わずかな所持金とたばこ、薬、手帳などが見つかった。
在ニューデリー日本大使館も警察から情報提供を受け、事実関係を確認している。(時事通信)

 

こうしたニュースを聞くと、現地に行ったことのない人は“インドはとても危険な国”と認識してしまう。
しかし、世界一安全と言われる日本でも危険な場所はたくさんある。
危機管理意識を緩めれば、危険な目に会うのはどこの国でも同じだろう。
日本の場合は、危険な世界に足を踏み入れるまでの距離と、安全な世界の距離が離れているだけだ。

確かにインドでは、騙し騙されは日常茶飯事。
インドという国は安全な世界から危険な世界への時間的、空間的距離が近くて背中合わせ。まさに紙一重。
そもそもバラナシはインドの中でも犯罪率が高く、特に外国人旅行者を狙った犯罪が毎年起きているところでもある。
ここガンガーでは年間数十人の旅行者が死亡、もしくは行方不明になっていると聞く。
しかし、要は現地で危険にさらされるような情報は、あらかじめしっかりと頭に入れて行動していれば、こうした危険な目には会わないだろう。
自分の身は自分で守り、危険な匂いのする場所には近づかないというのが旅の処世術なのだ。
くれぐれも夜の一人歩きなどしてはいけない。
海外では常に危険に関する意識を持って行動しなければと、改めて再認識するニュースであった。

亡くなった方のご冥福を、お祈り致します。

18時過ぎ、デリー到着。

別の飛行機に乗って来た、ちーちゃんたちとも無事合流。
サージャンが空港まで迎えに来てくれた。
デリー出発時にホテルに忘れてきたともちゃんの携帯も、ちゃ〜んと持ってきてくれている。
サージャンの気配り心配りは、ホント素晴らしい。

今日宿泊するホテルへ行く前に、出発前荷物を預けていたホテルへ向かう。

今日もホテルサンライズは団体客でいっぱいらしく、泊まれないらしい。
再びサージャン知り合いのホテルを紹介してもらう。
ところが聞くところによると、今日の『ホテル Sunstar Grand』は4つ星ホテル!
しかもプール付きの部屋があるんだって!?
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誰がプール付きの部屋に泊まるか、車の中で男気ジャンケン一発勝負!
プール付きの部屋って、果たしてどんな部屋なんだ!?

「せーの、ジャンケンポン!!」

勝ったのは裕君!
おめでとう!*\(^o^)/*
見事プール付きの部屋をGET!

ホテルに着いて、どんな部屋なのか地下一階にあるプール付きの部屋を見に行ってみる。
すると、確かにプールがある!
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ただ、正確に言うと、部屋自体が食堂とプールがつながってるっていうよくわからない作り(^_^;
普通に食事している横で、いったい誰が泳ごうなんて思うんだろう。
でもまあ、「インドでプール付きの部屋に泊まってきたんだぜ!」って話のネタにはなるけど(笑)

ホテルへの到着が遅くなってしまったので、今晩は歩いて行けるインド料理のレストラン『alfa SPICE』へ。
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前回のスタディツアーで発見したインド料理のレストランも美味かったけど、ここも美味い!
ちょっと高級店っぽいお店の雰囲気もいいし、生演奏を聞きながら食事もできる。
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ホテルからも近いし、新たな発見(^^)

インド料理を堪能し、ホテルへと帰る。

明日は7時にホテルを出発して、飛行機でダラムサラへ!
いよいよ明日からは、チベットの子供たちが待つダラムサラ編のスタート。
ダラムサラでは中央チベット政府とのミーティングのほか、ダライラマ法王のティーチングやチベット子供村(TCV)の訪問など、予定が盛りだくさん。
今回のチベットの子供たちとの交流は、どんな出会いになるのかな?

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.13 (4日目)【ガンジス河でバタフライ!?】

今回のガンガー(ガンジス河)での沐浴体験は、個人的にいつかはやってみたいと思っていたイベントでした。

ガンガーには火葬場からの遺灰が、次々と流されてきます。
また、火葬されない子供や妊婦、出家遊行者の遺体は石の重しを付けて沈められ、川底で今も眠っています。
ヒンドゥー教徒にとっては神聖なる場所でもあるので、オノボリサン的な感覚で沐浴してはバチ当たる。
前日の夜に火葬場体験を目の当たりにしたことで、観光気分ではいけないと改めて再認識して沐浴に臨みました。

バラナシを訪れたことのある人でも、ガンガーで沐浴体験をするにはかなりの勇気がいります。

今回も貴重な人生の財産となった沐浴体験。
果たして、ガンガーでバタフライを泳ぐことなんてできるのか!?

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2014年3月12日(水) 4日目-2

早朝のボートトリップを堪能し、ホテルの屋上でBreakfast。
このホテルのレストランから眺める景色は、ホント素晴らしい。
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食後、メンバー5人はマーケットのお土産屋さん巡りへ出かけて行った。

私はというと、ガンガーと言えばやっぱり沐浴!
聖なる川ガンガーにて一大イベント、沐浴にチャレンジ!
石川カメラマン、同伴よろしくお願いします!

ここで今回のスペシャルアイテム、日本から持参してきた水着ちゃんの登場!
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そもそも私はヒンドゥー教徒でもないのに、何で沐浴しようと思ったのか。
情報収集していると、どちらかといえば“ガンガーでは沐浴はしない方が無難”という注意喚起する情報の方が多い。

実は、今回インドに来る前に参加してきたイベントのTABIPPO2014。
そのオープニング映像の中で、女性がインド一人旅をするドキュメント映像が今回の決心につながった。
映像の中で、その女性がガンガーで沐浴をするシーンがあった。
沐浴をし終わった後の彼女の表情が、満足感に溢れていてとても印象に残ったのだ。

決して衛生的ではない川でザブンと潜る行為に、どれほどの影響力があるのだろう?
あの満足感に溢れていた彼女の表情の裏側には、果たしてどんな感情が芽生えていたのだろう?

彼女が沐浴で何を感じたのか、自分も実際に体験してみたい!

ガンガーでの沐浴はインド人にとっても憧れであり、遠くインド全土からインド人が集まってくる。
ヒンドゥー教徒にとっては神聖なる川であり、お土産に川の水を持ち帰るためのペットボトルやポリタンクも売られている。
なかなかガンガーまで来ることの出来ないヒンドゥー教徒へは、最高のお土産になるらしい。

▼ガンガーでの沐浴
ヒンドゥー教の信仰によれば、ガンガーの聖なる水で沐浴すれば、全ての罪は浄められ、ここで死に、遺灰がガンガーに流されれば、この世の苦しみから解き放たれ、輪廻からの解脱を得るという。
これはヒンドゥー教徒にとって最高の幸福といえる。
この街に年間100万人を超える巡礼者が訪れ、その中にはここで死ぬのを目的にしている人さえいるのもこのためだ。
沐浴によってガンガーを全身で感じることは、どこか魂に触れる経験として忘れられないものになるだろう。(地球の歩き方より抜粋)

昨晩の貴重な火葬場体験。
遺体を包む燃え上がる炎を見て、単なる観光気分で沐浴するのではなく、きちんと死と向き合う意識を持って臨もうと、改めて再確認させてもらった。

んがっ!ここガンガーでの沐浴を侮るなかれ!
ガンガーには大腸菌がい〜っぱい!
バイ菌だらけの川として世界的に有名な川でもある。
なんとコレラ菌も3時間で死ぬらしい(>_<)
『阪神が 勝って飛び込む 道頓堀』川の汚さなんて、その比じゃない!
沐浴が終わった後、私の身体の体調は大丈夫なのか!?

川を流れてくる死体のほか、下水や工業排水なども垂れ流されている。
もし、沐浴中に間違って川の水を飲んでしまったら、その後にはとんでもない下痢地獄が待っているらしい。
※ヒンドゥー教徒にとってガンガーは聖なる川ではありますが、決して清潔な川ではありません。
色々と調べてみると、免疫のない外国人が沐浴した場合、下痢や発熱など体調を崩すことも少なくないと聞きます。
長時間浸かっていたり、調子に乗って泳いだりしないように十分注意が必要です。
しかし、“聖なる川を信じる気持ち”が体調を崩さない一番の要因かもしれません。
私は結局、体調の方は全然大丈夫でしたが、あくまでガンガーでの沐浴は自己責任で!
どうしてもチャレンジしてみたい人は、衛生面を考えてボートで移動してガートの対岸で沐浴する方が少しはマシかも知れないです。

さて、沐浴する場所はどこにしよう?
石川カメラマンと二人で、沐浴できそうな場所を歩いて探す。
数あるガートの中でも、少しでも水が綺麗な所はないだろうか(^_^;
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ヒンドゥー教徒なら聖なる川を目の前にして、沐浴する場所なんて選ばないのだろう。
いたるところで熱心に沐浴をしているインド人の姿。
ジャブジャブと全身川に浸かり、頭や口の中も清めて祈りを捧げている。
目の前には、楽しそうに水遊びをして泳いでいる青年たち。
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なんか楽しそう!
よし!場所はここに決定!
覚悟を決めて服を脱ぎ、海パン一丁に。
では海パンマン、行って参ります!( ̄^ ̄)ゞ

石川カメラマンに、沐浴シーンの撮影をお願いする。
沐浴しようと試みたものの、いざ、濁った川の水を目の前にすると足がすくむ。
川の水はヒンヤリと冷たい。
階段を降りて、一歩一歩水の中へ。

ヌルッ。

な、なんだ!?この感触!?
コケ!?
イヤ、辺りを闊歩している牛フンか!?
イヤイヤ、3000年かけて火葬場から流されて溜まった遺灰か!?

足の裏から伝わってくる異様な感触に、正常な思考がマヒしていく。
視界には、水面に浮かぶ細かいゴミ。
緑色に濁った川の水。
そして目に見えない足元のこれはいったい…

しかし、神様を崇めようとする気持ちが心を無心にさせる。
私は無宗教だが、神様を信じる真っ直ぐな気持ちっていいもんだ。
長い間、生と死を飲み込んできたガンガーの水は、日本人が持つ”常識”という概念を破壊していく。

今まで培ってきた“常識”は、ここでは単なる行動への足かせでしかない。
今は、目の前の“現実”と向き合うことが大切なのだ。

慎重に慎重に、前へと進んでいく。
と、突然一気に川底が深くなった!
あ、足がつかない!

ちょ、ちょっと撮影ストップ!
ア、アップ、アップ! 溺れる〜!(>_<)

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※あわてる日本人と、助けようとするインド人の青年。
決して楽しんでいるのではない。溺れているのである(笑)

慌てて足のつく所まで泳いで戻る。
溺れながらお祈りなんて、出来っこないわ〜!

もう一度気合いを入れ直して、再度チャレンジ。
とりあえず胸の辺りまで水に浸かる。
相変わらず足には、ヌルヌルと何かがまとわりついている。

もうこれで沐浴したってことでいいかな?
いやしかし、頭までスッポリと浸かってこそ、沐浴だそうだ。

よし、やるか!
胸の前で手を合わせ、大きく深呼吸してお祈りする。
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3、2、1…
意を決して、一気に頭まで潜ってみる。
聖なる川ガンガーよ、身も心も洗い流しておくれ!

えいやっ!
ザブンッ!ブクブクブク…。

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生と死が凝縮されたこの場所で、自分もガンガーと一体となった瞬間だ。
水中で目を開けて水面を見てみたなんて人もいるが、とてもそこまでマネ出来ない。
以前テレビで『ガンジス河でバタフライ』というドラマが長澤まさみ主演で放送された。
実際にガンガーで長澤まさみがバタフライで泳ぐシーンがあるが、彼女の女優魂には恐れ入った!
せっかくガンガーを訪れても、沐浴は怖くて見学だけしかしない人もいるくらいだ。

見ているのと、実際にやるのとでは大違い。
自分は頭まで潜っただけなのに、なんだろう、終わった後のこの清々しい気持ち、この達成感。
言葉には言い表せないけど、充実感で心がいっぱい!
なんだかわからないけど、とにかくものすごく興奮している自分がいる。
今まで生きてきた中で、犯してきてしまった罪が少しは清められたのかな!?

沐浴する前は、当たり前のように汚いと思っていた川の水や、辺りに散らばる牛の糞。
沐浴を終えた今、それらに対する感情が以前とは違う気がする。
なんて言えばいいんだろう。
一番底辺では、結局自分もそんなものとつながっている、一体感のような感じといえばいいだろうか。

般若心経の中に、『是故空中 無色無受想行識』という一節がある。

各々が持つ“常識”。
そして目の前の“現実”
一つ一つ全てに違いがあるように思えるが、ハンニャハラミツの世界から見れば、存在しているように見えるすべてのものは夢やマボロシに過ぎない。
私たちの心を構成している、感覚や思考や意思や認識までも、すべて確かなものではなくマボロシなのだ。
ハンニャハラミツとは大海であり、この現世に形作っているものは、すべてこの大海のおもてに起こっては消える波のようなもの。
大きな波、小さな波、いろいろな波があるが、波と大海は常に一つ。
生まれたものも消滅したものも、実は最初から生まれることもなく消滅することもない、一つの大海そのものなのだ。
人間が死を恐れるのは、自分がなくなったら全てが終わり、無になると考えているから。
しかし、それは波の形だけを見ているようなもので、自分とは大海そのものだと理解すると、死の恐怖からも逃れることが出来る。
目に見える世界では形に違いはあっても、真実の世界では生も死もそこに存在する物体も、その本体はすべて同じものなんだと、ガンガーでの沐浴体験は教えてくれている気がした。

陸に上がると、側で私の沐浴を見ていたバラモン(らしき男)が話しかけてきた。
沐浴をした人間に対して、説法してくれるという。
どうやら、ガンガーで身を清めた人にお祈りをしてくれる人のようだ。
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外国人のカメラマンが、その様子を写真を撮らせてくれと寄ってくる。

バラモン(らしき男)に自分の名前を伝える。
さらに自分だけでなく、母の名前、姉の名前も伝えて、家族全員をガンガーの水でお清めしてもらう。

人差し指で自分の額に赤い斑点を押され、自分はなすがまま。
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説法が終わると、バラモン(らしき男)から1000ルピー請求される。

えぇ!?せ、1000ルピー!?(@_@;)

インドではとんでもない大金だ。
もう日本に帰るからお金がないとウソを言って、石川さんが100ルピーだけ差し出す。
しかし、これでは全然足りないと言われ、結局300ルピー渡した。

さらに説法している様子を写真で撮っていたカメラマンが、しつこく写真を売りに来る。
気分が高揚していたせいもあるだろう、仕方なく写真2枚で50ルピーで買う。

はぁ、ここでもインドのビジネスか...
せっかくの神聖になった気持ちが薄らいでしまう。
バラモン(では決してないだろう男)とカメラマンと十分交渉することも無く、お金を払ってしまった。
※沐浴する人は同じ目に合わないよう、十分気をつけてくださいね!

ホテルに向かって帰る途中、顔にカラフルなペイントをした若者たちが寄ってくる。
3月17日にインド全土で行われる、ホーリー祭の準備のようだ。
「ハッピーホーリー!!」
みんなハイテンションで浮かれまくっている。
17日はアーグラー観光をしている予定だが、その頃は街中がホーリー一色になっているんだろうなぁ。
写真を撮ってくれとせがまれ、パチリ!
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部屋に戻って急いでシャワーを浴びる。
気を抜いて寝込んだりでもしたら、エライコッチャ!

1泊2日の短い滞在だったが、バラナシもアツイ体験てんこ盛りだった。
次回こそは、ガンジス河をバタフライで泳いでやろう!
って、バタフライの泳ぎ方、知らなかった(^_^;

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.12 (4日目)【聖なる川ガンガーで、ボートトリップ体験!】

早朝のガンガー(ガンジス川)には、沐浴をする人、洗濯をする人、その光景を見に来る観光客など、多くの人が集まってきます。

ボートに乗って、聖なる川ガンガーの対岸から登る朝日を浴びるのが、バラナシ滞在の定番コース。

毎日浴びているはずの太陽の光から、この時は何か特別なパワーを受けているように感じました。

バラナシに来たら、ぜひ体験しておきたいオプションですね!

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2014年3月12日(水) 4日目-1

昨晩は早目に就寝、というか、疲れてバタンキュー!(>_<)
昨日の2時間半の長距離オートリキシャードライブは、アラフォーオヤジの身体にはさすがに堪えていたらしい。

今日は朝からボートに乗って、サンライズクルージング。
朝6時にロビーに集合して、ホテル前のボート乗り場へ。

空はほんのりと明るくなってきている。
ガート(沐浴場)には、お祈りをする人、洗濯をする人、身体を洗っている人など多くのインド人が朝早くから集まっている。
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ヒンドゥー教徒が一生に一度は訪れたいと願うガンガー。
ここで沐浴すると、全ての罪は洗い流されると信じられている。
ガンガーはヒンドゥー教の聖地という特別な場所でもあり、ここで生活する人々の日常生活に密着した場所でもある。
※ガンガーのメインのガートの数は84と“地球の歩き方”には記載されていますが、実際には神様を祀った聖地としてガンガー沿いに全部で364もあるそうです。

朝日が登りかける頃、ボートトリップがスタート!
ボート漕ぎの男性が川の流れに沿って、ゆっくりとボートを走らせていく。
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遠くに視線を移すと、橋には朝霧がかかっていて、とても幻想的な風景だ。
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しばらくすると、ガートの対岸から朝日が昇ってきた。
太陽の光がガンガーに反射して、水面は金色に輝いている。
青白かった空が、徐々に真っ赤に染まっていく。
毎日浴びている同じ太陽の光のはずだが、今こうして眺めているだけで身体にパワーがみなぎってくるようだ。
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んん〜、めっちゃ気持ちいい!(^^)

ここガンガーの朝日を見ようと、私たちだけでなくたくさんの観光客がボートトリップを楽しんでいる。
そうした観光客を相手に、ボートに置物などの商品を並べて商売をしているたくさんの物売りたち。

すると、花売りの少年が必死にボートを漕いで、私たちのボートに近づいてきた。
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「お花はいりませんか?」

陸上だけでなく、水の上でさえもインド人にとっては商いの場所。
生きるためには、場所を選ばずビジネスチャンスも見逃さない。
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少年からお花を2つ購入。
花代として一つ100ルピー×2=200ルピー支払う。
ちと高いと思ったが、ここガンガーでお祈りしてもらったら祖母も喜ぶだろう。
※その気がないのに下手に話をしてしまうとしつこくつきまとってきますよ。
買う気がないなら初めから相手にしないことです。

自分自身への祈りと、先月亡くなった祖母に対する哀悼の意を込めてガンガーにお花を流す。
みんなも一つずつお花に願いを込めて、お祈り。
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ボートはゆっくりと川の流れにそって、数々のガートを通り過ぎていく。
朝は早かったが、時には時間の概念を忘れて時の過ぎゆくままに身を任せるのもいいもんだ。
バラナシではせわしなく観光するのではなく、インドの人々の営みを眺めながらゆっくりとした時間を過ごすのがいいのかもしれない。

1時間ほどボートトリップを満喫して、ホテルへ戻る。

朝食をホテルの屋上で食べた後は、12時のチェックアウトまで各々フリー。
初参加の5人は、マーケットへお土産屋さん巡りに出掛けていく。
滞在中に仲良くなったホテルのインド人が、お店を案内してくれるようだ。

お土産組が、出発前にプチ事件発生。
京都から参加しているマダムのお二人、HさんとKさん(匿名希望)の部屋に、一緒にお土産を買いに行くTちゃん(同じく匿名希望)が訪問。
マルチコンセントを渡しに、部屋にやってきたそう。
※ほとんどの国で使用出来るコンセントで、海外旅行には重宝します。

ところが帰ろうとした際、ドアの締まりが悪かったので、気を気かせて外から鍵をしめる。
でも、これってマズイ!
つまりこちら↓から
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こちら↓の状態に(笑)
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出掛けようとしても、カギを外からかけられてしまっているため、HさんとKさんは部屋から出られない!
部屋の中から助けを叫ぶ、HさんとKさん。
しかし、外には聞こえてないみたい。

ドンドンとドアを叩く。
ドアの隙間から声を出し、助けを呼ぶ。
しかし、誰も気がつかず部屋から出られない!

結局、偶然部屋の前を通りかかったホテルの従業員が、異変に気がついて無事脱出!(^_^;

今回は善意でやった行為がたまたまトラブルにつながっちゃいましたが、こんなイタズラを故意にしちゃダメですよ!(笑)

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.11 (3日目)【マニカルニカーガートの火葬場体験】

今回、目の前で遺体が焼かれていく火葬場体験をしてきました。
メンバーの数人は川に浮かぶ死体を目撃しました。

日本では、まず目にすることのない光景です。
いろいろな思いが頭の中を駆け巡ります。

レインボーチルドレンのスタディツアーは楽しい観光地巡りだけではなく、こうした自分と向き合い、自分の中で考えさせられる体験をするのも一つの醍醐味です。

せっかく日常から離れて旅するのだから、強烈な体験をしないともったいない。

インドという国を美化することなく、自分が見て感じたこと、体験したことをありのままの姿をお伝えする。
それがこの旅日記の一番の目的です。
一生に一度、体験するかしないかという出来事。
私がスタディツアーで見た事、学んだ事、考えた事を出来る限り多くの方と共有できればと思っています。
旅日記を通して、日本にいながらその場に一緒にいる気分になっていただけたら幸いです。

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2014年3月11日(火) 3日目-3

ホテルの屋上で優雅な景色と美味しい食事、心癒されるシタールとタブラーの生演奏を堪能する。
食後部屋には戻らず、ホテルからほど近い火葬場マニカルニカーガートへ。

夜にもかかわらず、火葬場の周りには多くの人が、遺体が燃え尽きていく様子を見守っている。
3000年以上の歴史を持つヒンドゥー教最大の聖地は、これ以上ないくらい貴重な体験をさせてもらえる場所だ。
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※火葬場は自由に見て回れますが、写真撮影は厳禁です。必ずトラブルになるそうなので、持って行かないように!写真はネットから拝借しました。

ここに運ばれてきた遺体は、まずシヴァ神を祀るターラケーシュワル寺院に安置される。
死者の耳にシヴァ神がターラカ•マントラ(救済の真言)を囁くことで、生前いかなる大罪を犯した者でも解脱できるとされる。
死者がガンガーの水に浸され、火葬の薪上に載せられると、喪主が火を付ける。
遺灰は火葬場の仕事をするドーム•カーストの人たちによってガンガーに流される。
ちなみに、子供と出家遊行者は火葬されず、石の重しを付けて川の深みに沈められる。
子供はまだ充分に人生を経験していないから、また出家遊行者はすでに人生を超越しているからだと言われる。
ヒンドゥー教徒は墓を持たないが、命日などには祖霊供養を欠かさない。
(地球の歩き方より抜粋)

火葬場は街で最重要の場所。
インド全土から、遺体がここバラナシに集められてくる。

ヒンドゥー教徒にとっては、ここ聖なる川ガンガーで茶毘に付され(火葬され)、灰を川に流し、この世から形を残さずに去ることは、この上なく幸せなこととされているのだ。
この街で死に、茶昆に付されれば必ず解脱できると広く信じられているため、近々訪れる死を待つためだけにここバラナシにやってくる者もいる。

布で巻かれた遺体が、薪の上に乗せられて火がつけられる。
燃え上がる焚き木、徐々に炎に包まれていく遺体、天に向かって登っていく煙と周りに漂う悪臭。
遺体が火にあぶられていく様子は生々しい。
遺体は約3時間ほどで灰になるという。
24時間365日、火葬場の炎は途絶えることはなく、火葬に使用する薪は近くに山積みになっている。
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目の前で生と死が同居する時間が、ゆっくりと過ぎていく。
決して日本では目にすることのない光景を目の当たりにして、いろいろな思いが頭を駆け巡る。
徐々に燃え上がっていく弔いの炎をじっと見つめながら、私は6年前に味わった自分の死の体験を思い出していた…。

(イメージ画像)
(イメージ画像)

私は2008年9月2日、仕事中に突然倒れ、病院のCPUの中で生と死を彷徨っていた。
一命はとりとめたものの入院した翌日から、前日よりも段々と身体が動かなくなっていく恐ろしい体験をすることとなる。

昏睡状態から目覚めた翌朝、ふと感じる身体の違和感。
自分自身の左の手足は、ほとんど動かなくなっていた。
次の翌朝は、左の手足はさらに動かない状態。
何故、動かない!?
昨日までは何ともなかったのに…

新しい朝を迎える度に、徐々に自分の身体の左半分の機能が失われていく。
“動け!”と脳から身体に指令を出しても、一向に反応しない左手足。
昨日は動いていた手足が、日に日に動かなくなっていく。
“そのうち、身体の全ての機能が失われていくんじゃないだろうか”と目に見えない恐怖が襲ってくる。

夜眠りにつくと毎晩、自分の葬式が行われている夢を見る。
幽体離脱をして、上から客観的に自分自身の見ているような感じだ。
火葬場で焼かれて骨だけとなって出てきた自分自身の肉体。
それを、客観的に見ている自分がいる。

意識が現実に戻り、怖くなって目を開けると、そこはベッドの上。

良かった!まだ生きている!

ふと首を横に向けると、自分の横には先ほど火葬され骨だけになった自分の頭蓋骨が!
骨だけになった自分自身と、同じベッドで添い寝をしている自分がいた。
そんな光景が飛び込んできて、恐怖でまたハッと夢から覚める。

毎晩こんな同じ夢を見ては、うなされて目が覚めるという繰り返し。
今のは夢か…と安心するが、実際に動かない左の手足。
これは夢ではなく紛れもない現実なのだ。

毎朝眠りから目覚めると、“まだ生きられているんだ”という安堵感と、“この手足が動かないのは現実なんだ”という、絶望感の両方を受け入れることから一日が始まる。

夜寝ることさえしなければ、身体の機能はこのまま現状維持できるかもしれない。
そう考えて、できるだけ眠らないようにもしてみた。

眠るから朝を迎える。ならば、このまま眠らないで生きていきたい、とさえ思った。
眠るのが怖くなり、結果不眠症にもなった。

毎日訪れる、受け入れたくない悪夢のような現実。
頭の中では受け入れたくないけれども、受け入れなくてはならない現実。
この現実から逃げたいけれども、どこにも逃げられない現実。
しかし、現実から逃げることができなければ、受け入れていくしか方法はない。

人の死とは、こうして逃れられない現実を、少しずつ受け入れながら死んでいくものなのか。
人の生と死は常に隣り合わせになっていて、死とは本来身近なものなのだろう。
初めて死を身近に感じた6年前の体験。
一度死んだはずの私は、今ここバラナシで現実の死と向きあうことができている…

今回インドに来る1ヶ月前に、私は祖母をなくしたばかり。
身近な人間の死と、向き合う体験。
しかしこれはまさに今、自分の目の前の現実の生と向き合う体験でもある。
人はこの世に生まれた瞬間から、終着点の死へと向かって歩いていく。
ほんの1ヶ月前、死を身近に感じたこの時期に、ここガンガーを訪れたことはとても意味のあることであり、奇妙な巡り合わせだと思う。

『人は、いつか必ず死ぬということを思い知らなければ、生きているということを実感することもできない』
マルティン•ハイデガーの言葉は、まさに火葬場での体験を伝えてくれている。

火葬場で思いを巡らせていたのは、一時間ほどだろうか。
今回死というものに直面したことで、今を生きる大切さを改めて見つめ直した体験だった。

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.10 (3日目)【マザーベイビースクール訪問】

NPO法人オンザロードが運営する、マザーベイビースクールを訪問してきました。

日本から遠く離れたインドの僻地で、子供たちのために日本人が活動する姿はとても刺激になります。

レインボーチルドレンも、インドのスラムに学校建設することが決まりましたので、今後も応援していただけると嬉しいです!

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2014年3月11日(火) 3日目-2
マザーベイビースクールの様子はコチラ↓

Bapatpur(バパトプル)空港から、2時間半のオートリキシャードライブを体験!
凸凹道を乗り越えて、やっとこさマザーベイビースクールに到着。
お尻痛かったよ〜!(>_<)
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学校に着くと、早速子供たちが私たちを出迎えてくれる。
どこでもどんな環境でも、キラキラとした子供たちの瞳は世界共通だ。
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突然子供たちから「こんにちは!」と挨拶される。
え!?こんなところで子供たちから日本語を聞くなんて!?

実はここマザーベイビースクールを支えているのは、日本人による現地スタッフと長期滞在ボランティア、そしてインドを旅する短期滞在ボランティアの方々です。

■ 「マザーベイビースクール」
聖地としても観光地としても有名なガンガー(ガンジス河)の流れる街バラナシ。
その近郊のラームナガルという貧困層の多い地域に、高橋歩氏らの呼びかけで日本人ボランティア延べ80人が参加して建設した学校です。
この学校に通っているのは3〜15歳の社会的に下位とされる地区の子供たち。
マザーベイビースクールができる以前には学校にも行けず、親の手伝いや兄弟の子守りをして1日を過ごしていた子供がたくさんいました。
この学校では、家庭の経済的負担を無くすために授業料を無料とし、誰でも通える学校として児童を受け入れています。
ここでは日本人ボランティアなどが旅の途中で立ち寄り、特技を活かして授業や交流を行っています。

■「NPO法人オンザロード」
2007年、理事長の「自由人」高橋歩氏らが、インド・バラナシへ旅をし、途上国の現状を目の当たりにしました。
家計を助けるため、学校に行かずに家業の手伝いをしている子どもたちが通えるフリースクールを立ち上げるため、帰国後、メディアを通じて公募した日本人ボランティアと現地で1ケ月間作業を行って学校を建設。
このプロジェクトをきっかけに「NPO法人オンザロード」が設立され、理事長である高橋歩氏を中心に、インド・ジャマイカ・東京にて活動しています。
世界中の学校に通えない子どもたちが、学ぶ機会を得られること。
同時に、私たち日本人が世界のリアルな現実に身を置き、忘れかけていた何かを取り戻すこと。
オンザロードは、その2つを実現できる場所を提供しています。
▼マザーベイビースクール(NPOオンザロード)

建物内部の壁のデザインには、あちこちにとても可愛らしい装飾が施されている。
ここで学ぶ子供たちは、とても楽しい気分で勉強しているんだろうなぁ!
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現地で子供たちと生活している林さんは、現地駐在員としてこちらに来て3年目。
林さんから、この学校に関するオリエンテーションをうける。
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林さんからは、2008年に日本から延べ83名のボランティアが自費でここまで来て、このスクールを作った時の様子。。
ここに通う子どもたちは、スクールの真ん前にある公立学校(授業料無料)にさえ、教科書代、制服代といった費用が払えずに行けないという事実。。
クラウドファンディングREADYFORのサービスを活用して、200万円を超える運営管理費の資金調達に成功したこと。。
今年7月の新年度より、政府認可の私立学校を目指して手続きを進めている現在の取り組み。。
さらに、将来はゲストハウスの再開と、女性雇用にまで取り組んでいくという話を聞かせていただいた。

そして、インドと日本の教育の違いについて。
日本では日本の三大義務の一つ、教育の義務というのが日本国憲法で定められている。
親は子供に教育を受けさせなければならないというものだが、ここインドでは国として教育を提供しなければならない義務はあっても、通う通わないは個人の自由。
教育を受けるのは個人の義務ではないのだ。
そこには、学校に通いたくても通えない、どうにもならない現実が横たわっているのがインドという国。
何不自由なく義務教育というものを受けられる私たちは、なんと幸せな環境で育ってきたんだろう。

林さんが私たちのことを友人として、学校の発起人マザーベイビーを紹介してくれた。
マザーベイビーはこの学校が建設される前から、道で拾った子供たちを自分の子供のように育てている。
オンザロードの高橋さんが、“貧乏な子供たちのために学校を作りたい”という彼女の夢を聞いて、このマザーベイビースクールを建設するきっかけになった方。
こんな偉大な人と会えるなんて、滅多にない!
晴れ渡る青空を背景に、マザーベイビーと一緒に写真撮影!
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一通りスクールを案内してもらい、子供たちとの触れ合いTime。
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日程の都合で、今日は子供たちの授業風景を見学出来ないのは残念だけど、ここで学ぶ子供たちはホント日本人が大好き!
心から歓迎してくれる気持ちが伝わってくると嬉しいね!(^^)
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子供たちのとの交流を終え、さあ、再び来た道を戻って行くぞ!
ガンガー越しに沈んでいく夕日が、私たちにさらなるパワーを与えてくれている、そんな気がした。
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1時間ほどまたオートリキシャーで走って、街のマーケットへ。
それにしても、さすが総人口世界第二位のインド。
どこに行ってもすごい人!
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15分ほど賑やかなマーケットを歩いて抜けると、目の前に聖なる川ガンガーが私たちを出迎えてくれた。
ヒンドゥー教の聖地にやってきたぞ~!
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ここからさらにガート(沐浴場)沿いを10分ほど歩いていく。
ここガンガー(ガンジス川)では、お祈りをする姿があちこちで見られる。
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今日の宿泊するホテルを目指し、幾つものガートを通り過ぎて行く。
すると、林さんに教えてもらった、目印のピンクの塔を発見!
ここがホテルのあるガートかぁ。
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このガートの階段を上り、さらに上り坂になった薄暗い細い路地を、ひたすら上がっていく。
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どこまで行くんだろう?
アラフォーオヤジには、この心臓破りの坂は堪えるわぁ(>_<)
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やっと上まで上がると、本日のホテル、プジャゲストハウスの看板発見!
やっと到着した〜!
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ホテルのフロント受付で、チェックイン手続きをする。
私たちは今回マザーベイビースクールからの紹介ということで、部屋を特別に用意してくれた。
明日早朝に予定しているボートの手配も、ここで予約。

荷物を部屋に置き、屋上のレストランへ。
涼しい風が吹き、眺めも最高のロケーション。
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建物の下からは、お祈りを捧げる声や音楽が響いてくる。
今日はランチもろくに食べていないので、お腹はかなりペコペコ。

しかしその前に今日3月11日は、日本人にとっても世界の人々にとっても忘れてはならない日。
震災で亡くなった多くの人々に対して、食前に黙祷をする。
生と死を見つめる川、ガンガー(ガンジス川)を目前にして、3.11を迎えるとは何という巡り合わせだろう。
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※翌日、今もなお震災の爪痕と戦っている方々に向けて、メッセージをおくりました。
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食事をしていると、目の前にあるステージではシタールとタブラーの生演奏が始まった。
今日一日という日が終わりを告げる時に、このような精神的にとても癒されるサービスを体感できるっていいものだ。

今日は多くの時間を移動に費やしたので、みんなかなり疲れているだろう。
アラフォーオヤジも腰に違和感を感じる。
あれだけ長時間凸凹道を走り続けてきたし、もうおっちゃんも若くはないんだなぁ(^^;;

食後、近くにある火葬場マニカルニカーガートに散歩に出かける。
※バラナシの命でもあり、インドの母なる大河でもあるガンガー(ガンジス川)、そしてこの岸辺に連なる84ものガート(沐浴場)こそ巡礼の目指すところ、この街一番の見ものでもあります。
ガートとは、岸辺から階段状になっていて河水に没している堤のことで、沐浴する場として使われていますが、ヒンドゥー教の火葬場になっているものもあります。

火葬場は街で最重要の場所。

布で巻かれた遺体が、薪の上に乗せられて火がつけられる。
遺体が火にあぶられる様子が生々しい。
ガートでは24時間、火葬場の炎は途絶えることはない。
目の前で生と死が同居する時間が、ゆっくりと過ぎていく。
徐々に燃え上がっていく炎をじっと見つめ、私は6年前に味わった自分の死の体験を思い出していた…。

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.9 (3日目)【いざ、聖地バラナシ、マザーベイビースクールへ!】

今回も貴重なスラムツアー体験をした翌朝。
今日から、3000年以上の歴史を持つヒンドゥー教最大の聖地、バラナシ編です

バラナシにはNPO法人オンザロードが運営する、『マザーベイビースクール』があります。

オンザロードはレインボーチルドレンが持つビジョンと同じように、経済的・社会的な理由により学校に通えない子供たちのためにフリースクールを作り、学ぶ機会を提供する活動をしているNPO団体です。

遠く離れたインドで、同じ日本人がこのような活動をしていることは非常に刺激を受けますね。
私たちもスラムにて日本人による初の学校建設の夢を、早く実現させなければ!
マザーベイビースクールでは、今後の参考となるような非常に多くの学びを得てきました。

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マザーベイビースクールまでの道のりはコチラ↓

2014年3月11日(火) 3日目-1

今日は午前中の飛行機で、バラナシへ向けて出発!

3000年以上の歴史を持つ、ヒンドゥー教最大の聖地、バラナシ。
聖なる川ガンガーのあるこの地で、日本人としての自分はどんな思いを抱くのだろう?

インドに興味を持つ人でバラナシの街を知らない人はいません。
またバラナシはガンガーなしには考えられません。
英語名ガンジス川(Ganges)の正式名称ガンガー(Ganga)は、古くから川そのものが女神(Gangamataji:母なるガンガー様)として崇められてきました。
現在もここガンガーで沐浴をしようと、多くの修行僧や聖者がインド各地からバラナシへと足を運んでやってきます。

インドに来て今日で二日間が終了。
んがっ!ここで、大問題が発生!
昨日スラムで動画を撮影しまくりすぎて、iPhoneの容量がもう残りわずかしかない!
このペースでいったら、今回ツアー中の詳細を動画で残すことなんてとても出来ないぞ!(+_+)

昨晩は夜通しで、ブログ準備のための詳細の振り返りと動画整理。
気がつけば朝を迎えていた。
まだ出発の準備してないけど、果たして朝8時の集合時間に間に合うか!?

急いで出発の準備をして、何とか間に合わせる。
でも、せっかくのホテルの朝食を堪能する時間はなし。
ほとんどの荷物はホテルのカウンターに一時預け、バラナシで必要な一泊分の荷物だけ持つ。
そして、今回バラナシで使う予定の、重要なアイテム〇〇。
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これを忘れずに持っていかなきゃ!
※〇〇の正体は、後日の投稿で判明します(^^)
さあ、いざバラナシに向けて出発だ!

集合時間は8時の約束だったが、全員がロビーに集まっていない。
すると、迎えに来ていたドライバーから、「今日はビジネスタイムで動いているんです!」と日本語で怒られる(>_<)
インド人は時間に無頓着って勝手に思いこんでいたけど、インド人の中にも時間を守る概念を持ってる人もいるんや(笑)
何事もステレオタイプで物事を理解しようとしたらあかんと反省(^^;;

結局、8時半前にホテルを出発。
サージャンが手配してくれた車で空港へ。
9時にはインディラカンジーインターナショナルエアポートに到着。
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空港に着いてすぐに、本日のドキドキTime到来!
しまった!(>_<)デリーからバラナシに向かう飛行機のチケットをプリントアウトして持ってくるのを忘れてた!

インドでは空港に入る際にEチケットとパスポートを提示しないと入れない!
どうする!?俺!?
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ん!?そういえば、エクスペディアのアプリの中に情報があったはず。これでOKかな!?…
おお!無事入場クリアー!*\(^o^)/*
今はスマホがあったら、海外での急なトラブルも何とかなるもんやね!

入場したらすぐ、機内持ち込み手荷物に取り付けるタグをもらう。
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荷物検査と最後の搭乗口でも必ず付いているかチェックされるので、忘れずにここで荷物の個数分のタグををGET。

チェックインカウンターでパスポートとEチケット提示して、搭乗券を発行してもらう。
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先ほどのエクスペディアの画面見せればOKみたいだが、やはり予備として、またスマホの電源消耗防止のためにも、予めプリントアウトしてきた方が無難。
今回のバラナシへは、みんな一泊分の小さなバックしか持ってきてないので、機内預けはなし。

持ち込みする手荷物をセキュリティチェックに通す。
パスポートと搭乗券を出して、それ以外の荷物や備品をケースの中に。

昨日購入したライターはまたここでも没収されるんだろうなぁ。
まあ仕方ない。
何時ものことながらセキュリティゲートをくぐる際にゲートがピーピー鳴らないか、不安になる。
やましいことなんて何もしてないのにね(^^;
それとインドでは男女別にセキュリティチェックが分かれているので、間違えないように!

ゲートを無事通過。
しかも没収されるはずのライターはあれ?残ってる!ラッキー!*\(^o^)/*
石川さんは二個とも没収されちゃったみたいだけど(>_<)

すると、セキュリティチェックを終えたともちゃんが、焦った表情してやってきた。
どうやら昨日宿泊したホテルの枕元に、wifi用に持ってきたスマホを忘れてきたことに気がついたらしい。
かなり心配している様子。
でもインド支部長サージャンの知り合いのホテルやし、捨てることなんてしないよ、ちゃんと連絡しておくよ、と石川さんからの言葉でどうやら安心したようだ。

こうしたホテルでのトラブルに対しても、柔軟に対応できるレインボーチルドレンのスタディツアー。
現地でのトラブルに対する安心感はお金に変えられない、プライスレス!(^^)

出発まで空港内で、各々フリータイム。
私と石川さんはラウンジへ。
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プライオリティ•パスを持っていると、空港内でのちょっとし時間を思い出の時間として過ごすことができる。
Wi-Fiも使えるし、食事も食べ放題飲み放題!
今朝食べられなかった朝食も、ここでいただく。
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プライオリティ•パスのメリットは、何よりもゆったりと優雅に時間を過ごせること。
こうした時間が、非日常空間という旅をより充実したものにしてくれる。

世界各国でプライオリティ•パスのサービスを十分堪能しようとすると、本来は年間約4万円($399)の年会費がかかります。
しかし楽天のプレミアム会員になると、このプライオリティ•パスが何と無料でついてくるんですよ!
楽天のプレミアム会員として年会費1万はかかりますが、よく海外に行かれる方、よく楽天で買い物をされる方はすぐに元なんて取れちゃいますから、申し込みした方が絶対お得です!(^^)
プライオリティ•パスのサービス

搭乗する時にコックピットの中がチラッと見えた。
へっ!?インドのパイロットってターバン巻いてるの!?(^^;;
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搭乗してもなかなか飛行機は出発せず、11時前にやっとバラナシに向けて出発!
約1時間半のフライトの旅。

先ほどラウンジで朝食食べたばかりなのに、機内で軽食が出てくる。
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それにしても、昨日のスラムでごちそうになったチャイは美味かったなぁ!(^^;;

1時間半後、無事バラナシ空港到着。
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外に出ると、うわぁー暑っ!バラナシはもう夏なのか!?
ダウンを脱いでTシャツ1枚に。
それでも汗が吹き出てくる。
インドの旅は、『寒暖差ありすぎて、耳キーンとなるわ!』(笑)
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時刻は12時20分。
予定では10時30分デリー出発、11時40分バラナシ到着だったので、かなり遅れてのバラナシスタートに。

ホテルまで送迎してくれるオートリキシャーを探す。
それにしてもこんなにたくさんのオートリキシャーが待っていたら、ボッタクリも数多くいるだろうなぁ。
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空港からのオートリキシャーは、まず間違いなく違うホテルに連行されるそう(昼でも!)。
※Babatpur(ババトプル)空港から、バラナシ市内へは約18km離れてます。
通常プリペイドタクシーやオートリキシャーを利用しますが、現地で交渉するとトラブルになる可能性大です。
できれば前もって、現地のホテルからの送迎を依頼しておいた方が無難です。

でも私たちが乗るオートリキシャーは、石川さんが日本ですでに手配済。
オンザロードの副理事長の岡本さんに頼んで、現地の林さんに手配してもらい、送迎&ホテルを準備してもらっていました。
さすが段取りの良さはピカイチ!
石川さん、ありがとうございます!

担当ドライバーを探していると、あ、ドライバー発見!
ちゃんとプラカード持って待っててくれている。
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さて、ここからホテルまでオートリキシャーで約1時間、砂埃の中の気合いの走行!完全装備完了!
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実はレインボーチルドレンとは、世界征服を企むギャング団!
世界征服のために、今からせっせと子供たちを手なずけておくのが本来のミッションなのである!

な〜んてね!あはは!(ウソ)

オートリキシャー3台に分かれて、12時半ホテルに向けてさあ、出発!
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舗装されていない凸凹道をひたすら走る。
車の運転に合わせて、身体も右に左に揺れまくり〜!
衝撃はお尻を直撃!
いてててて〜!お尻は真っ二つに!さらに4つに割れそう!?(笑)

走行中は、あちらこちらでクラクションが飛び交う。
日本では走行中、あまりクラクションって聞くものではないが、ここインドではクラクション鳴らしながら走行するのが当たり前。
今日はまるでクラクションをBGMにしながら、遊園地のジェットコースターに乗っている気分だ(>_<)

道中では、道のド真ん中にパンクした車が放置されたまま!
牛さんも呑気に横断中〜!
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ドライバーたちは、それらをうまい具合によけて行く。
しかし車内では「うぉー!」「うわぁー!」「危な〜い!」の雄叫びを連発。

途中休憩、牛さんとツーショット。
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※ここインドでは牛は神聖な生き物。
厳しい寺院の中には、革製の製品は持ち込み不可なんてところもあります。
事前に大丈夫かどうか、調べておくとイイですよ!

そろそろ到着するのかなと思ったら、トラブル発生!
一番若い本郷姉妹の乗っているオートリキシャーが、どこか故障したらしく止まってしまった〜!
えぇ〜!マ、マジですか!?(◎_◎;)
こんなところで修理依頼!?これからどないすんの!?

急遽、私たちのオートリキシャーは街のバイク屋さんへ。
修理を依頼して故障したとこまで来てもらうのかと思いきや、修理する部品だけ購入。
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すぐに彼女たちのところに引き返す。
戻るとすぐに、工具を使って購入してきた部品の交換を始めた!?
ほぉ~、ドライバーが自分で直してる!
やっぱりインド人ってたくましいなぁ!
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この修理している時間を利用して、石川さんがみんなに軽食を買ってきてくれた。
今日のランチは車の中で(^^;;
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果たして修理時間は、どのくらい時間かかるんだろう?
そもそも、ちゃんと動くようになるのかな?

ところがそんな心配をする間も無く、ホンの5分程度で修理完了!
メカニック兼ドライバーは頼りになるね!
さあ、気合い入れて再度出発!

さらに道の凸凹が激しくなったころ、オートリキシャーは停車。
やっと到着した!?と思いきや、マダム二人が私たちと本郷姉妹のオートリキシャーに、それぞれ1人ずつ乗車する。
ここまで7人3台で来たけど、ここからは、3人と4人に分かれて2台のオートリキシャーで行く?
え!?ど、どういうこと!?

当初の今日の予定では、まずホテルにチェックインしてガンガーのほとりでランチした後、14時からマザーベイビースクールに向かう予定だった。
しかし大幅な飛行機の遅れと道中の渋滞、更にオートリキシャーの故障という予期せぬトラブルによって、仕方なくホテルにチェックインせずに先にスクールへ向かうことに。

石川さんが日本で段取りを組んだ時には、もともとデリーのホテルにバックパックを預けない想定だったので、ホテルまでの大荷物を考えてオートリキシャーは3台、チェックインしてからスクールまでは2台で林さんに手配してあったとのこと。
現状は大きな荷物がないので、ここから先は2台のオートリキシャーで、このままマザーベイビースクールへ向かうこととなった。

ここまでかなりの時間を費やしてきたが、目的地まではここからさらに30分はかかるらしい。
いったいいつになったら着くんだよ〜!(>_<)

こちらのオートリキシャーは全部で4人になるため、裕君が前の助手席へ移動。
へぇ〜、オートリキシャーって助手席もあったんだ。
けど、後ろから見たら身体の左半分が車からハミ出てるよ(笑)(^^;;
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裕君、走行中に左膝ぶつけて、半月板割らないように気をつけて!(>_<)

舗装されていない凸凹道をまたしばらく走行していると、ドライバーが一言。
「ここから先は、凸凹道で道が悪くなるよ」とさりげなく伝えてくる。
へっ!?今までの道は凸凹道とは言わないの!?
十分お尻に衝撃を受けてきてるんですけど(^^;;

実際にドライバーの言葉にウソはなかった。
ひぇ~!めっちゃ揺れる~!(>_<)
動画の手ブレ防止の許容範囲、超えちゃってます!

この強烈な歓迎ロードを抜けると、そこには聖なる川、ガンガーが流れる光景が目の前に広がった。
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ここはヒンドゥー教徒にとってはとても神聖な川。
日本人の私でも、さすがに自然と心が厳粛な気持ちになる。
子供たちの所へは、ガンガーに架かるこの橋を渡っていくのか!

それにしても橋の上を走行するというのは、ハンパない横揺れ!
振動で川に落ちないように、しっかり掴まってなきゃ!
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橋を渡り終えても相変わらず、ハードな凸凹道が続く。
水はけの悪い所は、こんな状態。
まるで池の上を走行していくような感じで、水たまりの中を走っていく。
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スクールへ向かうための選択肢が他にあれば、他の道を選ぶこともできるだろうが、スクールに行くにはこの道しかない!
辛くても行くしかない!
迷わず行けよ!行けばわかるさ!
イチ、ニ、サン、ダァー!(笑)

すると、オートリキシャーが停車。
おお、ここかぁ!やったー!着いたー!*\(^o^)/*
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空港を出たのが12時半、このマザーベイビースクールに着いたのはちょうど15時。
凸凹道をひた走る2時間半のオートリキシャー体験、みなさんホントお疲れ様でした!

果たしてここで学ぶ子供たちは、いったいどんな子供たちなんだろう?

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.8 (2日目)【スラムツアー体験!③】

ボランティア活動は見返りを求めるものではないんですが、お礼を言われることはとても嬉しいですね!
今回スラムの子供たちにプレゼントした子供服のお礼を、ネルー校長からメールでいただきました。
こうしたコミュニケーションがあると、俄然やる気に拍車がかかります!

昨日レインボーチルドレンが、新たな第一歩を踏み出すことが決まりました!
この重大発表は記事の中の速報をご覧ください!

ブログランキング第2位まで上がって参りました!
みなさんありがとうございます!o(^▽^)o

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2014年3月10日 2日目-5

今回スラムの子供たちに会いに行くにあたって、日本から持参してきた大きな荷物。
これは日本にいる有志の方々から、子供たちへのプレゼントとして預かった大事な子供服。
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物に溢れた私たち日本人が処分してしまうような物も、スラムの子供たちには喜んでもらえる。
ボランティア活動は自分自身が無理せず、自分の範囲内でできることをする。
まずはやろうとする意識を持つことが大事。
ちょっとした意識さえあれば、日本からスラムの子供たちをこうして支援することもできるんやね!
レインボーチルドレンの活動に、共感してくれる方々に感謝感謝!

今回子供服を集めてくれた漆原隼人サマ、柿元樹里サマ、大西いづみサマ、漆原加津子サマ、本当にありがとうございました!<(_ _)>
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後日、新学期で忙しい中、ネルー校長からお礼のメールと写真が送られてきた。

Dear friend Namaste,
we are busy with school Nursery class admission in Government school
sorry for the late answers….
thank you very much for the children cloth
we give this cloth to the needy children in Gypsy community children in the slum
tomorrow we are going to give some of the children cloth to Gujarati school and little kingdom school children
thank you very much for all the help you do Indian children
may god bless your RAINBOW CHILDREN MORE AND MORE BLESSINGS
THANKING YOU
JOSEPHINE ANANDHI

Dear friends in Japan
i am very thankful to you all
very good for the needy children
we are also looking for some of the sponsors to educate this little children
it will be more good for the children
please consider
giving education is very good for them
thanking you

Greetings,

Best Regards

日本語訳

親愛なる友人の方々、有難うございます。
私達は政府の学校で保育園クラスの入学で忙しく、お礼が遅れて申し訳ありませんでした。
子供たちの服、どうもありがとうございました 。
私たちは、スラムにいるジプシーコミュニティの恵まれない子供たちに、この服を与えます 。
明日はグジャラート学校とリトルキングダム学校の子供たちに、子供の服の一部を提供しようと思ってます。
あなた方がインドの子供たちに対し、行っていただいたすべての援助に感謝致します。
あなた方レインボーチルドレンに、ますます多くの神のご加護がありますように。
感謝致しております。
ジョセフィンさんより(※ネルー校長の奥様です)

日本の親愛なる友人の方々へ
私はあなた方のすべての行いに、非常に感謝しています。
貧しい子どもたちのために非常に良いことをしてくださいました 。
私達はまた、この小さな子供たちを教育するためにスポンサーのいくつか探しています。
それは子供たちのためにより良いことだろうと思ってます。
ご検討ください。
教育を与えることは彼らのために非常に良い事です。
あなた方に感謝致しております。
敬具
ネルー校長より

※日本語訳は、レインボーチルドレン栃木支部長の増渕令子さんです。
令子さんは通訳の経験もあり、外国人のお友達もたくさんいて、Facebookでは英語で投稿されることもあります。
英語の苦手な私にとっては、令子さんのスキルはホント羨ましい限りですね。
令子さん、ありがとうございました!
ちなみに、令子さんのFacebookはコチラ↓

増渕令子さん FaceBook

メールにはたくさんの写真が添付されていました!
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なんか、スゴイ盛大なイベントになってる!(笑)(^_^;)

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愛する我が子の服が、遠くインドでも喜んでもらえるってイイですね!(^^)

今回も貴重な体験をさせてもらったスラムを後にする。

住人たちが前回よりも好意的な笑顔で見送ってくれている気が。
仲間入りできたのか!?気のせいかな?
そんな風に思える自分がちょっと嬉しい。

駅に向かう道中、道の反対側に渡れず、私一人だけ取り残される。
道路には信号がないので、自分で車を止めるか、走る車の間をすり抜けて渡らなければならない。
こんなにたくさんの車が行き交う中を、すり抜けていくの!?
ひとりオロオロとする、アラフォーオヤジ(>_<)
車もなかなか途切れないし、ん~、渡ることができないよ~。HELP ME~!
すでに渡り終えていたネルーさんが、私を見兼ねて戻って来てくれた。
私の手を取って道路の反対側へと連れていってくれる。
その光景はまるで「ほら、行くぞ!」とお父さんに引っ張られる鈍臭い子供みたい(笑)(^^;;
こんな交通量の多い道路なのに、ネルーさんは行き交う車の間をスイス〜イとすり抜けていく。
さすが地元の人間は違うわぁ!ネルーさんがいてくれて助かった~!

道路を無事渡り終えて、ネルーさんに別れを告げる。
Karol Bagh駅からみんなで地下鉄に乗ってホテルへ。
大阪支部長のはるかさんとは駅でお別れ。
12日には帰国してしまうとのこと。
ただ、近いうちにまたインドに来るみたいなこと言ってたけどね(笑)

速報 「いよいよスラムに日本初の学校を作ります!」

帰国後ネルー校長と相談の結果、メーラトのスラムに学校を作るプロジェクトを始めることが決まりました。まずは用地取得資金を集めるためのクラウドファンディングを5/1より開始します。詳細はまたご報告しますので、皆さまぜひ応援下さい。
*クラウドファンディングサイトReadyFor?

ホテルに戻る前に、駅前のマーケットで女性陣がお買い物。

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やっぱり女性としてはせっかくインドまで来ているんだから、ショッピングのひとつもしたいよねぇ〜。
そんな女性の心理を汲み取るのがうまいサージャン。
ホント優しいし、気がきくなぁ。
さすが世界を股に掛ける国際的プレイボーイ(笑)

それにしても、マーケットはものすごい人だかり!
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サージャンに聞くと、ここの大規模なマーケットは毎週1回月曜日に開かれているとのこと。
日本でいう朝市みたいなもの!?この時間だから、インドでは夜市っていうのかな!?

喉も渇いたので、露店で塩ラムネを飲む。
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訳のわからない怪しげな粉末も一緒に浮いているが、何かパワー付きそう!?

ホテルに帰ってサージャンと打ち合わせと料金清算。
とりあえず2万円を両替。
サージャン価格で1万円を5,850ルピーで両替してくれるという。
ホテルで両替すると5,500ルピーだから350ルピーもお得!
途中で帰るマダム二人は3,200ルピー返金、最後まで一緒にいる残りの5人は追加1300ルピー。
これでツアー中のホテルと空港間の送迎代、宿泊代含む最後までの料金の支払い完了。
あとはご飯代、お土産代、ダラムサラとバラナシでの宿泊代、全部合わせても現地で5万以内で収まる予定。

インドでは乗り物や宿泊時に法外な料金を請求されるトラブルがよくある。
こうした料金に関しても、事前に安心できるのも嬉しいね!

外は雨が降り出してるので、サージャンから教えてもらった歩いていける近くのチャイニーズレストランへ。
勧められた店は、サージャン自身は入ったことないって言うけど大丈夫かな?
店に入ると、ん!?レストランというより薄暗いカラオケバーだぞ。
ま、こんなこともあるさ!(笑)
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中華を食べるという頭があったので、チキンヌードル注文。
日本のラーメンみたいのをイメージしていたが、出てきたのはピリ辛スパゲティ。
あまりの辛さに、思わずミネラルウォーターを追加で注文。
ま、こんなこともあるさ!(笑)x2

食後ホテルへ戻ると、一気に疲れが出てくる。
かなり気分が高揚していたので、気がつかなかったのだろう。
今日の感想と今後のレインボーチルドレンの展開を石川さんと話す。
今回のスラムでのちーちゃんとともちゃんの様子を見ていて、若い子の感性は大事って再確認した。
アラフォーの私たちより学生たちの方がスラムの子供たちに仲間意識を持ったり、少し前の自分と重ね合わせたりしやすいし、帰国後に日本の友達に体験談を話したら共感してくれやすいだろう。
今回体験したことを、一人でも多くの若い世代に知ってもらえたら嬉しいものだ。

先に石川さんがシャワー浴びる。
この時間、肝心のお湯が出ないよとのこと!
ふと横見たらシャワーを浴びた石川さんは、寒くてダウンジャケット着て寝ている(笑)
マ、マジですか!?(◎_◎;)
汗かいてるし浴びないわけにもいかないので、意を決してシャワー室へ。
恐る恐る蛇口をひねる。
ひぇー!冷てぇー!(>_<)
必死に我慢していたが、思わず口から出た魂の叫び!
気合いで身体洗い、シャワーから出て何食わぬ顔で石川さんに一言、
「全然たいしたことないじゃないですか~、余裕っすよ、余裕!」
なんて強がって言ってみたものの、魂の叫び声はベッドまでバッチリ聞こえていたらしい(笑)

明日は午前中の飛行機で、バラナシへ向けて出発!
3000年以上の歴史を持つ、ヒンドゥー教最大の聖地は果たしてどんな所なんだろう!?

つづく...

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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