2014春☆スタディツアー Vol.14 (4日目)【さらば、ガンガー!さらば、バラナシ!】


バラナシでのマザーベイビースクール訪問、ボートトリップ、沐浴も終えて、とうとう出発の日。
3,000年の歴史を持つヒンドゥー教最大の聖地は、自分と向き合う最高の体験をプレゼントしてくれました。
インド全土から足を運んでくるここ聖なる川ガンガーは、もっとゆっくりと時間をかけて自分と向き合いたいところです。

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2014年3月12日(水) 4日目-3

バラナシでのBIGイベント、沐浴も無事完了。

実際にガンガーに潜って多くのことを考えさせられた体験は、自分にとって最高の人生経験につながることになるのは間違いない。

インドでの旅というのは、見たり聞いたりする刺激体験が、ホント毎日テンコ盛り!
しかし旅の本質は、非日常空間に身を置くことで、普段は気がつかない自分自身を隅々まで見つめ直すことができるというのが一番の収穫のような気がする。

12時にホテルのチェックアウト。
男性陣は一泊2部屋で3,000ルピーなので、男3人で割って一人1,000ルピー/泊。
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13時にマザーベイビースクールの手配でオートリキシャーが迎えに来てくれるというので、それまで屋上のレストランでドリンクのみながら休憩。

屋上のレストランで待っている途中、突然のスコール。
ものすごい土砂降りだが、いつも10分程で止むそう。
少し待っていたら、雨が上がりカラッとした天気に。

空いている時間を利用して、みんなで写真撮影。
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昨日は3.11という、日本人にとって重要な日であった。
屋上のレストランで、祈りの地ここガンガーから震災で亡くなった人へのメッセージを作成。
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このホテルのレストランからは、昨日訪れたマザーベイビースクールのあるガンガーの対岸が見渡せる。

ホテル側から見ると、向こう側に広がる対岸は、何ひとつない清らかな彼岸に見える。
しかし実は、不浄とされているので人が住まないだけだ。
その不浄の地に住まざるを得ない子供たちは、ここバラナシでも非常に生活レベルの低い子供たち。
そのようなところに日本人が学校を作り、子供たちへの教育に取り組むNPO法人オンザロードの活動。
情熱という人の強い思いが現実に形となり、一人の子供の未来を切り開いていく。
私たちもインドのスラムの子供たちが、自らの未来を切り開いていける学校というものを早く形にしていきたい。
※ついにレインボーチルドレンスクールの建設が、具体的に動き出しました!
詳細はコチラ↓

日本初!スラムに学校をつくろう!@インド

マザーベイビースクールの信川さんが迎えに来てくれて、オートリキシャーの乗り場まで誘導してくれる。

んがっ!先ほどのスコールで、足元はぐちゃぐちゃ。
こちらで生活している信川さん曰く、こんな日は裸足で歩くという。

は、裸足で!?

フンを踏まないようにいちいち気にして歩くよりも、気にせず汚れたら後でゆっくり足を洗えばいいと。
はは〜ん、なるほど!
発想の転換。
さすが日本のヤマトナデシコ、たくましい〜!(^^)

乗り場に向かう途中、子供たちがホーリー祭で使う色粉を購入していた。
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台の上には真っ赤、真っ黄色、真紫などの色粉が並んでいる。
17日のホーリー祭は、インドの年に一度の無礼講の日。
日本人口の10倍いるインド人が、上下関係や国や宗教民族の違いなんかも一切なく、祭り一色になって熱狂し暴れ踊りまくるトンデモナイお祭りなのだ。
当日はこのド派手な色水と色粉が、インド全土で飛び交うんだろうなぁ。

13時半過ぎ、3台のオートリキシャーに分乗して、デリー行きの飛行機に乗るために空港へと向かう。
信川さん、ここまでありがとうございました!
これからもレインボーチルドレンとのお付き合い、末長く宜しくお願い致します。
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空港までの道中、気がついたらいつの間にかウトウトと寝てしまっていた。
行きは凸凹道の振動や、目の前の光景にギャーギャー言ってたので寝る余裕なんてなかったのに。
帰りはまさかその凸凹道の振動が、心地良いゆりかごになるなんて!(笑)
物事ってどう考えるかによって、良くも悪くもなるものなんだ。
日本での日常生活でも、視点を変えたら大発見なんかがあるのかも!?

15時にババトプル(Babatpur)空港到着。

入場するにはチケットの詳細を入口で見せる必要があるので、デリーから来る時に使用したエクスペディアアプリを立ち上げ、行きと同じ画面を見せる。

んがっ!これじゃダメ!?
なんで!?行きは良かったのに!?

基本的には日付、名前、便名が一緒に載ってないとダメ?
空港や担当者によっては、スムーズに入ることが出来ないみたい。

「ほらほらこれ、Meの名前!んで、これが今日の日付、もうすぐ出発なんだから!OK?ってか、OKにしてよ!(>_<)」

こんなとこで時間かけるくらいなら、やはりEチケットはプリントアウトして見せるのが一番簡単かも。

交渉の末、何とか潜入成功。
出発前にロビーで、サモサを購入しプチランチ。
ところがプチどころか、かなりのボリューム。
晩飯予定しているカレー、食べられるかな?
※サモサとは、ゆでてつぶしたジャガイモと挽き肉やグリーンピースなどの具を各種の香辛料で味付けして、小麦粉と食塩と水で作った薄い皮で三角形に包み、食用油でさっくりと揚げたものです。
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ちーちゃんとともちゃんは、今回のツアー参加がギリギリに決まったためにチケットが別になってしまったので、先に別の飛行機に搭乗。
無事デリーで会いましょう!

私たちも搭乗口へ。
16時40分、また出発予定時刻より遅れているが、インドではいつものこと。
いちいち細かいこと気にしていられない。
ハイハイ、のんびり行きましょ〜。

席に座って荷物を足元に置くと、CAが、荷物は上の棚に入れてくれという。
なんでだろ?今までどの飛行機の時も一度もそんなこと言われたことないのに。
今回窓側だし、いちいち出し入れするの面倒クサイし、そもそも荷物は足元か棚の上のどちらかに置けばいいんやないの?

私は自分が納得しないと、テコでも動かない性格(^^;;
CAに足元に置いちゃいけない理由を聞くと、英語で説明してくれるが理解出来ず(笑)

しかし窓側を見て、な〜るほど!納得!
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※緊急時の事故を未然に防ぐために、非常口の席に座る人は他の人が転んだりしないよう、足元には荷物など何も置いてはいけないんですね。

シートベルトを締め、さあ、デリーに向けて出発!

さらば!ガンガー!(T_T)
さらば!バラナシ!(T_T)

滞在時間は短かったけど、たくさんの貴重な体験をありがとう!
また沐浴しにきます!
※ここで悲しいお知らせ。
私たちがバラナシを去って2日後の3月14日に、バラナシで日本人男性が首をしめられて殺されるというニュースが流れました。

インド北部ウッタルプラデシュ州の観光名所バラナシで14日、日本人男性が遺体で発見された。目撃証言によると、男性の遺体はガンジス川のほとりに座った状態で、首にはひものようなもので絞められた痕があった。地元警察は殺人事件と断定し、捜査を進めている。
警察などによると、男性は長崎県出身で、23歳とみられる。首都ニューデリーや同州アグラに立ち寄り、13日に鉄道でバラナシを訪れた。同日夜に地元住民が川べりにいる男性を目撃していた。
遺体の脇にあったかばんの中からは、わずかな所持金とたばこ、薬、手帳などが見つかった。
在ニューデリー日本大使館も警察から情報提供を受け、事実関係を確認している。(時事通信)

 

こうしたニュースを聞くと、現地に行ったことのない人は“インドはとても危険な国”と認識してしまう。
しかし、世界一安全と言われる日本でも危険な場所はたくさんある。
危機管理意識を緩めれば、危険な目に会うのはどこの国でも同じだろう。
日本の場合は、危険な世界に足を踏み入れるまでの距離と、安全な世界の距離が離れているだけだ。

確かにインドでは、騙し騙されは日常茶飯事。
インドという国は安全な世界から危険な世界への時間的、空間的距離が近くて背中合わせ。まさに紙一重。
そもそもバラナシはインドの中でも犯罪率が高く、特に外国人旅行者を狙った犯罪が毎年起きているところでもある。
ここガンガーでは年間数十人の旅行者が死亡、もしくは行方不明になっていると聞く。
しかし、要は現地で危険にさらされるような情報は、あらかじめしっかりと頭に入れて行動していれば、こうした危険な目には会わないだろう。
自分の身は自分で守り、危険な匂いのする場所には近づかないというのが旅の処世術なのだ。
くれぐれも夜の一人歩きなどしてはいけない。
海外では常に危険に関する意識を持って行動しなければと、改めて再認識するニュースであった。

亡くなった方のご冥福を、お祈り致します。

18時過ぎ、デリー到着。

別の飛行機に乗って来た、ちーちゃんたちとも無事合流。
サージャンが空港まで迎えに来てくれた。
デリー出発時にホテルに忘れてきたともちゃんの携帯も、ちゃ〜んと持ってきてくれている。
サージャンの気配り心配りは、ホント素晴らしい。

今日宿泊するホテルへ行く前に、出発前荷物を預けていたホテルへ向かう。

今日もホテルサンライズは団体客でいっぱいらしく、泊まれないらしい。
再びサージャン知り合いのホテルを紹介してもらう。
ところが聞くところによると、今日の『ホテル Sunstar Grand』は4つ星ホテル!
しかもプール付きの部屋があるんだって!?
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誰がプール付きの部屋に泊まるか、車の中で男気ジャンケン一発勝負!
プール付きの部屋って、果たしてどんな部屋なんだ!?

「せーの、ジャンケンポン!!」

勝ったのは裕君!
おめでとう!*\(^o^)/*
見事プール付きの部屋をGET!

ホテルに着いて、どんな部屋なのか地下一階にあるプール付きの部屋を見に行ってみる。
すると、確かにプールがある!
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ただ、正確に言うと、部屋自体が食堂とプールがつながってるっていうよくわからない作り(^_^;
普通に食事している横で、いったい誰が泳ごうなんて思うんだろう。
でもまあ、「インドでプール付きの部屋に泊まってきたんだぜ!」って話のネタにはなるけど(笑)

ホテルへの到着が遅くなってしまったので、今晩は歩いて行けるインド料理のレストラン『alfa SPICE』へ。
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前回のスタディツアーで発見したインド料理のレストランも美味かったけど、ここも美味い!
ちょっと高級店っぽいお店の雰囲気もいいし、生演奏を聞きながら食事もできる。
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ホテルからも近いし、新たな発見(^^)

インド料理を堪能し、ホテルへと帰る。

明日は7時にホテルを出発して、飛行機でダラムサラへ!
いよいよ明日からは、チベットの子供たちが待つダラムサラ編のスタート。
ダラムサラでは中央チベット政府とのミーティングのほか、ダライラマ法王のティーチングやチベット子供村(TCV)の訪問など、予定が盛りだくさん。
今回のチベットの子供たちとの交流は、どんな出会いになるのかな?

つづく…

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