スタディツアー参加者感想文(2014秋)


 

第六回秋スタ参加 渡部里菜(化粧品会社勤務/愛媛)

初めての海外がインドということで、楽しみの反面不安もありました、、、が、着いてすぐ不安はぶっ飛び(笑)、初めて目にするものばかりでわくわくが止まらなかったです!

スタディツアーに参加してたくさんのことを学びました。中には言葉を失うほど残酷なことも知りました。今まで何も知らずに当たり前のように学校へ行き、勉学に励み、部活をし、友達と遊び、家族がいる家に帰り、ご飯を食べ、明日が来ることを当たり前だと思って過ごしていた学生時代がいかに当たり前ではなかったかということを改めて思い知ることができました。と、同時に何も知らずに過ごしていた自分が恥ずかしくなりました。チベットのことや、スラムの現状について、もっとたくさんの人に知ってもらう必要があると強く感じました。ひとりでも多くの方に事実を知ってもらい、今自分たちが何ができるかを考えていきたいです。
当たり前なことなど一つもなく、周りの人に支えられて生きていることを改めて実感し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
メーラトのスラムへ行ったとき、小屋みたいな小さな学校で子供達が大きな声でABCを復唱しているのを目にしたときは、涙が止まらなくなりました。大きな口を開けてニコニコ笑顔で一生懸命言っている姿をみて胸の奥が痛くなりました。
インドに来てたくさんの事実を目の当たりにして頭も気持ちもごちゃごちゃになってしまった日もありました。いかに自分が世界を知らずに過ごしてきたか痛感した瞬間でもありました。このツアーに参加して本当によかったです。たくさんの方と出逢い、たくさんの優しさを感じ、これからの人生においてかけがえのない時間を最高の仲間と過ごすことができました。
石川さん、北條さんありがとうございました。
行ってよかった、知れてよかった、で終わらせないようにこの経験を自分の言葉で話し、活かしていけるようにもっともっと成長して自分にできることを広げていきたいと思いました。まだ知らないこともたくさんあるのでいろんな国に目を向けていきたいです。二度と来ない今この瞬間がいかに大切でかけがえのない時間かを教えてくれたインド。心の底から感謝が込み上げてきたインド。また機会があればインドに行きたいです。みんなに逢いに行きたいです。本当にありがとうございました。世界人類が平和でありますように。