2014春☆スタディツアー Vol.10 (3日目)【マザーベイビースクール訪問】


NPO法人オンザロードが運営する、マザーベイビースクールを訪問してきました。

日本から遠く離れたインドの僻地で、子供たちのために日本人が活動する姿はとても刺激になります。

レインボーチルドレンも、インドのスラムに学校建設することが決まりましたので、今後も応援していただけると嬉しいです!

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2014年3月11日(火) 3日目-2
マザーベイビースクールの様子はコチラ↓

Bapatpur(バパトプル)空港から、2時間半のオートリキシャードライブを体験!
凸凹道を乗り越えて、やっとこさマザーベイビースクールに到着。
お尻痛かったよ〜!(>_<)
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学校に着くと、早速子供たちが私たちを出迎えてくれる。
どこでもどんな環境でも、キラキラとした子供たちの瞳は世界共通だ。
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突然子供たちから「こんにちは!」と挨拶される。
え!?こんなところで子供たちから日本語を聞くなんて!?

実はここマザーベイビースクールを支えているのは、日本人による現地スタッフと長期滞在ボランティア、そしてインドを旅する短期滞在ボランティアの方々です。

■ 「マザーベイビースクール」
聖地としても観光地としても有名なガンガー(ガンジス河)の流れる街バラナシ。
その近郊のラームナガルという貧困層の多い地域に、高橋歩氏らの呼びかけで日本人ボランティア延べ80人が参加して建設した学校です。
この学校に通っているのは3〜15歳の社会的に下位とされる地区の子供たち。
マザーベイビースクールができる以前には学校にも行けず、親の手伝いや兄弟の子守りをして1日を過ごしていた子供がたくさんいました。
この学校では、家庭の経済的負担を無くすために授業料を無料とし、誰でも通える学校として児童を受け入れています。
ここでは日本人ボランティアなどが旅の途中で立ち寄り、特技を活かして授業や交流を行っています。

■「NPO法人オンザロード」
2007年、理事長の「自由人」高橋歩氏らが、インド・バラナシへ旅をし、途上国の現状を目の当たりにしました。
家計を助けるため、学校に行かずに家業の手伝いをしている子どもたちが通えるフリースクールを立ち上げるため、帰国後、メディアを通じて公募した日本人ボランティアと現地で1ケ月間作業を行って学校を建設。
このプロジェクトをきっかけに「NPO法人オンザロード」が設立され、理事長である高橋歩氏を中心に、インド・ジャマイカ・東京にて活動しています。
世界中の学校に通えない子どもたちが、学ぶ機会を得られること。
同時に、私たち日本人が世界のリアルな現実に身を置き、忘れかけていた何かを取り戻すこと。
オンザロードは、その2つを実現できる場所を提供しています。
▼マザーベイビースクール(NPOオンザロード)

建物内部の壁のデザインには、あちこちにとても可愛らしい装飾が施されている。
ここで学ぶ子供たちは、とても楽しい気分で勉強しているんだろうなぁ!
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現地で子供たちと生活している林さんは、現地駐在員としてこちらに来て3年目。
林さんから、この学校に関するオリエンテーションをうける。
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林さんからは、2008年に日本から延べ83名のボランティアが自費でここまで来て、このスクールを作った時の様子。。
ここに通う子どもたちは、スクールの真ん前にある公立学校(授業料無料)にさえ、教科書代、制服代といった費用が払えずに行けないという事実。。
クラウドファンディングREADYFORのサービスを活用して、200万円を超える運営管理費の資金調達に成功したこと。。
今年7月の新年度より、政府認可の私立学校を目指して手続きを進めている現在の取り組み。。
さらに、将来はゲストハウスの再開と、女性雇用にまで取り組んでいくという話を聞かせていただいた。

そして、インドと日本の教育の違いについて。
日本では日本の三大義務の一つ、教育の義務というのが日本国憲法で定められている。
親は子供に教育を受けさせなければならないというものだが、ここインドでは国として教育を提供しなければならない義務はあっても、通う通わないは個人の自由。
教育を受けるのは個人の義務ではないのだ。
そこには、学校に通いたくても通えない、どうにもならない現実が横たわっているのがインドという国。
何不自由なく義務教育というものを受けられる私たちは、なんと幸せな環境で育ってきたんだろう。

林さんが私たちのことを友人として、学校の発起人マザーベイビーを紹介してくれた。
マザーベイビーはこの学校が建設される前から、道で拾った子供たちを自分の子供のように育てている。
オンザロードの高橋さんが、“貧乏な子供たちのために学校を作りたい”という彼女の夢を聞いて、このマザーベイビースクールを建設するきっかけになった方。
こんな偉大な人と会えるなんて、滅多にない!
晴れ渡る青空を背景に、マザーベイビーと一緒に写真撮影!
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一通りスクールを案内してもらい、子供たちとの触れ合いTime。
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日程の都合で、今日は子供たちの授業風景を見学出来ないのは残念だけど、ここで学ぶ子供たちはホント日本人が大好き!
心から歓迎してくれる気持ちが伝わってくると嬉しいね!(^^)
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子供たちのとの交流を終え、さあ、再び来た道を戻って行くぞ!
ガンガー越しに沈んでいく夕日が、私たちにさらなるパワーを与えてくれている、そんな気がした。
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1時間ほどまたオートリキシャーで走って、街のマーケットへ。
それにしても、さすが総人口世界第二位のインド。
どこに行ってもすごい人!
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15分ほど賑やかなマーケットを歩いて抜けると、目の前に聖なる川ガンガーが私たちを出迎えてくれた。
ヒンドゥー教の聖地にやってきたぞ~!
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ここからさらにガート(沐浴場)沿いを10分ほど歩いていく。
ここガンガー(ガンジス川)では、お祈りをする姿があちこちで見られる。
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今日の宿泊するホテルを目指し、幾つものガートを通り過ぎて行く。
すると、林さんに教えてもらった、目印のピンクの塔を発見!
ここがホテルのあるガートかぁ。
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このガートの階段を上り、さらに上り坂になった薄暗い細い路地を、ひたすら上がっていく。
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どこまで行くんだろう?
アラフォーオヤジには、この心臓破りの坂は堪えるわぁ(>_<)
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やっと上まで上がると、本日のホテル、プジャゲストハウスの看板発見!
やっと到着した〜!
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ホテルのフロント受付で、チェックイン手続きをする。
私たちは今回マザーベイビースクールからの紹介ということで、部屋を特別に用意してくれた。
明日早朝に予定しているボートの手配も、ここで予約。

荷物を部屋に置き、屋上のレストランへ。
涼しい風が吹き、眺めも最高のロケーション。
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建物の下からは、お祈りを捧げる声や音楽が響いてくる。
今日はランチもろくに食べていないので、お腹はかなりペコペコ。

しかしその前に今日3月11日は、日本人にとっても世界の人々にとっても忘れてはならない日。
震災で亡くなった多くの人々に対して、食前に黙祷をする。
生と死を見つめる川、ガンガー(ガンジス川)を目前にして、3.11を迎えるとは何という巡り合わせだろう。
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※翌日、今もなお震災の爪痕と戦っている方々に向けて、メッセージをおくりました。
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食事をしていると、目の前にあるステージではシタールとタブラーの生演奏が始まった。
今日一日という日が終わりを告げる時に、このような精神的にとても癒されるサービスを体感できるっていいものだ。

今日は多くの時間を移動に費やしたので、みんなかなり疲れているだろう。
アラフォーオヤジも腰に違和感を感じる。
あれだけ長時間凸凹道を走り続けてきたし、もうおっちゃんも若くはないんだなぁ(^^;;

食後、近くにある火葬場マニカルニカーガートに散歩に出かける。
※バラナシの命でもあり、インドの母なる大河でもあるガンガー(ガンジス川)、そしてこの岸辺に連なる84ものガート(沐浴場)こそ巡礼の目指すところ、この街一番の見ものでもあります。
ガートとは、岸辺から階段状になっていて河水に没している堤のことで、沐浴する場として使われていますが、ヒンドゥー教の火葬場になっているものもあります。

火葬場は街で最重要の場所。

布で巻かれた遺体が、薪の上に乗せられて火がつけられる。
遺体が火にあぶられる様子が生々しい。
ガートでは24時間、火葬場の炎は途絶えることはない。
目の前で生と死が同居する時間が、ゆっくりと過ぎていく。
徐々に燃え上がっていく炎をじっと見つめ、私は6年前に味わった自分の死の体験を思い出していた…。

つづく…

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