スタディツアー参加者感想文(2014秋)


 

第六回秋スタ参加 向川優子(建築士、プロジェクト参加/東京)

このツアーに参加できて、良かったと思います。企画してくださって、ありがとうございました。
ネルー校長とのミーティングの結果が気になります。学校建設の行方はどうなるのか・・・??
個性的なツアーですので、参加者も個性的な方たちばかりでした。
いろいろな刺激を、受けさせて頂けました。
今回のツアーの一番のメインは、スラムの見学でした。
スラムと一言で言っても、そのスラムの置かれている環境によって、成り立ち方は全く違っておりました。
・ゴミ山の近くに住んで、ゴミ拾いなどもしながら、生計を立てている家族もおりました。
・人口が1ミリオンのスラムでは、しっかりと組織化され、大きな町のようになっておりました。その中では、ムンバイ中のホテルからクリーニングの仕事を請けておりました。皮製品の出荷量が、インド内で第二位との事でした。
この差は、何なのだろう・・?
スラムの人口が増えると、今の収入の得方では、まかなっていけなくなります。
それに直面する辺りから、みんなで知恵を出し合って、別の収入を得る方法を見つけ出して行っているのかもしれません。
スラムに住んでいようが、町中に住んでいようが、本人たちの気持ちの持ちようで、いかようにも変わって行けるという事を、証明しているようにも思えます。
どこのスラムにも、コミュニティが築かれていました。
家族の絆も、強いように思えました。
ハングリー精神、愛情など、そこから生まれる力が、今後のスラムを支え、発展の源になると思います。
人はどんな環境に置かれていても、生きて行けるものなんだナっと、改めて思いました。
スラムの中には、生き延びようとするパワーがありました。
力強さがありました。
子どもたちから、たくさんの元気、強さを頂きました。
日本人の方が、精神的に弱い方が多いように思えます。
国が豊かになると同時に、失って行った精神的な部分の一つかもしれません。
今回のツアーで学んだことを、今後の人生に活かして行きたいと思います。
数年後、今回見学させて頂いたスラムの場所を、再度訪ねてみたいです。
ぜひ又、企画して頂きたいと思います。
みなさん、お世話になりました。
ありがとうございました。
Dhan ya vad !!