Be The Change Project 2018感想(かれん)

 

ストーニーブルック大学経営学部卒業 松本佳恋

4月から社会人になるにあたり、今しかできないことをしようと思い選んだのがBe the change projectの参加でした。渡航前から色々な噂を聞いていたインド。その中でも惹かれたのは「何が起こるか分からないのがインド」という言葉。アメリカの大学を5月に卒業してからバイトばかりの平凡な日々を送っていた私は刺激を求めてインドに行きました。

滞在した二つの街、ダラムサラとデリーはとても対照的な街でした。空気が綺麗で毎朝ヒマラヤ山脈をみて1日をスタートできるダラムサラ。道路は常に渋滞でクラクションが止まらないシティらしさが満載のデリー。
これまで神戸・大阪・ニューヨークと都会での生活が中心で都会を好んできた私ですが、デリーから夜行バスで12時間乗って着いたダラムサラは、インドだというのを忘れてしまうほど居心地がよかったです。

 

何が起こるか分からないインドでは実際、帰国前日にほぼ全員でお腹を壊すと言うハプニングがあり、「これがインドか〜」と最終日に実感しました。と共に、それ以外は特に大きなハプニングも個人的な大きな変化もなかったのが正直な印象です。4月からの日本での社会人生活に不安と疑問を持っていた私は、インドへ行くことで何らかの答えを見つけようとし、インドに勝手な期待をしすぎていた・インドに求めすぎていたのかもしれません。

 

ですが、たくさんの刺激と学びはありました。
一つは社会人になっても一生学び続けたい、もっと勉強したい!と感化されたことです。
私は勉強がしたくて海外大学を進学先に選びました。そして実際入学から卒業までの3年間、暇があれば勉強をする毎日を送っていました。ですが3年間勉強した内容にはチベット難民が登場することはありませんでした。レインボーチルドレンとの出会いがなければ、チベット難民について知ることもチベット人に出会うこともなかったと思います。そう考えると自分の持っている知識はまだまだ少なく、世界の現状をまだまだ自分は知らないのだと実感しました。自分が知らない世の中についてもっと知りたい。今まで興味を示してこなかった難民問題や発展途上国についてもっと勉強したい。もっといろんな国に行って自分の目でその国のリアルを知りたい。そう強く思うことができたのはわたしにとって大きな収穫だと思います。就職してからは今まで以上に視野を広くもち、忙しいのを理由にすることなく様々なイベントや勉強会への参加を積極的に行っていきたいと思います。

もう一つは就職して企業に所属しても「ただ毎日仕事に行って帰るだけの社会人」になるか、「誰かあるいは何かに変化をもたらすことのできる社会人」となるかは自分次第だということへの実感です。
アメリカの自由でユニークさが受けいれられる環境が居心地よく、日本帰国前から日本で働くことに関してネガティブなイメージを持っていた私。日本のルールだらけの就職活動に違和感を持っていた私。そんな私は日本の教育を変えたいと思いながらも(言いながらも)、最終的には卒業後の進路に日本のメーカー企業を就職先に選びました。たくさん考えて今の自分に一番良い道を選んだと内定を受諾した時は思っていましたが、時間が経つに連れて大学院への進学を決めた友人をうらやましく思ったり、他にもっといい選択肢があったのではと他の何かを探したりする自分がいました。そんな中でチベット奨学生とレインボーチルドレンを運営されている石川代表に出会うことができました。
ワークショップで出会ったチベット奨学生は皆、自国への愛と思い入れがすごかったです。「チベットのために」というフレーズを彼らから聞く度に自分の日本に対する思い入れとの差を感じました。毎日を大切に、そして前向きに生きている彼らはきっとチベット社会に変化をもたらすリーダーとなるのだろうなと思うと自分は日本のためにあるいは世界のために何ができるのかと考えました。
そして石川代表がチベットで大きな変化を与えているのをダラムサラでの教育省訪問で感じました。仕事と同時並行でNPOを立ち上げ、今では奨学生100名をサポートするまでになったレインボーチルドレン。石川代表を見て、就職先と関係ない分野であっても、企業外でも、自分にも社会を変えるためにできることがあるはずと思うことができました。
自分に何ができるのかまだまだ答えは見つかっていませんが、就職することを理由に何かを諦めたり、制限をつけたりする必要は全くないとこのタイミングで再確認でき本当によかったです。

Facebookでたまたま見つけて知ることになったレインボーチルドレンでしたが、あの時駄目元で石川代表にメールをした半年前の自分を全力で褒めたいと思います。それだけ自分にとって価値のある12日間でした。4月からは新しい場所でレインボーチルドレンと今回のBe the change projectで出会った人たちとのご縁を大切に自分らしく頑張っていきたいと思います。

 

Be The Change Project 2018感想(りゅうと)

 

神戸学院大学現代社会学部2年 美並立人

 大学2年生の時に参加した「sports for tomorrow」というスポーツを通した国際貢献事業でカンボジアに行ったことがきっかけで国際協力に興味を持つようになりました。しかし、自分がどのように国際協力に関わっていけばいいのかわからず、迷っているときに、Facebook でレインボーチルドレンの活動を見つけました。「このプロジェクトに参加すれば、自分の視野を広げることができるかもしれない!」と思ったのと、単純に「インド、ダラムサラにいってみたい!」と思ったのが応募のきっかけです。(笑) 私は他のメンバーのように「教育を変えたい!」「チベット人について知りたい!」という様な明確な目標があったわけではありませんでした。

 

ーー初インドで

実際にインドについてみると、まず「空気が汚い!」(笑)事前に知ってはいましたが、さすが世界 No1の空気の汚さなだけはあるなと感じました。その他にも、交通の多さ、鳴り止まないクラクション、道端に落ちている無数のゴミなど、日本では考えられないことばかりでした。特に衝撃的だったのは移動の時に私たちの荷物を、バスの上に括り付けていたいたことです。


しかし、そのようなカオスの中で、お年寄りや子供が物乞いをしているのをみると、やはり私達の普段住んでいる環境がどれだけ恵まれているかを感じました。

 

ーーWS を通して

今回のメインである WS を通して、特に印象に残ったことが2つあります。

1 つ目は、どんなバックグラウンドを持っていようと幸せに感じる瞬間は一緒だということです。チベット人奨学生は、自分たちの学びやアイデンティティを守るため、命がけで山を越えてきた過去があることを私達は知っていました。それは、日本で何不自由なく暮らしてきた自分には想像できないほど過酷なものだろうと思っていました。しかし、「自分が幸せに感じる瞬間」について話し合うときに、私が「おいしいものを食べるとき」「友達と他愛ない話をしているとき」というと、「me too!」と言ってくれる学生がいたのです。その瞬間、「思うことは一緒なんだな」と感じました。

2 つ目は、英語が通じなくても仲良くなれるということです。私の WS のグループは、二人を除いて、あまり英語が喋れる学生がいませんでした。しかし、アイスブレイクやポストイットにかいてあることに共感することで自然と笑顔が生まれ、仲良くなることができました。この WS を通して、言語よりも大切なことを身をもって体験することができたと思います。

日本チベット学生会議inダラムサラ

 

ーー参加した日本人学生から

私は、今回のプロジェクトに参加して、最も刺激を受けたのは、一緒に参加した日本人学生です。インドに行く前、WS の設計にあたって意見のぶつかり合いなどで何度も1からWS を設計し直したり、電話でミーティングなどを重ねていきました。そのような濃い時間を共有するうちに、メンバーそれぞれの思考力、発想力、英語力、知識、考え方などから自分に足りないものはなんなのか、これから何をしていかないといけないのかを見つけることができました。先ほど、自分にはこのプロジェクトに参加するに当たって明確な目標はないと言いましたが、日本人の学生メンバーのおかげで、刺激を受け、また、今の自分を見つめなおすことができたことが、このプロジェクトに参加した一番の収穫だったと思います。

 

ーーレインボーチルドレンのスタッフへ

今回のプロジェクトに参加できたことは、自分のこれからの人生にとってとても貴重な体験になると思います。このような機会を体験できたのは、代表の石川さんを初めとするスタッフのみなさんが積み上げてきたことがあってこそです。これからも、何らかの形でこの「レインボーチルドレン」の活動にかかわっていけたらと思います。そして、自分も大人になって、「他の誰かのため」に行動できる大人になりたいと思います。

 

Be The Change Project 2018感想(さえ)

 

同志社女子大学 看護学部 2年 関家紗愛

私がレインボーチルドレンの日本チベット学生会議で学んだことは3つあります。

1つ目は対話の大切さです。日本人学生とワークショップをつくる過程を通して、そしてチベット学生との関わりを通して対話がいかに大切かを学びました。ワークショップをつくることがメンバー全員初めてだったため、初めはみんな手探りの状態からスタートしました。またワークショップの対象が一度も会ったことのないチベット人奨学生だったため、文献を読み、実際彼らに関わったことのある方々の話を聞きながら彼らを想像してワークショップ作成をする必要がありました。ワークショップ作成に対するメンバーの思いは強く、考えの違いから衝突することもしばしばあり、ワークショップを根底から考え直すことも数回ありました。その過程の中でお互いが諦めず対話することで解決の糸口が見えてくるということ、そして対話の大切さを学びました。またワークショップ中のチベット奨学生との平和に関する話し合いの中で、一人一人の考え方や視点の違いを知ることでお互いに何か気づきを得ることが出来ました。今回の議論では想定していたほど深い議論を交わすことが出来ませんでしたが、お互いの事を知る一歩は対話であるということを心から感じました。

ダラムサラでのワークショップ
デリーでのワークショップ

2つ目に学んだことは現地に行かなければわからないことがあるという事です。現地に行く前までは本やインターネットを通して学んだ知識をもとにチベット人はこのような人たち。という固定観念を持ち、彼らを一般化して考え、自分たちとは異なる他者として気付かぬうちに認識していました。しかし現地で実際彼らと関わってみて、当たり前の事だけれども、一人一人異なる個性が有り決してチベット人難民とひとまとめに考えられないということに気付かされました。また彼らと対話をする中で、自分と共通すること、また異なることを感じ、実際に会うまで遠い存在だった彼らを一人一人近い存在として捉えられるようになりました。これはとても些細なことのようですが、何かチベット社会について学ぶときやチベット問題について考える時、実際に現地で自分が関わった人々の顔が思い浮かぶことはとても大切なことだと思います。なぜならその事により、その関連事項が身近に感じられ積極的に学ぶ姿勢を持てたり、またそれが何かのアクションを起こすきっかけになり得たりするからです。また、それ以外にもインド、デリーでの大気汚染・衛生環境を身をもって知ることも、ある程度は文献で知ることができますが、現地に行かなければ体感できません。また、インドのスラム街で学ぶ子ども達の様子・スラムの雰囲気も同様に現地に行かなければ体感できないことです。スラムと言えば敬遠されがちですが、そこには人々の生活があり秩序があり人々が暮らしていることを、短時間訪れただけですが感じました。このように、現地に行く前までは文献を読むなどして知ったつもりになっていたことが多々ありましたが、現地に行くことでしか得られない新たな発見や気づきがありました。それと同時に現地の人々に十分に目を向けられていなかった自分の視野の狭さに気付かされました。

スラムスクールにて
スラム街の中央を走る線路前で

3つ目に学んだことは、様々な視野を常に持ち物事の背景を知る姿勢を持つ必要性です。チベット人奨学生と関わる中で、チベット人奨学生達の置かれている現状をある程度しか理解しておらず狭い視野で彼らについて考えていた自分を反省する事が多々ありました。例えば、私たちが関わったチベット人奨学生は数名のチベット語しか話せない学生を除いて、英語が堪能であり英語で自分の意見をしっかりと伝えられていました。またCTAの小学校を訪れた際は生徒は4カ国語を同時に学んでおり、その高度な教育に驚かされました。このように聞けばチベット人の教育の質の高さを書いているだけのように見えます。しかしチベット国内でチベット語教育が禁止されていること、チベット語の使用が規制されていることを考えると、それらの言葉を習得せざるを得ない現状が見えてきます。私はあるチベット人奨学生の友達と話している中で、「日本人は英語が話せる人があまり多くないというけど、自分たちの言語(日本語)により多くの重点を置けることはいいことだね。私たちは英語が話せるけれど、自分たちの言語(チベット語)を正確に話せる人が少ない。英語教育によって失われているものがあるよ。」ということを言われました。このように表面的なことのみをみて彼らの背景を知らなければ、見えてこないものがあります。その為には、様々な視点を持つために情報を収集した現地へ赴いたり、実際現地の人々と話をしたりすること、そして様々な視点を常に持つことを心掛け物事を考えること、そして物事の本質を見極めようと努力することが大切であるということを学びました。

 

インドへの渡航と事前研修を含めた今回のプロジェクトでは決して日本では学べない今後の人生において大切な事を学び、かけがえのない経験しました。第一回日本チベット学生会議は終了しましたが、今後も何らかの形でプロジェクトを通して出会ったチベットの人々やスラムスクールの子ども達と関わっていきたいと思っています。今回のプロジェクトを自分自身の将来への大きな一歩としてこれからさらに前進していこうと思います。

日本チベット学生会議inダラムサラ
日本チベット学生会議inデリー

 

新年明けましておめでとうございます。<2018年元旦>

新年明けましておめでとうございます。

皆さまのおかげで今年も無事に新しい年を迎えることができました。
おかげさまでレインボーチルドレンは今年設立6周年を迎えます。2012年1月に代表の石川が活動をスタートし、個人で3名のチベット学生のサポートを始めた奨学金事業が、今では100名の奨学生(インドの大学・大学院に在学)になりました。

昨年は第2フェーズとなるリーダー育成事業も始まり、チベットと日本の未来を担う若い世代と、Be The Change Project(日本チベット学生会議)に取り組んでいます。このプロジェクトは2020年のアジア学生会議開催に向けて、アジアの未来を担う次世代リーダーとの繋がりを拡げていきたいと考えています。

 

 

そして、今年は第3フェーズへの準備も進めていきます。まだ詳細はお伝えできないですが、高等教育支援、リーダー育成、の次に続く事業となります。年始より、今後の展開への期待感、ワクワク感でいっぱいです。春には嬉しいご報告ができると思いますので、お楽しみにください。

今年も、関わっていく子どもたち、若者たち、応援して下さる皆さまが、未来への希望を感じて頂けるような1年となるように頑張って参ります。今年もレインボーチルドレンをよろしくお願い致します。
新しい年が生きとし生けるものすべてにとって更に良い年になるようにお祈り申し上げます。

レインボーチルドレンメンバー一同

 

2018年前半のレインボーチルドレンの予定

  • 1月7日 全国学生募集締め切り(Be The Change Project)
  • 1月14日 第4回国内事前研修(Be The Change Project)
  • 1月15日~21日 JAMMINチャリティweek
  • 1月17日~19日 阪急うめだ本店NPOフェスティバル出展
  • 2月4日 第5回国内事前研修(Be The Change Project)
  • 2月25日 第6回国内事前研修(Be The Change Project)
  • 3月8日~19日 第13回春のスタディツアー(日本チベット学生会議)
  • 4月中旬 Readyfor VOYAGE 第5期参加(予定)
  • 4月28日・29日 ロハスフェスタ万博参加(予定)
  • 4月末 第5期決算

予定は現時点のものです。イベント等は随時決定し活動していく予定です。

「認めあい」「分ちあえる」ひとつの地球

次世代での実現をビジョンに、チベット・インド・日本の若者から未来のリーダーを育てる奨学金事業、リーダー育成事業をさらに進めてまいります。

You must be the change you want to see in the world.

あなた自身が、この世で見たいと思う変化とならなければならない。

~マハトマ・ガンジー~

今年もレインボーチルドレンを宜しくお願い申し上げます。


 

チベットからメリークリスマス2017~Merry X’mas from Tibetan Scholarship Students

今年もチベットからクリスマスカードが届きました。
ヒマラヤの向こうの奨学生から、メリークリスマス!

今年の奨学生は100名。

過去最多の100枚近くのカードが届きました。

中央チベット政権(CTA)教育省からも、クリスマスメッセージを頂きました。

並べてみると、、

たくさん、

たくさん、、

たくさん、、、

立体的な手作りのポップアップ型まで、

まだまだ、たくさん、

カードにぎっしりとメッセージが書かれてるものや、

カードとは別に手紙にたくさん書かれたものまで、、

たくさんのメリークリスマスをいただきました。

レインボーチルドレンと、メンバーと、支えて下さってるサポーターの皆さまへ、たくさんの感謝の言葉が詰まっています。

Merry Cristmas!!

一枚には収まり切れなかったので、トップのパノラマ撮影と、動画で表現しようと試みました。filmoraは試用版の帯付きですが、動画ですべてのカードを撮影しました。全体ボリュームが分かっていただけるとうれしいです。(スマホの場合クリックしないと再生しないようです)

 

クラウドファンディング達成報告<御礼>

クラウドファンディング目標達成!!

2017年10月17日より募集を開始したクラウドファンディングは、12月14日で全59日間の募集期間を終了し、皆さまのたくさんの応援・ご支援により目標金額を達成することができました。ここにあらためまして、ご報告と心よりの御礼を申し上げます。ありがとうございました。

募集サイト:Readyfor VOYAGE(寄付月間公式認定企画)

募集ページ:https://readyfor.jp/projects/bethechange2018

支援者数:165人

支援総額:1,675,000円(目標金額の115%)

開始当初のプレスリリース(Value Press)では、みんなの応援ランキング1位を1週間キープし、

<応援ボタンの呼びかけにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました>

本日11月4日発売のソーシャル&エコマガジン「ソトコト」12月号にチベット難民の支援として掲載していただき、

<記事にして頂いたVOYAGEの田才さん、ありがとうございました>

11月7日時点では、募集ページに賛同のいいね!が1,000人を超え(最終1,590いいね!)、

<プロジェクトにご賛同いただいた皆さま、ありがとうございました>

11月15日には、オルタナSとYahoo!ニュースに同時掲載いただき、

<オルタナSのライターの方、ありがとうございました>

シェア10円、シェア100円のシェア祭りでは、700名以上の皆さまがシェアで応援くださり、

<シェアで応援くださった皆さま、ありがとうございました>

<スポンサーの株式会社Kurokawa様、ありがとうございました>

〆切前日の12月13日には、奈良新聞に応援記事を掲載いただきました。

<奈良新聞記者の小幡さま、ありがとうございました>

そして、Facebookでの賛同のいいね!応援シェア、プロジェクトページへのいいね!を合計すると、総勢なんと8,000名以上の皆さまに応援頂くことができ、無事に第一ゴールの145万、ネクストゴールの165万を達成し、最終165人の支援者さまより、総額1,675,000円のご支援をいただくことができました。

<応援くださった総勢8,000名の皆さま>

<ご支援くださった165名の皆さま>

本当にありがとうございました。心より深く御礼申し上げます。

レインボーチルドレンのメンバー、Edu×らぼの仲間たち、プロジェクト参加の学生たちも頑張ってくれました。

頑張ってくれたみんな、エールを送り続けてくれた皆さま、Readyfor Voyageの小谷さん、田才さん、VOYAGE4期として同じ航海に参加して励まし合えた国際協力5団体の皆さま、本当にありがとうございました。

そして、レインボーチルドレン立ち上げから今回のプロジェクト決定までを支えてくださったすべての皆さまへ、ありがとうございました!

 


 

Readyforのプロジェクトページには、日本チベット学生会議の誕生秘話や、参加学生の自己紹介、チベット学生のエピソードなど全36話を新着情報として掲載しています。今後も支援者さまへの報告のために3月まで掲載を続けていきます。ぜひ、そちらもご覧ください。

プロジェクトページ新着情報:https://readyfor.jp/projects/bethechange2018/announcements

 

【関西以外学生対象】日本チベット学生会議参加者募集!(インドスタディツアー)

Readyforで日本中より8,000名を超える応援を受けたBe The Change Projectで、全国より10名の学生を追加募集!!

インド、スタディツアー、インターン

▶事前研修1日間 ※参加必須

日時:2018年2月25日(日)13:00~17:00
会場:大阪市北区天満橋1丁目8−30大阪アメニティパークmap
*場所変更可能性あり
先行して研修を受けている関西学生の<第6回目>の研修に合流して、完成したワークショップの演習に共に取り組みます。<第4・5回目研修>にもサテライト参加を案内する可能性があります。

▶スタディツアー

渡航先:インド(デリー、ダラムサラ)12日間
2018年3月8日~3月19日

主催:NPO法人レインボーチルドレン 協力:Edu×らぼ


Be The Change Project とは?

インド、スタディツアー、インターン
インドで難民として暮らすチベット人奨学生

プロジェクトのヴィジョン

本NPOが支援する在印チベット人奨学生と、日本人学生による「第1回日本チベット学生会議」を通して、日本、チベット双方の学生から、平和的な未来のリーダーを育てることを目的とする。

※ チベット人奨学生について(大学生・大学院生)
政治的理由から故郷を追われ、インドで難民として暮らす彼らは、苦境のなかで文化と信仰を守ろうとしている。そんな彼らが、世界に羽ばたくリーダーとして成長することを願って、本NPOは100名に対して奨学金支援を行っています。

チベットプロジェクトについて

 

プロジェクトのミッション

インド、スタディツアー、インターン
「あなたが世界に望む変化に、あなた自身がなりなさい。」by ガンジー

事前研修では先行スタートしている関西学生が、インドでは誰もが知っているガンジーの言葉をテーマに、参加者自身が、どんな世界を望み、どう行動していくべきかを考える対話型のワークショップを、全6回の研修で企画設計しています。
今回の追加募集となる関西以外の学生は、その第6回目の研修に合流してワークショップの演習を行い、またインドスタディツアーの中で、日本チベット学生会議において日本代表学生20名としてワークショップを実施します。

 

プロジェクトのゴール

① チベット人奨学生に新たな学びの機会を提供すること
② あなた自身が、旅と挑戦を通して、自分の可能性を自覚し、人として成長すること

プロジェクト参加費

一人約125,000円

内訳:すべて実費のみ
インド航空運賃(燃油サーチャージ込)約65,000円
インド現地宿泊費(8泊)約20,000円
インド現地食費 約15,000円
インド国内交通費 約10,000円
VISA取得費用・海外旅行傷害保険・関西or成田空港までの交通費 約15,000円
予防接種費用は別途自己負担(個人差あり)

※予防接種等の諸費用等はプロジェクト詳細へ。

 

募集要綱

募集人数:10名
募集対象:関西圏以外の大学・大学院に通う学生
参加条件:以下を全て満たすこと
①プロジェクトの目的を理解し、ワークショップの企画・運営に主体的に取り組むことができること。
②事前研修とスタディツアーの全日程に参加できること。
③中学英語レベルの日常会話ができること。
④プロジェクト途中・終了後の課題や感想文の提出が出来、それらの公表を了承すること。(大学名・専攻・氏名・写真を含みます)
⑤インドは開発途上国であるリスクを承知し、自己責任において参加が可能であること。(未成年者は保護者の承諾が必要です)

 

応募方法・選考

こちらの応募フォームより必要事項を記入・送信ください。

 

<先着優先>応募者多数の場合、申込み内容または面接にて決定します。

応募締め切り:2017年1月7日(日)23時59分フォーム送信まで

※諸費用等はプロジェクト詳細へ。

 

関西代表学生について

関西学生10名は9月に実施した募集で集められました。翌10月にチベット亡命政府訪問した際、Be The Change Project 2018は初の「日本チベット学生会議」として公式に行うことが決定し、関西だけでなく全国の学生を集め、日本代表学生として臨むことが決定しました。すでに関西学生は年内3回の研修を終え、現在ワークショップの設計に取り掛かっています。

帰国後、Readyforにて会議開催費用の一部をクラウドファンディングで募り、その情報は雑誌ソトコト、オルタナS、Yahoo!ニュース、奈良新聞にも取り上げられ、総勢8,000名を超える応援の下に1,675,000円の調達に成功しました。Readyforの新着情報には、関西学生の応募動機や現在の抱負、国内事前研修の様子など全35回にわたって紹介されています。ぜひこちらをご覧ください。

 

応募・選考スケジュール

募集開始 2017年12月20日
応募締め切り 2018年1月7日
選考期間 応募~2018年1月10日(先着優先)
参加確定連絡 2018年1月11日迄
参加申込書提出 2018年1月18日

*選考にあたっては、メールでの質問やスカイプ面談を行うこともあります。応募者多数の場合、来年度以降の運営を考慮し、関東の学生を優先して選考します。

インド、スタディツアー、インターン

 

プロジェクト詳細

★事前研修内容(関西学生ベース)

第1回 2017年11月 5日
第2回 2017年11月26日
第3回 2017年12月17日
第4回 2018年 1月14日
第5回 2018年 2月 4日
第6回 2018年 2月25日
予備日 2018年 3月 4日
 【第1回】 プロジェクトを知る
 【第2回】 奨学生を知る
 【第3回】 コンセプトをつくる
 【第4回】 ワークショップをつくる①
 【第5回】 ワークショップをつくる②
 【第6回】 ワークショップをやってみる
ワークショップを完成させる

*第6回は、大学生によるワークショップの自演を英語で行います。結果を受けて再設計が必要な場合は、予備日もしくは自主ミーティングを行い完成を目指します。

 

★事前研修でワークショップをつくること

ワークショップは講義のような一方向的で受動的な学びの場ではなく、その場にいる人達が相互に協力しながら何かを作り出し、新しい気付きや発見を得る能動的な学びの場です。

そんなワークショップを企画する上で大切なのは、「共感力」「想像力」「創造力」の3つ。

今回のツアーに当てはめて考えると、チベット人奨学生が置かれてきた社会的な背景、どのような事を考え、何を求めているのだろうかといったことに深く”共感”し、本当に彼ら・彼女らに必要な対話や学びは何かを”想像”し、それらを得ることができるワークショップを”創造”する。

参加される皆さんには、全6回のワークショップの準備を通して上記の能力を養ってもらうと共に、チベット人奨学生に対して深く理解をしてもらいます。

 

★インドでのスケジュールと内容

インド、スタディツアー、インターン
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<デリー>

  • 奨学生50名とのワークショップ(デリーの大学で学ぶ奨学生)
  • 現地社会問題の視察(スラム奨学生がガイド)

<ダラムサラ>

  • 奨学生50名とのワークショップ(サラ大学・ノルブリンカで学ぶ奨学生)
  • 奨学生との共同生活(サラ大学宿泊)
  • マインドフルネス体験
  • 高僧との対話
  • チベット亡命政府視察(ロブサン・センゲ首相、ノドゥプ教育大臣面談予定)

<宿泊予定先>

★ロケーションイメージ図

インド、スタディツアー、インターン
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★チベット人奨学生に関して

彼らに出会うと、その魂の美しさと思慮深さに心打たれる。
平和を愛し他者に尽くす、精神性。
物事を深く考え問い続ける、知性。

「チベット」という国名は、今、地図上に存在しない。難民としてインドで暮らす彼らは、その苦境の中で文化と信仰を守ろうとしている。

困難な状況下で奨学金なくして学べない彼らを支援したい。また、彼らと共に日本人学生も学び、国籍、文化、信条あらゆる違いを乗り越える平和的な社会のリーダーを育てたい。

参照:チベットの社会的背景と問題意識

★前回 Be The Change Project 2017について

インド、スタディツアー、インターン

2017年春に「Dream and Action workshop」と題して、デリー・ダラムサラ2箇所において奨学生65名を対象としたワークショップを行いました。ワークショップの後、奨学生たちにアンケートをとったところ、100%が満足したと回答しており、次回の開催を楽しみにしています。

インド、スタディツアー、インターン
ダラムサラの会場となったサラ大学にて 2017.3
インド、スタディツアー、インターン
デリーの会場となったダライ・ラマビューローにて 2017.3

詳しくは、Be The Change Project 2017 実施報告およびBe The Change Project 2017 参加者アンケートをご覧ください。

 

★他のスタツアと違うポイント

インド、スタディツアー、インターン

  • 教育がもつ可能性を再認識することができます。
  • 自分たちで企画したワークショップをインドで開催できます。
  • チベット難民問題を深く理解することができます。
  • 同世代で境遇の異なるチベット人奨学生と繋がることができます。
  • アイデンティティについて考える機会になります。
  • 首相や大臣と対話する機会があります。

★こんな学生にオススメ、こんな学生に来て欲しい

  • 途上国支援に関心があり、NGOの国際支援現場を体験したい。
  • 自分の目で見て、肌で感じたい。
  • パックツアーではできない体験を通じて、社会問題を深く理解したい。
  • 学生時代に困難な課題にチャレンジした経験を積みたい。
  • 国際支援や教育系のNGOでインターンを経験したい。
  • 自分に何ができるのかを模索している。
  • 「教育」「リーダー」「難民」「チベット」「インド」「スラム」というワードに興味がある。

★こんなことを学びます、得られること

  • 対話型ワークショップ(フューチャーセッション)の企画・運営を学ぶことができます。
  • 視野を広げ、新たな価値観を得ることで、多面的な見方を身につけることができます。
  • アジアにおける同世代学生との交流が新たな仲間作りへ繋がります。チベット人奨学生だけでなく、スラムから大学院へ通う奨学生とも友達になれます。
  • 就職活動において自信をもって経験を語ることができます。
  • プロジェクトの成功体験がその後の人生の財産となります。
  • 2022年に人口世界一となるインドが抱える諸問題を肌で体験できます。

★過去のインターン生・スタディツアー参加者の感想

初めまして。インターンの五郎です!

自分「お腹の調子が悪いんだ」 インド人「何か変なもの食べた?」 自分「いいや、食べてないよ」 インド ...

2017春のスタツア感想文①~たてくんの場合(大学院生・大阪)

私は、今回のスタディツアーに奨学生を対象にしたワークショップの運営という役割でスタディツアーに参加し ...

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現地インターンやボランティアを体験した学生のブログページ、過去11回のスタディツアーに参加した82名の体験が詰まったスタディツアー参加者の感想文もぜひご覧ください。

★安全面に関して

インドへのスタディツアーは個人旅行の団体行動として企画しています。旅行会社の企画ツアーとすると倍近くの旅行費用となりますが、経済的負担が厳しい大学生が参加できるように旅費部分の負担を無くしました。旅行費用はできる限り安い手段を使い最低限に抑えて企画し、その費用は助成金で賄う計画です。

ですのでリスク管理は自己責任となり、アクシデント発生時の責任は団体として負い兼ねます。キャンセル時の費用負担・海外旅行傷害保険の加入・予防接種の判断はもちろん、未成年者は保護者の承諾のもとにご参加ください。

レインボーチルドレンは過去11回(2017秋で12回)スタディツアーを行っており、インドにおけるリスク回避には積み上げてきた経験があります。今回のプロジェクトで訪れる訪問先も危険地域は含まれておりません(外務省危険情報:2017.9現在)。

・外務省海外安全ホームページ(インド)http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_001.html#ad-image-0

しかし世界のどこへ行っても、突発的な災害や危機、不慮の事故から身を守るのは自分であることを肝に銘じて、応募ください。

 

★Q & A

Q.レインボーチルドレンとはどんなNPOですか?

インド、スタディツアー、インターン

レインボーチルドレンは2012年にインドで活動を開始したNPOです。6年目となる現在、認定NPOを申請中ですが、認定されると奈良県で2番目の認定NPOとなります。認定NPOは税制上の優遇措置を認められたNPO法人で、全国に僅か2%しか存在しません。(認定NPO:1,026 / NPO:51,704, 2017.7現在, 総務省HPより)

メインとなる奨学金事業(高等教育)では、今年度100名がインドの大学・大学院で学びます。対象となるチベット難民・スラムの若者から未来のリーダーへの育成に取り組んでいます。

奨学金事業、活動資金の90%以上を一般個人・企業よりの寄附で運営し、またGoogle・Yahoo!・Softbank等の非営利活動法人向けサポートを得て運営しています。詳細は本サイトの各情報をご覧ください。

Q.インドは危ない国と聞いたのですが。

開発途上国としての危険度は他の国とさほど変わりはありません。テロが多発する欧州や、殺人強盗が多いアフリカや中南米と比べると、生命に関わる危険度はむしろ低いと言えます。ただ、自覚の不足した日本人旅行客が軽犯罪の被害に遭うことが多く、ぼったくり・スリ・睡眠薬強盗の被害は後を絶ちません。レインボーチルドレンでは年2回、過去12回のスタディツアーを行っており、こうした分かりやすい危険は回避できると思われます。

Q.VISA取得や海外旅行傷害保険の加入方法、予防接種について経験がないので分からないのですが。

いずれも事前研修で説明を行い、サポートする予定です。
・インドのVISA取得は正確に書類記入ができれば難易度は高くありません。申請は個々となりますが、しっかりとサポートします。費用は1,550円です。
・海外旅行傷害保険は必ず加入ください。推奨プランをネット加入の場合3,280円程度です(三井住友海上/アジア11日間タイプAの場合)。
・トラベルクリニックで予防接種を受ける場合、種類にもよりますが診察代を含めて3万円~7万円程度かかります。

在インド日本国大使館(インド赴任・旅行前に受けておきたい予防接種) http://www.in.emb-japan.go.jp/Japanese/Medical_New/vaccines2.html

Q.英語はどれくらい話せたらよいですか?

ワークショップの共通言語は英語となります。参加者のチベット人奨学生は、チベット語・英語・ヒンディー語・中国語を話します。共同作業であるワークショップにおいては、「自分の意見を話す・相手の意見を聞く」という英語コミュニケーション能力は必須条件となります。ただ一部自己亡命者(難民1世)はチベット語しか話せない場合もあります。グループワークなのでお互いが助け合う意識をもって臨めば、翻訳ツールも使いながらカバーできると思います。

Q.既に研修中の関西学生と、今回募集の学生の違いを教えてください。

関西代表学生は9月に公募で集められました。6か月に渡るプロジェクトであり、インターン生として全6回の国内事前研修を受け、インドで行うワークショップの企画・設計を行っています。今回募集する全国の学生は3月のスタディツアーに参加し、関西学生と合流して日本チベット学生会議に臨みます。ワークショップに関して現地の説明だけでは運営が難しく、国内6回目の研修に参加してもらうことで、事前にワークショップの目的や流れを把握し、日本代表学生としてのチームワークを発揮できると考えています。

Q.Readyforで2020年アジア学生会議開催予定と書いてありました。

今回の第1回日本チベット学生会議は、すでに第2回(2019年3月)の準備にも取り掛かっています。第2回よりは、経験した学生を中心に東西(関西・関東学生)同時進行で計6回の国内研修を予定しています。そして翌年2020年には東京でアジア学生会議を開催する計画を進行中です。同じくアジアで高等教育や学生会議に取り組むNGO・学生団体と共同で、アジアの各地域・民族代表の学生たちと国際会議を開催する予定です。現在1回生・2回生の学生は、アジア学生会議運営のコアメンバーとして手伝ってもらえると嬉しいです。

 

その他、応募を判断するための質問がある場合は、遠慮なくこちらよりお問い合わせ下さい。

 

インド、スタディツアー、インターン

 


3年振り2度目のクラウドファンディングに挑戦中です!

 

「チベット難民の子供達へ世界で活躍する為のパスポートを届けたい」

2018年3月にBe The Change Project 2018 ”日本チベット学生会議”を開催するためのクラウドファンディングに挑戦しています。

期間は10月17日~12月14日までの59日間、会議費用の一部となる145万円の資金調達を計画しています。

現在15日目約4分の1の期間が経過し、合計455,000円のご支援が集まりました。本当にありがとうございます!お一人お一人のご支援が入る度に、感謝を伝えきれないほどの嬉しさに歓喜し、震えることもしばしばです。このプロジェクトを必ず成功させよう!とプロジェクトメンバー一同強く決意を固めています。

ですが、、まだまだ皆さんのお力を借りなければなりません。

あと、995,000円のご支援が必要となります。

このクラウドファンディングは、最終的に、目標金額に1円でも足りなければ、ご支援が全額支援者様に返金されてしまう仕組みになっています。

みなさまからのご支援は大きな応援でもあり、また、責任でもあります。
貴重なご支援は必ず、チベット学生の教育/発展に貢献させてまいりますので、ご支援を是非お願い申し上げます。

プロジェクト本文

チベット難民の子供達へ世界で活躍する為のパスポートを届けたい

これまでの新着情報

  1. 第2ステージへの出航です!!
  2. 日本チベット学生会議誕生の瞬間!
  3. みんなの応援ランキング第1位となりました!!
  4. チベット政府ノドゥプ教育大臣よりメッセージ(動画)
  5. 現場レポート|単なる奨学金支援ではない、僕にとっての国際協力
  6. インド統一試験を勝ち抜いたチベット人学校73校選抜の奨学生
  7. 3期生ゾムキーにアメリカ大学行きの心境をインタビュー(動画)
  8. “WARAJI”がつないだ100名のこころ(動画あり)

 

また、目標金額を達成するためには、「いいね!」「シェア」も大きな応援となります。誰かの目に届いたときに、その誰かがご支援してくださるかも知れません。

そして、今回のクラウドファンディングは、この日本チベット双方にとって初となる”日本チベット学生会議”をより多くの方に知っていただくことも目標にしています。

お一人お一人の「いいね!」と「シェア」が力となります。無料でできる応援をよろしくお願い申し上げます。

2017秋のスタツア感想文②~ながおっちの場合(東京)

『一緒にインドに行こうよ』

ある日の仕事終わりに先輩からこんな誘いを受けた事がツアー参加のきっかけでした。

レインボーチルドレンの活動や海外旅行の手順、何一つ分からない状態ながらも、当時自分の人生の分岐点に居た事もあり『何か変わるかな』の勢いだけで乗り込んだインド。

…意外と『普通』でした。
慣れたら住めるな、と。

埃っぽい空気や尋常ならぬ交通事情など、安全性が高い日本と比較すると多少の驚きは在るものの、訪問先の人々が見せる感情や日常風景は日本と何ら変わりませんでした。

『たまたまそこに生まれたから、生きるために生活を
している』

その手段が物乞いだったとしても彼等にとってはそれが普通なのです。

恐らく幼い子供などは自身の環境が『他とは少し違う事』にはまだ気づいていないでしょう。

貧困問題や人種問題については私個人はあまり良く分かりませんが、

彼等が成長過程で外の世界を知り、
もっと生きやすく出来る手段がある』と知った時に動きたい人が少しでも活動しやすくする基礎を作る事はとても意味のある事だと
思います。

豊かと言われる日本で自分の日常に戻った今、決して上から目線ではなく、何かできる事があるか、ゆっくりと考えてみたいと思います。

ありがとうございました。

 

2017秋のスタツア感想文①~まりもの場合(元金融機関・東京)

 

貧困や労働の搾取にされる人々、当たり前の生活と教育を受けられない子供たちに会いたいと思い、このツアーに導かれました。
いざ、インドへ行ってみたら…日本に比べればはるかに耐えがたい環境に身を置く人々がいました。
けれど、そこには未来を悲観し、何もかも搾取された人々がいるわけではありませんせした。
それぞれのコミュニティの中で、毎日を明るくつつましく生きるチベット社会とスラム社会がありました。

たまたま日本に生まれぬくぬく育ってきた私は、グローバル化によって搾取を受ける途上国や貧困層の彼らを助けたい、支援したいと思っていました。
しかし、彼らの日常と問題、そして明るい未来を現地で目の当たりにすると、「途上国」とか「貧困」という枠で彼ら一人一人を、一つ一つのコミュニティ社会をカテゴライズするものではないと思いました。

日本にも明るい未来もあれば、誰かの力を必要としている問題が無数に転がっている。
そして、インドにも無数にあり、まだ見ぬ世界中にも無数に転がっている。
大事なのは、それらの問題とそこで育める未来への希望に対して、抱えている人たちの目を見て、手を触れて、同じ目線で自分にできる一歩を進めることなんだと思いました。

一般的な観光旅行でもスタディーツアーでもなく、レインボーチルドレンの素晴らしい活動に同行した濃密な10日間だったからこそ、気づかせてもらえたんだと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。

日本に帰ってテレビをつけると、日本代表とハイチ代表のサッカー国際試合が放映されていました。


国がないチベットは国際試合もオリンピックもない。貧しい国であるハイチでも国があるから国際試合に出場することができる。
国がないという現実をひしひしと感じました。
「Be The Change Project」の日本チベット学生会議がどれだけ意義のあることなのか、改めて感じました。