2014春☆スタディツアー Vol.25 (9日目)【アーグラーへ向けて大移動】

ダラムサラでの4泊5日も本日が最終日。
今回もたくさんの貴重な体験をさせてもらいました。

本日はここダラムサラから約600km離れたアーグラーに移動するため、今日は完全な移動日。

疲れがたまっている中での長距離移動は、老体にはこたえます!(^^;;

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2014年3月17日(日) 9日目

ダラムサラ最終日の朝。
振り返ると内容の濃〜い、あっという間の4泊5日だった。

ダラムサラはインドとは思えないほど、過ごしやすくそして国際色豊かな街。
インド人やチベット人以外の多くの外国人に街で遭遇する。
偶然ホテルの前を通りかかった中東から来た団体さんとパチリ!
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今日はこれからダラムサラを出発して、一度ニューデリーのホテルに荷物を置きに向かう。
その後、世界遺産タージマハルのあるアーグラーへ。
ダラムサラ➡︎ニューデリー➡︎アーグラーへの直線距離は、インドの北から南へ約600km。
今日は完全な移動日になりそうだ。

今朝は出発まで各自ゆっくりとフリータイム。
石川さんと二人でチャイを飲みながらプチミーティング。
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今日は完全移動日になるが、裕君の体調が良くないらしい。
昨日の夜中は腹痛にうなされていたという。
裕君はデリーに着いた時点で体調悪かったら、アーグラー行きは断念するそうだ。
スタディツアーも終盤にさしかかり、裕君だけでなくみんなかなり疲労が溜まっている様子。
ちょっと心配だ。

どんな旅にせよ、体調を崩してしまうとどんなに豪華なホテルや食事や貴重な体験をしても、楽しくない旅になってしまう。
ただインドを旅する場合は、誰でも体調崩してしまいがち。
体調崩すのは当たり前というくらいの気持ちで、予めしっかりとした準備と心構えを持ってこなければと再確認した。

出発の準備をして、9時半にロビー集合。
タクシーを手配して、いざ空港に向けて出発。

40分ほどで空港に到着。
入口では空港職員による手作りホーリーが私たちを歓迎してくれている。
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今日は年に一度のホーリー祭。
インド中がカラフルに染まるデンジャラスな日だ。
今頃デリーでは大変な騒ぎになっているだろう。
今朝部屋で見たテレビCMでもホーリー祭をバンバン流していたので、今日は無事にアーグラーまでたどり着けるか心配だ(^^;;

■ホーリー祭
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ホーリー祭(Holi)とは、インドやネパールのヒンドゥー教の春祭り。春の訪れを祝い、誰彼無く色粉を塗りあったり色水を掛け合ったりして祝う。
インド暦第11月の満月の日(太陽暦では3月に当たる)の午前中がクライマックスであるが、前日から色粉の掛け合い等を始めることもある。祭りの前週から繁華街には色粉や水鉄砲(主に子供が使う)を販売する露店が多数出る。人々は色粉等を購入して準備する。当日は他のヒンドゥー教の祭りと異なり特定の神に対する祭礼は無く、地域の人達が集まって祭りが始まる。
祭りが始まると友人知人はもとより通りがかった見知らぬ人にまで顔や身体に色粉を塗りつけたり、色水を掛け合ったりする。色粉を塗りあった後は「ハッピー・ホーリー」と言いながら抱き合うことも多い。最初は特定の色を額に塗る程度だが、次第にエスカレートして顔全体や体中が色だらけになってしまう。また ヒンドゥー教徒は比較的飲酒を忌避するが、ホーリー当日だけは盛大に飲む人が多く、昼頃には芝生や木陰で酔いつぶれている人をよく見かける。
ホーリー祭は多くの企業や商店が休みとなるのが一般だが、祭りが落ち着く夕方以降は開ける店も多い。またバスやトラックの運転手も祭りに参加しているので、当日の道路は閑散としている。(wikipediaより抜粋)

空港入口でeチケットとパスポート提示。
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インドの空港の警備はどこでも厳しい。
ライフル銃をもった警察官が闊歩している。
こんなに景色が良くて平和でのどかなところなのに、なんかミスマッチ。

小さな空港なので、利用客も少ない。
従業員は暇なのだろうか、荷物チェックがやたらと厳しい。
機内に持ち込みする手荷物は、燃えやすいものはすべてアウト。
お土産で買ったお香でさえも、持ち込むのはダメと指摘される。
ライターももちろん没収。
デリーに着いたらまたまたライター買わなきゃ(>_<)

出発した時は曇っていたが、途中から天気になってきた。
今回のダラムサラ滞在中は、ホントお天気には恵まれた。
それにしてもこの空港の景色は最高!
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飛行機を利用してダラムサラに来る人を最高の景色で歓迎し、最高の景色でお見送りしてくれる。
この自然の景色がダラムサラの最高の『お•も•て•な•し』なのかも(^^)

無事に飛行機はTake-off。
ダラムサラよ、今回も貴重な体験をありがとう〜!(ToT)/~~~

機内は、結構冷えている。
デリーの暑さと比較すると、とても同じインドとは思えない。
CAに言ってブランケット借りる。
寝ている裕君にも風邪ひかないようにブランケットをかけてあげる。

1時間ちょっとでデリー空港に到着。
前回のような列車での移動は12時間近くかかることを考えると、飛行機での移動はホント早い。

それにしても、ダラムサラと違ってデリーは暑い!
こんなに気温差あるのに、同じインドなの!?
こちらでは今度は暑さ対策が必要だ。
寒暖差で体調崩さないように気をつけなければ!

デリー支部長のサージャンが手配してくれた5人乗りのタクシードライバーがやって来た。
でもこの車、5人分の荷物を載せるスペースがない気がするんだけど…って思ってたら、ドライバーが荷物を屋根の上に!
あ、こんなワイルドな写真見たことある!
そうそう、これってインドで良く見る風景(笑)
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まずはホテルyug villaへ向けて出発!
ダラムサラではそうでもなかったが、デリーでは顔や身体が色まみれになったホーリー顔がたくさん。
どこの店もシャッターが閉まっていて、街全体が歩行者天国のようだ。
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ホテルyug villaに到着すると、近くでインド人が太鼓を叩きながら大音響で騒いでいる。
観光客も現地のインド人に混じってお祭り騒ぎ。

荷物をホテルに預け、一泊分の荷物だけ持って14時半過ぎアーグラーに向けて出発!
街はホーリー祭一色。
顔にペイントしあった人々が街を闊歩している。
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デリーから高速道路に乗ってアーグラーへ向かう。
前回はここから5時間くらいかかっているので、今回も長いドライブの始まりだ。

1時間くらい走ってトイレ休憩。
しっかし暑い!
今日は朝から移動ばかりで疲労もMAX!!
朝昼とちゃんとした食事をしていないがお腹は減らない。
かなり疲れが溜まっているのかなぁ。

私たちを乗せた車は、ひたすら高速を走り続ける。
高速をバイクで走る若者の顔は、もちろんカラフルに染まっている。
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どこまでも真っ直ぐな道。
窓の外の風景もずっと同じような景色が続く。
地平線に沈んでいく夕日がとても綺麗で、終盤に差し掛かっているスタディツアーとリンクする。
今回の旅ももうすぐ終わってしまうのか。
なんかセンチメンタルな気分に浸ってしまう。
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長い長いドライブの後、やっとアーグラーの街に入る。
ここで、裕君が薬局で風邪薬を購入。
少しは体調良くなるといいけど。
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今夜のディナーとなるレストランに到着。
朝からひたすら移動ばかりで、さすがに疲労困憊だ。
とりあえずお腹に食べ物入れて、少しでも体力回復させなきゃ!
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今回食事したこのレストランのそばには、なんと前回のスタディツアーでトラブルに遭遇したお土産屋さんが!
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サージャンが依頼するタクシー会社はここがルートの一つとなっているようだ。
ある意味、いいお勉強させてもらった思い出のお土産屋さん(笑)
2013年☆スタディツアー Vol.60 (7日目)【おい、あんたしつこいぞ!いいかげんにしろ!】
2013年☆スタディツアー Vol.61 (7日目)【レインボーチルドレンの神様降臨!】

19時半にやっとホテル到着。
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お!?外観はラブホテルみたいだけど、予想外にいい感じ!?
Wi-Fiが1Fでしか繋がらないのが難点だけど、フロントの身なりもgood! 部屋も綺麗でバッチリ!
でもとにかく早く休みたい。

早速シャワーTime! 久々にお湯を浴びたって感じ。
こんな些細なことに幸せを感じることができるのが、インドの旅。
それにしても今日は疲れた〜!
一日でかなりの距離を移動するのは、体力的にもしんどいわ(^^;;

明日は念願のタージマハル観光!
世界で最も美しい建物と言われるタージマハルを、前回は遠くから眺めることしかできなかった。
今回は実際に中に入って世界最大の愛のモニュメントを堪能スルゾ!
でも朝10時にはまたデリーに向けて出発予定。
明日もハードな一日になりそうだ〜(>_<)

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.24 (8日目)【目の当たりにしたチベット問題】

ダライラマ法王のティーチング終了後、チベット問題の現実を目の当たりにしました。

日本人にとっては遠く離れた他国の問題かもしれませんが、同じ地球人としてこの問題に少しでも関心を持ってもらえたら嬉しいです。

詳細はブログで!(^^)

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2014年3月16日(土) 8日目-2

ダライラマ法王のティーチング終了後、一度ホテルに戻り屋上でチャイTIME。
今日のランチはモモを食べに露店へ。
手軽に食べられるモモは、ダラムサラに住む人たちのソウルフードやね。
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マクロードガンジの広場にある寺院の屋上から撮影。
朝は天気悪かったけど、回復してくれて良かった!

降り注ぐ日差しが強くて、時計焼けもくっきり。
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午後はロブサンの事務所を訪問。
そうだ、ロブサンへの差し入れを買っていこう。
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ロブサンの仕事場は、私たちの宿泊しているホテルから歩いて数分。
事務所のバルコニーからの眺めも最高!
ロブサン、イイとこ住んでる〜!
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普段はただのおちゃらけたチベット人に見えるロブサン。
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しかし部屋にはたくさんの書類や機材で溢れていて、デキる男『ビジネスマンロブサン』の姿を垣間見る。
お、ロブサンがミスチベットを開催した時の雑誌もある。
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もっと多くの人にチベットのことを知ってもらいたい。
プロモーターとして世界に向けてチベットの情報を発信し続ける、それがロブサンの仕事だ。

お菓子をつまみながら、バルコニーでみんなで談笑。
ロブサンは相変わらず、チャラい会話で場を盛り上げてくれる。
人を楽しませるのがホント好きだなぁ!

ここで聞こうかどうか迷ったけど、気になっていたことをロブサンに質問してみた。

「中国人の侵略行為によって、今チベット本土の領土は中国に奪われてしまっている。ロブサンはチベット難民として、中国人のことをどう思っているの?」

かなりデリケートな問題だけど、ロブサンは真剣な眼差しで答えてくれた。

「中国人に対しては憎むとかそういう感情はない。
人間はみな同じ。
チベット問題は中国共産主義との戦いであって、中国人は何も悪くない。
これから中国人ともっと仲良くなって、チベットの現状を中国で広めてもらうように努力する。
一生懸命仕事するのは祖国のためにつながると思っているから。
自分が正しいと思うことを実践するだけだよ」

自分が辛い思いをさせられているのに、そんな相手に対して普通このような感情を持てるだろうか。
もし自分が同じ立場なら、相手に対して憎しみしか持てない気がする。
チベット人って、なんて寛大な心を持った民族なんだろう。

最高の眺めをバックに、みんなでパチリ!
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ロブサンとトゥプテンに別れを告げ、ホテルへと戻る。
明日の朝にはダラムサラを出発してしまうので、チャリティ商品の買い出しするのはこの時間が最後。

アクセサリーになるような石を品定めしながら、露店をいろいろと回る。
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マンダラアートは前回と同じ店で購入。
店の従業員たちは前回来た私たちのことを覚えていてくれた。
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チャリティ商品の買い出しも無事終えると、なんと石川さんがここでスッキリと剃髪するらしい!
もうすっかり現地に馴染んでいる(^^;;
頭髪から髭剃り、そしてちょいとハードなインド式マッサージ。
ってゆーか、カットよりマッサージの時間の方が長い気が(笑)
これでTOTAL150ルピー(約260円)は安っ!

石川さんがカットしてもらっていると、店の外では多くのチベット人が列をなしてデモ行進している。

何だろうとよく見てみると、今日の午前中また本土でチベット人が焼身自殺があったらしい。
彼の遺書には「中国人とは仲良くすべき」というロブサンと同じ想いが綴ってあるという。

133)ロプサン・バルデン:20歳、ンガバ・キルティ僧院僧侶、生死不明。
2014年3月16日、アムド、ンガバ、キルティ僧院近くの「勇者の道」で焼身。部隊に連れ去られその後の消息は不明。
彼は遺書を残している。詳しくはコチラ↓
<続報>ンガバの焼身者の遺書 16日の焼身はやはり2カ所で2人 内地129人
(チベットNOW@ルンタより抜粋)

チベット人だけではなく、世界中から多くの人が集まり注目されるダライラマ法王のティーチング。
1人でも多くの人にチベットの現実を知ってもらおうと、もしかしたら注目されるこの日に合わせて焼身自殺を図ったのかもしれない。

自らの命を犠牲にしてまで訴えているチベット問題。
中国人とは仲良くすべきという想いを持ちながら行った焼身自殺。
遺書には父母、兄弟、親戚や同級生への感謝と謝罪の言葉が記されている。

この遺書には、なぜ自分は焼身自殺をするのかという理由が書かれていない。
いや、残された親族に被害が及ぶことを危惧して、書きたくても書けなかったのかも知れない。
もし自分なら遺書を書く時には、自殺に至った動機を記すだろう。
本当の真実とはいったい何なのかはわからない。
けれど、自らの身体に火を着けなければならなかった20歳の僧侶がいたことだけは確かな事実だ。

世界中の人々がチベット問題をもっと取り上げて地球規模の社会問題となれば、こうした悲しい出来事はなくなるに違いない。
このブログを通して、少しでもチベット問題やチベット人に関心を持つ日本人が増えてくれることを切に願います。
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亡くなった僧侶のご冥福をお祈り致します。

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.23 (8日目)【ダライラマ法王ティーチング】

今回ダラムサラで、初めてダライラマ法王のティーチングに参加してきました。

ダライラマ法王のティーチングは一般的なお話(パブリックトーク)と違って、チベット仏教の僧侶として仏教の教義に関する講話になります。

仏教の基礎知識を知らない私にとっては理解することが難しい内容でしたが、多くの方が真剣に法王のお話を聞く雰囲気を味わえただけでも貴重な体験でした。

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2014年3月16日(土) 8日目-1

朝7時にロビー集合。
ダラムサラに来て早くも4日目。
今日もすこぶる天気がイイ!
空を舞う鷹(トンビ?)も気持ちが良さそうだ。
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今日はチベット寺院でダライラマ法王のティーチング。
世界中からたくさんのツーリストが集まって来る、ダラムサラに住む人々にとっても一大イベント。

ティーチングとは、ダライラマ法王から直接仏教講話のお話を聞ける貴重な機会。

チベット密教は、本来仏教の教えを出家した僧侶にしか口伝しないという事になっている。
しかしこのティーチングは、一般在家(出家していない一般の人々)にもチベット教の教えを一部口伝するものだ。

ティーチングではカメラ、携帯、タバコ、ライターなど持ち込み禁止。
入口で全てチェックされるので、荷物はホテルに置いていく。
せっかくダライラマ法王を目の前で見られるのに、カメラを持ち込めないのが残念。

ところが現地人のロブサンとトゥプテンは、二人ともプレスカードを持っているので、カメラを持ち込んで撮影できるらしい。
今更ながら、二人とも信頼あるすごい人だったんだね!(^^;;

今日のティーチングの様子は、ロブサンにカメラで撮影してもらうように依頼する。
ロブサンはAP通信など海外メディアに自分で撮った写真を売っているので、ホントのプロだ。

ひとみさんと和子さんは今日の飛行機で一足先に日本に帰国するため、お二人は全ての荷物を持ってチェックアウト。
フライトの時間を逆算すると、ティーチングの途中までは参加できそうだ。
ホテル前で最後の集合写真をパチリ!
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ひとみさんたちの荷物をタクシーに預けてチベット寺院へ。
マクロードガンジの通りは世界中から集まってきたツーリストで大混雑。
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ティーチングでは長時間地べたに座ることになる。
座布団代わりのバスタオルと空気で膨らます枕など、必要最低限の荷物だけ持ってきた。

チベット寺院前でモーニングチャイ。
チャイを飲んでいると、忘れ物をしていることに気がついた!
ラジオにつなげるイヤホンを持ってくるのを忘れた!
あ〜やっちまった!(>_<)

ティーチングはすべてチベット語で行われる。
海外から参加してきたツーリストのために、携帯ラジオを通じてダライラマ法王の言葉を同時通訳してくれる。
話の内容を日本語で聞くためには、イヤホンは必須だ。

みんなは先に会場入りして、私は1人でイヤホン取りにホテルまで戻る。
ホテルと寺院を往復すると、マクロードガンジは坂が多いので朝からハードなお散歩体験をするハメに(^^;;

会場に戻ってきた後、みんなを探す。

当日会場には世界各地から集まった人が約5000人もいたらしい。
僧侶が約2000人、世界中から集まったツーリストが約700人。
なので全体の半分近くの人は一般のチベット人だ。

ダライラマ法王は普段は世界を飛び回っているため、現地に住む彼らにとってもダライラマ法王から直接お話を聞くことができるのは、相当貴重なことだろう。

それにしても、寺院の中はものすごい人の数!
この人混みの中、果たして石川さんたちを見つけられるか!?
みんなどこに座っているんだろう?
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あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロしていると、あ!いたいた!奇跡的に発見!
ってゆーか、この席ってもしかして一般枠の最前列のスペース!?
※私たちメンバー見つけられます!?
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昨年の11月に両国で行われたダライラマ法王の講演会に参加した時は、法王はずっと先の壇上にいらっしゃった。
しかし今回は目の前に法王がいらっしゃる。
こんな状況で話を聞けるなんて、貴重な体験!

実はここ、先日一緒に食事をさせていただいたマリアさんが、昨晩から日本人用に席を確保しておいてくれていたスペース。
その中でも最前列を取ってくれるなんて、ホント感謝感謝!
もちろんティーチングの内容を日本語に翻訳してくれるのも、マリアさんだ。

■マリア・リンチェンさん
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高知県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。一級建築士。日本名:鴨居真理。
1985年よりダラムサラ在住。チベット亡命政府の依頼で伝統文化継承の拠点となるべきノルブリンカ・インスティテュートの設計・建築に関わり、同時にチベット仏教を学ぶ。
その後、ダライ・ラマ法王の法話、講演を多数翻訳。また法王の来日時にはその通訳を務める。
(風の旅行社HPより抜粋)

チベット語でのお経が会場内に響き渡り、ダライラマ法王が入場されてきた。
偉大な方のオーラはやはり違う。
仏像や穀物や花など、多くの供養物が次々と捧げられていく。
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ティーチングは日本で行われているような一般的なお話ではなく、チベット仏教の教義や修行法などについて書かれた仏典の解説だ。
実際に仏教を学んでいる方を対象としているため、仏教について基礎知識のない私は、理解するのは正直難しい!(>_<)

しかしノーベル平和賞も受賞しているダライラマ法王のオーラを間近で感じられたこと、国のトップであるダライラマ法王をチベット人が心から信頼する姿、お話を真剣に聞く姿、信じる姿を目の当たりにした。

心から信じられるものを持つことは、幸せと感じる拠り所を持つことなのだ。
ティーチングの本質を理解して消化はできていないけれど、自らの信じる道、心に頑固たる信念を持つことの大切さを改めて考えるいい機会になったことは間違いない。

ティーチングは2時間ほどで終了し、お寺から僧侶や子供たちにお祝いのお菓子が配られる。
子供たちはこの時間が一番楽しみだったい(^^;;
さらにお小遣いも配られている。
その額1500ルピー!(約2600円)
TCVの子供たちのお小遣いが15ルピーほどだったので、100倍のお小遣い!
そりゃみんな笑顔になる訳だ(笑)

街ではお小遣いをもらった僧侶たちがショッピングしている。
その姿はホント楽しそう〜!(^^)
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2014春☆スタディツアー Vol.22 (7日目)【奨学生のキャンパスライフ】

私たちレインボーチルドレンが支援する奨学生の一人、テンジン・サンドゥプが通う大学にお邪魔してきました。

大学を卒業した後、世の中で活躍する彼の姿を早く見たいものです。

彼が学ぶ大学は大自然に囲まれていて、何と景色の素晴らしいことか!

つづきはブログで!(^^)

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https://readyfor.jp/projects/slumschool

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2014年3月15日(金) 7日目-2

午前中はノルブリンカでチベットの伝統文化に触れて、ランチも満喫!
次は14時に奨学生テンジン・サンドゥプの通う大学でトゥプテンと待ち合わせ。
レインボーチルドレンが支援している奨学生は、実際にはどんなキャンパスライフを送っているんだろう。

タクシーが待つ駐車場へと向かう途中、小さな子供から物乞いを受ける。
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インドにしばらく滞在していると、こうしたバクシーシにも慣れてしまう。
ここでは物乞いに会うのは特別なことではなく、普通の日常そのものだ。

そばにいたもう1人の女性が物乞いをしに近づいて来た。
彼女にもお金を渡そうとすると、なぜか「お金はいらない」と言って受け取らない。

え?なんで?
この女性はいったい何を要求しているのだろう?

一緒にいた裕君が、女性が何を言っているのか訳して教えてくれた。
「お金はいらない。その代わりそこのお店で私の代わりにお米を買ってきて欲しい。私たちにはお店の人はお米を売ってくれないから」

これこそが廃止されているはずのカースト制度が、日常生活に根付いてしまっている現実か。

彼女たちが求めているのは、お金じゃない。
彼女たちは、お金を儲けることが目的ではない。

彼女たちにとっては、たとえお金があったとしても買いたいものが買えない現実。
生きていくためには、物乞いせざるを得ないのが彼女たちの日常なのだろう。
※これはあくまでこの女性の言っていることが本当である、という前提での推測です。
疑った見方をすれば、彼女はあえてお金を受け取らなかったのかもしれない。
情に訴えて私たちにお米を買わせれば、彼女が手に入れる金額はただお金をもらうよりも結果的には大きいですから。

他にも、粉ミルクが欲しいなどと言ってお店に連れていかれるパターンなんかもあります。
バクシーシに遭遇した時どのような行動を取るか。
ここインドでは、ホント自分の感性が試されます。
お店に確認すればはっきり分かったと思いますが、本当は彼女はお米を買うことが出来たのかもしれない。
しかしたとえ彼女が嘘を付いていたとしても、辛い環境で生きているこの人たちになら騙されてもいいと私は思いました。

日本人として生まれ育った自分が、自分のできる範囲でできる限りのことはしてあげたい。
私はそう思っています。

私は駐車場の隣にある店に入り、お米を一袋買ってプレゼントしてあげた。
90ルピー(約160円)
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奨学生のキャンパスライフを撮影するため、待たせていたタクシーで大学へと向かう。

大自然の中をしばしドライブ。
車で走る分には気持ちいいけど、電車もなく交通手段も十分ではないこの場所に、毎日通うとなると大変だろうなぁ。

程なくして大学に到着。

すでに奨学生のテンジン・サンドゥプとトゥプテンが、大学の入口の前で待っていてくれていた。
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久しぶり!って言っても一昨日一緒に食事したばっかりか(^^;;
ちなみに彼の生い立ちから将来の夢など、テンジン・サンドゥプの詳細をコチラに記載しています↓
☆奨学生File.7 テンジン・サンドゥプ紹介

テンジン・サンドゥプの案内で、学校内を散策。
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あちこちから野鳥の鳴き声が聞こえてくる。
ホント自然に囲まれたいいところだなぁ!
ゴパールプルのチベット子供村(TCV)もそうだったが、この大学もとにかく景色、環境が最高!
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自分が学生の時には、ネオンギラギラな都会に憧れて誘惑に流されまくりだった(^^;;
しかし、本来はこうした自然に囲まれて勉強に打ち込める環境が、学生の時には必要なんだと今は思える。
もし学生時代にこんな素晴らしい環境で学んでいたら、自分ももっとマシな人間になっていただろうに(笑)

教室にはたくさんの机と椅子が並んでいる。
多くの若い学生が、未来への希望を胸に日々勉強に励んでいる姿が目に浮かぶ。
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運動場に出ると、目の前にはさらに素晴らしい眺め!
ここで走り回ったらどんなに気持ちがいいだろう!

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こうして実際に彼らが学んでいる学校を訪れると、より親近感が沸くものだ。
私たちレインボーチルドレンの支援がなければ、このような環境で学ぶ機会を手に入れることができなかった奨学生たち。
奨学生が学ぶ大学を訪問して少しずつでも彼らの生活を日本に伝えていけば、日本で応援してくれている人たちも彼らのことをもっと身近に感じてもらえるかも知れない。

校内で見学していると、警備員に職務質問される。

君たちは何者だ?
ここの学生ではないだろう?

どうやら不審人物と思われたようだ。
そりゃそうだ。
学生に見えない見知らぬ日本人がこんなところでワイワイ騒いでいたら、確かに怪しいわ。
連行されずに良かった。危ない危ない(^^;;

大学内を見学した後、再会を約束して奨学生とは別れ、ホテルへとタクシーで向かう。

ホテルのあるマクロードガンジーのタクシー乗り場に到着。

ここでトラブル発生!
私たちとは別の、もう一台のタクシーのドライバーのおっちゃんが何やらいちゃもんつけてきた。
どうやらノルブリンカを見学する時間は聞いていたらしいが、大学訪問で待機させられたのは初めに聞いていなかったとのこと。
そこで待たされた分の200ルピーを追加で請求したいようだ。
おっちゃんはすごい剣幕で、怒鳴っている。

何だと!?話が違うぞ!?

私たちを乗せてきたドライバーとは話がついているのに。
冗談じゃない!それはそっちの連絡ミスだろう。
私たちを乗せてきたドライバーと話をさせろと、再度タクシーに乗っていざ決戦!
みんなはちょっとここで待っててや!
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文句を言ってるおっちゃんに、私たちを乗せてきたドライバーから再度説得してもらうが、納得していない様子。
おっちゃんは車を置いてくるからそこで待ってろと言うが、私たちに非があるとは思えない。
後はドライバー同士で勝手に話し合ってくれ。
おっちゃん達に付き合うのも馬鹿馬鹿しいので、バイバーイ!
と、おっちゃんの居ぬ間に勝手に帰ってきた(笑)

ここから夕食までは各自フリーTime。

疲れた身体を癒そうと、裕君と一緒にマクロードガンジにあるマッサージ店dream massageへ。
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17時からなら空いているとのことなので、予約する。
それまではお店の前のカフェでラッシーTime。50ルピー(約90円)
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初めは裕君が気になっているというマッサージ店に行こうとしてたけど、よく考えたらここは危険と隣り合わせのインド。
知らない街でよくわからない店に入って、裸のままマッサージ中に突然襲われて金品全て持っていかれちゃった何てことも考えられる。
日本と違っていつどんなトラブルに巻き込まれるかわからない。
まあ、インドに限らず日本でも知らない店に入ってぼったくられたなんてことは、よく聞く話だしね。

しかし、トゥプテンに紹介してもらったこのお店は、どうやらトゥプテンの友達とのこと。
ご夫婦でやってる知り合いの店であれば、裸でマッサージしてもらっている最中に襲われる心配もないので安心安心(^^)
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30分だけ上半身のマッサージをしてもらう。
リンパを流してもらったことで、首のあたりが軽くなった。
400ルピー(約690円)で、ん〜スッキリ!
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19時半にロビーに集合して、今夜の夕食はチベット料理に決定!
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食事をしていると、あれ?ゲシェラ登場。
なぜかゲシェラとはどこでも会う。
まさに神出鬼没!
みなさんもマクロードガンジを訪れた際には、必ず1回はゲシェラに会うと思いますよ!(笑)
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つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.21 (7日目)【ノルブリンカ訪問】

ダラムサラにあるノルブリンカ芸術文化研究所は、ラサにあるダライラマ法王の夏の離宮「ノルブリンカ」から名前がつけられました。

ここではチベットの伝統文化を後世に伝える職人を育てています。
いわば職業訓練所のようなもの。

毎日地道な作業をしている職人さんたちによって、チベットの伝統文化は守られているんですね。

続きはブログで!(^^)/

※現在READYFOR?にて、スラム学校建設のためのクラウドファンディングにチャレンジ中です!
このインドのスラムプロジェクトの成功が、世界各地にあるスラムを改善する第一歩となります。
ぜひ皆様のお力をお貸しください。
▼READYFOR? 世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設
https://readyfor.jp/projects/slumschool

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2014年3月15日(金) 7日目-1

朝の7時半にロビーに集合。
本日の1日のスタートは、みんなでチベット寺院の周りのお散歩から。
とその前に、腹ごしらえをしとかなきゃ!
というわけで、今日の朝食はここに決定!
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こ、これ、お店!?(笑)

外観だけで判断したら、日本だったら絶対に入らないだろうなぁ(^^;;
こんなところで食事する体験も、ある意味貴重。
スタディツアーに参加すると、精神的にもたくましくなること間違いない!(笑)

パン生地の作り方を撮影。
へぇ〜、生地の中にジャガイモを練りこんでいくのかぁ。

チャイ10ルピー×14杯とパン生地20ルピー×6枚。
全部で260ルピーで1人4ルピー(約7円)の激安モーニング!

店のとなりでは、新しい店でもできるのかな?
作業員がスコップを使って協力して作業している。
おお!これって助け合いの精神から生まれた、なかなかのGOODアイデア!

食後、チベット寺院の周りにあるお散歩コースへ。
お散歩コースから眺める景色が最高!そして自然もいっぱい!
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道でのんびりとくつろぐ牛さんやお猿さんたちに朝のご挨拶。
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お散歩コースの途中には、いたるところでマニ車を回す姿が見られる。
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チベットでは、心身込めてマニ車を回すと、回した分量の真言を唱えたことと同じ功徳があると言われている。
チベット人は信仰心が強いので、こうして毎日マニ車を回すのが習慣化しているのだろう。
私たちも前の人に続いてマニ車を回していく。

後ろを振り向くと、2人の僧侶もマニ車を回しながら歩いている。
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足の悪い僧侶とその付き添いをする僧侶かな。
ところが2人をよく見ると、実際は後ろの僧侶が盲目で、その僧侶を足の悪い僧侶が引率していたのだ。
他人のために何かをしている姿は、見ているこちらも優しい気持ちにさせてくれる。
利他思想の浸透しているチベット人だから、こうした助け合いが自然と当たり前のようにできているのかもしれない。

お散歩途中で、しばしチャイTime。
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気持ちよくお散歩を終えて、ホテルへ向かう。

帰る途中、メンバーから「さっき北條さんの看板みましたよ!」ってみんなが言ってくる。

へぇ?俺の看板!?
なんのこちゃ?

訳が分からず歩いていると、あっ!ホテルのそばにある自分の看板発見!
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あはは!我ながら似てる(笑)

アニキー!やっと見つけたよ!
幼い頃生き別れてしまったけど、ここで元気に暮らしていたんだね!(ウソ)

10時半前にタクシー2台でノルブリンカへ向けて出発。
通常ノルブリンカまではここから片道400ルピー、往復割引で600ルピーが基本。
観光中に待機させておく場合は1時間あたり100ルピーずつ追加する。
今回は帰りの道中で奨学生が通う大学に寄る予定。
それも含めて、時間のチャージなしで往復800ルピー(約1400円)/台で商談成立。

車は、露店の並ぶ細い道を走り抜けていく。
これだけ多くの人が行き交う中で、ドライバーはぶつかりもせずホントうまく運転するもんだなぁ。
と思った矢先に、ドンッ!
えぇ~!?今、人とぶつかった!?
大丈夫か!?相手は現地の人みたいだけど…
んん!?大丈夫みたい!?車はそのまま走り出す。
オイオイ、行っちゃっていいの!?日本なら人身事故で間違いなく警察沙汰なのに(+_+)
何事もなく走り出していった、そのこと自体にビックリ(笑)

窓から見える大自然を満喫しながら、11時前にノルブリンカ到着。
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入場料の50ルピーを入口で支払う。

■ノルブリンカ芸術文化研究所
ノルブリンカは宝(ノルブ)の庭(リンカ)という意味があり、ダラムサラの中心部からはかなり離れた静かな山間にあります。
ラサにあるダライラマ法王の夏の離宮「ノルブリンカ」から名前がつけられたこの研究所では、チベット仏教の精神的・文化的遺産、伝統芸術・技術を保存し発展させるための取り組みが行われています。
ダライラマ法王の日本語通訳をしているマリアさんが、建設時に設計を担当しました。
敷地内では刺繍、木工、織物などの職業訓練所のような部屋がいくつもあって、中を見学することができます。
実際、ここはチベット人の社会復帰のための作業場です。
チベット人が異国の地で経済的に自活することも目指しており、タンカ絵師や仏像の彫師を養成するコースや裁縫・刺繍の職業訓練の教室なども設けられています。
受付で許可をもらえば、案内人と一緒に中を見学することが出来ます。
また、広い敷地内にはレストランやオープン・カフェのような食事ができるところもあります。


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タンカを描いている部屋の中を見学させてもらう。

約縦1m×横2mのこのデカイ絵はここまでで半年、完成までには1年はかかるらしい。
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確かにこれだけ大きな絵に対して、細かいところまで描いていったらそれだけかかるだろう。
線を書き入れていく1本1本の作業が一発勝負!
それにしても、毎日細かい作業を1日中し続けるという集中力がスゴイ!

この刺繍を縫い付ける作業もメッチャ細かい。
自分がやったら指が穴だらけになりそうだ(^_^;)
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仏像なんかも、カンコンカンコン、一つ一つ手作業で作っている。
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こうした専門の職人を育てる地道な取り組みがあってこそ、チベットの伝統文化は継承されていくのだろう。

敷地内ではお土産屋さんとしてのショップも完備していて、今回もここでチャリティ商品の買い出し。
店内に並んでいる商品はどれも素晴らしい。
日本の皆さんにも写真で伝えたいが、残念ながら店内は撮影禁止。
ノルブリンカを訪れた際に、ぜひご自身の目で確認くださいね。

お腹も空いてきたので、敷地内のカフェでランチTime。
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味もまあまあだし、値段も250ルピー(約430円)で安い。
自然の中でのランチ。
周りも外人さんばかりで、ここがインドの山奥だというのを忘れてしまう。
ちょっとしたオシャレな気分で、お腹も心も満足!
ゆったりの~んびりと時間を過ごして心も身体もリフレッシュしたい方には、ぜひオススメのスポットです(^^)

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.20 (6日目)【チベット子供村(TCV)訪問】

今回もチベットの子供たちと交流してきました。

今回訪れたのは中央チベット政権(CTA)教育省が管理する学校の中でも、学力No.1の学校です。

日本で言えば開成や灘高レベル!?

長きに渡って世界的に大きな社会問題となっているチベット問題。
いつの日か学校を卒業した彼らが、この問題を解決する大きな存在となってくれることを願って止みません。

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2014年3月14日(金) 6日目-3

教育省でミーティングした後は、子供たちの待つチベット子供村(TCV)へ。

教育省が用意してくれたシボレーに乗車して、トゥプテンと教育省の人達とともにTCVに向けて出発!
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途中でランチTime。
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なんと食事代は全員分、教育省からのオゴリとのこと!
わーい!わーい!*\(^o^)/*
たった1人70ルピー(約120円)だけど、その気持ちが嬉しいね!
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マトンカレーを注文して、インドの地元の食生活を体験。
しかもカレー食べ放題のバイキング形式!
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「ご飯のお代わりは?」
「カレーはもういらないの?」

店員はしきりにお代わりはを勧めてくれる、
気持ちは嬉しいが、さすがにもうお腹いっぱいです!(>_<)
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食後再びTCVに向かってレッツラゴー!
それにしても、ホント今日も天気がめっちゃいいわ!
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気温も寒いどころか、暑いくらい。
Tシャツ1枚でも全然OK!
しかし一年前に石川さんが来た時には、こんなに暑い日は一日もなかったそうだ。
前もって3月のダラムサラは寒いよって聞いていたので、防寒装備でGパンの下にパッチ履いてきたけど、全然いらなかった(^^;;
逆に暑くて脱ぎたい!
※ちなみに関東ではパッチのことモモヒキって言いますね(笑)

窓の外に広がるヒマラヤ山脈の素晴らしい景色。
こうした大自然に囲まれた生活は、現代人が抱えるストレスなんてものとは無縁の生活なんだろうなぁ。

チベット子供村(TCV)ゴパールプルに到着。
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この学校は教育省が管理するすべての学校の中で、No.1の学力を持つ子供たちが集まる学校である。
ちなみにトゥプテンの子供は二人ともこの学校に通っている。
トゥプテンは親として鼻高々だろうね!

この学校では、何故頭のいい子が育つのか。
まず、勉強に集中できるカリキュラムと設備が揃っている。
そしてズバリ!
何よりも周りの環境が素晴らしい!
山の中にあって周りには何もない。
つまり誘惑するものが何もないのだ(笑)(^^;;

大自然に囲まれた環境。
こうした環境で学ぶことが、チベット人の利他精神という心を育てていくいくのだろう。
毎日こんな素晴らしい環境の下で成長していったら、不良になる方が逆に難しいのでは?
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学校の敷地内を散策する。
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出会う子供たちは、みんな礼儀正しく賢そうな顔をしている。
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教室で授業を受けている子供たちの、真剣なまなざし。
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英語のヒアリング教室の設備がすごい!
英語の映画をイヤホンで聞きながら、学んでいる。
ここでは最先端の設備によって、子供たちの学力を引き出しているんだなぁ。
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最新のコンピューター設備もバッチリ!
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図書館には専門書がズラリと並び、とても高校生が読む本だとは思えない。
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▼ゴパールプルTCV
この学校に通う生徒は、1200から1300人ほどで半数は両親が本土にいます。
許可越境できるのは、親が中国政府で働いている家庭だけです。
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28〜30名が共同生活をして寮父両母がいるホームが30あり、10年生の時点で試験を受けて、優秀ならセラクイ校や南インドに転校出来ます。
残る11,12年生が暮らすホステルが3つあります。
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暖房はありません。
洗濯は自分たちで行い、小さい子はお兄さんお姉さんに教えてもらい、食事は一日3食、マザー(寮母)が作ってくれます。
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☆一日のスケジュール
5:30 起床、お祈り
6:00 朝食、掃除
7:00 学校
10:30〜10:45 休憩
10:45 授業
12:30 昼食
13:30 授業
16:00 終了
18:00 夕食
〜20:30 宿題
21:30 消灯

土曜日は半日授業、午後は休み。
日曜は一日休みで、この日だけはここでみんなでTVが見られます。
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2008年以前は、ひとつの学校に年間20人越境入学していました。
しかし、中国とネパールの越境引き締めによって、2008年以降は2人もいません。
そこで、本土だけでなくヒマラヤの子供たちを積極的に受け入れるようになっています。
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1〜5年生まではチベット語での授業を行い、6〜12年生は英語で授業をしています。
チベット本土では、チベット人にもかかわらず母国語であるチベット語での授業が中国共産党によって規制されています。
しかしここでは、きちんと母国語での授業が受けられます。
私たち日本人が、日本語で授業を受けられないようなもの。
普通に学べることが幸せな世界って、理解出来ます!?
本来は当たり前のことなんですけどね。
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3〜5歳の幼稚園クラスには、18人の子供たちがいます。
子供たちはおこづかいとして、一日15〜20ルピーもらっています。
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担任制ではなく1年生から12年生まですべて科目担当制=専門方式で、かつ科目担当も毎年変わり、+ホームの寮父寮母が親代わりに見ています。
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一通り学校を見学させていただいて、大自然の中でのTEA TIME。
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16時前にTCVを後にする。
政府公用車の乗り心地はとても良く、帰りの車内ではウトウトとお昼寝しながら帰ってきた。

ちょうど1時間くらいでホテルへ到着。
朝ランドリーに出していた洗濯物が出来ていた。
277ルピー(約470円)也。

荷物を置いてチャリティ商品の買い出しへ。
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19時からは、ダライラマ法王の日本語通訳として同行している、マリアさんとの食事会。
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マリアさんとは、半年振りの再会だ。
マリアさんと石川さんの出会いは、初めて石川さんがダラムサラに訪れてティーチングに参加した時。
言葉もよくわからない状態で3時間法王の話を聞いていたとのこと。
この時法王の日本語通訳を担当していたマリアさんに石川さんが話しかけたのがきっかけだったそう。

前回はマリアさんのこと良く知らなかったが、ダライラマ法王の日本語通訳を任されるマリアさんって、改めてすごい人だったんだと帰国してから実感したものだった。

マリアさんとの食事中、印象に残った言葉があった。

「チベット人は決して不幸ではない。たった一人の心から尊敬する人が自分の国のトップなんだから」

その言葉に思わずうなってしまった。
私たち日本人は、国の将来を任せている政治家の方々を本当に信頼しているだろうか。
政治家でなくとも、心を満たされるような尊敬する人が1人でも持てるというのは、どれほど幸せなことだろうか。

チベット人は決して不幸ではない。
信じるものを何ひとつ持てないことが、不幸なことなんだと気付かさせる。
幸せはいつも自分の心の中にあるものなのだろう。
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食事会は、食べて飲んで一人250ルピー(約430円)で大満足!(^^)

さらにマリアさんから嬉しい情報が。
明後日のダライラマ法王のティーチングの際には、敷地にブルーシートを敷いて石川さんの名前を貼って席取りしてくれるとのこと。
VIP席でティーチングが聞ける!?
わーい!わーい!*\(^o^)/*

明日は7時半にロビーに集合して、チベット寺院の周りを散歩。
その後ノルブリンカ訪問、奨学生の大学で撮影、ロブサンの事務所へ。
夜は一足先に帰国するひとみさんと和子さんの送別会の予定。

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.19 (6日目)【中央チベット政権(CTA)教育省でミーティング】

ダライラマ法王一行が中国から亡命し、インドのダラムサラに樹立したのがチベット亡命政府です。
正式名称は中央チベット政権(CTA)といいます。

チベット内外のチベット人は、CTAを彼らの唯一の合法的政府とし、また世界各国の議会も次々と、CTAを正規の政府として認めるようになってきています。

レインボーチルドレンは教育省の協力を得て、「Rainbow Children Scholarship」という奨学金制度を2012年にスタートしました。
チベット難民の子供たちの大学進学を支援する制度です。
子供たちが自らの手で未来を切り開いていけるよう、毎回ダラムサラを訪れるたびに教育省にてミーティングを行っています。

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2014年3月14日(金) 6日目-2

チベット寺院を探索した後、一度ホテルへ。

今日はこれから、中央チベット政権(CTA)教育省でミーティング。
毎回ダラムサラを訪問した際には、必ず教育省を訪れている。
こうしたこまめな行動が、人と人との信頼関係というものを生んでいくものなんだろうなぁ。
海外の政府に、何の緊張感もなく当たり前の顔をして入っていくのは、ちょっとしたVIP気分!(^^)

■チベットプロジェクト
チベットプロジェクトでは、中央チベット政権(CTA)教育省の協力を得て、「Rainbow Children Scholarship」という奨学金制度を2012年にスタートしました。
チベット難民の子どもたちの大学進学を支援する制度です。
利他思想が浸透するチベットで、ダライラマ法王基金と共に未来のリーダーを育むためのプロジェクトです。
2017年には100名の奨学生を支援することを目標にしています。
詳細はホームページをご覧ください。

レインボーチルドレンでは、現在10名の奨学生を支援している。
今年の夏はさらに20名を追加して、合計30名の奨学生を支援するのが目標だ。
50年後には、1000名の奨学生が社会で活躍している予定だから、その姿を見届けるためにも長生きしなきゃ!

今回はダラムサラ支部長のトゥプテンが、通訳として同行してくれる。
トゥプテンよろしく!
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10時過ぎ、教育省から送迎車が2台ホテルに到着。
今回からは自費で教育省に移動するのではなく、教育省の車で送り迎えしてくれることになっている。
車をよく見ると…

おお!シボレーやん!*\(^o^)/*
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今まで移動で使っていたような、軽自動車のタクシーなんかじゃない。
センゲ首相や政府の大臣も使用されている高級車がお出迎え!
何たるVIP待遇!
レインボーチルドレンの活動にかける本気の思いが、本格的に政府に伝わってきたのだろうか。

数分で教育省に到着。

教育省の大臣室に招かれ、今回参加したメンバーを紹介する。
単なる会議室じゃなくて、一国の政府の大臣室だぜ!(^_^)v

本日はいつも打ち合わせをしているチメさんや窓口のジグメは、残念ながら不在。
しかし今日会って話をしてくれる教育大臣は、教育省の実務上のTOP。
わざわざ開催中の国会を抜け出して、私たちのために時間を作ってくれた。
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今まで笑顔で話していた大臣が、真剣な顔つきで私たちにゆっくりと話を始めた。
トゥプテンが一つ一つ日本語に訳してくれる。

『人は実際に会って情報交換をすることが大事です。
特に若い世代、こうして日本から若い学生二人がここに来てることは非常に有意義なこと。

現在世界中に10万3千人のチベット難民が存在しています。
本土には約500万人のチベット人が暮らしています。

多くのチベットの人たちが文化を持つこと、持ち続けることをなくさないように、世界に伝えることが重要であり、利他思想の浸透するチベットの文化を伝えることは世界にとっても大事なことです。

年に二回ヨーロッパからは若い子たちがホームステイに来ています。
チベットの文化や暮らしを2週間から1ヶ月の期間で現地で体験をして、交流を深めています。
本当は同じアジアの人たちにもっと来てもらいたい。

アジアの文化には意義があります。
とても重要で守らなくてはいけません。
日本は西洋病になっていて、今こそ自分の国のこと、文化を考えなくてはならない時です。
それは、日本、ベトナム、韓国、中国といったアジア諸国とって特に大事です。
アジアの文化の、同情や菩薩心といった教えが必要です。
法王は、優しさや思いやりが必要だと考えています。

でもそれはすぐには変わりません。
もちろんひとりではできません。
こうして来ていただいたみなさんが、周りの人にチベットの現状を伝えていただいて、関係を少しずつ広げていくことが大事です。
そして大きな力になっていくことを望んでいます。
日本は民主主義なので、必ずできます。

いつもチベットのこと、学校や子供たちのことをみてくれてありがとうございます。
チベットでは税金がないので、予算は世界からの支援で成り立っています。
レインボーチルドレンが30人、50人と支援を増やしていってくれたら嬉しいです』

私たち日本人に期待しているという気持ちが、ヒシヒシと伝わってくる。
大臣は国会開催中にもかかわらず、約1時間弱も私たちに時間を割いてくれた。
感謝、感謝!

最後に大臣室で、記念撮影をパチリ!
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大臣は記念撮影を終えると、開催中の国会へと戻っていった。

国のために自分の人生をかける、なんて素晴らしい仕事だろう。
日本の政治家は、果たして国の将来を真剣に考えて仕事してくれているのか?
もちろん私たちも、自分たちが暮らしている国のことをもっと真剣に考えなくてはならないだろう。
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さあ、午後はチベットの子供たちに会いに行くゾ!(^^)/

つづく…

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2014春☆スタディツアーVol.18 (6日目)【チベット寺院見学とチベット問題】

私がチベット問題、そして焼身自殺と言う衝撃的な事実を知るきっかけとなったチベット寺院へ見学に行きました。

日本のマスメディアではほとんど報道されない事実がここにはあります。
私たち日本人にとっては小さな問題かもしれませんが、チベット人にとってはとても大きな問題です。

国や地域や民族や宗教に関係なく、同じ地球人として解決していかなければならない社会問題を一緒に考えてみませんか?

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2014年3月14日(金) 6日目-1

朝7時半にロビー集合。

これから散歩しながら、ダライラマ法王の公邸があるチベット寺院の見学に向かう。
今日も天気は最高!絶好の撮影の日和だ。
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露店でチャイを飲みながら朝食Time。
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ここのパンケーキはチョイ辛。
朝からこれはちょっと刺激強いかな。
店によって味付けが違うので、自分好みの店を見つけるのも一つの楽しみだ。
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マクロードガンジのメインストリートを散歩しながら、ダライラマ法王の公邸があるチベット寺院に到着。
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前回来た時に衝撃を受けた横断幕を、再び目の前にする。
焼身自殺という強烈なメッセージを残してこの世を去った方々の写真だ。
石川さんが焼身自殺という問題についての説明をする。
初めて来たメンバーは、亡くなった方々の写真を見てどんな思いを抱くだろうか。
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私は前回衝撃を受けて、チベットの歴史背景にとても興味を抱いた。
自分が調べたことをメンバーに伝えようとしたが、胸がいっぱいになって言葉が出ない。

しばしの沈黙。

石川さんがぽんぽんと背中を叩く。
私は一言、「日本では知られていない事実を、ここにいるみんなにはぜひ知って欲しい」
ただそれだけを伝えるのが精一杯だった。
※初めて訪れた時にはほとんど焼身自殺に関しての知識がありませんでした。
そこで帰国してから自分なりにいろいろと調べてまとめたものを、前回の2013年秋スタディツアーのブログに投稿しています。
非常に長いコラムですが、お時間のある時にぜひ読んでいただいて、一人でも関心を持っていただけたら幸いです。

▼焼身自殺とは
Vol.30 コラム ちびっとチベット情報【閲覧注意!焼身自殺①】

▼焼身自殺を引き起こす歴史的背景、『民族浄化』
Vol.31 コラム ちびっとチベット情報【閲覧注意!焼身自殺②】

▼焼身自殺をなくすために、私たちができること
Vol.32 コラム ちびっとチベット情報【閲覧注意!焼身自殺③】

寺院内を見学する際は、ここからは荷物の持ち込みを禁止されている。
みんなの荷物を預かって、私はひとりお留守番。
石川さんがみんなを先導して、中を見学しにいく。

ひとり入口に残って、亡くなった100人以上の方々の写真をながめていると、再び涙が溢れてきた。
他人の写真を見て涙を流すなんてことは、生まれて初めての体験かもしれない。

前回は自分がチベット問題に無知だったせいで、涙の一つも流れてこなかった。
しかし今回はこの亡くなった方々が、どんな思いで焼身自殺を図ったのかを理解している。

「チベット人が置かれている現実を、もっと世界に知ってもらいたい」
「チベット人が置かれている現実を、もっと多くの人に関心を持ってもらいたい」

ただその一心で、家族を残して自分の身体に火を付けて亡くなっていったチベット人の方々。
燃え盛る炎に包まれながら、こうするしか取る選択肢がなかったことは、さぞかし悔しい思いだっただろう。
彼らの無念を思うと、涙が止まらなかった。

ひとりの僧侶が私に近づいてきて、声をかけてきた。
チベット後で話しかけてくるので、何を言っているのかはわからない。
けど何故か心に響いて、溢れる涙は止まらない。

何故こんなに涙が流れてくるのだろう。
人目もはばからず、こんなに涙を流すのはいつ以来だろう。

しばらくすると、石川さんが戻ってきた。
ちょうど今、寺院の広場で僧侶たちがチベット問答していて見たほうがいいと言うので、交代する。
大勢の観光客が注視する中で、数十人の修行者が問答を行っている。
※チベット問答とは
チベット仏教では、明快な論理による哲学的思考が重要視されており、僧侶同士の問答を通じて仏教哲学を学習していきます。
問い手が大声で言葉を発すると同時に左の足を高く揚げ、その手を「パァン」とうつ拍子に足を厳しく地に打ち付けます。
そして答える側は座った姿勢でやり返すという動作を、延々と繰り返していきます。
チベット問答は僧侶の試験の方法でもあり、試験では試験官の僧と討論しなければなりません。
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敷地内を一通り見学して、お祈りする。

前回は気がつかなかったが、入口付近にはチベットの歴史背景を展示しているチベット博物館がある。
ダライラマ法王が中国から亡命してきた経緯等、現在に至るまでの歴史が写真を交えて紹介され、チベット問題をわかりやすく説明しているムービーも上映している。
今回は時間的に見るのは難しいが、次回来た時にはぜひこれはゆっくりと見ておきたい。
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つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.17 (5日目)【チベット人の有志たちと宴会!】

ダラムサラに住むチベット人の有志たちとの再会!

今宵は楽しい食事会です。
地元の大学に通う奨学生も1人駆けつけてくれました。

今日も子供たちへの応援クリック、よろしくお願いします! (^^)
http://bit.ly/19OG5I7
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2014年3月13日(木) 5日目-3

ダラムサラの初ランチは大満足!
食後、メンバーはフリーTime。
私と石川さんは、明日の打ち合わせのために中央チベット政権(CTA)教育省へと向かう。

■中央チベット政権 CTA (Central Tibetan Administration)
ダライ・ラマ法王のチベット亡命政権の正式名称は、 「中央チベット政権 CTA (Central Tibetan Administration)」である。CTAは、チベットにおけるチベット政府の延長として、1959年4月29日ムスーリーに設立され、1960年5月にインド北西部のダラムサラに移された。
チベット内外のチベット人は、CTAを彼らの唯一の合法的政府としている。また世界各国の議会も次々と、CTAを正規の政府として認めるようになってきている。
CTAはチベット人の自由を求める戦いで指導的役割を果たし、13万人に及ぶ亡命チベット人の福祉を守っている。
また CTAは憲法の民主的原則に従って機能し、この憲法は亡命チベット代表者議会という公選議会によって採択されたものである。(ダライラマ法王日本代表部事務所HPより抜粋)

マクロードガンジの中心部にあるバス乗り場で、タクシーを手配。
「私がBOSSだ」!と、見るからにドライバーたちのまとめ役のおっちゃんと金額交渉。
おっちゃん渋すぎる~!

教育省まではここから約15分弱、片道100ルピー(約170円)で交渉成立。
日本と比較したらケタ外れに安いね~!
タクシー配車のBOSSと、レインボーチルドレンのBOSSが並んでパチリ!
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タクシーに乗って、中央チベット政権(CTA)教育省に到着。

到着したもののタイミング悪く、みんな席を外しているとのこと。
明日の打ち合わせをしたい担当者とは、結局誰一人会えずじまい。
受付の女性に、明日の予定の確認をしてもらっておくように言付けをお願いする。

実は前回、教育省から「次回来る時には連絡くれたら送迎するよ」と、嬉しいお言葉をいただいていた。
我々のようなまだ小さい日本のNPO団体のために、政府が送迎車を出してくれるってすごくねぇ!?
ヒャッホー!明日は政府の公用車に乗れちゃう!V(^_^)V

日本の政府だったら海外のNPOに対して、果たしてここまでおもてなししてくれるか?
って考えたら、チベット政府の言葉はすごく嬉しいものだ。
逆に政府が、それだけレインボーチルドレンに期待しているということを、ヒシヒシと感じる。

時間が余ったので、中央チベット政権の敷地内を写真撮影。
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青い空、白い雲、遠くには『世界の屋根』ヒマラヤ山脈。
ここは自然に囲まれた素晴らしいところだ。
チベットの国旗が風になびいている。
周りの景色とのコントラストがいい感じ。

撮影を終えて、タクシーでホテルへ帰る。

せっかくなので、帰る道中景色の良い所で車を停めてもらって撮影開始。
見渡す限りのこの景色、ホント素晴らしいなぁ〜!

すると、私たちに近寄ってくるチベット人男性が1人。
なんと半年前に会った、音楽学校のプンツォク校長とバッタリ遭遇!

実は前回ダラムサラを訪問した際に、校長から音楽学校を支援してほしいと私たちは接待を受けていた。
しかし、現段階では支援はできないとお断りしていたところだった。

たまたま山道を歩いていた校長と、たまたま車を停めて撮影していた私たち。
ちょっと顔を合わせ辛い人と、こんな山道で再会するとは何たる偶然!
今回はご縁がなかったけど、もしかしたら将来的に何らかの関わりを持つかもしれない。

プンツォク校長から再度支援の話をお願いされたけれど、丁重にお断りして別れる。

ホテルへ一旦戻り、ホテルから歩いて数分のロブサンの事務所へ。
ロブサンはチベットをもっと知ってもらおうと、世界に向けていろいろなイベントを企画しているプロモーター。
せっかく会いに来たが、私たちが部屋の場所を勘違いしていて残念ながら会えず。
たまにはこんなオッチョコチョイしてもイイじゃない!?

結局19時の宴会まで、またまたフリーTime。
メンバーのみんなは、お土産を見にお散歩へ。

石川さんはどうも体調が良くないらしい。
無理は禁物。
夜の食事会まで、私も部屋でゆっくりすることに。

部屋が寒くて、思わずチャイをルームサービスしてもらう。
small potで45ルピー(約80円)。
ちょっと温まった。
チャイってこちらでは、ホント生活に欠かせない飲み物だね!

昨日まで滞在していたバラナシでは、半袖1枚でも全然平気で過ごしていた。
しかしダラムサラでは、同じインドでもこれだけ気温差がある。
インドをあちこち旅する際には、体調崩さないように気をつけなくては!

19時からは前回も利用したお店“Tennor Restaurant”で、現地の有志たちと食事会。
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お店に着くと、まだ現地のメンバーは来ていないようだ。
寒がっている私たちを見て、お店のスタッフがホットウォーターを持ってきてくれた。

基本的に、チベット人は冷たい物を飲まない。
冷たいものを飲むというのは、身体に良くないと強く信じているからだ。
確かに医学的にも冷たいものよりも、温かいもののほうが身体には良いだろう。

ここダラムサラはヒマラヤ山脈のふもとということもあり、デリーのように飲み水に対してそんな神経質になることはない。
がぶ飲みするのは避けた方がいいけれど、そんな神経質にならずに安心して飲める。

程なくしてチベットメンバー合流。
メンバーとの懇親会スタート!
現地の有志一人ひとりの自己紹介を、日本語の堪能なトゥプテンが訳してくれる。
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頼りになるダラムサラ支部長、トゥプテン
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笑いのトークも絶妙、ロブサン
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こちらの大学に通うイケメン奨学生、テンジン•サンドゥプ
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そして参加予定には入っていなかった、ゲシェラも何故かいる(笑)
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※ゲシェラは神出鬼没。実はすんごく偉いお坊さん。
ダラムサラ滞在中には、いろんなところで遭遇しました。

奨学生のテンジン•サンドゥプは、若者組のテーブルでうまくコミュニケーションが取れている様子。
英語が堪能なちーちゃんが今回一緒にいてくれて良かった!
同じ世代の若者がこうして頑張っている姿が、参加したメンバーに少しでも伝わればいいな。
※奨学生の自己紹介はコチラ

日本にいる人にも同じように、頑張っている奨学生をもっと知ってもらうためにはどうしたらいい?
あ、そうだ!奨学生のキャンパスライフを動画にしてみたらどうだろう!?
少しは身近に感じてもらえるかもしれない。
早速明後日、大学に撮影に行きたいと奨学生のテンジン•サンドゥプに伝える。
すると明日学校に聞いてみてくれるとのこと。楽しみだ。
※撮影風景は後日投稿します。

食事のオーダーは、ここの店のオーナーとも親しいロブサンに一任。
定番のモモはそれ自体に味が付いているので蒸しても揚げても美味い!
体調の良くない石川さんには、お腹に優しいスペシャルスープ。

それにしても、ロブサンは相変わらず面白い。
前回初めて会った時、チベット問題を背負っている彼らは心に深い闇を持っているのだろうと勝手に思っていた。
しかし、実際にはまったくそんな風には見えないし、逆に生き生きとしているように見える。

定番のボーイズトークは、世界中どこでも変わらない。
内容はナイショね!(笑)
ロブサンは日本語が喋れる訳ではないが、それでも十分はコミュニケーションは取れる。

コミュニケーションで大事なのは、手段や方法よりも相手に“伝えたい!”という強い思い。
そして“必ず伝わる!”と、自分自身の熱い思いを込めることが大切なのだろう。
言葉なんて、思いを伝えるための手段の一つにしか過ぎないということを教えてくれる。

食事中、突然ロブサンのリサイタルが始まった。

「アラハトサ〜マ〜サンボタサ〜♪」

ちょ、ちょっとロブサン。
直前まで笑わせてくれてたけど、この歌は真剣なのか遊びなのか、どっちだろ?(笑)

本人はぜひこの歌声を披露するために、日本に行ってコンサートを開きたいとオオマジメ(^^;;
まぁ、夢は大きく持たなきゃね!
誰かロブサンの歌声を生で聞きたい人、チベットとの懸け橋として招待してくれる人いませんか!?

最後にみんなで記念撮影。
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22時過ぎに解散。

ちなみに今晩の食事の費用は、活動費ということで全員から集めず石川さんがまとめて払ってくれた。
ゴチになります!石川さん!(^^)

外に出ると、さすがに夜は冷えている。
ここマクロードガンジの標高は2,000mを超える。
日本の富士山でいえば須走口の新5合目あたりだから、寒いのは当たり前か。

ホテルに向かう途中でチャイTime。
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夜遅くても街の至る所で販売しているチャイ。
インドでの生活に触れるにはホント欠かせないアイテムの一つだ。

ホテルに帰ってきてシャワーを浴びようとしたら、お、お湯が出ない!
しまった!出てくる時に、ヒーターを入れておくのを忘れてた!
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蛇口をひねったら簡単にお湯が出ると思っていたら大間違い!
日本の生活は恵まれすぎている。
この寒さの中、水シャワーなんて浴びたら間違いなく風邪引くわ。
さすがに水を浴びる気合いは持てず、今晩は石川さんたちの部屋のシャワーを借りる。

明日は7時半にロビーに集合して、みんなでチベット寺院を散歩。
その後教育省、チベット子供村(TCV)を見学予定。
今回訪問予定のTCVは前回とまた違う学校。
果たしてどんな子供たちとの出会いがあるんだろう?

つづく…

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2014春☆スタディツアー Vol.16 (5日目)【マクロードガンジ到着!】

半年ぶりに、ダラムサラのマクロードガンジに帰ってきました!
今回はここで5日間を過ごします。

スケジュールも教育省とのミーティングを始め、チベット子供村(TCV)訪問、ノルブリンカ見学、チャリティ商品買い付け、ダライラマ法王のティーチング等イベントてんこ盛り!

今回は子供たちから、どれほどの元気をもらえるのでしょう。

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2014年3月13日(木) 5日目-2

私たちを乗せた小型飛行機は、なんとか墜落せずに無事にダラムサラに到着!
途中で行方不明とかならずに済んで良かった(^^;;

11時半過ぎにタクシーにそれぞれ分乗して、いざ出発!
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ここから目的地のマクロードガンジまではタクシーで約40〜50分。
700ルピー(約1200円)/1台也。

窓の外には、雪化粧したヒマラヤ山脈。
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世界最高峰であるエベレストを筆頭に、8000m級の独立峰を14も抱えている世界一高い山脈。
『世界の屋根』の雄大さを眺めていると、人間って大自然の前ではちっぽけな存在なんだなぁと気づかされる。

今日は最高の天気に恵まれているが、昨日までダラムサラは雨、雷、みぞれの嵐が一週間続いていて、天気は大荒れだったそうだ。
ところが、レインボーチルドレンの到着に合わせて、お天気が奇跡の回復!
メンバーの中に誰か、超晴れ男晴れ女でもいるのか?
イヤ、私たちの日頃の行いが良いからだろう!えへへ。
…って思考はあくまでポジティブに(^^)

大自然に囲まれた、素晴らしい景色の中をしばしドライブ。

窓を開けると、心地良い風が頬に当たる。
空気も綺麗だし、いやぁ〜ホント気持ちイイね〜!\(^o^)/

ただ、ドライバーのおっちゃんの運転が荒いのなんのって!
舗装はされているものの、ガードレールもない細い山道を、おっちゃんは車でカッ飛ばして行く。

「ナンビトたりとも、俺の前は走らせねぇ!」

と言わんばかりに、自分のドライビングテクニックを披露する。

ブロロロロロ〜ッ!

前を走っていた女性陣の車を抜き去って行く。

「へへ!すぐにバックミラーからも消し去ってやるぜ!」

おっちゃん気合い入ってる!
後ろを振り向くと、女性陣が乗った車は視界から消えていた。

よりによって同じメンバーの車と競争しなくても…
スリルよりも安全運転を心がけて欲しいんですが(^^;;

荒い運転のおかげで、外の風景を撮影してても画像はブレブレ。
何度も撮り直しするハメに。

ロウアーダラムサラの街並みを抜け、12時過ぎにホテルマウントビューに到着。

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帰ってきたよ〜!
今回はここで5日間お世話になります!

フロントのお兄ちゃんは、半年前に泊まった私のことを覚えていてくれた。
こんな些細な出来事がちょっと嬉しい。

前回も宿泊しているホテルなので、懐かしの我が家に帰ってきたようだ。
ちなみに今回用意してくれた部屋は、前回と同じ部屋!(笑)
ダラムサラ支部長のトゥプテンに、眺めのいい宿を予約しておいてねってお願いしてたけど、まさか部屋まで前回と同じになるとはね(^^;;

残念なのは、フリーWi-Fiと入り口に書いてあるのに何故か使えない。
理由を聞くと、先日基地局のケーブルが盗まれて、工事が終了するまで使えないらしい。
ケーブル強盗がいるなんて、ナンテコッタ!(>_<)
ちなみに、“パンナコッタ”はイタリア発祥の洋菓子で、生クリーム(パンナ)を煮た(コッタ)と言う意味です。
比較的高カロリーなので、食べ過ぎ注意!
って関係ないけど。

荷物を部屋に置いて、まずはダラムサラ初ランチへ。
店に向かう途中の両替所で、とりあえず1万円を両替。5,800ルピー也。

あれ?
デリーでサージャンに両替をお願いした時は5,850ルピーだったはず。
50ルピーもお得?
本来はデリーでのレートよりも、全然良いはずのダラムサラのレート。
しかしサージャンの好意は、それを超えちゃったよ!
恐るべし、サージャン銀行!
頼りになります、デリー支部長!(^^)

ランチは前回も寄ったMcLLo restaurantへ。
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みんなで好きなもの注文すると、いろいろ味見ができて楽しめる。
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チベット風餃子のモモ(momo)も、揚げモモや蒸しモモ、ベジモモといろいろと味比べ。
ドリンク込みで合計1,520ルピー。7人でワリカンにして、1人約220ルピー(約370円)。
これだけたらふく食べて、この値段。
大満足のダラムサラ初ランチだ。

食事中、ダラムサラ支部長のトゥプテンが、自分の友達だという僧侶を連れてやって来た。
トゥプテン久しぶり〜!
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相変わらず流暢な日本語で話すトゥプテン。
チベット人としてこちらで暮らしているのに、きちんと敬語も使い分けられているところがスゴイ。

日本語の敬語って、ホント難しいと思う。
場の状況をキチンと把握していないと、日本人でもおかしな敬語使う人いるし。

テレビタレントのボビーオロゴンなんて、

「オマエ、フザケンナヨ〜」

って、お前がフザケンナヨだよ(笑)
日本人だったら、会社で目上の人にそんな言い方したら、ぶん殴られるゾ。
ローラなんて半分は日本人なのに、敬語の意識ゼロ。
まあ、あれはネタだろうし、タレントとして面白いからいいけどね(^^;;

少しはトゥプテンの努力を見習って欲しいわ。
以前Facebookに投稿したトゥプテンの紹介動画で、彼の流暢な日本語を聞いてみてください。
こんなにスラスラと、自分の意思を外国の言葉で伝えるには、かなりの努力をしたはず!
▼トゥプテン紹介動画

つづく…

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