今回ダラムサラで、初めてダライラマ法王のティーチングに参加してきました。
ダライラマ法王のティーチングは一般的なお話(パブリックトーク)と違って、チベット仏教の僧侶として仏教の教義に関する講話になります。
仏教の基礎知識を知らない私にとっては理解することが難しい内容でしたが、多くの方が真剣に法王のお話を聞く雰囲気を味わえただけでも貴重な体験でした。
詳細はブログで!(^^)
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2014年3月16日(土) 8日目-1
朝7時にロビー集合。
ダラムサラに来て早くも4日目。
今日もすこぶる天気がイイ!
空を舞う鷹(トンビ?)も気持ちが良さそうだ。
今日はチベット寺院でダライラマ法王のティーチング。
世界中からたくさんのツーリストが集まって来る、ダラムサラに住む人々にとっても一大イベント。
ティーチングとは、ダライラマ法王から直接仏教講話のお話を聞ける貴重な機会。
チベット密教は、本来仏教の教えを出家した僧侶にしか口伝しないという事になっている。
しかしこのティーチングは、一般在家(出家していない一般の人々)にもチベット教の教えを一部口伝するものだ。
ティーチングではカメラ、携帯、タバコ、ライターなど持ち込み禁止。
入口で全てチェックされるので、荷物はホテルに置いていく。
せっかくダライラマ法王を目の前で見られるのに、カメラを持ち込めないのが残念。
ところが現地人のロブサンとトゥプテンは、二人ともプレスカードを持っているので、カメラを持ち込んで撮影できるらしい。
今更ながら、二人とも信頼あるすごい人だったんだね!(^^;;
今日のティーチングの様子は、ロブサンにカメラで撮影してもらうように依頼する。
ロブサンはAP通信など海外メディアに自分で撮った写真を売っているので、ホントのプロだ。
ひとみさんと和子さんは今日の飛行機で一足先に日本に帰国するため、お二人は全ての荷物を持ってチェックアウト。
フライトの時間を逆算すると、ティーチングの途中までは参加できそうだ。
ホテル前で最後の集合写真をパチリ!
ひとみさんたちの荷物をタクシーに預けてチベット寺院へ。
マクロードガンジの通りは世界中から集まってきたツーリストで大混雑。
ティーチングでは長時間地べたに座ることになる。
座布団代わりのバスタオルと空気で膨らます枕など、必要最低限の荷物だけ持ってきた。
チベット寺院前でモーニングチャイ。
チャイを飲んでいると、忘れ物をしていることに気がついた!
ラジオにつなげるイヤホンを持ってくるのを忘れた!
あ〜やっちまった!(>_<)
ティーチングはすべてチベット語で行われる。
海外から参加してきたツーリストのために、携帯ラジオを通じてダライラマ法王の言葉を同時通訳してくれる。
話の内容を日本語で聞くためには、イヤホンは必須だ。
みんなは先に会場入りして、私は1人でイヤホン取りにホテルまで戻る。
ホテルと寺院を往復すると、マクロードガンジは坂が多いので朝からハードなお散歩体験をするハメに(^^;;
会場に戻ってきた後、みんなを探す。
当日会場には世界各地から集まった人が約5000人もいたらしい。
僧侶が約2000人、世界中から集まったツーリストが約700人。
なので全体の半分近くの人は一般のチベット人だ。
ダライラマ法王は普段は世界を飛び回っているため、現地に住む彼らにとってもダライラマ法王から直接お話を聞くことができるのは、相当貴重なことだろう。
それにしても、寺院の中はものすごい人の数!
この人混みの中、果たして石川さんたちを見つけられるか!?
みんなどこに座っているんだろう?
あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロしていると、あ!いたいた!奇跡的に発見!
ってゆーか、この席ってもしかして一般枠の最前列のスペース!?
※私たちメンバー見つけられます!?
昨年の11月に両国で行われたダライラマ法王の講演会に参加した時は、法王はずっと先の壇上にいらっしゃった。
しかし今回は目の前に法王がいらっしゃる。
こんな状況で話を聞けるなんて、貴重な体験!
実はここ、先日一緒に食事をさせていただいたマリアさんが、昨晩から日本人用に席を確保しておいてくれていたスペース。
その中でも最前列を取ってくれるなんて、ホント感謝感謝!
もちろんティーチングの内容を日本語に翻訳してくれるのも、マリアさんだ。
■マリア・リンチェンさん
高知県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。一級建築士。日本名:鴨居真理。
1985年よりダラムサラ在住。チベット亡命政府の依頼で伝統文化継承の拠点となるべきノルブリンカ・インスティテュートの設計・建築に関わり、同時にチベット仏教を学ぶ。
その後、ダライ・ラマ法王の法話、講演を多数翻訳。また法王の来日時にはその通訳を務める。
(風の旅行社HPより抜粋)
チベット語でのお経が会場内に響き渡り、ダライラマ法王が入場されてきた。
偉大な方のオーラはやはり違う。
仏像や穀物や花など、多くの供養物が次々と捧げられていく。
ティーチングは日本で行われているような一般的なお話ではなく、チベット仏教の教義や修行法などについて書かれた仏典の解説だ。
実際に仏教を学んでいる方を対象としているため、仏教について基礎知識のない私は、理解するのは正直難しい!(>_<)
しかしノーベル平和賞も受賞しているダライラマ法王のオーラを間近で感じられたこと、国のトップであるダライラマ法王をチベット人が心から信頼する姿、お話を真剣に聞く姿、信じる姿を目の当たりにした。
心から信じられるものを持つことは、幸せと感じる拠り所を持つことなのだ。
ティーチングの本質を理解して消化はできていないけれど、自らの信じる道、心に頑固たる信念を持つことの大切さを改めて考えるいい機会になったことは間違いない。
ティーチングは2時間ほどで終了し、お寺から僧侶や子供たちにお祝いのお菓子が配られる。
子供たちはこの時間が一番楽しみだったい(^^;;
さらにお小遣いも配られている。
その額1500ルピー!(約2600円)
TCVの子供たちのお小遣いが15ルピーほどだったので、100倍のお小遣い!
そりゃみんな笑顔になる訳だ(笑)
街ではお小遣いをもらった僧侶たちがショッピングしている。
その姿はホント楽しそう〜!(^^)
つづく…
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