2014春☆スタディツアー Vol.21 (7日目)【ノルブリンカ訪問】


ダラムサラにあるノルブリンカ芸術文化研究所は、ラサにあるダライラマ法王の夏の離宮「ノルブリンカ」から名前がつけられました。

ここではチベットの伝統文化を後世に伝える職人を育てています。
いわば職業訓練所のようなもの。

毎日地道な作業をしている職人さんたちによって、チベットの伝統文化は守られているんですね。

続きはブログで!(^^)/

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2014年3月15日(金) 7日目-1

朝の7時半にロビーに集合。
本日の1日のスタートは、みんなでチベット寺院の周りのお散歩から。
とその前に、腹ごしらえをしとかなきゃ!
というわけで、今日の朝食はここに決定!
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こ、これ、お店!?(笑)

外観だけで判断したら、日本だったら絶対に入らないだろうなぁ(^^;;
こんなところで食事する体験も、ある意味貴重。
スタディツアーに参加すると、精神的にもたくましくなること間違いない!(笑)

パン生地の作り方を撮影。
へぇ〜、生地の中にジャガイモを練りこんでいくのかぁ。

チャイ10ルピー×14杯とパン生地20ルピー×6枚。
全部で260ルピーで1人4ルピー(約7円)の激安モーニング!

店のとなりでは、新しい店でもできるのかな?
作業員がスコップを使って協力して作業している。
おお!これって助け合いの精神から生まれた、なかなかのGOODアイデア!

食後、チベット寺院の周りにあるお散歩コースへ。
お散歩コースから眺める景色が最高!そして自然もいっぱい!
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道でのんびりとくつろぐ牛さんやお猿さんたちに朝のご挨拶。
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お散歩コースの途中には、いたるところでマニ車を回す姿が見られる。
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チベットでは、心身込めてマニ車を回すと、回した分量の真言を唱えたことと同じ功徳があると言われている。
チベット人は信仰心が強いので、こうして毎日マニ車を回すのが習慣化しているのだろう。
私たちも前の人に続いてマニ車を回していく。

後ろを振り向くと、2人の僧侶もマニ車を回しながら歩いている。
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足の悪い僧侶とその付き添いをする僧侶かな。
ところが2人をよく見ると、実際は後ろの僧侶が盲目で、その僧侶を足の悪い僧侶が引率していたのだ。
他人のために何かをしている姿は、見ているこちらも優しい気持ちにさせてくれる。
利他思想の浸透しているチベット人だから、こうした助け合いが自然と当たり前のようにできているのかもしれない。

お散歩途中で、しばしチャイTime。
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気持ちよくお散歩を終えて、ホテルへ向かう。

帰る途中、メンバーから「さっき北條さんの看板みましたよ!」ってみんなが言ってくる。

へぇ?俺の看板!?
なんのこちゃ?

訳が分からず歩いていると、あっ!ホテルのそばにある自分の看板発見!
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あはは!我ながら似てる(笑)

アニキー!やっと見つけたよ!
幼い頃生き別れてしまったけど、ここで元気に暮らしていたんだね!(ウソ)

10時半前にタクシー2台でノルブリンカへ向けて出発。
通常ノルブリンカまではここから片道400ルピー、往復割引で600ルピーが基本。
観光中に待機させておく場合は1時間あたり100ルピーずつ追加する。
今回は帰りの道中で奨学生が通う大学に寄る予定。
それも含めて、時間のチャージなしで往復800ルピー(約1400円)/台で商談成立。

車は、露店の並ぶ細い道を走り抜けていく。
これだけ多くの人が行き交う中で、ドライバーはぶつかりもせずホントうまく運転するもんだなぁ。
と思った矢先に、ドンッ!
えぇ~!?今、人とぶつかった!?
大丈夫か!?相手は現地の人みたいだけど…
んん!?大丈夫みたい!?車はそのまま走り出す。
オイオイ、行っちゃっていいの!?日本なら人身事故で間違いなく警察沙汰なのに(+_+)
何事もなく走り出していった、そのこと自体にビックリ(笑)

窓から見える大自然を満喫しながら、11時前にノルブリンカ到着。
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入場料の50ルピーを入口で支払う。

■ノルブリンカ芸術文化研究所
ノルブリンカは宝(ノルブ)の庭(リンカ)という意味があり、ダラムサラの中心部からはかなり離れた静かな山間にあります。
ラサにあるダライラマ法王の夏の離宮「ノルブリンカ」から名前がつけられたこの研究所では、チベット仏教の精神的・文化的遺産、伝統芸術・技術を保存し発展させるための取り組みが行われています。
ダライラマ法王の日本語通訳をしているマリアさんが、建設時に設計を担当しました。
敷地内では刺繍、木工、織物などの職業訓練所のような部屋がいくつもあって、中を見学することができます。
実際、ここはチベット人の社会復帰のための作業場です。
チベット人が異国の地で経済的に自活することも目指しており、タンカ絵師や仏像の彫師を養成するコースや裁縫・刺繍の職業訓練の教室なども設けられています。
受付で許可をもらえば、案内人と一緒に中を見学することが出来ます。
また、広い敷地内にはレストランやオープン・カフェのような食事ができるところもあります。


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タンカを描いている部屋の中を見学させてもらう。

約縦1m×横2mのこのデカイ絵はここまでで半年、完成までには1年はかかるらしい。
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確かにこれだけ大きな絵に対して、細かいところまで描いていったらそれだけかかるだろう。
線を書き入れていく1本1本の作業が一発勝負!
それにしても、毎日細かい作業を1日中し続けるという集中力がスゴイ!

この刺繍を縫い付ける作業もメッチャ細かい。
自分がやったら指が穴だらけになりそうだ(^_^;)
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仏像なんかも、カンコンカンコン、一つ一つ手作業で作っている。
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こうした専門の職人を育てる地道な取り組みがあってこそ、チベットの伝統文化は継承されていくのだろう。

敷地内ではお土産屋さんとしてのショップも完備していて、今回もここでチャリティ商品の買い出し。
店内に並んでいる商品はどれも素晴らしい。
日本の皆さんにも写真で伝えたいが、残念ながら店内は撮影禁止。
ノルブリンカを訪れた際に、ぜひご自身の目で確認くださいね。

お腹も空いてきたので、敷地内のカフェでランチTime。
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味もまあまあだし、値段も250ルピー(約430円)で安い。
自然の中でのランチ。
周りも外人さんばかりで、ここがインドの山奥だというのを忘れてしまう。
ちょっとしたオシャレな気分で、お腹も心も満足!
ゆったりの~んびりと時間を過ごして心も身体もリフレッシュしたい方には、ぜひオススメのスポットです(^^)

つづく…

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