2015秋のスタツア感想文~香り玉アーティストたかこの場合

 

今、日本にいる私の目の前をチベットの僧侶が横切っていく。ツアーに参加する前はあまり意識しなかったけど、今は、懐かしさと親しみを感じる。

ツアーで、たくさんの人に会い、たくさんの経験をしてきた。いままでにない経験。

私は香り玉の作り方(編み物)をダラムサラの女性に伝えに行った。

ただ、代表の石川さんとご縁があって、だたそこに道があったから。

ダラムサラに行くことに決めた。

できるとか、できないとかじゃなく。

そこに道があったから。

 

行ってみると、また道が繋がっているような気がした。

もうすこし先へ。

それは、ツアー参加者達、そして、その土地で出会う人達との不思議な縁。

私にいろいろな事を教え、刺激を与えてくれる。

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ダラムサラの女性たちとツアー参加者達との香り玉(編み物)講習会。

誰もが、前から知っているかのようなくつろいで、たのしい時間。

これほど熱心に学んでくれるとは思ってもいなかった。

そして、ツアー参加者からも「香り玉つくる事に興味がある、講習に参加したい」と言ってもらえたときは、とても嬉しかった。

104早朝ヨガ講話香り玉ミスヒマラヤ_165

 

この香り玉を第一歩として何かを作り上げていく、何かが始まるととても嬉しく思う。

そこに道があれば、きっとできるのだと思う。

104早朝ヨガ講話香り玉ミスヒマラヤ_337

誰もが、喜び、楽しみ、幸せと愛のある場所へ。
Woman to woman 世界の女性がつながっていく….

 

最後に旅の途中でノートに書いたものを感想文に…。

 

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曲線は描く
流れのように

道は流れ
世界も流れ

全てが流れのままに

交わり、交差する流れ
そこで何かが起こる
素晴らしいこと

横から、上から、斜めから
すべてよい
すべてよい
素晴らしい出会い
仲間たち
レイチルの世界
どんな世界だろう
それはきっと素敵な世界

大きく広く美しく 広がる世界
ひかり輝く季節の中で
さらにひかりだす世界

すべての世界の中で
こうこうと輝きはなつ
それはどこまでも 未来をてらす

今を生き、今できることをする
それが未来をてらす

今を輝かせれば、未来も輝く
輝きは人それぞれ
その人が素晴らしく輝く世界

それがレイチルの世界かもしれない

今、そして続くのは未来

~出会ってくれた人みんなに
そして、これから出会う人みんなに感謝します。
ありがとう~

ツアーに参加して未来を輝かせてほしい・・・

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帰国後、ダラムサラの香り玉チームから届いたサンプル。香り玉プロジェクトは虹色の道を歩きはじめました。

2015秋のスタツア感想文~タイルアーティスト麻衣の場合

 

〜旅のはじまり〜

【虹のスタディーツアー@チベット、インド、ネパール】の募集がフェイスブックにアップされた瞬間、私のアンテナが猛烈に何かをとらえました。

「あっ!!これに行かなくちゃいけない!!!!」

そう思ったのと同時に即申込みをしていました。超強力なエネルギーに引っ張られる感じ。私は、自分が体験する物事に意味づけをしてしまうのですが、このスタディーツアーは、私の人生の新たなステージ入口となる予感満載の旅立ちになりました。

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〜学校で勉強したい子供達との出会い〜

インドは、「混沌」や「生と死」というイメージでよく表現されています。私がはじめてみたインドは、シャディプール地域のスラム街。そこは、想像していた以上に「生きるエネルギー」が渦巻いていました。人間が、自身の肉体と五感を使って今を生きている。その感じがなんだか懐かしい。キラキラした瞳の子供達が、「ハロ〜、ナマステ〜」と声をかけ手をさしだしてくれた。((握手をしたら何かをもとも得られるのではないか?!))ふとそんな思いが心によぎり、少しためらってしまった。疑って、ごめんなさい。挨拶を交わす事って誰かと繋がる第一歩なのに。大切な事を気づかせてくれて、ありがとう。

このスラム街の一角にレインボーチルドレンの学校開校予定地があり、その視察に同行できました。「勉強したい!!学校に行きたい!!」そう願う子供達が、目の前にたくさんいる。その子供達のニーズを叶える、レインボーチルドレンのスラムプロジェクト。子供達の未来が開けていけますように!このプロジェクトを応援していきたい。この地に来てよかった。

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〜チベット問題について〜

チベット独自の文化継承が危ぶまれている・・・。

人はなぜ、支配しようとするのだろうか。なぜ、より多くを所有しようとするのだろうか。私も支配欲や所有欲に直面する事がある。欲望がすべて悪い事だとは思わないが、集団が支配する欲望の先には恐怖があるのだと感じた。

国や政治が絡んでいる問題であるだけに、チベット自治区でチベット民族の文化継承を実現できる日はまだ先の未来になってしまうかもしれない。

今回のツアーで、ダラム・サラにあるナムギャル寺のリンポチェにお話をうかがえたことはとても貴重な体験だった。宗教の枠をこえて、世界中の人がこの教えを実践したら世界はどんなに平和になるだろう。そう感じた教えの一つは幸せについてでした。

「私たちは皆なんとかして幸せになりたい、苦しみから逃れたいという願いがある。そう願う人間はみんな同じ立場である。自分が求めている幸せをどうしたら手にする事ができるか、逃れたい苦しみからどうしたら滅する事ができるか。それは、自分のする行いが、すべての人やものに良い行いであれば幸せという形で自分に返ってくる。その反対に悪い行いをすれば、苦しみとして自分に返ってくる。」というものです。この精神が根底にあるからチベットの方々はとても平和的なのだと実感しました。また、最初に私が抱いていた欲望についての疑問もこの教えをもとに考えてみると、自分の欲望を叶える事で、他の人やものにたいして良い行いとなれば満たしても良い事なのだと理解できた。

こうした、平和に繋がるチベット人の精神や文化に触れ、たくさんのチベットの方々と出会えた虹のスタディーツアーは、なんと素晴らしいのだろう!!参加できた事に心から感謝ししています。

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〜女性のちから〜

たくましく生きる女性達にたくさん出会った。香り玉プロジェクトチームのチベット人女子3名。ダライ・ラマ法王の日本語通訳さんのマリアさん。ネパールジャワラケルのカーペット工場のお母さん達。ノットクラフトのシャムさんとその仲間達。人身売買の被害にあった女性達。目標に向けて頑張っている奨学生達。厳しい環境にありながらも、みなさんの素敵な笑顔が印象的でした。

笑顔は世界を平和にかえる!!女性の愛のエネルギーは偉大なり。私も同じ女性として見習っていきたい。そして、この女性達と共に自分も何かをしていきたいと思った。そこで、香り玉プロジェクトのリーダー「たかこ先生」のもとレインボーチルドレン女子部を勝手に設立!!ハンドメイドクラフトでレインボーチルドレンの支援活動〜!!今後の展開をご期待ください。

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〜すべてが幸せで生きるために〜

人間が生きるのに必要な物「空気」「水」「食料」この3つは、地球が無償で人間や動植物達に与えてくれる。もともとは、地球からのギフトだった。

しかし、いつの頃からか「お金」が人間社会を支配している。

「お金っていったいなんだろうか?!」

「お金」があれば、支援をすることができる。その「お金」で未来のへの扉をたくさん増やすことができる。反面、その格差や状況を生み出している原因が「お金」でもある。

チベット仏教や文化を真髄に持つチベット人のリーダーが世界に羽ばたいていけば、この貨幣経済の社会構造を変えてくれるのではないか!!消費社会からもっと精神的に豊かな社会づくりにシフトチェンジ!!その可能性を感じたのでもっともっと深くチベット文化、仏教、人々を知りたいと思っています。やっぱり、このツアーは次なる人生の入口となりました。ツアーに参加したことが終わりではなく、これから自分がどう考えどう行動していくかが大切だと思っています。

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帰国後にアースパレード2015ポスターコンペに応募

〜旅を終えて〜

はじめて会ったメンバーなのに、とてもとても居心地の良い11日間でした。メンバーそれぞれに役割があり、そのバランスがとても良い感じ。スケジュールはハードだったのですが、すごく癒された時間を過ごすことができました。これからも繋がっていく仲間なんだなぁって感じています。

みなさんありがとう❤これからもどうぞよろしくお願いします。
地球を敬い、そのすべての命を敬い、私たちのハートが一つになりますように

2015年10月19日 藤田麻衣

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帰国後に描いた虹の絵 2015.10.22 Mai Fujita

2015秋のスタツア感想文~ヨガティーチャーあかりの場合

 

レインボーチルドレンのスタディツアー。

現地の人と顔を合わせ、その生活を肌で感じ、直に話を聞くことができた貴重な体験となった。
印象的だったデリー シャディプールのスラム。
「スラム」というワードから想像していたものとは異なり、人々には悲壮感も狡猾さもなかった。
日本人の私たちに自然な笑顔を向け、何の見返りも求めずお茶や踊りで歓迎してくれるのだ。
とりわけ、子どもたちの人懐っこいキラキラした瞳には心を奪われた。

スラムの人々には、どこか貧困の中に与えられた「生」を受け容れているかのような印象がある。
自分を哀れんだり、他人を羨んだりという感情は一切感じられない。
輪廻転生やカルマを信じる思想からか、カースト制度の名残なのかはわからない。
私の好きな教え、『知足』
足るを知ること。必要なものはすべて与えられている、すでに受け取っているという考え方。
あれが欲しいこれが欲しいと無い物を求めていては、永遠に心が満たされることがない。
何かを所有すればするほど、人は失うことを恐れ、不安や恐怖に心を脅かされる。
物や人に執着しないことは、心を平穏にする。

物に溢れ欲望が絶えない日本の生活と、最小限の物しか所有しないスラムの生活。
本当に豊かなのはどちらだろう?
自分のものさしだけでは、幸せは測れない。

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もう一つ強く印象に残ったのは、チベットの人々との出会い。
控えめで誠実、繊細な感性と人をもてなす温かい心を持ったチベット人。
この穏やかで優しい人たちが直面している苦難、いわゆるチベット問題。

両親を残して亡命したある大学生は「親に会える機会は今生ではもうないかもしれない」と言う。
自分の国が無くなる、文化や宗教や言語を奪われるとは一体どんな気持ちなのか…
同胞が自分の命をもって抗議するのをどんな想いで見ているのか… 想像に及ばない。胸が痛む。
そんな中で、懸命に生きるチベット女性たちの姿に心を打たれた。
ネパール大震災に遭いながらも、被災地から織り機を救い出し仮の工場で絨毯を織る女性たち。
天然素材を使ったインテリアを、海外でも通用するクオリティのブランドに仕上げる女性たち。
自分たちの商品に対する想いの強さや誇り、支え合う温かさが感じられた。

私は阪神淡路大震災で被災したこともあり、このネパールの女性たちには特別な共感を覚える。
逆境にあって力強さを発揮するのは、男性よりも女性の方なのかもしれない。

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インドのデリー・ダラムサラ、ネパールのカトマンズ、またデリーと。
スラムから教育省・チベタンスクール・工場など、様々な場所を見て回ったこのスタディツアー。
インドやチベットのバックグラウンドに関してほぼ何の知識も持たず参加したこともあり…
めまぐるしくタイトなスケジュールに正直、身体も頭も心も付いて行かないまま旅を終えた。

帰国してからも「自分に何ができるのか」「本当に現地の人のためになることって何だろう」
…考えれば考えるほどわからなくなり苦しくなっていた頃、胸にすとんと落ちてきた。

『頭で考えるな、ハートが喜ぶ方へ動け!』
いつも忘れかけてしまうけど、迷った時に行き着く答えはいつも同じ。
まだまだ勉強不足で、根深い慣習や歴史、各国の思惑が絡んだ複雑な問題は理解しきれない。
だからまずは信頼できる仲間… 今回旅を共にしたレインボーチルドレンの活動を応援しよう。
そして無理をせず自分のハートに偽りなくできる活動をしよう、と思う。

たとえば、スラムやチベタンスクールで出会った子どもたちに笑ってほしい。
たとえば、ネパールで出会ったたくましい女性たちと一緒に何かを作り上げたい。

「弱者だから支援してあげる」のではない。ただ困っている友人を応援する。
必要なのは哀れみではなく、人として当たり前に湧いてくる普通の思いやりだ。
その思いがあれば、行動は後から付いてくる。
『癒すことは癒されること』… いつもいつも感じていること。
相手に見返りを求めるのではなく、誰かを癒すという行為自体が自分を癒すのだ。

ー 結局は自分のため? ー
突き詰めればそうかもしれない。
でも同じことだ。すべての命は繋がるひとつの大きな存在なのだから。

自分を想うように人を想い、人を愛するように自分を愛する。
自と他の垣根なく幸せを願う。愛と敬意と感謝の気持ちを持つ。
すべての人がそうあれば、誰もが生きやすく、世界はもっと輝いたものになるだろう。
インドの挨拶「ナマステ」には「こんにちは」だけでなく深い意味が込められているそうだ。
『神聖なるあなたを尊敬します 神聖なるわたしと同じように』
この言葉をすべての人へ。Namaste!

。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜

 

【愛する仲間たちへのメッセージ】

私は今回が初参加で、事前にどなたとも面識がなく、まったく「初めまして」の状態。
にもかかわらず、みなさんが温かく迎えてくれたおかげで終始楽しく不安なく過ごせました。
世の中にはこんなにも温かく素敵な人たちがまだまだいるんだ!という喜びでいっぱいです。

数多の支援団体の中から、レインボーチルドレンのみなさんと出会うことができたのは奇跡。
出会ってくれて本当にありがとうございます。心から感謝!!

○代表のドラゴンこと石川さん
輝く坊主頭、しゃんと伸びた背中、穏やかな眼差し、胸に響く深い声。
風貌もさることながら、行いの尊さや精神性の高さも相まって、まるで僧侶のよう。
かと思えばお茶目な一面もあり、北條さんとのキャメルブラザーズで皆を笑わせてくれました。
リーダーとして皆を守り導いてくれ、一緒にいてとても安心できる存在でした。
そして、大きな流れに身を委ねるということを知っている人。心から尊敬します。

○副代表でカメラマンの北條さん
LINEネームは「なおき」、名札を書く時も「Naoki」とアピールしているのに、なぜか全員から「北條さん」と呼ばれている北條さん。全身から人の好さが滲み出ています。
旅の間カメラマンに徹して、現地の子どもやおばちゃんの笑顔を撮っている姿が微笑ましく…
撮影する北條さんの後ろ姿を撮影して和ませてもらっていました。
心身ともに過酷な旅の中、北條さんの笑顔に何度も救われました。

○東京支部長のユウコさん
しっかり者で聡明なユウコさん。スタッフとして見えない所でいろいろと働いてくれました。
この旅でたくさんの場所を訪れましたが、本当にどこに行っても知り合いがいて人気者。
コミュニケーション能力が高く、現地の大人や子ども、犬や猫まで引き寄せてしまう魅力。
語学に歌にマッサージと多才。Facebookの投稿の早さと自撮りの上手さに拍手!

○香り玉ティーチャーのタカコさん
同じ関西チームで、二人で関空から出発。楽しく旅のスタートを切ることができました。
香り玉プロジェクトでは頼もしい先生の表情になり、チベット女性たちに編み物を伝授。
今回、この新しい取り組みに一緒に参加できたことを、嬉しく光栄に思います。
香り玉プロジェクト、今後の展開が楽しみです。

○ルームメイトのマイちゃん
自然や物作りが好きで、環境に興味のある優しいマイちゃん。同年代ですぐに仲良しに。
毎晩夜更かしする私に文句一つ言わず、レイくんのマニアックな話題にも対等に渡り合う。
いつもよく気がつき、皆をフォローしてくれる広い心に、とてもありがたい気持ちでした。
意欲的にいろんなことを吸収し、自分の世界を広げる姿に刺激を受けました。

○クライマーのガクくん
気づけばいつも屋上とか高い所に登っていたガクくん。元気と体力があり頼れる存在。
温かい心の持ち主で、いつもさりげなく周りに気を配ってくれる、気持ちの良い青年です。
ハードなインドの旅には、こういう人がいてくれるだけでとても安心できます。
ネパールでは兄弟のようにガクくんそっくりなチベット人に出会い、かなりいいネタに…。
そして皆の余った食事を綺麗に引き受けてくれました。食べ物に感謝する精神に脱帽。

○アーティストのレイくん
最初は壁を作って自分を守っているように見えたレイくん。あまりにも繊細で個性的すぎて。
さぞかし日本の社会では生きにくかろうと、勝手に弟のように想って心配していましたが、
旅の中で皆の愛に触れ、彼を縛っていたものから解放されたようでした。もう大丈夫!
声を震わせて「もっと生きたい」と言ってくれた時、どれほど嬉しかったかわかりません。
魂の成長を目の当たりにした瞬間。彼の存在を通して皆が慈愛や寛容さ、絆を育めました。

○通訳のユウカちゃん
まだ大学生にもかかわらず、経験値が高く優秀な人材。まさしく輝ける未来のリーダー!
この旅では通訳をつとめてくれたおかげで、皆の学びと理解がぐんと深まりました。
レインボーチルドレンのインターンシップで、この後6ヶ月もインドに残って活動する彼女。
女の子には厳しい環境に一人で飛び込む勇気と行動力。若さと情熱が眩しいです。

○先遣隊の佐藤さん
入れ違いでお会いすることはできませんでしたが、日本から皆の旅を見守ってくれました。
お人柄の良さが窺え、いつかお会いできる日を心待ちにしています。

。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜

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アカリさんは帰国後、RAINBOW PENCIL PROJECTをスタートしました。

2015秋のスタツア感想文~理事佐藤の場合

 

虹のスタディツアー。

感想を一言で言うと”たくさんの笑顔”です。
村の子どもたち、大人たちの笑顔です。
人々の笑顔は、人々の心を豊かにしてくれます。

水質浄化装置YOU4号機の設置場所となったサンダーナ村は、人口約1万人。
問題の溜池は、アオコ、メタンガス(悪臭)が発生する透視度0cmで結構な汚濁でした。
家畜の水場と聞いていましが、飲料用の井戸と15m程しか離れておらず、水位も追従している状況で、
村人も汚染されていることを認知してました。

でも、YOUはこれくらいの汚濁度合いを想定して設計しています。浄化に持ってこいです。
しかし、ひとつ問題もありました。
スラム設置も念頭に置いていたため、
小型化し過ぎてパワー不足でした。
でも、次回来るまでにアオコの減少くらいはと期待しながらの設置です。
溜池の水質改善は、井戸水の水質改善と連動します。
村人たちは一丸となって取りかかってくれました。

このプロジェクトは、
去年、石川代表のアイデアで、レイチルのプロジェクトの中に、
YOUプロジェクトを組込んで頂きました。
そのおかげさまで、僕は夢をひとつ叶えることができました。
石川代表、北條副代表、サージャン支部長、ダイジンダル、村の子どもたち、大人たち、日本から応援してくれた方々。。

一人ひとりが起こした奇跡でした。
プロジェクトの達成のために、
一人ひとりが主人公となれました。
”みんなで浄化のために力を合わせて作業して楽しかった”
です。
”日本人が来て、池の浄化をして帰った”
ではありません。
人々の心はひとつになりました。

水質浄化装置YOUに込めた想い。
人々のために生き続けてほしい。
人々の笑顔の中で生きてほしい。

myhome

プロジェクト達成した後、村人たちの前でスピーチをさせて頂きました。
人の想いは、言葉や文化の壁を越えると実感しました。
力を合わせて設置したYOU4号機は、
現在、村人たちに守られ、元気に村人たちのために稼働してます。


そして、帰路について石川代表の言葉に涙が溢れました。
子どもたちが笑顔で準備してくれたYOUの200mの電源ケーブル。
YOUのケーブルが、笑顔の子どもたちの心を繋いだ。
天国の由悠(ゆう)くんが子どもたちと遊びたかったのかな。
石川さんに言われて僕もそう感じました。
北條副代表のやさしさにも本当に感動しました。
YOUに込めた想いを聴いてくれたとき、
北條さんのやさしさに癒やされました。
北條さんのやさしさが、僕の心の中に深く染みこんで来ました。

RainbowChildren、
子どもたちの笑顔が輝き出したら、世界が虹色になった。
今回の村にあふれた沢山の笑顔、
様々な色を放つ笑顔。
子どもたちの笑顔は、
虹色の光となって奇跡を起こすと実感しました。

僕は、2016年1月から新しい挑戦をします。
虹のスタディツアーの経験のおかげさまで、
人生を掛けるだけの価値を見い出せました。
僕の残りの人生は、
世界中の人々と、笑顔と共に、
環境への応急手当てのために使います。
人々の笑顔のために生きられることのしあわせ。
僕はRainbowChildrenのみなさまのおかげさまで、
自信を持って進むことができます。

僕もRainbowChildrenの仲間たちのように、
光を放って、石川代表の進む道を照らすお手伝いができれば嬉しいです。
僕も虹の光のひとつとなれたらいいな。

理事 佐藤貴志

マガジンアルクに掲載されました

 

3,000社採用、250万人が利用する英語教材のアルクが発行する「マガジンアルク」9-10月号に、虹のスタディツアーが掲載されました。

もうクラブアルク会員の皆さまの手元には届いてる頃ですね。

45ページの「HERE GOES! スタディツアー」を開いてみてください。

様々なスタディツアーが紹介されるこのページでは、勉強した英語をまずは実践でアウトプットするために、普通の旅行パックではなく目的をもったスタディツアーに参加することで、より深く文化や社会問題を体験することを提案しています。

今号では、チベット難民社会やスラムの現実を知る「新たな自分と世界を知るインド10日間の旅」として、虹のスタディツアーが紹介されています。

アルク1

ツアー参加者の感想は、今年の春のスタディツアーに参加した立命館アジア太平洋大学の田村友佳さんに登場してもらいました。

田村さんは、この10月よりレインボーチルドレンのインターンとして、インドに半年間駐在してもらいます。

彼女には、チベット奨学生の学生たちのキャンパス訪問や、スラムでの学校運営、そして予定している現地スラムツアーの立ち上げなど、年に2回の訪問だけではなかなか進まないことを手伝ってもらう予定です。

定期的に現地レポートも発信する予定ですので、お楽しみに。

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▼アルク公式サイトはこちら

▼虹のスタディツアーはこちら

▼過去のスタディツアー参加者の感想はこちら

図711

▼出発直前!秋のスタディツアーはこちら

2015秋スタディツアー募集

 

第8回秋スタディツアーは201510日~11日(11日間)で企画します。
今回はネパールスペシャル!! 大地震発生後の5月に緊急支援で訪れたジャワラケルキャンプを再訪問します。地震半年後のネパールの姿はどうなっているのか、復興に向けた計画は進んでいるのか、チベット難民キャンプの人々は、、、5月に約束した再訪を果たしに行きます。もちろんダラムサラスラムもあり。チベット・インド・ネパール盛り沢山の人生を変える11日旅です。

 

Day1 Departure

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夕方、成田・関空から出発、上海で合流しデリーへ。

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デリー空港で先発隊として到着している代表石川がお出迎え。ホテルへ到着したらすぐに就寝です。
*代表石川と理事佐藤の2名は、スラムでの水質浄化装置YOUの提供実験のために9/21より現地を訪れています。

 

Day2 Slum School

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目覚めたら、スラムグジャラティスクールを訪問します。昨年の緊急支援から経営支援と高等教育につながる支援を続けています。この夏にはデリー大学へ2名の男子が入学!今の心境をインタビューしたいですね。

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前回は予定が多すぎてできなかった特別授業のプレゼントを、今回はしたいと思います。ツアー参加者の特技で授業の企画をしていただきます。その後、夜行列車でダラムサラへ向かいます。

 

Day3 Dharamsala

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早朝パタンコットに到着し、車でダラムサラに向かいます。雨季の後の晴れた天気なら、ヒマラヤの西端が顔をのぞかせます。この日は香り玉プロジェクトの進行と観光、夜にはダラムサラの大学に通う4人の学生と夕食会の予定です。

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夜には満天の星が輝くはず。

 

Day4 Miss Himalaya

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朝は10/1-4にツクラカン(ナムギャル寺本堂)で行われているダライ・ラマ法王のティーチングに参加を予定しています。昼は香り玉プロジェクトの進行と現地NGOの訪問を行います。そして、夜はミスヒマラヤコンテストに「参加」します。参加するのはツアー参加者の一人です。お楽しみに。

 

Day5 Department of Education

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午前中は中央チベット政権・教育省との定例ミーティングです。今年度55名になる奨学生(大学生)の進捗を話し合います。その後、ペトンスクールを訪問し、写真部に約束したカメラの贈呈を行います。夕方には再び夜行列車でデリーへ向かいます。

 

Day6 Home Stay Experience

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デリー支部長サージャン宅へ一日ホームステイ体験。チャパティ手作りから始めて味わったチキンカレーは、インドで一番美味しいカレーでした。今回もお世話になります!

 

Day7 Kathmandu

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朝のフライトでカトマンズへ。世界遺産を少し巡ったあとは、ジャワラケルキャンプを訪問します。

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カトマンズの街の様子は、難民キャンプの様子はどうなっているでしょうか。

 

Day8 Jawalakhel Camp

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ジャワラケルキャンプでは、若者たちを支援することで難民キャンプの復興に関わっていきます。10年、20年経つと彼女たちがキャンプを背負う時代となります。震災前も厳しかった難民キャンプを、復興と併せてどういう姿にしていきたいのか、未来のリーダー育成として中長期計画を進めていきます。

 

Day9 Kids Camera Project

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デリーに戻るともう一度スラムのグジャラティスクールを訪問します。3月にスタートしたキッズカメラプロジェクトでは、2期メンバーも追加します。そして、スラムツアーの開始にあたり準備をすすめていきます。

 

Day10 Scholarship Students Meeting

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インドでの最終日は恒例の奨学生ミーティング開催です。今年新入生27名を追加し、総勢57名の大学生となります。新たにどんなメンバーが集まるのでしょうか。また、1期生の3人は今年4年生となります。その進路にも期待が高まります。ツアー参加者には奨学生とのミーティング内容を企画してもらいます。

 

Day11 Return to Japan

早朝にデリーを出発し、上海経由で夕方~夜に成田・関空へ到着となります。

 

さあ、普通のツアー旅行でも個人旅行でもなかなか体験できないレインボーチルドレンのスタディツアーに参加しませんか?参加資格は問いません。インドへ行ってみたい、国際協力の現場を体験してみたい、スラムを覗いてみたい、何でもOKです、、、
ようこそ呼ばれて行く国インドへ!

 

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《募集内容》

■ 日程 201510日~11日(11日間)

■ 総予算 約15万円 (航空券、燃油サーチャージ、宿泊、食費、移動費等すべての実費予算です)

■ その他費用 参加費1万円(寄付)、ビザ取得費用、海外旅行傷害保険、予防接種費用

■ レインボーチルドレンのスタディツアーは個人旅行形式をとっています。ツアーのキャンセル費用、ツアー参加中のトラブルについては全て自己責任となります。 日本⇔デリー往復の航空券は各自で予約いただきます(サポートします)。 但し、インド国内の宿泊・交通手配についてはindiatravelguide社のサポートとなります。

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■ 募集定員 12名

定員に達しましたので締め切りました(7/22)。

■ 募集締め切り 8月7日 (但し定員に達した場合はその時点で締め切ります)

■ 申し込み方法 こちらの申し込みフォーム↓→よりお申し込みください→ http://goo.gl/forms/KHJpjfaK3d

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▼過去参加メンバーのツアー感想文コチラにアップしています。ぜひご覧ください。

▼虹のスタディツアーについてはコチラ

 図711

2015春スタディツアー vol.8 (3日目)【インドの家庭料理、初体験!】

2015年3月7日(土)②

前回からの続きです。

午前中はグジャラティスクールで、スラムプロジェクトのミッションを遂行。
3/11に再度訪問予定だが、今日出来るだけのことはやっておいて、お昼にはスラムを後にする。

午後はデリー支部長のサージャンの自宅へ。
インドの家庭料理をご馳走してくれるとのこと。

何度もインドには来てるけど、生の家庭料理は初体験!
楽しみ〜!(^^)

ところで、サージャンの自宅って、どんなところなんだろう?
どうやら自宅は、シャディプールのスラムから歩いていける距離らしい。

街中の商店街を抜けて、細く暗い路地を入って行く。
路地の突き当たりにあるビルに到着。
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ヘェ〜、ここがサージャンの自宅なんだぁ!

以前から話では聞いてはいたけど、サージャンはビルを一棟持っている。
そして、この上層階に家族と一緒に暮らしている。
他の部屋は賃貸として、他の人に貸しているらしい。

階段を上って行く途中、このビルの住人がナマステ!と笑顔で挨拶してくれる。

見知らぬ日本人の突然の訪問。
にもかかわらず、住人の方々は自然と筋肉が弛んでくるような微笑みで話しかけてくる。
まるで自分は、ここの家族の一員なのかと錯覚するような笑顔だ。

日本での自分自身を振り返ってみる。
私自身、日本での挨拶は笑顔で出来ているだろうか。
見知らぬ人や外国人とコミュニケーションを取る際に、相手が心地良いと思える表情で挨拶できているだろうか。

人間社会において、コミュニケーションの一番の基本は挨拶だ。
その挨拶を笑顔で行おうと意識するだけでも、世の中を変えることにつながる社会貢献活動だろう。
まずは身の周りで手軽にできることからやろうとする意識が大事なんだと、ここでも気付かされる。

サージャンのビルは現在5階建。
そして、将来的にはさらに上の階に部屋を増築するとのこと。

んん!?増築!?
インドではそんなことできるの!?

日本の建築基準法では、増改築には公道に2メートル以上接していないといけない。
それに当てはめたら、サージャン宅は間違いなく再建築不可物件。
日本の役所建築指導課の人が聞いたらビックリやわ。
※日本では建築基準法の規制に加えて、消防法、都市計画法、宅地造成等規制法、水道法や下水道法、浄化槽法…って、まだまだあります、品確法、建築士法、建設業法、バリアフリー法など、さまざまな建築関連法規の規制を受けます。
こうして見ると、ホント日本ってルールの多い国ですね(^^;;

さて、ここでサージャンファミリーのご紹介。
まずは、とーっても頼りになるレイチルのデリー支部長、Sajan(サージャン)
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ホーリー祭りでは身体を張って女性陣を守ってくれた、正義感あふれる長男Moni(モニ)
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現在ヨーロッパに留学中の長女Priya(プリヤ)
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ファッションデザイナーとして活躍中の次女Preeti(プリーティ)
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笑顔が素敵な奥さんのOm(オム)
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そしてみんなのアイドル、愛犬のMax(マックス)
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サージャンファミリーって、みんな美男美女(+美犬!?)の一家なんだね!

ランチの準備が出来るまで、屋上で一休み。
こんな眺めの良い家に住んでるサージャンが、羨ましい!
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屋上のベッドに横になる。
イヤー、サイコー!気持ちイイー!
ゆっくりと流れるインド時間を堪能する。
おっと石川さん、そのまま爆睡しちゃダメですよ!
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ランチが出来るまで、サージャン宅を堪能しながら各々時間を過ごす。
インドにはもう4回来ているが、インドの家庭にお邪魔するのは初体験。
インドをより深く知るのには、これは貴重な体験だわ。

モニの部屋にお邪魔する。
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モニは将来日本と取引をする仕事をするために、只今日本語を勉強中。
机の上や壁には日本語の文字。
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外国人が日本語を勉強するって、めっちゃ大変だろうなぁ。
日本語にはひらがな、カタカナ、さらに漢字まであるし。
英語なんてアルファベット26文字しかないやん。
そう考えたら、日本語をペラペラ喋れる日本人が、英語を喋れないっていうのがおかしいよね。
うん!そうだよ、英語なんて簡単、簡単!(←なのに、私は喋れない)

難しい日本語を日々必死に勉強しているモニの姿を思い浮かべると、英語を喋れない自分、イヤ、喋れるように努力してない自分が恥ずかしくなってきた。

よっしゃあ!
次のツアーまでには(カタコトでも)英語を喋れるようになってやる〜!_φ( ̄ー ̄ )

あっ、勢いで日本国民1億2千万人の皆様に宣言しちゃった!あはは(笑)
でも、日本語もよく聞き取れてないのに、宣言しちゃって大丈夫か?俺!?(←ボランティアで英語を教えてくれる、奇特な家庭教師急募!(^^;;)

モニの部屋では、クリエイターのレイくんが得意のギターで熱唱中。
レイくん、カッコイイぞ〜!
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下のリビングでは、サージャンの昔の写真を見せてもらう。
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えぇ!?これサージャン!?
メッチャ若くてイイ男!
しかも痩せててお腹が出てない!(笑)
奥さんのオムもキレイ!
子供の頃のモニもカワイイ!

image(←サージャン、オム、モニ)
image(←俳優駆け出し時代)
image(←軍隊時代)
image(←旧オフィスにて)

キッチンでは奥さんのオムによる、チャパティクッキング教室が開催中!
女性陣の目は真剣そのもの。
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カレーの味付けはサージャン担当。
シェフ!美味しいカレーをよろしくお願いします!
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しばらくすると、サージャンファミリーの愛情たっぷりランチが完成!
そのカレーのお味はというと…

う、美味ぁーーーい!*\(^o^)/*

これが本場インドの家庭料理の味なんだね!
このスイーツも美味しいよ!
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楽しい時間はあっちゅー間に過ぎていく。
ところでこんなノンビリしてるけど、時間は大丈夫?
今日の夕方には、長距離バスに乗ってダラムサラに向かう予定になってるんだけど。
※本来は前もって今日の朝出発の飛行機のチケットを手配していましたが、出発直前になって航空会社から欠航の連絡が入りました。なので、急きょバスのチケットを手配した経緯があります。ホント、インドでは何が起こるかわからない。瞬時にその場で解決策を迫られる。これもインドの洗礼ですね(^^;;

何度バスの時間を確認してもサージャンは「大丈夫!大丈夫!」とサラッと聞き流すだけ。
インド時間って、こんな感覚なの!?
一度荷物を取りにホテルに帰らなきゃいけないけど、ホントにホントに大丈夫!?

結局、時間ギリギリまでサージャン宅で宴を楽しむ。
気が付けば時計の針は16時20分。
インド時間恐るべし!
バスの出発時間はたしか17時00分って聞いてたけど、これってヤバくね!?

急いでサージャン宅を後にする。
ビルの上からサージャンファミリーのお見送り。
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※今後、スラムツアーがスタートしたら、参加者はサージャン宅に招待される企画が持ち上がってます!お楽しみに!

ご馳走サマでした〜!
またお邪魔しま〜す!

タイミングの悪いことに、外は土砂降りのスコール。
時間もないのでオートリキシャでホテルに直行。
それっ!急げ〜!

17時前にホテルに到着。

荷物を抱えて手配していたマイクロバスに乗ってダラムサラ行きのバス停へ。
しかし、向かう途中ですでにバスの出発時刻17時を過ぎている…。

17時20分、バス停に到着。

バスは?バスは?バスは…?
あ、あった!良かった〜!*\(^o^)/*

出発時間を再度サージャンに確認したら、どうやら17時30分の出発だったみたい。
なんだ〜、それならちゃんと教えてよ〜!
ホント、ドキドキしっ放しだったよ!

無事にダラムサラ行きのバスに乗車。
前回と違って、ちゃんと席がリクライニングするぞ!
私のギックリ腰ちゃんも何とか持ちそうだ。
さぁ!これからダラムサラまで長旅の始まりだぁ〜!

バスはひたすら北上して、一路天空の地ダラムサラを目指してひた走る。
途中休憩所に止まると、売り子がバスの中に入ってきた。
そして、乗客にホレホレと勝手にお菓子を配っていく。

ん?これって、サービス!?
タダでもらっちゃっていいの!?

ってそんな訳ない、後からちゃんとお金を請求された(笑)
でも種類を選ばせることもせず、強引に押しつけてるだけやん(^^;;
これって新手の詐欺じゃないの!?
オレオレ詐欺じゃなくて、ホレホレ詐欺だー!

結局、今日の晩飯はこのお菓子とミネラルウォーター。
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夜中に何度も立ち寄る休憩所。
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少し肌寒くなってきているので、一杯のコーヒーを飲んで体を温める。

日の出までにはまだ時間がある。
辺りはまだ暗い。
夜空を見上げると、月には暈(かさ)が被っていた。
今日の天気は悪そうだ。

デリーを出発して、はや12時間が経過。
もうすぐダラムサラに到着するかなという時、いきなりひょうが降ってきた!
窓の外を見ると、ありゃ?雪が積もってる。
こりゃバスの中でも寒い訳だ。
同じインドなのに、デリーとダラムサラでははっきりと体感できるほど気温差がある。

私たちが向かっているダラムサラのマクロードガンジーは標高2,000メートル超。
富士山で言うと、五合目あたりか。
高低差もあるので、高山病になる可能性もあるから注意しておかないと!
image(←たとえ突っ込みのスペシャリスト)
※ちなみに標高が100mあがると気温は0.6℃下がると言われています。標高0mの地上と比べると、標高2000mの場所では12℃ほど気温が下がります。地上が熱帯夜の25℃だと仮定すると標高2000mでは25℃マイナス12℃で、現地は13℃という計算。これはもう、夏の気温というよりは冬の昼間といった気温ですね。ダラムサラを訪れる方は、コンパクトに持ち運べるダウンジャケットを持参すると重宝しますよ。
レイチルではツアー参加者に、ユニクロのウルトラライトダウンを持参することを毎回オススメしています。
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柳井社長!これからも宣伝しますので、ぜひレイチルとコラボしてください!(笑)

バスは山道で止まったまま、何故か動かない。
どうしたのだろうと待っていると、どうやら悪天候のせいで、この先バスでは行けないらしい。

急きょ上のマクロードガンジーからタクシーが迎えに来る。
1台につき200Rs(約400円)払って終点まで登っていく。
まだ夜も明けていないのに、観光客相手のお仕事は忙しい。
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早朝小雨の降る中、やっと目的地のダラムサラに到着。
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ダラムサラに帰ってきたよ〜!(≧▽≦)

今回のダラムサラ滞在予定は3日間。
ここはヒマラヤ山脈など素晴らしい景色が望める場所だけに、晴れてくれるといいな。
image(←2014春スタディツアーにて)

ここダラムサラは中央チベット政権(CTA)やダライラマ法主公邸があり、チベット亡命社会の中心地。
中国の侵略行為によって、多くの亡命チベット人が難民として生きることを強いられている。
世界的な社会問題であるチベット問題に対して、『教育』を通じて問題解決に取り組んでいるのがレインボーチルドレンのチベットプロジェクト。
高度な教育を受けて社会に巣立って行った子供たちが、将来世界で活躍するリーダーとして自らの手でチベット問題を解決していく。

長い年月をかけ世界を変えようと活動しているのが、チベットプロジェクトなんです。
※インド旅日記は私個人の日記なので、ちょっと面白おかしく書いています(^^;;
でもレインボーチルドレンって、ホントはマジメな団体なんですよ(笑)
チベット問題やチベットプロジェクトの詳細をよくご存知ない方は、ぜひコチラをご覧ください。

【シェア拡散希望•ネパール緊急支援】
レインボーチルドレンで運営する奨学金の大学生、ペマちゃんはカトマンズのチベット難民キャンプ出身です。幸い両親は無事でしたが、国や大きな団体レベルの支援が行き届かない難民キャンプは、これからの復興の期間において大変な苦労をすることが予想されます。
今回ペマちゃんを通じて、支援金に限定したチベット難民キャンプ支援を行います。被災されたチベット難民のために、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
現地の状況や、支援方法の詳細はコチラです。

つづく…

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やっぱり人と人とのエピソードが、一番魂が震え、刻まれる経験なんだな

 

東京支部長 三村優子

【スラム編】

シャディプールの駅を降りて、砂埃の立つ道を一列で歩く。
見覚えのあるDhol(ドール)太鼓のお店の看板が見えると、スラムへの入口はもうすぐそこだ。

スラムに入るとすぐに子供たちが集まってくる。スラムの人たちは基本的に他所から来た人間には心を開いたり、笑顔で挨拶したりしないと、ある別の文献で読んだ。
だが、少なくともこのスラムでわたしが出逢った人たちは、子供から大人まで、今回もやっぱり『ヘーロー』『ナマステ〜』とみずから笑顔で声をかけてくれるひとが多い。

学校の入口が見えると、もう既に頬はゆるんで抑えきれない。
可愛い元気な子供たち。
また会えて、ほんとに、ほんとに嬉しい!

洗っても洗ってもなかなかとれなかったHoliの洗礼による色やにおいも、ようやくほぼとれた、、と思っていたのだけれど、
まだHoliの熱が冷めやらぬ子供たちは、レイくんのカラフルモヒカンを見て思い出したかのように『ハッピーホーリー!!』と口々に言いながら、各々で色粉を家に取りに走った。
呪詛のようにも聞こえていた『ハッピーホーリー!』ということばに、ゴクリと生唾を飲んで覚悟したのだが、
わたしの覚悟とは裏腹に、
その小さな手は、優しくわたしの頬や額に触れた。そして、『ハッピーホーリー、ディーディー!』と力強く胸に飛び込んでハグしてくれた。
マトゥラーでのHoliのあとだっただけに、なんだか涙が出るほどジーンとこみあげてくるものがあり。
口に入りそうになった粉をタオルで拭こうとしていると、面倒見のいぃ感じの女の子がそっとわたしの手を止めた。
『ディーディー、わたしに任せて!』
教室の隅に積み重なった箱をかき分け、誰のものともわからないパーカーを引っ張り出してきて、その袖でわたしの口元を拭いてくれる。
拭いているときの手つきと眼差しは、まるでお母さんが子供にするかのよう。
このスラムでは赤ん坊の面倒も、慣れた手つきでお兄ちゃんお姉ちゃんが当たり前のように見ている。
コスモス=秩序が、コミュニティには自然と生まれているのだ。
それはルールや慣習という後付けされていくものではなく、人が誰でも持っている母性や思いやりによって生まれているものなんだということを、小さな子供たちの姿から教えられる。

Holiを通して、インドの持つカオスとコスモス、その陰陽を体験し、このスラムスクールでやっとHoli体験が完結したように感じた。
すべてはきっとお膳立て通りに。
貴重な体験ができたこと、心から感謝だ。

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*****

今回のスラムスクール訪問には、レインボーチルドレンとしては大きく2つの目的あった。
ひとつは、お絵描きの道具と化していたPCにネットを繋げること。
もうひとつは、キッズカメラプロジェクト。

どちらも、この閉鎖的なスラムという環境から、子供たち自身が外の世界へとアウトプットしていける第一歩となるチャンス。

お絵描きをPCで楽しむだけでも、わたしは充分にそこに意味はあると思う。
だけどたとえば、その絵をたくさんの他の誰かに見てもらえたとしたら、そこに秘められた可能性はまだ誰にもわからない。

普段見ている景色、
感じたこと、
心に秘めた想い、
『僕は、わたしは、これが好きなんだよ』『おもしろいと思ったよ』
『可愛いと思ったよ』
『綺麗だと思ったよ』
シャッターを切る瞬間、きっと子供たちがそこに無意識に込めた想いがある。
写真はそんな子供たちの想いをきっとわかりやすく視覚化してくれるはずだ。
そして、それは彼らの目から見た、彼らの風景だから、装飾されることのないリアルな一コマだと思う。
その想いを発信したとき、どこで、どんな共振が起きるのか、まだ誰にもわからない。

可能性は、きっと無限。

日本全国から集まった、デジタルカメラ。
皆さんの温かいこころをしっかり受け取ったことがわかるくらい、
わたしたちの説明を聞いている第一陣のキッズカメラマン達は、カメラを大切に握りしめ、目をキラキラさせて力強く頷いていた。

半年後、どんな彼らの想いがカメラに詰まっているか、こころから楽しみでならない。
わたしたちはその想いを、ひとつの虹の架け橋として、子供たちだけでは難しい部分を精一杯サポートしたい。

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*****

先発メンバーに入らなかった他の子供たちにも、今回は不思議な変化が見受けられた。
キッズカメラプロジェクトのこと、確か知らないはずなのに、どういうわけか、
半年前は『撮って!撮って!』だった子供たちが、『撮らせて!撮らせて!』になっていたのだ。
わたしも、教室の壁側に促され、モデルばりのポーズをいくつも指示されて撮ってもらった。
撮られるのが好きな女の子はお洒落をしてきて、自慢の衣装を広げ、ポーズをキメる。
その子を囲みみんなで撮影タイム。

腕にタトゥーを入れ、髪も一部だけ染めた男の子が後半ずっと側にいた。
わたしのスマホを使って、たくさん写真を撮っていた。
斜めアングルや、わたしと手を繋いだ写真やほっぺにキスしながらのセルフィーなど、、なかなかおませな彼だった、笑。

その彼が、帰り際わたしの所に来て、なにやら神妙な顔で、ストラップで首から下げたわたしのスマホを指差して何かを伝えようとしている。
『ん?写真撮りたいの?』
そうじゃない、と首を振った彼は、わたしのスマホをかばんの中に入れようとした。
『盗られるから、しまって。』
彼は英語があまり話せないのでジェスチャーで一生懸命注意を促してくれていたのだ。
日本で子供から『盗られるからしまって。』と言われるようなことはまずない。
このちょっとしたやり取りのなかにも、彼らが普段見ている世界、知っている世界を教えられ、ハッとさせられた。
ありがとう。

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*****

地球という、大きな世界。
国境で分けられた、世界。
コミュニティに分けられた、世界。
ひとり、ひとり、という、世界。

どの世界を知ることも、すべてはじぶんを知ることに繋がっているんだ。
じぶんを知ることは、世界を知ることに繋がっているんだ。
知ることに、わたしは優先順位などないと思っている。
一番最適な方法で、最適なタイミングで、
最適な順番で、知る機会は訪れている。
プロセスは誰一人同じではない。
だからわたしは、じぶんの出逢う『世界』に、
今は自信を持ってこれでいいと選択することができる。

そして、このスタディーツアーに2回参加して分かったことは、
わたしはやっぱり人と人とのエピソードが、一番魂が震え、刻まれる経験なんだなということ。
これからも、たくさんの人に出逢い続けたい!

最後に、
ツアーしょっぱなから波乱万丈だった旅を一緒に明るく乗り越えてくれたツアーメンバーのみんな、
デリーではわたしたちと行動を共にし、家に招いておもてなししてくれたサージャンとそのファミリー、
このツアーで再会を果たせたみなさん、
デリー&ダラムサラでできた友のみんな、
こころ固くならず共に過ごしてくれる
代表の石川さん、副代表の北條さんに
心から、心からの敬意と感謝をこめて。
本当にありがとうございます。

じぶんのものにしようとするこころがなければ、きっと誰もが笑顔になる

 

東京支部長 三村優子

【ダラムサラ&チベット奨学生ミーティング編】

わたしにとって、レインボーチルドレンスタディーツアーでの大切な学びのひとつ、それはチベット問題に触れること。

2度めの訪問となった、
大好きな街、ダラムサラでの数日間。

実はわたしは山より海派なのだ。
なのにどうしてだろう。
青空と雪山のコントラスト、
切り開いた斜面に立ち並ぶ建物のカラフルな屋根、風にたなびくタルチョ、
草むらを駆け回る犬達、、、
このダラムサラの景色は、わたしにとってはもはや完璧と言えるくらいの美しさと安らぎを持った景色だ。
もう一度、またここの空気が吸えて、こころとからだが喜んでいるのがわかった。

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ここダラムサラでは、前回のダライ・ラマティーチングに続き、 大きなイベントに参加できることがわかっていた。

3.10 Tibetan Uprising Day
チベット民族蜂起記念日。
チベット系民族がチベットの首都ラサにおいて、中国共産党の抑圧に対し平和蜂起を行った事件に対する記念日。
この日は世界各地で自由を叫ぶパレードが行われる。

明日、突然日本語は使ってはいけません、と言われたら、
あなたは、日本人ではありません、日本という国は無くなりました、文化から根こそぎ忘れなさいと言われたら。
もしも反発しようものなら、投獄され拷問され、強制労働させられ、死さえ訪れることも不思議ではないとしたら。
子供であろうが、女性であろうが、関係ない。
わたしたちはどうするだろうか?

5000m級のヒマラヤの雪山を、家族と離れ数週間歩き続けて亡命してくる子供たちがいる。
海派のわたしが、ここダラムサラの景色に美しさと安堵を覚えるのは、単なる風景としての美しさだけではなく、誰かの強く生きる希望が秘められているからなのかもしれないと思った。

今回、Tibetan Uprising Dayの日に、わたしにはひとつしたいことがあった。
それは、チベットの民族衣装、チュパを身に纏うこと。
わたしはチベット人ではない。
チベット語も話せない。
仏教に対する深い信仰や知識もない。
だから、日常の一部である民族衣装を身に纏うことで、わたしなりのチベット文化への敬意を表したかった。

チベタン家族が営むお店に訪れ、チュパを作りたいというと、そこのお母さんはとても喜んで、店の奥にいる女の子を呼んだ。
日本でいうとまだ中学生くらいだろうか、透き通るような肌の笑顔がキラキラした娘さんが、『どんな色が好き?』と聞いてくれた。
『あなたにお任せしたい。』というと、少し興奮しながら、数ある中から組み合わせを選んでくれた。
『とても似合うわ!』と姿見鏡とわたしを交互に見ながら、お母さんと娘さんはわたしのチュパ姿を満面の笑みで見てくれた。
スカートの裾あげが必要で、時間がなかったにも関わらず、お母さんは今日中に仕上げてくれると言ってくれた。
『忙しいのに大丈夫?』と聞くと、うううんと首を振って、『今日できれば、あなたはこれを着てアップライジングデイに参加できるでしょう?』と、何も言っていなかったのに、お母さんには気持ちが伝わっていたのが嬉しかった。
本当に本当にありがとう。
これは今回特に心に残った交流のひとつだ。

***

チベット奨学生との交流も、前回よりさらに距離が近づいた気がした。
とてもシャイなチベットの学生。
けれど、胸に秘めた夢や、相手を受け容れるこころの器のようなものは、とてもとても大きくて深い。
そして、ものごとに対して、とてもまっすぐな疑いのない目をしていて、話しているとわたしも学生に戻ったような、そんな感覚になった。
わたしのなかにも、ちゃんと共鳴できる部分があるんだな、と嬉しかった。

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***

どの国に生まれて、どのような歴史を経験して、
それは魂がみずから選んだのかもしれない。
国と国、国境で区切られた三次元世界での『区別』というもののひとつ。

どことも陸で繋がらない、日本という島国に生まれたわたしたち。
一方、奪われたり弾圧される歴史を辿った国の人々と出逢うことは、
わたしたちにどんなことを教えてくれるのか。

アップライジングデイでチベットの人々が叫んでいた『We are free!!』ということば。
暴力ではなく、自らの命を焼いてまで訴えなければいけなかった人々の体験を、
こうして何かのきっかけで触れることになったわたしたちはそれをどう捉えるのか。

良いこと、
悪いこと、
だけで終わらせるのではなく、

世界は誰かのものではなく、
なにかのコントロールを受けるものではなく、ひとつなんだ、ということ。
わざわざこうして『分かれて』いるのは、
追体験によってみずからを知るということ。
世界を知る、相手を知るということは、
みずからを知ることに繋がっているんだと、改めてわたしは感じた。
これが今回のわたしの大きな学びのひとつ。

***

チュパを着た日本人のわたしを、本当に嬉しそうに見てくれたチベットの人たちの笑顔、
わたしは彼女たちが着物を着たとしたら、きっと同じ笑顔になるだろう。

シンプルだけど、それが自然に相手を認め合っている、受け容れていることなのではないだろうか。
じぶんのもの、なんて、本当はこの世界にひとつもないんだ。
じぶんのものにしようとするこころがなければ、きっと誰もが笑顔になる、本当はそうなんだと思う。

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彼にありがとうって、もう一度言いたい。

 

東京支部長 三村優子

【holi編】

昨年秋のスタディツアーの記憶も新しいまま、2度目の渡印となった春のスタディツアー。
はじめてのインドが、わたしにとってIncredibleなことの連続だったのに対して、
2度目のインドは、その喧騒さえ裏腹に、なんだか「また帰ってきた」ような穏やかな気分になった。

ツアーの初日を除いてはー。

ツアーの最初のビッグイベントはHoli。
誰彼ともなく色粉や色水を掛け合い、『Happy Holi!!』と抱き合うこの春のお祭り、、、と聞くと、
なんだかほのぼのと楽しいイベントのように思える。

が、わたしは事前にツーリストや女性にとってはいかに危険な側面を持っているかを友人から重々聞かされていたので、今回ツアーのメンバーでの女性代表としては、口を挟まずにはいられなかった。

そうして念には念を入れて、組んだはずのマトゥラーでのスケジュール。
も、こうしてここインドでは脆くも『予想外』の出来事というのは次から次へと起こるわけで。

詳しくは割愛するが、
大量の何か良からぬ匂いのする色粉と、色水をほぼ無抵抗で全身に浴び、
目も開かない、息もできない、
魂を抜かれたような半ば茫然自失の状態で、帰還したあとも、その夜は悪夢にうなされるというオマケつき。

そんな危険なことわざわざ経験する必要なかったのでは?という声が聞こえそうだ。
確かに、それを知って自ら志願したわけではない。
むしろそうなることを想定して避けるためのスケジュールを組んでいた、にも関わらずだ。

あとから、思ったこと。
必要ない体験はやっぱりしないのだよ、ということ。

このHoli、元々は春の収穫を祝うためのお祭りなのだが、家に入ってくる悪魔祓いの意味もあるのだという。
『わたし』という入れ物のなかに、わたし自身が無意識に『良くないこと』として閉じ込めているなにか、それらをこの伝統的なビッグフェスティバルを通して、根こそぎ引き摺り出されたようなそんな経験だった。

そんなHoliは、もちろん初めての経験だったのだけど、わたしが初めてインドを訪れる半年ほど前に、すでに夢でHoliに参加している夢を見ていたのだ。
ただしそれは、もっとほのぼのとしていて、子供のわたしが、夢のなかでのお友達と一緒に、色水の入った水風船をぶつけ合ってはしゃいでいる、というものだ。
実際には、水すら入っていない空っぽのバケツをぶつけてくる子供までいて、痛い目にあったわけだが、
そんな中でも忘れられない一期一会があった。

サングラスを忘れたわたしは、寺院に向かうストリートのものの数10m歩いた時点ですでに目の中に粉を入れられて目が開けられず悶絶していた。
追い討ちをかけるかのように次々と知らない誰かが突然わたしの顔に力一杯粉を擦り付けていく、、見えないので怖い。
そのとき、すっとわたしの左肩を誰かが抱いた。このときもはや無抵抗。誰かなんて考える余地はない。
霞む目でなんとかツアーメンバーの姿についていく。
誰かが近寄って来ようとすると、左肩の手がグッとかばうように強くなり、聞き慣れない少年の声で『やめておけ。目が見えなくなっているんだ!』そんな感じのことを言っている声が聞こえた。
『目が痛い』とその声に咄嗟に伝えると、『水で洗うかい?』と返ってきた。
信用できないから、『いらない』と返す。
その手が引き離されたのは、ガイドのサージャンがリキシャに乗り込むのを指示したときだった。
リキシャが動き出す瞬間、『マダム!マダム!』とさっきの声が聞こえ、やっと視力を取り戻してきた目で声の主を見る。
綺麗な目をした10代後半くらいの少年だった。
『マダム!ドンミスユアモバイル!』
指差す方を見ると、リキシャの座席にわたしのカバンからスマホが落ちていた。
『テンキュー』一言だけ無表情で返すと、彼は笑顔で手を振っていた。

その後、寺院に続く道でもみくちゃにされ、再三に渡る色粉色水の洗礼を受け、
結局寺院にも入れず少し高くなった道端のコンクリートに避難して身を潜めて私たちは座っていた。
わたしは日本でも満員電車など人の混み合う場所で過呼吸を起こしやすいので、
過呼吸が出ないように必死で息を殺していた。
すると、スッとわたしの左隣に誰かが座った。ふと見るとさっきの少年。
まさかの再会。
『ユアモバイル イズ セーフ?』
『・・・イェス。テンキュー。』
黙ったまんま、彼は座ってわたしを見ている。
『・・・フェアラユー フロム?』
『ジャパン セ』
『ジャパン・・・オーケー』
それ以上は何も語らない。
ただ隣で座っているだけ。
混沌の中で、その時だけ周囲の音が遠ざかり、静かで穏やかな空気が流れていた。
とても不思議な感覚だった。

すぐにガイドのサージャンの指示でまたわたしたちは動きだす。
『テイクケア』
『テンキューバイ』

誰も信用なんかできないと思っていたときに出会った、ほんとのほんとに一期一会。
彼の名前すら聞けなかったけど、
今でもハッキリと瞳を覚えている。
こんな時だからこその、忘れられない出逢い。
彼にありがとうって、もう一度言いたい。

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