虹のスタディツアー。
感想を一言で言うと”たくさんの笑顔”です。
村の子どもたち、大人たちの笑顔です。
人々の笑顔は、人々の心を豊かにしてくれます。
水質浄化装置YOU4号機の設置場所となったサンダーナ村は、人口約1万人。
問題の溜池は、アオコ、メタンガス(悪臭)が発生する透視度0cmで結構な汚濁でした。
家畜の水場と聞いていましが、飲料用の井戸と15m程しか離れておらず、水位も追従している状況で、
村人も汚染されていることを認知してました。
でも、YOUはこれくらいの汚濁度合いを想定して設計しています。浄化に持ってこいです。
しかし、ひとつ問題もありました。
スラム設置も念頭に置いていたため、
小型化し過ぎてパワー不足でした。
でも、次回来るまでにアオコの減少くらいはと期待しながらの設置です。
溜池の水質改善は、井戸水の水質改善と連動します。
村人たちは一丸となって取りかかってくれました。
このプロジェクトは、
去年、石川代表のアイデアで、レイチルのプロジェクトの中に、
YOUプロジェクトを組込んで頂きました。
そのおかげさまで、僕は夢をひとつ叶えることができました。
石川代表、北條副代表、サージャン支部長、ダイジンダル、村の子どもたち、大人たち、日本から応援してくれた方々。。
一人ひとりが起こした奇跡でした。
プロジェクトの達成のために、
一人ひとりが主人公となれました。
”みんなで浄化のために力を合わせて作業して楽しかった”
です。
”日本人が来て、池の浄化をして帰った”
ではありません。
人々の心はひとつになりました。
水質浄化装置YOUに込めた想い。
人々のために生き続けてほしい。
人々の笑顔の中で生きてほしい。
プロジェクト達成した後、村人たちの前でスピーチをさせて頂きました。
人の想いは、言葉や文化の壁を越えると実感しました。
力を合わせて設置したYOU4号機は、
現在、村人たちに守られ、元気に村人たちのために稼働してます。
そして、帰路について石川代表の言葉に涙が溢れました。
子どもたちが笑顔で準備してくれたYOUの200mの電源ケーブル。
YOUのケーブルが、笑顔の子どもたちの心を繋いだ。
天国の由悠(ゆう)くんが子どもたちと遊びたかったのかな。
石川さんに言われて僕もそう感じました。
北條副代表のやさしさにも本当に感動しました。
YOUに込めた想いを聴いてくれたとき、
北條さんのやさしさに癒やされました。
北條さんのやさしさが、僕の心の中に深く染みこんで来ました。
RainbowChildren、
子どもたちの笑顔が輝き出したら、世界が虹色になった。
今回の村にあふれた沢山の笑顔、
様々な色を放つ笑顔。
子どもたちの笑顔は、
虹色の光となって奇跡を起こすと実感しました。
僕は、2016年1月から新しい挑戦をします。
虹のスタディツアーの経験のおかげさまで、
人生を掛けるだけの価値を見い出せました。
僕の残りの人生は、
世界中の人々と、笑顔と共に、
環境への応急手当てのために使います。
人々の笑顔のために生きられることのしあわせ。
僕はRainbowChildrenのみなさまのおかげさまで、
自信を持って進むことができます。
僕もRainbowChildrenの仲間たちのように、
光を放って、石川代表の進む道を照らすお手伝いができれば嬉しいです。
僕も虹の光のひとつとなれたらいいな。
理事 佐藤貴志