Vol.24 (4日目)【中央チベット政権教育省へ】


(4日目)【中央チベット政権教育省へ】

2013年10月26日(土) 【中央チベット政権教育省へ】

前回からのつづきです…

路上モーニングでお腹もいっぱいになった後は、10時から中央チベット政権で教育省とのアポイント。

本日、通訳していただくマリアさんと待ち合わせ。

マリアさんは、ダライ・ラマ法王の正式な通訳として同行している方。
お忙しい中、今日はレインボーチルドレンと教育省との通訳をしてくれるとのこと。

チベット亡命政府教育省までマクロードガンジからタクシーで移動。100ルピー(約200円)。

教育省の方々が笑顔で出迎えてくれる。チメさんとジグメさんにご挨拶。

お会いしたチメさんは、女性でありながら教育省の奨学金部門トップの方。
ジグメさんはレインボーチルドレンの活動の窓口であり、実務を担当していただいている。

チメさんは政府の議会(日本で言う国会)の真っ最中。
その議会をわざわざ抜け出して、15分の予定で時間を設けてくれた。
結果として30分もミーティングに参加していただいたことに感謝。
(議会の様子はネット中継されていて、部屋のパソコンからリアルタイムで状況が確認ができる)

ミーティングの詳細は、レインボーチルドレンの活動結果を報告、今後の活動予定の報告、相談、現状の奨学生の確認、次年度以降の奨学生の選抜方法などなど。

チメさんは「レインボーチルドレン等の支援によって、実際に奨学生が年々増えているという実績を、今日の議会で報告できることが嬉しいです!」と言って、議会へ戻っていった。

そのあとジグメさんと約1時間のミーティング。

前回支援した学生の現状を確認。
レインボーチルドレンが支援する奨学生は、多くの学生の中から選考され、勝ち残った精鋭たち。

真面目でかなり頭のいい学生であることは間違いないのだか、それでもインドの一流大学の授業についていくのは大変とのこと。

日本は大学に入ること自体が難しいが、海外では大学を卒業することそのものが難しい。

日本の大学生は4年間バイトやサークル活動で遊び呆ける若者もいるが、チベットの奨学生は自分の未来、『チベットの真の自治の確立』のために日々勉強しているのだ。

何とか単位を落とさず、4年間奨学金を受け続けられるように頑張って欲しい。

つづく…。

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