話は遡りますが、2012年に初めてインドを訪れた時に、3タイプの子どもたちに出会いました。
インドに学校をつくりたい!目的で、その場所とご縁を探すために歩いた独り旅でしたので、今でもその子どもたちのことは鮮明に覚えています。
とにかく可愛かったチベットの子どもたち、
なんだか賢そうなインドの子どもたち、
そして、ずっと心を離れない路上の子どもたち。
同じ国の中で、同じ国とは思えないような色んな子どもたちに出会いました。
最初から、最終目的地と決めていたダラムサラ(チベット亡命社会)の子どもたちは、顔が日本人に似ていることもあって、すごく可愛かったです。
チベット亡命社会の学校は世界中よりの支援によって成り立っていることを知りました。
そのチベット亡命社会のあるダラムサラの街で出会ったのが、インドの賢そうな少年たちでした。
亡命社会の中で、小奇麗な制服を着て送迎用のスクールバスに乗り込む賢そうな彼らが、とてもまぶしく映りました。
一方、首都デリーへ戻ると、路上で商売をする子どもたちに出会います。
信号停車中の車の間をぬって、パフォーマンスを見せながら花や雑貨を売りまわっている子どもたちは、きっと学校へは行ってないんだろうな。。
同じインドの中にも色んなこどもたちがいる。
世界中から支援を受けて学校に通う子どもたち、
裕福な親がいて私立の学校に通う子どもたち、
学校に行けずに働いている子どもたち。
生まれた環境によって教育へのアクセスが異なってしまうのは仕方ないけど、それぞれが生まれ持った才能があるはず。
誰もがその才能を活かせる選択肢をもてる社会にしたい。
それを変えるのは、子どもたち自身の手で。
変える力をもつために高等教育への梯子をかけて、卒業した子どもたちが自分の社会を変えていくリーダーへと羽ばたけるために。
今回、Edu×らぼの協力で、「高等教育支援を通じた未来のリーダー育成」へとステップアップするためのプロジェクトが始まりました。
Edu×らぼでは、現役教師や大学生たちと教育の未来を考える取り組みを続けています。
「リーダーシップ育成プロジェクト」
まずは、チベットの子どもたちから。
一歩づつですが、目指す世界へ近づいていきます。