卒業最後にインドの子どもたちへ(愛媛県済美高等学校)


 

愛媛の済美高校の3年生の皆さんから、手づくりの小物入れが届きました。

済美高校の本郷先生、家庭クラブ、ボランティア部の皆さんとは、2014年からのご縁です。

当時は1年生だった生徒の皆さん。

間もなくの卒業式を前にして、昨年末からインドへの最後の贈り物を制作してくださったそうです。

高校1年生がもうちょっとで卒業式。春からは大学生なんですね。

ものすごく時が早く感じます。

文化祭でスラムの子どもたちが描いたTシャツを着て募金を呼びかける部員のみなさん(2014秋)

これまで、先生方も一緒にスラム学校建設プロジェクトを応援下さったり、文化祭で2500名の前で発表をしたり、文房具を集めたり、バザー販売や募金活動をしてくださいました。

チベットのちびっこたちへ届けたシュシュは、みんな大喜びでした。

今回の小物入れは、3月に訪れるスラムの小さな学校へ届けてきます。

巾着タイプと、ファスナーのついたタイプの小物入れ。桜が描かれたデザインと、反対側にはワンポイントの日の丸が可愛らしいですね。

きっとスラムの子どもたちも喜んでくれるはずです。

卒業される皆さん、3年間応援下さって本当にありがとうございました。

こうして、インドのスラムやチベットの子どもたちと繋がることができた経験を忘れないでください。

春からは大学生としてさらに世界を広げていくことでしょう。世界の様々な問題を深く知ることもあるはずです。そんなときに自分が無力に感じるかも知れません。でも、世界中にはこうして繋がることで救われる誰かがきっといるはずです。

レインボーチルドレンは「認めあえて」「分かちあえる」世界を目指しています。とってもシンプルだけど、今の世界でなかなかできないこの2つのこと。でもできると、この地球を何万倍もいい星にしてくれる魔法です。

「やればできるは魔法の合言葉」

で3年間を過ごした皆さんは、きっとできるはずです。

インドで奨学金支援をしている若者たちは、皆さんとほぼ同じ世代です。チベットは「認めあう」精神を、スラムは「分ちあう」精神をそのバックグラウンドに持っています。それらをベースにもつ若者たちが、自分たちの社会を改善するだけでなく、世界を変える未来を期待しています。

同じように、日本の若い世代にも期待しています。

インドにいる彼らとともに世界をより良く変えていきましょう!

国際協力の現場を訪れたいと思った時は、スタディツアーでお待ちしています!