昨日は、Edu×らぼ(えでゅらぼ)と新しく始まったプロジェクトのキックオフミーティングでした。
次回春にインドで奨学生65名(大学生)に行ってもらうフューチャーセッションの内容をこれから半年間で作り上げていきます。
プロジェクトメンバーは、現役高校教師2名、社会人1名、現役大学生2名(1名はインドよりの留学生)、レイチルメンバーです。
レインボーチルドレンがインドで行っている活動や、支援する奨学生(大学生)たちのバックボーンや大学による違いなどを確認し、ゴールを設定しました。
その過程で、リーダーシップ育成支援プロジェクトと題していたプロジェクト名も、「変える力を育てるプロジェクト」に変更し、目指すところをより明確に定めました。
利他の精神をもつ若者たちに、「対話による問題解決手法(フューチャーセッション)」を伝えること。
Future Sessionとは?
多くの社会問題は、当事者や専門家だけでは解決しにくくなっています。
そんな今こそ、みんなのチカラをかけ算する時。
それぞれが問題を自分ごととして考え、ありたい未来を構想することが大切です。Future Sessionでは、多様な立場の人を参加者に迎え、
問題そのものをいろんな角度で見つめることからはじめます。
そして、深く、自由に対話し、みんなの「想い」の中から
未来に向けた素敵な答えを紡いでいきます。誰かに決められたことをやるのではなく、
一人ひとりが主役になってアイデアを生み出し、実現させていく。社会に変革を起こすための「場 = Future Session」Our Futures サイトより
フューチャーセッションそのものは欧州発ですが、対話による問題解決という手法は、彼らのリーダー(ダライ・ラマ14世)がチベット問題解決のための平和的手法として実践をつづけ、世界へ説いている平和実現への処方箋に近いものかも知れません。
- 国際報道2016ダライ・ラマ14世インタビュー(2016.5.19)
力での解決はなく、他者と認め合い・分かち合うことができれば、対話によって問題解決の糸口を見つけることができるはずです。その先には心の平和という新しい世界が拡がります。
そこには、認め合い、分かち合える、平和な世界が訪れると信じます。
「教育は世界を変える」
「奨学金支援(高等教育)から未来のリーダーを育成する」レインボーチルドレンが目指す方向もはっきりしてきました。
政治家、チェンジメーカー、ソーシャルワーカーだけでなく、
次世代のリーダーである教師、
次世代へなにかをつなぐ人、
そして作家や翻訳家や写真家など表現していくクリエイター、
そして企業に勤め社会の問題解決に挑む人、
地域社会のために働く人、
世界平和のために活動する人・祈る人、、
レインボーチルドレン奨学生すべてが、世の中を変えていく当事者=Innovator:イノベーターとして活躍する未来を創造します。
You must be the change you want to see in the world.
あなた自身が、この世で見たいと思う変化とならなければならない。
~マハトマ・ガンジー~