奨学生file.34 Kalsang Wangdu

 

Kalsang Wangdu

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新しく奨学生に加わったKalsang Wangduは、デリー大学のKhalsa Collegeに通っている1年生です。学部は商学部。現在は、英語、経営などに関するクラスを取っています。

校章
校章

優しい顔立ちでおとなしいのかと思いきや、彼はスポーツ万能な青年です。サッカーとバトミントンが特に好きだそうです。彼のニックネーム、Davidは デイビットベッカムからきているとか。相当好きなんですね。

最近、大学のサッカーチームの選手に選ばれたそうですが、練習に参加できないことから、今回は参加を断念。ですが、次のセメスターからは、始めたい!と意気込んでいました。

大学のスポーツチームの選手に選ばれることは、相当なスキルがある証なんだそうです。

ジム
ジム

休みの日は、Majnu Ka Tilla(デリーにあるチベット人が多く住む地域。通称MT)にあるゲストハウスでレセプションのアルバイトをしているそう。時給ではなく、月給だそうで、月に5000ルピーほど稼いでいます。

Majnu Ka Tilla
Majnu Ka Tilla
Majnu Ka Tilla2
Majnu Ka Tilla2
Majnu Ka Tilla3
Majnu Ka Tilla3

「お金がもらえるだけではなくて、コミュニケーション能力の向上にもつながるから、楽しんで働いているよ」と話していました。チベット料理の賄いもそこで出るそうで、同じくMTに住む彼には好都合なようです。

バイト先
バイト先

 

彼の将来の夢は銀行員。

経済的に困っている人たちに、お金を貸したり、情報提供をしたいと話していました。

キャンパス (1)
キャンパス (1)

Khalsa College卒業後は、奨学金を取得できたら海外の大学院に進みたいそうです。その後、MBAを取得する予定で、勉強を続けます。海外の大学院に進学ができないなら、デリー大学などの院に進むそうです。インドでは、学士だけでは仕事に就くことが難しく、多くの学生が修士、さらには博士号まで勉強を続けます。

キャンパス (2)
キャンパス (2)

Kalsangのネパールのチベット難民の居住地区の一つであるジャワラケルキャンプの出身です。

レインボーチルドレンの奨学生の一人であり、同じジャワラケルキャンプ出身のPemaちゃんとは幼馴染なんだそうです。彼のお母さんは、ジャワラケルにあるクラフトセンターで働いています。

Kalsangは三人兄妹の一番年上のお兄さんです。妹は、ジャワラケルのなかの学校に通っていて、 弟は、アッパーダラムサラのTCVに現在通っているそうです。

チベットの伝統的なかぶり物
チベットの伝統的なかぶり物

Kalsangがネパールからインドに来たのは、2013年でした。高校生活の残り二年間をインドのMussoorie Schoolで過ごしています。

Majnu Ka Tilla4
Majnu Ka Tilla4
Majnu Ka Tilla5
Majnu Ka Tilla5

今回は、大学訪問だけではなく、MTやアルバイト先にもお邪魔させてもらいました。チベット料理のレストランやカフェでたくさん話をし、ゆったりとした楽しい時間を過ごしました。Kalsangは、彼自身が醸し出す雰囲気からもわかりますが、本当に優しい青年です。

カフェテリア
カフェテリア
Thenthuk
Thenthuk

チベットに興味津々の私をMTにあるTCV(Tibet Children School)に連れて行ってくれたり、様々な文化を丁寧に紹介してくれました。繊細な心配りのできる人なんだぁ、と同じ年ながらとても感心してしまいました。

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また、日本語を少し勉強したことがあるようで、日本語でメッセージを送ってくれたりもします。近々、一緒に日本料理を食べることを約束しました。

これからもきっと、誠実に勉強や日々の活動を続け、夢を叶えていってくれると信じています。

お友達のお店にて
お友達のお店にて

 

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寄付月間 -Giving December- 2015

奨学生file.15 Tenzin Zomkyed

 

Tenzin Zomkyed

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大学 Miranda House, Delhi University
生物専攻の大学院生(最終学年)

彼女は、女子大学であるMiranda houseに籍をおいていますが、キャンパスはデリー大学の植物学を専攻とする学部で学んでいます。彼女いわく、男女共学のキャンパスより、Miranda Houseの方が好きなんだとか。インド人の男は色々とめんどくさいのよ…と話していました。

学部の入り口
学部の入り口

 

Tenzin Zomkyedはとても優秀で明るい学生です。
2015年秋スタツアの際の奨学生ランチミーティングでは、日本語で挨拶してくれました。

彼女は、時間があれば新しいデザインのネイルを試してみたり、K-popや韓流ドラマ、ドキュメンタリーなどをみているそうです。
他にも、歌うことが趣味の一つという彼女は、実際にその美声を聞かせてくれました!彼女のハスキーボイスがいい味を出していて、びっくりするくらい上手です。

彼女がしてくれたネイル (720x960)
彼女がしてくれたネイル

今はデリー大学の大学院で学んでいますが、今後もさらに生物学の勉強を続け、博士号まで取得したいそうです。
もし、勉強を続けられなくても、細胞生物学に関係する職業につくつもりだそうです。

寮

インドの北部、ラダックで生まれ、バラナシで育った彼女は、ダラムサラにあるLower TCVに通っていました。勉強だけでなく、スポーツ、音楽などあらゆる面で彼女はいつもトップだったそうです。ダラムサラのTCVを卒業後は、デラドゥンにあるTCVで高校生活を過ごしました。

両親は、現在もバラナシに住んでいて、お父さんは、バラナシにある大学の教授だそうです。彼女のお母さんはもともと先生でしたが、今は子供を育てるために仕事からは離れています。

Tenzinは三人兄妹の真ん中で、お兄さんはインドにいるチベット人の中で最も優秀な学生だったそうです。今も彼女のお兄さんとは仲が良く、いつも様々な相談をしアドバイスをもらっているそうです。弟は、バンガロールにあるダライ・ラマカレッジで勉強しているそうで、休暇時にはバラナシで一緒に過ごしすとのことです。写真を見せてもらいましたが、とっても仲よさげな兄弟姉妹でした。

彼女の両親は、勉強を続けることに深い理解があり、満足するまで勉強しなさいといつも背中を押してくれているそうです。世間体を気にして、結婚しろだの、就職しろだの言わない両親で、私は本当にラッキーと話していました。

研究室
研究室

Tenzin Zomkyedとは、将来の話や音楽の話、メイクの話など様々なトピックでおしゃべりしましたが、彼女にはとてもオープンにもの事を考えるという印象を受けました。彼女自身もそう感じているようで、「同じ大学でもいつもグループ行動ばかりしている友達もいる。私はもっと本当に気が合う人と、私らしく過ごしたい」と凛とした姿で話していました。自分の中に強い芯のある彼女はかっこよく見えました。
そんな彼女だからこそ、「女性でも好きなようにいきられる社会で生きたい」そう話す彼女は、科学の世界から、女性らしく生きていける道を切り拓いていってくれるでしょう。

 

そして、最後にレインボーチルドレンに対してメッセージをもらいました!

「いつも本当にありがとうございます。
メンバーのみなさん、日本でそれぞれ仕事を持ちながら、こうやって支援してくださる事、本当に嬉しく思います。世界には様々な問題がありますが、こうやって教育に特化した活動をされていることは、本当に意味があると思います。みなさんの活動に逆に驚きますし、みなさんの姿から多くの刺激を受けています。ありがとう!」

教室にて
教室にて

 

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寄付月間 -Giving December- 2015

TIBET CLIMATE ACTION

 

「この青い惑星は私たちの唯一の住処であり、チベットはその屋根です」

-ダライ・ラマ14世-


 

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2,500万平方キロメートルに広がるチベット高原の海抜は平均4,000メートル以上。チベットは、地球上で最も高く、広い高原地帯です。
そして、アジアの給水塔と呼ばれ、世界人口の4割に当たる13億人の暮らしがチベットを源流とした河川によって支えられています。

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また、世界で3番目に大規模な氷の蓄積と、46,000個の氷河があり、いわば第三の極です。

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現在、チベット高原の約7割を覆う永久凍土の劣化が進み、123億トンの二酸化炭素を蓄えた山岳永久凍土の劣化によって植生が喪失し、大気中に大量の二酸化炭素が放出され、地球温暖化の加速につながっています。

現在のペースでは2050年までに氷河の3分の2が消失するとされています。
永久凍土は地球を健全な状態を保つのに極めて大切なもので、水の供給と降雨にも影響を与えます。

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また、国連開発計画(UNDP)によれば、チベットの草原は毎年2,330平方キロメートルのペースで失われ、砂漠化が深刻になっています。
世界各国の政府のあいだでは、乾燥地の持続可能性の鍵を握るのは遊牧民の牧草地の移動だという認識がますます広がっています。
チベットの遊牧民は高地の牧草地の保全に関する専門知識を持っている優れた管理人です。その知識と経験は気候変動による環境問題の緩和と改善に生かされるでしょう。
ところが、現在はチベットの遊牧民の自由と地理的移動は制限され、今日までに200万人以上の遊牧民が強制移住の対象になっています。

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中国人科学者による最近の研究によれば、世界の気候システムにチベット高原は極めて重要な役割を果たしており、チベット高原を覆う積雪層が薄くなれば、ヨーロッパと北東アジアを襲う夏期の熱波はさらに強烈となることが研究で明らかにされています。

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チベット高原の環境保護は、チベット人だけのためのものではありません。
それは、世界全体の健全な環境と持続可能性のためのものです。

<参考・引用元>
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所HP
>世界の屋根-チベットの気候変動より
http://www.tibethouse.jp/about/information/climate_change/


 

COP21(国連気候変動会議)から始まった【TIBET CLIMATE ACTION】を
Rainbow Children Japanはサポートいたします。

We support ‪#‎climateaction‬ for ‪#‎Tibet‬ – the ‪#‎RoofOfTheWorld‬ at ‪#‎COP21

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2015年度のレインボーチルドレン奨学金を送金完了しました(チベットプロジェクト)

 

今期50名分、4,027,158円 (INRs.22,16,652) の送金を9/17付完了しました。皆様へご報告と共に御礼申し上げます。

全てチベットの学生たちがインドの大学で学ぶための今年1年間の学費となります。新入生27名と継続23名の合計50名ですが、全員の名前、大学名、専攻を含む奨学生名簿を後日公式サイトに掲載します。

新入生27名に関しては、この秋のスタディツアーにて初対面となるので、ダラムサラ・デリー両方でミーティングを予定しています。会えるのが楽しみです!

しかし、今年の送金は大変でした。4度目の送金だったのですが、費やした時間は銀行内で5時間半、現地との電話・メールのやり取りが数十回に及び、丸3日間かかってようやく送金完了できました。

原因は不明ですが、昨年と同じ先方口座へ今年は直接送金ができなくなっていたのです。銀行の外為部門のプロ、チベット教育省の会計、政府口座支店の支店長、チベット亡命政府の財務省までが解決にあたり、僕自身もウェルズファーゴ銀行、スタンダードチャータード銀行、チベットハウス、はたまた同じくダラムサラで医学生支援を行う高須クリニックに電話を入れて調べました(折り返し今話題の高須克弥院長から直接電話をもらったのには驚きましたが笑)。

結果、(これより専門用語が並びます)
UCOがMUFGとノンコルレスになったために、UCOがコレスポンデントしてるカレンシーごとのノストロ銀行を使って、WELLS FARGOに円送金してベネフィシャリーのUCOにremitしました。結果送金手数料とリフティングチャージがかかりました。(難しいです笑)

普段外貨を扱う仕事をしていますが、ノンコル?ノストロ?ドルで送金したいのに円送金?と理解するのに大変でしたが、グローバルな金融知識を授けて頂きました。何事も経験ですね。来年からは大丈夫です。

9//21月曜日の出発を直前にして、予想外の3日間のロスは大きかったですが、急ピッチで渡航準備に取り掛かります。

しかし、円安効果で昨年まで一人あたり7万円だった学費が、一人あたり8万円と増加しています。来年度の奨学生75名体制へ向けて、ファンドレイジングの強化が急務です!

映画『ルンタ』鑑賞レポート

 

まずは、こちら予告編をご覧ください。(青文字クリック)

映画「ルンタ」予告編池谷薫監督最新作ドキュメンタリー映画「ルンタ」7月18日(土)渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開!

7/18に公開した、池谷薫監督ドキュメンタリー映画『ルンタ』を観て来ました。

『ルンタ』は中国の弾圧に苦しむチベットの人々の焼身抗議、そしてその奥にある「非暴力」のこころにフォーカスしたドキュメンタリー映画。

公開初日は立ち見が出るほどの盛況ぶりで、ぴあ映画初日満足度でも堂々1位を獲得したそうです。

http://cinema.pia.co.jp/ranking/firstday

 

わたしの観た回もほぼ満席に近く、日本のメディアではあまり実情を取り上げられることがないにも関わらず、これだけの人がチベットに関心を寄せているんだなぁというのを実感しました。

物語の前半は、レインボーチルドレンのスタディーツアーでも毎回訪れるインド、ダラムサラ。

後半はチベットへと舞台は移動します。

そして物語のナビゲーターは、ダラムサラに長年住み、専属建築家として亡命政府の庁舎や僧院、学校など、数多くの建築物の設計を手がける中原一博さん。

http://www.lung-ta.org

ダラムサラでは、実際に平和的デモ活動を行い、中国当局に拘束されたことのある方々の証言と想いを、彼らのことばで中原さんが掘り下げていきます。

数年に渡って受けた生々しい拷問についての告白とは”裏腹”に、

彼らのことばや表情には少しショックを受けるくらいでした。

劇中、国際メディアの前で多くのチベット人が殺されている事実を決死の覚悟で抗議した若い僧侶が言いました。

「怖かった、、、。」

「色んなことを考えた。死ぬ覚悟ができていたかというと、できていなかったと思います。」

それは、ひとりのあまりにも純粋な青年の素直なこころの声でした。

そのデモに参加したふたりの若い僧侶が命を落としました。

うち、ひとりは電気ショック棒を口に突っ込まれ、内臓を損傷し亡くなったそうです。

それでもそうするしか弾圧に対して抵抗を示す道は他になかった。

誰かを殺めて暴力で報復するのではなく、じぶんの命をかえりみずに訴えるという選択。

今の日本では、デモに参加したというだけで長年に渡り拘束されかつひどい拷問を受け、命を落とすのも不思議でない、、ということはまずありえません。

言論の自由とはなんなのか、あらためて考えさせられます。

 

2009年2月から2015年5月までに亡命チベット人を含め145人が焼身抗議を行い、内122人が亡くなっています。

その大半が10代後半から20代の若者たちであることにも劇中で触れられています。

中原さんは、この焼身抗議全ての背景を追い、ひとつひとつを真実として伝えることを続けています。

それは決して、ただいかにも美しいこととしてではなく、どんな想いでその行為にいたっているのか、わからないからこそ追いたいのだと言います。

少なくとも、個人の苦しみからただ逃げるためではなく、”抗議=デモンストレーション”であり、誰もが、この焼身が最後であってほしいと願いながら自らのからだに火をはなつと・・・。

焼身自殺とは言わずに、

焼身抗議という表現をしている理由。

わたしたちにはこのほんのすこしのことばの違いに潜む奥深さを、到底理解はできないかもしれません。

劇中では彼らの最後に残したメッセージも公開されています。

10代の少女が最後に書いたであろう詩、

手の甲に書かれたチベット文字。

ただただ、『わたしがわたしでいる』という素朴な願いが、弾圧の元に叶えられないという現実。

 

途中、ふと、かつて第二次世界大戦時のまだ若い神風特攻隊員が家族へ残した手紙のことや、

子供の頃「はだしのゲン」で読んだ、『天皇陛下万歳!大日本帝国万歳!』といいながら自ら毒を飲んだり、崖から飛び降りて命を絶った国民のことを思い出しました。

 

もちろん状況は違うにしても、その奥にあるどこか共通しているものを、不意に感じたのです。

その当時をリアルタイムで生きていた誰に、『命を粗末にするなんて!』と言えたでしょうか。

けれども、とてもとても悲しい、時代を経ても、それを想うと胸が苦しい。

なんだか、同じような感情が湧き上がってきて涙がこぼれました。

わたしたち日本人にもかつて、きっと同じようなこころがあったのではないでしょうか。

 

わたしが感じたこと。

その行いがじぶんのものさしで良いか悪いかジャッジするためにこの現実に遭遇しているわけではない。

もっともっとその奥にある彼らの非暴力を貫くこころ、

『わたしがわたしでいる』と本来当たり前に与えられているはずの個性。

彼らの想いを通して、少しでも触れて、耳を傾けることが、わたしにできる祈りにも通じるのではないかと思いました。

同時に、今まさに、日本人ひとりひとりに問いかけられていることに対し、

じぶんのなかにある答えに目を向けるきっかけにもきっとなるのではないかと思います。

 

彼らの想い、表情、声、チベットの風、、、

そしてとっても陽気でフレンドリーな彼らの一面が見れるシーンもあります。

ぜひ、映画『ルンタ』を通して感じ取ってみてください。

 

(東京支部長・三村優子)

 

【渋谷イメージフォーラムでの上映時間】

8/14までは下記の時間です。

①12:30 ②14:45 ③17:00 ④19:05

以後、変更の可能性があります。終映日は未定。

渋谷シアター・イメージフォーラムTEL:03-5766-0114

イメージフォーラム公式サイト:http://www.imageforum.co.jp/theatre/

 

【今後の劇場予定】

8/22より大阪・第七藝術劇場

8/29より名古屋シネマテーク

9/5より横浜ニューテアトル

9/19より盛岡・中央映画劇場、長野ロキシ―、新潟シネ・ウインド、神戸・元町映画館 9/26より京都シネマ|10/3より富山・フォルツァ総曲輪、岡山・シネマクレール

近日上映:金沢シネモンド、浜松シネマイーラ、広島シネツイン、沖縄・桜坂劇場

※上映期間及び上映時間は各劇場にお問い合わせください。

http://lung-ta.net/theater.html

 

 

映画『ルンタ』の鑑賞券を、抽選で1名様にプレゼントいたします!

 

〈募集条件〉

現在、公開中の渋谷イメージフォーラムに観に行ける方。

鑑賞後、映画の感想を書き、レインボーチルドレンHPまたFacebookページでご紹介させていただける方。

 

〈応募方法〉

受付終了しました。

Facebookのこの記事のコメント欄に、応募の旨を投稿願います。

もしくは、info@rainbowchildren.holy.jpまで。

 

〈応募〆切・当選発表〉

応募状況をみて、Facebookページ上でお知らせいたします。

「国家スラム撲滅プログラム」インドネシアにみる虹の夢

 

昨日、こんな記事が飛び込んできました。

 

政府、貧困街対策に384兆ルピア-「国家スラム対策プログラム」実施

インドネシア政府は、スラム改善政策および行動計画に則り、2015年から19年にかけて384兆ルピアをかけ「国家スラム対策プログラム」を実施する計画だ。384兆ルピアのうち、20%を国家予算、残りを地方自治体や各企業のCSR活動費に頼る。

 現在のスラムの総面積は、3万8431ヘクタール(3286カ所、191県)で、住民の団地などへの移転、水環境や衛生環境などを改善していき、最終的には19年にスラム地域をゼロにする。ジャカルタ特別州、メダン(北スマトラ州)などでのスラム撲滅を重点的に行う。~日刊工業新聞

インドネシア政府が、2019年にスラム地域をゼロにするという国策を発表したのです!!約3.5兆円(384兆ルピア)の予算のうち、80%を企業のCSR活動費等に頼る計画ですが、これは国策としてのスラム撲滅キャンペーンなのです。しかもわずか5年間で撲滅を完了!の意気込みです。

(写真は世界最大クラスのスラム、インド・ムンバイのダラヴィ地区)

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チョコと男女教育格差の甘くない関係

 

チョコレートの年間消費量の2割がこの日に消費されると言われるほどの日本の国民的イベントでもあるバレンタインデー。日本では女性が好きな男性にチョコレートを贈る習慣は次第に少なくなり、代わりに自分へのご褒美として高級チョコを購入する日となったのでしょうか。それでも、女子にもスイーツ男子にも甘~い一日であることは間違いないでしょう。そんなバレンタインデーの歴史をひも解くと、チョコと男女教育格差に「ある関係」があることが分かりました。 “チョコと男女教育格差の甘くない関係” の続きを読む

チベット難民の大学進学率

 

前回秋にダラムサラの教育省を訪れ、教育大臣から伺ったデータを基に、チベット難民の大学進学率を各国のデータと比較してみました。現在チベットという国家はなく、国連にはデータが存在しません。また、チベット本土(中国・チベット自治区)のデータも存在しないため、インドの中のチベット(チベット難民)のデータで厳しい難民社会の高等教育の現状をお伝えします。 “チベット難民の大学進学率” の続きを読む

日本人とチベット人だけが持つ遺伝子について

 

チベットへ行くといつも懐かしさを感じます。

チベット人に会うとどこか懐かしさを覚えます。

顔立ちが日本人にそっくりで、こんな人日本人にもいるな~、この人もいるな~、と思ってしまいます。

この写真はレインボーチルドレンのチベット奨学生たちですが、日本人の顔立ちにすごく似ていますよね。

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こちらは、神奈川支部長の未来さんがシェアしてくれた、「Y染色体D系統における日本人とチベット人の共通の起源に関する論文」です。
懐かしさの理由が遺伝子として証明されています。

そして、ここに書かれている「世界で日本人とチベット人のみが高く持つ遺伝子」 が、僕をチベットに引き寄せ、そしてレインボーチルドレンプロジェクトの始まりとなっているような気がしてなりません。

そして、それは平和の遺伝子のようにも感じます。

少し難しい内容ですが、ぜひご覧になってください。

 

コラム ダライラマ法王

(抜粋)

東アジアにおけるD系統の平均頻度は、9.60%であるが、チベット(41.31%)、日本(35.08%)、アンダマン島(56.25%)が高い頻度を示す一方、ほかの東アジアの集団の頻度は、希薄(5%未満)である。

チベット人が持っているより高い多様性というのは、他の集団に比べてチベット人のD系統が非常に大きく且つ影響力のある集団規模であったことが主因である。
チベット人と日本人は地理的に遠く離れた地域に住んでいた。そして、彼らの持つD系統は、2つの異なるサブ・ハプログループに属している。
この2つのサブ・ハプログループはどちらも、網目の細かい星状のネットワーク構造をもっている。それは彼等が、長い期間ローカルな存在であったことと最近、人口拡大があったことを示している。

アフリカでだけ観察されたDE*系統が、チベット人の中に2人見出されたという発見は、D系統の古さの証であり、、D系統が東アジアに最も早く到達した現生人類の移住者の中の一つであることを示している。
さらに、D系統の偏った分布と分岐前の時期の古さは、東アジアの現生人類の集団の中で、D系統が、旧石器時代に他の系統とは独立して移動した集団であったことを示している。

このD系統の推定年代は、これまでに東アジアのY染色体とmtDNAの両方を組み合わせた分析から報告されていたものよりも、より古くなっている。
それが過大評価であるか否かにかかわらず、われわれは同じ方法で、DE*とE系統の分岐時期を計算した。
結果は、27,176年前である。これは、D系統よりはるかに遅いが、これまでの推定(27,800-37,000年前)と一致している。
したがって、D系統の古さは、東アジアにおける人間集団の先史時代の真の姿を反映したものである可能性が高い。

最近の考古学的発見によれば、興味深いことに、約30,000-40,000年前現生人類がチベット高原を探索していたという。その時期は、これまでに示された時期よりはるかに早いが、われわれの仮説には合致している。
後氷期の海面上昇は、最終的には、日本と大陸とを隔てさせることとなった。それは現在の日本人集団の中にD系統が遺物のように分布していることの説明になる。
考古学データは、約30,000年前の日本列島に、現生人類が初めて到達したことを示している。これは、D2系統のわれわれの推定年代(37,678 ± 2,216 年前)と一致する。
同時に、現在のチベット人集団と日本人集団はそれぞれ、おそらくD系統とO3系統の二つの古代の集団が混血して出来上がったのだろうと考えられる。

<2015.5.29追記>
このことに関連する興味深い番組がNHKで放映されましたので、FBページで投稿しました。

【日本人のルーツ】分かってきた縄文人のDNA~NHKおはよう日本より今朝NHKでDNA解析の最新情報が伝えられていました。「簡単に言うと、今、日本にいるD(Y染色体)の男性のお父さんのお父さんをずっとさかのぼっていくと、チベットやア…
Posted by レインボーチルドレン(特定非営利活動法人Rainbow Children Japan) on 2015年5月29日

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奨学生File.04 テンジン・ラプテン

 

奨学生File.04 テンジン・ラプテンくん紹介

NPOレインボーチルドレン チベットプロジェクト 奨学生紹介

Tenzin Rapten(ラプテン)。(2013秋のラプテン)

CSTというインド政府運営のチベット人学校卒で、インド東部のオリッサ出身です。

過疎地域のオリッサはダラムサラのように支援が行き届いておらず、レインボーチルドレン奨学金がスタートした時に指定した3地域のひとつです。
NPOレインボーチルドレン チベットプロジェクト 奨学生紹介

2014春奨学生ミーティングではこちら。髪ものびて雰囲気変わりましたね。

マイブームはダンス。

大学ではウェスタンダンスのサークル所属とのこと。

NPOレインボーチルドレン チベットプロジェクト 奨学生紹介

せっかくなので、ホテルのロビーで自慢の技を披露してもらいました!

NPOレインボーチルドレン チベットプロジェクト 奨学生紹介

将来の目標は化学者。2014秋には再びダンスを披露してもらい、学業とともにダンスの向上もしっかり確認できました。