奨学生file.49 Tenzin Dawa


 

Tenzin Dawa

 

  • ダラムサラ、マクロードガンジで生まれ育つ。UTCVで1年生から10年生まで学び、その後はチベット僧になるため高校進学はしなかった。しかし、寺院での修行や僧として生きることは合わないと感じ、寺院を離れた。
  • 父親はメンツィカンで働き、母親は亡命政府で働いている。しかし、両親の離婚とともに両親とは関係をあまり持たなくになった。
  • 違う大学も受験したが、サラ大学に惹かれたため進学。チベットの文化や言語が消えていっているなかで、それらを守るにはまずチベット語を勉強するべきだと考え、サラ大学で学ぶことを決めた。現在は、チベット語の他に第二言語として中国語を勉強している。チベットのために働きかける時、中国語が話せることは必須になってくるため、中国語を選んだ。また、中道アプローチを成し遂げるためにも、その過程で中国語は重要だと考えたため、チベット語、英語、中国語の3カ国語話せるように勉強している。
  • 将来はまずCTAで働きたいと考えている。政府という機関がどのようなものなのか、どのように今後活かせるのか知りたい。
  • 週末は、マクロードガンジで友達と会うことが多い。地元がマクロードガンジのため、多くの友達がいまも住んでいて、外泊することができる週末はマクロードにいる。趣味はバスケで、CTAにバスケットコートがあるため、そこで友達と集まってバスケをすることが多い。