ゆうかのインド奮闘記⑦ デリーの大気汚染


ナマステ!

現地インターンのゆうかです。

 

先日ダラムサラからデリーに帰ってきました。

雪のヒマラヤと美味しい空気、そして青い空。

ダラムサラでは、豊かな自然を十分に堪能してきました。

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そして、デリーに戻ってびっくり。

なに、この空気の不味さ!くすんだ空の色!

最近、デリーの大気汚染は悪くなる一方です。

 

 

世界保健機構(WHO)の調査によれば、ニューデリーの大気が最も汚れているとの結果が出ています。

しかし、PM2.5の濃度が危険なレベルを超えても、ここインドにはそれに対する警報などは特にありません。

深刻な大気汚染問題が続く中国北京でさえ、先日「赤色警報」が出されたというのに、それを超す数値がでても普通に人々が外を歩いているのがデリーの現実です。

 

実際に、大気汚染が原因の肺疾患などでデリーでは年間1〜3万人の人々が亡くなっているとの調査結果もでています。

 

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私もデリーに住んで4ヶ月。

深呼吸すらできない状況下で、肺がどんどん悪くなっていくのを感じています(冗談じゃないですよ!)。

 

先月、国外からデリーに遊びに来てくれた友人たちがいたのですが、到着して数時間後には必ず咳き込み、のどに炎症を起こしていました。

そんな彼らの姿を見ると、いかにデリーの大気汚染が深刻か、そして私も含めデリーに住む人々がいかにその状況に慣れてしまっているのか、ということに改めて気づかされました。

 

デリーで最後に青空を見たのはいつでしょうか。

 

 

インド政府も、車のナンバープレートに記載された数字をもとに運転できる車の制限を行ったり、ディーゼル車を規制したりと対策をしているようですが、ただでさえデリーの人口と比例していないバスやメトロの本数から考えても車を規制することは現実的な策ではないように思います。

 

ですが、殺人的な大気汚染とも言われるこの状況で、政府の早急な対応が求められていると同時に、デリーに住む人々も自発的に気をつけていかなければいけないですね。

 

デリーで青い空が見えるのは、いつになるのでしょうか。

澄んだ空ときれいな空気が恋しいです。

 

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