4年前に栗城くんの『NO LIMIT!! 』に勇気をもらい、自分で作った幻想の壁を破ってスタートしたレインボーチルドレン。
去る10月23日、Yahoo!基金主催のネパール応援ナイトで同じステージに上がり、team KURIKI のTシャツを着て、ようやく栗城くんにその御礼を伝えることができました。
もちろん、レイチルを立ち上げたのには100ほどの理由があります。これまで人生を歩み、経験してきたこと、出会った人たちとのご縁、そのすべてが今に繋がっています。
でも、「自分がやることじゃない」と考えていた海外での子どもたちの支援に、「自分でやってもいいんだ」と自分に許可を与えることができたのは、3つほどの出来事がトリガーになっています。1つが栗城くんが送っていた『NO LIMIT!!』というメッセージです。
ネパール応援ナイト by Yahoo!基金
会場は東京、六本木にあるヤフー株式会社の社員食堂です。
金曜の夜19時からのスタートでした。
この日のために、全国からレイチルメンバーが続々と集まってくれました。
準備のために早めに会場へ到着すると、Y!のマーク。
理事3人も揃いました。
石川は奈良から、佐藤は徳島から。
昼にカメラ300台寄贈の件でお会いした株式会社アイデムの佐野さんも駆けつけてくれました。
ブースは一番手前の特等席!
こんな風に飾り付けました。ネパール募金箱、ネパールのフォトブック、iPadで写真のスライドショー、ネパールでのお土産チャリティ。
そして、香り玉。
募金やチャリティお買い上げの方へのプレゼントです。(かなり人気でした)
当日の進行表です。
栗城くん、タパさん(ネパール公式通訳)の他、震災でネパール支援をしている8つのNGOも支援状況の報告をします。レインボーチルドレンの発表は8団体の最後、取りを務めます。緊張しますね。
Yahoo!基金はヤフーネット募金で「ネパール地震被害緊急支援募金」を立ち上げ、7万人以上から6700万円以上の募金を集めました。今回の8団体はその募金より活動資金を託されたNGOだったのです。レインボーチルドレンでもヤフーネット募金で独自の「ネパール大震災緊急支援(チベット難民キャンプ)」を実施しましたが、そのネパールでの活動を認められYahoo!基金よりネパール活動資金の寄付を頂きました。
ステージのスライドでは、8団体が活動する地域をハートで表示して紹介されました。
さあ、いよいよ栗城くんのトークです。
トーク中は撮影ができなかったので写真はないですが、4日前にエベレスト遠征より帰国したばかりの臨場感あふれる話に会場が引き込まれました。また、栗城くんがネパールで展開している「ふんばろうネパール」の活動報告もされました。スライドを交えた支援現場のリアルな報告に、山岳地帯の厳しい被災状況を知ることができて、ため息がでました。これより厳しい冬を迎え、唯一の主要産業である観光が低迷したままではネパールが元気にならない。それを元気づけるために、震災後に世界で初めてネパール側からのエベレスト登頂にチャレンジした栗城くんに、賞賛を贈りたいと思います。
そして、これからもチャレンジを続ける栗城くんを、ずっと応援していきたいと思いました。
二番目はネパール公式通訳のタパさんのトークでした。
堪能な日本語から絶妙な間で繰り出されるジョークは会場を笑いに包みました。公的な仕事以外でも、母国で教育支援等の活動をされているタパさんは、日本とネパールの大きな架け橋となる存在です。現在ReadyFor?でチャレンジされている「ネパール被災地の子どもたちに”ゆでたまご給食”を届けたい!」をぜひ応援下さい!
休憩時間にはたくさんの方がブースを訪れてくださいました。
募金くださった方、チャリティをお買い求めくださった方、興味をもってフライヤーを持ち帰ってくださった方、ありがとうございました。
そして、NGOの発表が始まり、7団体の発表のあと(ドキドキ)、順番が回ってきました。
冒頭では、会場内にいる栗城くんに、「この場所に立てているのは栗城さんのお陰なんです!ありがとうございます!」と御礼とその理由を伝えさせてもらいました。
短い時間での発表でしたが、これまでの活動と、10日ほど前にネパールを再訪して感じたこと、を会場の皆さまにシェアさせていただきました。
レインボーチルドレンらしく、高等教育というアプローチでの復興支援を理解いただけていれば嬉しいです。
そして、今月の再訪で直面した女性問題・ドラッグ問題にも触れました。そのことについては、今後ネパールの復興支援でどう向き合っていくのか、レイチルとして考えていく予定です。
イベント終了後は、栗城くんの控え室(?)へ。
あらためて御礼を伝えると、「僕も感動しました。勇気をもらいました!」という栗城くんの意外な言葉。
栗「僕もたくさんのチベット人に出会っていて(シェルパはチベット族が多い)、こういう活動をしている団体があることが嬉しいです」(という内容だったと思います。舞い上がってて記憶が、、笑)
栗「一緒に何かできるといいですね!」
ぜひぜひ!!
必ず何かのプロジェクトでお呼びします!これからもよろしくお願い致します。
そして栗城くんの挑戦をずっと応援しています。
レイチルメンバーで栗城くんを囲んで記念撮影。
ブースの片付けの時にも、みんなで記念撮影。
思い出に残る、感動のネパールナイトでした。