2017秋のスタツア感想文②~ながおっちの場合(東京)


『一緒にインドに行こうよ』

ある日の仕事終わりに先輩からこんな誘いを受けた事がツアー参加のきっかけでした。

レインボーチルドレンの活動や海外旅行の手順、何一つ分からない状態ながらも、当時自分の人生の分岐点に居た事もあり『何か変わるかな』の勢いだけで乗り込んだインド。

…意外と『普通』でした。
慣れたら住めるな、と。

埃っぽい空気や尋常ならぬ交通事情など、安全性が高い日本と比較すると多少の驚きは在るものの、訪問先の人々が見せる感情や日常風景は日本と何ら変わりませんでした。

『たまたまそこに生まれたから、生きるために生活を
している』

その手段が物乞いだったとしても彼等にとってはそれが普通なのです。

恐らく幼い子供などは自身の環境が『他とは少し違う事』にはまだ気づいていないでしょう。

貧困問題や人種問題については私個人はあまり良く分かりませんが、

彼等が成長過程で外の世界を知り、
もっと生きやすく出来る手段がある』と知った時に動きたい人が少しでも活動しやすくする基礎を作る事はとても意味のある事だと
思います。

豊かと言われる日本で自分の日常に戻った今、決して上から目線ではなく、何かできる事があるか、ゆっくりと考えてみたいと思います。

ありがとうございました。