今日から始まった「地球へのラブレター展」にやってきました。
スラムの子どもたちが描いた絵の晴れの舞台です♪
南禅寺の真向かいの京都市国際交流会館の2Fが展示会場です。
エントランスではこのポスターがお出迎えしてます。
想像していたよりもかなり広い会場です。
地球へのラブレターinスラムを企画してくれて、2014年春に一緒にインドへ行った、NPOおとくにパオ創設者の森口和子さんが案内してくれました。
まずは地球へのラブレターの原型となったノブコ・ウエダさんの作品から。2008年に8万人もの命が奪われた四川大地震がきっかけとなったことが書かれています。
地震などの天災だけでなく、この地球上には原発事故や戦争など人間が招いた悲劇によって多くの命が奪われ、大地は震え、森は叫んでいます。
今、生かされている私たちはこの地球の中でしっかり大地を踏みしめて、森に射す一筋の光に希望を抱き、子供たちの命を守り、自然を守っていかなくてはなりません。
20センチ角のボードはその後「地球へのラブレター」として繋がり多くの人々、子供たちの地球へのメッセージカードとなってラブレターを描き続けています。
20センチ×20センチに貼られた、地球の惨状を伝える新聞と、その上に重ねられた木の葉。
それが200枚近く繋ぎとめられてひとつの作品となっています。壁一面の巨大な作品です。
会場にはインドのスラムの子どもたちの作品の他にも、アメリカ、ドイツ、日本の子どもたちが描いた「母なる地球へのラブレター」がびっしりと展示されています。
かわいらしい作品がいっぱい。
しかし、
地球の未来を担っていく子どもたちから、物質的な価値と成長を追い求める今の大人たちへの、お願いにも見えました。
そして時折、地球からの悲痛な叫びにも見えたりするのです。
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目にとまった作品を紹介します。
小さな鶴の折り紙で作られています。
ハートのオブジェが縛りつけられています。
黒い背景と平和の文字にギャップを感じます。
オラウータンででょうか。それとも愚かな人間でしょうか。。
こんなコラージュの作品も多くありました。
地球の未来を予言?!
対照的な写真の間にはファストフードの象徴が。
普通の地球かな?と思ったら真ん中に赤い傘が。
本当の地球へのラブレターが。
枯れ葉でコラージュされた作品。
この他にも素敵な作品がたくさんあります。
インド・アメリカ・ドイツ・日本の子どもたちの違いを楽しむのもよいかも知れません。
皆さんの心に届くラブレターがきっとみつかると思います。
- 入場無料
- 5月18日~5月22日 10:00~17:00
(最終日は16:00まで) - 京都市国際交流会館 京都府京都市 左京区粟田口鳥居町2−1
京都の東山を散歩のついでに、ぜひお立ち寄りください。
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