今年の春は20台のカメラを持って、インドへ向かいました。
10台はペトンスクール(初等部)へ、残り5台づつはネパールの学校へ贈呈しました。(ネパールの報告はKids Camera project in Pokhala その① その②参照 )
そして、スラムのWahoe Commune Schoolでは、屋外写真撮影ツアーを行いました。
その様子をレポートします。
Mewoen Tsuglag Petoen School初等部(Sambhota Model School)
ペトンスクールの中・高等部の写真部へは2年前にカメラ10台を寄贈しましたが、その写真部活動のレベルに脱帽していました。既に一眼レフカメラ2台を駆使して、台本から作り上げる動画撮影までこなしていたのです。
その初等部にあたるSambhota Model Schoolには幼稚園から5年生の子どもまで在籍しますが、こちらには部活動はなく、前回訪問した際に校長先生とカメラの約束をしていました。今回は約束の10台を持参しました。
普段カメラをさわったことのない子どもたちは、デジタルカメラに興味津々です。簡単な操作説明をして、自由に写真を撮らせてみました。
まずはお互いに写真の撮りっこをしたり、
撮った写真を見せっこしたり、
インターンのお姉さん(つっちー)をモデルに撮影してみたり、ボタンひとつでファインダーから覗いた世界が切り取られることに感動です。
今回はすべて4年生でキッズカメラチームをつくりましたが、日本のように親からスマホを持たされるなんてことはなく、身近に写真を撮るという機会がないことが分かりました。
とっても嬉しそう!
この中からカメラが大好きな子が出てくると嬉しいですね。ペトンスクール(初等部)の作品は、次回秋に紹介できる予定です。
Wahoe Commune School
スラムの学校では、昨年秋よりキッズカメラチームがスタートしました。でも、普段離れているとなかなか写真が送られてこないので、もっとカメラの面白さを伝えるところから始めようということで、チベット人カメラマンのミンキーにカメラ教室を開いてもらうことになっていました。
そのミンキーから「屋外に連れ出して写真を撮らせたらどうだろう?」と提案があったので、奨学生サンタンを通じて伝えると、子どもたちは大喜び!!ピクニック気分で楽しみにしてくれていました。
当日女の子たちは着替えに帰っておめかしして登場、期待をビシバシ感じます。
(カメラチームでない子どもたちは教室に残って授業だったのですが、かなり落ち込んでいたみたいなので、難しいところですね。)
着いた先は、オートリキシャで10分の場所にあるロック・ガーデン。その名の通り大きな岩が点在する公園で、クリケット場や散策コースもあり、野生のリスや孔雀もいて、自然に囲まれた絶好のロケーションです。
最初にミンキー(写真右)から簡単なレクチャーを受け、いよいよ実習開始です。
男の子たちは一気に駆け出してしまい、どこかへ行ってしまいました。なので、女の子チームを追いかけながら、こちらもピクニック気分。
最初はカメラの設定や、写真再生の機能を確認しながら、
慣れてくると、もう止まりません。
ファインダーの向こう側の世界に夢中です。
インドの女の子は撮られることには慣れてるのか、ポーズはモデル張りでした。笑
小さな子には時折教えながら、
それぞれ、楽しい時間を過ごして、カメラの面白さを感じてくれたでしょうか?
カメラって楽しい!と思ってもらうための企画だったので、これから送られてくる写真になんらかの変化が生まれることを期待したいと思います。
この時の写真は、一部横浜でのキッズカメラ写真展で展示しました。
ペトンスクール(初等部)、スラムの学校、そして新しくスタートしたネパールの学校と、キッズカメラプロジェクトも広がってきました。
今年はいくつかの国内の写真コンテストにも応募しながら、評価される経験もさせてみたいと考えます。いい写真がどんどん集まれば、キッズカメラ写真展も開催していきます。
楽しみです!
「にほんの、みなさま、ありがとう、ございまーす!」
(スラムのカメラチームの子どもたち 2017.3.18撮影)