Vol.63 (7日目)【石川さん!動いたらダメー!】


Vol.63 (7日目)【石川さん!動いたらダメー!】

2013年11月30日(土)【石川さん!動いたらダメー!】

前回からのつづきです…

私たちは悪徳業者に付きまとわれて困っていたT君を救出して、ホテルまで送ってあげた。

その後、最後の観光スポット、世界遺産のアーグラー城へと向かう。

アーグラー城は赤砂岩の強固な要塞で、『赤い砦』の異名を持っている。

ムガル帝国の威容を誇示するため、華麗さを抑え、無骨で迫力ある外観。

「おお〜、で、デカイ!」

その迫力は伊達じゃない。

まるで、『何者も我々の繁栄を邪魔することはできない』と、立ちはだかっているようだ。

門をくぐると、さらにまた門が。
外敵からの侵入を防ぐため、いくつもの門が続いている。

情報誌に載っていた、白亜の霊廟タージマハルが綺麗に望めるスポットを探しながら見学していく。

めっちゃ楽しみにしていた、世界一美しいお墓と言われるタージマハル。

今日は金曜日。お休みのため観光できず。残念~!(+_+)

今回は遠くからで仕方ないけど、ここから見える写真だけは撮っておきたかった。
※350年前に第5代シャージャハーン帝が眺めていた景色。
『愛と悲しみのエピソード』の詳細は、明日以降投稿します。

「あった、あった!ここだ、ここ!」

想像を超える世界最大の愛のモニュメントは、遠くから眺めていてもその存在感はハンパない。

さすが世界中の人々を引き寄せる、白亜の霊廟タージマハル。

そんな世界のタージマハルをお決まりのポーズで摘まんだりして、石川さんと二人で騒ぎながら写真撮影。

冷静に考えたら、お墓に対してなんて不謹慎な行為!(^^;;

「石川さん、もっとシタシタ!」

「あっ、行きすぎ!」

「前後は動かさず、そのままゆ〜っくり上にあげて!」

「ハイ!スト〜ップ!その位置です!」

「いいですか〜?撮りますよ〜!」

「3、2、1…」

「あーっ!ダメダメー!動いたらダメー!」

たった1枚の写真を撮るために、周りの目も気にせず、はしゃぐカメラマンとモデルのおっちゃん二人(笑)(^^;;

私たちのそんな様子がよっぽど楽しそうに見えたのだろう。

周りで見ていた観光客たちも、同じようにマネし始めている。

笑顔は世界共通、『笑い』は幸せのエッセンスです♪♪(^^)

つづく…。

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