Vol.39 (6日目)【インドで初めてのおつかい!①】


Vol.39 (5日目)【インドで初めてのおつかい!①】1

2013年11月9日(土) 【インドで初めてのおつかい!①】

前回からのつづきです…

ダラムサラからの長く苦しい12時間のバスの旅に耐えて、朝の7時30分にデリー着。

明け方やっと眠りに入ったが、まったく寝られた気がしない。
頭がボーッとして、首と足と身体中のあちこちが痛い。
インドのマッサージを頼んで、今日は一日ゆっくり過ごしたいくらいだ。

朝の通勤ラッシュのデリー中心部。
行きかう人々の群れ、車の往来が激しい。
これが12億人いる国の朝の風景か。

予定ではホテルのドライバーが私たちを迎えに来てくれる手はずになっている。
ってゆーか、ここはどこ?

今自分たちがデリーのどこで降ろされたかかが、わかっていない事に気がついた!(>_<)

Vol.39 (5日目)【インドで初めてのおつかい!①】3

ドライバーから何度も石川さんに電話がきて説明しているが、話がうまく噛み合っていないようだ。

ここは駅の近くの大通りで、タクシー乗り場のようで、たくさん人がいて…
って、周りを見渡すと、日本人の私たちを見つけた、たくさんのオートリクシャーたちに囲まれている。

インド人に電話を代わって迎えに来るドライバーと話をしてもらうが、かわるがわる人が代わるだけで通じてない(笑)

何度か電話でのやり取りしていると、ドライバーが歩いて探しに来てくれてやっと合流。一安心。

★インドでは人に道を聞いてもムダ!?
インド人に道を尋ねたら、まったくデタラメだったなんていうのが、インドではよくあるそうです。
これは「知らないというのは申し訳ない」というインド人の善意からなのだそう。
インドで道に迷ったら、ともかくたくさんの人に尋ねるしかないですね。

車を止めている駅の駐車場に歩いていく。
何度も何度もセキュリティゲートを通過。

これだけセキュリティゲートがあるというのは、インドでは潜在的なテロの可能性があるからだろう。

駅の駐車場から車に乗って、デリーでの拠点であるホテルサンライズへ。

★ホテルサンライズ
インド初日にも宿泊したホテルサンライズは、オーナーのサージャンの人柄によるところが大きいです。
過去にFaceBookでサージャンの紹介動画をUPしてますので、インド旅行で宿を決める際の参考にどうぞ!

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一旦ホテルに荷物を置いて、露店のモーニングへGO!
チャイとフレンチトーストを注文する。

Vol.39 (5日目)【インドで初めてのおつかい!①】4

もうすっかりインドでの朝は、チャイから始まる習慣がついた(^^;;

チャイは街のいたるところで気軽に飲むことができるし、ホテルでも飲水の代わりがチャイだった。
この旅で一体何杯のチャイを飲んできただろう?

食後ホテルに戻り、さあ、これから破れたズボンを直さなきゃ!
シャワーを浴びてソーイングセットを探しに、一人で街へ出掛ける。

わからない言葉が飛び交う見知らぬ街。
一人でドキドキしながら買い物に出かけるなんて、インドで『初めてのおつかい』気分!(笑)
もちろん撮影スタッフなんかいない(^^;;
※『初めてのおつかい』は、日本テレビ系列で1991年から不定期に放送されているバラエティ番組です。
生まれて初めて一人で「おつかい」に挑戦する子供達の奮闘ぶりを、ドキュメントタッチで描いてます。
放送開始から20年以上続いている長寿番組で、毎回15%〜20%を獲得する高視聴率番組です。

ソーイングセットを売っていそうな店の情報を仕入れるために、声をかけたらちゃんと教えてくれる、人の良さそうなインド人を探す。

すると逆に、向こうから日本語で話しかけてくる男性に遭遇。

「オハヨーゴザイマース!ドコカラキタノ?ワタシ、ニホンデハタライタコトアリマ〜ス!」

ハイハイ、怪しさ満載!(笑)

でも話を聞いてしまう悲しい性(^^;;
この男性は愛知県と栃木県の鹿沼市で仕事したことがあるという。

立ち話もなんだから、こっちで話そうと店の奥の事務所に案内される。

知らないオヂサンに付いて行って大丈夫なのか、俺!?(ー ー;)

渡された名刺を見ると、どうやらこの男性はここで旅行代理店をしている社長のようだ。

事務所内は日本で買ってきたと思われる置物や雑貨が、ずらりと並んでいる。

デスクには日本語で書かれた日本人からの感謝の手紙が、目立つように貼ってある。

んん〜、なんだがウサンクサイ。
日本人旅行客を安心させるための過剰な演出!?

とりあえずビリビリに破けたズボンを見せて、事情を伝える。

ソーイングセットを売っているお店の場所を尋ねると、社長は直すよりもちょっとお金を出せば新しいズボンが買えるよ、お店を紹介するから新しく買ったらどうかと提案してきた。

しかし明日日本に帰る予定なので、もう仮止め程度でいいと伝えると、それなら裁縫屋を紹介してあげるという。

お店の外にたむろしていた数人の男の中から、一人の男がバイクで乗せて行ってくれるらしい。

オイオイ、知らないオヂサンに付いて行ってホントに大丈夫なのか、俺!?(ー ー;)(2回目)

でもインドまで来て、バイクに乗ってインドの風を感じられる!
そんな誘惑に負けてしまう、バイカーの悲しい性(^^;;(これも2回目)

そうと決まれば早速出発!

バイクの後ろにまたがって、裁縫屋までドライブ〜!
イェ〜イ!(≧∇≦)

やっぱりバイクは気持ちイイ〜!

けど二人ともノーヘルって、日本なら即、捕まるでぇ!

Vol.39 (5日目)【インドで初めてのおつかい!①】2

★ヘルメットの着用
インドでは交通ルールはあってないようなもの。
ノーヘルでバイクを運転している姿もよく見かけます。
インドでもヘルメット着用義務化が進みつつありますが、地域によって義務化の流れはまちまち。
宗教上の理由でターバンを巻かなければいけないシーク教徒は、着用義務がありません。
罰則や取締りの有無は別として、基本的には世界のほとんどの国でヘルメットの着用は義務づけられてます。

ってゆーか、知らないオヂサンに付いて行って、ホントにホントに大丈夫なのか、俺!?(ー ー;)(3回目)

つづく…。

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