ダライ・ラマ14世に関しては数多くの本が出版されており、ご存知の方も多いと思います。
1989年には、チベットの宗教・政治の指導者として、非暴力の闘争を長年続けてきたことが評価され、ノーベル平和賞が授与されました。
チベット人にとってダライ・ラマ法王は、チベットの象徴でありチベット仏教の活仏として、チベットの地で人々に仰がれています。
本名のテンジン・ギャツォ。
今回インドで会ってきたチベットの奨学生の半数近くがテンジンという名前を付けていることから、ダライ・ラマ14世がいかにチベット人から尊敬されていることがわかります。
インドのチベット人は難民のため、インド国内で自らビジネスをして稼ぐことが許されておりません。
彼らは世界各国から集められた支援金で生活をしていますが、その支援金の半分はダライ・ラマ14世が世界各国をまわり、広告塔となって集められているものです。
★ダライ・ラマ14世日本公演
日本にも11月にダライ・ラマ14世が来日していくつか講演会が行われます。
私も11/25(月)の両国国技館での講演会に出席予定です。ご興味のある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。こちらが詳細です。
www.tibethouse.jp/dalai_lama/2013/
ダライ・ラマ14世の言葉
「幸福は思いやりの心から生じるものであって、怒りや憎しみからは生じません」
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ダライ・ラマは1935年5月、チベット北東部(中国の青梅省)の農家に生まれた。
4歳で「霊童」となり、15歳で法主としてチベット仏教の最高位に就いた。1959年3月のチベット反乱事件でインドに亡命、チベット臨時政府を樹立。それ以来「我々は非暴力の戦いを続ける」とのメッセージを送り続けている。
ダライ・ラマは観音菩薩の化身と信じられており、涅槃の世界に入らずに輪廻の世界に留まって人々を救う、とされている。活仏が死去すると、その後を継ぐ「霊童」探しが始まる。
これまでの伝統的な「霊童」探しは、まず、活仏が死に際して残した暗示や高僧の啓示などから「霊童」の住む場所や生年月日が割り出される。
「霊童」とは活仏の生まれ変わりとされている子供のことである。
活仏が死ぬと、その生まれ変わりが49日を経て受胎される。その子が5歳ぐらいになったら、その年齢の多くの子供たちの中から選び出される。
こうして決まった「霊童」は、チベットの区都ラーサへ連れて来られ、徹底した宗教・政治両面でのエリート教育が施される。
この間、実に10年以上も最高指導者がいないことになるが、世襲という形ではなく仏教の輪廻思想に基づいて選ばれることに、権威と崇高さを感じる。
(地球の歩き方より抜粋)
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