スタディツアー参加者感想文(2014春)


 

第五回春スタ参加 伊藤明香(大阪支部長/大阪)

混沌としたスラム街の中の小さな小さな学校で彼らと出会った。「これ学校なの?!」っていうような小さな小さな建物に、小さな子供から中学生くらいの子供まで一緒に座っていた。友達同士ではしゃぐ子供たちの笑顔は、とても眩しくて輝いて見えた。そんな子供たちをみていたらワクワクが込み上げてくるそんな気がした。 一目みただけで貧しいと分かるような生活や教育を受けているのに、堂々としていて自信溢れるスラムの子供たちの姿をみて、「尊敬」の気持ちが溢れた。 可哀想とか、助けてあげたいとかなんてこれっぽっちも思わなかった。 一人一人の瞳が澄んでいて力強く、熱い血を感じた。
その素晴らしい彼らの生きる道に少しでも選択の幅が広がるようなお手伝いをさせて頂きたいと思った。 彼らのことをもっともっと知りたくなったし、もっともっとたくさんの人に見てもらったり知ってほしいと思った。 こんなに楽しそうに生きている子供たちの姿を今の日本人に見てほしいと思った。
全てのツアーに参加できませんでしたが、私は彼らに出逢えて本当に良かったと思いました。大阪で毎日死んだような毎日を過ごしていた私に希望を与えて下さいました。そして、また尊敬できる方々に出逢えて、光栄でした。 私はまだまだ彼らのお手本になれる大人ではないなと痛感しました。子供は大人の背中を見て育つ。 どんな良い教育を受けても大人がダメなら子供もダメになる。日本でもインドでも、世界的に子供に胸を張って生きれる大人になるのが私の今の目標です。 ありがとうございました。