ホテル前で待機していると、必ずバクシーシ(物乞い)の子どもが寄ってきます。
母子連れが多いのですが、ホテル宿泊の外国人は格好のターゲットであり、ホテルは彼女らの大事な仕事場となっています。
これもインドの日常、非日常体験です。
たまにあげることもありますが、キリがないので次第にかわし方を覚えるようになります。
さあ、世界遺産観光へ出発です!
車が待つ通りまで、少しだけ歩いていきます。
4人,3人,3人に分かれて3台に乗り込みます。
今日のデリーは天気、日中は35℃以上まで気温が上がりそうです。
ちなみにバクシーシの母子連れは車まで追ってきます。
車に乗ると、おや?いつもより道が空いています。
土曜日ですが、モディ首相になってから週休一日になったとか聞いてましたが。。
(後で判明しましたが、インドでは大型6連休の最中でした)
ニューデリー市内を郊外に向けて幹線道路に入ると、うって変わって車、車、車、オートリキシャ、自転車、牛、犬、歩行者、横断者で、大渋滞、大混乱です。
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一時間弱かかって降ろされたのは、世界遺産の正面入り口ではなく、敷地の外れでした。
大渋滞で正面入り口はとても路上駐車で待機できる状態ではなかったようです。
遠くに人が見えますが、延々と観光客が歩いてやってきます。
ぼくらもひたすら歩きます。
まだ1日目、メンバーも元気です。
そして、ついに赤い建物が姿を現しました!!!(望遠レンズ)
角を曲がると!!
、、、まだもうちょっとあるようです(^^;
(猿くん、ショックでうなだれポーズ?)
そして、今度こそ赤いお城ラール・キラーが全貌を現しました!
【今回の世界遺産第1号】
赤い城(赤い砦、レッド・フォート、 Red Fort)
またはラール・キラー(ヒンディー語、ウルドゥー語)は、インドのデリーにあるムガル帝国時代の城塞。
デリー城とも。
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、アーグラから遷都し、自らの名を冠した新都シャージャハーナーバード (Shahjahanabad) における居城として築いた。1639年から9年をかけて1648年に完成。名称の由来ともなった城壁の赤い色は、建材として用いられた赤砂岩のものである。
1857年のインド大反乱のとき、イギリスは軍の駐屯地として接収した。兵舎が建設されるなど、城内は大きく造り替えられた。インドの独立後も、近年まで軍の施設として使用されていた(現在も、デリー門周辺と北西部には軍の施設があり、立ち入れない)。
2007年に、隣接するサリームガル砦 (Salimgarh) と併せて「赤い城の建造物群」としてユネスコの世界遺産に登録された。 ラホール門内のチャッタ・チョウクは宮廷の女性たちのためのショッピング街であったといい、現在は土産物屋が並ぶ。~Wikipediaより
タージ・マハルを築いたあの皇帝が、アーグラー城とそっくりなものをデリーに造ったものなんですね。赤砂岩の質感といい、どうりで雰囲気もそっくりです。
「入り口に30分後に集合で!」
この時点では、もう一つの世界遺産へ行こうと考えていましたので、前後時間を考慮して、短い滞在時間です。
みんな迷子にならないように(笑)
最初は、土産物屋が立ち並ぶエリア。
下手するとここだけで30分が終わりそうなお店の数。
抜けると、広大な庭園エリア。
向こうに見えるのが中間地点で、中は展示室も設けられています。
とりあえず記念写真!
そして、そこまで辿り着くと、、
さらに奥に広がるエリアと、最終地点の建物がそびえます。
一番奥まで歩いていくと、
素晴らしい建築デザイン。
THE世界遺産です。
建築家のねえさんと、大学院で建築を研究する近藤くんはもっと時間が欲しかったですね。
時間通りみんな集合して、世界遺産第1号の前で集合写真です。
(このしばらく後、アクシデント第1号も発生します???)
そして、昼時になったので、昼食のレストランへ移動。
ここでも大渋滞で時間をとられます。
目指すは「Taste of INDIA」。
ロータス近くのお土産物屋のビルの4階にあるのですが、観光客ではなく地元の上流層で賑わう人気インドレストランです。外からでは土産物屋にしか見えませんね。
でも、中ではこんなに素敵なインド料理を食べることができます。
今回、メンバーがはじめて口にするインド料理ですもんね!
タンドリーチキンや、バターチキン、ダル(豆)やノンベジ・ベジのいろんなカレーたち。
やっぱりこの店はおいしかったです。
そして、ラッシー!
今回もチャイに負けないくらい飲んだのがラッシーです。
スパイシーな料理に合うだけでなく、
スイート、ソルティ、バナナ、マンゴー、etc
いろんな味が楽しめます。
さあ、お腹いっぱいになったし、
次まで行ったら夕方のバス時刻までに戻ってこれなそうだし、
インド6連休の渋滞にも阻まれ、
もう一つの世界遺産クトゥブ・ミナールは次回お預けになりました(>_<)

いったんホテルへ戻ってシャワーを浴びたあとは、深夜バスでダラムサラへの移動です。
チベットプロジェクトの活動拠点となるダラムサラでは、今回もイベントが目白押しです。
決してバスに乗り遅れる訳にはいきません。
急げーーーー!!
つづく。
(次回より参加メンバーの日記がスタートします)
教育は未来へのパスポート!夢と希望の架け橋にぜひご参加ください。