インドの給食


 

ヒンディー語を少し話せるのがインド人に浸透してきて、ネイティブ並みの速さのヒンディーを聞き取るのに苦労しています、五郎です!インド人は容赦ありません。。

今日は丸一日、授業を見学しました。授業の邪魔にならないように教室に忍び込みたいのですが、僕を見るを否やみんな立ち上がって挨拶をしてくれます。先生たちにはかなり申し訳ない気持ちです。自分が教員の時に邪魔されたら正直嫌ですね汗

さて、私が関わらせてもらっているのは「ニランジャナパブリックウェルフェアスクール(通称ニランジャナスクール)」という学校で、インドの中でも貧困州の一つであるビハールの「ブッダガヤ」に建てられています。インド人には、「ボードゥガヤー」と言うと通じやすいです。仏教の開祖であるブッダが悟りを開いた地として有名な場所ですね!

ニランジャナスクールは貧困層の子どもたちに質の良い教育を提供するため設立されました。主に日本のNPOからの資金で運営されており、私はそのうちの一つの団体に所属しています。今回は2年前に4~5日訪問した以来の訪問です。

 

今日はランチタイムにも教室にお邪魔しました。
お弁当の入れ物がインドって感じ!チャパティと野菜の入ったカリーの二段が定番です。

インドでは世界最大規模といわれる給食プロジェクト(Midday Meal Scheme)が国全体で実施されてきました。しかし、その対象となる学校は、政府が認可している学校のみにとどまっており、ニランジャナスクールは対象外です。しかし、ここニランジャナスクールでは東京で活動されているTeam Peace Challengerのお陰で、週に2回給食を実施することができています。

今日は水曜日なので給食はありません。ランチタイムになると、家の近い子どもは帰宅し、遠い子どもはお弁当を持ってきます。子どもによってはお弁当を持ってこれず、手持無沙汰にしている姿を見かけます。

給食が食育や学習態度に与える影響は日本でも研究されており、無視できない教育活動の一つです。子どもはもちろん、家庭、さらには村全体に対しても大きなインパクトを与える給食が完全実施できる方法を我々は見つけなくてはならないと考えています。

 

すでに日本食が恋しくて、ゲストハウスでお好み焼きを作った五郎でした!