ダイキのインターンブログ④インド中が熱狂?!国民的スポーツ『クリケット』とは

 

ナマステー

今回は、南インドに関することではなく、インドの国民的スポーツと言っても過言ではないクリケットについて触れたいと思います。(いや、国民的スポーツに違いない)

インドに来てから、ここでもかってくらいインド人がクリケットに夢中になってる姿をよく見かけます。インドの狭い路地で工夫しながら遊んでいる子どもたちから、店内が見えなくなるくらいお店の外からガラス越しに生中継に釘付けになるインド人。関心する程です。

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クリケットは元々、イギリス発祥のスポーツで、昔、英植民地であったインドや南アフリカを初めとする世界各地に伝わっていったそうです。日本では、野球やサッカーのように馴染みはないかもしれないです。しかし、事実、球技としての競技人口はサッカーに次いで世界第2位だそうです。

ただ、画面だけ見ててもルールは分からないと思います。これはインドにいる多くの日本人が口を揃えて言ってました笑

端的に、クリケットは「守るように攻める」スポーツだと僕は思います。

試合は、1チーム11人編成で、1イニング/回分で終わります。ボウラー(投手)が相手チーム11人分のアウトを取ることで攻守交代になります。ボウラーは、バッツマン(打者)の背後にあるウィケットと呼ばれる3本の棒を倒すことでアウトを取れます。一方で、バッツマンはボールがウィケットに当たることから守らなければなりません。そして、攻める。野球と違って、ファールというものがないため360度ボールを打つことも可能です。

クリケット説明画像

そして先ほど述べた、IPLというのは、インディアン・プレミア・リーグ(Indian Premier Leage)は、インドにおけるクリケットのプロリーグの名称です。

IPLでは、「トゥエンティ20」という試合形式を採用しています。中には最大5日間で勝負を決める試合形式もあるそうですが、時間と投球数の制限を程よく調整されたのが「トゥエンティ20」ということだそうです。

そして、連日多くのインド人がTVに釘付けになっていたのもそのはず、IPLの決勝戦があったからでした。夜中暑くて戸を開けていたら歓声が聞こえたのも、ここバンガロールのホームチームであったRoyal Challengers Bangaloreとの対戦ということもあったからでしょう。

IPL優勝画像⑵

しかし、残念ながら2016年度の優勝を勝ち取ったのは、Sunrisers Hyderabadでした。

どうでしたか。長くなりましたが、少しでもインドのアツいクリケット事情が伝わったでしょうか。

参考:

「日本クリケット協会」:http://www.cricket.or.jp/what_is_cricket/

「News18 cricket next」:http://www.cricket.or.jp/what_is_cricket/

 

ダイキのインターンブログ③バンガロール事情

 

ナマステー

レインボーチルドレンのインターン第二号、ダイキです。

インドに来て既に早3ヶ月になろうとしています。前もお伝えしましたが、今はインドのシリコンバレーとも呼ばれるバンガロール(=Bangalore)に滞在しております。英語表記だと、ベンガルール(=Bengaluru)。面倒くさいと感じるのは僕だけでしょうか。

それもそのはず、最近、2014年にベンガルールに改称されたとのことです。ちなみに、ベンガルールという呼称はこちらの現地語であるカンナダ語で表記した時の呼称だそうです。(以降、バンガロールで統一させて頂きます)

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「バンガロール??ん、涼しいよ。」

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そんなわけがない。

インド国内を見ても結構北に位置しているデリーですらあの暑さ。南に行けばそりゃもっと暑いに違いない。

そんな思いこみは、空港を出た瞬間に覆されました。。

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いや、涼しい。

むしろ、快適。

住みたい、とか思ってしまったりしなかったり。

いや、しますね。。

 

 

マイソール高原地形図

〈写真、Wikipediaより〉

バンガロールは高原都市とも呼ばれています。

マイソール高原の中心に位置し、その中でも海抜も他の都市と比べて高いということから「バンガロール=涼しい」と言えるでしょう。

まだ、しばらく南インドには滞在する予定なので、更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

ダイキのインターンブログ②キッズカメラProject@青空教室

 

ナマステー

レインボーチルドレンのインターン生第二号、ダイキです。

デリーは、日中45度近くあり、灼熱です。ですが、しっかりPani(ヒンディ語で「水」)を常備し、水分補給していれば問題ありません。

そして、今はバンガロールに来ています。これから数週間程、南インドを拠点に奨学生と会っていきたいと思います。南インド事情は次回のブログで紹介したいと思います。それでは、今回はキッズカメラProjectの報告をしたいと思います。

 

NPOレインボーチルドレン キッズカメラプロジェクト

先日、Free School Under the Bridge(通称、青空教室)にて、キッズカメラProjectを行なってきました。今回は、レインボーチルドレンの奨学生でもあるTharchin(奨学生file.24/ Jawaharlal Nehru University院生)が活動のサポートをしてくれました。彼なしでは今回の活動はなし得なかったほどだと思ってます。感謝しかないです。

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トゥジェチェ〜(チベット語で、ありがとう)

さて、当日は指定された時間にきても一向にProjectが出来る雰囲気ではない。かといって、授業を中断するわけにもいかなかった。そして、待つこと2時間、いきなり「解散!」的なかけ声で一斉に生徒たちがその場を去ったと思いきや、また戻ってくる生徒たち。冷や汗しか出ない。何だったんだ、さっきのは(汗)。よくぞ戻ってきれくれた!

実際にProjectが始まるまではヒヤヒヤしかしなかったですが、いざ本Projectの説明を始め有志を募ると、手が挙る挙る。30人くらい居た生徒たちの8割くらいが楽しそうに手を挙げてくれました。

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今回はTharchinの協力もあり、彼がこのProjectをやることに対する意義に共感してくれたこともあり、非常に円滑に進められたと思います。

最初は一度カメラを渡したら戻ってくることはないのではないかという懸念もありましたが、そんなことも起こることもなく、むしろ、「次回は生徒全員に渡すことは出来ないのか!」という声を生徒自身から聞けたのが何よりでした。

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これから、回収した生徒たちの写真がどのような形として皆さんの前に現れるかは今は言えませんが、分かり次第報告させて頂きます。

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青空教室第1期Kids Camera メンバー
女子
Shivani Sabita Sofrin
Preety Nandni
男子
Raju Sunil Rohit
Pabbu Chinfu Banty
Rajiv Pabbu(2)

 

  • 3月春ツアーで訪問した時のレポートはこちら

インド・橋の下の青空教室訪問 >

  • キッズカメラProjectのこれまでの取り組みはこちら

キッズカメラプロジェクト >

 

第二号インターンブログ①初めまして!ダイキです。

 

ナマステー

初めまして。インターン第二号のダイキです。

ユウカとは同じ大学で同じサークルで仲良くしてもらっていた子です。外目はモチモチ、中身はバリバリです。彼女のバイタリティ精神は半端じゃないです。

ユウカの後任としてこれからインドで奮起したいと思うので、今後ともよろしくお願いします。

そんなこんなしている内に、もう一ヶ月経ってしまいましたが、インドにもやっと慣れてきました。春のスタディツアーを終え、一人取り残された時はどうなることかと思いましたが、今はno problemですね。ですが、インドはこれからが勝負です。インドでは、年に二回ほど(乾季4~6、雨季7~9)夏を満喫出来るそうです。笑い事ではなく、毎年多くのインド人が熱中症で亡くなられるそうです。水分補給はもちろんのこと、熱中対策万全に活動に取り組んでいきたいと思います。

ブログは、ユウカに引き続きインターン生活や現地で感じたこと等を皆さんにお伝え出来ればと思います。今回は自己紹介だけにさせて頂きますが次回からは写真と共に更新していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

そして、

最後になりますが、

熊本を中心にして起きた大地震によって被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

2016春のスタツア感想文⑧~大輝の場合(大学生・千葉)

 

正直、今回の2016年春のスタディツアーに対する想い入れはほぼ無かった。

次期インターン生としての絶対条件でしかなかった。

そして、それはレインボーチルドレンジャパンのインターンが本格的に始まるまでの「通過点」でしかなかった。

しかし、そのただの「通過点」が「分岐点」に変わったと感じた10日間のスタディツアーとなった。

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このような機会を持てたことに対して、レインボーチルドレンジャパン代表の石川さんを中心とするメンバーの方々、ダラムサラを拠点とするチベット亡命政府の協力者の方々、チベット人学生たち、デリーのスラムやストリートチルドレンに対してアプローチを取るNGOや子どもたちやガイドの方、宿を提供して下さった方々、そして自分の意志を尊重し応援してくれた家族、友人や先輩方には、ただただ感謝でいっぱいです。

ありがとうございました。

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さて、今回のスタディツアーは「チベット・スペシャル」ということでインドにいながらもチベット問題を中心にチベットの奥深い「ソレ」に触れることが多々あった。

それは一言二言では表現出来ない。

そして私はその「ソレ」についてチベット人と共に感じ、考え、これから少しずつ発信していかなければならない。

「しなければならない」という言葉に対して語弊を招くかもしれないが、これが今の私の最善である。

私は感じたこと考えたことを表現すること、そしてそれを言語化することを苦手とする。

しかし、それが現地にいるインターンとして果たすべき役割であり、より多くの人に「ソレ」に触れるきっかけとなるのではないか。

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ただ、このわずか10日間でも感じられたのは、私が知る限り自明であるかもしれないが全てのチベット人が「FREE TIBET」という一つの「ソレ」に向けて互いに静かに寄り添い合い、「利他の精神」を持ちつつ己と向き合っているということ、である。

それは力強く、また自分の内面とも向き合うきっかけを与えてくれる。

そんな「チベット・スペシャル」であった。