急募!【ネパール緊急支援募金箱】設置していただける方を募集します。

 

今回ネパールを襲った未曾有の大地震。

国連は、ネパールにおいて1934年以来もっとも大きな地震となったという見方を示しました。
今回の大地震では、多数の死者やけが人の他、倒壊した建物の瓦礫の下には未だ多くの行方不明者がいるとみられています。
地震によって損傷した建物が余震で倒壊する恐れもあり、命からがら助かった人々は、現在も各地で数千人が屋外で寝泊まりする生活を続けています。

震源に近い地方の被害状況については、道路が寸断され通信も途切れ途切れになっているため、現時点でほとんど情報が入っていないそうです。
地方の被害状況が明らかになれば、犠牲者の数はさらに増える可能性もあります。

国連の発表では、全国75地区のうち35地区が被災。
すなわち国土の約半分が被災したと見ています。
面積でわかりやすくいうと、日本の北海道全域とほぼ同じ広さが被災した状態です。

現地空港の混乱により日本からは1日遅れの28日、国際緊急援助隊・救助チームが首都カトマンズに到着しました。
世界各国からも次々とレスキュー隊が到着し、これから救助活動が本格化しようとしています。

しかし、生き埋めになった人の生存率が急激に下がるとされる、地震発生72時間が過ぎていきます。
これから入ってくる情報は目を覆いたくなるような映像や、耳を塞ぎたくなるような情報が入ってくるかもしれません。

1116レインボーチルドレンは2012年よりチベット難民の奨学金支援を行っています。運営する奨学金の大学生の1人、ペマちゃんはカトマンズのチベット難民キャンプ出身です。
幸いなことに現地の両親ともに無事でしたとの報告を受けていますが、他にも多くのチベット難民がこの地で被災しました。
そこで今回の大地震発生に際して、レインボーチルドレンはネパール緊急支援として、即座にチベット難民キャンプに義捐金を贈るサイトを開設しました。
【ネパール緊急支援】(チベット難民キャンプ)
http://rainbowchildren.holy.jp/archives/5352

また、多くの社会貢献団体が登録しているgooddoでは、緊急支援に動いているgooddo参加のNGO,NPO団体に呼びかけて、それぞれの団体情報がまとめられたサイトを開設していただきました。
【緊急支援】ネパールでM7.8の地震発生。上空からの撮影で現地の様子が明らかに…
http://gooddo.jp/video/?p=3941

そしてこれらネットでの支援に加えて、今回さらにペマちゃんを通じて支援を行う募金箱を設置することを決定しました。
ネパールで被災した、チベット難民キャンプの方々をより多く救済するための募金箱です。
募金箱は、レインボーチルドレンのメインプロジェクトで使用している『みらいの貯金箱』で代用します。
同時にすでに全国に設置している『みらいの貯金箱』も、ネパール緊急支援の募金箱に使途を変更します。
『みらいの貯金箱』
http://rainbowchildren.holy.jp/miraityokin

みらいの貯金箱2

理由は、今回のような未曾有の大地震において行われる国や大きな団体レベルの支援は、首都を中心に行われなかなか難民キャンプまで行き届きません。
これからの復興の期間においても、難民である彼らは大変な苦労をすることが予想されるからです。

ネパールはただでさえ貧しい国です。
ネパールに住むチベット難民キャンプの人々は、今回の大地震によってさらに過酷な生活を強いられてしまう…

そこで、ぜひ皆さまのお力をお貸しください。
被災された方々を救う募金箱をより多く設置するために、ご協力をお願い申し上げます。

※個数は現在85個あります。
募金箱設置にご協力いただける方はコチラ↓から必要事項を送信ください。http://goo.gl/forms/yXxk3Sw9HG

この件に関する問い合わせはコチラまで。

※緊急対応体制のため、設置ご協力サポーター様の「みらいの貯金箱ページ」への情報記載は後日まとめてとなりますことを予めご了承ください。必ずご紹介させて頂きます。また、faceebookページでは速報としてお名前とホームページ等の情報を紹介させて頂いております。

みらいの貯金箱100個完成!

こどもたちのみらいの貯金箱100個が完成しました。
そして、なんと石川県の漆塗りスペシャルバージョンも登場です!

<完成への道すじ>
設計デザインから制作までをボランティア(プロボノ)で募集し、Ms建築設計事務所さんと羽根建築工房さんにご協力いただきました。子どもたちの未来とともに地球環境にも配慮し、ナチュラルで他にないデザインを考えた結果「無垢材を使った天然木の募金箱」の構想が浮上しました。
試作モデル10個が完成の後、設置先のスペースを考慮してサイズダウンで再設計し、年明けより100個の制作がスタート。消費増税で建設業界は人手が足りないほど忙しい中、大工さんたちが休憩時間や休みの日を利用してひとつひとつ完成していきました。そんな中、もっとスペシャルなものを作りたいと、石川県の漆職人さんもプロジェクトに加わり、20個ほどが漆塗りバージョンとして、この4月末ついに100個が完成しました。

▼漆の匠紹介~(有)沢幸沢幸3漆店/沢田欣也様
〒923-0923 石川県小松市東町46
http://www.geocities.jp/urushisawakou/profile.html

健康住宅や自然素材が注目されている中、天然素材でありながら、それでも漆は扱いにくく、高価なものと思われ敬遠されがちです。かつて漆はもっと身近な素材であり、見た目の美しさだけでなく、木材の保護剤としてなど、実用的な面でも使われてきました。20 ~ 30 年ほど前まで北陸地方では住宅の柱、床、建具などに漆塗り(拭き漆)することはごく一般的なことでした。今日では漆塗りの家もめっきり少なくなってきましたが、漆は現代の生活にも充分に活かせる素材です。フローリングを中心に「自分で塗ることも可能」をテーマに、アドバイスと提案を続けております。

沢幸2

貯金箱1

完成したみらいの貯金箱を運ぶ様子。みんな笑顔です。写真右から、Ms建築設計事務所代表三澤さん、羽根建築工房和田さん、レインボーチルドレン代表石川、Msの戎野さん。早く日本全国にお嫁にいきますように!

貯金箱2

杉や栗、タモなど様々なバージョンがあります。無垢材の香りがプンプンです♪

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こどもたちのみらいの貯金箱プロジェクトでは、設置協力先と設置協力先をご紹介頂けるサポーターを募集しております。全国どこでも可能です。 サポーターの皆さまには、設置先様への協力依頼と、年に2回程度の集金業務、フライヤー補充をお願いしております(支部所在地では直接管理も可能です)。設置協力先さまおよびサポーターの皆さまは、「みらいの貯金箱」ページでご紹介をさせていただきます。

全国へみらいの貯金箱が旅立つお手伝いをして下さい!

お問合わせより、お待ちしております。

*漆バージョンは飲食店様優先とさせていただきます。

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こどもたちのみらいの貯金箱プロジェクト
【制作協力】
有限会社羽根建築工房 代表 羽根信一様 http://hanebou.com
【設計協力】
Ms建築設計事務所  建築家 三澤康彦様 http://www.ms-a.com/profile/
【漆塗協力】
有限会社沢幸漆店 代表 沢田欣也様 http://www.geocities.jp/urushisawakou/profile.html