奨学生File.R1 テンジン・サンドゥプくん紹介
(2015年よりbhuntarの大学に転入し教授を目指しています。教育省直轄の奨学生となりました。)
1995年11月9日生(18歳)、ヒマチャルプラデーシュ州チャンバで生まれました。
チャンバは中央チベット政府があるダラムサラよりさらに北の、パキスタン国境にも程近い山間の村です。
三人兄弟のいちばんお兄ちゃん。弟と妹がいます。
お父さんはサンドゥプ君が6年生の時に亡くなりました。
そのため調理師補助として働くお母さんに三人は育てられました。
小さいころからの趣味は読書。といってもサンドゥプ君が読むのは難しい専門書です。
得意科目は、哲学や政治という、インド政府の大学で地理学を専攻している1年生です。(2014春当時)
将来の夢は、政治家(チベット中央政権)になること、もしくは教授として学問を続けていくこと。
そのために、彼女をつくる時間なんてもったいないと(こんな男前なのに)、時間を惜しんで勉強しています。
唯一ダラムサラの大学に通う奨学生なので、毎回夕食会には参加してます。(2014春当時)
「絶対夢を叶えます!」と宣言してくれたサンドゥプ君。
日本の学生たちとも仲良くなれてよかったです。
教授を目指してがんばれ!!