初めまして。インターンの五郎です!

 

自分「お腹の調子が悪いんだ」
インド人「何か変なもの食べた?」
自分「いいや、食べてないよ」
インド人「屋台とかで食べてない?」
自分「屋台でチキンロールとかチョウメンとか食べたよ」
インド人「それが原因でしょ・・」

みなさん初めまして。インターンの五郎です!
インドに到着して3日目になりました。今はブッダガヤ行きの列車の中で日記を書いています。
首都デリーからビハール州のブッダガヤまでは約990㎞。夕方の5時に出発して次の日の早朝4時過ぎに到着予定です。寝坊しないかビクビクしてます!

今日は私の簡単な自己紹介と、レインボーチルドレンとのつながりをお話しします。

教員時代に自分が写っている写真ってすごく少ないです

私は33歳で、大阪の大学院生です。
元々は小学校で教員をしていました。自分の好きな「ピアノ」や「人に教えること」が生かせると思ったからです。色々と思うことがあり辞めてしまいましたが、今は自分の好きな国について学ぶことができ、とても幸せに思います。

地元は福岡県の福岡市で、タモリさんや森口博子さん、氷川きよしさんと校区が同じです。海外へは、ライオンズクラブの青少年育成事業でペルーに行かせてもらったり、内閣府の「東南アジア青年の船」で東南アジアの国々を周らせてもらったりしましたが、回数が多いのはやはりインドです。

去年からインドで暮らすチベット難民について調べ始めたことから、自分の興味関心とまさに合致しているレインボーチルドレンにお世話になることにしました。今までのインターンの方と比べて期間が短いのですが、チベット人寄りの顔を生かして頑張りたいと思います。

どうぞよろしくお願いします!

さて、今回で4回目となったインドでも、初めての体験や面白いことがたくさん起こります。

  • 「なんで一人で飲んでるんだ」と横の席のインド人グループに激しく絡まれ、仲良くなる
  • ホテルのベッドで何者かに上半身だけ約60か所噛まれる(ジーンズによって下半身は守られました)
  • よりによってスラムスクールに行った際に下痢のピークが来る(スラムには利用できるトイレがごく僅か)
  • wifi難民と化す(自分が普段どれだけネットに依存しているかに驚く)
  • パハールガンジ(ニューデリー駅前のホテルや店が集まる地区)の通りが2年前と比べかなり広くなっていて驚く(警察が頻繁に来て、許可を得ていない店をどかしてます)
  • 道端でおじちゃんに「どこに行くんだい?」と英語で聞かれて、「モンゴル寺に行きたいけど閉まってるんだ」とヒンディーで返すと口をあんぐりされる。

インド楽しんでます!

これより2か月間、滞在日記や奨学生面談レポートを発信していきます!

 

2017春のスタツア感想文①~たてくんの場合(大学院生・大阪)

 

私は、今回のスタディツアーに奨学生を対象にしたワークショップの運営という役割でスタディツアーに参加しました。そのため、もともとインドやチベットに対する強い想いや関心があったわけではありません。しかしながら、現地に足を運び、直接チベットの方と会話ができたこと、五感をフルに活用して感じたからこそチベット難民の方が抱える問題について理解したいという想いが出てきました。ツアー中の空き時間を見つけてはネットの記事や論文を漁り、歴史的な経緯などを知る中で、複雑で簡単には解決できない根強い問題があることを知りました。

サラ大学での奨学生ワークショップの場面

ワークショップでは、奨学生の描きたい社会として「freedom」や「right」というワードが非常に多く出てきました。民主主義社会でほぼ自由が担保されている日本社会ではあまり意識することがない言葉だからこそ強く印象に残りました。彼らが置かれている社会環境や、抱えている悩みや葛藤の一部を垣間見ることができたのは良い経験でした。
チベット問答では、彼らの持つ価値ある伝統文化の一端を知ることができて非常に良い場でした。教えてもらうだけではなく、日本が持つ伝統文化も彼らに伝えるようなワークショップも今後できればと思います。

ワークショップの中でのチベット問答の場面@サラ大学

また、個人的に衝撃的だったのが第1回目のワークショップが終わり、スタツア参加者で振り返りをする中で出てきた「もっと奨学生と交流したかった」という声です。今回のワークショップは”奨学生のための場”という意識が強く、他のスタツア参加者は二の次でワークショップのスタッフというぐらいの認識しか持てていませんでした。しかしながら、スタッフが楽しくワークショップに参加することは、他の奨学生の満足度を高めることに繋がるということ、今後の奨学生との継続的な交流に繋がること。こんな大切なことに意識が回っていなかったことは大きな反省でした。そこで、第2回のワークショップでの個人的な挑戦として「奨学生だけではなくスタツア参加者にも満足してもらう」というのを設定しました。それが上手く作用したのか第2回のワークショップでは奨学生だけではなくスタツア参加者も含めて満足度の高い場所にすることができたと思います。

デリーでの奨学生ワークショップで瞑想のワーク

全体を通して、まだまだ知りたいこと、チベットのためにできることを考えたいという想いが強くなりました。今後も継続的に関わっていければと思います。

 

【初めてのインド訪問】帯広畜産大学共同獣医学課程4年黒澤拓斗

 

今回、一か月のインド訪問を決めた理由は貧困を見るためである。インドは現在、めざましい発展をとげているが、その一方で多数の人が発展から取り残されているのが現状である。インド訪問を決めた際に、「都市部」と「農村部」の貧困が見たいと思った。それらの貧困は、原因・質が異なると考えたからである。都市部の貧困を見るために、ネットで見かけたNPO団体レインボーチルドレンの石川代表にスラムプロジェクトのボランティアに参加したいと申し出たところ快くOKと言ってくださった。

このプロジェクトに参加して一番良かったことは、スラムを自分の目で実際に見れたことである。正直に言って、インドに行く前は、スラムについて自分は無知であり、自分が持つスラムのイメージは、日本国民が持つ一般的なスラムのイメージとほとんど同じであったと思う。すなわち、危険で、汚く、みんな飢えている、と言った典型的なものである。しかし、実際に行ってみて感じたことは、スラムは、自分たちが暮らしている世界に確かにあり、そしてそこに暮らしている人間は、私たちと何一つ変わらないということである。むしろ、現実離れしたようなお金持ちの人たちよりは、よっぽど人間らしい生活をしているなと思った。その一方、衛生環境の悪さ(野良犬などの野良動物の多さ、ハエなどの昆虫の多さ、ごみの散乱具合など)も目についた。しかし、建物なども想像以上にきちんとしていて、そこはスラムと呼ぶより「混沌としている少し汚い町」の方が相応しいと私は感じた。

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スラムができあがる原因は様々であるが、その中の大きな一つは、教育のなさである。スラムに生まれた子供たちはまともな教育を受けられず、まともな職に就けず、お金のないまま大人になり、スラムに住み続け、そして親になり、同じことが繰り返される。しかし、その悪循環を断ち切るためにインド人たちがスラム内に学校をつくっている。何より素晴らしいのは、そんな彼らがスラム出身であるということだ。外人が言うよりも、スラム出身の彼らの方がスラムの人たちにはよっぽど説得力がある。レインボーチルドレンさんにはそんな彼らをこれからもぜひ支えてほしいと思う。今回のインド滞在でお世話になったNPOレインボーチルドレンの石川代表にはこの場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。またぜひ一緒にビールを飲みましょう。

 

ゆうかのインド奮闘記 まとめ①

 

ナマステ〜

お久しぶりの元現地インターン、ゆうかです。私の任期は終了したので、今日は日本から更新します!

現在は同じ大学の友人ダイキがインドで絶賛奮闘中です。灼熱のインドに負けず、頑張ってる様子はこちらから!(ダイキのGo!インドMyWay

 

さて、インドから帰ってきて早くも3ヶ月が経とうとしています。でも未だにフラッシュバックするインドでの生活。

 

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けたたましいクラクション。

どこにでもいる牛たち。

道端のおじさん、おばさんとの他愛ない会話。

どこかスパイスの混じった埃っぽい匂い…

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ほんとに小さな日常が私の中に刻み込まれていたことを改めて感じます。

 

昨年の9月にインドに来たときは、この非日常の世界に溶け込むことができるのか不安でいっぱいでした。けれどいつの間にか、あの非日常が私の日常になっていたのだと日本に帰って改めて思います。

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振り返ればあっという間の半年間。

悔しい想いもあります。もっとやれることはあったのではないかと思うこともあります。

 

でもやっぱり、楽しかった。

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スラムの子供たちと過ごした過ごした時間。

 

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日々深まるインドやチベットの知識。

 

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かけがえのない出会い。

 

この半年間、思うようにはいかなかった。
そこはやっぱりインド。いま必要なことにしか道は拓かれない。

 

いま進めるべきプロジェクトではないと言っているかのように、前に進めることができない理由が突如として現れる。

 

一方で、進むべき方向には吸い込まれるようにして道が拓ける。

 

だから偶然か必然かたくさんの出会いがあり、困ったときは救いの手がそこに差し伸べられていました。いつも守られていることを実感したそんな半年間でした。

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まとめ②に続きます。