緊急募集!インドルピー旧紙幣 〜 紙くずと化した紙幣が、若者たちの未来へ!

 

2016年12月4日に募集は締め切りました。


インドのモディ首相は11月8日夜テレビ演説を行い、現在流通している紙幣のうち最高額の1000ルピー札と2番目に高額の500ルピー札の2種類を、現地時間の9日午前0時で廃止すると発表しました。
新紙幣との交換期間は12月30日までとされています。

インド紙幣はインドの銀行でしか換金できません。
12月30日までに換金できなければ、これらの旧高額紙幣は紙くず同然と化すことになります。

<参考ニューストピック>

これを受けてレインボーチルドレンでは、日本国内にある旧高額紙幣を緊急募集することを決定しました。
皆様から集まったお金は、寄附金としてレインボーチルドレンが取り組む インド国内での教育支援に充てさせていただきます。

間もなく価値が無くなってしまう紙幣なら、若者たちの未来のために託してみませんか?

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■募集するもの:
インド紙幣 1000ルピー・500ルピー

■募集期間:
2016年12月4日(必着)

2016年12月4日に募集は締め切りました。

■レインボーチルドレンへの送金方法:

(1)郵送での方法
普通郵便(補償なし)または簡易書留(送料+310円で5万円までの補償あり)で送れます。今後のご報告のため、メールアドレスを記載ください。
〒630-0226 奈良県生駒市小平尾町107-24
特定非営利活動法人レインボーチルドレンジャパン
info@rainbowchildren.holy.jp
TEL 0745-45-5220
(2)直接持ち込む方法
namaste-min12月4日、大阪にてレインボーチルドレン主催のイベント「Namaste X’mas」を開催します。イベントに直接お持ちください。
イベント詳細:
http://rainbowchildren.holy.jp/archives/12175

※お断り
現在インド経済は混乱しています。今後インドの情勢がどう変化するかは当団体でも予測ができません。
いったんお預かりした紙幣はいかなる場合も返金いたしかねますので、ご了承くださいませ。

※同時に他の小額紙幣も受け付けます。100,50,20,10,5ルピー札も同封or持参下さいましたら、有り難く寄付として受け取らせていただきます。


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デリー最大のスラムにあるWahoe Communeスクール

インドでは、【教育費が無料】なはずなのに学校に行けない子どもたちがたくさんいます。その理由は、【制服代・文房具代が払えない】からです。

  • 制服代 約2000ルピー
  • 文房具代 約1500ルピー

これだけあれば、10年間の義務教育を受けれることができるのです。学校へ通えない子どもが多くいるスラム在住の大人の平均月収は約8000ルピー(首都デリー)です。あなたが持っているルピー紙幣の価値は決して小さくありません。

そのルピーをインドの子どもたちの未来へ託しませんか?

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【よくある質問】

Q.なぜインド政府はそんなことをしたの?

蔓延する汚職と腐敗を一掃するためです。モディ首相は「ブラックマネーと腐敗が、貧困撲滅の最大の障害となっている」とテレビで演説しました。偽造紙幣や資金洗浄などの根絶目的もあるようです。またインドではGDPの3割近くが表に出ないお金と言われ、ほとんどは現金で保有されていると見られています。それらを銀行に預金させ炙り出すために、準備を許さない突然の発表となったようです。

Q.日本で保有しているルピーはどうなるの?

そのままでは紙くずです(11/9以降一部を除きインドでも使えません)。インドへ行き12/30迄に銀行で預金するか新紙幣に交換することで、価値を保つことができます。しかし、日本からインド通貨を現金で振り込むこともできませんし、インドで外国人が銀行口座を開設することは非常に困難です。インド人さえ混乱している今の状況では不可能だと言わざるを得ません。また、対象は旧高額紙幣(1,000ルピー紙幣、500ルピー紙幣)のみですので、それ以外の小額紙幣はインドで使うことができます。

Q.小額紙幣も一緒に送ってもよいですか?

もちろん構いません。上記の通り、小額紙幣(100,50,20,10,5ルピー紙幣)は今でもインドで使用できますが、当面インドへ行く予定がない方はぜひ寄附としてそれらを託してください。インドの子どもたちの未来のために活用させて頂きます。

Q.郵送で大丈夫なの?

日本郵便では日本通貨を普通郵便で郵送することは禁じられていますが、外国通貨についてはその定めがありません。普通郵便(補償なし)でもOKですし、本文記載のように簡易書留(補償あり)を利用することも可能です。大変恐縮ですが、郵便代金はご負担ください。

Q.集めてそれをどうやって換金するの?

レインボーチルドレンの正式メンバーがインドに3人います。年末までにメンバーの銀行口座を使って預金し、新紙幣と交換します。但し、現在新紙幣との交換は2,000ルピーまで(12/30迄、RBIインド準備銀行に限る)、窓口預金引き出しは1週間に24,000ルピーまでと規制されています(11/25現在)。そのため日本国内での募集は12/4迄とさせて頂いております。
また、金額によってはレインボーチルドレン奨学金の協働先である中央チベット政権教育省(チベットプロジェクト)もしくはクオニアカデミー(スラムプロジェクト)への先払い奨学金充当も検討します。
→(11/21)中央チベット政権(CTA,北インド・チベット亡命政府)教育省が管理する銀行口座へ預け入れすることが決定いたしました。レインボーチルドレン奨学金(チベットプロジェクト)の次期準備金として管理されます。

Q.集めたお金を何に使う予定ですか?

前項記述のようにインドのルールや法律に基づいた換金方法、預金方法を選択する必要があります。最終選択した方法への資金に充当されることになりますが、いずれもインド国内における教育支援のために使われます。また、今回の募金総額や協力者名、資金使途については協力企業・個人一覧に掲載させて頂きます。レインボーチルドレンのこれまでの決算関係については情報公開・年次報告書ページをご覧ください。
→(11/21)中央チベット政権(CTA,北インド・チベット亡命政府)教育省が管理する銀行口座へ預け入れすることが決定いたしました。レインボーチルドレン奨学金(チベットプロジェクト)の次期準備金として管理されます。

Q.領収証はもらえますか?

日本円での発行は致しかねます。頂いたルピーは寄附金として受け取りますが、換金時期が予測できず、また日本円への両替はせずにルピーとしてそのまま使用するため、日本円換算の金額特定が非常に困難となります。但し、ルピー額面で希望の場合は対応致します。尚、今回の募集で集まった金額については本ホームページで公開致します。ご協力いただいた寄付者の名前も共に掲載させて頂ければと存じます。公表して欲しくない場合は、郵送or持参いただく際にお申し付けください。

  • この件に関するお問い合わせは、こちらまでお願いします。
  • (参考)在インド日本国大使館・新着情報
  1. 新紙幣発行に係る情報について(お知らせ)(PDF) (2016.11.9)
  2. 新紙幣発行に係る情報について(お知らせ)に関する追加情報(PDF) (2016.11.12)
  3. 新紙幣発行に係る情報について(お知らせ)に関する追加情報(その2)(PDF) (2016.11.15)
  4. 新紙幣発行に係る情報について(お知らせ)に関する追加情報(その3) (PDF) (2016.11.17)
  5. 新紙幣発行に係る情報について(お知らせ)に関する追加情報(その4) (PDF)(2016.11.25)

ブログ村 インド旅行

ナマステクリスマスNamaste X’mas~ 72 人の人生観を変えたインド・チベットに出会う旅~

 

<レインボーチルドレン
スタディツアー
10 回記念イベント>

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チラシダウンロード⇓

一年に一度
誰もがやさしくなれるクリスマス

インドの子どもたちへ、
チベットの学生たちへ、

輝く未来への希望を
プレゼントしませんか?

懐深いインドや
神秘的なチベットの魅力が満載

あなたの知らない世界へご招待!

開催:
2016 年12 月4日(日)
13:00 ~ 17:00
(事前申込み不要・途中参加途中退席 自由)
会場:
生活ヨガ研究所
大阪市中央区北浜東1-29 北浜ビル2 号館7F
(京阪・地下鉄 天満橋駅より徒歩8 分)
  • 天満橋駅からの道順

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  • 北浜駅からの道順

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参加費:
500 円以上のドネーション(チャイ一杯つき)
スケジュール:
13:00~ 開場
14:00~ 上映会
15:00~ トークショー
16:00~ 五体投地体験
17:00 閉会

 

インド・チベット雑貨
チャリティマーケット

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インドやチベットのアート・アクセサリー・アロマグッズ・お茶・手作りタイルなどを販売しています。

インド人になろう!仮装写真体験

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プチ仮装でナマステX’mas気分になろう!ハッシュタグをつけてSNSで投稿しましょう。#ナマステクリスマス

曼荼羅塗り絵体験

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曼荼羅やチベットの吉祥紋エンドレスノットの塗り絵をタイルにできます!
※タイルは別料金・後日発送

キッズカメラ作品写真展示

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キッズカメラプロジェクトは、日本で使わなくなったデジタルカメラでインドの子どもたちが写真を撮るプロジェクトです。コンテストにも出品したインド・ネパールの3つの学校の作品を展示しています。

上映会「あなたの知らないインド」(14:00)
トークショー「教育は世界を変える」(15:00)

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上映会はこの秋スタディツアーで撮影してきたリアルな映像をご覧いただけます。そこにはガイドブックにのっていないインドがあります。ツアー参加者の感想を直に聞く時間も設けます。
トークショーではチベット難民やスラムから未来のリーダーを育てる代表:石川がその未来を語ります。

展示:チベットを知ろう!
五体投地体験(16:00)

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チベットの地理・歴史・風土・ダライラマ法王の名言などをパネル展示しています。チベット関連の本も紹介しています。五体投地は両手・両膝・額を地面に投げ伏すチベットの礼拝方法です。願いをこめてやってみよう!

プレゼントが当たる
お楽しみ抽選会 ( 1 4 : 4 5 / 1 6 :00)

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インド・チベットからのクリスマスプレゼントも登場します。上映会のあと、トークショーのあと、計2回のチャンスがあります。お楽しみに!

チベットの学生たちへ
応援メッセージを届けよう

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65名のレインボーチルドレン奨学生(大学生)への応援メッセージを書いてもらうコーナーです(日本語でも英語でもOK)。次回春のスタディツアーで未来のリーダーたちへ届けます。

  • すべてのプログラムは事前予約不要です。
  • 途中からの参加・途中退席は自由です。開催時間内にお越しください。
  • 内容や時間が変更になる場合がございます。ご了承ください。
  • 写真はイメージです。
72名の人生観を変えたインド・チベットのツアー感想文はこちら
虹のスタディツアーは2012年に始まり、この秋で10回目を迎えました。

主催・お問合せ:レインボーチルドレンジャパン
【レインボーチルドレンジャパンは、インド・チベットの若者から未来のリーダーを育てるための奨学金を運営するNGO です】
奈良県生駒市小平尾町107-24
info@rainbowchildren.holy.jp
TEL 0745-45-5220

矢印ボタン 下3 (2)

<来場者の人数を把握するために>

Facebookのイベントページで参加を表明ください

お会いできることを、楽しみにお待ちしております。


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(11/9追加決定)
当日会場でインドルピー紙幣(1000/500ルピー札)の受付をします。参加される方で、年内インドで預金できない(=価値がなくなる)ルピーをお持ちの方はお持ちください。インドでの教育支援に使わせていただきます。

詳しくはこちら⇒「緊急募集!インドルピー旧紙幣 〜 紙くずと化した紙幣が、若者たちの未来へ!

 

阪急うめだ本店H2Oサンタ・チャリティトークイベントのご報告③

 

先日10/29(土)、阪急百貨店うめだ本店9階の祝祭広場で、スラムプロジェクトについてお話させていただきました。

祝祭広場は、阪急うめだ本店のストアコンセプトである「暮らしの劇場」を象徴するイベントホールで、百貨店内の9階〜12階の4層吹抜け、高さ16m、広さ約2000m2の大空間です。

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今回も13時と16時の計2回の登壇でしたが、たくさんの皆さまの前でマイクを握らせていただきました。

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1回目はお馴染み外間さんが司会を務めてくださいました。

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2回目は森田さんが初めて司会を務めてくださいました。10月に異動で阪急阪神百貨店のチャリティ企画部に来られてから2度目の司会とのことでしたが、とても話しやすかったです。

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今回も「スラムプロジェクト」がテーマでしたが、8月末~10月のインド訪問時の内容や、これからの計画についてお伝えさせて頂きました。

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その内容は、ブログ「スラム奨学生第一号誕生!スラムの若きリーダー、サンタン23才」でもお伝えさせていただいた中身です。

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今回もメンバーお揃いで、スラムの子どもたちが描いた「地球へのラブレターTシャツ」を着て参加しました。

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そして、今回はいくつかの試みをして、トークの後にブースへお寄りいただきました。まずは、書いたメッセージをインドへ届けます企画。

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お子さんたちも書いてくれました。

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たくさんのメッセージを書いていただきました。ご協力くださった皆さま、ありがとうございました。

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そして、ハロウィーン催し目白押しの阪急百貨店に便乗したのがこちら。簡単なプチ仮装でインド人になろう!コーナーです。

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素敵な写真がたくさん撮れました!

 

この様子は、H2Oサンタホームページの「10月29日(土)のチャリティートークイベントのご報告」でも詳しく紹介されています。

足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。また、偶然でしたが耳を傾けてレインボーチルドレンの話を聞いてくださった皆さま、ありがとうございました。そして、ブースで応援メッセージを書いてくださったり、マンスリーサポーターの申込みをいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

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今回は、Facebookでのライブ配信にも挑戦しました(写真は配信中)。その模様はFacebookページでご覧いただけます(10/29に2本投稿)。

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秋のスタディツアーに参加したかおりさんも駆けつけてくれました。

「教育は世界を変える!」

これからもよろしくお願い致します。

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11月30日まで!
阪急百貨店うめだ本店9階11階のH2Oサンタコーナーでは、レインボーチルドレンのパネルと募金箱設置、VTR放映がされています。お出かけの際にはぜひお立ち寄りください。

 

期待の新メンバー紹介!ナムドルちゃんです

 

「今度は私がレインボーチルドレンに恩返しをする番です!」

この秋のインド訪問では、嬉しい出来事がたくさんありました。そのひとつ、レインボーチルドレンにまた新たなメンバーが加わりました。

しかも、将来図で描いていた元奨学生からの参加です。チベットと日本の絆を強めていく流れが、ここからも始まりそうです。本拠地ダラムサラでの活動の幅がさらに広がることを期待します。

レインボーチルドレン奨学金2期生(2014)のテンジン・ナムドル、愛称「ナムちゃん」です。まずは、この多彩な表情をご覧ください。

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  • 名前 : テンジン・ナムドル
  • 誕生日 : 1991年5月
  • 生まれた場所 : インド、ヒマーシャルプラデーシュ州、Kangra
  • 居住地 : McLeod Ganj、ダラムサラ

わたしの名前はテンジン・ナムドルです。
1991年5月、Kangraの病院で生まれました。
それは、わたしの亡父がチベット亡命政府・経済省で仕事に就くことが決まった大変良き日でした。そういうわけで、わたしたち家族は今までここダラムサラに定住してきました。

mussoorieにあるチベット人学校で育ち、そして、亡命政府教育省から大学進学のための奨学金を得ました。進学したデリー大学では、理学士や教育学士の学位を得ました。
レインボーチルドレン奨学金制度のおかげで、進学というものがわたしにとって大きな激励になったことをとても幸運に感じています。

卒業後わたしは、チベット人学校で科学を教えるチャンスを得ることになり、Lower TCV Schoolにて、夏期の科学教科インターンシップをしました。そしてまた、チベット医学暦法大学(メンツィカン)でも近代科学について教える機会に恵まれました。
1年間の植物学における修士課程を履修ののち、わたしはチベットの薬草の品質やメンツィカンの実験室での請負に関するインターンシップについて調べていました。

残念なことに、あるやむを得ない事情からそれ以上、わたしの勉強を進めることはできなくなってしまい、仕事をするという家族での責任を取ることを選びました。

わたしはただ、自己を信頼し、そして若い世代の人々が持つ迷いを切り開けるような良き科学教師になりたいと思っています。

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ダラムサラでの卒業生との夕食会

 

昨年ナムドルちゃんは家庭的な事情から、大学院での勉強を途中で断念することになり、レインボーチルドレン奨学金の奨学生ではなくなりました。しかし、その後もインターン学生やメンバーと交流を続け、「香り玉プロジェクト」にも積極的に参加してくれていました。

「レインボーチルドレン奨学金に出会えて私は幸運だった。」

他にも教育省と協働する欧米の奨学金基金・大学がある中で、レインボーチルドレンの奨学金を受けることができて本当にラッキーだったと彼女は語ってくれました。

多くの奨学生たちは、支援者の顔も情報もまったく知らない中で大学生活を送るそうです。レインボーチルドレンは必ず年に2回会いに来ること、奨学生ミーティングでお互いのことや、お互いの文化を知ることで、沢山のインスピレーションを受けていたとのことです。

この秋も香り玉教室を行いました
この秋も香り玉教室を行いました

ナムドルちゃんには、これからダラムサラで行う新たな試みなど、メンバーの一員として活躍してもらいます。

ダラムサラレポートも予定していますので、お楽しみに!

*他のメンバーについてはこちら→メンバー紹介ページ


 

レインボーチルドレンは、単に経済的な高等教育支援だけがしたいのではありません。その先にある、彼ら彼女らが社会に出た将来に、それぞれの場所でリーダーとして活躍する未来を見据えて活動しています。ですので、卒業生や、止む無く進学を断念した元奨学生、自分の道を見つけて社会へ出た元奨学生とも、交流を続けています。

今回のナムドルちゃんのメンバー参加は、その中から生まれた嬉しいニュースでした。

また、今年は11名の卒業生を誕生しました。卒業生の数名はインタビュー動画を撮影して、卒業後の現在や、将来の夢について語ってもらいました。後日公開の予定です。

 

マンスリーサポーター募集中!

第5期生30名を迎え、今年65名となったレインボーチルドレン奨学生(大学生)は、常時100名在学を目標に活動しています。
チベット難民の高等教育をサポートすることは、次世代の高度人材を育成し、リーダーとなる彼らがチベットの文化をつなぐ未来へと繋がります。

また、慈悲・利他の文化・精神をベースにもつ彼らが世界へ広がることは、同じ平和の遺伝子をもつ日本の若い世代と力を合わせて、世界を平和へと導く可能性を秘めていると信じます。

教育機会の平等は、
思想や信仰の自由を守り、
文化やアイデンティティを守り、
さらに世界を平和へと導く種となります。

インドでの一人当たり大学費用は年間約7万円です。
100名奨学生の目標予算は年間約700万です。
それには月千円のマンスリーサポーターが約600名必要です。(現在105名)

ぜひ、マンスリーサポーターとして、未来のリーダーたちを支えてください。
月々千円、3千円、6千円の3コースを、クレジットカードで毎月継続寄付ができます。
http://rainbowchildren.holy.jp/support-join/monthlysupporter

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行けるかどうかは運次第!? 世界最大の仏教僧院 ラルンガルゴンパ

 

東チベットに位置するラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)は、世界で最も大きな仏教僧院群と言われています。

1980年代に、一人の高僧ケンポ・ジグメ・プンツォクがお寺を建設しました。仏教学と瞑想のためにラルンガルゴンパを建てた師の元に多くの僧尼が集まり、次第に巨大な僧院となっていったのが、ラルンガルゴンパの始まりです。

ケンポ・ジグメ・プンツォク逝去後も、1万人を超える僧尼が暮らしています。

 

東チベットを旅する旅行者のほとんどは、このラルンガルゴンパを目指して旅をしていると言っても過言ではありません。ですが、中国政府によって度々規制がかかり、今年は6月からラルンガルゴンパへの外国人及び外国メディアの立ち入りは全面的に禁止されています。

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中国政府は、ラルンガルゴンパにいる1万人の僧尼の数を半数の5千人にすると発表しました。さらに、5千人分の居住空間を残して、その他の住居は取り壊されることも決まっています。

これらが外国人締め出しの理由になっています。

(International Campaign for Tibetより)

今年9月にはチベット自治区ラサ地方から来ていた僧尼の退去が余儀なくされました。悲しみにくれる尼僧のビデオが届いています。

今後さらにラルンガルゴンパを追われる僧尼の数は増える一方だと予測されます。

 

ラルンガルゴンパのみを故郷としてきた数千人の僧侶、尼僧たちが、新たな場所で仏道を実践していくことは大変困難です。

2000年代初めに取り壊された際に、ラルンガルゴンパを後にした僧侶たちが、成都などで物乞いしている姿も報告されています。中国政府がチベット全土の多くの僧院を操作しているため、新しく僧院に入ることができないことが問題となっています。

 

中国政府によって破壊された寺院は復興の一途をたどり、信仰の自由を取り戻しているという情報もありますが、果たしてそれは真実なのでしょうか。

 

ラルンガルゴンパの現実もさることがなら、他地域の寺院でも「ダライ・ラマ」という言葉を発することさえできない僧侶に何人も会いました。

 

私が東チベットを旅行していた8月も、ラルンガルゴンパへ外国人が入ることは禁止されていました。東チベットを旅行する目的の一つでもあったラルンガルゴンパに行くことは絶望的と思われたのですが、先に入っていた旅行者の情報があったこともあり、運良く入ることができました!

 

丘から見下ろすと目の前に広がる圧倒的な僧院の数。

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丘からの眺め

 

一見、何事もないかのように見えますが、手前の一角で取り壊しが始まっていることが確認できます。

 

今日現在、国連人権委員会やStudent For a Free Tibetなどのチベットをサポートする団体を始め、ラルンガルゴンパを守るための活動が盛んになってきています。

一人でも多くの方に、チベットで起きていること、ラルンガルゴンパで起きている現実を知っていただければ大変嬉しく思います。

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ラルンガルゴンパの夜景 Photo credit by Hiroki Tanikawa

 

ラルンガルゴンパの存続、信仰の自由が守られることを祈りつつ、建設的な議論の場が持たれることを心から願っています。

 

ラルンガルゴンパ、チベット人の信仰の自由を守るための署名もよろしくお願いいたします!
change.org stand-with-larung-gar-now

再び直面したスラム撤去と今後のスラム支援の方向性

 

「あのスラムは6月に強制撤去されたようです!!」

インターンのダイキからの報告でした。

この秋のスタディツアーにおいて、ダラムサラにあるごみ山に隣接したスラムを訪問しようと計画し、ダイキがそのスラムの調査にあたっていました。

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「え?ダラムサラにスラムがあるんだ?!」

そのスラムに関心を持ったのは、今年春にペトンスクールを訪れたときに見せられた一枚の写真からでした。

ペトンスクールはキッズカメラプロジェクトで生徒たちにカメラを提供しているチベタンスクールです。

写真部の先生のパソコンで見せてもらった写真の中に、ごみ山と牛が写されたスラムの一枚がありました。生徒が撮ったものです。

スラムプロジェクトで見てきた首都デリーに存在する無数のスラム、首都近郊の都市メーラトで見た巨大なごみ山スラム、そしてムンバイで視察した世界最大規模ダラヴィのスラム。その他、世界中に分布するスラムは都市部に存在する社会問題だという認識がありました。

地方都市や農村部にももちろん貧困地域は存在します。しかしそれは、都市部への出稼ぎや不法居住といった「都市型スラム」とは異なる形成過程をもち、ごく小規模なものです。

ダラムサラは北インドの山間部とその裾野に広がる地域であり、お世辞にも都市部と言えるような場所ではありません。

あとで判明したのですが、写真のダラムサラのスラムは800人が居住していました。しかも、他にもスラムが点在しているという話です。

ダラムサラにおけるゴミ問題にも関心があり、その集積地に隣接するスラムの形成過程や、住民たちの生活、子どもたちの教育状態を調査する目的で、訪問を計画していました。

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スラム解体によって300家族が住居を失ったことを報じたヒマーチャル・ウォッチャーの第一報(2016.6.20)。

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ダラムサラ市長の通告・対応と、スマートシティ計画を報じたヒマーチャル・ウォッチャーの第2報(2016.6.23)

2022年までにすべての国民に住居を提供することを掲げたモディ内閣の政策 “Housing for All by 2022”  Missionについても触れています。

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立ち退き11日後。今回の措置は、住宅・衛生・教育・水への権利という基本的権利を無視したものであり、任意立ち退きの前に突然行われたことを報じるヒマーチャル・ウォッチャーの第3報(2016.6.29)

ここには35年間住み続けてきたスラムの住民たち1500人の権利と共に記事が書かれています。

 

ちなみに、このスラムは解体後、住民たちは幾つかの場所に分散されており、視察は困難となりました。今回の秋ツアーでは、これまでこのスラムを支援してきた現地NGO Tong-Len Charitable Trust の事務所を訪問して、詳細を伺うことになっています。

今年の春にスラム第3期計画の中止を決断したときも、背景には昨年末にニューデリー西部で突然スラム撤去が始まり、またたく間に1200世帯がブルドーザーで壊された事件がありました。

もはやインドにおいてスラムを支援対象とする場合、現在の居住地区と一体化した「場所」で捉えるのは難しいのかも知れません。学校建設を考えた場合、将来撤去されるリスクが必ず存在します。変動する要素をベースに計画を立てるのではなく、そこに住む子どもたちという「人」単位で教育支援のあり方を構築する必要がありそうです。

それらを受けて、現在インド行政もしくは現地NGOとの協働の道をさぐるための活動を始めました。またご報告致します。

 

 

社会を変えるリーダーへ!リーダーシップ育成プロジェクトwith Edu×らぼ

 

話は遡りますが、2012年に初めてインドを訪れた時に、3タイプの子どもたちに出会いました。

インドに学校をつくりたい!目的で、その場所とご縁を探すために歩いた独り旅でしたので、今でもその子どもたちのことは鮮明に覚えています。

とにかく可愛かったチベットの子どもたち、

なんだか賢そうなインドの子どもたち、

そして、ずっと心を離れない路上の子どもたち。

同じ国の中で、同じ国とは思えないような色んな子どもたちに出会いました。

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最初から、最終目的地と決めていたダラムサラ(チベット亡命社会)の子どもたちは、顔が日本人に似ていることもあって、すごく可愛かったです。

チベット亡命社会の学校は世界中よりの支援によって成り立っていることを知りました。

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そのチベット亡命社会のあるダラムサラの街で出会ったのが、インドの賢そうな少年たちでした。

亡命社会の中で、小奇麗な制服を着て送迎用のスクールバスに乗り込む賢そうな彼らが、とてもまぶしく映りました。

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一方、首都デリーへ戻ると、路上で商売をする子どもたちに出会います。

信号停車中の車の間をぬって、パフォーマンスを見せながら花や雑貨を売りまわっている子どもたちは、きっと学校へは行ってないんだろうな。。

 

同じインドの中にも色んなこどもたちがいる。

世界中から支援を受けて学校に通う子どもたち、

裕福な親がいて私立の学校に通う子どもたち、

学校に行けずに働いている子どもたち。

 

生まれた環境によって教育へのアクセスが異なってしまうのは仕方ないけど、それぞれが生まれ持った才能があるはず。

誰もがその才能を活かせる選択肢をもてる社会にしたい。

それを変えるのは、子どもたち自身の手で。

変える力をもつために高等教育への梯子をかけて、卒業した子どもたちが自分の社会を変えていくリーダーへと羽ばたけるために。

 

今回、Edu×らぼの協力で、「高等教育支援を通じた未来のリーダー育成」へとステップアップするためのプロジェクトが始まりました。

Edu×らぼでは、現役教師や大学生たちと教育の未来を考える取り組みを続けています。

「リーダーシップ育成プロジェクト」

まずは、チベットの子どもたちから。

一歩づつですが、目指す世界へ近づいていきます。

 

 

在印チベット人にインド国民の資格をーロブサンの戦いは新たな希望となるか?

 

「チベットの未来はチベット人が決める。」

力強く話してくれたのはロブサン・ワンギャルさん。レンボーチルドレンのメンバーであり、AFPのフリージャーナリストでもあります。7月29日の午後、インドにおけるチベット問題について話を聞くため、私は彼のオフィスを訪ねました。

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「インタビューの様子1」

 

ロブサンはインドで生まれたチベット人です。1994年にジャーナリストとして活動を始め、2001年からAFPの記者としてダラムサラでチベット問題に関する取材をしています。

ロブサンとの対話の2週間前、私はネパールのカトマンズでチベット人に対する弾圧を目の当たりにしました。中国との外交関係を重視するネパール政府は、国境警備を強化したり、在ネパールチベット人の信仰を取り締まったりしています。

そんな中、日経新聞のデリー支局が中国とインドの秘密協定について報じた記事を読みました。

それによると、「シッキム州、アルナチャルプラデシュ州がインド領であることに、中国は公式な異議を唱えない。」「インド政府はダライ・ラマ14世の死後、チベット人にインドへの帰化を勧める。」「新たな亡命の受け入れを停止し、チベット亡命政府はインドから出て行く。」以上の3点が水面下で話し合われているそうです。もしこの協定が実現したら、インドにおけるチベット人の立場も難しいものになるのではないかと、不安を覚えました。

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「インタビューの様子2」

 

しかし、ロブサンはそんな不安は無用とばかりに笑って言いました。

「今、全ての在印チベット人がインド人としての市民権を得られるよう、裁判をしている。」

インドの法律によると、1950年1月26日から1987年7月1日までの間にインドで生まれた全ての人はインド人としての資格を持ちます。1970年生まれのロブサン自身も、2014年にインドでの選挙権を得ました。今回の裁判は、インドに住む全てのチベット人が、選挙権はもちろんインドのパスポートも手に入れ、インド人と全く同等の資格を得るためのものだと話してくれました。

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「ロブサンのvoting card」

 

裁判に勝ってインドのパスポートを手に入れられれば、生活はずっと楽になるといいます。現在、在印チベット人はRCと呼ばれる滞在許可を取ってインドに住んでおり、5年ごとにそれを更新しなくてはなりません。また、国内外の移動に多くの制限があります。例えば特定の場所に行く時は、役所で許可を取り、移動先でも到着時と出発時に役所でスタンプをもらわなければなりません。国内移動でありながら海外旅行をするかのような手続きが必要で、時間も手間も大きな負担となっています。

インドのパスポートが手に入れられれば、国内も海外も自由に移動できるようになり、生活の幅が広がるだろうとロブサンは話してくれました。その他にもインド国民としての権利を得ることによる恩恵は大きいといいます。

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「チベタンオリンピックを取り上げた雑誌記事」

 

裁判を始めて以来、ロブサンの元には、チベット人から多くの賞賛や期待の声が届いているそうです。ロブサンはこれまでにも、ミス・チベットコンテストやチベタンオリンピックの開催など、チベット文化を盛り上げ、権利を主張する活動に力を入れてきました。それだけに、今回の裁判に対するチベット人の期待も大きいようです。

「裁判での要求はインドの法律に基づくもので、裁判官たちもこちらに有利な態度を示している。」と、ロブサンは自信を持って話してくれました。

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「ロブサンと」

 

中印の外交関係によるチベット人への影響が懸念される中、インド人としての権利を得るためのこの戦いが亡命チベット人の新たな希望となるのでしょうか。高等裁判所の判決は、8月26日に言い渡されます。

 

【追加募集先着順】インド2大聖地を巡る旅~ヒンズー教バラナシ・チベット仏教ダラムサラ

 

5名のみ追加募集します(先着順)

本日より追加枠募集開始!

【申込み〆切】2016年7月24日(日)23時59分

先行予約よりの欠員にて5名だけ枠が空きました。先着順で今日より5日間のみの募集となります。

今回の秋のスタディツアーは記念すべき10回目となります。
テーマは『二大聖地を巡る旅』

『ヒンズー教の聖地、バラナシ・ガンジス川チベット仏教の聖地、ダラムサラ・マクロードガンジインド2大聖地を巡る12日間の虹のスタディツアー』http://goo.gl/q0vXbtインドの魅力は広く深く尽きない。32ある世界遺産も…

レインボーチルドレン(特定非営利活動法人Rainbow Children Japan)さんの投稿 2016年4月10日

 

最初に、ヒンズー教の聖地バラナシ・ガンジス川を再び訪れます(2014春旅ブログ聖地バラナシ編)。過去ツアーの中でも最もリピート希望が高かったガンジス川を、少しゆったりめの滞在で満喫したいと考えています。

レインボーチルドレン虹のスタディツアー レインボーチルドレン虹のスタディツアー

そして、チベット仏教の聖地ダラムサラではダライ・ラマ法王のナムギャル寺でのティーチングに参加します。今回は台湾がホストですが、世界中より多くが詰め掛ける一大イベントです(前回約5000名参加)。

レインボーチルドレン虹のスタディツアー レインボーチルドレン虹のスタディツアー

インド2大聖地、ヒンズー教のバラナシと、チベット仏教のダラムサラ、そして魂のパワースポット・スラムの子どもたちに逢いに行く13日間です。このチャンスをお見逃しなく。

 

【日程】
2016年9月27日(火)~2016年10月9日(日)の13日間

 

【参加人数】
16名(今回追加5名を含む)

 

【ツアー費用見込】
約13~15万(航空・宿・移動・食費込み)

含まないもの(ツアー申込代1万円、ビザ取得費、海外旅行保険、予防接種費用、成田関空までの費用)

【ツアー概要・主要な予定】
9/27 午後日本出発(成田・関空2か所)、翌早朝デリー到着
9/28 バラナシ バラナシへ国内線で移動(3日間バラナシ)
9/29 バラナシ MBS(マザーベイビースクール)見学・特別授業
9/30 バラナシ バラナシ観光、夕方デリーへ国内線で移動
10/1 デリー  (スラムプロジェクト活動)
10/2 デリー  チベット奨学生とのミーティング、夜行列車でダラムサラへ
10/3 ダラムサラ
10/4 ダラムサラ ダライ・ラマ法王ティーチング参加
10/5 ダラムサラ 教育省訪問、チベット学校訪問
10/6 ダラムサラ サラ大学宿泊で奨学生ミーティング
10/7 ダラムサラ 観光、夜行列車でデリーへ
10/8 デリー 観光、深夜の便で日本へ
10/9 日本到着 夕方~夜 (翌日体育の日)

 

本日より追加枠募集開始!

【申込み〆切】2016年7月24日(日)23時59分

 

【追加募集】2016秋ツアー申込み

レインボーチルドレン虹のスタディツアー

 

 

阪急うめだ本店H2Oサンタ・チャリティトークイベントのご報告②

 

昨日6/11(土)、阪急百貨店うめだ本店9階の祝祭広場で、スラムプロジェクトについてお話させていただきました。

祝祭広場は、阪急うめだ本店のストアコンセプトである「暮らしの劇場」を象徴するイベントホールで、百貨店内の9階〜12階の4層吹抜け、高さ16m、広さ約2000m2の大空間です。

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ちょうど、沖縄展!Dior展!真田丸展!という動員力のあるイベントが同じ9階で開催され、祝祭広場はたくさんの来場者であふれていました。

13時と16時の計2回の登壇でしたが、16時の回は200名を超える聴衆を前にマイクを握らせていただきました。

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トークセッションの司会は、お馴染みとなりました株式会社阪急阪神百貨店・チャリティ企画部の中田大三さんです。

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2月と同じ「スラムプロジェクト」がテーマでしたが、その後3月のインド訪問時の内容、およびその後の活動についてお伝えさせて頂きました。

【トーク内容】

  1. 約1億人が暮らすインドのスラムの現状と問題点
  2. 3月インド訪問時の活動内容紹介(青空教室とストリートチルドレン施設)
  3. 日本の子どもたちが使わなくなった文房具を寄付する「レインボーペンシルプロジェクト」実施報告
  4. 日本で不要となったデジカメを子どもたちに寄付する「キッズカメラプロジェクト」実施報告

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会場でも紹介した、青空教室の子どもたちが「キッズカメラプロジェクト」で撮影したうちの4枚の写真がこちらです。

12名の第1期メンバーがおそらく人生で初めてカメラを手にして、たった1日で撮ってくれた写真です。住んでいるスラム周辺の日常を、子どもたちの手で切り取ってくれました。

驚きませんか?大きな可能性を感じています。

飾らない表情、リアルな日常、動きのあるショット、僕らが訪問した時にはレンズに収めることができない世界がそこにはありました。

まだこれから沢山の写真を日本へお届けしていきたいと思います。

 

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参加したメンバーが並んで、お揃いで着ていたスラムの子どもたちが描いた「地球へのラブレターTシャツ」も紹介しました。

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この様子は、H2Oサンタホームページの「H2Oサンタの公式HP」でも後日紹介される予定です。

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株式会社forsix – フォーシックス の柳川社長と株式会社未来区の奥田社長もお忙しい中、足を運んで下さいました。

柳川社長が経営する旬菜鮮魚 てつたろう 梅田中崎町店の「天ぷらのせ放題天丼ランチ800円」は巷で話題です。ぜひ一度お越しください。お店にはこの提灯が飾られていますので、探してみてくださいね!

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足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました。また、偶然でしたが耳を傾けてレインボーチルドレンの話を聞いてくださった皆さま、ありがとうございました。そして、H2Oブースにて募金をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

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参加したメンバー全員でオフショット。お疲れさまでした。

「教育は世界を変える!」

これからもよろしくお願い致します。

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6月30日まで!
阪急百貨店うめだ本店9階のH2Oサンタコーナーでは、レインボーチルドレンのパネルと募金箱設置、VTR放映がされています。お出かけの際にはぜひお立ち寄りください。