2015春スタディツアー vol.7 (3日目)【スラムの人々とのつながりから学ぶこと】

いきなりですが、告知させてください♪ \(^_^=^_^)/ 

【イベント案内】【5/17(日)東京:水天宮】【参加費無料】
【レイチル大学vol.1 インドの難民とスラムの子供たちの未来とは?】

本年度より開校することになりましたレイチル大学!
レイチル大学とは、レインボーチルドレン大学の愛称です。
(可愛らしい名前でしょ?皆さん覚えてくださいね!)

第1回目の講義は3月のスタディツアーの報告と、各プロジェクトの進捗についての説明をします。
レインボーチルドレンのプロジェクト報告を通して、インドにおける難民、都市型スラム、ストリートチルドレン、女性蔑視、児童労働、教育環境、カースト制度等の問題を学び、一緒に考えていきます。

でも実際の大学の講義のように堅苦しいものではなく、オープンに、お菓子をつまみながら、レインボーチルドレンのミッションである「教育は世界を変える!ひとつの地球へ」について、考える機会となれば幸いです。
ネットだけの情報ではなく、レインボーチルドレンのリアルな生の息吹を感じに来ませんか?

5/17(日)14:00-16:00 東京メトロ水天宮駅徒歩3分ソーシャルビジネスラボ
詳細は公式ブログ http://rainbowchildren.holy.jp/archives/4922
お申込みはFacebookページ https://www.facebook.com/events/295245950675950/
皆さまのお越しをお待ちしております!
Original_without_effects_on_transparent_background_1024 レイチル大学vol.1

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2015年3月7日(土)①

ムニャムニャ…
あれ…まだ5時半か…

世界一カラフルで、クレイジーなホーリー体験をした翌朝。

異常な興奮体験をしたせいだろうか、朝早くにもかかわらず目が覚めてしまった。
今日は出来るだけ睡眠を取って、体力を回復しとかなきゃいけないんだけど。
その後二度寝することもできず、結局チェックアウトする準備のために早起きする。

ホテルの外に出ると、柔らかな朝の光が目の奥まで差し込んでくる。
今日のお天気は快晴。
空は抜けるように青く冴え渡っている。
image
しかし、身体に感じる疲労感。
昨日、嵐のような一日を過ごした代償だろう。
まるで、朝から15ランウドを戦い抜いたボクサーのようだ。
スタディツアーはまだ始まったばかりなのに…(^^;;

今日の夕方には、インド北部のダラムサラへ出発する予定になっている。
現地までは夜行バスで12時間以上かかる、長い長い旅だ。
その前にシャディプールのグジャラティスクールに通う、スラムの子供たちに会いに行く。

7時半から始まるモーニングを食べようと、ホテルの地下1階へ。
みんなも食べに集まってきた。
表情を伺うと、早くも疲れがたまっているように見える。
今回のツアー、みんな無事に乗り切れるかな?

食事をしながら朝のミーティング。
image

今日の午前中はスラムに行って、『Kids Camera Project』用のカメラを子供たちに渡す予定。
支援者の想いの詰まったデジタルカメラたち。

ふわぁ〜、よく寝た…
ん?ここは日本じゃないのか?
なぜか英語バージョンに切り替えられてるぞ?
どうやらまた活躍できるみたいだな?
よっしゃ、まだまだワシは現役だってとこを見せてやろうかな!

はるばる遠くインドまでの長旅を終えて、今度はスラムの子供たちの手によって息を吹き返す。
仕様を日本語から英語表示に、そしてここでもちゃんと動くか、みんなで最終チェック。
image image

日本出発前に急きょ決まった『Kids Camera Project』
告知して出発までの短期間にもかかわらず、全国から46台ものカメラが集まった。

支援者のみなさんが、大切なお金を出して購入したカメラ。
支援者のみなさんの、当時楽しかった瞬間をたくさん切り取ってきたカメラ。
日本では眠ってしまっていたカメラだけど、1台1台にはたくさんの歴史と思い出が詰まっている。

そんな大事なデジカメを、スラムの子供たちに提供してくれた。
その行為には、どんな想いが込められているのだろう。
皆さんのあたたかいご好意に応えるためにも、今後このプロジェクトは大きく育てていきたい。

ひらけ未来のトビラ『Kids Camera Project』とは
レインボーチルドレンでは、前回支援を決定した首都デリーのグジャラティスクールの子供たちに、日本で使わなくなったデジカメを贈り、子供たちが撮影した写真を日本で紹介したいと考えています。
良い作品は全国各地で写真展を開催することもできますし、人気投票をして子どもたちのモチベーションにつなげることもできると考えます。
写真展の収益はグジャラティスクールの経営資金に充当することもできます。
不安定なスラム学校の経営を支える、大きな柱となるかも知れないこの『Kids Camera Project』
日本の皆さんが使わなくなった眠っているカメラが、スラムの子どもたちの未来の扉を開ける可能性を秘めています。
Kids Camera ロゴ2

食事を終えてチェックアウトの準備をしていると、ホテルまでサージャンが迎えに来た。
スラムから帰ってくるまで、荷物はホテルに預かってもらえるという。
サージャンの先導で、みんなで地下鉄に乗ってシャディプールのグジャラティスクールへ。
image image

スラムの入り口に到着。
image image

スラムの入り口から学校までの道のり。
細く曲がりくねった路地は、初めての人には迷路にしか見えないだろう。
image
image

初めて来た時は、私自身もまるで迷路だと思った。
しかし、今となっては何度も通っている道なので、自分の家の周りを歩いているように感じる。
image
image

足元はぬかるんでいて滑りやすいが、懐かしさのあまり軽快な足取りで歩いていく。
前回ズボッとぬかるみにハマった場所もちゃんと覚えていたので、ノープロブレム!
image

学校へ向かう途中、スラムの人々が笑顔でナマステ!と挨拶してくれる。
周りには、無邪気にはしゃぐ子供たち。
劣悪な環境で日々生活しているはずなのに、そんなことなど彼らの笑顔からは微塵も感じられない。
image image image
ここスラムを訪れると、人間が感じる『幸せ』についての定義を思い出させてくれる。

『幸せ』って何だろう?
ふと、頭の中にそんな疑問が芽生える。
明らかに不衛生なスラムの現実を目の前にして、それでも楽しそうにはしゃぐ子供たちの姿。
今はっきり言えることは、幸せとは『状態』ではなくて、『感情』から生まれてくるものだということ。
他人から見たらどんなにひどい環境であっても、そこで生きている人の瞳が輝き、心が満たされているのであれば、その人の今は幸せなんだ。

日本で何不自由なく生活している私たち日本人。
ここに住むスラムの人たちは、日本人を見て興味や憧れの感情は抱くことはあるかもしれない。
しかし、物には溢れているが濁った目をした日本人見て、幸せそうだなぁと思うスラムの人ははたしているだろうか。

悪臭の漂う中でも、生き生きとした目を輝かせながらはしゃぐ子供たち。
そんな子供たちを見ると、幸せの素というのは自分の心の中にいくらでもあるのだと教えてくれる。
幸せと感じるためには、自分で幸せの種を撒き、水をやり、たくさんの陽の光を浴びせ、幸せの花を自分の心の中に咲かせればいい。
現地のスラムの人たちとの触れ合いは、そうしたことを気付かせてくれるとても貴重な体験だ。
2014春スタディツアーvol.6 (2日目)【スラムツアー体験!①】より

日本人として生まれ、恵まれた環境で生きる。
世界から見たら、物に溢れ何不自由なく生活している私たち日本人。
なのに日本人の自殺者はここ10年、連続3万人前後を推移しているとマスコミでも報じられ問題になっている。
さらに、いじめによる自殺者も後を絶たない。
※WHOの世界基準だと、日本の自殺者は毎年11万人ということになっています。1日あたりに換算すると、実に300人以上。これは他の先進国の10倍です。この事実とマスコミとの情報の食い違いには、遺書の存在が大きく関わっています。
政府としては遺書がない場合は自殺にカウントされず、変死として処理されるという衝撃的な事実があります(日本には実際年間15万人ほどの変死者がいる)。死に急ぎ、遺書も書かずに亡くなっている方を考慮すると、実際には3万人以上の自殺者がいるのは想像に難くありません。また先進主要国(G7)で、20代と30代の死因のトップが自殺などという国は日本だけです。
死にたくはない、生きたいけれど死ななければいけない状況、よって「死ぬしかない」という結論に至ってしまっている。でもこうした思考回路に陥ってしまうのはどこかおかしい、何か間違っているのではないか。死ぬしかないと思うような状況を改善するよりも、どんな状況でも幸せだと感じる『豊かな心を育む』ことに目を向けることが大事なのではないか。スラムで生きる人々を目の当たりにした私には、そんな気がしてなりません。

しばらく歩くと、目指すグジャラティスクールに到着。
ここの1階と2階で、子供たちは学んでいる。
image
スラムの子供たちとは、半年ぶりの再会。
前回の訪問時に盛り上げてくれたドラマーのVickyが近寄ってきて「久しぶり!」とハイタッチしてきた。
なんかホントに仲間として受け入れられているようで、とても嬉しい。
image(←いつもノリノリのビートを奏でてくれるVicky)
他の子供たちも、笑顔でお出迎え。
image

みんな!久しぶり!*\(^o^)/*
image(←もはや死語)

んがっ!
子供たちからは、まさかの色粉での歓迎!

えぇ〜!ホーリーは昨日で終わったんじゃないの!?
ホーリーは昨日十分堪能したからもういいよ〜!
今日は心の準備してきてないから〜!(>_<)

しかし、子供たちの好意を前にすると、断る訳にいかない。
image(←無意味な抵抗)

カーン!

と、ここスラムでも、想定外のホーリー第2ラウンドのゴングが鳴ってしまった。
子供たちからの熱烈な歓迎。
他のメンバーの顔にも、次々とカラフルな色粉が塗りこめられていく。
でも、こうして歓迎されてるっていうのは、ホント嬉しいことだよね!
image
image
image

さて、今回のスラム訪問では、とにかくやることがテンコ盛り。
前回の学校建設プロジェクトの変更で、スポンサーの皆様に約束したミッションを一つづつ遂行していかなければならない。
スラムプロジェクト変更のお知らせについての詳細はコチラ
図1

今日はスラムに滞在する時間が限られている。
なので、いつもの子供たちからのプレゼンタイムは省略してもらうように、ネルー校長には訪問前に通達済み。

まずは前回のクラウドファンディング、READY FORのギフトであるネームプレートを設置。
image
image

そして、ネルー校長と校舎2階のバルコニーでミーティング。
ひそかに水面下で動いていた、スラムツアー企画。
サージャンがボランティアで参加してくれることが、今回正式に決定。
これから本格的に動き出す。
その他サージャンのオプショナルツアーの売上の幾らかを、レイチルに寄付してくれるとのこと。
ありがとう!サージャン!*\(^o^)/*
image

Kids Camera Projectに関しては、子供たちが撮った写真をSDカードに保存。
そして、次回訪れた際に新しいものと交換して持ち帰る。

今回他のキッズカメラマンの指導役を引き受けてくれたのは、このスラム出身で現在デリー大学への進学に向けて努力している若者2人。
image
※彼らが大学に行くために苦労したことや大学で何を学びたいかをインタビューした模様は、後日ブログで報告する予定です。

スラムの子供たちが撮った写真は、日本で展示会などのイベントでお披露目。
その写真を商品化したり、イベントで得た収益をスラムの運営資金に充当していく計画だ。
また、ネット上に写真をアップして、人気投票なんかもやってみたい。
※その他、子供たちの未来を切り開いていく良い活用方法を随時募集中です。みなさま、ぜひご提案ください!

あくまで私たちのプロジェクトの趣旨は、『手放す支援』
いつの日か、彼らが自分たちの力だけで自立して生きていけるようにするのが、我らがレイチルの活動。
その日まで私たちは、彼らに手を差し伸べていく。
Kids Camera Projectも、子供たちが将来自らの力で生きて行く際の、一つのきっかけにつながればと思う。

ただ単に、自分たち団体のエゴの押し付けにならないように気をつけなければならない。
あくまで主役は彼らなのだ。

ふと教室の中を覗くと、いつものように子供たちのダンスバトルが勃発していた。

ありゃ!?
今日は歓迎会はいいよと伝えていたのに。
いつの間にかドラマーのVickyが乱入してきて、みんなで踊りまくっている。
結局、子供たちは踊ることが大好きなんだね。
image
image

子供たちからの、いつものアツイおもてなし。
言葉を交わさなくても、ダンスを一緒に踊ることで打ち解けていくコミュニケーション。
Vickyの叩く軽快なドラムの音に合わせて、子供たちは感情を全身で表現している。
ノリノリのVickyは、私たちをドラムの上に座らせる!さらに肩車まで!
ワォー!*\(^o^)/*
image  image

結局、予定していたミッションを遂行する時間もなくなり、残りは次回訪問の3/11に繰り越し。
今日出来るだけのミッションを遂行して、スラムを後にする。

午後はサージャンの自宅へ。
インドの家庭料理をご馳走してくれるとのこと。

何度もインドには来てるけど、生の家庭料理は初体験!
こりゃ楽しみ〜!(^^)

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎日の応援クリックだけで、日本からでも年間4~5人の有望な奨学生を救うことができます!
一日一クリック!手軽な社会貢献に、ぜひご協力ください!(^^)
『NPO法人 Rainbow Children』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~

さらに、下記リンクの投稿をシェアするだけで「シェア数×10円」が、インドの難民とスラムの子どもたちが大学にいくための奨学金に変わります!
※「シェア数×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります。シェアはコチラから。

励みになりますので、こちらもクリックいただけると嬉しいです!
にほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村

2014春☆スタディツアー Vol.27 (10日目)【さらば!インド!】

とうとうこの日がやってきました!
本日は、2014秋スタディツアーの出発日!

んがっ!

半年前の春のスタディツアーのブログの投稿がまだ終わってない!!(笑)
実は今まで使っていたパソコン(Windows)が御臨終となってしまったため、保存していた写真や動画を投稿出来なくなってました。
今回Macを購入したんですが、アラフォー親父の脳ミソはカッチカチなので操作を覚えるのに四苦八苦!(>_<)

今日から2014秋スタディツアーのスタートですが、前回の2014春スタディツアーの最終回です(笑)

今日も子供たちへの応援クリック、よろしくお願いします! (^^)
『NPO法人 レインボーチルドレン』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2014年3月18日(火) 10日目-2

前回のブログ(6月末投稿)の続きです…

本日インド滞在最終日。
朝からタージマハルとアーグラー城の観光を終えて、10時前にはアーグラー城を出発しデリーへと向かう。

アーグラーからデリーまでは、車で約4時間。
一応、高速道路を走行するので乗り心地は悪くないが、ずっと単調な景色の中、ひたすら走り続ける。

インドはまだまだ未開の地がたくさん残っている。
経済成長著しいインド。
人口も中国を抜いて世界一になると言われており、この国がどこまで発展していくのか楽しみだ。
高速道路をかっ飛ばし、ひたすら北上する。
車の振動が心地よい眠りを誘い、みんな車内でお昼寝Time。

しばらく走った後、サービスエリアでトイレ休憩。
今日もめっちゃ良い天気に恵まれた。
日本の3月はまだまだ寒い日が続いているだろうが、こちらはもう動植物が活発に活動し始めている。

のんびり休憩後、再び高速道路を走り出す。
車の窓から眺める景色は、インド特有の光景だ。
バイクの4人乗り、定員オーバーの車、どこまでも続くまっすぐな高速道路をインドの人たちは何時間も走ろうとするパワーがすごい!

IMG_0322
IMG_0332

今日はデリーで待ち合わせしているサージャンと、スラムで子供たちに勉強を教えているネルー校長と一緒に、JICAに訪問予定。
時間が少し早いので、前回食事した『テイストオブインディア』でランチしたいなあなんて思って場所を調べてみると、何と待ち合わせ場所の近くにあることを発見!
ドライバーに交渉して予定追加!

前回食事した時に美味しかったので、今回もまた来られて嬉しい!
ただ、店に着くまでに建物内の多くの勧誘を断らなければならないので気合で目指す。
「アイキャンノットスピークイングリッシュ!」連呼です(笑)

店に着くと早速注文。
きのう晩飯殆ど食べてないのでめっちゃ食った!
やっぱり美味い!
この店は変なもの出さないし、何よりも衛生面で安心できそうというのが一番大きい。
腹一杯で眠気MAX!!

帰りは店内をくまなく回って買い物してもらうために、階段を使って行くように言われる。
しかし私たちは買い物する気がないのでエレベーター利用しようとするが、店員はしつこく階段を使えという。
こんな時は毅然とした態度でNO!海外では自分の意思をしっかり持って伝えましょう!(^^)

車でJICAへ向かう。お店からは20分ほど。
その間、車の中で爆睡。
目的地に着いてネルー校長と合流。
建物の中に入ろうとしたらセキュリティチェックで止められる。
ここにはJICAはないとのこと。

え!?どこ!?
困ってあたふたしているとサージャンもやって来た。どうやらここではないらしい。
本来の目的地であるJIKAまで歩いて移動。
IMG_0379
しかし暑い!やっと到着。2Fの受付へ。
今回ミーティングの場を設けてくれたのは、インドJICAで働く上野絢子さん。

レインボーチルドレンからネルー校長をJICAに紹介したが、現地のNGOはJICAではなく大使館が窓口とのこと。
レインボーチルドレンとしても、JICAから支援してもらうためには奨学金支援活動だけではダメらしい。
詳しくは日本のJICAでコンサルを受けてくださいとアドバイスを受ける。

JICA16時30分終了。
ちーちゃんがミーティング中もかなり体調悪そうで、とりあえずホテルで休憩するためにむかう。

ホテルyug villa到着。
預けておいた荷物を受け取り部屋でゆっくり休憩。
このあと最後にデリーのお店を回ろうと思っていたが、さすがに体力的に限界。
仕方なく部屋でゆっくりする。
これからの予定は、夜中の24時に出発して27時のフライトまでのんびり過ごす。

振り返ってみると今回のスタディツアーも内容の濃いツアーだった。
観光も欲張って入れてしまい、長距離移動でかなり体力を消耗してしまったので、今回の反省点として次回に生かさなければ。

せっかくの最後の夜なので、散歩に出かける。
夜の町はこんな遅い時間でも賑やかだ。

屋台で何か食べようと思ったが、お腹一杯で全然食欲なし。
最後にチャイだけ飲む。
見たことある風景だなと思ったら、偶然にも今回のスタディツアーで最初に飲んだチャイと最後のチャイが同じ店。

本郷姉妹はホテルに着いた後、下痢と嘔吐でダウン。
近くの薬局屋で薬購入してくる。
やはり今回のスタディツアーは女性にとってはハードな日程だったようだ。

散歩から帰ってきてベッドでウトウト。
出発時間に目が覚める。
やばっ!悪寒がっ!寒いっ!
Tシャツ1枚で寝たのがまずかったようだ。最後の最後に油断した!

24時にホテル出発。空港へ。

体調が悪い本郷姉妹のことをチェックインカウンターに告げると、私たちを優先的に手続きしてくれた。
荷物検査が終了すると、姉妹は完全ダウン。
姉のちーちゃんは動けず。
車椅子を借りようと走り回るが中国東方航空じゃないとかしてくれない。
エアインディアはダメ!なんで!?
途方にくれていると、最初に相談した警備員が遠くから見ていてくれて、再度エアインディアの職員を説得してくれた。
やっと搭乗口に移動ができそうだ。

搭乗口の近くにあるリクライニングソファに横になる。
石川さんが通路側の席に変わってもらうように職員に交渉。
ちーちゃんたちの万が一のために、ドクターも要請。

ドクター到着。
脈拍測定。先ほど購入した薬を提示。
今回インドで何を飲んだり食べたりしたのか、聞かれる。
新しい薬を処方され、車椅子に乗って機内へ。

原因はどうやら購入した水だったらしい。
インドでは水道の水は飲めないので、購入するミネラルウォーターは貴重な水分源。
しかし購入して2日経った水はもはやミネラルウォーターではなくなっていたようだ。
ちーちゃんも飲んだ瞬間、やばいかなと思ったらしい。

現地では貴重な水なので大事に飲む気持ちはわからないでもないが、毎日新しい水を飲むこと。
身体に異変を感じたら我慢しないこと。
無理すると後で余計に事態は悪化してしまう。

二人の体調はその後は悪化することはなく夜中の3時20分、飛行機は無事出発。
「さらば!インド!半年後にまた来るよ!」

現地の生活や文化に直接触れる機会は非常に貴重な体験となりますが、体調を崩しては元も子もありません。
特にインドの旅は二人に一人は体調を崩すので、十分に注意が必要です。
今回のスタディツアーは入院しなければならないような最悪の事態は免れましたが、今後も気をつけなければいけないなとある意味よい勉強になりました。
ま、これも良き人生経験につながれば、良いんですけどね!

日本では決して得られない気付きを与えてくれる国インド。
一度きりの人生ですから、みなさんも貴重な体験をしにインドに行きませんか?
レインボーチルドレンでは年に2回、春と秋にスタディツアーを開催しています。
ブログを読んで少しでも心の琴線に触れた方、首を長〜くして参加をお待ちしていますよ!
ぜひ『人生を変える旅』となるような、貴重な体験をしまくっちゃってください!

2014春☆スタディツアー 完

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎日の応援クリックだけで、日本からでも年間4~5人の有望な奨学生を救うことができます!
一日一クリック!手軽な社会貢献に、ぜひご協力ください!(^^)
『NPO法人 Rainbow Children』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~

励みになりますので、こちらもクリックいただけると嬉しいです!
にほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村

2014春☆スタディツアー Vol.26 (10日目)【タージマハル&アーグラー城観光】

世界で最も美しいお墓といわれているタージマハルを見学してきました。

タージマハルは世界遺産の中でも群を抜いたその美しさだけでなく、建設にまつわる『愛と悲しみの物語』が人々のこころを捉えて離さず、世界中から多くの人々が一目見ようとやってきます。

前回のスタディツアーではせっかくインドを訪れたのに、遠くから眺めることしかできず、いつかは訪れたいと思っていただけに、今回はリベンジできて良かった良かった!

詳細はブログで!(^^)

今日も子供たちへの応援クリック、よろしくお願いします! (^^)
『NPO法人 レインボーチルドレン』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2014年3月18日(火) 10日目-1

インド滞在は今日が最終日。
午前中は朝早くからタージマハルとアーグラー城を観光。
午後は4時間かけてまたデリーにトンボ帰り。
今日もハードな一日になりそうだ。

まずは朝6時半からやっている、ホテルの朝カレーバイキングで腹ごしらえ。
しかしここのカレー、めっちゃ辛〜!
口から火を吹き一日がスタート。

7時にドライバーがホテルに迎えに来た。
何故か一緒に日本語ガイドが同行してきている。

ついてきた男は「自分とドライバーは友達なんです。私はデリーで日本語を勉強しています。日本語でガイドしますよ。お金はいりません」と、片言の日本語で説明してきた。

代金は既にデリーでサージャンに払った中に入っているとのことなので、追加で支払う必要もないし、まぁいいか。
ただこういう時、日本人の感覚だと無料のボランティアと捉えがちだが、あくまでインド人はビジネス感覚で近づいてくる。
彼らにとって私たち日本人は、お金を落としてくれる最高のお客様。
観光地でのガイドは後々トラブルになることが多々あるので、十分注意が必要だ。

さあ、まずは世界遺産のタージマハルに出発!
前回のスタディツアーでは、タージマハルが定休日の日に訪れてしまったため、中には入れず遠くから眺めることしか出来なかった。
でも今回は目の前で見られるのでとても楽しみ。

タージマハルの中へはカメラと水の持ち込みはOKだが、タバコ、ライター、食べ物は禁止。
見つかると入口で没収されるので、予め車の中に置いていく。

車を降りてタージマハルの入り口まで広い公園の中を歩いていく。
朝早くからこの広大な広場で遊ぶ地元の人々の姿。
ここタージマハルは世界的観光地でもあり、現地の人の憩いの場でもある。
image

入口でチケットを購入。
image
タージマハルへの入場料は750ルピー(約1300円)
ただしプラス250ルピー払って1000ルピー(約1700円)のチケットを買えば、この後見学予定のアーグラー城にも使えるのでこちらを購入。
※近隣にいくつかある他の世界遺産もこのチケット1枚で観光することが出来ます。
image

ガイドによると、チケット売り場の横でフリーウォーターがもらえるとのこと。
見学中の水分補給のためにと、わざわざ飲み水を持参する必要はない。
この無料サービスは嬉しい。
image

セキュリティチェックのため入場口は女性と男性に分かれている。
image
インドでは公共の場はどこでもチェックが厳しい。
image

石川さんは予備のタバコをバックの中に入れっ放しにしていたため入口で没収された。
祐君は旅の記録を記入していた手帳まで没収されそうになって慌てたらしい。
持ち込むバックの中身は全てここでチェックされるので、本当に必要なもの以外は車の中に置いておく方が観光時間の短縮にもなる。
image

念願のタージマハルへと向かう。
目の前のゲートの先には巨大な白亜の建造物。
image
image
おお!これが世界一美しいお墓か!
タージマハルは、ムガル帝国の絶頂期に帝位した第五代皇帝サージャハーン帝が、妃であるムムターズマハルのために建てた霊廟だ。

22年もの歳月と2万人以上の職人を費やして完成させたタージマハル。
当時の日本では、関ヶ原の合戦が終わり徳川幕府が始まった頃。
22年という長い年月は考えただけでも気が遠くなっていく。
今とは比較にならない程度の技術で、これだけの建造物を造るのには相当大変なことだっただろう。
それだけサージャハーン帝の妃ムムターズマハルに対する愛情が深いものだったことがうかがえる。

しかしサージャハーン帝は晩年の8年間、アーグラー城の『囚われの塔』に幽閉され、この世界最大の愛のモニュメントを部屋の窓から眺めることしか出来なかったそうだ。
サージャハーン帝は亡き妃への想いを馳せながら息を引き取っていったという。

タージマハル建設にまつわる『愛と悲しみの物語』はコチラ↓
2013秋スタディツアー Vol.65 コラム ちびっとインド情報【タージマハル(世界遺産)】
image
image

霊廟内は土足厳禁。
ふとガイドを見ると、霊廟内を汚さないように靴カバーを装着している。
お!それイイなぁ!と思いつつも、私たちはもちろん持っていないので、靴は脱いで持ちながら見学する。
次回タージマハルに来る時には、ビニール袋一枚持参してこよう。

サージャハーン帝と妃のムムターズマハルのお墓の前に到着。
しかし残念ながらお墓の写真撮影は禁止。
ここにサージャハーンとムムターズマハルは、寄り添うように今も眠っている。
何百年も後に、世界中から毎日たくさんの人が自分たちのお墓を訪れている光景を、二人はどんな思いで見ているのだろう。

壁面に施された植物の文様にはめ込まれた一つひとつの石は、水晶、めのう、サンゴ、碧玉、琥珀、るり、カーネリアン、ダイヤモンドといった宝石。
きわめて精緻な象嵌細工で、宝石の色や濃淡を計算し、植物の形に削り込み、同時にピッタリ合うように大理石を彫って、一つひとつはめ込まれている。
image
image

建物の裏手に出るとヤムナー川がゆったりと流れている。
対岸には黒タージマハルが建設する予定だったメヘターブバーグが見える。
サージャン帝の壮大な夢が実現していたら、あそこにも多くの人が訪れる観光名所となっていたに違いない。
image
※メヘターブバーグの詳細についてはコチラ↓
2013秋スタディツアー Vol.59 コラム ちびっとインド情報【アーグラー(Agra)観光】

ぐるっと見学コースを一周し終えて、出口へとむかう。
ずっと一緒について回っていたガイドが、ここぞとばかりしつこく話しかけてきた。
image

「観光はもう終わりにして、これからお土産屋さんに行こう。お土産の大理石はもう買ったのか?実際に大理石でできた商品を作る体験をしてみないか?」と笑顔で話しかけてくるが目が笑ってない(^^;;

はは〜ん、なるほど。
わざわざ無料で私たちの日本語ガイドを引き受けたのは、そのお土産屋さんに連れて行って、お店から報酬を得るためだったのか(笑)

もしかして連れて行こうとしているお土産屋さんはここのことか?と前回のスタディツアーでトラブった店の写真をガイドに見せると、そうだ、ここだという(笑)

前回行って良い店だとは思わなかったので行くつもりはないとはっきり伝えると、もうお客になりそうもないと悟ったようだ。
次のアーグラー城はガイドとして一緒には行かない、ここでサヨナラだと言う。
あら、何てわかりやすい態度(笑)。

こちらとしても、うっとおしいガイドがいなくなって良かった。
ガイドは最後にチップを要求してきたが、お金に関しては前払いしているので毅然とした態度でNO!と対応すると、諦めて渋々帰っていった。

さて次は、車ですぐ近くのアーグラー城へ。
アーグラー城は、ムガル帝国第三代アクバル帝によって1573年に建てられた当時の帝国の力強さの象徴。
城というよりも重厚で無骨な城塞というイメージだ。
今でも敷地内の約80%は実際に軍用施設のため立ち入り禁止になっている。
image

敷地内には皇帝一家の住居、モスクやバザール、個性的な庭園、一般市民の居住区まであり、一つの大きな街として機能していた。
17世紀のデリー遷都以降は荒廃したものの、現在は綺麗に修復されており、当時の華やかさを今に伝えている。

アーグラー城の詳細についてはコチラ↓
2013秋スタディツアー Vol.64 コラム ちびっとインド情報【アーグラー城(世界遺産)】

メインの『囚われの塔』からタージマハルを眺める。
タージマハルに眠る最愛の妃を、部屋の窓から眺めながら波乱万丈の生涯を閉じたサージャハーン帝は、毎日どんな思いで晩年を過ごしていたのだろう。
image

本来ならゆっくりと敷地内を見学したいところだが、この後デリーに向かわないといけないので駆け足での見学。

アーグラー観光も終わったところで、さあ、これからまた長距離ドライブしながらデリーへ出発だ!

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎日の応援クリックだけで、日本からでも年間4~5人の有望な奨学生を救うことができます!
一日一クリック!手軽な社会貢献に、ぜひご協力ください!(^^)
『NPO法人 Rainbow Children』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~

励みになりますので、こちらもクリックいただけると嬉しいです!
にほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村

2014春☆スタディツアー Vol.25 (9日目)【アーグラーへ向けて大移動】

ダラムサラでの4泊5日も本日が最終日。
今回もたくさんの貴重な体験をさせてもらいました。

本日はここダラムサラから約600km離れたアーグラーに移動するため、今日は完全な移動日。

疲れがたまっている中での長距離移動は、老体にはこたえます!(^^;;

詳細はブログで!(^^)

今日も子供たちへの応援クリック、よろしくお願いします! (^^)
『NPO法人 レインボーチルドレン』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2014年3月17日(日) 9日目

ダラムサラ最終日の朝。
振り返ると内容の濃〜い、あっという間の4泊5日だった。

ダラムサラはインドとは思えないほど、過ごしやすくそして国際色豊かな街。
インド人やチベット人以外の多くの外国人に街で遭遇する。
偶然ホテルの前を通りかかった中東から来た団体さんとパチリ!
image

今日はこれからダラムサラを出発して、一度ニューデリーのホテルに荷物を置きに向かう。
その後、世界遺産タージマハルのあるアーグラーへ。
ダラムサラ➡︎ニューデリー➡︎アーグラーへの直線距離は、インドの北から南へ約600km。
今日は完全な移動日になりそうだ。

今朝は出発まで各自ゆっくりとフリータイム。
石川さんと二人でチャイを飲みながらプチミーティング。
image

今日は完全移動日になるが、裕君の体調が良くないらしい。
昨日の夜中は腹痛にうなされていたという。
裕君はデリーに着いた時点で体調悪かったら、アーグラー行きは断念するそうだ。
スタディツアーも終盤にさしかかり、裕君だけでなくみんなかなり疲労が溜まっている様子。
ちょっと心配だ。

どんな旅にせよ、体調を崩してしまうとどんなに豪華なホテルや食事や貴重な体験をしても、楽しくない旅になってしまう。
ただインドを旅する場合は、誰でも体調崩してしまいがち。
体調崩すのは当たり前というくらいの気持ちで、予めしっかりとした準備と心構えを持ってこなければと再確認した。

出発の準備をして、9時半にロビー集合。
タクシーを手配して、いざ空港に向けて出発。

40分ほどで空港に到着。
入口では空港職員による手作りホーリーが私たちを歓迎してくれている。
image

今日は年に一度のホーリー祭。
インド中がカラフルに染まるデンジャラスな日だ。
今頃デリーでは大変な騒ぎになっているだろう。
今朝部屋で見たテレビCMでもホーリー祭をバンバン流していたので、今日は無事にアーグラーまでたどり着けるか心配だ(^^;;

■ホーリー祭
image
ホーリー祭(Holi)とは、インドやネパールのヒンドゥー教の春祭り。春の訪れを祝い、誰彼無く色粉を塗りあったり色水を掛け合ったりして祝う。
インド暦第11月の満月の日(太陽暦では3月に当たる)の午前中がクライマックスであるが、前日から色粉の掛け合い等を始めることもある。祭りの前週から繁華街には色粉や水鉄砲(主に子供が使う)を販売する露店が多数出る。人々は色粉等を購入して準備する。当日は他のヒンドゥー教の祭りと異なり特定の神に対する祭礼は無く、地域の人達が集まって祭りが始まる。
祭りが始まると友人知人はもとより通りがかった見知らぬ人にまで顔や身体に色粉を塗りつけたり、色水を掛け合ったりする。色粉を塗りあった後は「ハッピー・ホーリー」と言いながら抱き合うことも多い。最初は特定の色を額に塗る程度だが、次第にエスカレートして顔全体や体中が色だらけになってしまう。また ヒンドゥー教徒は比較的飲酒を忌避するが、ホーリー当日だけは盛大に飲む人が多く、昼頃には芝生や木陰で酔いつぶれている人をよく見かける。
ホーリー祭は多くの企業や商店が休みとなるのが一般だが、祭りが落ち着く夕方以降は開ける店も多い。またバスやトラックの運転手も祭りに参加しているので、当日の道路は閑散としている。(wikipediaより抜粋)

空港入口でeチケットとパスポート提示。
image
インドの空港の警備はどこでも厳しい。
ライフル銃をもった警察官が闊歩している。
こんなに景色が良くて平和でのどかなところなのに、なんかミスマッチ。

小さな空港なので、利用客も少ない。
従業員は暇なのだろうか、荷物チェックがやたらと厳しい。
機内に持ち込みする手荷物は、燃えやすいものはすべてアウト。
お土産で買ったお香でさえも、持ち込むのはダメと指摘される。
ライターももちろん没収。
デリーに着いたらまたまたライター買わなきゃ(>_<)

出発した時は曇っていたが、途中から天気になってきた。
今回のダラムサラ滞在中は、ホントお天気には恵まれた。
それにしてもこの空港の景色は最高!
image
飛行機を利用してダラムサラに来る人を最高の景色で歓迎し、最高の景色でお見送りしてくれる。
この自然の景色がダラムサラの最高の『お•も•て•な•し』なのかも(^^)

無事に飛行機はTake-off。
ダラムサラよ、今回も貴重な体験をありがとう〜!(ToT)/~~~

機内は、結構冷えている。
デリーの暑さと比較すると、とても同じインドとは思えない。
CAに言ってブランケット借りる。
寝ている裕君にも風邪ひかないようにブランケットをかけてあげる。

1時間ちょっとでデリー空港に到着。
前回のような列車での移動は12時間近くかかることを考えると、飛行機での移動はホント早い。

それにしても、ダラムサラと違ってデリーは暑い!
こんなに気温差あるのに、同じインドなの!?
こちらでは今度は暑さ対策が必要だ。
寒暖差で体調崩さないように気をつけなければ!

デリー支部長のサージャンが手配してくれた5人乗りのタクシードライバーがやって来た。
でもこの車、5人分の荷物を載せるスペースがない気がするんだけど…って思ってたら、ドライバーが荷物を屋根の上に!
あ、こんなワイルドな写真見たことある!
そうそう、これってインドで良く見る風景(笑)
image

まずはホテルyug villaへ向けて出発!
ダラムサラではそうでもなかったが、デリーでは顔や身体が色まみれになったホーリー顔がたくさん。
どこの店もシャッターが閉まっていて、街全体が歩行者天国のようだ。
image

ホテルyug villaに到着すると、近くでインド人が太鼓を叩きながら大音響で騒いでいる。
観光客も現地のインド人に混じってお祭り騒ぎ。

荷物をホテルに預け、一泊分の荷物だけ持って14時半過ぎアーグラーに向けて出発!
街はホーリー祭一色。
顔にペイントしあった人々が街を闊歩している。
image
image
image

デリーから高速道路に乗ってアーグラーへ向かう。
前回はここから5時間くらいかかっているので、今回も長いドライブの始まりだ。

1時間くらい走ってトイレ休憩。
しっかし暑い!
今日は朝から移動ばかりで疲労もMAX!!
朝昼とちゃんとした食事をしていないがお腹は減らない。
かなり疲れが溜まっているのかなぁ。

私たちを乗せた車は、ひたすら高速を走り続ける。
高速をバイクで走る若者の顔は、もちろんカラフルに染まっている。
image

どこまでも真っ直ぐな道。
窓の外の風景もずっと同じような景色が続く。
地平線に沈んでいく夕日がとても綺麗で、終盤に差し掛かっているスタディツアーとリンクする。
今回の旅ももうすぐ終わってしまうのか。
なんかセンチメンタルな気分に浸ってしまう。
image

長い長いドライブの後、やっとアーグラーの街に入る。
ここで、裕君が薬局で風邪薬を購入。
少しは体調良くなるといいけど。
image

今夜のディナーとなるレストランに到着。
朝からひたすら移動ばかりで、さすがに疲労困憊だ。
とりあえずお腹に食べ物入れて、少しでも体力回復させなきゃ!
image

今回食事したこのレストランのそばには、なんと前回のスタディツアーでトラブルに遭遇したお土産屋さんが!
image
サージャンが依頼するタクシー会社はここがルートの一つとなっているようだ。
ある意味、いいお勉強させてもらった思い出のお土産屋さん(笑)
2013年☆スタディツアー Vol.60 (7日目)【おい、あんたしつこいぞ!いいかげんにしろ!】
2013年☆スタディツアー Vol.61 (7日目)【レインボーチルドレンの神様降臨!】

19時半にやっとホテル到着。
image
お!?外観はラブホテルみたいだけど、予想外にいい感じ!?
Wi-Fiが1Fでしか繋がらないのが難点だけど、フロントの身なりもgood! 部屋も綺麗でバッチリ!
でもとにかく早く休みたい。

早速シャワーTime! 久々にお湯を浴びたって感じ。
こんな些細なことに幸せを感じることができるのが、インドの旅。
それにしても今日は疲れた〜!
一日でかなりの距離を移動するのは、体力的にもしんどいわ(^^;;

明日は念願のタージマハル観光!
世界で最も美しい建物と言われるタージマハルを、前回は遠くから眺めることしかできなかった。
今回は実際に中に入って世界最大の愛のモニュメントを堪能スルゾ!
でも朝10時にはまたデリーに向けて出発予定。
明日もハードな一日になりそうだ〜(>_<)

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎日の応援クリックだけで、日本からでも年間4~5人の有望な奨学生を救うことができます!
一日一クリック!手軽な社会貢献に、ぜひご協力ください!(^^)
『NPO法人 Rainbow Children』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~

励みになりますので、こちらもクリックいただけると嬉しいです!
にほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村

2014春☆スタディツアー Vol.24 (8日目)【目の当たりにしたチベット問題】

ダライラマ法王のティーチング終了後、チベット問題の現実を目の当たりにしました。

日本人にとっては遠く離れた他国の問題かもしれませんが、同じ地球人としてこの問題に少しでも関心を持ってもらえたら嬉しいです。

詳細はブログで!(^^)

※現在READYFOR?にて、スラム学校建設のためのクラウドファンディングにチャレンジ中です!
このインドのスラムプロジェクトの成功が、世界各地にあるスラムを改善する第一歩となります。
ぜひ皆様のお力をお貸しください。
▼READYFOR? 世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2014年3月16日(土) 8日目-2

ダライラマ法王のティーチング終了後、一度ホテルに戻り屋上でチャイTIME。
今日のランチはモモを食べに露店へ。
手軽に食べられるモモは、ダラムサラに住む人たちのソウルフードやね。
image
image

マクロードガンジの広場にある寺院の屋上から撮影。
朝は天気悪かったけど、回復してくれて良かった!

降り注ぐ日差しが強くて、時計焼けもくっきり。
image

午後はロブサンの事務所を訪問。
そうだ、ロブサンへの差し入れを買っていこう。
image

ロブサンの仕事場は、私たちの宿泊しているホテルから歩いて数分。
事務所のバルコニーからの眺めも最高!
ロブサン、イイとこ住んでる〜!
image

普段はただのおちゃらけたチベット人に見えるロブサン。
image
しかし部屋にはたくさんの書類や機材で溢れていて、デキる男『ビジネスマンロブサン』の姿を垣間見る。
お、ロブサンがミスチベットを開催した時の雑誌もある。
image
image
image
image
もっと多くの人にチベットのことを知ってもらいたい。
プロモーターとして世界に向けてチベットの情報を発信し続ける、それがロブサンの仕事だ。

お菓子をつまみながら、バルコニーでみんなで談笑。
ロブサンは相変わらず、チャラい会話で場を盛り上げてくれる。
人を楽しませるのがホント好きだなぁ!

ここで聞こうかどうか迷ったけど、気になっていたことをロブサンに質問してみた。

「中国人の侵略行為によって、今チベット本土の領土は中国に奪われてしまっている。ロブサンはチベット難民として、中国人のことをどう思っているの?」

かなりデリケートな問題だけど、ロブサンは真剣な眼差しで答えてくれた。

「中国人に対しては憎むとかそういう感情はない。
人間はみな同じ。
チベット問題は中国共産主義との戦いであって、中国人は何も悪くない。
これから中国人ともっと仲良くなって、チベットの現状を中国で広めてもらうように努力する。
一生懸命仕事するのは祖国のためにつながると思っているから。
自分が正しいと思うことを実践するだけだよ」

自分が辛い思いをさせられているのに、そんな相手に対して普通このような感情を持てるだろうか。
もし自分が同じ立場なら、相手に対して憎しみしか持てない気がする。
チベット人って、なんて寛大な心を持った民族なんだろう。

最高の眺めをバックに、みんなでパチリ!
image
image

ロブサンとトゥプテンに別れを告げ、ホテルへと戻る。
明日の朝にはダラムサラを出発してしまうので、チャリティ商品の買い出しするのはこの時間が最後。

アクセサリーになるような石を品定めしながら、露店をいろいろと回る。
image
image
マンダラアートは前回と同じ店で購入。
店の従業員たちは前回来た私たちのことを覚えていてくれた。
image
image

チャリティ商品の買い出しも無事終えると、なんと石川さんがここでスッキリと剃髪するらしい!
もうすっかり現地に馴染んでいる(^^;;
頭髪から髭剃り、そしてちょいとハードなインド式マッサージ。
ってゆーか、カットよりマッサージの時間の方が長い気が(笑)
これでTOTAL150ルピー(約260円)は安っ!

石川さんがカットしてもらっていると、店の外では多くのチベット人が列をなしてデモ行進している。

何だろうとよく見てみると、今日の午前中また本土でチベット人が焼身自殺があったらしい。
彼の遺書には「中国人とは仲良くすべき」というロブサンと同じ想いが綴ってあるという。

133)ロプサン・バルデン:20歳、ンガバ・キルティ僧院僧侶、生死不明。
2014年3月16日、アムド、ンガバ、キルティ僧院近くの「勇者の道」で焼身。部隊に連れ去られその後の消息は不明。
彼は遺書を残している。詳しくはコチラ↓
<続報>ンガバの焼身者の遺書 16日の焼身はやはり2カ所で2人 内地129人
(チベットNOW@ルンタより抜粋)

チベット人だけではなく、世界中から多くの人が集まり注目されるダライラマ法王のティーチング。
1人でも多くの人にチベットの現実を知ってもらおうと、もしかしたら注目されるこの日に合わせて焼身自殺を図ったのかもしれない。

自らの命を犠牲にしてまで訴えているチベット問題。
中国人とは仲良くすべきという想いを持ちながら行った焼身自殺。
遺書には父母、兄弟、親戚や同級生への感謝と謝罪の言葉が記されている。

この遺書には、なぜ自分は焼身自殺をするのかという理由が書かれていない。
いや、残された親族に被害が及ぶことを危惧して、書きたくても書けなかったのかも知れない。
もし自分なら遺書を書く時には、自殺に至った動機を記すだろう。
本当の真実とはいったい何なのかはわからない。
けれど、自らの身体に火を着けなければならなかった20歳の僧侶がいたことだけは確かな事実だ。

世界中の人々がチベット問題をもっと取り上げて地球規模の社会問題となれば、こうした悲しい出来事はなくなるに違いない。
このブログを通して、少しでもチベット問題やチベット人に関心を持つ日本人が増えてくれることを切に願います。
image

亡くなった僧侶のご冥福をお祈り致します。

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎日の応援クリックだけで、日本からでも年間4~5人の有望な奨学生を救うことができます!
一日一クリック!手軽な社会貢献に、ぜひご協力ください!(^^)
『NPO法人 Rainbow Children』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~

励みになりますので、こちらもクリックいただけると嬉しいです!
にほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村

2014春☆スタディツアー Vol.23 (8日目)【ダライラマ法王ティーチング】

今回ダラムサラで、初めてダライラマ法王のティーチングに参加してきました。

ダライラマ法王のティーチングは一般的なお話(パブリックトーク)と違って、チベット仏教の僧侶として仏教の教義に関する講話になります。

仏教の基礎知識を知らない私にとっては理解することが難しい内容でしたが、多くの方が真剣に法王のお話を聞く雰囲気を味わえただけでも貴重な体験でした。

詳細はブログで!(^^)

※現在READYFOR?にて、スラム学校建設のためのクラウドファンディングにチャレンジ中です!
このインドのスラムプロジェクトの成功が、世界各地にあるスラムを改善する第一歩となります。
ぜひ皆様のお力をお貸しください。
▼READYFOR? 世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2014年3月16日(土) 8日目-1

朝7時にロビー集合。
ダラムサラに来て早くも4日目。
今日もすこぶる天気がイイ!
空を舞う鷹(トンビ?)も気持ちが良さそうだ。
image
image

今日はチベット寺院でダライラマ法王のティーチング。
世界中からたくさんのツーリストが集まって来る、ダラムサラに住む人々にとっても一大イベント。

ティーチングとは、ダライラマ法王から直接仏教講話のお話を聞ける貴重な機会。

チベット密教は、本来仏教の教えを出家した僧侶にしか口伝しないという事になっている。
しかしこのティーチングは、一般在家(出家していない一般の人々)にもチベット教の教えを一部口伝するものだ。

ティーチングではカメラ、携帯、タバコ、ライターなど持ち込み禁止。
入口で全てチェックされるので、荷物はホテルに置いていく。
せっかくダライラマ法王を目の前で見られるのに、カメラを持ち込めないのが残念。

ところが現地人のロブサンとトゥプテンは、二人ともプレスカードを持っているので、カメラを持ち込んで撮影できるらしい。
今更ながら、二人とも信頼あるすごい人だったんだね!(^^;;

今日のティーチングの様子は、ロブサンにカメラで撮影してもらうように依頼する。
ロブサンはAP通信など海外メディアに自分で撮った写真を売っているので、ホントのプロだ。

ひとみさんと和子さんは今日の飛行機で一足先に日本に帰国するため、お二人は全ての荷物を持ってチェックアウト。
フライトの時間を逆算すると、ティーチングの途中までは参加できそうだ。
ホテル前で最後の集合写真をパチリ!
image

ひとみさんたちの荷物をタクシーに預けてチベット寺院へ。
マクロードガンジの通りは世界中から集まってきたツーリストで大混雑。
image

ティーチングでは長時間地べたに座ることになる。
座布団代わりのバスタオルと空気で膨らます枕など、必要最低限の荷物だけ持ってきた。

チベット寺院前でモーニングチャイ。
チャイを飲んでいると、忘れ物をしていることに気がついた!
ラジオにつなげるイヤホンを持ってくるのを忘れた!
あ〜やっちまった!(>_<)

ティーチングはすべてチベット語で行われる。
海外から参加してきたツーリストのために、携帯ラジオを通じてダライラマ法王の言葉を同時通訳してくれる。
話の内容を日本語で聞くためには、イヤホンは必須だ。

みんなは先に会場入りして、私は1人でイヤホン取りにホテルまで戻る。
ホテルと寺院を往復すると、マクロードガンジは坂が多いので朝からハードなお散歩体験をするハメに(^^;;

会場に戻ってきた後、みんなを探す。

当日会場には世界各地から集まった人が約5000人もいたらしい。
僧侶が約2000人、世界中から集まったツーリストが約700人。
なので全体の半分近くの人は一般のチベット人だ。

ダライラマ法王は普段は世界を飛び回っているため、現地に住む彼らにとってもダライラマ法王から直接お話を聞くことができるのは、相当貴重なことだろう。

それにしても、寺院の中はものすごい人の数!
この人混みの中、果たして石川さんたちを見つけられるか!?
みんなどこに座っているんだろう?
image

あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロしていると、あ!いたいた!奇跡的に発見!
ってゆーか、この席ってもしかして一般枠の最前列のスペース!?
※私たちメンバー見つけられます!?
image
image

昨年の11月に両国で行われたダライラマ法王の講演会に参加した時は、法王はずっと先の壇上にいらっしゃった。
しかし今回は目の前に法王がいらっしゃる。
こんな状況で話を聞けるなんて、貴重な体験!

実はここ、先日一緒に食事をさせていただいたマリアさんが、昨晩から日本人用に席を確保しておいてくれていたスペース。
その中でも最前列を取ってくれるなんて、ホント感謝感謝!
もちろんティーチングの内容を日本語に翻訳してくれるのも、マリアさんだ。

■マリア・リンチェンさん
image
高知県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。一級建築士。日本名:鴨居真理。
1985年よりダラムサラ在住。チベット亡命政府の依頼で伝統文化継承の拠点となるべきノルブリンカ・インスティテュートの設計・建築に関わり、同時にチベット仏教を学ぶ。
その後、ダライ・ラマ法王の法話、講演を多数翻訳。また法王の来日時にはその通訳を務める。
(風の旅行社HPより抜粋)

チベット語でのお経が会場内に響き渡り、ダライラマ法王が入場されてきた。
偉大な方のオーラはやはり違う。
仏像や穀物や花など、多くの供養物が次々と捧げられていく。
image
image
image
image
image

ティーチングは日本で行われているような一般的なお話ではなく、チベット仏教の教義や修行法などについて書かれた仏典の解説だ。
実際に仏教を学んでいる方を対象としているため、仏教について基礎知識のない私は、理解するのは正直難しい!(>_<)

しかしノーベル平和賞も受賞しているダライラマ法王のオーラを間近で感じられたこと、国のトップであるダライラマ法王をチベット人が心から信頼する姿、お話を真剣に聞く姿、信じる姿を目の当たりにした。

心から信じられるものを持つことは、幸せと感じる拠り所を持つことなのだ。
ティーチングの本質を理解して消化はできていないけれど、自らの信じる道、心に頑固たる信念を持つことの大切さを改めて考えるいい機会になったことは間違いない。

ティーチングは2時間ほどで終了し、お寺から僧侶や子供たちにお祝いのお菓子が配られる。
子供たちはこの時間が一番楽しみだったい(^^;;
さらにお小遣いも配られている。
その額1500ルピー!(約2600円)
TCVの子供たちのお小遣いが15ルピーほどだったので、100倍のお小遣い!
そりゃみんな笑顔になる訳だ(笑)

街ではお小遣いをもらった僧侶たちがショッピングしている。
その姿はホント楽しそう〜!(^^)
image
image

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎日の応援クリックだけで、日本からでも年間4~5人の有望な奨学生を救うことができます!
一日一クリック!手軽な社会貢献に、ぜひご協力ください!(^^)
『NPO法人 Rainbow Children』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~

励みになりますので、こちらもクリックいただけると嬉しいです!
にほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村

2014春☆スタディツアー Vol.22 (7日目)【奨学生のキャンパスライフ】

私たちレインボーチルドレンが支援する奨学生の一人、テンジン・サンドゥプが通う大学にお邪魔してきました。

大学を卒業した後、世の中で活躍する彼の姿を早く見たいものです。

彼が学ぶ大学は大自然に囲まれていて、何と景色の素晴らしいことか!

つづきはブログで!(^^)

※現在READYFOR?にて、スラム学校建設のためのクラウドファンディングにチャレンジ中です!
このインドのスラムプロジェクトの成功が、世界各地にあるスラムを改善する第一歩となります。
ぜひ皆様のお力をお貸しください。
▼READYFOR? 世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設
https://readyfor.jp/projects/slumschool

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2014年3月15日(金) 7日目-2

午前中はノルブリンカでチベットの伝統文化に触れて、ランチも満喫!
次は14時に奨学生テンジン・サンドゥプの通う大学でトゥプテンと待ち合わせ。
レインボーチルドレンが支援している奨学生は、実際にはどんなキャンパスライフを送っているんだろう。

タクシーが待つ駐車場へと向かう途中、小さな子供から物乞いを受ける。
image

インドにしばらく滞在していると、こうしたバクシーシにも慣れてしまう。
ここでは物乞いに会うのは特別なことではなく、普通の日常そのものだ。

そばにいたもう1人の女性が物乞いをしに近づいて来た。
彼女にもお金を渡そうとすると、なぜか「お金はいらない」と言って受け取らない。

え?なんで?
この女性はいったい何を要求しているのだろう?

一緒にいた裕君が、女性が何を言っているのか訳して教えてくれた。
「お金はいらない。その代わりそこのお店で私の代わりにお米を買ってきて欲しい。私たちにはお店の人はお米を売ってくれないから」

これこそが廃止されているはずのカースト制度が、日常生活に根付いてしまっている現実か。

彼女たちが求めているのは、お金じゃない。
彼女たちは、お金を儲けることが目的ではない。

彼女たちにとっては、たとえお金があったとしても買いたいものが買えない現実。
生きていくためには、物乞いせざるを得ないのが彼女たちの日常なのだろう。
※これはあくまでこの女性の言っていることが本当である、という前提での推測です。
疑った見方をすれば、彼女はあえてお金を受け取らなかったのかもしれない。
情に訴えて私たちにお米を買わせれば、彼女が手に入れる金額はただお金をもらうよりも結果的には大きいですから。

他にも、粉ミルクが欲しいなどと言ってお店に連れていかれるパターンなんかもあります。
バクシーシに遭遇した時どのような行動を取るか。
ここインドでは、ホント自分の感性が試されます。
お店に確認すればはっきり分かったと思いますが、本当は彼女はお米を買うことが出来たのかもしれない。
しかしたとえ彼女が嘘を付いていたとしても、辛い環境で生きているこの人たちになら騙されてもいいと私は思いました。

日本人として生まれ育った自分が、自分のできる範囲でできる限りのことはしてあげたい。
私はそう思っています。

私は駐車場の隣にある店に入り、お米を一袋買ってプレゼントしてあげた。
90ルピー(約160円)
image

奨学生のキャンパスライフを撮影するため、待たせていたタクシーで大学へと向かう。

大自然の中をしばしドライブ。
車で走る分には気持ちいいけど、電車もなく交通手段も十分ではないこの場所に、毎日通うとなると大変だろうなぁ。

程なくして大学に到着。

すでに奨学生のテンジン・サンドゥプとトゥプテンが、大学の入口の前で待っていてくれていた。
image
image

久しぶり!って言っても一昨日一緒に食事したばっかりか(^^;;
ちなみに彼の生い立ちから将来の夢など、テンジン・サンドゥプの詳細をコチラに記載しています↓
☆奨学生File.7 テンジン・サンドゥプ紹介

テンジン・サンドゥプの案内で、学校内を散策。
image
image
あちこちから野鳥の鳴き声が聞こえてくる。
ホント自然に囲まれたいいところだなぁ!
ゴパールプルのチベット子供村(TCV)もそうだったが、この大学もとにかく景色、環境が最高!
image

自分が学生の時には、ネオンギラギラな都会に憧れて誘惑に流されまくりだった(^^;;
しかし、本来はこうした自然に囲まれて勉強に打ち込める環境が、学生の時には必要なんだと今は思える。
もし学生時代にこんな素晴らしい環境で学んでいたら、自分ももっとマシな人間になっていただろうに(笑)

教室にはたくさんの机と椅子が並んでいる。
多くの若い学生が、未来への希望を胸に日々勉強に励んでいる姿が目に浮かぶ。
image
image

運動場に出ると、目の前にはさらに素晴らしい眺め!
ここで走り回ったらどんなに気持ちがいいだろう!

image

こうして実際に彼らが学んでいる学校を訪れると、より親近感が沸くものだ。
私たちレインボーチルドレンの支援がなければ、このような環境で学ぶ機会を手に入れることができなかった奨学生たち。
奨学生が学ぶ大学を訪問して少しずつでも彼らの生活を日本に伝えていけば、日本で応援してくれている人たちも彼らのことをもっと身近に感じてもらえるかも知れない。

校内で見学していると、警備員に職務質問される。

君たちは何者だ?
ここの学生ではないだろう?

どうやら不審人物と思われたようだ。
そりゃそうだ。
学生に見えない見知らぬ日本人がこんなところでワイワイ騒いでいたら、確かに怪しいわ。
連行されずに良かった。危ない危ない(^^;;

大学内を見学した後、再会を約束して奨学生とは別れ、ホテルへとタクシーで向かう。

ホテルのあるマクロードガンジーのタクシー乗り場に到着。

ここでトラブル発生!
私たちとは別の、もう一台のタクシーのドライバーのおっちゃんが何やらいちゃもんつけてきた。
どうやらノルブリンカを見学する時間は聞いていたらしいが、大学訪問で待機させられたのは初めに聞いていなかったとのこと。
そこで待たされた分の200ルピーを追加で請求したいようだ。
おっちゃんはすごい剣幕で、怒鳴っている。

何だと!?話が違うぞ!?

私たちを乗せてきたドライバーとは話がついているのに。
冗談じゃない!それはそっちの連絡ミスだろう。
私たちを乗せてきたドライバーと話をさせろと、再度タクシーに乗っていざ決戦!
みんなはちょっとここで待っててや!
image
文句を言ってるおっちゃんに、私たちを乗せてきたドライバーから再度説得してもらうが、納得していない様子。
おっちゃんは車を置いてくるからそこで待ってろと言うが、私たちに非があるとは思えない。
後はドライバー同士で勝手に話し合ってくれ。
おっちゃん達に付き合うのも馬鹿馬鹿しいので、バイバーイ!
と、おっちゃんの居ぬ間に勝手に帰ってきた(笑)

ここから夕食までは各自フリーTime。

疲れた身体を癒そうと、裕君と一緒にマクロードガンジにあるマッサージ店dream massageへ。
image

17時からなら空いているとのことなので、予約する。
それまではお店の前のカフェでラッシーTime。50ルピー(約90円)
image
image

初めは裕君が気になっているというマッサージ店に行こうとしてたけど、よく考えたらここは危険と隣り合わせのインド。
知らない街でよくわからない店に入って、裸のままマッサージ中に突然襲われて金品全て持っていかれちゃった何てことも考えられる。
日本と違っていつどんなトラブルに巻き込まれるかわからない。
まあ、インドに限らず日本でも知らない店に入ってぼったくられたなんてことは、よく聞く話だしね。

しかし、トゥプテンに紹介してもらったこのお店は、どうやらトゥプテンの友達とのこと。
ご夫婦でやってる知り合いの店であれば、裸でマッサージしてもらっている最中に襲われる心配もないので安心安心(^^)
image

30分だけ上半身のマッサージをしてもらう。
リンパを流してもらったことで、首のあたりが軽くなった。
400ルピー(約690円)で、ん〜スッキリ!
image

19時半にロビーに集合して、今夜の夕食はチベット料理に決定!
image
image

食事をしていると、あれ?ゲシェラ登場。
なぜかゲシェラとはどこでも会う。
まさに神出鬼没!
みなさんもマクロードガンジを訪れた際には、必ず1回はゲシェラに会うと思いますよ!(笑)
image

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎日の応援クリックだけで、日本からでも年間4~5人の有望な奨学生を救うことができます!
一日一クリック!手軽な社会貢献に、ぜひご協力ください!(^^)
『NPO法人 Rainbow Children』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~

励みになりますので、こちらもクリックいただけると嬉しいです!
にほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村

2014春☆スタディツアー Vol.21 (7日目)【ノルブリンカ訪問】

ダラムサラにあるノルブリンカ芸術文化研究所は、ラサにあるダライラマ法王の夏の離宮「ノルブリンカ」から名前がつけられました。

ここではチベットの伝統文化を後世に伝える職人を育てています。
いわば職業訓練所のようなもの。

毎日地道な作業をしている職人さんたちによって、チベットの伝統文化は守られているんですね。

続きはブログで!(^^)/

※現在READYFOR?にて、スラム学校建設のためのクラウドファンディングにチャレンジ中です!
このインドのスラムプロジェクトの成功が、世界各地にあるスラムを改善する第一歩となります。
ぜひ皆様のお力をお貸しください。
▼READYFOR? 世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設
https://readyfor.jp/projects/slumschool

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2014年3月15日(金) 7日目-1

朝の7時半にロビーに集合。
本日の1日のスタートは、みんなでチベット寺院の周りのお散歩から。
とその前に、腹ごしらえをしとかなきゃ!
というわけで、今日の朝食はここに決定!
image

こ、これ、お店!?(笑)

外観だけで判断したら、日本だったら絶対に入らないだろうなぁ(^^;;
こんなところで食事する体験も、ある意味貴重。
スタディツアーに参加すると、精神的にもたくましくなること間違いない!(笑)

パン生地の作り方を撮影。
へぇ〜、生地の中にジャガイモを練りこんでいくのかぁ。

チャイ10ルピー×14杯とパン生地20ルピー×6枚。
全部で260ルピーで1人4ルピー(約7円)の激安モーニング!

店のとなりでは、新しい店でもできるのかな?
作業員がスコップを使って協力して作業している。
おお!これって助け合いの精神から生まれた、なかなかのGOODアイデア!

食後、チベット寺院の周りにあるお散歩コースへ。
お散歩コースから眺める景色が最高!そして自然もいっぱい!
image
image
image
image
image

道でのんびりとくつろぐ牛さんやお猿さんたちに朝のご挨拶。
image
image

お散歩コースの途中には、いたるところでマニ車を回す姿が見られる。
image
image
チベットでは、心身込めてマニ車を回すと、回した分量の真言を唱えたことと同じ功徳があると言われている。
チベット人は信仰心が強いので、こうして毎日マニ車を回すのが習慣化しているのだろう。
私たちも前の人に続いてマニ車を回していく。

後ろを振り向くと、2人の僧侶もマニ車を回しながら歩いている。
image
足の悪い僧侶とその付き添いをする僧侶かな。
ところが2人をよく見ると、実際は後ろの僧侶が盲目で、その僧侶を足の悪い僧侶が引率していたのだ。
他人のために何かをしている姿は、見ているこちらも優しい気持ちにさせてくれる。
利他思想の浸透しているチベット人だから、こうした助け合いが自然と当たり前のようにできているのかもしれない。

お散歩途中で、しばしチャイTime。
image

気持ちよくお散歩を終えて、ホテルへ向かう。

帰る途中、メンバーから「さっき北條さんの看板みましたよ!」ってみんなが言ってくる。

へぇ?俺の看板!?
なんのこちゃ?

訳が分からず歩いていると、あっ!ホテルのそばにある自分の看板発見!
image
あはは!我ながら似てる(笑)

アニキー!やっと見つけたよ!
幼い頃生き別れてしまったけど、ここで元気に暮らしていたんだね!(ウソ)

10時半前にタクシー2台でノルブリンカへ向けて出発。
通常ノルブリンカまではここから片道400ルピー、往復割引で600ルピーが基本。
観光中に待機させておく場合は1時間あたり100ルピーずつ追加する。
今回は帰りの道中で奨学生が通う大学に寄る予定。
それも含めて、時間のチャージなしで往復800ルピー(約1400円)/台で商談成立。

車は、露店の並ぶ細い道を走り抜けていく。
これだけ多くの人が行き交う中で、ドライバーはぶつかりもせずホントうまく運転するもんだなぁ。
と思った矢先に、ドンッ!
えぇ~!?今、人とぶつかった!?
大丈夫か!?相手は現地の人みたいだけど…
んん!?大丈夫みたい!?車はそのまま走り出す。
オイオイ、行っちゃっていいの!?日本なら人身事故で間違いなく警察沙汰なのに(+_+)
何事もなく走り出していった、そのこと自体にビックリ(笑)

窓から見える大自然を満喫しながら、11時前にノルブリンカ到着。
image
入場料の50ルピーを入口で支払う。

■ノルブリンカ芸術文化研究所
ノルブリンカは宝(ノルブ)の庭(リンカ)という意味があり、ダラムサラの中心部からはかなり離れた静かな山間にあります。
ラサにあるダライラマ法王の夏の離宮「ノルブリンカ」から名前がつけられたこの研究所では、チベット仏教の精神的・文化的遺産、伝統芸術・技術を保存し発展させるための取り組みが行われています。
ダライラマ法王の日本語通訳をしているマリアさんが、建設時に設計を担当しました。
敷地内では刺繍、木工、織物などの職業訓練所のような部屋がいくつもあって、中を見学することができます。
実際、ここはチベット人の社会復帰のための作業場です。
チベット人が異国の地で経済的に自活することも目指しており、タンカ絵師や仏像の彫師を養成するコースや裁縫・刺繍の職業訓練の教室なども設けられています。
受付で許可をもらえば、案内人と一緒に中を見学することが出来ます。
また、広い敷地内にはレストランやオープン・カフェのような食事ができるところもあります。


image

タンカを描いている部屋の中を見学させてもらう。

約縦1m×横2mのこのデカイ絵はここまでで半年、完成までには1年はかかるらしい。
image
image
image
確かにこれだけ大きな絵に対して、細かいところまで描いていったらそれだけかかるだろう。
線を書き入れていく1本1本の作業が一発勝負!
それにしても、毎日細かい作業を1日中し続けるという集中力がスゴイ!

この刺繍を縫い付ける作業もメッチャ細かい。
自分がやったら指が穴だらけになりそうだ(^_^;)
image
image

仏像なんかも、カンコンカンコン、一つ一つ手作業で作っている。
image
image
こうした専門の職人を育てる地道な取り組みがあってこそ、チベットの伝統文化は継承されていくのだろう。

敷地内ではお土産屋さんとしてのショップも完備していて、今回もここでチャリティ商品の買い出し。
店内に並んでいる商品はどれも素晴らしい。
日本の皆さんにも写真で伝えたいが、残念ながら店内は撮影禁止。
ノルブリンカを訪れた際に、ぜひご自身の目で確認くださいね。

お腹も空いてきたので、敷地内のカフェでランチTime。
image
image
image

味もまあまあだし、値段も250ルピー(約430円)で安い。
自然の中でのランチ。
周りも外人さんばかりで、ここがインドの山奥だというのを忘れてしまう。
ちょっとしたオシャレな気分で、お腹も心も満足!
ゆったりの~んびりと時間を過ごして心も身体もリフレッシュしたい方には、ぜひオススメのスポットです(^^)

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎日の応援クリックだけで、日本からでも年間4~5人の有望な奨学生を救うことができます!
一日一クリック!手軽な社会貢献に、ぜひご協力ください!(^^)
『NPO法人 Rainbow Children』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~

励みになりますので、こちらもクリックいただけると嬉しいです!
にほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村

2014春☆スタディツアー Vol.20 (6日目)【チベット子供村(TCV)訪問】

今回もチベットの子供たちと交流してきました。

今回訪れたのは中央チベット政権(CTA)教育省が管理する学校の中でも、学力No.1の学校です。

日本で言えば開成や灘高レベル!?

長きに渡って世界的に大きな社会問題となっているチベット問題。
いつの日か学校を卒業した彼らが、この問題を解決する大きな存在となってくれることを願って止みません。

※現在READYFOR?にて、スラム学校建設のためのクラウドファンディングにチャレンジ中です!
このインドのスラムプロジェクトの成功が、世界各地にあるスラムを改善する第一歩となります。
ぜひ皆様のお力をお貸しください。
▼READYFOR? 世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2014年3月14日(金) 6日目-3

教育省でミーティングした後は、子供たちの待つチベット子供村(TCV)へ。

教育省が用意してくれたシボレーに乗車して、トゥプテンと教育省の人達とともにTCVに向けて出発!
image

途中でランチTime。
image
なんと食事代は全員分、教育省からのオゴリとのこと!
わーい!わーい!*\(^o^)/*
たった1人70ルピー(約120円)だけど、その気持ちが嬉しいね!
image

マトンカレーを注文して、インドの地元の食生活を体験。
しかもカレー食べ放題のバイキング形式!
image

「ご飯のお代わりは?」
「カレーはもういらないの?」

店員はしきりにお代わりはを勧めてくれる、
気持ちは嬉しいが、さすがにもうお腹いっぱいです!(>_<)
image

食後再びTCVに向かってレッツラゴー!
それにしても、ホント今日も天気がめっちゃいいわ!
image
気温も寒いどころか、暑いくらい。
Tシャツ1枚でも全然OK!
しかし一年前に石川さんが来た時には、こんなに暑い日は一日もなかったそうだ。
前もって3月のダラムサラは寒いよって聞いていたので、防寒装備でGパンの下にパッチ履いてきたけど、全然いらなかった(^^;;
逆に暑くて脱ぎたい!
※ちなみに関東ではパッチのことモモヒキって言いますね(笑)

窓の外に広がるヒマラヤ山脈の素晴らしい景色。
こうした大自然に囲まれた生活は、現代人が抱えるストレスなんてものとは無縁の生活なんだろうなぁ。

チベット子供村(TCV)ゴパールプルに到着。
image
image
この学校は教育省が管理するすべての学校の中で、No.1の学力を持つ子供たちが集まる学校である。
ちなみにトゥプテンの子供は二人ともこの学校に通っている。
トゥプテンは親として鼻高々だろうね!

この学校では、何故頭のいい子が育つのか。
まず、勉強に集中できるカリキュラムと設備が揃っている。
そしてズバリ!
何よりも周りの環境が素晴らしい!
山の中にあって周りには何もない。
つまり誘惑するものが何もないのだ(笑)(^^;;

大自然に囲まれた環境。
こうした環境で学ぶことが、チベット人の利他精神という心を育てていくいくのだろう。
毎日こんな素晴らしい環境の下で成長していったら、不良になる方が逆に難しいのでは?
image

学校の敷地内を散策する。
image
image

出会う子供たちは、みんな礼儀正しく賢そうな顔をしている。
image
image

教室で授業を受けている子供たちの、真剣なまなざし。
image
image

英語のヒアリング教室の設備がすごい!
英語の映画をイヤホンで聞きながら、学んでいる。
ここでは最先端の設備によって、子供たちの学力を引き出しているんだなぁ。
image

最新のコンピューター設備もバッチリ!
image

図書館には専門書がズラリと並び、とても高校生が読む本だとは思えない。
image

▼ゴパールプルTCV
この学校に通う生徒は、1200から1300人ほどで半数は両親が本土にいます。
許可越境できるのは、親が中国政府で働いている家庭だけです。
image
image

28〜30名が共同生活をして寮父両母がいるホームが30あり、10年生の時点で試験を受けて、優秀ならセラクイ校や南インドに転校出来ます。
残る11,12年生が暮らすホステルが3つあります。
image

暖房はありません。
洗濯は自分たちで行い、小さい子はお兄さんお姉さんに教えてもらい、食事は一日3食、マザー(寮母)が作ってくれます。
image

☆一日のスケジュール
5:30 起床、お祈り
6:00 朝食、掃除
7:00 学校
10:30〜10:45 休憩
10:45 授業
12:30 昼食
13:30 授業
16:00 終了
18:00 夕食
〜20:30 宿題
21:30 消灯

土曜日は半日授業、午後は休み。
日曜は一日休みで、この日だけはここでみんなでTVが見られます。
image

2008年以前は、ひとつの学校に年間20人越境入学していました。
しかし、中国とネパールの越境引き締めによって、2008年以降は2人もいません。
そこで、本土だけでなくヒマラヤの子供たちを積極的に受け入れるようになっています。
image

1〜5年生まではチベット語での授業を行い、6〜12年生は英語で授業をしています。
チベット本土では、チベット人にもかかわらず母国語であるチベット語での授業が中国共産党によって規制されています。
しかしここでは、きちんと母国語での授業が受けられます。
私たち日本人が、日本語で授業を受けられないようなもの。
普通に学べることが幸せな世界って、理解出来ます!?
本来は当たり前のことなんですけどね。
image

3〜5歳の幼稚園クラスには、18人の子供たちがいます。
子供たちはおこづかいとして、一日15〜20ルピーもらっています。
image
image
image

担任制ではなく1年生から12年生まですべて科目担当制=専門方式で、かつ科目担当も毎年変わり、+ホームの寮父寮母が親代わりに見ています。
image
image

一通り学校を見学させていただいて、大自然の中でのTEA TIME。
image
image
image

16時前にTCVを後にする。
政府公用車の乗り心地はとても良く、帰りの車内ではウトウトとお昼寝しながら帰ってきた。

ちょうど1時間くらいでホテルへ到着。
朝ランドリーに出していた洗濯物が出来ていた。
277ルピー(約470円)也。

荷物を置いてチャリティ商品の買い出しへ。
image

19時からは、ダライラマ法王の日本語通訳として同行している、マリアさんとの食事会。
image

マリアさんとは、半年振りの再会だ。
マリアさんと石川さんの出会いは、初めて石川さんがダラムサラに訪れてティーチングに参加した時。
言葉もよくわからない状態で3時間法王の話を聞いていたとのこと。
この時法王の日本語通訳を担当していたマリアさんに石川さんが話しかけたのがきっかけだったそう。

前回はマリアさんのこと良く知らなかったが、ダライラマ法王の日本語通訳を任されるマリアさんって、改めてすごい人だったんだと帰国してから実感したものだった。

マリアさんとの食事中、印象に残った言葉があった。

「チベット人は決して不幸ではない。たった一人の心から尊敬する人が自分の国のトップなんだから」

その言葉に思わずうなってしまった。
私たち日本人は、国の将来を任せている政治家の方々を本当に信頼しているだろうか。
政治家でなくとも、心を満たされるような尊敬する人が1人でも持てるというのは、どれほど幸せなことだろうか。

チベット人は決して不幸ではない。
信じるものを何ひとつ持てないことが、不幸なことなんだと気付かさせる。
幸せはいつも自分の心の中にあるものなのだろう。
image

食事会は、食べて飲んで一人250ルピー(約430円)で大満足!(^^)

さらにマリアさんから嬉しい情報が。
明後日のダライラマ法王のティーチングの際には、敷地にブルーシートを敷いて石川さんの名前を貼って席取りしてくれるとのこと。
VIP席でティーチングが聞ける!?
わーい!わーい!*\(^o^)/*

明日は7時半にロビーに集合して、チベット寺院の周りを散歩。
その後ノルブリンカ訪問、奨学生の大学で撮影、ロブサンの事務所へ。
夜は一足先に帰国するひとみさんと和子さんの送別会の予定。

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎日の応援クリックだけで、日本からでも年間4~5人の有望な奨学生を救うことができます!
一日一クリック!手軽な社会貢献に、ぜひご協力ください!(^^)
『NPO法人 Rainbow Children』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~

励みになりますので、こちらもクリックいただけると嬉しいです!
にほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村

2014春☆スタディツアー Vol.19 (6日目)【中央チベット政権(CTA)教育省でミーティング】

ダライラマ法王一行が中国から亡命し、インドのダラムサラに樹立したのがチベット亡命政府です。
正式名称は中央チベット政権(CTA)といいます。

チベット内外のチベット人は、CTAを彼らの唯一の合法的政府とし、また世界各国の議会も次々と、CTAを正規の政府として認めるようになってきています。

レインボーチルドレンは教育省の協力を得て、「Rainbow Children Scholarship」という奨学金制度を2012年にスタートしました。
チベット難民の子供たちの大学進学を支援する制度です。
子供たちが自らの手で未来を切り開いていけるよう、毎回ダラムサラを訪れるたびに教育省にてミーティングを行っています。

※現在READYFOR?にて、スラム学校建設のためのクラウドファンディングにチャレンジ中です!
このインドのスラムプロジェクトの成功が、世界各地にあるスラムを改善する第一歩となります。
ぜひ皆様のお力をお貸しください。
▼READYFOR? 世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2014年3月14日(金) 6日目-2

チベット寺院を探索した後、一度ホテルへ。

今日はこれから、中央チベット政権(CTA)教育省でミーティング。
毎回ダラムサラを訪問した際には、必ず教育省を訪れている。
こうしたこまめな行動が、人と人との信頼関係というものを生んでいくものなんだろうなぁ。
海外の政府に、何の緊張感もなく当たり前の顔をして入っていくのは、ちょっとしたVIP気分!(^^)

■チベットプロジェクト
チベットプロジェクトでは、中央チベット政権(CTA)教育省の協力を得て、「Rainbow Children Scholarship」という奨学金制度を2012年にスタートしました。
チベット難民の子どもたちの大学進学を支援する制度です。
利他思想が浸透するチベットで、ダライラマ法王基金と共に未来のリーダーを育むためのプロジェクトです。
2017年には100名の奨学生を支援することを目標にしています。
詳細はホームページをご覧ください。

レインボーチルドレンでは、現在10名の奨学生を支援している。
今年の夏はさらに20名を追加して、合計30名の奨学生を支援するのが目標だ。
50年後には、1000名の奨学生が社会で活躍している予定だから、その姿を見届けるためにも長生きしなきゃ!

今回はダラムサラ支部長のトゥプテンが、通訳として同行してくれる。
トゥプテンよろしく!
image

10時過ぎ、教育省から送迎車が2台ホテルに到着。
今回からは自費で教育省に移動するのではなく、教育省の車で送り迎えしてくれることになっている。
車をよく見ると…

おお!シボレーやん!*\(^o^)/*
image
今まで移動で使っていたような、軽自動車のタクシーなんかじゃない。
センゲ首相や政府の大臣も使用されている高級車がお出迎え!
何たるVIP待遇!
レインボーチルドレンの活動にかける本気の思いが、本格的に政府に伝わってきたのだろうか。

数分で教育省に到着。

教育省の大臣室に招かれ、今回参加したメンバーを紹介する。
単なる会議室じゃなくて、一国の政府の大臣室だぜ!(^_^)v

本日はいつも打ち合わせをしているチメさんや窓口のジグメは、残念ながら不在。
しかし今日会って話をしてくれる教育大臣は、教育省の実務上のTOP。
わざわざ開催中の国会を抜け出して、私たちのために時間を作ってくれた。
image
今まで笑顔で話していた大臣が、真剣な顔つきで私たちにゆっくりと話を始めた。
トゥプテンが一つ一つ日本語に訳してくれる。

『人は実際に会って情報交換をすることが大事です。
特に若い世代、こうして日本から若い学生二人がここに来てることは非常に有意義なこと。

現在世界中に10万3千人のチベット難民が存在しています。
本土には約500万人のチベット人が暮らしています。

多くのチベットの人たちが文化を持つこと、持ち続けることをなくさないように、世界に伝えることが重要であり、利他思想の浸透するチベットの文化を伝えることは世界にとっても大事なことです。

年に二回ヨーロッパからは若い子たちがホームステイに来ています。
チベットの文化や暮らしを2週間から1ヶ月の期間で現地で体験をして、交流を深めています。
本当は同じアジアの人たちにもっと来てもらいたい。

アジアの文化には意義があります。
とても重要で守らなくてはいけません。
日本は西洋病になっていて、今こそ自分の国のこと、文化を考えなくてはならない時です。
それは、日本、ベトナム、韓国、中国といったアジア諸国とって特に大事です。
アジアの文化の、同情や菩薩心といった教えが必要です。
法王は、優しさや思いやりが必要だと考えています。

でもそれはすぐには変わりません。
もちろんひとりではできません。
こうして来ていただいたみなさんが、周りの人にチベットの現状を伝えていただいて、関係を少しずつ広げていくことが大事です。
そして大きな力になっていくことを望んでいます。
日本は民主主義なので、必ずできます。

いつもチベットのこと、学校や子供たちのことをみてくれてありがとうございます。
チベットでは税金がないので、予算は世界からの支援で成り立っています。
レインボーチルドレンが30人、50人と支援を増やしていってくれたら嬉しいです』

私たち日本人に期待しているという気持ちが、ヒシヒシと伝わってくる。
大臣は国会開催中にもかかわらず、約1時間弱も私たちに時間を割いてくれた。
感謝、感謝!

最後に大臣室で、記念撮影をパチリ!
image

大臣は記念撮影を終えると、開催中の国会へと戻っていった。

国のために自分の人生をかける、なんて素晴らしい仕事だろう。
日本の政治家は、果たして国の将来を真剣に考えて仕事してくれているのか?
もちろん私たちも、自分たちが暮らしている国のことをもっと真剣に考えなくてはならないだろう。
image

さあ、午後はチベットの子供たちに会いに行くゾ!(^^)/

つづく…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎日の応援クリックだけで、日本からでも年間4~5人の有望な奨学生を救うことができます!
一日一クリック!手軽な社会貢献に、ぜひご協力ください!(^^)
『NPO法人 Rainbow Children』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~

励みになりますので、こちらもクリックいただけると嬉しいです!
にほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村