ポカラのチベット人居住区へ行ってきました②

インド駐在ボランティアの三輪です。

ポカラを旅した前回の続き、もうひとつのチベット人居住区をレポートします。

もう1つは ”Tashiling Tibetan settlement”

こっちは観光地のレイクサイドから近いため自転車で簡単に行けたり、近くに観光地として有名なDevi’s FallとGUPTESHWOR洞窟があるので、合わせてツアーの一部になっていたりして、観光客がいっぱいいました。

 


Tashiling居住区の入り口周辺。

 


すぐ近くのGUPTESHWOR 洞窟。面白そうです!!


この居住区には500人の人が生活します。

こちらもチベット寺院、集会所、チベット居住区の事務所、学校、診療所、職業訓練校などあります。

もう1つの居住区よりは、、小さいかな、、

ただ、観光客向けの施設が充実しているかなと感じました。

 


チベット寺院の入り口。

 


寺院の中、ダライ・ラマ14世の写真がありました。

 


こっちもカフェ、民芸品売り場あります。

 


チベットカーペット用の生地を作っている職人さん。

 

チベットカーペット用の生地。

 

カーペット売り場、僕も買いました!!

 


歴史展示館あります。チベットからネパールへの移動の歴史等、見れます。

 


チベットの方達の居住区。

 


このTashiling居住区にはレインボーチルドレン奨学金3期生であるPemaさんのお姉さん、Tsering Lhamoさんがナースとして働いています。

彼女にこの居住区を案内してもらいました。

Pemaさんのお姉さんがここで唯一の看護士。

お医者さんはいなくて、週1回、市街地から来ています。

お姉さんはカトマンズ生まれ、インドのマンガロールで大学を卒業した後、ここで働いています。

 


Pemaさんのお姉さん。働いている診療所で。

 

今回ポカラを訪問して思ったのは、インドにいるチベットの人たちより、苦しい状況だな、、ってことでした。

チベットの人達はネパールの中で仕事に就けないので、自分達で仕事を作っていくしかない状況です。

僕は日本人に生まれて、簡単に仕事にありつけて、恵まれているって思いました。

アフリカでも思いましたが、「仕事がない」これが1番の課題だと、やっぱり思いました。。

彼らがもっと観光客を呼び込めれば、、、

もっと良い商品を生み出す力があれば、、

 

生まれた場所、環境が違うだけ、ここまで生活が違う、、

ということを改めて感じました。

日本人に生まれたってだけで幸せだと感じます。

そしてチベットの方々の苦境を改めて感じました。

国がないというのはここまで人を苦しめるのか、、、

と感じました。

 

ポカラ、また来ます!!景色サイコー!


今回はポカラだけの予定でしたが、、、

予定より早くカトマンズに着いたので街中を散策してたら、面白いチベットレストランを見つけました。

カトマンズのタメル地区で一番古いレストラン。

チベットの方が最初にレストランを始めたそうです。

有名な観光スポットのようで料理、美味かったです。

オススメです!!


タメル地区にありました。

 

1971年から。歴史が古いです。

 

Ping shaというチベット料理。旨かったです。


今回は滞在し慣れたポカラへの里帰りのつもりでしたが、自分の知らないポカラの一面を知ることができました。

チベット居住区はチベットの方達の生活を見れる良い場所です!

みなさんも一度訪れてみてください!

 

 

ポカラのチベット人居住区へ行ってきました①

インド駐在ボランティアの三輪です。

昨年10月6日~8日とネパールのポカラに行ってきました。

インドがダシャーラで休みだったので、連休を利用して行ってきました。

以前の職場でポカラに4ヶ月程滞在した経験があり、その時にものすごぐ良い街だと感じて気に入っていたので、是非また訪れたいと思ってました!ってことで里帰りをしてきました。

ポカラはパックパッカーの聖地!

いろんな国の人達が集まって、美味しいお店いっぱい!

人もいい人ばかりでとても落ち着きます!

街から見れるヒマラヤ山脈の景色が最高です。

朝日を見るスポットもあります。

他にもヒマラヤ山脈へのトレッキング、ラフティング、パラグライダー、バンジージャンプ等、アクティビティもいっぱいです。

 

そのポカラで今回は2つのチベットキャンプ(居住区)を訪れました。

”Tashi Palkhel Tibetan settlement” と ”Tashiling Tibetan settlement” です。 ”Tashi Palkhel” は街中から離れたHemjaという地域あり、”Tashling” はポカラの市街地の南にあります。

観光客を積極的に呼び込もうとしていて、ポカラの観光スポットの1つになっています。チベットの方の生活が見れたり、チベットの民芸品が買えたり、チベット難民の歴史が見れるようになっているオススメの場所です。みなさんポカラに来たら是非訪れてください!!

 

さて、最初に訪れたのは ”Tashi Palkhel Tibetan settlement” です。

ポカラの市街地から離れたHemjaという地域にあり、ポカラ街中より標高が高いです。セティ川が近くを流れていて、気持ちが良い所です。

セティ川が近くを流れています。

 

ただ、こんな場所にチベット人居住区があったなんて全く知らなかったです。

僕も以前、何度もこの前の道を通り過ぎていたのですが、全く気づかなかったです。ただよく見れば、チベット文化が感じれらる建物が建っていました。

居住区の入り口?わかりずらい。。

 

ここには約650名のチベット人、150の家族が住んでいます。

チベット寺院、市民の集会所、コミュニティの事務所、小学校があります。チベット難民のみんながここで集まって生活しています。観光地として、民芸品売り場やカフェなんかもありました。

チベット寺院の入り口。

 

チベット人コミュニティの事務所。

 

チベット人の小学校。

 

観光客用?のカフェ。

 

チベット人の集会所。

 

民芸品売り場。

 

民芸品を売って自分達の生活費を稼いでいます。

 

週一回ここでお祈りをします。

 

お祈りの場所からの景色。チベット寺院が見れます。眺め最高です!

 

 

このチベット居住区の人達の生活はとても厳しいです。

小学校は居住区の中にあるのですが、中学高校はポカラの街中の学校へ行っています(車で45分はかかります)。

そして、大学となるとネパール国内では行けず、インドに行くしかないのです。

ネパールでは高等教育を受けれません。

インドへ行くとなると費用も大きくかかってしまい、ますます苦しい状況です。

あとで紹介するペマさん(レインボーチルドレン奨学金3期生)のお姉さんはネパール出身ですが、インドの大学行ってました。。

なるほど、こういう状況なんだなと改めて感じました。

 

さらに難民であるチベットの方々は仕事にほとんど就けず、働く機会がないのです。

自分達の村で野菜を作ったり、鳥を飼ったりして食料を調達してました。

他には、自分達で民芸品を作って売っています。

ただ、この ”Tashi Palkhel” は観光地であるポカラの街中とは違い、ここには観光客がほとんど来ません。そのため民芸品の売り上げもよくないそうです。

僕がいた時も僕をのぞけば観光客は3人だけでした。。。

 

大道路から見える ”Tashi Palkhel” チベット居住区にある建物。

 

それでは、もう1つのチベット人居住区 ”Tashiling Tibetan settlement” へ行ってみたいと思います。

その②へ続く

 

 

奨学生のその後レポート。Tsering Tharchinさん(4期生)

 

レインボーチルドレンの元奨学生。Tharchinさんです。

JNU(Jawaharlal Nehru University)で中国語を専攻していました。2019年5月に修了。詳しくは奨学生レポート(http://rainbowchildren.holy.jp/archives/7667)をご覧下さい。ちなみに今もJNUで勉強しているTenzin Daselさんとは友人です。

 

今(2019.8.18時点)は大学時代から続けていたラジオ局の仕事と中国語の翻訳の仕事をしています。翻訳の仕事はチベットで起こっているニュース(中国語)を翻訳して、インド、チベットの人に伝えています。

 

そして8月26日(2019.8.26)の週からは台湾の大学へ留学です。中国語をさらに勉強します。1年間の予定ですが、可能なら延長してPhD(博士)を取りたいと思っています。もっと中国語、中国文化を理解したいそうです。

 

奨学生レポートにもある通り、Tharchinさんはチベットの権利を取り戻すために頑張っています。「壁は高いけど、ずっと立ち向かっていくつもりです。」と言ってました。6月にはTibet action instituteというアメリカのNGOが開催する活動家のためのワークショップにも参加し、研修を受けました。

 

活動家なので、最近の日韓関係に関するニュースだったり、スーダンの緊張状態、アフリカにおける中国の存在感など、、、色々知っていてすごいと思いました。

 

JNUの大学にも中国人がいると思うのでどうしてるんだろうと思い聞いてみたら、、

「まず彼らは政治は関係なく友達です。“今日は政治を抜きにして喋ろう”といったこともありました。そして、少しずつチベットの現状のことも話していきました。最初はチベットのことはあまり理解してもらえませんでしたが、徐々に理解してくれるようになりました。」



素晴らしい姿勢!なるほど、と思いました。人と人同士は仲良く。そして活動家として、チベットの権利のために動き続ける。良い活動家です!

 

大学生の時の想いそのまま、自分の目標に向かって突き進んでいます。カッコいいです。このまま負けず、その姿勢を貫いていって欲しいと思います!!

まずは台湾で頑張れー!!!!

 

 

ダラムシャーラ旅行記②教育省訪問(駐在ボランティア三輪)

チベット亡命政府、教育省の訪問。

ダラムシャーラ訪問中の6月10日、チベット亡命政府の教育省をインターンのあおいさん共に訪問させてもらいました。

教育省の訪問、、日本で言うなら文部科学省を訪問させてもらう様なもの。。普通ならありえない。。こんな機会があるなんて、、、正直めっちゃ感謝です!!

まずはレインボーチルドレンともっとも関わりが強い奨学金部門へ行きました。

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Section Head のSonamさん(薄い青の服の方)を訪問し、話を聞かせて頂きました。

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ここが奨学金の管理をしています。

奨学金の支援はレインボーチルドレン等のNGOや個人からとアメリカとカナダの支援があるとのこと。

ニードベースという親の居ない人、片親の人など学校に行くことが難しい状況に居る人を優先して奨学金を支給するやり方をとっています(反対がメリットベース)。

奨学生が奨学金を継続して受け取るには一定以上の授業の出席率と成績をクリアしないといけないそうです。そして学生達の成績をまとめ、毎年ステイクホルダーへ提出しています。この成績レポート提出がステイクホルダーから資金を受け取る条件にもなっています。

今現在、1000人程度の奨学生がいるそうです。女性の割合が多く、真面目なのも女性が多いそうです。たしかに、自分のこの1年色々会ってきたレインボーチルドレン奨学生も女性の方が真面目な人が多かったと感じました!!

ちなみにチベット社会におけるジェンダーバランスは均等だそうです。うちらが訪問した教育省もほぼ女性でした。大臣も女性でした。これはすごいと思いました。インドではまず見ないし、アジア、アフリカの政府機関の人達も男性が半数以上だったので、このチベットのジェンダーバランスの進み具合はすごいと思いました。。

現状の奨学金制度の課題は資金だそうです。資金源はドナーからで、チベット学生が大学を卒業するためには最低3年継続して支援が必要なので、この支援を継続してもらう事が最大の課題とのことです。

確かに、亡命政府だと、税金とかないかも、、あってもそんな多額な資金は集められないだろうな、、と思いました。あらためてレインボーチルドレンの活動が奨学生にとって、非常に大事だと感じました。

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その後、奨学金部門スタッフのSangayさん(赤い服の人)が忙しい中、教育省を一通り案内してくれました!!!

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教科書作成部門、Counseling部門、Academic部門と案内してもらいました。

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そして、、、なんと!!!教育大臣(下の写真の方)にも、面会させて頂きました!!! なんかもうめっちゃびっくりしました。

大臣は元の学校の先生で、大学でマネジメント等も経験してから、亡命政府に入り大臣になったそうです。とても良い感じのひとでした。

大臣から教育省の今のビジョンについて、話を聞かせてもらいました。2つありました。

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1つは、海外に散ったチベット人へチベット語・文化の教育機会の確保すること

海外に居る人達は学校やコミュニティ内でチベット文化を教わる機会がないです。なので、彼らはチベット文化を忘れていってしまう。だから、土日などにチベット語の授業をする。コミッティー(集会)を作って、チベット文化に触れる機会を作る。チベット人の集まるコンファレンスやワークショップをオンラインで実施して、世界中のチベット人とつなげる。といった事を計画しているそうです。

2つは、インド・ネパールにあるチベット人学校で新しい教育ポリシーを実践すること

そのポリシーは現代の教育(西洋、インドの教育)と伝統的な教育(チベット古来の教育)の融合です。ポリシーは作成済みであり、その実践を今勧めているそうです。

そのポリシーは

・教育は知識だけを得るのではなく、よき人になるためのものという考え。

・Secure ethnics⇒おもいやりや、話し合いを重要視する考え方。(この言葉はマクロードガンジの中でも見ました)

・まずはチベット語しっかり教える。英語はClass4(9、10歳)から教える。

・チベット仏教の考え方を指導する

といったのがあるそうです。

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教育大臣から、こんな話しを聞けるなんて感動でした。忙しい中、我々ボランティアに時間をとってくれるなんてすごい、器のでかい人なんだなと思いました。感謝でした。

ダラムシャーラ訪問で感じたことは、-ダラムシャーラの人はチベットの文化を守ることと知ってもらうことを大切に考えている、と感じました。マクロードガンジで会った元レインボーチルドレン奨学生も、サラ大学に滞在していた学生も、自分達のチベット文化を大事なことと考え、チベットの言葉や歴史を学び、それを後世に伝えることを考えていました。他にもチベット文化に関する本を出版し、チベット文化をアピールしてました。

そして、ここ教育省の方々も自分達のチベット文化を守るような教育を進めているなと思いました。

チベットの人達は自分達の国がなく、自分達の言葉、文化、歴史を学ぶ機会も限られてる状況です。なので、チベットの人々は自分達の社会の存続の危機を感じていて、それを守っていく事、広めていく事が重要で、切実な課題だと感じている、と感じました。日本に住んでいて、人口が1億以上いて、しっかり国が存在している僕らからはちょっと想像できない状況なんだと感じました。

インドやアフリカで非衛生でインフラの整っていない中で生活し、教育や医療を十分に受けられない人々が居る国。独裁政権の中でまともに情報が得られず、発言もできない中、生活が苦しく、家族を助けるために国外に脱出して、国外から家族を支えている人々が居る国。

など色々な人、国と会って来ましたが、チベットの人達もまた違った困難にぶち当たっている人々だと感じました。

チベットの人達にとってまず大事なことは、チベット人達がこの世界にいることと、この状況を世界の人に知ってもらうことと思います。

僕にもチベットの人達の状況を広めていくことはできます。これからもここインドからチベットの方々のこと、伝えて行きたいと思います。

ダラムシャーラ旅行記(駐在ボランティア三輪)

 

かなり前の話しなのですが、、6/7-10とダラムシャーラへ行ってきました。

ダラムシャーラはチベットの政府機関があるところです。そして雰囲気もインドとは別世界の良いところです。長らくインドを旅行、滞在している人がインドを忘れたい時は最適な場所です!!

 

ダラムシャーラへはバスで行きました。デリーを22時に出発、着いたのは11時ごろでした。最後の3時間はひたすら山道を登ります。


ダラムシャーラ訪問の目的はチベット政府の教育省との面談とレインボーチルドレンの元奨学生との面談です。短期ボランティアで来ていたあおいさんと訪問しました。

ですが、目的であるチベット教育省とレインボーチルドレンの元奨学生についての話はまた別で書きます。今回は旅行記のみ(笑)

 

ダラムシャーラでは元レインボーチルドレン奨学生のTenzin Namdolさんにいっぱい案内してもらいました。Namdolさんは今はサラ大学で講師をしています。

 

 

ここがマクロードガンジ。チベット難民の人達が生活している場所であると同時にインドの避暑地、観光地です。露店がいっぱい並んでます。この時期は観光客でいっぱいでした。6月の始め、デリーは45度超える高温です。一方ダラムシャーラは30度近くでとても快適。多くの人が来ていました。



これはマニ車、これを回すとお経を唱えたのと同じ効果があるそうです。デリーのMajnu ka tillaにもありますが、こっちの方がサイズがでかいです。

そして、標高の高いとこにあるので眺めが、景色がいいです!!ヒマラヤも見れる??

こんな山の中にできた街なので、こういった道があります。こういうの好きです。

チベットの文化を守る活動も色々見られます。

ダラムシャーラのご飯おいしいです!!中華料理に近くて、日本人にとっては好みです!!

今回はホームステイさせてもらったので、家庭のご飯を食べれました!うまかったです。



チベット料理といったらモモ。これもうまいです!

朝ごはんに出てきた、バレ。チャパティによりもふっくらしてて美味しかったです。

チベット仏教の寺も見にいけます。毎朝お経を唱えててその中を見学とお祈りに行けます。また、予約が必要ですが、ダライ・ラマにも会えます!!!!(ただ、予約の数はいっぱい。かなり前から予約しないときつそうです。。)

ノルブリンカ。

チベットの文化、伝統技能を伝え残していくために作られた、技能学校、博物館、工芸品販売店を合わせた場所です。伝統工芸品が見ることでき、歴史、文化を知る事ができて面白いです。



Namdolさんが丁寧に文化、歴史について教えてくれました。

なぜか途中からインドの人も混ざり、ガイドになっていました(笑)

 

 

帰りは飛行機で帰りました。空広い!!空が青い!めっちゃ気持ちがいいです!!



ダラムシャーラはいいところです。チベットの人達は雰囲気も日本人に近いので、街を歩いていても何かほっとします。景色も良くて、食事も美味しいので、サイコーです。皆さんにもぜひ行って欲しいです!!

 

(教育省訪問レポートへ続く)

 

スラムに教室をつくる!

こんにちは、現地ボランティアの三輪です!!

今日はスラムプロジェクト、サンタン君、ジョン君の話です。

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デリーにあるスラムの子供達へ勉強を教えたり、いろいろ支援しているサンタン君、ジョン君。スラムと言うものを知ってもらうために、スラムツアーも開催しています。

http://streettoursindia.com/

(詳しくは↑のウェブサイト)

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以前のブログで書いた、レインボーチルドレンの元ボランティアの黒澤君のクラウドファンディングが成功し、学校(教室)建設が始まりました!!

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今、サンタン達が子供達に勉強を教えている場所です。あるだけましですが、、このような青空の教室なので、雨をしのげない、直射日光を浴びてしまう、夏には50度近くになってしまいます。この状態ではまともに勉強ができないです。

そこでここに屋根を作って、ちゃんとした教室を作るというのが今回のプロジェクトです!!

サンタン、ジョンは教室を作ることを心待ちにしてました。「これは僕たちがずっとやりたかったことなんだ」と何度も言われました。たしかに去年の7月に会ったときから何度も「教室を作りたい」って聞きました。それが今ようやくスタートしました。

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スラムの外でブロック、砂、水、窓、ドアなどを準備して、それをスラムまで運んで、そして砂と水をまぜて、ブロックと泥?を接着しながら敷き詰めていきます。建物を建てる専門の人とスラムの人の協働で教室を建てています。

「スラムの外から、ブロックとか重いものを持ってくるのが大変」「気温が30度超えてるので、大変な作業」「急に教室を建てだしたから警察が来た!」「まともに働かないでお金を要求する人もいる」

、、と大変そうです。

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でも「子供達がものすごく楽しみにしている!!」とサンタン、ジョンが言ってました!!無事に教室できるように願います!!


コルカタでホーリー祭りとマザーハウスのボランテイア

この1,2週間で急激に暑くなって来ました。2週間前はまだ寒くて風邪引いていたのですが、、もう35℃を超えるようになりました。急激な変化にびっくりです。

3/21-3/24と会社が休みでした。なので、今回のインド滞在で初の国内旅行!!コルカタに行ってきました。

コルカタはインドの西部にある大きな町です。ムンバイ、デリーに次ぐ大きな町です。コルカタで友人が働いているので、会いに行ってきました。

そして世間はホーリー休み。コルカタでホーリーも楽しんできました!!

インドには大きいお祭りが二つあって1つがディワリ、もう1つがこのホーリーです。他にも無数にお祭りありますが、この2つが2大お祭りです。会社の同僚や友人とも「Happy Holi」と挨拶したり、下のメッセージを送ります。

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デリー、コルカタの空港でもホーリーをお祝いするモニュメント?が置いてありました。

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ホーリーは色の掛け合いのお祭りです。ホーリー期間になると、写真にある粉があちこちで売ってます。これを直接、もしくは水に溶かして人に掛け合います。

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激しいところだと、水鉄砲(色鉄砲)で掛け合ったり、色風船を投げつけたり、、とめちゃくちゃなカオスになるとこもあるそうですが、、コルカタは少しは優しめで、すれ違う人同士で「Happy Holi」と言いながら、相手の服や顔、手に色をつけたり、ハグして色まみれにする感じでした。それでこうなりました。。(笑)

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メガネは免れましたが、色まみれ。。。これでも優しいほうです(笑)。デリー(北インド)は相当激しいそうです。

色を落とそうとして、顔を洗ったら、、こうなりました(笑)

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アバターと言われました(笑)。

掛けられた粉は中々落ちないです。服は捨てるようの服を着て行った方がいいです!でも色まみれになるのはめっちゃ面白かったです。

コルカタでやったこともう1つ、、

コルカタにはマザーハウスがあります。そこでボランティアをしました。

マザーハウスはノーベル平和賞を受賞しているマザーテレサが作った恵まれない人々で障害や病気を持った人々を助ける施設です。施設は5種類あり、その中から1つ選んでボランティアをすることができます。

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ボランティアしてる人は西洋人からアジアの人たち、日本人も勿論います。年齢は若い人から年配の人まで幅広くいます。期間は1日から数ヶ月でもボランティアできます。僕がいっしょにボランティアをした人達はイタリア人、フランス人、スペイン人、日本人が居て年齢も20代から60台くらいの人まで、そして、ボランティア期間も今日だけの人も居れば、1ヶ月以上の人など様々でした。みんなゲストハウスに滞在しながら、、ボランティアをしてるそうです。

僕が行ったのはPrem dam(障害を持った成人の男女がいる施設)です。

そこでシスターや施設のスタッフと一緒に働きます。先輩ボランティアや施設のスタッフ、シスターが指示をくれることもありますが、必ずが指示があるわけではなく、周りの人がやってることを見て、やれることを見つけていく感じでした。

僕がやった内容は、

・洋服やシーツの洗濯干し

・掃除(床の水洗い、水掃け)

・窓拭き

・休憩(チャイとビスケット、パン)

・食器洗い

・昼食用の食器の準備

・昼食を自分で取りに行けない人達へ運ぶ

・自分で食べられない人にご飯を食べさせる。

・食器洗い。

でした。

8:00-12:30くらいまででしたが、あっという間でした。他には、髭をそってあげてる人もいました。慣れてる人たちは自分達で色々見つけてやってました。

一緒にいった友人達は別の施設で、理学療法士の指示の元、施設の人にマッサージをしてたそうです。施設によってもやることは色々あるのだなと思います。

ボランティア中にホームレスだった人がこの施設に入居してくるところを見ました。。。こうやって人々を助けているのだなと感じました。

正直、ホントに役立つには1日やるだけよりも1ヶ月とかやりたいと感じましたが、、、1日だけでも貴重な体験になります。

みなさんもホーリー祭り楽しみに来て下さい!!マザーハウスでボランティアやってみて下さい!!

現地ボランティア日記~デリー・グルガオンより

こんにちは!!現地ボランティアの三輪です!!!

来て6ヶ月、ようやくですが、、インドの町を紹介します!!

チベット学生とサンタンのスラムがあるインドの首都デリー、

と僕の住んでいる街、グルガオンです。

この2つ街は隣接していてデリーの空港から30分でいけます。

まずはデリー。

古くからある街。首都。政府関係の建物がいっぱいあり、寺院、城等の観光地も多くあります。日本で言うなら東京です。

こんなところです。

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デリー門。いつも観光客でいっぱいです。

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首都なので、政府関係の建物があります。

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コンノートプレイス。デリー中心のショッピングエリアって感じです。

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これはデリー駅周辺。上3つの場所と違ってインドらしいカオスな雰囲気です。

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メインバザール。世界中からバックパッカーが集まります。ゲストハウスがいっぱいあります。


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ネループレイス。インドの秋葉原。ジャンクな電気・電子部品がいっぱい売っています。

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オールドデリーの一角。巨大ローカルマーケット。ここは機械工具を売ってるエリア。おそらく、、なんでもあります。。

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カーンマーケット。おしゃれなお店が並ぶエリア。

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デリーにあるスラム。サンタンのいた場所

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チベット人の集まるエリア、Majnu ka Tilla

そしてグルガオン。

近年急速に発展している街で、たくさんの企業があります。日本企業も多く、たくさんの日本人駐在者がいます。近代的なショッピングモールやレストランがたくさんあり、働いている人たちが住みやすい街です。実は7年前にもこの街に住んでいたのですが、、、すごい勢いで変化しています。

こんなところです。

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ショッピングモール

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サウスポイントモール。必ず日本人がいます。日本料理店も入ってます。

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ここもショッピングモール。もちろんデリーにもたくさんありますが、密集度はグルガオンの方が上です。

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高層マンション。すごい勢いで建設されています。

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サイバーハブ。ここはグルガオンの中でも異質で、高級エリア。日本で言う六本木??

デリーとグルガオン

簡単に言ってしまうと、、

デリーはローカルマーケットから高級ショッピングエリア、政府の建物と何でもたくさんある街。

グルガオンは企業が多くあり、近代的なものが集まった街。(もちろんローカルマーケットもありますが)

です。

この2つの街だけでもインドの貧しい部分、カオスの部分、発展と変化のスピードと色々な側面が見れて、圧倒されます。これがインド全土まで広がると。。。広大すぎて、深すぎて、想像ができない。すごい国だと思っています。

では、また!!これから頻度を上げて更新してきます!!!

スラムから脱出する機会を作ることができる教育~現地スラムレポート

 

こんにちは!!現地ボランティアの三輪です。

インドに来てもう5ヶ月経ちました。。あっという間に日々が過ぎていきます。

インドのこと、、いろいろと書きたいことがありますが、この前、レインボーチルドレン元奨学生のサンタン君に彼の出身地のスラムを案内してもらいました。なので、今日はスラムと、サンタン君の現在の活動について紹介したいと思います。

右がサンタン君。左はジョン君、いいコンビです(笑)

写真の右側の青年がサンタン君。レインボーチルドレンのホームページにも掲載されている青年です。
サンタン君はデリーのスラムの出身です。


このスラムには田舎で生活できない人が集まって来ています。年々大きくなっているそうです。

スラムにも電気や水はありますが、スラムの人々には料金は支払うことはできないので、違法接続です。

スラム内にもチャイ屋さん、食堂などはありました。スラムの人々向けです。

スラムの食料品売り場。スラム独自の流通ルートがあるそうで、他の場所よりも安い値段で売買されているそうです。

こちらは鶏肉屋のお兄さん。子供の頃、貧しくて田舎では生活できなかったので、親戚を頼ってこのスラムに来ました。学校には行かず8歳の頃から13年間ずーっと働いています。

スラムにも食料品などの生活必需品が買える状況にあることはびっくりしました!!でも衛生状態は良くないし、電気、水は違法接続だし、非正規に住んでいるので、十分な行政サービスは受けられないのだろうなと感じました。病気になったり、豪雨などの災害が来たりしたらたちまち生活が苦しくなる、余裕のない生活をしています。

このスラム出身だったサンタン君、レインボーチルドレンから奨学金を得て大学院に通い、無事卒業。今は自分でStreet Tours Indiaという旅行会社を起こして働きながら、自身の出自であるスラムの支援をしています。

サンタン君達の会社「Street Tours India」のオフィスはメインバザール内にあります。

「Street Tours India」の名刺

サンタン君がしているスラム支援の1つがスラムツアーです。

これはスラムに興味がある人達にスラムを見学してもらうもので、スラムに興味がある人にとっては非常にいい経験になります!!お客さんは日本人、西洋人など色々な国の人が来ているようです。サンタン君はこのスラム出身なので、スラムの人々も好意的で、安全に、詳しく案内してくれます。

今回の写真はこのスラムツアーで撮影しました。サンタン君がいなければ部外者はスラムには入れない、スラムの写真を取れない。とサンタン君は言ってました。

スラム支援しているスラム出身のサンタン君。当たり前ですが、子供達に大人気です。

スラムツアーは毎日やってます。料金はスラムの人々の支援活動資金に当てられています。

http://streettoursindia.com/
詳しくは↑のウェブサイトを見て下さい!!

 

もう1つの支援として、サンタン君はスラムの子供達の教育を支援しています。スラムには学校に通えていない子供達がたくさんいて、その子達のために英語、算数などを教えています。

スラムの子供達。多くの子供達はスラムで生まれ、そのままスラムから抜け出せずに生きていく子が多いそうです。この子達は明るく、元気でしたが、そうでない子もいます。写真は撮ることができなかったですが、死んだ目をして、13-15くらいの年齢の子でクスリをやっている子もいました。スラムにはそういう部分も勿論あります。

サンタン君は自分自身がきちんと教育を受け、大学に通い、仕事を得て、スラムから抜け出せたように、他の子供達にも教育を受けてもらって、スラムから抜けだして欲しいと思ってスラムの子供達の教育を支援しています。

ただ、現状はまだまた課題がいっぱいです。教材、ノート、文具など授業をするための環境が十分ではないです。スラム内には教室もなく、青空の下で授業をしています。

そのため、現在(2018/12/26から)、この教育環境の改善のため、レインボーチルドレンの元ボランティアの黒澤君がクラウドファンディングを始めています。


https://readyfor.jp/projects/18226
もし宜しければ皆様のご支援を頂ければ幸いです。

サンタン君の頑張りにはホントに心を打たれます。奨学金を受け、大学に通い、仕事について、スラムから脱出。そして、自分が育ったスラムのために、様々な行動を起こしているサンタン君。

サンタン君のような人が増えることが理想だと感じました。

スラム出身の人がスラムから脱出する機会を作ることができる教育。

教育の支援は続けていかなくてはならない。と感じます。

 

新しい駐在ボランティアの紹介です!

 

はじめまして、三輪真司と言います。
現地駐在ボランティアとして、2018年9月よりレインボーチルドレンで活動を始めました。
よろしくお願いします。

簡単に自己紹介したいと思います。
今は、グルガオンというデリーから車で30分~1時間の日系企業の多く集まる地域でエンジニアとして働いています。

今までは、
一般企業で勤務⇒タンザニアで学校の先生。⇒ODAのプロジェクトを実施する会社で勤務。
てことをしてました。
ずっと途上国のための活動をしたいと思い、色々やってきています。インド、ネパール、バングラデシュ、タンザニア、ザンビア、スーダン、エリトリアで仕事をしてきました。
エンジニアが、途上国のためにやれることあると思っています、模索している日々です!!

タンザニアで学校の先生をしていた時の写真。遠くに写っているのが自分です(笑)

インドでも途上国のための活動をしたいとしていきたいと思い、レインボーチルドレンの活動にボランティアとして参加することにしました。
教育は発展途上国の人々にとって、貧困から抜け出す可能性が得れる大事なチャンス。そして世界の多くの課題を解決するための全ての基礎だと思っています!!インドとチベットの学生が教育を受ける機会を得れるように活動していきたいと思います!!

インドとの繋がりは、大学生時代に初の海外旅行で訪れた最初の国がインドでした。その時は3週間くらいでコルカタ~デリーを行った黄金ルートでしたが、衝撃を受けまくりました。と同時に2度と行くもんかと思いました(笑)。

2度と行かないと思っていたのですが、その2年後にすぐに行くことになりました(笑)しかもその時は旅行でなく、仕事で1年半程の滞在でした。旅行の時には見れなかった色んな側面からインドを見ることができました。この時にダラムシャーラへ旅行へ行きました。インドでは異質な光景にちょっとびっくりしたのと同時にチベットの人たちに親近感、安心感を感じました。

そして、今またインドです。今回のインドも日々濃くて、インドは飽きさせない国だと感じています!!

これからインド現地からのインドのことと奨学生レポート等、レインボーチルドレンの活動を紹介していきたいと思います。よろしくお願いします!!