Tenzin Kunsang
Kunsangは、Guru Gobind Singh indoraprastha大学の工学部に通う1年生です。
彼の専攻はインフォメーションテクノロジー。元々は、同じ学校に通うTenzin Dakarと同様のコンピューターサイエンスを専攻したかったそうですが、入学時の点数がわずかに足りなかったそうです。そのため、コンピューターサイエンスとあまり変わりのないインフォメーションテクノロジーを選択しました。
将来の夢は、ゲームプログラマーです。コンピューターゲームの分野で活躍し、特にチベット社会に対して何か働きかけていきたいと話していました。コンピューターゲームを開発していくことが夢ですが、自身もゲームをするのが趣味の一つのようです。週末は、大学の同じ寮にいる友達と集まって、ゲームを楽しんでいるようです。
また、放課後はDakarと共にサッカーをして楽しんでいるようです。暗くなるまで、みんなで練習に励んでいるのだそうです。
大学を卒業後は、インドにあるITに特化した大学院に進むことを考えています。ゲームプログラマーになるためのさらに専門的な知識をつけたいと話していました。
両親はダラムサラ近くのBirに住んでいます。現在は、ウィンタービジネスでグジャラティにいるそうです。彼の家族はグジャラティでアクセサリーを販売しています。お姉さんが一人いて、彼女はデリーにあるメンツィカンで働いています。同じデリーにいるので、たまに会ったりしているそうです。
中学3年生まで、ダラムサラ近郊にあるTCVに通っていました。その後、デラドゥンの学校に移りました。高校では、文系、商学系、理系の三つのコースがあり、高校の2年間ではコースに分かれて重点的に学び高等教育へつなげるというシステムがあります。彼はサイエンスコースを選んだそうです。そして、現在に至っています。
今回は、同じ大学で同じ学部のTenzin Dakarと一緒に会いました。Kunsangは、午前中に試験があったのでそのあとに駆けつけてくれました。笑顔の素敵な青年です。二人ともまだまだあどけなさが残り、先輩の奨学生とはまた異なった初々しい雰囲気がありました。今後、垢抜けていくんだろうなぁ…と勝手に想像しています。彼の将来が楽しみです。