Vol.62 コラム ちびっとインド情報【旅行中のトラブル事例集】


Vol.62 コラム ちびっとインド情報【旅行中のトラブル事例集】

2013年11月29日(金) 【旅行中のトラブル事例集】

今回私たちは大きなトラブルに巻き込まれることなく、無事にインドを旅することができました。

しかし、スリやボッタクリの被害は日常茶飯事のインド。

些細なトラブルであれば、インドでは『勉強代』だと思って笑って済ませるくらいの心構えが必要です。

トラブルに遭わないようにするには、それこそインドへ行かないのが一番。

ですが、トラブルを恐れてこの素晴らしい国に行くことを諦めるのは実に惜しいですね。

そこで被害を最小限に抑えるためにも、よくあるトラブルの事例を紹介しておきます。

川柳形式ですので頭のすみっこにでも入れておいてくださいね。

旅行中のトラブル事例とその対策

①『初めての インドの夜は 要予約』
空港で:深夜の空港でタクシーに乗ったら「指定したホテルは今日は満室」と言われ、別のホテルへ連れて行かれ、法外な料金を請求された。
対策:初めての旅行者は、航空券と1泊目の宿泊、空港からホテルまでの送迎をセットにしたプランを選ぶなど、多少値が張っても安心を優先させてください。

②『「窓口は 今日は休み」は 嘘ですよ』
駅で:ニューデリー駅にて、2階の外国人専用窓口に向かっていると、「今日は休みだ」と教えてくれたインド人に別の旅行会社へ連れて行かれ、法外な手数料を請求された。
対策:一見親切そうなインド人にも要注意。駅員の制服を着た男性に「このチケットでは乗れない」と言われ、新たなチケットを買えと請求された事例も。客引きをする旅行会社は初めから疑ってください。

③『従業員 絶対部屋に 入れないで』
ホテルで:従業員が理由をつけて部屋に来てはチップをねだったり、ドアを何度もノックされたりした。
対策:チェーンロックがないホテルも多いので、ドア越しに要件を確認し、絶対部屋に入れないように。ほとんどはチップが目当てですが、特に女性は用心して対応してください。

④『カードでの 会計時には 要注意』
店で:買い物の支払い時、クレジットカードで支払おうとしたら、金額欄に細工をされたり、目を離した隙にコピーされたり、店員に騙された。
対策:インドでは日本人観光客をターゲットにした詐欺まがいの店が多く、その手口も巧妙。クレジットカードを使用する際には片時も目を離さず、単位や通貨までしっかり確認を。

⑤『食べ物を 勧められても 食べちゃダメ!』
街中で:電車での移動中に、親しくなったインド人に勧められた飲食物を口にしたら気を失った。睡眠薬が入れられており、目覚めた時は身ぐるみ剥がされ、知らない場所にいた。
対策:見知らぬ人に勧められた物は絶対口にしない。しつこく勧める人は要注意。自分の飲み水に睡眠薬を入れられる場合もあるので目を離さないで。

⑥『インドでは 日本人女性が 狙われる』
街中で:街でナンパされたインド人に滞在先を教えたら、何度も電話をかけてきて、ホテルに来られた。
対策:カースト制の影響などにより、自由な恋愛が難しいインドでは、外国人、特に日本人女性はナンパのターゲットにされやすい。曖昧な態度を取ると誤解を招く恐れもあるので、嫌な場合は毅然とした態度で断るように。

⑦『客引きが しつこい時は ボッタクリ』
移動時に:客引きするリクシャーやタクシーに、目的地とは違うところへ連れて行かれ、ボッタクられた。
対策:運転手とお土産屋や、旅行会社、ホテル、さらには警察官までもが共謀して観光客をだます手口も見られます。連れて行かれた先で、宝石や絨毯の運び屋を頼まれる詐欺事件も。プリペイドタクシーなら運転手が割り出せ、犯罪発生率も比較的低い。

⑧『支払い時 少額だって 気にかけて』
移動時に:タクシーの支払い時にRs.500札で支払ったにもかかわらず、隠していたRs.100札を見せて「足りない」という態度を見せ、ごまかそうとしてきた。
対策:払い直してしまえば相手の思うツボ。ささやかな金額であっても、手渡す際に目視で確認し、金額を声に出しながら相手に支払おう。
(昭文社 まっぷるより抜粋)

明日は最後の観光地、アーグラー城です。

つづく…。

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