2015年度のレインボーチルドレン奨学金を送金完了しました(チベットプロジェクト)


 

今期50名分、4,027,158円 (INRs.22,16,652) の送金を9/17付完了しました。皆様へご報告と共に御礼申し上げます。

全てチベットの学生たちがインドの大学で学ぶための今年1年間の学費となります。新入生27名と継続23名の合計50名ですが、全員の名前、大学名、専攻を含む奨学生名簿を後日公式サイトに掲載します。

新入生27名に関しては、この秋のスタディツアーにて初対面となるので、ダラムサラ・デリー両方でミーティングを予定しています。会えるのが楽しみです!

しかし、今年の送金は大変でした。4度目の送金だったのですが、費やした時間は銀行内で5時間半、現地との電話・メールのやり取りが数十回に及び、丸3日間かかってようやく送金完了できました。

原因は不明ですが、昨年と同じ先方口座へ今年は直接送金ができなくなっていたのです。銀行の外為部門のプロ、チベット教育省の会計、政府口座支店の支店長、チベット亡命政府の財務省までが解決にあたり、僕自身もウェルズファーゴ銀行、スタンダードチャータード銀行、チベットハウス、はたまた同じくダラムサラで医学生支援を行う高須クリニックに電話を入れて調べました(折り返し今話題の高須克弥院長から直接電話をもらったのには驚きましたが笑)。

結果、(これより専門用語が並びます)
UCOがMUFGとノンコルレスになったために、UCOがコレスポンデントしてるカレンシーごとのノストロ銀行を使って、WELLS FARGOに円送金してベネフィシャリーのUCOにremitしました。結果送金手数料とリフティングチャージがかかりました。(難しいです笑)

普段外貨を扱う仕事をしていますが、ノンコル?ノストロ?ドルで送金したいのに円送金?と理解するのに大変でしたが、グローバルな金融知識を授けて頂きました。何事も経験ですね。来年からは大丈夫です。

9//21月曜日の出発を直前にして、予想外の3日間のロスは大きかったですが、急ピッチで渡航準備に取り掛かります。

しかし、円安効果で昨年まで一人あたり7万円だった学費が、一人あたり8万円と増加しています。来年度の奨学生75名体制へ向けて、ファンドレイジングの強化が急務です!