Vol.27 (4日目)【タントンルーガル音楽学校】


Vol.27 (4日目)【タントンルーガル音楽学校】

2013年10月29日(火) 【タントンルーガル音楽学校】

前回からのつづきです…

これから支援予定先の、Tangtong Lhugar (タントンルーガル)という音楽学校に向かう。

タントンルーガルは、チベットの伝統芸能を教えている学校で、今回レインボーチルドレンと共同でヒマラヤの孤児たちを引き取り、伝統芸能の承継者として育てていく第三のプロジェクトとして支援をするか検討する。

土砂降りの中、昨晩食事会で会ったトゥプテン(通訳)と待ち合わせ。

今日は通訳としてトゥプテンには音楽学校に同行してもらう。
雨の中タクシーで40分ほど、細い悪路の山道を下っていく。

ドライバーは何度も通っている道なのだろうか、かなりアグレッシブな走り!

「スリップして木や崖に突っ込まないだろうか!?」

想定外のチベットラリー体験でヒヤヒヤしたものの、無事音楽学校に到着。

音楽学校のプンツォク校長の話の趣旨は、音楽学校の経済的支援をレインボーチルドレンにお願いしたいとのこと。
生徒たちの寮の補修費、演舞台の設置費用などなど。

彼はダライ・ラマ法王も信頼を寄せる、チベット伝統芸能の先生です。

しかし、伝統芸能の継承は大事なことではあっても、レインボーチルドレンにとしては支援対象ではなく、ここまではレインボーチルドレンとしての関係はありません。

ですが、ヒマラヤの孤児たちを引き取り、チベット伝統芸能の継承者として音楽学校で育てていきたいというプンツォク校長の熱い思い。

ヒマラヤ地方には孤児が多く、孤児院が散在しています。
両親と死別の場合もあれば、経済的な理由での生別、または亡命等の様々な背景があります。

これもなにかのご縁なので、レインボーチルドレンとしては、子供たちをメインテーマに、何らかの支援はしていきたいとプンツォク校長に伝える。

話の後は、チベット家庭料理での『お•も•て•な•し』(^^)
外食ばかりだったので、こうした現地の食生活に触れられることが嬉しい。

ところが、食事中突然の停電。
ろうそくに火を灯し、暗闇の中での食事会。

すると、外から「ブッブッブー!」とクラクションを連打する音が聞こえてくる。

「何だ!?何かあったのか!?」

実はこの時、外ではとんでもない事件が起こっていたのだ。

つづく…。

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